JP3881477B2 - シリアルアクセスメモリ - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明はシリアルアクセスメモリに関するもので、詳しくはテレビ等で用いられる大容量のDRAMで構成される非同期シリアルアクセスメモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビ、VTR等に使用されるシリアルアクセスメモリは、独立する入力端子と出力端子を有し、入力クロックと出力クロックを全く異なる周波数を用いることができる。このような非同期式シリアルアクセスメモリは同時に入出力アクセスができるため、様々な用途が存在する。一例として、ビデオカメラで撮影された映像テ−プをVTRを使ってテレビ画面で見るような場合を考慮する。
この場合、ビデオカメラで映像をビデオテ−プに記録するときには、ビデオカメラシステムの同期クロックCLK1を用いる。しかしながら、VTRでビデオテ−プを再生する場合、テ−プの伸びやVTRもサ−ボ系が機械動作であるため、そのタイミングクロックは、ビデオテ−プから映像デ−タを読み出すときの同期クロックCLK1とはならず、不整波形クロックとなる。
この不整波形クロックに同期した画像デ−タをVTRで画像処理することはできないので、VTRシステム内で整った同期クロックCLK2に同期した映像デ−タに変換する必要がある。このため、不整波形クロックで書き込みが行え、読み出しを整形クロックで行える非同期シリアルアクセスメモリが使われる。
非同期シリアルアクセスメモリが使われる他の例としてパソコン画面をテレビやLCDパネル等に移す場合がある。パソコン画面の描画周波数はテレビの描画数と異なる。そこで、パソコン画面をテレビに映すには描画周波数を変更しなければならない。この場合、入力をパソコンの描画周波数で行い、出力をテレビの周波数で行うことのできる非同期シリアルアクセスメモリは非常に有効である。
【0003】
このような非同期シリアルアクセスメモリは、トランジスタとキャパシタからなるメモリセルをビットラインに複数接続したメモリコラムを多数有した2Mビット以上の大容量のDRAMアレイをデ−タ格納領域として有している。さらに非同期シリアルアクセスメモリは、入力されたデ−タを転送するライトデ−タバスと、このライトデ−タバスに接続され、入力されたデ−タを一時的に保存するライトデ−タレジスタを備えている。また、非同期シリアルアクセスメモリは、出力すべきデ−タを転送するリ−ドデ−タバスと、このリ−ドデ−タバスに接続され、出力すべきデ−タを一時的に保存するリ−ドデ−タレジスタも備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常、非同期シリアルアクセスメモリのメモリコラム数は、画像を構成するライン上のピクセル数と同じになる。大画面高解像度のテレビ画面、PC用高解像度LCDパネルに対応するようになると、画面を形成する単位ライン上のピクセル情報が多くなるため、メモリコラム数が多く必要となる。そのため、ライトデ−タバス及びリ−ドデ−タバス長が長くなり付加容量が増大する。また、数が増加した各ライトデ−タレジスタ、リ−ドデ−タレジスタはそれぞれ、ライトデ−タバス及びリ−ドデ−タバスに接続するので接続ノ−ドの付加容量も増大する。従って、増大した負荷容量によりアクセス速度が遅くなってしまう。
また、非同期シリアルアクセスメモリはDRAMアレイを有している。DRAMアレイは、大容量化の必要性のため、ビットラインピッチ、ワ−ドラインピッチを最小化して作られている。非同期式シリアルアクセスメモリにおいては、1ビットライン対ごとにライトデ−タレジスタとリ−ドデ−タレジスタが接続する必要がある。しかし、使用できるプロセスル−ルで各デ−タレジスタパタ−ンを描画するにはビットライン対ピッチが小さくなりすぎ、ビットライン対ピッチそのものを広げなければならなくなっている。これでは、チップ面積が大きくなりすぎ、普通のDRAMに比較してコストが高くなりすぎる。
この発明は、ライトデ−タバス及びリ−ドデ−タバス長が長くなり付加容量が増大しても、アクセス速度を維持し、大容量化に対してもコストの高騰を抑えたシリアルアクセスメモリを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの発明では、デ−タが入力される入力回路と、この入力回路に接続されるライトデータバスと、入力されたアドレス信号に応答して第1の選択信号を出力する第1のデコ−ダと、デ−タを一時的に記憶するライトレジスタと、ライトデータバスとライトレジスタ間に接続され、第1の選択信号に応答してライトデータバスとライトレジスタ間を導通させる第1のスイッチと、複数のメモリセルを有し、これらのメモリセルをワ−ド線で接続したメモリコラムを複数有したメモリアレイと、ライトレジスタとメモリコラム間に接続され、第2の選択信号に応答してライトレジスタとメモリコラム間を導通させる第2のスイッチとを有するシリアルアクセスメモリにおいて、ライトレジスタを所定数のメモリコラムと接続し、第2のスイッチは第2の選択信号に応答してライトレジスタと所定数のメモリコラムのうちのひとつのみを導通させた。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。メモリコラム10は一対のビット線BL1〜m、BL1〜m/に複数のメモリセル11が接続されている。メモリセル11はDRAMセルであり、ワ−ド線WL1〜nに接続されたひとつのトランジスタとキャパシタとから構成されている。メモリコラム10は、センスアンプ活性化信号SAP、SANでコントロ−ルされ、メモリセル11のデ−タを増幅するセンスアンプSA1〜mも有している。
このメモリコラム10の一端は第1のスイッチであるトランジスタ対SW1を介して、入力されたデ−タを一時的に保存するライトデ−タレジスタT1、T2...に接続される。ここで、ライトデ−タレジスタT1、T2...は2つのインバ−タからなるSRAMセルで構成されており、ライトデ−タレジスタT1、T2...一つに対してメモリコラム10は4つが接続される。第1のスイッチSW1にはライト転送信号WTR1〜WTR4が与えられ、ひとつのライトデ−タレジスタT1、T2...と一つのメモリコラム10が選択的に接続されるようになっている。
ライトデ−タレジスタT1、T2...は第2のスイッチであるトランジスタ対SW2を介して入力された信号が転送されるライトデ−タバスWD、WD/に接続されている。第2のスイッチSW2には、受取ったライト用YアドレスWYADに基づいてライト転送信号W1、W2...を出力するライトYデコ−ダWY1,WY2...が接続されている。ライト転送信号W1、W2...に応答して、第2のスイッチSW2はライトデ−タバスWD、WD/とライトデ−タレジスタT1、T2...とを接続する。
一方、メモリコラム10の他端は第3のスイッチであるトランジスタ対SW3を介して、メモリセル11から出力されたデ−タを一時的に保存するリ−ドデ−タレジスタS1、S2...に接続される。ここで、リ−ドデ−タレジスタS1、S2...は2つのインバ−タからなるSRAMセルで構成されており、リ−ドデ−タレジスタS1、S2...一つに対してメモリコラム10は4つが接続される。第3のスイッチSW3にはリ−ド転送信号RTR1〜RTR4が与えられ、ひとつのリ−ドデ−タレジスタS1、S2...と一つのメモリコラム10が選択的に接続されるようになっている。
リ−ドデ−タレジスタS1、S2...は第4のスイッチであるトランジスタ対SW4を介して入力された信号が転送されるリ−ドデ−タバスRD、RD/に接続されている。第4のスイッチSW4には、受取ったリ−ド用YアドレスRYADに基づいてリ−ド転送信号R1、R2...を出力するリ−ドYデコ−ダRY1、RY2...が接続されている。リ−ド転送信号R1、R2...に応答して、第4のスイッチSW4はリ−ドデ−タバスRD、RD/とリ−ドデ−タレジスタS1、S2...とを接続する。
【0007】
ライトデ−タバスWD、WD/は、デ−タが入力される入力端子DIに入力回路20を介して接続されている。また、リ−ドデ−タバスRD、RD/は、デ−タが出力される出力端子DOに出力回路21を介して接続されている。
ワ−ド線WL1〜nはXデコ−ダ22に接続されている。このXデコ−ダ22は、ライト用XアドレスWXADに応答してライト時にメモリセル11を特定するためのワ−ド線WL1〜nを選択するとともに、リ−ド用XアドレスRXADに応答してリ−ド時にメモリセル11を特定するためのワ−ド線WL1〜nを選択する。
なお、同一のライトデ−タレジスタ及びリ−ドデ−タレジスタに接続された複数のメモリコラム(第1の実施例では4つ)及びライト用Yデコ−ダ、リ−ド用Yデコ−ダを含めた一つのグル−プを、ここではメモリコラムグル−プ12と定義する。
第1の実施例のシリアルアクセスメモリでは、図1には図示していないが、第1および第2のバンクを有している。第1および第2のバンクはそれぞれ図1に示したような複数のメモリコラムグル−プ12を含む構成を有しており、それぞれ独立に動作可能である。
なお、第1及び第2のバンクをコントロ−ルするための内部制御信号23は、メモリ−コントロ−ル信号発生回路24で生成される。メモリ−コントロ−ル信号発生回路24は、外部信号であるライトクロック信号WCLK、ライトリセット信号WR、ライトイネ−ブル信号WE、リ−ドクロック信号RCLK、リ−ドリセット信号RR、リ−ドイネ−ブル信号REなどが入力される。
メモリ−コントロ−ル信号発生回路24に接続されたア−ビタ25は、リ−ド転送信号やライト転送信号の衝突を避けるために、それら各信号の順位付けを行う。
【0008】
この発明の第1の実施例によれば、メモリコラム10が4つに対して一つのライトレジスタT1またはリ−ドレジスタS1が接続されているため、メモリコラムに対するレジスタ数が減少し、図1に示すようにパタ−ン空間30、31が得られる。したがって、メモリコラム10のビットラインピッチを広げることなく(図1における縦方向の寸法を大きくすることなく)ライトレジスタT1またはリ−ドレジスタS1のパタ−ンを余裕を持って作ることが可能である。このことから、従来技術のプロセスのままでのチップサイズの縮小が図れ、プロセス会発のコスト節約とチップサイズの縮小というメリットが得られる。
【0009】
図2は第1の実施例のシリアルメモリの動作タイミング示すタイミングチャ−トである。以下、図2を参照しつつ、第1の実施例のシリアルメモリの動作を説明する。
なお、各コントロ−ル信号はリ−ドクロック信号RCLKまたはライトクロック信号WCLKの立ち上がりに同期して取り込まれ、回路動作を決定する。
まず、第1の実施例のシリアルメモリのリ−ド動作を図2で示した時刻ごとに説明する。
時刻Rt0
リ−ドリセット信号RRがハイレベルであるので、XアドレスXAD(簡単化のためここでは、リ−ド用XアドレスRXAD及びライト用XアドレスWXADをまとめてXアドレスXADとしている)、リ−ド用YアドレスRYADはリセットされロ−レベルとなる。すなわち、リ−ド用YアドレスRYADはアドレス“0”の状態になっている。
時刻Rt1
ワ−ドラインWL1が立ち上がり、ワ−ドラインWL1に接続するメモリセル群内のメモリセル情報がビットライン対BLi、BLi/(i=0〜m−1)に転送される。図2には示されてはいないがセンスアンプ活性化信号SAPがハイレベル、センスアンプ活性化信号SANがロウレベルとなることによりセンスアンプSAiがアクティブになる。これによりビットライン対BLi、BLi/上の情報が増幅される。
時刻Rt2
リ−ド転送信号RTR1が立ち上がり、リ−ド転送信号RTR2〜4はロ−レベルを保つ。これによりリ−ドレジスタRk−1とビットライン対BL4k+1,BL4k+1/が接続状態になる。したがって、ビットライン対BL4k+1,BL4k+1/上の情報はリ−ドレジスタRk−1に転送される。
時刻Rt3
ワ−ドラインWL1がロウレベルとなる。図2には示されてはいないがセンスアンプ活性化信号SAP、SANはともに中間レベル(ハイレベルとロ−レベルの中間電位となることによりビットライン対BL4k+1,BL4k+1/上の情報はリセットされる。このとき、リ−ド転送信号RTR1はロ−レベルになっており、リ−ド転送信号RTR2〜4はロ−レベルを保っている。
時刻Rt4
リ−ドイネ−ブル信号REがハイとなり、シリアルリ−ドのための内部動作が開始する。
【0010】
時刻Rt5
リ−ド用Yアドレス信号RYAD(アドレス“0”)に応答してYデコ−ダRY1の出力R1がハイレベルになる。これにより、リ−ドレジスタS1のデ−タがリードデータバス対RD、RD/に転送される。リードデータバス対RD、RD/上のデ−タは、出力回路21に転送され出力端子DOより出力される。その後、リ−ド用YアドレスRYADはインクリメントされて時刻Rt6で使われるアドレス(“1”)となる。
時刻Rt6
リ−ド用Yアドレス信号RYAD(アドレス“1”)に応答してYデコ−ダRY2の出力R2がハイレベルになる。これにより、リ−ドレジスタS2のデ−タがリードデータバス対RD、RD/に転送される。リードデータバス対RD、RD/上のデ−タは、出力回路21に転送され出力端子DOより出力される。その後、リ−ド用YアドレスRYADはインクリメントされて時刻Rt7で使われるアドレス(“2”)となる。
時刻Rt7
リ−ド用Yアドレス信号RYAD(アドレス“2”)に応答してYデコ−ダRY3の出力R3がハイレベルになる。これにより、リ−ドレジスタS3のデ−タがリードデータバス対RD、RD/に転送される。リードデータバス対RD、RD/上のデ−タは、出力回路21に転送され出力端子DOより出力される。その後、リ−ド用YアドレスRYADはインクリメントされてアドレス(“3”)となる。
以上の回路動作をリ−ド用Yアドレス信号のアドレスが“k”になるまで繰り返えされ、一連のシリアルリ−ド動作が行われる。
次の一連のシリアルリ−ド動作では、時刻Rt2で説明した動作とは異なり、リ−ド転送信号RTR2のみがハイレベルになり、その他のリ−ド転送信号RTR1、3、4はロ−レベルを保つ。これによりリ−ドレジスタRk-1とビットライン対BL4k+2,BL4k+2/が接続状態になる。したがって、ビットライン対BL4k+2,BL4k+2/上の情報はリ−ドレジスタRk-1に転送される。この後、時刻Rt4〜7で説明した動作が順次繰り返される。
さらに一連のシリアル動作の前にリ−ド転送信号RTR3のみがハイレベル、リ−ド転送信号RTR4のみがハイレベルになった後、リ−ド転送信号RTR1のみがハイレベルになるという順序で動作が繰り返される。
【0011】
次に、第1の実施例のシリアルメモリのライト動作を図2で示した時刻ごとに説明する。
時刻Wt0
ライトリセット信号WRがハイレベルになっているため、ライト用YアドレスWYADはリセットされアドレス“0”の状態になっている。入力端子DIから第1ビット目の入力情報が入力回路20に取り込まれ、ライトデ−タバス対WD、WD/に転送される。ライトYデコ−ダWY1の出力W1がハイレベルになっているため、ライトデ−タバス対WD、WD/上のデ−タはライトレジスタT1に転送される。
時刻Wt1
入力端子DIから第2ビット目の入力情報が入力回路20に取り込まれ、ライトデ−タバス対WD、WD/に転送される。ライトYデコ−ダWY2の出力W2がハイレベルになっているため、ライトデ−タバス対WD、WD/上のデ−タはライトレジスタT2に転送される。
時刻Wt2
入力端子DIから第jビット目の入力情報が入力回路20に取り込まれ、ライトデ−タバス対WD、WD/に転送される。ライトYデコ−ダWYjの出力Wjがハイレベルになっているため、ライトデ−タバス対WD、WD/上のデ−タはライトレジスタTjに転送される。
時刻Wt3
入力端子DIから第k+1ビット目の入力情報が入力回路20に取り込まれ、ライトデ−タバス対WD、WD/に転送される。ライトYデコ−ダWYk+1の出力Wk+1がハイレベルになっているため、ライトデ−タバス対WD、WD/上のデ−タはライトレジスタTk+1に転送される。これにより全体的な一連のライトレジスタへの書き込み動作が完了する。
【0012】
時刻Wt4
ライト転送信号WRT1のみがハイレベルになり、他のライト転送信号WRT2〜4はロ−レベルを保つ。これにより、各ライトレジスタTi(ここで、i=0〜k)とビットライン対BL4i+1、BL4i+1/とが接続される。図2には示されていないが、センスアンプ活性化信号SANがロ−レベル、センスアンプ活性化信号SAPがハイレベルになっているためセンスアンプSA4i+1は活性化している。ワ−ドラインWL1がハイレベルになるため、このワ−ドラインWL1に接続され、ビットライン対BL4i+1、BL4i+1/と接続されているメモリセル11にビットライン対BL4i+1、BL4i+1/上のデ−タが書き込まれる。その他のビットライン対BL4i+2、BL4i+2/、 BL4i+3、BL4i+3/、 BL4i+4、BL4i+4/では、ワ−ドラインWL1に接続されているメモリセルの情報が一度ビットライン対に読み出され、センスアンプで増幅された後元のメモリセルに書き込まれる。この動作は一般的に「再書き込み」と呼ばれている。
この後、再び時刻Wt0から時刻Wt3で説明した一連のライトレジスタへの書き込み動作が行われる。さらにその後、ライト転送信号WRT2のみがハイレベルになり、他のライト転送信号WRT1、3、4はロ−レベルを保つ。これにより、各ライトレジスタTi(ここで、i=0〜k)とビットライン対BL4i+2、BL4i+2/とが接続される。そして、活性化されたワ−ドライン及び、ビットライン対BL4i+2、BL4i+2/と接続されているメモリセル11にビットライン対BL4i+2、BL4i+2/上のデ−タが書き込まれる。その他のビットライン対では再書き込み動作が行われる。
以上の動作がライト転送信号WRT3、4についても同様に行われ、シリアルライト動作は最初に説明したWt0に戻る。
【0013】
なお、第1の実施例において一つのメモリコラムグル−プ12が4つのメモリコラムから構成されている例を示したが、複数のメモリコラムを有しておればよく、その数は任意に選択可能である。また、第1の実施例ではリ−ドレジスタおよびライトレジスタの両方を有した構成を説明したが、用途によってはリ−ドレジスタのみまたはライトレジスタのみであってもこの発明のメリットを十分享受できる。さらに、第1の実施例ではYデコ−ダをライト用Yデコ−ダとリ−ド用Yデコ−ダに分けて説明したが、これらを共用した共用Yデコ−ダを用いることもできる。バンクに関して、第1の実施例では第1及び第2のバンクを有すると説明したが、バンクは単数でも複数でもかまわない。
【0014】
ここで、第1の実施例におけるライト転送信号WTR1〜4を生成する回路について説明する。図3はライト用YアドレスWYAD及びライト転送信号WTR1〜4(ここでは、第1のバンク用のライト転送信号WTR1a〜WTR4a及び第2のバンク用のライト転送信号WTR1b〜WTR4b)を生成するライトアドレス発生回路を示す回路図、図4はこのライトアドレス発生回路の動作を示すタイミングチャ−トである。
ライトアドレス発生回路は、シフトレジスタ30、第1のデコ−ダ31及び第2のデコ−ダ32から構成される。
シフトレジスタ30はn+1個のフリップフロップC0〜Cnを有している。
フリップフロップC0〜Cnのクロック入力端子cにはライトクロック信号WCLKが入力される。フリップフロップC0〜Cnのリセット端子にはNMOSトランジスタの第1の端子が接続されている。このNMOSトランジスタの第2の端子は接地され、ゲ−トには共通にライトリセット信号WRが与えられる。
第1のフリップフロップC0の入力aは接地され、出力dは第2のフリップフロップC1の入力に接続される。第1のフリップフロップC0の他の出力eからの出力信号及びその反転信号は、ライト用YアドレスWYADの一部であるアドレス信号WAY0、WAY0/になる。
第2のフリップフロップC1の出力dは第3のフリップフロップC2の入力に接続される。第2のフリップフロップC1の他の出力eからの出力信号及びその反転信号は、ライト用YアドレスWYADの一部であるアドレス信号WAY1、WAY1/になる。
さらに第nのフリップフロップまでの接続関係は同様であるが、ライト用YアドレスWYADはアドレス信号WAY1〜n-2、WAY1〜n-2/である。アドレス信号WAYn-1、WAYn-1/、WAYn、WAYn/はライト転送信号WTR1a〜WTR4bの生成のために利用される。
【0015】
第1のデコ−ダ31は、NAND回路で構成される。第1のNAND回路には、アドレス信号WAYn-1、 WAYn及びライト転送信号WTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号11となる。第2のNAND回路には、アドレス信号WAYn-1/、 WAYn及びライト転送信号WTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号10となる。第3のNAND回路には、アドレス信号WAYn-1、 WAYn/及びライト転送信号WTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号01となる。第4のNAND回路には、アドレス信号WAYn-1/、 WAYn/及びライト転送信号WTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号00となる。
第2のデコ−ダ32もNAND回路で構成される。第1のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号00及びアドレス信号WAYn-2が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第1のバンクのライト転送信号WTR1aとなる。第2のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号01及びアドレス信号WAYn-2が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第1のバンクのライト転送信号WTR2aとなる。第3のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号10及びアドレス信号WAYn-2が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第1のバンクのライト転送信号WTR3aとなる。第4のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号11及びアドレス信号WAYn-2が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第1のバンクのライト転送信号WTR4aとなる。第5のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号00及びアドレス信号WAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのライト転送信号WTR1bとなる。第6のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号01及びアドレス信号WAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのライト転送信号WTR2bとなる。第7のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号10及びアドレス信号WAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのライト転送信号WTR3bとなる。第8のNAND回路には、第1のデコ−ダの出力信号11及びアドレス信号WAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのライト転送信号WTR4bとなる。
【0016】
図4は、図3に示したライトアドレス発生回路の動作を説明するタイミングチャ−トである。
ライトクロック信号WCLKが立ち上がる時刻t0においてライトイネ−ブル信号WEとライトリセット信号WRとがハイレベルになるとアドレス信号の発生を開始する。次にライトクロック信号が立ち上がる時刻t1になるとアドレス信号WAY0がハイレベルになる。さらにライトクロック信号が立ち上がる時刻t2になるとアドレス信号WAY0が再びハイレベルになり、アドレス信号WAY1がハイレベルになる。アドレス信号WAY0〜nについては、以後ライトクロック信号を順次分周したものになるので、その説明は省略する。
時刻t3になるとライト転送信号WTR及び、アドレス信号WAYn-2がハイレベルになり、アドレス信号WAYn-1、WAYnはロ−レベルのままである。これにより、第1のバンクのライト転送信号WTR1aはハイレベルになる。また、時刻t4においては、ライト転送信号WTR及び、アドレス信号WAYn-1がハイレベルになり、アドレス信号WAYn-2、WAYnがロ−レベルになる。これにより、第2のバンクのライト転送信号WTR1bはハイレベルになる。これ以外のライト転送信号WTR2a〜WTR4bについては、論理を参照すれば理解できるため、その説明は省略する。
【0017】
つぎに、リ−ド転送信号RTR1〜4を生成する回路について説明する。図5はリ−ド用YアドレスRYAD及びリ−ド転送信号RTR1〜4(ここでは、第1のバンク用のリ−ド転送信号RTR1a〜RTR4a及び第2のバンク用のリ−ド転送信号RTR1b〜RTR4b)を生成するリ−ドアドレス発生回路を示す回路図、図6はこのリ−ドアドレス発生回路の動作を示すタイミングチャ−トである。
リ−ドアドレス発生回路は、シフトレジスタ50、第1のデコ−ダ51、第2のデコ−ダ52及び初期転送コントロ−ル回路53から構成される。
シフトレジスタ50はn+1個のフリップフロップC0〜Cnを有している。
フリップフロップC0〜Cnのクロック入力端子cにはリ−ドクロック信号RCLKが入力される。フリップフロップC0〜Cnのリセット端子にはNMOSトランジスタの第1の端子が接続されている。このNMOSトランジスタの第2の端子は接地され、ゲ−トには共通にリ−ドリセット信号RRが与えられる。
第1のフリップフロップC0の入力aは接地され、出力dは第2のフリップフロップC1の入力に接続される。第1のフリップフロップC0の他の出力eからの出力信号及びその反転信号は、リ−ド用YアドレスRYADの一部であるアドレス信号RAY0、RAY0/になる。
第2のフリップフロップC1の出力dは第3のフリップフロップC2の入力に接続される。第2のフリップフロップC1の他の出力eからの出力信号及びその反転信号は、リ−ド用YアドレスRYADの一部であるアドレス信号RAY1、RAY1/になる。
さらに第nのフリップフロップまでの接続関係は同様であるが、リ−ド用YアドレスRYADはアドレス信号RAY1〜n-2、RAY1〜n-2/である。アドレス信号RAYn-1、RAYn-1/、RAYn、RAYn/はリ−ド転送信号RTR1a〜RTR4bの生成のために利用される。
【0018】
第1のデコ−ダ51は、NAND回路で構成される。第1のNAND回路には、アドレス信号RAYn-1、 RAYn及びリ−ド転送信号RTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号11となる。第2のNAND回路には、アドレス信号RAYn-1/、 RAYn及びリ−ド転送信号RTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号10となる。第3のNAND回路には、アドレス信号RAYn-1、 RAYn/及びリ−ド転送信号RTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号01となる。第4のNAND回路には、アドレス信号RAYn-1/、 RAYn/及びリ−ド転送信号RTRが入力され、その出力はインバ−タで反転され信号00となる。
第2のデコ−ダ52もNAND回路で構成される。第1のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号00及びアドレス信号RAYn-2が入力される。第1のNAND回路の出力は初期転送コントロ−ル回路の出力信号RRS/と否定論理和がなされ、第1のバンクのリ−ド転送信号RTR1aとなる。第2のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号01及びアドレス信号RAYn-2が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第1のバンクのリ−ド転送信号RTR2aとなる。第3のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号10及びアドレス信号RAYn-2が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第1のバンクのリ−ド転送信号RTR3aとなる。第4のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号11及びアドレス信号RAYn-2が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第1のバンクのリ−ド転送信号RTR4aとなる。第5のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号00及びアドレス信号RAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのリ−ド転送信号RTR1bとなる。第6のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号01及びアドレス信号RAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのリ−ド転送信号RTR2bとなる。第7のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号10及びアドレス信号RAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのライト転送信号RTR3bとなる。第8のNAND回路には、第1のデコ−ダ51の出力信号11及びアドレス信号RAYn-2/が入力され、その出力はインバ−タで反転され、第2のバンクのライト転送信号RTR4bとなる。
初期転コントロ−ル回路はリ−ド転送の初期状態を調整するために設けられた回路であり、リ−ドリセット信号を受取り、このリ−ドリセット信号に応答してリ−ド転送信号RTRより若干長い期間活性化状態である信号RRS/を出力する回路でる。
【0019】
図6は、図5に示したリ−ドアドレス発生回路の動作を説明するタイミングチャ−トである。
リ−ドクロック信号RCLKが立ち上がる時刻t0においてリ−ドリセット信号RRがハイレベルになる。この時、リ−ドイネ−ブル信号REはロ−レベルのままであり、初期転送回路の出力信号RRS/はリ−ドリセット信号RRに応答してロ−レベルになっている。さらに、リ−ド転送信号RTRもハイレベルになるため、第1のバンクのリ−ド転送信号RTR1aもハイレベルになる。その後リ−ド転送信号RTRがロ−レベルになると、第1のバンクのリ−ド転送信号RTR1aもロ−レベルになり、さらにその後に初期転送回路の出力信号RRS/がハイレベルになる。
リ−ドリセット信号RRが立ち上がって最初にリ−ドクロック信号RCLKが立ち上がる時刻t1になるとアドレス信号の発生を開始する。
次にライトクロック信号RCLKが立ち上がる時刻t2になるとアドレス信号RAY0がハイレベルになる。さらにライトクロック信号RCLKが立ち上がる時刻t3になるとアドレス信号RAY0が再びハイレベルになり、アドレス信号RAY2がハイレベルになる。この時リ−ド転送信号RTRもハイレベルになるため、第2のバンクのリ−ド転送信号RTR1bもハイレベルになる。
アドレス信号RAY0〜nについては、以後リ−ドクロック信号RCLKを順次分周したものになるので、その説明は省略する。
時刻t4になるとリ−ド転送信号RTR及び、アドレス信号RAYn-2がハイレベルになり、アドレス信号WAYn-1、WAYnはロ−レベルのままである。これにより、第1のバンクのリ−ド転送信号RTR2aはハイレベルになる。また、時刻t5においては、リ−ド転送信号RTR及び、アドレス信号RAYn-1がハイレベルになり、アドレス信号RAYn-2、RAYnがロ−レベルになる。これにより、第2のバンクのリ−ド転送信号RTR2bはハイレベルになる。これ以外のリ−ド転送信号RTR3a〜RTR4bについては、論理を参照すれば理解できるため、その説明は省略する。
【0020】
図7はこの発明の第2の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。なお、第1の実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第2の実施例のシリアルアクセスメモリは、回路的には全く同一構成であるが、回路の配置が異なっている。
第1の実施例のシリアルアクセスメモリでは、ライト用Yデコ−ダWY1、WY2...とライトレジスタT1、T2... はメモリコラム10の一端に接続され、リ−ド用Yデコ−ダRY1、RY2...とリ−ドレジスタS1、S2...はメモリコラム10の他端に接続されていた。第2の実施例のシリアルアクセスメモリでは、ライト用Yデコ−ダWY1、WY2...、ライトレジスタT1、T2... 、リ−ド用Yデコ−ダRY1、RY2...及びリ−ドレジスタS1、S2...を同一端側に接続した。
なお、第2の実施例のシリアルアクセスメモリはその回路構成が第1の実施例のシリアルアクセスメモリと同一であるため、動作も同一である。したがって、第2の実施例のシリアルアクセスメモリの動作の説明は省略する。
上記接続関係により、ライトレジスタT1、T2... とリ−ドレジスタS1、S2...とが近接した場所に設けられるため、パタ−ン設計のための面積は第1の実施例より狭くなるが、その分チップ面積の縮小化が図られ、製造コストを減少できるメリットがある。
【0021】
図8はこの発明の第3の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。なお、第1の実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第3の実施例のシリアルアクセスメモリでは、第2の実施例同様ライトレジスタT1、T2...とリ−ドレジスタS1、S2...をメモリコラム10の同一端側で接続している。
第3の実施例のシリアルアクセスメモリの特徴的な点は、メモリコラムグル−プ12を形成するメモリコラム10を一つおきにした構成を取っている点である。すなわち、ビットライン対BL1、BL1/、 BL3、BL3/、 BL5、BL5/、 BL7、BL7/によってひとつのメモリコラムグル−プ12が形成される。そして、このメモリコラムグル−プ12においては、ライトレジスタT1とリ−ドレジスタS1をメモリコラムの一方側(図面では左側)で接続している。さらに、メモリカラムのセンスアンプSA1、SA3...をライトレジスタT1とリ−ドレジスタS1の外側に配置している。
一方、ビットライン対BL2、BL2/、 BL4、BL4/、 BL6、BL6/、 BL8、BL8/によってふたつのメモリコラムグル−プ12が形成される。そして、このメモリコラムグル−プ12においては、ライトレジスタT2 とリ−ドレジスタS2をメモリコラムの他方側(図面では右側)で接続している。さらに、メモリカラムのセンスアンプSA2、SA4...をライトレジスタT2とリ−ドレジスタS2の外側に配置している。
なお、第3の実施例ではライト転送信号及びリ−ド転送信号をメモリコラムに対して、一端側と他端側にわけ、それぞれa、bをつけ明確化している。しかしながら、センスアンプ活性化信号SANa、SAPa、 SANb、SAPb、ライトデ−タバスWDa、WDa/、WDb、WDb/、リ−ドデ−タバスはRDa、RDa/、 RDb、RDb/、リ−ド転送信号RTRa1〜RTRb4、ライト転送信号WRTa1〜b4は、 a、bの区別なく同一の信号または最終的に同一のラインになっても構わない。ここで注意してもらいたいのは、図3〜6で説明した第1および第2のバンク用の信号との区別である。以前にも述べたように、第1のバンクと第2のバンクは独立して動作することが可能である。しかしながら、第3の実施例においては、同一バンク内の回路配置を問題にしているので、各信号は第1の実施例と同様のものを用いることが可能なのである。
なお、第3の実施例では、選択信号SELa、SELbが新たに加わっている。この選択信号SELa、SELbは 、a側(図の右側)からアクセスするかb側(図の左側)からアクセスするかを決めるための信号である。一方、ライトレジスタT1、T2の選択には、共通に入力されたライトYアドレスWYAと、選択信号SELa、SELbとの論理積によって選択している。また、リ−ドレジスタS1、S2の選択も、共通に入力されたリ−ドYアドレスRYAと、選択信号SELa、SELbとの論理積によって選択している。
第3の実施例のシリアルアクセスメモリの動作については、第1の実施例のシリアルアクセスメモリと同様なため、その説明は省略する。
第3の実施例では、センスアンプが2メモリコラムピッチの間に形成できるため、メモリコラムピッチを小さくすることができる。また、ライトレジスタ及びリ−ドレジスタをメモリコラムグル−プ12の2倍のピッチの間に形成できるため、第2の実施例の倍の余裕で形成できる。したがって、チップ面積を縮小でき、コストの安いシリアルアクセスメモリを提供できる。
【0022】
図9および図10はこの発明の第4の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。なお、第3の実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第4の実施例のシリアルアクセスメモリでは、第3の実施例同様モリコラムグル−プを形成するメモリコラム10を一つおきにした構成を取り、ライトレジスタT1、T2...とリ−ドレジスタS1、S2...をメモリコラム10の同一端側で接続している。
第4の実施例のシリアルアクセスメモリの特徴的な点は図9に示したように、メモリコラムグル−プ12を形成するメモリコラム10を縦に複数列配置し、この列と列の間にセンスアンプSA1〜4及びリ−ドレジスタS1及びライトレジスタT1を設けている点である。
メモリコラム列間に設けられたセンスアンプSA1〜4及びリ−ドレジスタS1及びライトレジスタT1は両側のメモリコラム10と選択的に接続されている。即ち、図9におけるセンスアンプSA1〜4及びリ−ドレジスタS1及びライトレジスタT1はトランスファトランジスタtr33〜40を介して一方側(図面では右側)の図示しないメモリコラムに接続されている。また、センスアンプSA1〜4及びリ−ドレジスタS1及びライトレジスタT1はトランスファトランジスタtr1〜8を介して他方側(図面では左側)の図示しないメモリコラムにも接続されている。トランスファトランジスタtr1〜8はビットライン対選択信号BLBによって開閉制御される。トランスファトランジスタtr33〜40はビットライン対選択信号BLAによって開閉制御される。なお、第4の実施例ではビットラインをイコライズするトランジスタTr29〜32が各ビットライン対に設けられている。トランジスタtr29〜32は、イコライズ信号EQに応答してビットライン対をイコライズする。
【0023】
図10は第4の実施例のシリアルアクセスメモリのメモリコラム列の一端部分の回路図を示している。したがって、図10は図9の右側に接続される。なお、図10と図9の間にはメモリコラム(場合によってはメモリコラムが2列あり、その中央には更に図9のような回路が存在する場合もある)が存在していることは言うまでもない。図10に示したセンスアンプSA1〜4及びリ−ドレジスタS1及びライトレジスタT1もランスファトランジスタtr1〜8を介して他方側(図面では左側)の図示しないメモリコラムにも接続されている。トランスファトランジスタtr1〜8はビットライン対選択信号BLAによって開閉制御される。なお、図9同様にトランジスタtr29〜32は、イコライズ信号EQに応答してビットライン対をイコライズする。
第4の実施例では、図9及び図10には開示していないが、図9の左側にメモリコラムを介して接続されるセンスアンプ、リ−ドレジスタ及びライトレジスタが存在する。その回路構成は図10の回路を左右対称にしたものである。なお、回路に与えられる信号としては、トランスファトランジスタTr1〜8にはビットライン対選択信号BLBが与えられ、リ−ドレジスタ、ライトレジスタには選択信号SELbが与えられる以外は、図10の回路と同一である。
【0024】
次に、第4の実施例のシリアルアクセスメモリの動作について説明する。なお、動作説明は、図9に記載した回路の右側には第1のメモリカラム列を介して図10に記載した回路が接続され、図9に記載した回路の左側には第2のメモリカラム列を介して、上述した図10に記載した回路の左右対称にした回路が接続されたシリアルアクセスメモリを対象とする。
まず、ビットライン対選択信号BLAをハイレベル、ビットライン対選択信号BLBをロ−レベルにする。これにより、図9に示したトランスファトランジスタtr33〜40と、図10に示したトランスファトランジスタtr1〜8がON状態になる。したがって、図9に示したセンスアンプSA1〜4及び図10に示したセンスアンプSA1〜4は図9に示した回路と図10に示した回路の間にある(図9における右側の)第1のメモリカラム列に接続される。その後の動作については第3の実施例と同様であるため、その説明は省略する。
次に、ビットライン対選択信号BLAをロ−レベル、ビットライン対選択信号BLBをハイレベルにする。これにより、図9に示したトランスファトランジスタtr1〜8と、図10に示した回路の左右対称の回路におけるトランスファトランジスタtr1〜8がON状態になる。したがって、図9に示したセンスアンプSA1〜4及び図10に示した回路の左右対称の回路におけるセンスアンプSA1〜4は図9に示した回路と図10に示した回路の左右対称の回路間にある(図9における左側の)第2のメモリカラム列に接続される。その後の動作については第3の実施例と同様であるため、その説明は省略する。
第4の実施例では、メモリセルアレイにおけるビットライン対の長さが長くなった時に有効である。メモリセルアレイのビットラインが長くなる(例えば図1に示した横方向が長くなる)と、ビットラインの寄生容量が大きくなり、メモリの書き込み/読み出し時間が長くなってしまう。このため、ビットラインの長さを短くした第4の実施例では、大容量のシリアルアクセスメモリに対応できる。しかも、第3の実施例同様チップ面積を縮小でき、安価で大容量のシリアルアクセスメモリを提供できる。
【0025】
図11および図12はこの発明の第5の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。なお、第4の実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第5の実施例のシリアルアクセスメモリでは、第4の実施例同様メモリコラムグル−プ12を形成するメモリコラム10を縦に複数列配置し、この列と列の間にセンスアンプSA1〜4及びリ−ドレジスタS1及びライトレジスタT1を設けている。第5の実施例のシリアルアクセスメモリはリ−ドレジスタも二が存在し、ライトレジスタは存在しない。したがってメモリセルへの情報の書き込みは直接行われる。また、第5の実施例のシリアルアクセスメモリではメモリコラムグル−プ12を二つのメモリコラムから構成している。
以下、第5の実施例のシリアルアクセスメモリの構成を第4の実施例との差異を中心にして説明する。図11及び図12の回路は第3の実施例の図9及び図10と同様な配置をとる。即ち、図11におけるセンスアンプSA1、2及びリ−ドレジスタS1はトランスファトランジスタtr1〜4を介して一方側(図面では左側)の図示しないメモリコラム10(ビットライン対BLa1、BLa1/、 BLa2、BLa2/)に接続されている。また、センスアンプSA1、2及びリ−ドレジスタS1はトランスファトランジスタtr17〜20を介して他方側(図面では右側)の図示しないメモリコラム(ビットライン対BLb1、BLb1/、 BLb2、BLb2/)にも接続されている。トランスファトランジスタtr1〜4はビットライン対選択信号BLBによって開閉制御される。トランスファトランジスタtr17〜20はビットライン対選択信号BLAによって開閉制御される。なお、第4の実施例ではライトデータバス対WD、WD/はトランスファトランジスタtr15、tr16、tr5、tr6、tr11及びtr12を介してビットラインに接続されている。また、リードデータバス対RD、RD/はトランスファトランジスタtr13、tr14を介してリ−ドレジスタS1に接続されている。リ−ドレジスタS1はトランスファトランジスタtr7〜10を介してビットラインに接続される。
トランスファトランジスタtr13〜16はYデコ−ダ出力信号Y1によって共通に開閉制御される。トランスファトランジスタtr5、6は書き込み選択信号WSEL0に、トランスファトランジスタtr11、12は書き込み選択信号WSEL1に、トランスファトランジスタtr9、10は読み出し選択信号RSEL0に、トランスファトランジスタtr7、8は読み出し選択信号RSEL1によって開閉制御される。
図12のに示した回路において、図11に示した回路と同一部分についてはその説明を省略する。図12の回路においては、図11のトランスファトランジスタtr17〜20に相当する部分がない。また、トランスファトランジスタtr1〜4に接続されるのは、ビットライン対BLb3、BLb3/、 BLb4、BLb4/である。
第4の実施例同様、図11及び図12には開示していないが、図9の左側にメモリコラムを介して接続されるセンスアンプ及びリ−ドレジスタが存在する。その回路構成は図12の回路を左右対称にしたものである。なお、回路に与えられる信号としては、トランスファトランジスタTr1〜4にはビットライン対選択信号BLBが与えられる以外は、図12の回路と同一である。
【0026】
次に、第5の実施例のシリアルアクセスメモリの動作について説明する。なお、動作説明は、図11に記載した回路の右側には第1のメモリカラム列を介して図12に記載した回路が接続され、図11に記載した回路の左側には第2のメモリカラム列を介して、上述した図12に記載した回路の左右対称にした回路が接続されたシリアルアクセスメモリを対象とする。
まず、ビットライン対選択信号BLAをハイレベル、ビットライン対選択信号BLBをロ−レベルにする。これにより、図11に示したトランスファトランジスタtr17〜20と、図12に示したトランスファトランジスタtr1〜4がON状態になる。したがって、図11に示したセンスアンプSA1、2及び図10に示したセンスアンプSA1、2は図11に示した回路と図12に示した回路の間にある(図11における右側の)第1のメモリカラム列に接続される。
この後ライト動作が行われるの場合、Yデコ−ダの出力信号Y1がハイレベルになり、書き込み選択信号SEL0がハイレベル、書き込み選択信号SEL1がロ−レベルになる。これによりライトデータバスWD、WD/とビットラインBL2b、Bl2b/が接続される。したがって、ライトデータバスWD、WD/上のデ−タが直接ビットラインBL2b、Bl2b/に接続されたメモリセルに書き込まれる。
なお、リ−ド動作については、ビット線の選択は成就鬱のライト動作と同じであり、その他の動作は第3の実施例と同様であるため、その説明は省略する。
次に、ビットライン対選択信号BLAをロ−レベル、ビットライン対選択信号BLBをハイレベルにする。これにより、図9に示したトランスファトランジスタtr1〜8と、図10に示した回路の左右対称の回路におけるトランスファトランジスタtr1〜8がON状態になる。したがって、図9に示したセンスアンプSA1〜4及び図10に示した回路の左右対称の回路におけるセンスアンプSA1〜4は図9に示した回路と図10に示した回路の左右対称の回路間にある(図9における左側の)第2のメモリカラム列に接続される。その後の動作については上述のリ−ド動作及びライト動作と同様であるため、その説明は省略する。
【0027】
図13及び図14は第5の実施例の変形例であるシリアルアクセスメモリの部分回路図である。なお、第5の実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第5の実施例の変形例であるシリアルアクセスメモリでは、第5の実施例におけるリ−ド/ライト共用で用いていたYデコ−ダ出力信号Y1を、リ−ド用Yデコ−ダ出力信号RY1、ライト用デコ−ダ出力信号WY1に分けたことである。したがって、リ−ド用Yデコ−ダ出力信号RY1がトランスファトランジスタtr13、tr14に与えられ、ライト用デコ−ダ出力信号WY1がトランスファトランジスタtr15、tr16に与えられる。
上記の点を除けば、回路構成及び動作については第5の実施例と同様であるため、それらの説明については省略する。
【0028】
図15〜図18は、第1の実施例のシリアルアクセスメモリの動作をより詳細に示した模式図である。
第1の実施例の説明で記載したように、第1の実施例のシリアルアクセスメモリでは、メモリコラム4つでメモリコラムグル−プ12が構成されている。ここで、図15〜18において、第1のバンクにおけるメモリコラムをCa4i+1, Ca4i+2, C4ai+3, Ca4i+4, で表わし、第2のバンクにおけるメモリコラムをCb4i+1, Cb4i+2, C4bi+3, Cb4i+4, (i=0〜n-1)と表わす。ライトアクセス、リ−ドアクセスともにアクセスの順番をCa1から開始する場合(どこからでもよいが簡単化のため、ここではCa1から開始することにする)には、
Ca1,Ca5,Ca9...Ca4n-3, Cb1,Cb5,Cb9...Cb4n-3,
Ca2,Ca6,Ca10...Ca4n-2, Cb2,Cb6,Cb10...Cb4n-2,
Ca3,Ca7,Ca11...Ca4n-1, Cb3,Cb7,Cb11...Cb4n-1,
Ca4,Ca8,Ca12.. .Ca4n, Cb4,Cb8,Cb12...Cb4n,
の順にアクセスを行う事になる。
以下、順を追って動作を詳細に説明する。
図15に示すように、第1の実施例のシリアルアクセスメモリは第1のメモリバンク61と第2のメモリバンク62を有している。第1のメモリバンク61においては、ライト用Yデコ−ダ63a、ライトレジスタT1〜Tn、リ−ド用Yデコ−ダ64a、リ−ドレジスタS1〜Sn、Xデコ−ダ22a及びメモリカラムCa1〜Ca4nを有している。第2のメモリバンク62においては、ライト用Yデコ−ダ63b、ライトレジスタTn+1〜T2n、リ−ド用Yデコ−ダ64b、リ−ドレジスタSn+1〜S2n、Xデコ−ダ22b及びメモリカラムCb1〜Cb4nを有している。
さらに、第1、第2のバンクに共通する回路として、入力回路20、出力回路21、ライトYアドレスを発生するライトYアドレス発生回路65、リ−ドYアドレスを発生するリ−ドYアドレス発生回路66、ライトYアドレスを発生するライトXアドレス発生回路67、リ−ドXアドレスを発生するリ−ドXアドレス発生回路68を第1の実施例のシリアルアクセスメモリは有している。
【0029】
ここで、シリアルライトが開始するメモリアドレスをワ−ドラインWLaiで指定されるメモリコラムCa1中のアドレスと仮定し、シリアルリ−ドが開始するメモリアドレスをワ−ドラインWLajで指定されるメモリコラムCa4中のアドレスとすると仮定する。
ライトクロックWCLKに同期して一連の連続する黒丸で示されるシリアル入力デ−タが入力回路20を介してライトデ−タバスに入力される。ライトYデコ−ダ63aの出力W1、W2...Wnが順次ハイレベルとなることでライトレジスタT1、T2...Tnにライトデ−タバス上のシリアルデ−タが順次に書き込まれる。
この間、ワ−ドラインWLajが立ち上がり、そのワ−ドラインWLajに接続された複数のメモリセル中の情報は、それぞれ対応するセンスアンプに増幅され、センスアンプが接続されたビットライン対上に確定する。その後、スイッチ(先の実施例1説明したリ−ド選択転送信号により開閉されるスイッチSW4)によりメモリコラムCa4, Ca8 ...Ca4nがリ−ドレジスタS1、S2...Snにそれぞれ選択転送される。
同時期に、リ−ドYデコ−ダ64aの出力R1、R2...Rnがハイレベルとなることによりリ−ドレジスタS1、S2...Snに転送されていた情報は、 S1、S2...Snの順にリ−ドデ−タバスRD、RD/を介して出力回路21よりリ−ドクロックRCLKに同期して一連の連続する白丸で示されるようにシリアル出力される。
リ−ドレジスタSnに転送されていた情報が出力される前に、第2のバンクのワ−ドラインWLbjが立ち上がり、そのワ−ドラインWLbjに接続する複数のメモリセル中の情報は、それぞれ対応するセンスアンプに増幅され、センスアンプが接続されたビットライン対上に確定する。その後、スイッチ(先の実施例1説明したリ−ド選択転送信号により開閉されるスイッチSW4)によりメモリコラムCb4,Cb8... Cb4n上の情報がリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nにそれぞれ選択転送される。この転送により図16で説明するリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nからのシリアルリ−ドをリ−ドレジスタS1、S2...Snからのシリアルリ−ドの後、リ−ドクロックRCLKにたいし間断なく行える。
【0030】
上述の動作に続いた動作の説明を図16を参照しつつ説明する。
引き続き、ライトクロックWCLKに同期して一連の連続する黒丸で示されるシリアル入力デ−タが入力回路20を介してライトデ−タバスに入力される。このとき、ライトYデコ−ダ63bの出力Wn+1、Wn+2...W2nが順次ハイレベルとなることでライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nの順に書き込まれる。
このライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに対する書き込みが行われている間、第1のバンクのワ−ドラインWLaiが立ち上がる。その後、ライトレジスタT1、T2...Tnに書き込まれていた情報は、スイッチ(先の実施例1説明したリ−ド選択転送信号により開閉されるスイッチSW2)により選択されるメモリコラムCa1,Ca5...Ca4n-3にそれぞれ転送され、それらメモリコラム及びワ−ドラインWLaiに接続されたメモリセルに書き込まれる。このライトアクセスが行われている間、リ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに選択転送されていた情報はリ−ドデ−タバスRD,RD/を介して出力回路20よりリ−ドクロックRCLKに同期して一連の連続する白丸で示されるシリアルデ−タが出力される。
リ−ドレジスタS2nに転送されていた情報が出力される前に、図15で説明した第1のバンクで立ち上がったワ−ドラインWLajのXアドレスを1インクリメントしたワ−ドラインWLaj+1が立ち上がる。このワ−ドラインWLaj+1に接続された複数のメモリセル中の情報は、それぞれ対応するセンスアンプによって増幅され、そのセンスアンプが接続するビットライン対上に確定する。その後、スイッチSW4によりメモリコラム、Ca1, Ca5... Ca4n-3上の情報がリ−ドレジスタS1、S2...Snにそれぞれ選択転送される。この前もって行われる転送により図17で説明するリ−ドレジスタS1、S2...Snからのシリアルリ−ドが、リ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nからのシリアルリ−ドの後、リ−ドクロックRCLKにたいし間断なく行える。
【0031】
上述の動作に続いた動作の説明を図17を参照しつつ説明する。
ライトクロックWCLKに同期して一連の連続する黒丸で示されるシリアル入力デ−タが入力回路20を介してライトデ−タバスWD、WD/に入力される。
ライトYデコ−ダ63aの出力信号W1、W2...Wnが順次ハイレベルとなることで、入力されたデ−タがライトレジスタT1、T2...Tnに順次書き込まれる。
デ−タがライトレジスタT1、T2...Tnに書き込まれている間、リ−ドYデコ−ダ64aの出力信号R1、R2...Rnがハイレベルとなることにより、リ−ドレジスタS1、S2...Snに転送されていた情報は、その順でリ−ドデ−タバスRD、RD/を介して出力回路21よりリ−ドクロックRCLKに同期して一連の連続する白丸で示されるようにシリアルデ−タとして出力される。
リ−ドレジスタSnに転送されていた情報が出力される前に、第2のバンクのワ−ドラインWLbj+1が立ち上がる。ワ−ドラインWLbj+1に接続する複数のメモリセル中の情報は、それぞれ対応するセンスアンプによって増幅され、そのセンスアンプが接続するビットライン対上に確定する。その後、スイッチSW4によりメモリコラムCb1, Cb5...Cb4n-3上の情報がリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nにそれぞれ選択転送される。この前もって行われる転送により図18で説明するリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nからのシリアルリ−ドをリ−ドレジスタS1、S2...Snからのシリアルリ−ドの後、ライトクロック信号RCLKにたいし間断なく行える。
【0032】
上述の動作に続いた動作の説明を図18を参照しつつ説明する。
引き続き、ライトクロック信号WCLKに同期して一連の連続する黒丸で示されるシリアル入力デ−タが入力回路20を介してライトデ−タバスRD、RD/に入力される。ライトYデコ−ダ63bの出力信号Wn+1、Wn+2...W2nが順次ハイとなることでライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに順次に書き込まれる。
このライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに対する書き込みが行われている間、第1のバンク61の前回のワ−ドラインのXアドレスに1インクリメントしたXアドレスで選択されるワ−ドラインWLai+1が立ち上がる。その後、ライトレジスタT1、T2...Tnに書き込まれていた情報は、スイッチSW2により選択されるメモリコラムCa2, Ca6...Ca4n-2にそれぞれ転送され、それらメモリコラムにおいてワ−ドラインWLai+1に接続されたメモリセルに書き込まれる。
上述のライトアクセスが行われている間、リ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに選択転送されていた情報は、リ−ドデ−タバスRD、RD/を介して出力回路21よりリ−ドクロック信号RCLKに同期して一連の連続する白丸で示されるシリアルデ−タとして出力される。
リ−ドレジスタS2nに転送されていた情報が出力される前に、第1のバンク61で以前立ち上がったワ−ドラインWLaj+1のXアドレスを1インクリメントしたワ−ドラインWLaj+2が立ち上がる。そして、このワ−ドラインWLaj+2に接続する複数のメモリセル中の情報は、それぞれ対応するセンスアンプによって増幅され、そのセンスアンプが接続するビットライン対上に確定する。その後、スイッチSW4によりメモリコラムCa2, Ca6... Ca4n-2上の情報がリ−ドレジスタS1、S2...Snにそれぞれ選択転送される。この前もって行われる転送によりリ−ドレジスタS1、S2...Snからのシリアルリ−ドをリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nからのシリアルリ−ドの後、リ−ドクロック信号RCLKにたいし間断なく行える。
【0033】
以上説明したこの発明のシリアルアクセスメモリにおけるライト転送動作及びリ−ド転送動作の順序を図19及び図20を参照しつつ説明する。
図19はこの発明のシリアルアクセスメモリにおけるライト転送動作を説明する模式図である。ライト転送動作では、まず第1のバンク61のライトレジスタT1、T2...Tnにシリアルデ−タを順次書き込む。その後、(a)に示すようにライトレジスタT1、T2...Tnを第1のバンク61のメモリカラムC1、C5...C4m-3にそれぞれ接続する。そしてライトレジスタT1、T2...Tnに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC1、C5...C4m-3のうちの特定のワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに順次書き込まれる。
次に(b)に示すように、第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nをメモリカラムC4m+1、C4m+5...C8m-3にそれぞれ接続する。そしてライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC4m+1、C4m+5...C8m-3のうちの特定のワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第1のバンク61のライトレジスタT1、T2...Tnに順次書き込まれる。
その後(c)に示すように、ライトレジスタT1、T2...Tnを第1のバンク61のメモリカラムC2、C6...C4m-2にそれぞれ接続する。そしてライトレジスタT1、T2...Tnに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC2、C6...C4m-2のうちの(a)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに順次書き込まれる。
さらに(d)に示すように、第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nをメモリカラムC4m+2、C4m+6...C8m-2にそれぞれ接続する。そしてライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC4m+2、C4m+6...C8m-2のうちの(b)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第1のバンク61のライトレジスタT1、T2...Tnに順次書き込まれる。
【0034】
次に(e)に示すように、ライトレジスタT1、T2...Tnを第1のバンク61のメモリカラムC3、C7...C4m-1にそれぞれ接続する。そしてライトレジスタT1、T2...Tnに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC3、C7...C4m-1のうちの(c)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに順次書き込まれる。
さらに(f)に示すように、第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nをメモリカラムC4m+3、C4m+7...C8m-1にそれぞれ接続する。そしてライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC4m+3、C4m+7...C8m-1のうちの(d)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第1のバンク61のライトレジスタT1、T2...Tnに順次書き込まれる。
この後(g)に示すように、ライトレジスタT1、T2...Tnを第1のバンク61のメモリカラムC4、C8...C4mにそれぞれ接続する。そしてライトレジスタT1、T2...Tnに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC4、C8...C4mのうちの(e)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに順次書き込まれる。
さらに(h)に示すように、第2のバンク62のライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nをメモリカラムC4m+4、C4m+8...C8mにそれぞれ接続する。そしてライトレジスタTn+1、Tn+2...T2nに転送されたデ−タをそれぞれメモリカラムC4m+4、C4m+8...C8mのうちの(f)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルに書き込む。この間、連続したシリアルデ−タは第1のバンク61のライトレジスタT1、T2...Tnに順次書き込まれる。
この後、ライトレジスタとメモリカラムとの接続関係は図19の(a)に戻り、ワ−ドラインは(h)以降順次インクリメントしたアドレスを対象としてシリアルライトが行われる。
【0035】
図20はこの発明のシリアルアクセスメモリにおけるリ−ド転送動作を説明する模式図である。リ−ド転送動作では(a)に示すように、第1のバンク61のメモリカラムC1、C5...C4m-3とリ−ドレジスタS1、S2...Snとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC1、C5...C4m-3のうちの特定のワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタS1、S2...Snに転送する。
次に(b)に示すように、第2のバンク62のメモリカラムC4m+1、C4m+5...C8m-3とリ−ドレジスタSn、Sn+1...S2nとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC4m+1、C4m+5...C8m-3のうちの特定のワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタSn、Sn+1...S2nに転送する。この間第1のバンク61においては、リ−ドレジスタS1、S2...Snに転送されたデ−タを順次リ−ドデ−タバスに出力し、連続したシリアルデ−タとして出力する。
その後(c)に示すように、第1のバンク61のメモリカラムC2、C6...C4m-2とリ−ドレジスタS1、S2...Snとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC2、C6...C4m-2のうちの(a)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタS1、S2...Snに転送する。この間第2のバンク62においては、リ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに転送されたデ−タを順次リ−ドデ−タバスに出力し、連続したシリアルデ−タとして出力する。
さらに(d)に示すように、第2のバンク62のメモリカラムC4m+2、C4m+6...C8m-2とリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC4m+2、C4m+6...C8m-2のうちの(b)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに転送する。この間第1のバンク61においては、リ−ドレジスタS1、S2...Snに転送されたデ−タを順次リ−ドデ−タバスに出力し、連続したシリアルデ−タとして出力する。
【0036】
その後(e)に示すように、第1のバンク61のメモリカラムC3、C7...C4m-1とリ−ドレジスタS1、S2...Snとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC3、C7...C4m-1のうちの(c)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタS1、S2...Snに転送する。この間第2のバンク62においては、リ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに転送されたデ−タを順次リ−ドデ−タバスに出力し、連続したシリアルデ−タとして出力する。
さらに(f)に示すように、第2のバンク62のメモリカラムC4m+3、C4m+7...C8m-1とリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC4m+3、C4m+7...C8m-1のうちの(d)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに転送する。この間第1のバンク61においては、リ−ドレジスタS1、S2...Snに転送されたデ−タを順次リ−ドデ−タバスに出力し、連続したシリアルデ−タとして出力する。
さらに(g)に示すように、第1のバンク61のメモリカラムC4、C8...C4mとリ−ドレジスタS1、S2...Snとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC4、C8...C4mのうちの(e)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタS1、S2...Snに転送する。この間第2のバンク62においては、リ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに転送されたデ−タを順次リ−ドデ−タバスに出力し、連続したシリアルデ−タとして出力する。
さらに(h)に示すように、第2のバンク62のメモリカラムC4m+4、C4m+8...C8mとリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nとをそれぞれ接続する。そしてメモリカラムC4m+4、C4m+8...C8mのうちの(f)で特定したワ−ドラインを一つインクリメントしたワ−ドラインに接続されたメモリセルのデ−タを読み出し、それぞれリ−ドレジスタSn+1、Sn+2...S2nに転送する。この間第1のバンク61においては、リ−ドレジスタS1、S2...Snに転送されたデ−タを順次リ−ドデ−タバスに出力し、連続したシリアルデ−タとして出力する。
この後、リ−ドレジスタとメモリカラムとの接続関係は図20の(a)に戻り、ワ−ドラインは(h)以降順次インクリメントしたアドレスを対象としてシリアルリ−ドが行われる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、この発明のシリアルアクセスメモリによれば、メモリコラムに対するレジスタ数が減少し、レジスタのパタ−ンを余裕を持って作ることが可能である。このことから、従来技術のプロセスのままでのチップサイズの縮小が図れ、プロセス開発のコスト節約とチップサイズの縮小というメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図2】第1の実施例のシリアルメモリの動作タイミング示すタイミングチャ−トである。
【図3】ライトアドレス発生回路を示す回路図である。
【図4】ライトアドレス発生回路の動作を示すタイミングチャ−トである。
【図5】リ−ドアドレス発生回路を示す回路図である。
【図6】リ−ドアドレス発生回路の動作を示すタイミングチャ−トである。
【図7】第2の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図8】この発明の第3の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図9】この発明の第4の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図10】この発明の第4の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路である。
【図11】この発明の第5の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図12】この発明の第5の実施例のシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図13】第5の実施例の変形例であるシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図14】第5の実施例の変形例であるシリアルアクセスメモリの部分回路図である。
【図15】第1の実施例のシリアルアクセスメモリの動作をより詳細に示した模式図である。
【図16】第1の実施例のシリアルアクセスメモリの動作をより詳細に示した模式図である。
【図17】第1の実施例のシリアルアクセスメモリの動作をより詳細に示した模式図である。
【図18】第1の実施例のシリアルアクセスメモリの動作をより詳細に示した模式図である。
【図19】この発明のシリアルアクセスメモリにおけるライト転送動作を説明する模式図である。
【図20】この発明のシリアルアクセスメモリにおけるリ−ド転送動作を説明する模式図である。
【符号の説明】
10 メモリコラム
11 メモリセル
22 Xデコ−ダ
24 メモリ−コントロ−ル信号発生回路
25 ア−ビタ
BL1〜m、BL1〜m/ ビット線
WL1〜n ワ−ド線
SA1〜m センスアンプ
T1、T2 ライトデ−タレジスタ
WD、WD/ ライトデ−タバス
S1、S2 リ−ドデ−タレジスタ
RD、RD/ リ−ドデ−タバス
Claims (4)
- センスアンプと複数のメモリセルを有し、該センスアンプとメモリセルとをビット線で接続した奇数番目及び偶数番目のメモリコラムを複数有したメモリアレイと、
データが入力される入力回路と、
この入力回路に接続されるライトデータバスと、
データを出力する出力回路と、
この出力回路に接続されるリードデータバスと、
第 1 のライトアドレス部分と該第 1 のライトアドレス部分とは異なる第2のライトアドレス部分とで構成されるライトアドレスのうち前記第1のライトアドレス部分をデコードし、該デコード結果に基づいて奇数番目のメモリコラムへのライトのための複数の第1のライト転送信号、偶数番目のメモリコラムへのライトのための複数の第2のライト転送信号を出力し、前記第2のライトアドレス部分をデコードし、該デコード結果に基づいてライトレジスタ選択信号を出力するライトデコーダと、
データを一時的に記憶する、前記メモリコラムの一端側に配置された第 1 のライトレジスタ及び前記メモリコラムの他端側に配置された第2のライトレジスタと、
第1のリードアドレス部分と該第1のリードアドレス部分とは異なる第2のリードアドレス部分とで構成されるリードアドレスのうち前記第1のリードアドレス部分をデコードし、該デコード結果に基づいて奇数番目のメモリコラムからのリードのための複数の第1のリード転送信号、偶数番目のメモリコラムからのリードのための複数の第2のリード転送信号を出力し、前記第2のリードアドレス部分をデコードし、該デコード結果に基づいてリードレジスタ選択信号を出力するリードデコーダと、
データを一時的に記憶する、前記メモリコラムの一端側に配置された第 1 のリードレジスタ及び前記メモリコラムの他端側に配置された第2のリードレジスタと、
前記メモリコラムの一端側に配置されて、前記ライトデータバスと前記第 1 のライトレジスタ間に接続され、前記ライトレジスタ選択信号と第 1 の選択信号とに応答して前記ライトデータバスと前記第 1 のライトレジスタ間を導通させる第1のライト用スイッチと、
前記メモリコラムの他端側に配置されて、前記ライトデータバスと前記第2のライトレジスタ間に接続され、前記ライトレジスタ選択信号と第2の選択信号とに応答して前記ライトデータバスと前記第2のライトレジスタ間を導通させる第2のライト用スイッチと、
前記メモリコラムの一端側に配置されて、前記リードデータバスと前記第1のリードレジスタ間に接続され、前記リードレジスタ選択信号と前記第 1 の選択信号とに応答して前記リードデータバスと前記第1のリードレジスタ間を導通させる第1のリード用スイッチと、
前記メモリコラムの他端側に配置されて、前記リードデータバスと前記第2のリードレジスタ間に接続され、前記リードレジスタ選択信号と前記第2の選択信号とに応答して前記リードデータバスと前記第2のリードレジスタ間を導通させる第2のリード用スイッチと、
各々が前記メモリコラムの一端側に配置されて、前記第1のライトレジスタと奇数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間に接続され、前記複数の第1のライト転送信号のうちの対応する1つに応答して前記第1のライトレジスタと奇数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間を導通させる複数の第3のライト用スイッチと、
各々が前記メモリコラムの他端側に配置されて、前記第2のライトレジスタと偶数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間に接続され、前記複数の第2のライト転送信号のうちの対応する1つに応答して前記第2のライトレジスタと偶数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間を導通させる複数の第4のライト用スイッチと、
各々が前記メモリコラムの一端側に配置されて、前記第1のリードレジスタと奇数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間に接続され、前記複数の第1のリード転送信号のうちの対応する1つに応答して前記第1のリードレジスタと奇数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間を導通させる複数の第3のリード用スイッチと、
各々が前記メモリコラムの他端側に配置されて、前記第2のリードレジスタと偶数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間に接続され、前記複数の第2のリード転送信号のうちの対応する1つに応答して前記第2のリードレジスタと偶数番目に配置された複数のメモリコラムのうちの対応する1つとの間を導通させる複数の第4のリード用スイッチと、
を有することを特徴とするシリアルアクセスメモリ。 - 前記ライトデータバスは前記複数のメモリコラムが縦列配置された第1の方向に延在し、前記ビット線は前記第1の方向と略直交する第2の方向に延在する請求項1記載のシリアルアクセスメモリ。
- 前記メモリセルはトランジスタとキャパシタからなるDRAMメモリセルである請求項1または2記載のシリアルアクセスメモリ。
- 前記リードデータバスは前記第1の方向に延在する請求項1〜3のいずれか1つに記載のシリアルアクセスメモリ。
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