JP2016167331A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】性能を向上することが可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】第1及び第2のメモリセルアレイ10A、10Bと、第1及び第2のメモリセルアレイ10A、10B間に配置され、第1及び第2のメモリセルアレイ10A、10Bに共有されるセンスアンプ12と、第2のメモリセルアレイ10Bをセンスアンプ12と挟むように配置され、センスアンプ12からのデータを保持するデータキャッシュ14とを具備する。
【選択図】図1

Description

本実施形態は半導体記憶装置に関する。
メモリセルが三次元に配列されたNAND型フラッシュメモリが知られている。
特開2014−179142号公報
高速に動作することが可能な半導体記憶装置を提供する。
実施形態の半導体記憶装置は、第1及び第2メモリセルアレイと、前記第1及び第2メモリセルアレイ間に配置され、前記第1及び第2メモリセルアレイに共有されるセンスアンプと、前記第2メモリセルアレイを前記センスアンプと挟むように配置され、前記センスアンプからのデータを保持するデータキャッシュとを具備する。
第1実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイのブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの回路図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプ及びデータキャッシュのブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプ及びデータキャッシュのブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプ及びBLスイッチ回路の回路図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプ及びデータキャッシュの回路図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の断面図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの断面図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置のデータ転送方法のフローチャート。 第1実施形態に係る半導体記憶装置のデータ転送時における各種信号のタイミングチャート。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの回路図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの回路図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるデータ転送方法の概略図。 第2実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプ及びBLスイッチ回路の回路図。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプ及びデータキャッシュの回路図。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の断面図。 第3実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図。 第3実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプのブロック図。 第4実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図。 第4実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの回路図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、共通する参照符号を付する。
[1]第1実施形態
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。以下では半導体記憶装置として、メモリセルが半導体基板上に積層された三次元半導体記憶装置を例に挙げて説明する。
[1−1]構成
[1−1−1]全体構成
図1を用いて、半導体記憶装置1の全体構成について説明する。
半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10A、10B、BLスイッチ回路11A、11B、センスアンプモジュール12、ロウデコーダ13A、13B、データキャッシュ14、電圧発生回路15、シーケンサ16、及び入出力回路17を備えている。
メモリセルアレイ10A、10Bの各々は、ワード線及びビット線に関連付けられた複数の不揮発性メモリセルの集合である。メモリセルアレイ10A、10Bは、メモリセルアレイ10A、10B間に配置されているセンスアンプモジュール12を共有している。メモリセルアレイ10A、10Bを合わせたものを、メモリセルアレイ10と表記する。また、メモリセルアレイ10A、10Bにそれぞれ対応するビット線BLを、ビット線BLa、BLbと表記し、以下の説明に用いる。
BLスイッチ回路11Aは、メモリセルアレイ10Aのビット線BLaとセンスアンプモジュール12との間を電気的に接続し、BLスイッチ回路11Bは、メモリセルアレイ10Bのビット線BLbとセンスアンプモジュール12との間を電気的に接続する。BLスイッチ回路11A、11Bの各々は、高耐圧nチャネルトランジスタ(HVTr.)によって構成されている。
センスアンプモジュール12は、データの読み出し時には、メモリセルからビット線BLに読み出されたデータをセンスし、データの書き込み時には、書き込みデータをビット線BLに転送する。
ロウデコーダ13A、13Bの各々は、ブロックアドレスやページアドレスをデコードして、対応するブロックBLKのいずれかのワード線WLを選択し、選択ワード線及び非選択ワード線に適切な電圧を印加する。ロウデコーダ13Aは、メモリセルアレイ10Aに対応して配置され、ロウデコーダ13Bは、メモリセルアレイ10Bに対応して配置されている。
データキャッシュ14は、センスアンプモジュール12及び入出力回路17からのデータを保持する。データキャッシュ14は、センスアンプモジュール12のキャッシュ動作に用いられる。データキャッシュ14は、メモリセルアレイ10B及びセンスアンプモジュール12間に配置されている。
電圧発生回路15は、メモリセルアレイ10、センスアンプモジュール12、及びロウデコーダ13に適切な電圧を生成する。具体的には、電圧発生回路15は、ソース線CELSRC、及びNANDストリングNSが形成されるウェル領域等に電圧を印加する。
シーケンサ16は、半導体記憶装置1全体の動作を制御する。
入出力回路17は、半導体記憶装置1外部のコントローラ又はホスト機器(図示せず)とデータの授受を行う。入出力回路17は、データの読み出し時には、センスアンプモジュール12でセンスされた読み出しデータを、データキャッシュ14を介して外部へ出力し、データ書き込み時には、外部から受信した書き込みデータを、データキャッシュ14を介してセンスアンプモジュール12に転送する。
[1−1−2]メモリセルアレイ10
図2を用いて、メモリセルアレイ10の構成について説明する。
メモリセルアレイ10は、ビット線BL方向に配列しているn個のブロックBLK(BLK0、BLK1、・・・、BLK(n−1)、nは1以上の自然数)を備えている。ブロックBLKは、例えばデータの消去単位となる。同一ブロックBLK内のデータは、一括して消去される。この場合に限定されることなく、他の消去動作は、“不揮発性半導体記憶装置”という2011年9月18日に出願された米国特許出願13/235,389号、“不揮発性半導体記憶装置”という2010年1月27日に出願された米国特許出願12/694,690号に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。ブロックBLKの各々は、複数のフィンガーFNG(FNG0、FNG1、FNG2、・・・)を備えている。フィンガーFNGは、メモリセルが直列接続されたNANDストリングNSの集合である。尚、メモリセルアレイ10内のブロックBLKの個数、及び1つのブロックBLK内のフィンガーFNGの個数は、任意の数に設定出来る。
メモリセルアレイ10は、m個のブロックBLK0〜BLK(m−1)(メモリセルアレイ10A)と、(n−m)個のブロックBLKm〜BLK(n−1)(メモリセルアレイ10B)とに分割されている。メモリセルアレイ10A、10Bがそれぞれ有するブロックBLKの個数は、同じでも良いし、異なっていても良い。以下、メモリセルアレイ10A、10Bがそれぞれ有するブロックBLKの個数が同じ場合について説明を行う。
図3を用いて、メモリセルアレイ10のいずれかのブロックBLKの回路構成について説明する。他のブロックBLKも同様の構成を有している。
ブロックBLKは、例えば4個のフィンガーFNG(FNG0〜FNG3)を含んでいる。フィンガーFNGの各々は、複数のNANDストリングNSを含んでいる。NANDストリングNSの各々は、例えば8個のメモリセルトランジスタMT(MT0〜MT7)、及び選択トランジスタST1、ST2を含んでいる。尚、メモリセルトランジスタMT及びフィンガーFNGの個数は、任意の数に設定できる。メモリセルトランジスタMTの個数は、例えば16個、32個、64個、又は128個でも良い。
メモリセルトランジスタMTは、制御ゲートと、電荷蓄積層を含む積層ゲートとを備え、データを不揮発に保持する。メモリセルトランジスタMTは、選択トランジスタST1、ST2間に、その電流経路が直列接続されるようにして配置されている。この直列接続の一端側のメモリセルトランジスタMT7の電流経路は、選択トランジスタST1の電流経路の一端に接続され、他端側のメモリセルトランジスタMT0の電流経路は、選択トランジスタST2の電流経路の一端に接続されている。
フィンガーFNG0〜3において、選択トランジスタST1のゲートの各々は、対応するセレクトゲート線SGD0〜SGD3に共通に接続され、選択トランジスタST2のゲートの各々は、フィンガーFNG0〜3間で同一のセレクトゲート線SGSに共通に接続されている。同一のブロックBLK内において、メモリセルトランジスタMT0〜MT7の制御ゲートはそれぞれ、対応するワード線WL0〜WL7に共通に接続されている。すなわち、同一ブロックBLK内において、ワード線WL0〜WL7及びセレクトゲート線SGSは、フィンガーFNG0〜FNG3間で共通に接続され、セレクトゲート線SGDは、フィンガーFNG0〜FNG3毎に独立している。
メモリセルアレイ10内でマトリクス状に配置されたNANDストリングNSのうち、同一行にあるNANDストリングNSの選択トランジスタST1の電流経路の他端は、いずれかのビット線BL(BL0〜BL(L−1)、(L−1)は1以上の自然数)に共通に接続されている。すなわち、ビット線BLには、複数のブロックBLK間で、同一行にあるNANDストリングNSが共通に接続されている。選択トランジスタST2の電流経路の他端は、ソース線SLに共通に接続されている。ソース線SLは、例えば複数のブロックBLK間で共通に接続されている。
データの読み出し及び書き込みは、いずれかのブロックBLKの、いずれかのフィンガーFNGにおける、いずれかのワード線WLに共通に接続された複数のメモリセルトランジスタMTにつき、一括して行われる。このデータの読み出し及び書き込みに使われる単位は、ページと定義されている。
[1−1−3]センスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14
図4を用いて、センスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14の構成について説明する。
センスアンプモジュール12は、複数のセンスアンプユニットSAUと、複数のラッチ回路TDLとを備えている。データキャッシュ14は、複数のラッチ回路XDLを備えている。ラッチ回路TDLと、ラッチ回路XDLとは、バスDXBUSを介して接続されている。
電源電圧VDDSA(又はVCC)と、接地電圧VSSSAとを供給する複数の電源線は、メモリセルアレイ10B上を通過して、センスアンプモジュール12及びBLスイッチ回路11A、11Bに接続されている。
図5を用いて、センスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14の構成について説明する。簡単のため、センスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14間のメモリセルアレイ10B及びBLスイッチ回路11Bは省略している。
センスアンプユニットSAUは、ビット線BL毎に設けられている。センスアンプユニットSAUの内部には、後述する複数のラッチ回路が含まれる。センスアンプユニットSAUは、例えば16個ずつビット線BLに沿った方向で一列に配列されている。以降の説明において、この16個のセンスアンプユニットSAUを区別する際には、それぞれSAU<0>〜SAU<15>と表記する。また、以下の説明では、16個のセンスアンプユニットSAUをSAU<15:0>と表記する。
ラッチ回路TDLは、一列に配列しているセンスアンプユニットSAU<15:0>毎に2つずつ(ラッチ回路TDLA、TDLB)設けられる。ラッチ回路TDLは、データ転送時において、センスアンプユニットSAU及びラッチ回路XDLのキャッシュ動作に使用される。例えば、ラッチ回路TDLAは、センスアンプユニットSAU<0>〜SAU<7>に対応し、ラッチ回路TDLBは、センスアンプユニットSAU<8>〜SAU<15>に対応している。ラッチ回路TDLA、TDLBの各々は、センスアンプユニットSAUと一列に配列され、例えば図5に示すように、センスアンプユニットSAU<7>、SAU<8>の間に挿入される。ラッチ回路TDLA、TDLBはそれぞれ、例えば配列するセンスアンプユニットSAUの両端に1つずつ配置しても良く、これに限定されない。
ラッチ回路XDLは、ビット線BL毎に設けられ、対応するビット線BLに関連するデータを一時的に保持する。ラッチ回路XDLは、半導体記憶装置1のキャッシュ動作に使用される。ラッチ回路XDLは、センスアンプユニットSAUと同様に、16個が1組として設けられ、ビット線方向に沿って配列している。図5において、16個のラッチ回路XDLは、XDL<15:0>と表記されている。半導体記憶装置1は、センスアンプユニットSAU内部のラッチ回路が使用中であったとしても、ラッチ回路XDLが空いていれば、外部からデータを受け付けることが出来る。
図6を用いて、センスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14の詳細な構成について説明する。図6には、1組のセンスアンプユニットSAU、ラッチ回路TDL、及びラッチ回路XDLを示している。
センスアンプモジュール12は、バスLBUS、プリチャージ回路20、及びディスチャージ回路22をさらに備えている。センスアンプユニットSAUの各々は、センスアンプ部SA、及びラッチ回路SDL、UDL、LDLを備えている。
センスアンプ部SAは、対応するビット線BLに接続されている。
ラッチ回路SDL、UDL、LDLは、データを一時的に保持する。センスアンプ部SAは、ラッチ回路SDLの保持データに応じて動作する。ラッチ回路UDL、LDLは、個々のメモリセルトランジスタが2ビット以上のデータを保持する多値動作、及びQuick pass write動作を行うために使用される。QPW動作は、“不揮発性半導体記憶装置”という2014年4月28日に出願された米国特許出願14/263,948号に記載されている。この特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
センスアンプユニットSAUの各々において、センスアンプ部SA、並びに3つのラッチ回路SDL、UDL、LDLは、互いにデータを送受信可能なようにバスLBUSによって接続されている。尚、バスLBUSは、例えばビット線方向で隣接する2つのセンスアンプユニットSAU間で共通に接続されても良い。この場合、2つのセンスアンプユニットSAUをビット線に沿った方向で横断するように配置され、16個のセンスアンプユニットSAU<15:0>に対して8本のバスLBUSが設けられる。
バスDBUSは、センスアンプユニットSAUと、対応するラッチ回路TDLとを接続している。センスアンプユニットSAUと、対応するラッチ回路TDLとは、互いにデータ送受信が可能である。図6では、1列に配列された8個のセンスアンプユニットSAUの組が、1本のデータバス(バスDBUSA又はバスDBUSB)を共有している。具体的には、バスDBUSAは、センスアンプユニットSAU<0>〜<7>の各々に接続されたバスLBUSと、ラッチ回路TDLAとに接続され、バスDBUSBは、センスアンプユニットSAU<8>〜<15>の各々に接続されたバスLBUSとラッチ回路TDLBとに接続されている。
バスDXBUSは、ラッチ回路TDLと、対応するラッチ回路XDLとを、電気的に接続している。図6では、2個のラッチ回路TDL(ラッチ回路TDLA、TDLB)が1本のバスDXBUSを共有している。具体的には、バスDXBUSは、ラッチ回路TDLA、TDLB、XDL<15:0>に接続されている。
プリチャージ回路20及びディスチャージ回路22の各々は、バスDBUSA、DBUSBに対応して設けられている。バスDBUSAに対応するプリチャージ回路20A及びディスチャージ回路22Aと、バスDBUSBに対応するプリチャージ回路20B及びディスチャージ回路22Bとは、同一の構成を有するため、プリチャージ回路20B及びディスチャージ回路22Bの説明を省略する。また、図示するように、各トランジスタの参照番号及び制御信号名は、区別して以下に説明する。
プリチャージ回路20Aは、バスDBUSAをプリチャージする。プリチャージ回路20Aは、例えば低耐圧nチャネルMOSトランジスタ21Aを含み、一端がバスDBUSAに接続され、ゲートには制御信号DAPCが与えられる。
ディスチャージ回路22Aは、バスDBUSAをディスチャージする。ディスチャージ回路22Aは、例えば低耐圧nチャネルMOSトランジスタ23Aを含み、一端がバスDBUSAに接続され、他端が接地(VSS)され、ゲートには制御信号DADCが与えられる。
図7を用いて、センスアンプユニットSAU及びBLスイッチ回路11A、11Bの回路構成について説明する。尚、プリチャージ回路20及びディスチャージ回路22において、制御信号DPCは、制御信号DAPC、DBPCに、制御信号DDSは、制御信号DADC、DBDCにそれぞれ対応している。また、ビット線BLa、BLbと、センスアンプSAUとを接続する配線を、ビット線BLSAと表記し、以下の説明に用いる。
BLスイッチ回路11A、11Bはそれぞれ、高耐圧nチャネルMOSトランジスタ40A、40Bを備えている。トランジスタ40A、40Bはそれぞれ、一端がビット線BLa、BLbに接続され、他端がビット線BLSAに接続され、ゲートには制御信号BLSa、BLSbが入力される。
センスアンプユニットSAUは、プリチャージ回路30及びバススイッチ32をさらに備えている。
プリチャージ回路30は、バスLBUSをプリチャージする。プリチャージ回路30は、例えば低耐圧nチャネルMOSトランジスタ31を含み、一端がバスLBUSに接続され、ゲートには制御信号LPCが与えられる。
バススイッチ32は、バスDBUS及びバスLBUSを接続する。バススイッチ32は、例えば低耐圧nチャネルMOSトランジスタ33を含み、一端がバスDBUSに接続され、他端がバスLBUSに接続され、ゲートには制御信号DSWが与えられる。
次に、センスアンプ部SAの構成について説明する。
センスアンプ部SAは、低耐圧nチャネルMOSトランジスタ41〜50、低耐圧pチャネルMOSトランジスタ51、及びキャパシタ素子52を備えている。
トランジスタ41は、一端がビット線BLSAに接続され、他端がノードSCOMに接続され、ゲートに信号BLCが入力される。トランジスタ41は、対応するビット線BLを、信号BLCに応じた電位にクランプするためのものである。
トランジスタ45は、一端がノードSCOMに接続され、他端がノードSRCGND(例えば0V)に接続され、ゲートがノードINV_Sに接続される。トランジスタ42は、一端がノードSCOMに接続され、他端がノードSSRCに接続され、ゲートに制御信号BLXが入力される。トランジスタ51は、一端がノードSSRCに接続され、他端に電源電圧VDDSAが与えられ、ゲートがノードINV_Sに接続される。
トランジスタ43は、一端がノードSCOMに接続され、他端がノードSENに接続され、ゲートに制御信号XXLが入力される。トランジスタ44は、一端がノードSSRCに接続され、他端がノードSENに接続され、ゲートに制御信号HLLが入力される。キャパシタ素子52は、一方電極がノードSENに接続され、他方電極にクロックCLKが入力される。トランジスタ47は、一端が接地され、ゲートがノードSENに接続される。トランジスタ48は、一端がトランジスタ47の他端に接続され、他端がバスLBUSに接続され、ゲートに制御信号STBが入力される。
トランジスタ46は、一端がノードSENに接続され、他端がバスLBUSに接続され、ゲートに制御信号BLQが入力される。トランジスタ50は、一端が接地され、ゲートがバスLBUSに接続される。トランジスタ49は、一端がトランジスタ50の他端に接続され、他端がノードSENに接続され、ゲートに制御信号LSLが入力される。
次に、ラッチ回路SDLの構成について説明する。
ラッチ回路SDLは、低耐圧nチャネルMOSトランジスタ60〜63及び低耐圧pチャネルMOSトランジスタ64〜67を備えている。
トランジスタ60は、一端がバスLBUSに接続され、他端がノードLAT_Sに接続され、ゲートに制御信号STLが入力される。トランジスタ61は、一端がバスLBUSに接続され、他端がノードINV_Sに接続され、ゲートに制御信号STIが入力される。トランジスタ62は、一端が接地され、他端がノードLAT_Sに接続され、ゲートがノードINV_Sに接続される。トランジスタ63は、一端が接地され、他端がノードINV_Sに接続され、ゲートがノードLAT_Sに接続される。トランジスタ64は、一端がノードLAT_Sに接続され、ゲートがノードINV_Sに接続される。トランジスタ65は、一端がノードINV_Sに接続され、ゲートがノードLAT_Sに接続される。トランジスタ66は、一端がトランジスタ64の他端に接続され、他端に電源電圧VDDSAが印加され、ゲートに制御信号SLLが入力される。トランジスタ67は、一端がトランジスタ65の他端に接続され、他端に電源電圧VDDSAが印加され、ゲートに制御信号SLIが入力される。
ラッチ回路SDLでは、トランジスタ62、64で第1インバータが構成され、トランジスタ63、65で第2インバータが構成されている。そして、第1インバータの出力及び第2インバータの入力(ノードLAT_S)が、データ転送用のトランジスタ60を介してバスLBUSに接続され、第1インバータの入力及び第2インバータの出力(ノードINV_S)が、データ転送用のトランジスタ61を介してバスLBUSに接続される。ラッチ回路SDLは、データをノードLAT_Sで保持し、その反転データをノードINV_Sで保持する。
ラッチ回路LDL、UDLの各々は、ラッチ回路SDLと同様の構成を有しているので、説明を省略する。ラッチ回路LDL、UDLにおいて、各トランジスタの参照番号及び制御信号名は、ラッチ回路SDLのものとは区別して以下に説明する。
図8を用いて、ラッチ回路TDL、XDLの回路構成について説明する。ラッチ回路TDL、XDLの各々は、同様の回路構成を有するため、図8ではラッチ回路XDLの回路構成のみ図示し、ラッチ回路TDLの説明は省略する。
ラッチ回路XDLは、低耐圧nチャネルMOSトランジスタ90〜94及び低耐圧pチャネルMOSトランジスタ95〜99を備えている。
トランジスタ90は、一端が入出力回路17に接続されているバスXBUSに接続され、他端がノードLAT_Xに接続され、ゲートに制御信号XTLが入力される。トランジスタ91は、一端がバスDXBUSに接続され、他端がノードINV_Xに接続され、ゲートに制御信号XTIが入力される。トランジスタ92は、一端がノードLAT_Xに接続され、ゲートにノードINV_Xが接続される。トランジスタ93は、一端が接地され、他端がトランジスタ92の他端に接続され、ゲートに制御信号XNLが入力される。トランジスタ95は、一端がノードLAT_Xに接続され、ゲートがノードINV_Xに接続される。トランジスタ96は、一端がノードINV_Xに接続され、ゲートがノードLAT_Xに接続される。トランジスタ97は、一端がトランジスタ95の他端に接続され、他端に電源電圧VDDSAが印加され、ゲートに制御信号XLLが入力される。トランジスタ98は、一端がトランジスタ96の他端に接続され、他端に電源電圧VDDSAが印加され、ゲートに制御信号XLIが入力される。このように、ラッチ回路XDLは、ラッチ回路SDL等とほぼ同様の構成を有し、バスDXBUS及びバスXBUS間でデータを保持する。
次に、センスアンプユニットSAU、及びラッチ回路TDL、XDLの接続関係について説明する。
センスアンプモジュール12は、低耐圧nチャネルMOSトランジスタ53A、53Bをさらに備えている。トランジスタ53A、53Bはそれぞれ、一端がラッチ回路TDLA、TDLBの一端に接続され、他端がバスDXBUSに接続され、ゲートに制御信号TSWA、TSWBが入力される。ラッチ回路TDLA、TDLBはそれぞれ、他端がバスDBUSA、DBUSBに接続されている。
センスアンプユニットSAU<0>〜<7>及びバスDBUSA間の接続は、第1スイッチSW1によって切り替えられ、センスアンプユニットSAU<8>〜<15>及びバスDBUSB間の接続は、第2スイッチSW2によって切り替えられる。2組のセンスアンプユニットSAU<0>〜<7>及びSAU<8>〜<15>と、バスDXBUSとの間の接続は、トランジスタ53A、53Bのゲートに入力される制御信号TSWA、TSWBによって切り替えられる。16個のラッチ回路XDL<15:0>と、バスDXBUSとの間の接続は、第3スイッチSW3によって切り替えられる。
このように、16個のセンスアンプユニットSAU<15:0>と16個のラッチ回路XDL<15:0>とは、1本のバスDXBUSによって電気的に接続される。
[1−1−4]断面構成
図9を用いて、半導体記憶装置1の断面構造について説明する。
図9には、メモリセルアレイ10A、10B、BLスイッチ回路11A、11B、センスアンプモジュール12、及びデータキャッシュ14のビット線BL方向の断面構造が示されている。図9において、メモリセルアレイ10A、10Bの構造は、省略して示している。尚、半導体記憶装置1の金属配線層の最下層をM0層、M0層の1層上の金属配線層をM1層、M1層の1層上の金属配線層をM2層と示し、以下の説明に用いる。
メモリセルアレイ10A、10Bのそれぞれの領域において、p型シリコン基板100は、表面内にn型ウェル領域101A、101Bが形成され、n型ウェル領域101A、101Bはそれぞれ、表面内にp型ウェル領域102A、102Bが形成されている。メモリセルアレイ10A、10Bの各々は、このようなトリプルウェル構造によって、p型シリコン基板100と電気的に絶縁されている。ビット線BLa、BLbの各々は、M1層に配設されている。メモリセルアレイ10A、10Bの詳細な断面構造については後述する。
BLスイッチ回路11A、11Bのそれぞれの領域において、トランジスタ40A、40Bは、p型シリコン基板100の表面内に形成されている。トランジスタ40A、40Bのゲートの各々は、M0層の配線に接続されている。
センスアンプモジュール12の領域において、p型シリコン基板100の表面内には、n型ウェル領域105及びp型ウェル領域106が形成されている。n型ウェル領域105及びp型ウェル領域106の各々には、センスアンプモジュール12を構成するトランジスタが形成され、接地電圧VSSが印加される。これらの配線は、M0層の対応する配線に接続されている。M0層には、例えばバスDBUSが配設されている。M1層には、ビット線BLSAが配設されている。M2層には、例えばバスDXBUS等の配線が配設されている。
データキャッシュ14の領域において、p型シリコン基板100の表面内には、n型ウェル領域107及びp型ウェル領域108が形成されている。n型ウェル領域107及びp型ウェル領域108の各々には、データキャッシュ14を構成するトランジスタが形成され、接地電圧VSSが印加される。これらの配線は、M0層の対応する配線に接続されている。M2層には、例えばバスDXBUS等の配線が配設されている。
バスDXBUSは、M2層に配設され、メモリセルアレイ10B上を通過している。バスDXBUSは、センスアンプモジュール12の領域からデータキャッシュ14の領域まで延伸している。同様に、センスアンプモジュール12に電源電圧VDDSA又は接地電圧VSSを供給する電源線(図示せず)もM2層に配設されている。
以上の構成は、メモリセルアレイ10A、10Bが1つのセンスアンプモジュール12を共有した場合、M1層の配線リソースが不足することを考慮して設計されている。
図10を用いて、メモリセルアレイ10の詳細な断面構造について説明する。
図10に示すように、p型ウェル領域102上には、複数のNANDストリングNSが形成されている。具体的には、p型ウェル領域102上には、セレクトゲート線SGSとして機能する複数の配線層110と、ワード線WLとして機能する複数の配線層111と、セレクトゲート線SGDとして機能する複数の配線層112とが形成されている。
配線層110は、例えば4層で形成され、複数のNANDストリングNSで共通のセレクトゲート線SGSに電気的に接続され、2つの選択トランジスタST2のゲート電極として機能する。
配線層111は、例えば8層で形成され、層ごとに共通のワード線WLに電気的に接続されている。
配線層112は、例えば4層で形成され、NANDストリングNSごとに対応するセレクトゲート線SGDに接続され、各々が1つの選択トランジスタST1のゲート電極として機能する。
メモリホール113は、配線層110、111、112を貫通し、p型ウェル領域102に達するように形成されている。メモリホール113の側面には、ブロック絶縁膜114、電荷蓄積層115(絶縁膜)、及びゲート絶縁膜116が順に形成されている。メモリホール113内には、導電膜117が埋め込まれている。導電膜117は、NANDストリングNSの電流経路として機能する。導電膜117の上端には、ビット線BLとして機能する配線層118が形成されている。
以上のように、p型ウェル領域102上には、選択トランジスタST2、複数のメモリセルトランジスタMT、及び選択トランジスタST1が順に積層されており、1つのメモリホール113が、1つのNANDストリングNSに対応している。
p型ウェル領域102の表面内には、n型不純物拡散層103及びp型不純物拡散層104が形成されている。
型不純物拡散層103上には、コンタクトプラグ119が形成され、コンタクトプラグ119上には、ソース線CELSRCとして機能する配線層120が形成されている。ソース線CELSRCは、M2層にも形成され、M2層のソース線CELSRCは、電圧発生回路15に電気的に接続されている。
型不純物拡散層104上には、コンタクトプラグ121が形成され、コンタクトプラグ121上には、ウェル配線CPWELLとして機能する配線層122が形成されている。ウェル配線CPWELLは、電圧発生回路15に電気的に接続されている。
配線層120、122が形成されているM0層は、配線層112(セレクトゲート線SGD)よりも上、かつ配線層118が形成されているM1層よりも下に形成されている。
以上の構成は、図10を記載した紙面の奥行き方向に複数配列されている。1つのフィンガーFNGは、奥行き方向に一列に並ぶ複数のNANDストリングNSの集合によって構成されている。
さらに、配線層110は、同一のブロックBLK内において、共通のセレクトゲート線SGSとして機能し、互いに電気的に接続されている。最下層の配線層110とp型ウェル領域102との間には、ゲート絶縁膜116が形成されている。n型不純物拡散層103に隣接している最下層の配線層110と、ゲート絶縁膜116とは、n型不純物拡散層103近傍まで形成されている。
これにより、選択トランジスタST2がオン状態とされた場合、形成されたチャネルは、メモリセルトランジスタMT0及びn型不純物拡散層103を、電気的に接続する。電圧発生回路15は、ウェル配線CPWELLに電圧を印加することで、導電膜117に電位を与えることが出来る。
尚、メモリセルアレイ10の構成については、その他の構成であっても良い。メモリセルアレイ10の構成については、例えば“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月19日に出願された米国特許出願12/407,403号に記載されている。また、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月18日に出願された米国特許出願12/406,524号、“不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法”という2010年3月25日に出願された米国特許出願12/679,991号、“半導体メモリ及びその製造方法”という2009年3月23日に出願された米国特許出願12/532,030号に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
[1−2]動作
[1−2−1]BLスイッチ回路11A、11B
図7を用いて、BLスイッチ回路11A、11Bの動作について説明する。以下で説明する動作は、例えばシーケンサ16の制御の下で行われ、図7で説明した各種制御信号は、例えばシーケンサ16によって生成される。
メモリセルアレイ10Aのメモリセルに記憶されているデータの読み出し又は書き込みを行う場合、シーケンサ16は、制御信号BLSaを“H”レベルにして、トランジスタ40Aをオンする。これにより、指定したメモリセルが接続されているビット線BLaと、ビット線BLSAとの間に電流経路が形成される。一方で、シーケンサ16は、制御信号BLSbを“L”レベルにして、トランジスタ40Bをオフする。これにより、指定したメモリセルを含まないメモリセルアレイ10Bに配設されているビット線BLbと、ビット線BLSAとの間の電流経路は遮断される。
同様に、メモリセルアレイ10Bのメモリセルに記憶されているデータの読み出し又は書き込みを行う場合、シーケンサ16は、制御信号BLSbを“H”レベルにして、トランジスタ40Bをオンする。これにより、指定したメモリセルが接続されているビット線BLbと、ビット線BLSAとの間に電流経路が形成される。一方で、シーケンサ16は、制御信号BLSaを“L”レベルにして、トランジスタ40Aをオフする。これにより、指定したメモリセルを含まないメモリセルアレイ10Aに配設されているビット線BLaと、ビット線BLSAとの間の電流経路は遮断される。
以上のように、BLスイッチ回路11A、11Bは、シーケンサ16により、データの読み出し又は書き込み時において、メモリセルアレイ10A、10Bのいずれか一方とセンスアンプモジュール12とを電気的に接続する。
[1−2−2]センスアンプユニットSAU
図7を用いて、センスアンプユニットSAUのデータ書き込み時の動作について説明する。
メモリセルトランジスタMTに電荷を注入して、閾値を上昇させる場合、ラッチ回路SDLのノードINV_Sには、“H”レベル(“1”データ)が格納される。この結果、トランジスタ45がオン状態とされ、ビット線BLSAはノードSRCGND(例えば0V)と接続される。一方、メモリセルトランジスタMTに電荷を注入せず、閾値を変えない場合、ラッチ回路SDLのノードINV_Sには、“L”レベル(“0”データ)が格納される。この結果、トランジスタ51がオン状態とされ、ビット線BLSAには電源電圧VDDSA(例えば、2.5V)が与えられる。
次に、センスアンプユニットSAUのデータ読み出し時の動作について説明する。
メモリセルトランジスタMTに格納されたデータを読み出す場合、まずノードINV_Sが“L”レベルとされ、トランジスタ51がオン状態とされる。そして、トランジスタ41、42を介して、ビット線BLSAが電源電圧VDDSAまでプリチャージされる。また、トランジスタ44もオン状態とされ、ノードSENが所定の電位まで充電される。その後、トランジスタ44がオフ状態とされ、信号XXLが“H”レベルとされてトランジスタ43がオン状態とされる。対応するメモリセルがオン状態の場合、ノードSENの電位は低下し、トランジスタ47はオフ状態となる。一方、対応するメモリセルがオフ状態の場合、ノードSENの電位は“H”レベルを維持し、トランジスタ47はオン状態となる。そして、信号STBがオン状態とされ、トランジスタ47のオン/オフに応じた電位がバスLBUSに読み出される。読み出された電位は、ラッチ回路SDL、LDL、UDLのいずれかに保持される。
[1−2−3]ラッチ回路間のデータ転送動作
半導体記憶装置1は、ラッチ回路間のデータ転送時、データバスの低振幅化を図ることで、消費電流を低減している。
図11乃至図14を用いて、ラッチ回路SDL、LDL、UDL相互間のデータ転送動作について説明する。以下では、ラッチ回路SDLからラッチ回路LDLへデータを転送する場合を例に説明する。
図11及び図12に示すように、ラッチ回路間のデータ転送動作は、2つのステップを含む。第1のステップは、LDL(転送先ラッチ回路)のリセット動作であり、第2のステップは、SDL(転送データを保持する、転送元ラッチ回路)からLDLにデータを転送する動作である。以下で説明する動作は、例えばシーケンサ16の制御の下で行われ、図7及び図8で説明した各種制御信号は、例えばシーケンサ16によって生成される。
まず、第1のステップについて、図13の回路図も併せて参照しつつ以下に説明する。シーケンサ16は、信号DSWを“H”レベルにして、バスDBUSをいずれかのバスLBUSに接続し、信号DDSを“H”レベルにして、ディスチャージ回路22を活性化する(ステップS10、時刻t0)。これにより、バスDBUS及びバスLBUSがディスチャージされ、図13に示すように、バスDBUS及びバスLBUSの電位は“L”レベル(ほぼ0V)となる。尚、“H”レベルとされた信号DSW、DDSの電位は、ラッチ回路SDLの電源電圧であるVDDSAである。本明細書では、特に述べない限りその他の制御信号も同様である。
次に、シーケンサ16は、信号LLL、LLIをそれぞれ“L”レベル及び“H”レベルとし(時刻t1)、トランジスタ76、77をそれぞれオン状態及びオフ状態とする。さらに、シーケンサ16は、信号LTIを“H”レベルとし(時刻t2)、トランジスタ71をオン状態とする。これにより、データ転送先となるLDLは、バスLBUSの電位を取り込む。すなわち、ノードINV_Lが“L”レベルとなり、ノードLAT_Lが“H”レベル(VDDSA)となる(ステップS11)。
次に、シーケンサ16は、信号DSWを“L”レベルとし、トランジスタ33をオフ状態とする。これにより、バスDBUS及びLBUS間の電流経路が遮断される(ステップS12、時刻t3)。
次に、第2のステップについて、図14の回路図も併せて参照しつつ以下に説明する。まず、シーケンサ16は、信号LPCを“H”レベルにしてプリチャージ回路30を活性化し、バスLBUSをプリチャージする(時刻t4)。この際、シーケンサ16は、例えば信号LPCの電位をVclhとして、シーケンサ16は、バスLBUSの電位が(Vclh−Vt)になるようにトランジスタ31を制御する(ステップS13)。(Vclh−Vt)は、例えば0.5〜1Vである。電圧Vclhは、センスアンプユニットSAUの電源電圧VDDSAよりも小さい電圧であり、電圧Vtは、センスアンプユニットSAU内の低耐圧nチャネルトランジスタ(例えばトランジスタ31、60、61、70、71、80、81等)の閾値電圧である。これにより、バスLBUSの電位は、(Vclh−Vt)にクランプされる。あるいは、信号LPCの電位を十分に大きくすると共に、トランジスタ31の電流経路の他端にVclhを印加しても良い。
次に、シーケンサ16は、信号LPCを“H”レベルとしている期間に信号LLLを“H”レベルとする(時刻t5)。これにより、LDLのノードLAT_Lの電位は、VDDSAとなる。そして、シーケンサ16は、信号LPCを“L”レベルとした後、信号STL、LTLを“H”レベルとする(時刻t6)。これにより、SDLは、LAT_SのデータをバスLBUSに出力し、LDLは、このデータをLAT_Lに取り込む(ステップS14)。尚、信号STL、LTLの電位Vclm、Vcllも、VDDSAより小さくされる。尚、Vclhとの関係は、以下の通りである。
Vclh≧Vclm≧Vcll
Vclh>Vcll
ここで、Vclh≧Vclm(より好ましくはVclh>Vclm)は、SDLが“1”データを安定して保持するため、Vclh≧Vcll(より好ましくはVclh>Vcll)は、LDLが“1”データを安定して保持するための条件である。すなわち、SDL及びLDLが“H”レベルを保持する場合、転送トランジスタ60、70のゲート電圧が高すぎると、これらのトランジスタがオン状態となり、SDL及びLDLの保持データが破壊されるおそれがあるからである。
また一例としては、Vclh、Vclm、及びVcllの値は、以下のように設定される。
Vclh=1V+Vt
Vclm=0.75V+Vt
Vcll=0.5V+Vt
信号STLを“H”レベルとすると、SDLの保持データ(LAT_Sのデータ)に応じてバスLBUSの電位が変動する。SDLが“1”データを保持している場合、バスLBUSの電位は“H”レベル(Vclh−Vt)を維持する。このとき、ノードLAT_Lは“H”レベル(VDDSA)を保持し続ける。一方、SDLが “0”データを保持している場合、バスLBUSの電位は“L”レベル(0V)に遷移する。バスLBUSが“L”レベル(0V)に遷移すると、ノードLAT_Lには“L”レベルが格納される。
このように、転送先ラッチ回路に“1”を保持させ、その後に転送元ラッチ回路がデータを出力する。転送データが“0”の場合、“0”データが転送先ラッチ回路に転送され、転送データが“1”の場合、転送先ラッチ回路は“1”データを保持する。
以上のように、半導体記憶装置1は、ラッチ回路の相互間をデータ転送する際に、バスLBUSをプリチャージする電位を、電源電圧VDDSAよりも小さい電圧Vclh−Vtとしている。これにより、データ転送時、バスLBUSの充電に必要な電流が少なくなるため、半導体記憶装置1の消費電流が低減される。
尚、ラッチ回路TDL、XDL間のデータ転送についても同様に、バスDXBUSをプリチャージする電位を電源電圧VDDSAよりも小さい電圧とすることで、半導体記憶装置1の消費電流を低減することができる。
[1−2−4]センスアンプユニットSAU及びラッチ回路XDL間のデータ転送動作
図15を用いて、データ書き込み時のセンスアンプユニットSAU及びラッチ回路XDL間のデータ転送動作について説明する。データ読み出しは、データ書き込みの逆の順序で行われるため、データ読み出し時の転送動作についての説明は省略する。データ転送時のセンスアンプユニットSAU及びラッチ回路XDLの制御は、例えばシーケンサ16が行う。
シーケンサ16は、まずラッチ回路XDL<0>に保持されたデータを、バスDXBUSを介してラッチ回路TDLAに転送する。
次に、シーケンサ16は、ラッチ回路TDLAに転送されたデータを、バスDBUSAを介してセンスアンプユニットSAU<0>に転送し、ラッチ回路XDL<8>に保持されたデータを、バスDXBUSを介してラッチ回路TDLBに転送する。
次に、シーケンサ16は、ラッチ回路TDLBに転送されたデータを、バスDBUSBを介してセンスアンプユニットSAU<8>に転送し、ラッチ回路XDL<1>に保持されたデータを、バスDXBUSを介してラッチ回路TDLAに転送する。
シーケンサ16は、以上の操作をセンスアンプユニットSAU及びラッチ回路XDLのアドレスをインクリメントして繰り返す。具体的には、図15に示すように、シーケンサ16は、ラッチ回路XDL<0>〜<7>、XDL<8>〜<16>に保持されたデータをそれぞれ、ラッチ回路TDLA、TDLBを介して、センスアンプユニットSAU<0>〜<7>、SAU<8>〜<15>に転送する。
最後に、シーケンサ16は、ラッチ回路XDL<15>に保持されたデータがラッチ回路TDLBに転送された後、ラッチ回路TDLBに転送されたデータを、バスDBUSBを介してセンスアンプユニットSAU<15>に転送する。
以上のように、16個のラッチ回路XDL<15:0>のデータは、対応する16個のセンスアンプユニットSAU<15:0>に転送される。ラッチ回路XDLからラッチ回路TDLA又はTDLBへのデータ転送と、ラッチ回路TDLA又はTDLBからセンスアンプユニットSAUへのデータ転送とを同時に行うことにより、効率的にデータを転送することが出来る。
また、センスアンプモジュール12は、データ転送先のセンスアンプユニットSAUに対応するバスDBUS(バスDBUSA又はDBUSB)のみを充電することで、データ転送を行っている。これにより、バスDBUSA及びバスDBUSBに分割していない場合と比べて、ラッチ回路TDL及びセンスアンプユニットSAU間の消費電流が少なくなる。
尚、ラッチ回路XDL<15:0>と、対応するセンスアンプユニットSAU<15:0>との間のデータ転送をする順番は逆にしても良く、これに限られない。
[1−3]第1実施形態の効果
第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10を、ビット線BL方向に2つ(メモリセルアレイ10A、10B)に分割する。これにより、メモリセルアレイ10A、10Bにそれぞれ対応するビット線BLa、BLbの配線長は、メモリセルアレイ10を分割しない場合(比較例)のビット線BLの配線長と比べて短くなる。
また、メモリセルアレイ10A、10Bは、メモリセルアレイ10A、10B間に配置された1つのセンスアンプ(センスアンプモジュール12)を共有し、メモリセルアレイ10A、10Bと、センスアンプモジュール12との間にそれぞれ、BLスイッチ回路11A、11Bが設けられる。BLスイッチ回路11A、11Bは、シーケンサ16によって、メモリセルアレイ10A、10Bのいずれか一方とセンスアンプモジュール12とを電気的に接続する。
以上の構成により、第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、比較例と比べて充電するビット線BLの配線長を概略半分にすることが出来る。例えば、ビット線BLの配線長が半分になると、配線の寄生容量及び抵抗値がそれぞれ半分になる。これにより、ビット線BLの充電に必要な時間が短くなるため、読み出し及び書き込み時間が短くなる。つまり、半導体記憶装置1の動作は高速化され、消費電流は例えば1/4まで低減される。また、分割したメモリセルアレイ10は、1つのセンスアンプモジュール12を共有しているため、チップ面積の増大を抑制することが出来る。
また、第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、データバスの低振幅化を行っている。比較例の半導体記憶装置は、1本のビット線に対して、センスアンプ部SAと、複数のラッチ回路(SDL、UDL、LDL、XDL)を含む。ラッチ回路間のデータ転送は、バスLBUS、DBUSを介して行われる。さらに、第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、ラッチ回路TDLを含む。このラッチ回路TDLは、センスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14間のデータ転送のために用いる。ラッチ回路TDL、XDL間は、バスDXBUSで接続されている。ラッチ回路間のデータ転送の際に、データバス(バスLBUS、DBUS、DXBUS)の電位を電源電圧VDDSAとすると、データバスの寄生容量の影響により、データバスの充放電電流が大きくなってしまう。
そこで、データバスを、VDDSAではなく、それよりも小さい電圧(Vclh−Vt)で振幅させる。これにより、データバスの充放電電流を低減し、データバスにおける消費電流を、比較例の1/2〜1/4に低減することが出来る。
さらに、ラッチ回路の転送トランジスタ(図7のトランジスタ60、61、70、71、80、81)のゲート電位を、VDDSAより低い所定の電圧(例えばVclm、Vcll)とする。これにより、データバスの充電電圧が低下したことによる転送トランジスタの誤動作を防止し、ラッチ回路の動作安定性を向上することが出来る。
また、第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、センスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14間で、センスアンプユニットSAU及びラッチ回路XDLを2つの組に分けてデータの転送を交互に行っている。バスDBUSA及びバスDBUSBを交互に充電することで、1つのデータ転送に必要なデータバスの充電量を減らすことが出来、消費電流を低減することができる。
[2]第2実施形態
第2実施形態に係る半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10及びセンスアンプモジュール12を同一のウェル上に形成し、BLスイッチ回路11A、11Bに低耐圧トランジスタを用いる。
[2−1]構成
図16を用いて、第2実施形態に係る半導体記憶装置1の構成について説明する。半導体記憶装置1は、BLスイッチ回路11A、11Bが低耐圧トランジスタ(LVTr.)によって構成され、高耐圧スイッチ回路18をさらに備えている。
高耐圧スイッチ回路18は、メモリセルアレイ10B及びデータキャッシュ14間に配置され、高耐圧nチャネルMOSトランジスタ55〜57を備えている。トランジスタ55は、一端に接地電圧VSSが入力され、他端に接地電圧VSSSAが出力される。トランジスタ56は、一端に電源電圧VDDSA(又はVCC)が入力され、他端に電源電圧VDDSAが出力される。つまり、トランジスタ55、56は、BLスイッチ回路11A、11B、及びセンスアンプモジュール12に対して電源を供給する電源線の途中に挿入されている。トランジスタ57は、一端がラッチ回路XDLに接続され、他端がラッチ回路TDLに接続されている。つまり、トランジスタ57は、バスDXBUSの途中に挿入されている。トランジスタ57に対して、ラッチ回路TDL側のバスDXBUSをバスDXBUSa、ラッチ回路XDL側のバスDXBUSをバスDXBUSbと表記し、以下の説明に用いる。
トランジスタ55〜57のゲートの各々には、信号HVSWが入力される。信号HVSWは、読み出し及び書き込み動作時に“L”レベルになり、消去動作時に“H”レベルになる。つまり、トランジスタ55〜57は、読み出し及び書き込み動作時にオン状態になり、消去動作時にオフ状態になる。
図17を用いて、BLスイッチ回路11A、11Bの構成について説明する。
BLスイッチ回路11A、11Bはそれぞれ、低耐圧pチャネルMOSトランジスタ54A、54Bを備えている。図17に示すセンスアンプユニットSAUとBLスイッチ回路11A、11Bの回路図は、図7のトランジスタ40A、40Bをトランジスタ54A、54Bに置き換えたものと同様である。
図18に示すセンスアンプモジュール12及びデータキャッシュ14の回路図は、図8に対してバスDXBUSの配線に高耐圧スイッチ回路18(トランジスタ57)を挿入したものと同様である。尚、トランジスタ57の個数は、センスアンプモジュール12内のバスDXBUSの本数によって決められるため、ビット線BLの本数に対して、必要な高耐圧nチャネルトランジスタ(トランジスタ57)の個数は1/16になる。
図19を用いて、半導体記憶装置1の断面構造について説明する。図19には、高耐圧スイッチ回路18のトランジスタ57を含む断面構造が示されている。
メモリセルアレイ10A、10Bのそれぞれの領域において、p型ウェル領域102A、102Bは、n型ウェル領域101の表面内に形成されている。
BLスイッチ回路11A、11Bのそれぞれの領域において、n型ウェル領域101の表面内には、p型ウェル領域109A、109Bが形成されている。トランジスタ54A、54Bはそれぞれ、p型ウェル領域109A、109Bの表面内に形成されている。トランジスタ54A、54Bのゲートの各々は、M0層の配線に接続されている。
センスアンプモジュール12の領域において、n型ウェル領域101の表面内には、p型ウェル領域106が形成されている。第1実施形態における半導体記憶装置1のn型ウェル領域105は、n型ウェル領域101に対応している。
以上のように、メモリセルアレイ10A、10B、BLスイッチ回路11A、11B、及びセンスアンプモジュール12が形成されているウェル領域は、同一のn型ウェル領域101の表面内に形成されている。
高耐圧スイッチ回路18の領域において、トランジスタ57は、p型シリコン基板100の表面内に形成されている。トランジスタ57は、一端がバスDXBUSaに接続され、他端がバスDXBUSbに接続され、ゲートがM0層の配線に接続されている。高耐圧スイッチ回路18の領域には、接地電圧VSSが入力される。トランジスタ55、56は、トランジスタ57と同様の構成を有し、一端及び他端に接続されている配線のみが異なっている。
以上の構成の場合、消去動作時に、メモリセルアレイ10A、10Bだけでなく、BLスイッチ回路11A、11B、及びセンスアンプモジュール12の回路に対しても消去電圧VPWELLが印加されるが、高耐圧スイッチ回路18に含まれるトランジスタをオフ状態にすることで、BLスイッチ回路11A、11B、及びセンスアンプモジュール12の回路をフローティング状態にすることができる。これにより、BLスイッチ回路11A、11B、及びセンスアンプモジュール12の回路は保護されている。
尚、高耐圧スイッチ回路18は、メモリセルアレイ10A、10B間に配置しても良い。また、高耐圧スイッチ回路18をトランジスタ55、56と、トランジスタ57とに分けて、一方をセンスアンプモジュール12及びメモリセルアレイ10B間、他方をメモリセルアレイ10B及びデータキャッシュ14間に配置しても良い。しかし、このように配置した場合、消去動作時に、バスDXBUS及び/又は電源線と、メモリセルアレイ10Bとの間で電位差が生じてしまう。これにより、消去動作時におけるバスDXBUS及び電源線の配線容量が増加するため、図16の高耐圧スイッチ回路18の配置と比べて消費電流が増加してしまう。
以上の構成による半導体記憶装置1は、消去動作時において、n型ウェル領域101に対して消去電圧VPWELLが印加された場合、メモリセルアレイ10A、10Bだけでなく、BLスイッチ回路11A、11B、及びセンスアンプモジュール12に対しても消去電圧VPWELLが印加される。その他の動作については、第1実施形態と同様である。
[2−2]第2実施形態の効果
第2実施形態に係る半導体記憶装置1は、BLスイッチ回路11を低耐圧pチャネルトランジスタ54A、54Bで構成している。低耐圧nチャネルトランジスタのゲート長は、例えば0.3μmであり、高耐圧nチャネルトランジスタのゲート長は、例えば1.2μmである。すなわち、BLスイッチ回路11の面積は、高耐圧nチャネルトランジスタを低耐圧pチャネルトランジスタに置き換えた場合、概略1/4になる。
第2実施形態に係る半導体記憶装置1は、高耐圧スイッチ回路18が追加されており、その分の面積が増大している。しかし、必要な高耐圧nチャネルトランジスタの個数は、バスDXBUSの本数(ビット線BLの本数に対して例えば1/16)となっているため、第2実施形態に係る半導体記憶装置1のチップ面積は、高耐圧スイッチ回路18によるチップ面積の増大を考慮しても、第1実施形態と比べて小さくなる。
また、以上の構成においても、第1実施形態と同様の効果を得ることが出来る。
[3]第3実施形態
第3実施形態に係る半導体記憶装置1は、BLスイッチ回路11A、11Bをセンスアンプモジュール12内の領域に配置する。
図20及び図21を用いて、センスアンプモジュール12の構成について説明する。
図20に示すように、第3実施形態に係る半導体記憶装置1は、BLスイッチ回路11A、11Bの領域を設けず、BLスイッチ回路11A、11Bは、センスアンプモジュール12内の領域に配置されている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
図21は、センスアンプモジュール12の領域におけるBLスイッチ回路11A、11Bの配置を示し、16個のセンスアンプユニットSAU<15:0>に対応するBLスイッチ回路11A、11Bはそれぞれ、BLスイッチ回路BLSWA<0>〜<15>、BLSWB<0>〜<15>と表記している。
BLスイッチ回路11A、11Bの各々は、対応するセンスアンプユニットSAUに隣接するように配置されている。具体的には、センスアンプユニットSAU<0>のメモリセルアレイ10A側には、BLスイッチ回路BLSWA<0>が配置され、メモリセルアレイ10B側には、BLスイッチ回路BLSWB<0>が配置されている。センスアンプユニットSAUと、対応するBLスイッチ回路11A、11Bの接続関係は、図7と同様である。
以上のように、BLスイッチ回路11をセンスアンプモジュール12内の領域に配置しても、第1実施形態と同様の効果を得ることが出来る。尚、BLスイッチ回路11A、11Bの配置は、センスアンプユニットSAUと、対応するBLスイッチ回路11A、11Bとの接続関係が同様であれば、これに限られない。また、第3実施形態は、第2実施形態に適用することもできる。この場合についても、第1実施形態と同様の効果を得ることが出来る。
[4]第4実施形態
第4実施形態に係る半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10を抵抗変化メモリで構成した場合の適用例である。抵抗変化メモリには、例えばReRAM(Resistive Random Access Memory)、PCRAM(Phase-Change Random Access Memory)、MRAM(magnetoresistive random access memory)等の抵抗変化素子を使用したメモリセルを使用する。
図22を用いて、第4実施形態に係る半導体記憶装置1の構成について説明する。
メモリセルアレイ10A、10Bには、ReRAM、PCRAM、MRAM等の抵抗変化型素子を使用したメモリセルMCがマトリクス状に配置されている。メモリセルアレイ10A、10B間には、センスアンプモジュール12が配置され、メモリセルアレイ10A、10Bは、センスアンプモジュール12を共有している。
図23を用いて、メモリセルアレイ10の回路構成について説明する。第4実施形態では、ReRAMを例に説明を行う。
メモリセルアレイ10は、例えば3本のワード線WL0〜WL2が平行に配置されている。また、例えば3本のビット線BL0〜BL2が平行に配設され、ワード線WLと交差している。ワード線WL及びビット線BLの交差部の各々には、両配線に挟まれるようにメモリセルMCが配置されている。
メモリセルMCは、直列接続されたダイオードSD及び可変抵抗素子VRにより構成されている。ダイオードSDは、非オーミック素子として用いられ、アノードはビット線BLに接続され、カソードは可変抵抗素子VRを介してワード線WLに接続されている。尚、ダイオードはSDは、極性を逆にして、ワード線WL側からビット線BL側に電流が流れるようにしても良い。可変抵抗素子VRは、電圧印加によって、電流、熱、化学エネルギー等を介して抵抗値を変化させることができる。
次に、メモリセルアレイ10の動作について説明する。
メモリセルMCにデータを書き込む場合、可変抵抗素子に例えば4.5V(可変抵抗素子に直列接続される整流素子としてのダイオードの電圧降下分を含めると実際には6V程度)の電圧、10nA程度の電流を10ns〜100ns程度の時間印加する(セット動作)。これにより、可変抵抗素子が高抵抗状態から低抵抗状態へと変化する。
メモリセルMCのデータを消去する場合、セット動作後の低抵抗状態の可変抵抗素子に対し、0.7V(ダイオードの電圧降下分を含めると実際には2.2V程度)の電圧、1μA〜10μA程度の電流を200ns〜1μs程度の時間印加する(リセット動作)。これにより、可変抵抗素子が低抵抗状態から高抵抗状態へと変化する。
メモリセルは、例えば高抵抗状態を安定状態(リセット状態又は消去状態)とし、低抵抗状態をセット状態又はプログラム状態とする。2値データ記憶であれば、例えばリセット状態のメモリセルのうち、プログラムしたいセルにだけセットパルスを印加するセット動作によりデータの書き込みを行う。消去動作はセルの状態(セット状態又はリセット状態)に関わらずリセットパルスを印加する。
メモリセルMCデータを読み出す場合、可変抵抗素子に0.4V(ダイオードの電圧降下分を含めると実際には1.9V程度)の電圧を与え、可変抵抗素子を介して流れる電流をモニターする。これにより、可変抵抗素子が低抵抗状態にあるか高抵抗状態にあるかを判定して可変抵抗素子に記憶されたデータを読み出す。尚、メモリセルMCは、個別に選択されても、選択されたワード線WLにつながる複数のメモリセルMCのデータが一括で読み出される形式でも良い。
以上のように、第4実施形態に係る半導体記憶装置1は、抵抗変化メモリで構成されている。このようなReRAM、PCRAM、MRAM等を用いた抵抗変化メモリにおいても、第1実施形態と同様の効果を得ることが出来る。また、第2及び第3実施形態の各々についても、メモリセルアレイ10を抵抗変化メモリで構成することが可能であり、同様の効果を得ることが出来る。
尚、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
尚、上記各実施形態において、
(1)読み出し動作では、Aレベルの読み出し動作に選択されたワード線に印加される電圧は、例えば0V〜0.55Vの間である。これに限定されることなく、0.1V〜0.24、0.21V〜0.31V、0.31V〜0.4V、0.4V〜0.5V、0.5V〜0.55Vのいずれかの間にしてもよい。
Bレベルの読み出し動作に選択されたワード線に印加される電圧は、例えば1.5V〜2.3Vの間である。これに限定されることなく、1.65V〜1.8V、1.8V〜1.95V、1.95V〜2.1V、2.1V〜2.3Vいずれかの間にしてもよい。
Cレベルの読み出し動作に選択されたワード線に印加される電圧は、例えば3.0V〜4.0Vの間である。これに限定されることなく、3.0V〜3.2V、3.2V〜3.4V、3.4V〜3.5V、3.5V〜3.6V、3.6V〜4.0Vのいずれかの間にしてもよい。
読み出し動作の時間(tR)としては、例えば25μs〜38μs、38μs〜70μs、70μs〜80μsの間にしてもよい。
(2)書き込み動作は、上述したとおりプログラム動作とベリファイ動作を含む。書き込み動作では、プログラム動作時に選択されたワード線に最初に印加される電圧は、例えば13.7V〜14.3Vの間である。これに限定されることなく、例えば13.7V〜14.0V、14.0V〜14.6Vのいずれかの間としてもよい。
奇数番目のワード線を書き込む際の、選択されたワード線に最初に印加される電圧と、偶数番目のワード線を書き込む際の、選択されたワード線に最初に印加される電圧を変えてもよい。
プログラム動作をISPP方式(Incremental Step Pulse Program)としたとき、ステップアップの電圧として、例えば0.5V程度が挙げられる。
非選択のワード線に印加される電圧としては、例えば6.0V〜7.3Vの間としてもよい。この場合に限定されることなく、例えば7.3V〜8.4Vの間としてもよく、6.0V以下としてもよい。
非選択のワード線が奇数番目のワード線であるか、偶数番目のワード線であるかで、印加するパス電圧を変えてもよい。
書き込み動作の時間(tProg)としては、例えば1700μs〜1800μs、1800μs〜1900μs、1900μs〜2000μsの間にしてもよい。
(3)消去動作では、半導体基板上部に形成され、かつ、上記メモリセルが上方に配置されたウェルに最初に印加する電圧は、例えば12V〜13.6Vの間である。この場合に限定されることなく、例えば13.6V〜14.8V、14.8V〜19.0V、19.0V〜19.8V、19.8V〜21Vの間であってもよい。
消去動作の時間(tErase)としては、例えば3000μs〜4000μs、4000μs〜5000μs、4000μs〜9000μsの間にしてもよい。
(4)メモリセルの構造は、半導体基板(シリコン基板)上に膜厚が4〜10nmのトンネル絶縁膜を介して配置された電荷蓄積層を有している。この電荷蓄積層は膜厚が2〜3nmのSiN、又はSiON等の絶縁膜と膜厚が3〜8nmのポリシリコンとの積層構造にすることができる。また、ポリシリコンにはRu等の金属が添加されていてもよい。電荷蓄積層の上には絶縁膜を有している。この絶縁膜は、例えば、膜厚が3〜10nmの下層High−k膜と膜厚が3〜10nmの上層High−k膜に挟まれた膜厚が4〜10nmのシリコン酸化膜を有している。High−k膜はHfO等が挙げられる。また、シリコン酸化膜の膜厚はHigh−k膜の膜厚よりも厚くすることができる。絶縁膜上には膜厚が3〜10nmの材料を介して膜厚が30nm〜70nmの制御電極が形成されている。この材料はTaO等の金属酸化膜、TaN等の金属窒化膜である。制御電極にはW等を用いることができる。
また、メモリセル間にはエアギャップを形成することができる。
1…半導体記憶装置、10…メモリセルアレイ、11…BLスイッチ回路、12…センスアンプモジュール、13…ロウデコーダ、14…データキャッシュ、15…電圧発生回路、16…シーケンサ、17…入出力回路、18…高耐圧スイッチ回路、20、30…プリチャージ回路、22…ディスチャージ回路、100〜109…ウェル領域、110〜112、118、120,122…配線層、113…メモリホール、114…ブロック絶縁膜、115…電荷蓄積層、116…ゲート絶縁膜、117…導電膜、110…n型不純物拡散層、111…p型不純物拡散層、119,121…コンタクトプラグ

Claims (11)

  1. 第1及び第2メモリセルアレイと、
    前記第1及び第2メモリセルアレイ間に配置され、前記第1及び第2メモリセルアレイに共有されるセンスアンプと、
    前記第2メモリセルアレイを前記センスアンプと挟むように配置され、前記センスアンプからのデータを保持するデータキャッシュと
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1メモリセルアレイと前記センスアンプとを接続する第1スイッチ回路と、
    前記第2メモリセルアレイと前記センスアンプとを接続する第2スイッチ回路と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1及び第2スイッチ回路の各々は、高耐圧トランジスタから構成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1及び第2スイッチ回路の各々は、低耐圧トランジスタから構成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1及び第2メモリセルアレイと、前記センスアンプと、前記第1及び第2スイッチ回路とは、同一のウェル領域に形成されることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記センスアンプと前記データキャッシュとを接続し、高耐圧トランジスタから構成される第3スイッチ回路をさらに具備することを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第3スイッチ回路は、前記第2メモリセルアレイ及び前記データキャッシュ間に配置されることを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記センスアンプと電源とを接続し、高耐圧トランジスタから構成される第4スイッチ回路をさらに具備することを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第4スイッチ回路は、前記第2メモリセルアレイ及び前記データキャッシュ間に配置されることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記センスアンプと前記データキャッシュとを接続し、前記第2メモリセルアレイの領域を通過する第1配線をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  11. 前記センスアンプと電源とを接続し、前記第2メモリセルアレイの領域を通過する第2配線をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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