JPH04106092U - エンジンカバーのロツク機構 - Google Patents

エンジンカバーのロツク機構

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JPH04106092U
JPH04106092U JP973991U JP973991U JPH04106092U JP H04106092 U JPH04106092 U JP H04106092U JP 973991 U JP973991 U JP 973991U JP 973991 U JP973991 U JP 973991U JP H04106092 U JPH04106092 U JP H04106092U
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JP
Japan
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engine cover
bracket
lever
fixed
hook
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JP973991U
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Inventor
幸夫 内山
俊男 神田
修一 宮崎
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗降性を良好に確保し得るとともに、外観も
良好に保つことができるエンジンカバーロック機構を提
供する。 【構成】 エンジンカバー1表面から内部に向かう凹部
を形成している第1のブラケット10に軸12を回動可
能に支承するとともに、この軸12にレバー15を固着
し、このレバー15の先端部のフック15aがフレーム
3側の第2のブラケット17に係止されるように形成
し、通常はバネ13のバネ力による一方向への回動力で
前記係止状態を保持するとともに、この係止状態を解除
するときには、基端部が軸12に固着されて凹部内に突
出している操作レバー16を操作してレバー15を反対
方向へ回動させるようにして、エンジンカバーの外表面
からの突出部分を除去したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジンカバーのロック機構に関し、特にフォークリフト等の産業車 両に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
図3はフォークリフトを概念的に示す説明図(ただし車体前方のマスト及びフ ォークは省略してある)である。同図に示すように、エンジンカバー1は、ヒン ジ部2を介して一端がフレーム3に固定されている。そして、このエンジンカバ ー1を、ヒンジ部2を回動中心として図中時計方向に回動することにより、図中 に二点鎖線で示すように開いてエンジンカバー1の内部に収納されているエンジ ン等を点検することができるようになっている。そこで、通常は、エンジンカバ ー1が開かないように、ヒンジ部2の反対側に設けたロック機構4でエンジンカ バー1が閉じた状態をロックしている。
【0003】 図4は従来技術に係るロック機構を示す側面図、図5はその平面図である。両 図に示すように、ブラケット5は、フレーム3に固着されるとともに、軸6を回 動可能に支承している。レバー7は軸6を回動中心として回動可能に軸6に固着 してあり、この軸6に嵌装されたバネ8より、常時、図4の時計方向に向かう回 動力が付与されている。フック9はエンジンカバー1の表面に固着してあり、レ バー7のロック用切欠部7aを介してこのレバー7を係止するとともに、レバー 7の図中時計方向への回動の際には、係止状態を解除するようになっている。
【0004】 上記ロック機構によりロックしたエンジンカバー1を開くときには、レバー7 を図4中の二点鎖線の位置迄反時計方向に回動させる。この結果、フック9によ るレバー7の係止状態が解除されるので、エンジンカバー1を上方に開くことが 可能になる。
【0005】 エンジンカバー1を閉じるときにはこのエンジンカバー1を押し下げれば良い 。このとき、エンジンカバー1を閉じるに伴ないフック9が下降してきてレバー 7に当接し、このレバー7を一旦反時計方向に回動した後ロック用切欠部7aに 入り、バネ力により時計方向に回動してきたレバー7を係止する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如き従来技術に係るロック機構は、エンジンカバー1の外部に設けてあ るため、見映えがしないばかりでなく、オペレータが乗降時にスボンの裾を引っ かける等、乗降性も損なっていた。
【0007】 本考案は、上記従来技術に鑑み、乗降性を良好に確保し得るとともに、外観も 良好に保つことができるエンジンカバーのロック機構を提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の構成は、
【0009】 ヒンジ部を中心として回動することにより開閉し得るようになっているエンジ ンカバーをヒンジ部の反対側でロックするエンジンカバーのロック機構であって 、 エンジンカバーの表面から内部に向かう凹部を形成するようエンジンカバーに 固定してある第1のブラケットと、 第1のブラケットに回動可能に指示されている軸と、 一端がエンジンカバーの内面に固定されたバネと、 中央部が軸に固定されて回動可能となっており、一端部を前記バネの他端に係 止することにより一方向への回動力が付与されるとともに、他端部がフックとな っているレバーと、 エンジンカバーの内部で基端部がフレームに固定されるとともに、エンジンカ バーを閉じる際にフックが当接することにより一旦反対方向に回動するレバーが 、その後フックを介して先端部に係止される第2のブラケットと、基端部が軸に 固着され、エンジンカバーの外部に向かって第1のブラケットの凹部内で突出し ている操作レバーとを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記構成の本考案によれば、ロック状態を解除するときには第1のブラケット の凹部に手を入れて操作レバーを、バネ力によるレバーの回動力の方向と反対方 向に回動させることによりレバーのフックを介しての第2のブラケットによる係 止状態を解除してやれば良い。
【0011】 ロックするときには開いたエンジンカバーを押し下げれば良い。このとき、レ バーの下降に伴ないフックが下降してきて第2のブラケットに当接し、このレバ ーが一旦反対方向に回動した後、バネ力による回動力の方向に回動することによ り、フックが第2のブラケットに係止される。
【0012】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は本考案の実施例を 一部切欠いて示す側面図、図2はそのA−A線断面図である。本実施例に係るロ ック機構も、図3に示すフォークリフトの従来と同様の部位に配設してある。
【0013】 図1及び図2に示すように、第1のブラケット10は、エンジンカバー1の表 面から内部に向かう凹部を形成するようボルト11a,11bによりエンジンカ バー1に固定されるとともに、軸12を回動可能に支承している。バネ13は一 端がエンジンカバー1の内面にブラケット14を介して固定してある。レバー1 5は、その中央部を軸12に固定して回転可能に形成してあり、上端部をバネ1 3の他端に係止することにより図中の反時計方向へ向かう回動力が付与されると ともに、下端部がフック15aとなっている。操作レバー16は、基端部が軸1 2に固着され、エンジンカバー1の外部に向かって第1のブラケット10の凹部 内で突出している。
【0014】 第2のブラケット17は、エンジンカバー1の内部で基端部がボルト18を介 してフレーム3に固定されるとともに、エンジンカバー1を閉じる際に、フック 15aが当接することにより一旦、図1中の時計方向へ回動するレバー15が、 その後フック15aを介して先端部に係止されるようになっている。この第2の ブラケット17でフック15aを係止している状態がロック状態、フック15a の係止状態を解除した状態がロック解除状態である。
【0015】 上記実施例によれば、図1及び図2に示す状態であるロック状態において、こ のロック状態を解除するときには、第1のブラケット10の凹部に手を入れて操 作レバー16を図1中の時計方向に回動し、図1中に二点鎖線で示すように第2 のブラケット17によるフック15aの係止状態を解除してやれば良い。
【0016】 一方、ロックするときには、開いたエンジンカバー1を押し下げればよい。こ のとき、第1のブラケット10、軸12及びレバー15等はエンジンカバー1と 一体的に下降するが、この下降に伴ないフック15aが第2のブラケット17の 先端部に当接し、この結果レバー15は一旦、図1中の時計方向へ回動する。そ の後、フック15aの前記当接状態が解除された時点でレバー15がバネ13の バネ力により軸12を回動中心として、図1中の反時計方向に回動することによ り、フック15aが第2のブラケット17に係止される。
【0017】
【考案の効果】
以上実施例とともに具体的に説明したように、本考案によれば、ロック機構は その構成要素の殆んどがエンジンカバー内に配設されるとともに、操作の必要上 エンジンカバーの外部になければならない操作レバーも、エンジンカバー表面に 対する凹部に収納するようにしたので、この部分がオペレータの乗降の際に邪魔 になることはなく、良好な乗降性を確保し得る。また、エンジンカバーからの突 出部分がないので、見映えも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施例を一部切欠いて示す側面
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】フォークリフトを概念的に示す説明図である。
【図4】従来技術に係るロック機構を示す側面図であ
る。
【図5】従来技術に係るロック機構を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジンカバー 2 ヒンジ部 3 フレーム 10 第1のブラケット 12 軸 13 バネ 15 レバー 15a フック 16 操作レバー 17 第2のブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ部を中心として回動することによ
    り開閉し得るようになっているエンジンカバーをヒンジ
    部の反対側でロックするエンジンカバーのロック機構で
    あって、エンジンカバーの表面から内部に向かう凹部を
    形成するようエンジンカバーに固定してある第1のブラ
    ケットと、第1のブラケットに回動可能に指示されてい
    る軸と、一端がエンジンカバーの内面に固定されたバネ
    と、中央部が軸に固定されて回動可能となっており、一
    端部を前記バネの他端に係止することにより一方向への
    回動力が付与されるとともに、他端部がフックとなって
    いるレバーと、エンジンカバーの内部で基端部がフレー
    ムに固定されるとともに、エンジンカバーを閉じる際に
    フックが当接することにより一旦反対方向に回動するレ
    バーが、その後フックを介して先端部に係止される第2
    のブラケットと、基端部が軸に固着され、エンジンカバ
    ーの外部に向かって第1のブラケットの凹部内で突出し
    ている操作レバーとを有することを特徴とするエンジン
    カバーのロック機構。
JP1991009739U 1991-02-27 1991-02-27 エンジンカバーのロック機構 Expired - Lifetime JP2535581Y2 (ja)

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JPH04106092U true JPH04106092U (ja) 1992-09-11
JP2535581Y2 JP2535581Y2 (ja) 1997-05-14

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ID=31899962

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101036090B1 (ko) * 2010-09-30 2011-05-23 장순보 박스 케이스의 도어 개패 방지 후크유닛
US9579839B2 (en) 2007-09-10 2017-02-28 Ehc Canada, Inc. Apparatus for extrusion of thermoplastic handrail

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6432228U (ja) * 1987-08-21 1989-02-28
JPH01134170U (ja) * 1988-03-04 1989-09-13

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JP2535581Y2 (ja) 1997-05-14

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