JPH04105315U - 屋根瓦 - Google Patents

屋根瓦

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JPH04105315U
JPH04105315U JP868991U JP868991U JPH04105315U JP H04105315 U JPH04105315 U JP H04105315U JP 868991 U JP868991 U JP 868991U JP 868991 U JP868991 U JP 868991U JP H04105315 U JPH04105315 U JP H04105315U
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JP
Japan
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eaves
roof
roof tile
drainage
drainage opening
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Withdrawn
Application number
JP868991U
Other languages
English (en)
Inventor
章洋 藤原
充宏 山田
健也 近藤
利昭 住友
博幸 月森
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】軒樋を屋根瓦に近接しながら雨水を確実に軒樋
に排水させる。 【構成】最も軒側に葺設される屋根瓦である。鼻板5よ
りも軒側に突出する屋根瓦部分に軒長さ方向に長い排水
開口3を形成する。この排水開口3の周部から軒樋4に
連通する排水ガイド13を垂下する。排水開口3の軒側
縁に沿って水止め堤14を屋根瓦の表面に突設させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軒側に葺設される屋根瓦に関し、詳しくは軒樋を屋根瓦に近接しな がら雨水を確実に軒樋に排水させようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋根を流下する雨水は最も軒側に葺設された屋根瓦の先端から流下して 軒樋に排水されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこのような構成のものにおいては、屋根瓦の先端から雨水を流下排水 させるから、軒樋を屋根瓦より大きく屋外側に突出させなければならず、軒部の 外観を低下させるなどという問題があった。 本考案はこのような問題を解消しようとするものであり、その目的とするとこ ろは、軒樋を屋根瓦に近接しながら雨水を確実に軒樋に排水させることができる 屋根瓦を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の屋根瓦は、最も軒側に葺設される屋根瓦であって、鼻板5よりも軒側 に突出する屋根瓦部分に軒長さ方向に長い排水開口3が形成され、この排水開口 3の周部から軒樋4に連通する排水ガイド13が垂下され、排水開口3の軒側縁 に沿って水止め堤14を屋根瓦の表面に突設して成ることを特徴とするものであ る。
【0005】
【作用】
このように、鼻板5よりも軒側に突出する屋根瓦部分に軒長さ方向に長い排水 開口3が形成され、この排水開口3の周部から軒樋4に連通する排水ガイド13 が垂下され、排水開口3の軒側縁に沿って水止め堤14を屋根瓦の表面に突設す ることによって、屋根瓦を流下する雨水の殆どは屋根瓦の軒側の端縁に至るまえ に屋根瓦の排水開口3から排水され、このように雨水を屋根瓦の軒側縁から流下 するのを回避し、軒樋4を屋根瓦に近接させるようにし、かつ排水開口3の軒側 縁に沿って屋根瓦の表面に突設する水止め堤14によって雨水を確実に排水開口 3内に流下させ、排水ガイド13にて軒樋4に確実に排水させ、鼻板5を汚すよ うなこともないようにしたものである。
【0006】
【実施例】
本考案の屋根瓦2を最も軒側に使用する屋根パネルAは棟から軒に至る長さに してあるが、屋根パネルAの軒棟方向の長さは短くてもよいものである。そして 屋根パネルAは枠材が略ロ字型に枠組みされた基材1としてのパネル枠6に面板 7が張られ、この面板7の上面に屋根瓦2,2aがその軒側部分が露出するよう に積層されて葺設されている。屋根パネルAの一側方の妻側端部から屋根瓦2, 2aが突出されて、重ね部8になされている。そして、基材1の他方の妻側端部 には屋根瓦2,2aが基材1の端縁から引退して被重ね部9が形成されている。 この被重ね部9には防水シート10が敷設され、被重ね部9側に敷設された防水 シート10の端部を基材1と屋根瓦2,2aとの間に敷込み、この箇所に防水突 条11が形成されている。被重ね部9に露出している防水シート10部分に平坦 部12が形成され、平坦部12外側にも複数本の防水突条11形成されている。
【0007】 しかして、図3のように、重ね部8を被重ね部9における防水シート10部分 に重ねてその防水突条11を押さえて充分な防水性を確保して、屋根パネルA同 士の接続がなされるのである。 そして、屋根パネルAの軒側のパネル枠6部分は他のパネル枠6部分よりも下 方に垂下されていて、鼻板5となっている。この鼻板5は調整材16にて略垂直 に垂下するようにしてある。
【0008】 鼻板5よりも軒側に突出する屋根瓦2部分に軒長さ方向に長い排水開口3が形 成されている。この排水開口3の周部から軒樋4に連通する排水ガイド13が垂 下されている。そして、排水開口3の軒側縁に沿って水止め堤14を屋根瓦の表 面に突設させてある。 このように、鼻板5よりも軒側に突出する屋根瓦部分に軒長さ方向に長い排水 開口3が形成され、この排水開口3の周部から軒樋4に連通する排水ガイド13 が垂下され、排水開口3の軒側縁に沿って水止め堤14を屋根瓦の表面に突設す ることで、屋根瓦を流下する雨水の殆どは屋根瓦の軒側の端縁に至るまえに屋根 瓦の排水開口3から排水されるのである。このように雨水屋根瓦の軒側縁から流 下するのを回避して軒樋4を屋根瓦に近接させるものである。そして、排水開口 3の軒側縁に沿って屋根瓦の表面に突設する水止め堤14によって雨水を確実に 排水開口3内に流下させるのであり、また、排水ガイド13にて軒樋4に確実に 排水させ、鼻板5を汚すようなこともないものである。
【0009】 尚、実施例においては本考案の屋根瓦2を屋根パネルAに使用したが、屋根瓦 2を屋根パネルA以外に使用してもよいものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上述のように、鼻板よりも軒側に突出する屋根瓦部分に軒長さ方向に 長い排水開口が形成され、この排水開口の周部から軒樋に連通する排水ガイドが 垂下され、排水開口の軒側縁に沿って水止め堤を屋根瓦の表面に突設するから、 屋根瓦を流下する雨水の殆どは屋根瓦の軒側の端縁に至るまえに屋根瓦の排水開 口から排水させることができ、このように雨水屋根瓦の軒側縁から流下するのを 回避でき、しかして軒樋を屋根瓦に近接させることができ、外観を高め、かつ排 水開口の軒側縁に沿って屋根瓦の表面に突設する水止め堤によって雨水を確実に 排水開口内に流下させることができ、排水ガイドにて軒樋に確実に排水させるこ とができ、鼻板を汚すようなこともないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の屋根瓦を使用する屋根パネ
ルを施工し、一部破断した側断面図である。
【図2】同上の屋根瓦の斜視図である。
【図3】同上の屋根パネルの接続状態の正断面図であ
る。
【符号の説明】
2 屋根瓦 3 排水開口 4 樋体 5 鼻板 13 排水ガイド 14 水止め堤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 住友 利昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)考案者 月森 博幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最も軒側に葺設される屋根瓦であって、
    鼻板よりも軒側に突出する屋根瓦部分に軒長さ方向に長
    い排水開口が形成され、この排水開口の周部から軒樋に
    連通する排水ガイドが垂下され、排水開口の軒側縁に沿
    って水止め堤を屋根瓦の表面に突設して成る屋根瓦。
JP868991U 1991-02-25 1991-02-25 屋根瓦 Withdrawn JPH04105315U (ja)

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JP868991U JPH04105315U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 屋根瓦

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JP868991U JPH04105315U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 屋根瓦

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JPH04105315U true JPH04105315U (ja) 1992-09-10

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JP868991U Withdrawn JPH04105315U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 屋根瓦

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Effective date: 19950518