JP2520897Y2 - 屋根パネル - Google Patents
屋根パネルInfo
- Publication number
- JP2520897Y2 JP2520897Y2 JP211491U JP211491U JP2520897Y2 JP 2520897 Y2 JP2520897 Y2 JP 2520897Y2 JP 211491 U JP211491 U JP 211491U JP 211491 U JP211491 U JP 211491U JP 2520897 Y2 JP2520897 Y2 JP 2520897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- ridge
- eaves
- roof panel
- tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、屋根パネルに関し、詳
しくは瓦板の棟側縁で棟長さ方向の両端部における水切
り性を高める技術に係るものである。
しくは瓦板の棟側縁で棟長さ方向の両端部における水切
り性を高める技術に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、屋根パネルＡにおいては、図６に
示すように、基材１の表面に複数枚の瓦板２がその軒側
部分が露出するように重ねられて棟側に向けて葺設さ
れ、これら瓦板２と基材１との間で瓦板２の棟長さ方向
の両端部に沿って軒棟方向に長い防水シート５が敷設さ
れるものである。
示すように、基材１の表面に複数枚の瓦板２がその軒側
部分が露出するように重ねられて棟側に向けて葺設さ
れ、これら瓦板２と基材１との間で瓦板２の棟長さ方向
の両端部に沿って軒棟方向に長い防水シート５が敷設さ
れるものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、瓦板２は略四角形に形成され、棟
側縁の両端部Ｐにまで至る侵入雨水は軒棟方向に対して
略直交する棟側縁において堰止められ、これら雨水が瓦
板２の下面側に浸入し、これら雨水を防水シート５側に
ガイドすることができず、雨漏りの要因になるという問
題があった。
成のものにおいては、瓦板２は略四角形に形成され、棟
側縁の両端部Ｐにまで至る侵入雨水は軒棟方向に対して
略直交する棟側縁において堰止められ、これら雨水が瓦
板２の下面側に浸入し、これら雨水を防水シート５側に
ガイドすることができず、雨漏りの要因になるという問
題があった。
【０００４】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、簡単な改良に
より、瓦板の棟側縁に至る雨水を防水シート側にガイド
して防水シート側に排水し、雨漏りの要因を抑制するこ
とができる屋根パネルを提供するにある。
るものであり、その目的とするところは、簡単な改良に
より、瓦板の棟側縁に至る雨水を防水シート側にガイド
して防水シート側に排水し、雨漏りの要因を抑制するこ
とができる屋根パネルを提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案の屋根パネルは、
基材１の表面に複数枚の瓦板２がその軒側部分が露出す
るように重ねられて棟側に向けて葺設された屋根パネル
であって、これら瓦板２と基材１との間で瓦板２の棟長
さ方向の両端部に沿って軒棟方向に長い防水シート５が
敷設され、瓦板２の棟側縁で棟長さ方向の両端部におい
て軒側程外側方に向かう斜めガイド縁７を形成して成る
ことを特徴とするものである。
基材１の表面に複数枚の瓦板２がその軒側部分が露出す
るように重ねられて棟側に向けて葺設された屋根パネル
であって、これら瓦板２と基材１との間で瓦板２の棟長
さ方向の両端部に沿って軒棟方向に長い防水シート５が
敷設され、瓦板２の棟側縁で棟長さ方向の両端部におい
て軒側程外側方に向かう斜めガイド縁７を形成して成る
ことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】このように、基材１の表面に複数枚の瓦板２が
その軒側部分が露出するように重ねられて棟側に向けて
葺設された屋根パネルであって、これら瓦板２と基材１
との間で瓦板２の棟長さ方向の両端部に沿って軒棟方向
に長い防水シート５が敷設され、瓦板２の棟側縁で棟長
さ方向の両端部において軒側程外側方に向かう斜めガイ
ド縁７を形成することによって、瓦板２の棟側縁の両端
部に雨水が横走りして浸入するときに、雨水は斜めガイ
ド縁７によって瓦板２の外方に流下ガイドされれ防水シ
ート５へと排水され、横走りした雨水による雨漏りを抑
制するようにしたものである。
その軒側部分が露出するように重ねられて棟側に向けて
葺設された屋根パネルであって、これら瓦板２と基材１
との間で瓦板２の棟長さ方向の両端部に沿って軒棟方向
に長い防水シート５が敷設され、瓦板２の棟側縁で棟長
さ方向の両端部において軒側程外側方に向かう斜めガイ
ド縁７を形成することによって、瓦板２の棟側縁の両端
部に雨水が横走りして浸入するときに、雨水は斜めガイ
ド縁７によって瓦板２の外方に流下ガイドされれ防水シ
ート５へと排水され、横走りした雨水による雨漏りを抑
制するようにしたものである。
【０００７】
【実施例】屋根パネルＡは棟から軒に至る長さにしてあ
るが、その長さは短くしてもよいものである。そして屋
根パネルＡは枠材が枠組みされた基材１としてのパネル
枠１０に面板１１が張られ、この面板１１の上面に瓦板
２がその軒側部分が露出するように積層されて葺設され
ている。屋根パネルＡの一側方の妻側端部から瓦板２が
突出されて、重ね部３になされている。そして、基材１
の他方の妻側端部には瓦板２が基材１の端縁から引退し
て被重ね部４が形成されている。この被重ね部４には防
水シート５が敷設され、被重ね部４側に敷設された防水
シート５の端部を基材１と瓦板２との間に敷込み、この
箇所に防水突条６が形成されている。被重ね部４に露出
している防水シート５部分に平坦部８が形成され、平坦
部８の外側にも複数本の防水突条６が形成されている。
るが、その長さは短くしてもよいものである。そして屋
根パネルＡは枠材が枠組みされた基材１としてのパネル
枠１０に面板１１が張られ、この面板１１の上面に瓦板
２がその軒側部分が露出するように積層されて葺設され
ている。屋根パネルＡの一側方の妻側端部から瓦板２が
突出されて、重ね部３になされている。そして、基材１
の他方の妻側端部には瓦板２が基材１の端縁から引退し
て被重ね部４が形成されている。この被重ね部４には防
水シート５が敷設され、被重ね部４側に敷設された防水
シート５の端部を基材１と瓦板２との間に敷込み、この
箇所に防水突条６が形成されている。被重ね部４に露出
している防水シート５部分に平坦部８が形成され、平坦
部８の外側にも複数本の防水突条６が形成されている。
【０００８】しかして、図３のように、重ね部３を被重
ね部４における防水シート５部分に重ねてその防水突条
６を押さえて充分な防水性を確保して、屋根パネルＡ同
士の接続がなされるのである。そして、屋根パネルＡに
葺設される瓦板２の棟側縁で棟長さ方向の両端部におい
て軒側程外側方に向かう斜めガイド縁７を形成してあ
り、このように斜めガイド縁７を形成することによっ
て、瓦板２の棟側縁の両端部に雨水が横走りして浸入す
るときに、雨水は斜めガイド縁７によって瓦板２の外方
に流下ガイドされて防水シート５へと排水され、横走り
した雨水による雨漏りを抑制するのである。そして、斜
めガイド縁７の軒側端部には妻方向に手掛け部９が形成
され、この手掛け部９に手指を掛けて瓦板２の姿勢を所
定通りに調整するものである。そして斜めガイド縁７の
妻方向の寸法ａは防水シート５の半分の幅ｂよりも小に
なされている。そして図５（ｂ）のように、手掛け部９
はなくてもよい。
ね部４における防水シート５部分に重ねてその防水突条
６を押さえて充分な防水性を確保して、屋根パネルＡ同
士の接続がなされるのである。そして、屋根パネルＡに
葺設される瓦板２の棟側縁で棟長さ方向の両端部におい
て軒側程外側方に向かう斜めガイド縁７を形成してあ
り、このように斜めガイド縁７を形成することによっ
て、瓦板２の棟側縁の両端部に雨水が横走りして浸入す
るときに、雨水は斜めガイド縁７によって瓦板２の外方
に流下ガイドされて防水シート５へと排水され、横走り
した雨水による雨漏りを抑制するのである。そして、斜
めガイド縁７の軒側端部には妻方向に手掛け部９が形成
され、この手掛け部９に手指を掛けて瓦板２の姿勢を所
定通りに調整するものである。そして斜めガイド縁７の
妻方向の寸法ａは防水シート５の半分の幅ｂよりも小に
なされている。そして図５（ｂ）のように、手掛け部９
はなくてもよい。
【０００９】尚、屋根パネルＡにおいてその横方向（棟
長さ方向）に複数枚の瓦板２を併置するように葺設して
も、横方向に１枚の瓦板２を葺設するようにしてもよい
ものである。
長さ方向）に複数枚の瓦板２を併置するように葺設して
も、横方向に１枚の瓦板２を葺設するようにしてもよい
ものである。
【００１０】
【考案の効果】本考案は上述のように、基材の表面に複
数枚の瓦板がその軒側部分が露出するように重ねられて
棟側に向けて葺設された屋根パネルであって、これら瓦
板と基材との間で瓦板の棟長さ方向の両端部に沿って軒
棟方向に長い防水シートが敷設され、瓦板の棟側縁で棟
長さ方向の両端部において軒側程外側方に向かう斜めガ
イド縁を形成してあるから、瓦板の棟側縁の両端部に雨
水が横走りして浸入するときに、雨水は斜めガイド縁に
よって瓦板の外方に流下ガイドされて防水シートへと排
水され、横走りした雨水による雨漏りを抑制することが
できるという利点がある。
数枚の瓦板がその軒側部分が露出するように重ねられて
棟側に向けて葺設された屋根パネルであって、これら瓦
板と基材との間で瓦板の棟長さ方向の両端部に沿って軒
棟方向に長い防水シートが敷設され、瓦板の棟側縁で棟
長さ方向の両端部において軒側程外側方に向かう斜めガ
イド縁を形成してあるから、瓦板の棟側縁の両端部に雨
水が横走りして浸入するときに、雨水は斜めガイド縁に
よって瓦板の外方に流下ガイドされて防水シートへと排
水され、横走りした雨水による雨漏りを抑制することが
できるという利点がある。
【図１】本考案の一実施例の部分平面図である。
【図２】同上の断面図である。
【図３】同上の接続状態の断面図である。
【図４】同上の全体平面図である。
【図５】（ａ）は同上の瓦板の部分平面図、（ｂ）は同
上の他の実施例の部分平面図である。
上の他の実施例の部分平面図である。
【図６】従来例の部分平面図である。
１ 基材 ２ 瓦板 ５ 防水シート ７ 斜めガイド縁
Claims (1)
- 【請求項１】 基材の表面に複数枚の瓦板がその軒側部
分が露出するように重ねられて棟側に向けて葺設された
屋根パネルであって、これら瓦板と基材との間で瓦板の
棟長さ方向の両端部に沿って軒棟方向に長い防水シート
が敷設され、瓦板の棟側縁で棟長さ方向の両端部におい
て軒側程外側方に向かう斜めガイド縁を形成して成る屋
根パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP211491U JP2520897Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 屋根パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP211491U JP2520897Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 屋根パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100715U JPH04100715U (ja) | 1992-08-31 |
| JP2520897Y2 true JP2520897Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31730020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP211491U Expired - Lifetime JP2520897Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 屋根パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520897Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP211491U patent/JP2520897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100715U (ja) | 1992-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960730 |