JPH04103439U - 脱穀機の揺動選別装置 - Google Patents

脱穀機の揺動選別装置

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JPH04103439U
JPH04103439U JP1379691U JP1379691U JPH04103439U JP H04103439 U JPH04103439 U JP H04103439U JP 1379691 U JP1379691 U JP 1379691U JP 1379691 U JP1379691 U JP 1379691U JP H04103439 U JPH04103439 U JP H04103439U
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JP
Japan
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chaff
chaff sieve
cleaning
straw
cleaning plate
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JP1379691U
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English (en)
Inventor
多 毅 喜
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 脱穀粒から藁屑を分離除去するチャフシー
ブを備えた脱穀機の揺動選別盤において、チャフシーブ
の掃除を作業能率良く行わしめる。 [構成] チャフシーブ(13)の上側作用面(13
a)の藁屑などを除去する掃除板(47)を設け、該掃
除板(47)の横方向の移動でもってチャフシーブ(1
3)上側作用面(13a)の掃除を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は脱穀後の穀粒中に混入する藁屑を揺動選別盤のチャフシーブにおいて 、分離除去するようにした脱穀機の揺動選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
湿材の刈取脱穀作業にあって、作業終了後チャフシーブの上側作用面に藁屑な ど排塵物がこびりついた状態のときなどには、この付着した排塵物を手で取り除 くなどして掃除を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このためチャフシーブの掃除には多大の手間を要するなど極めて作業能率に悪 いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
したがって本考案は、脱穀粒から藁屑を分離除去するチャフシーブを備えた揺 動選別盤において、前記チャフシーブの上側作用面の藁屑などを除去する掃除板 を設け、該掃除板の横方向の移動でもってチャフシーブ上側作用面の掃除を行う ことによって、チャフシーブの掃除を容易に可能とさせることができる。またチ ャフシーブを多孔部材で形成することによって、チャフシーブでの通気性を良好 とさせることができてチャフシーブに藁屑などが付着するのを防止したり、チャ フシーブに付着した藁屑などの除去を促進させることができる。
【0005】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。図1は横桟部の説明図、図 2はコンバイン脱穀部の断面説明図であり、図中(1)機体の前後方向に軸架す る軸流型の扱胴(2)を内設させる扱室、(3)は前記扱室(1)に穀稈を挿入 する扱口、(4)は前記扱室(1)下方に張架させるクリンプ網、(5)は前記 扱室(1)に開口(6)を介し連通して処理胴(7)の下方にクリンプ網(8) を張架させる処理胴室、(9)は揺動リンク等を介して前後方向に揺動自在に支 持する揺動選別盤であり、前記クリンプ網(4)下方に位置させるフィードパン (10)と、前記クリンプ網(4)後部及び排塵口(11)の下方に位置させる ストローラック(12)と、該ストローラック(12)下方に配設するチャフシ ーブである横桟(13)と、該横桟(13)下方に配設するグレンシーブ(14 )と、前記ストローラック(12)後方に横桟(15)を介し延設させる後部ス トローラック(16)と、該後部ストローラック(16)下方に配設する後部グ レンシーブ(17)と、該後部グレンシーブ(17)下方に配設する二番流穀板 (18)とで前記揺動選別盤(9)を構成する。
【0006】 また、図中(19)は前記選別盤(9)方向に選別風を送給する唐箕、(20 )は揚穀筒に連通させて穀粒タンクに穀粒を取出す一番コンベア、(21)は二 番物を前記揺動選別盤(9)に還元する二番コンベア、(22)は前記一番及び 二番コンベア(20)(21)間に配設して二番コンベア(21)上に選別風を 送給する排塵ファン、(23)は前記後部ストローラック(16)後端に臨ませ る直交処理胴、(24)は前記後部ストローラック(16)上方に吸引口(24 a)を臨ませる吸排塵ファンであり、前記扱胴(2)及び処理胴(7)により脱 穀された穀粒を揺動選別盤(9)で選別し整粒のみを前記穀粒タンクに取出すと 共に、排藁を排藁チェン(25)を介し排藁カッタ(26)(27)を有する排 藁処理部(28)に送り込んで切断後機外に排出させるように構成している。
【0007】 図3に示す如く、前記横桟(13)の左右両端に固定する左右支板(28)を 、上下支軸(29)(30)を介し上部固定板(31)と下部可動板(32)に 支持させ、前記固定板(31)に対し支板(28)を揺動させて可動板(32) 位置を可変させる調節アーム(33)を備えると共に、常時は横桟(13)を閉 方向に保持つまり横桟(13)の傾斜角を小さくして漏下量を制限させる常閉用 バネ(34)を調節アーム(33)の連結板(35)と脱穀左右側板の固定ピン (36)間に張架させ、左右側板の外壁のアウタ受け(37)に取付けるアウタ ワイヤ(38)のインナワイヤ(39)を前記調節アーム(33)の先端に連結 させ、前記バネ(34)に抗しインナワイヤ(39)を引張り操作するとき固定 板(31)に対する可動板(32)の相対間隔を拡大させて横桟(13)を開状 態つまり横桟(13)の傾斜角を大きくして漏下量を増量調節するように構成し ている。
【0008】 そして前記横桟(13)のインナワイヤ(39)に一対の減速ギヤ(40)( 41)を介して横桟モータ(42)を連動連結させるもので、大径ギヤ(40) をギヤ軸(43)に支持し、前記モータ(42)のモータ軸(44)に取付ける 小径ギヤ(41)に前記大径ギヤ(40)を噛合せると共に、該大径ギヤ(40 )のワイヤ取付軸(45)に前記ワイヤ(39)の他端を取付けて、前記モータ (42)の正或いは逆駆動操作でもって横桟(13)の開度調節を行うとともに 、この横桟(13)での開度をポテンショメータ形横桟センサ(46)で検出す るように構成している。
【0009】 ところで図1及び図4に示す如く、濡れ作物など湿材の刈取作業後にあって前 記横桟(13)上に張りついた濡れた藁などを除去する場合、一定傾斜角にセッ トされる各横桟(13)の上側作用面(13a)に略平行に掃除面(47a)を 臨ませる鋸歯状の掃除板(47)を、揺動選別盤(9)の左右一側より他側にか けて移動させることによって行うもので、前記選別盤(9)のフィードパン(1 0)と横桟(15)の各下位置に横架する前後のガイド軸(48)(49)に、 前記掃除板(47)を左右摺動自在に支持させ、該掃除板(47)を揺動選別盤 (9)の左右一側より他側に移動させての横桟(13)掃除時にあっては、この 側方の脱穀側板(50)の掃除蓋(51)を開放し、側板(50)の掃除口(5 2)より機外に藁屑などの排出を行うように構成している。
【0010】 また、各横桟(13)は多数の通気孔(53)を有する多孔部材を用いていて 、前記唐箕からの選別風などを通気孔(53)を介して横桟(13)の下側より 上側に流通させる状態とさせて、横桟(13)上に濡れた藁などが張りつくのを 防止するように構成している。
【0011】 本実施例は上記の如く構成するものにして、朝露や雨上がりの濡れた稲などで の刈取作業終了後にあっては、前記掃除板(47)を揺動選別盤(9)の左右一 側より掃除口(52)側の他側にガイド軸(48)(49)に沿って移動させる ことにより、煩わしい横桟(13)の掃除が極めて容易にしかも短時間に行える ものである。
【0012】 なお、前述実施例にあっては予め設定された一定傾斜角に横桟(13)をセッ トして掃除板(47)による掃除を行う構成を示したが、傾斜角を0の全閉とし ても良く、また掃除板(47)を揺動選別盤(9)に常設することなくフリーの ものを用いるようにしても良い。
【0013】 さらに、図4の仮想線に示す如く、前記ガイド軸(48)(49)の少なくと も一方をネジ軸に設け、該ネジ軸(48)或いは(49)を正逆モータ(54) で回転駆動させることによって掃除板(47)を自動で移動させての掃除も可能 にできる。
【0014】
【考案の効果】
以上実施例からも明らかなように本考案は、脱穀粒から藁屑を分離除去するチ ャフシーブ(13)を備えた揺動選別盤(9)において、前記チャフシーブ(1 3)の上側作用面(13a)の藁屑などを除去する掃除板(47)を設け、該掃 除板(47)の横方向の移動でもってチャフシーブ(13)上側作用面(13a )の掃除を行うものであるから、従来手間を要して煩わしいチャフシーブ(13 )の掃除が、極めて簡単な手段によって容易且つ短時間に行えることが可能にな ってこの作業能率を著しく向上させることができるなどの顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】横桟部の説明図である。
【図2】コンバイン脱穀部の断面説明図である。
【図3】横桟角の調節機構部の説明図である。
【図4】横桟部の正面説明図である。
【符号の説明】
(9) 揺動選別盤 (13) 横桟(チャフシーブ) (13a) 作用面 (47) 掃除板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀粒から藁屑を分離除去するチャフシ
    ーブを備えた揺動選別盤において、前記チャフシーブの
    上側作用面の藁屑などを除去する掃除板を設け、該掃除
    板の横方向の移動でもってチャフシーブ上側作用面の掃
    除を行うように構成したことを特徴とする脱穀機の揺動
    選別装置。
  2. 【請求項2】 脱穀粒から藁屑を分離除去するチャフシ
    ーブを備えた揺動選別盤において、前記チャフシーブを
    多孔部材で形成したことを特徴とする脱穀機の揺動選別
    装置。
JP1379691U 1991-02-18 1991-02-18 脱穀機の揺動選別装置 Pending JPH04103439U (ja)

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JP1379691U JPH04103439U (ja) 1991-02-18 1991-02-18 脱穀機の揺動選別装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100671A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Iseki & Co Ltd 脱穀装置
JP2012175986A (ja) * 2012-06-20 2012-09-13 Iseki & Co Ltd 脱穀装置
JP2012228271A (ja) * 2012-08-27 2012-11-22 Iseki & Co Ltd 脱穀装置
KR101257280B1 (ko) * 2009-12-25 2013-04-23 이세키노우키가부시키가이샤 탈곡 장치

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JPS6119429A (ja) * 1984-07-04 1986-01-28 井関農機株式会社 選別装置における掃除装置
JPS63287580A (ja) * 1987-05-18 1988-11-24 株式会社クボタ 脱穀装置の選別網

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