JP2592998B2 - ハーベスタ - Google Patents

ハーベスタ

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JP2592998B2
JP2592998B2 JP2340685A JP34068590A JP2592998B2 JP 2592998 B2 JP2592998 B2 JP 2592998B2 JP 2340685 A JP2340685 A JP 2340685A JP 34068590 A JP34068590 A JP 34068590A JP 2592998 B2 JP2592998 B2 JP 2592998B2
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排塵処理に特徴を有するハーベスタに関す
る。
〔従来の技術〕
従来ハーベスタにおいては、例えば実開平1−149928
号公報に示されるように、排塵口を周壁部に備えたブロ
ワケースを、これに内装した排塵ファンの回転軸心周り
に回動調節できるとともに適宜に固定できるように排塵
室の外側に取付けられた構造のものがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来構成では、ブロワケースを回動調整するこ
とで排風方向を変え、排風が直接作業者にふりかかるの
を避けることができるが、しかし、排風に含まれる塵埃
等は排風方向以外の多方向に拡散し、後に上方へ立ち昇
って作業環境を悪化する不具合があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、塵埃等を
取り除いた排風を別風路にて排出させ塵埃等の拡散や、
上方への立ち昇りを阻止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、脱穀装置の排塵室の外側に、該
排塵室の排塵口から排出された排風を旋回案内してこれ
に含まれる塵埃を渦流選別する除塵装置を取り付けると
ともに、該除塵装置の上部に渦流選別後の排風を外部へ
排出する排風口を設け、かつ、前記除塵装置の下部に渦
流選別によって分離された落下塵埃を外部へ排出する排
出口を設けてある点にある。
〔作用〕
排塵室の排塵口からの排風が除塵装置内で旋回する間
に、比較的に比重の大きな塵埃等が除塵装置内で自然落
下して除塵装置の下部の排出口より外部に排出されるこ
とによって回収もでき、塵埃等を除去した排風の方は除
塵装置の上部より外に放出される。
〔発明の効果〕
従って、排風と塵埃とを除塵装置からの排出を行う口
を別々にして、それぞれの口を除塵装置の上下にそれぞ
れ設けたから、排風により塵埃が空中に飛散されながら
排出される可能性が少なく、よって塵埃等の空中への放
出が抑制されるため作業環境が悪くならず、これにより
周囲に民家の有無に関係なく脱穀作業が行え、このハー
ベスタの使用範囲も広がった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図に、本発明に係るハーベスタを示し
ている。このハーベスタは、クローラ走行装置(1)を
備えた機体フレーム(2)上に、脱穀装置(3)及び原
動部(4)を搭載するとともに、原動部(4)の後方に
穀粒袋づめ回収部(5)を配備して構成してある。
前記脱穀装置(3)は、横一側に外方突出姿勢の穀稈
供給台(6)を備えるとともに、この穀稈供給台(6)
上面を載置移送する穀稈束を供給口(図示せず)から投
入して扱処理を行う扱室(7)、扱室(7)下方の選別
部(8)及び扱室(7)からの排塵を機外に排出する排
塵室(9)等を備えて構成してある。前記扱室(7)に
は扱胴(10)とその下方に受網(11)とを設けてあり、
投入された穀稈束の株元側をフィードチェーン(12)と
挾持レール(13)とによって挾持して搬送しながら、扱
胴(10)によって扱処理するよう構成してある。そして
扱処理され受網(11)を漏下した扱処理物は、選別部
(8)における揺動選別装置(14)で篩い選別及び選別
ファン(15)による風選別を行い、穀粒と枝付き籾等の
二番物とに選別し、穀粒は下方の一番物回収部(16)
に、二番物は下方の二番物回収部(17)に夫々落下させ
るよう構成してある。又、穀粒は、一番物回収スクリュ
ー(18)、揚穀コンベア(19)を介して袋づめ回収部
(5)に搬送し、二番物は二番物回収スクリュー(20)
及びスロワ(21)によって扱室(7)に戻すよう構成し
てある。
前記扱室(7)で受網(11)を漏下しなかった未処理
物は、搬送方向終端側の排出口(22)から渦流風選室
(23)に排出し、渦流風により浮遊移送しながら、枝付
き籾などの重量の大きなものは前記二番物回収部(17)
に落下させ、軽い排ワラ屑等は排塵室(9)から機外に
排出するよう構成してある。
前記渦流風選室(23)の前方面の右側上方に設けた排
塵口(24)には、前方に突出した姿勢に排風ガイド(2
5)を設けるとともに、前記渦流風選室(23)内で前記
排塵口(24)の手前に排塵ブロワ(26)を配備してあ
る。
第1図に示すように、前記排風ガイド(25)が嵌入す
る流入口(27)を備えた除塵装置(28)が前記渦流風選
室(23)の外側に取り付けてある。
この除塵装置(28)は下面を形成する底板(29a)が
左右方向で前記流入口(27)に遠ざかる位置ほど低くな
るよう傾斜した除塵ケース(29)と、この除塵ケース
(29)の流入口(27)からの排風を外方へ吸引放出する
吸引ファン(30)とにより構成してあり、前記除塵ケー
ス(29)の機体左側上方に、上方に突出する姿勢で設け
た排風口としてのエア抜き穴(29b)の直ぐ下方に吸引
ファン(30)を備え、この吸引ファン(30)の直ぐ下方
に排風内の微細な塵埃等の分離除去するフィルタ(31)
を備えるとともに、この下方の底板(29a)の傾斜面を
延長して成形した排出口(32)には、この排出口(32)
の上縁部周りで揺動開閉自在で、かつ、前記底板(29
a)を滑って集まった塵埃等の圧力で、下部が開放する
よう設定してある扉(33)を取り付けてある。
前記吸引ファン(30)は、その上方に延設した縦向き
の伝動軸(34)にて支持してあり、この伝動軸(34)は
前記排塵ブロワ(26)の回転軸(35)に連動連結した縦
向き伝動軸(36)とベルト伝動機構(37)を介して連動
連結してあり、このベルト伝動機構(37)を含む伝動軸
(34)及び縦向き伝動軸(36)をカバー(38)で上方よ
り覆ってある。
以上の構成により、渦流風選室(23)からの排風が前
記流入口(27)を通って除塵ケース(29)内で旋回する
間に比較的に比重の大きな塵埃等が、この排風を離れ、
底板(29a)に自然落下する。この自然落下した塵埃等
がこの底板(29a)の傾斜を滑落して排出口(32)より
ケース外へ放出され、また前記吸引ファン(30)の下方
に備えたフィルタ(31)によって細かい塵埃等を除去し
た排風をケース外上方へ放出する。
前記除塵ケース(29)は、縦向き伝動軸(36)の軸心
(P1)を中心に水平揺動可能な上下一対の支持アーム
(39),(39)の遊端おに、ブラケット(40),(40)
を介して縦軸心(P2)を中心に揺動自在に枢支連結して
あり、これら軸心(P1),(P2)を用いた2段揺動によ
って、第2図中の仮想線で示すように、穀稈供給台
(6)の前側に格納可能となっている。尚、格納された
除塵ケース(29)は、穀稈供給台(6)に連結具(41)
を用いて固定することができる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るハーベスタの実施例を示し、第1図
は除塵装置の縦断正面図、第2図はハーベスタの全体横
断平面図、第3図はハーベスタの全体縦断側面図であ
る。 (3)……脱穀装置、(9)……排塵室、(24)……排
塵口、(28)……除塵装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱穀装置(3)の排塵室(9)の外側に、
    該排塵室(9)の排塵口(24)から排出された排風を旋
    回案内してこれに含まれる塵埃を渦流選別する除塵装置
    (28)を取り付けるとともに、該除塵装置(28)の上部
    に渦流選別後の排風を外部へ排出する排風口(29b)を
    設け、かつ、前記除塵装置(28)の下部に渦流選別によ
    って分離された落下塵埃を外部へ排出する排出口(32)
    を設けてあるハーベスタ。
JP2340685A 1990-11-30 1990-11-30 ハーベスタ Expired - Lifetime JP2592998B2 (ja)

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