JPH04101958A - 定尺巻取制御装置 - Google Patents

定尺巻取制御装置

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JPH04101958A
JPH04101958A JP14387790A JP14387790A JPH04101958A JP H04101958 A JPH04101958 A JP H04101958A JP 14387790 A JP14387790 A JP 14387790A JP 14387790 A JP14387790 A JP 14387790A JP H04101958 A JPH04101958 A JP H04101958A
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Toshiharu Matsumoto
敏春 松本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発胡は、紙やフィルムにおける製造ラインの途中ある
いは最終工程における巻取装置において、予め決められ
た巻取長、つまり定尺設定値で巻取り停止する巻取制御
装置に関する。
〔従来の技術〕
一般的に、この種の巻取機は第2図の構成になっており
(但し一点鎖線枠内の構成は除<)、巻戻コイル1をシ
ート状に巻戻し、巻取コイル駆動ロール4及びライダロ
ール3を駆動することにより、巻取コイル2を作る。こ
のとき、巻取コイル駆動ロール4は巻取駆動モータ5及
び駆動装置7により駆動され、巻取駆動モータ5の回転
速度に応じたパルスを発生するパルス発信器6の速度信
号、を駆動装[7にフィードバックすることにより、巻
取速度制御系を構成″する。
巻取機としての生産工程としては、1本の巻戻コイル1
に対し、数本の巻取コイル2が作られるため、短時間に
、定められた巻取長に従い、自動運転されるのが一般的
である。
このため、定められた巻取長つまり定尺設定器8に対し
、前述パルス発信器6のパルス量を積算したものを巻取
長実績値とし、定尺制御装置!9で定尺目標速度基準を
出力し、その定尺目標速度基準に沿った速度制御を行う
ことにより、所期の定尺巻取制御を遂行することが可能
となる。
従来の技術においての定尺制御を以下に説明する。
第3図は上記定尺制御装ff9の詳細を示したものであ
る。本図において、パルス発信器6の信号は巻取長カウ
ンタ13によりカウントされ、そのカウント値し、によ
り実績巻取長が演算され、定尺設定器8からの巻取長設
定値し。との偏差演算を巻取残長演算器14にて行う。
ここで、一般的に定尺減速は、巻取残長に対する減速度
一定のルート演算式により行う。ところが残長が少なく
なってくると、ΔV/ΔLが増大し、最終的には無限大
となり、定尺制御は不安定となり制御不能となる。この
ため、ΔV/ΔLがある値以上になった時点で、ルート
演算式:V=、r丁]「口よりEXP (エクスポーネ
ンシャル二指数)演算式: V=KLに切り替える必要
がある。
この切替タイミングは第4図のへのカーブのようにΔV
/ΔL=一定、つまりルート演算式においてのルートカ
ーブCの点aにおける接線で切り替えることにより、張
力変動なし、つまり切替時によるシート切れ、張り、た
るみ等をなくすことが可能となる。
この切替手段を以下に説明する。
第3図におけるEXP積分時間設定器16により設定さ
れた積分時間Kを元に、Lc演算器17により定尺バイ
アス長Lc=β/2に2を演算する。
この定尺バイアス長Le から巻取残長りを引いたもの
が定尺目標演算器18によって演算される定尺目標演算
値L1  となる。この定尺目標演算値し。
は、減速度設定器22によって設定された減速度βを元
にルート演算器23により定尺速度基*V、  =JT
Tエゴに変換される。一方、実績速度検出器19により
検出された実績速度V、と巻取残長演算器14により演
算された巻取残長しから積分時間演算器20により時々
刻々のΔL/ΔVつまり積分時間に1 を求め、切替点
検出器21によりEXP積分時間設定器16の設定値に
との比較を行い、切替点を検出する。
この切替検出器21により切り替わった後は、EXP演
算器24により、一定積分時間により丸みを帯びた減速
速度基準となる。この後、クリープ速度設定器27にて
設定された速度基準値と、前述の減速速度基準値との最
大値優先回路28を経て定尺目標速度基準となる。
また、定尺検出器15により、前述の巻取残長L=0を
判断し、前述の定尺目標速度基準は即、0となる。
以上を時間軸で表したのが第5図りである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来技術では以下の2点の問題点があった。
第1は、前述の切替点検出器21により切り替わった後
はEXP演算式となるため、時間がかかり、生産工程を
延ばす要因の一つになっている。すなわち、第4図を参
照すると、従来では定尺減速初期は線Cに沿ったルート
カーブで減速し、点aの切替点、つまり積分時間ΔL/
ΔVがある値になった時点で線AのEXPカーブに切り
替える。最後はクリープ速度v0 で保持され、定尺停
止検出点で速度基準はOとなり、定尺は完了する。この
EXPカーブのために定尺時間が長くなる。
第2は、従来のクリープ速度はEXPカーブに沿ってお
り、定尺点つまり前述の定尺検出器15により検出した
後は、定尺目標速度基準は即、0となるため、張力変動
が発生し、シート切れあるいは内層ずれ等の製品品質上
、重大な影響を及ぼしていた。
前記第1の問題点に関し、特公平1−57018号公報
には、第3図に示す積分時間演算器20に与える残長し
の代わりに、残長しにダミーバイアス値を加えることに
より定尺時間を短縮し、且つ滑らかに定尺停止を行うこ
とが提案されている。しがしながら、その場合、クリー
プ速度設定をある程度大きくする必要があるため、定尺
停止点における停止法は変わっておらず、前記の第2の
問題点と同様の問題があった。
そこで本発明は、定尺停止時点まで、滑らかにす早く制
御し、張力変動をなくし、シート切れ、内層ずれ等を皆
無とし製品品質を著しく向上させることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明は、コイル状の巻戻し
装置により巻戻されたシート材をドラム状の巻取コイル
駆動ロールで予め設定された定尺に巻き取る巻取装置に
おいて、 減速時に、巻取残長がS字区間減速長になる時点までは
ルート演算で求められた速度パターンの速度指令を、そ
れ以降は速度基準設定器で設定された速度基準と減減速
度設定器で設定された減減速度とに基づいて生成された
8字減速パターンに基づく速度指令を出力する手段を備
えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、EXPカーブの代わりにS学区間減速速度基
準を設け、理想の減速速度とすることが可能となる。な
お、理論的には切替後はS学区間減速速度基準のみのオ
ーブンループで構わないが、電動機負荷としてのメカニ
カルロス、GD”等による速度変動を考慮し、超低速ク
リープ速度設定との優先回路を構成し、定尺制御を完全
なものにしている。
本発明を時間軸に対する速度カーブで表したものが第5
図Eである。この図で明らかなように定尺時間は短く、
定尺停止時も滑らかにシmツクレスで停止することが可
能となり、定尺停止時における張力変動はほとんどなく
、そのため前記従来技術によるシート切れ、巻取コイル
内層ズレ等の製品不良は一切なくなる。
〔実施例〕
以下、本発明を具体的実施例を参照しながら具体的に説
明する。
本発明は、前述の第2図の構成に一点鎮線枠内に示す速
度基準設定器10.8字演算装置11及び切替制御装置
12を設けたもので、その詳細を第1図に示す。なお、
第3図に示す従来の構成と同様又は同等の機能を有する
部分については同一の符号を付して説明を省略する。
第1図に示すように、 前記巻取駆動モータ5(第2図
参照)に直結されたパルス発信器6により、実際に巻き
取られた実績巻取長Lp を巻取カウンタ13にて演算
する。定尺値を設定する定尺設定器8により設定された
定尺巻取値Lu と、前述の実績巻取長LP との偏差
算出を巻取残長演算器14で行い、巻取残長値りを算出
する。一方、減減速度設定器31で設定された減減速度
θ及びそれに基づいて減速度演算器32より算出された
減速度βからS字速度基準を5字基準演算器33により
算出する。
二〇減減速度(減速度の時間微分値)θ及び減速度βか
らルート−8字切替点検出点によりS字区間減速長を算
出する。また、同様に減減速度θ及び減速度βから定尺
目標値を算出するためのバイアス長し、をバイアス演算
器34で算出する。
このバイアス長し、と巻取残長値りから定尺目標演算器
35により定尺目標値L1 を算出し、この定尺目標値
L1 からルート演算器36により定尺目標速度基準が
出力される。定尺減速初期は、この定尺目標速度基準値
(第4図C’)  に沿って巻取残長値りが前記S字区
間減速長と等しいかあるいは小さくなった時点(第4図
点b)で前記S字速度基準に切り替える。このとき、ル
ート人接点゛37からS字人接点38に切り替えられ、
減速速度基準を作る(第4図B) 本発明の場合は予め算出されたS字区間減速長になった
時点でS字基準速度に切り替えるため、理論的にはS字
基準速度のままで、定尺制御が成り立つはずであるが、
現実的には電動機負荷のメカニカルロスあるいはGD″
等の変動により、実績速度がS字基準速度に対し変動す
る可能性があり、クリープ速度設定器39で設定された
クリープ速度VePとの最大値優先回路40を設ける。
従来の回路においても最大値優先回路28が設けられて
いるが、従来のクリープ速度ve はほぼ徐動速度とな
っており、相当高く設定する必要があるのに対し、本発
明の場合には第4図および第5図に示すVerのように
、超低速に設定することになる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、8字カーブ
で減速しているため、減速を滑らかにすぼやく制御する
ことができ、また張力変動が著しく小さいので、シート
切れ、内層ずれ等が皆無で製品品質を向上させることが
できる。
また、クリープ速度をS半速度基準に沿って設定してい
るため、定尺時間を長くすることなく、超低速に設定可
能となることができる。
なお、本発明は、紙、フィルムのシート材に限らず、鉄
鋼プラント用等、定尺位置決めの用途にも適用でき、定
尺点での滑らかな停止機能を持った、高精度な定尺制御
ll装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による定尺制御装置の構成の一実施例を
示すブロック図、第2図は一般的な巻取機の構成を示す
ブロック図、jKa図は従来の定尺制御装置の構成を示
すブロック図、第4図は巻取残長しに対する速度基準V
のカーブを示すグラフ、第5図は時間軸tに対する速度
基準Vのカーブを示すグラフである。 1:巻戻コイル    2:巻取コイル3:ライダロー
ル 4:巻取コイル駆動ロール 5:巻取駆動モータ  6:パルス発信器7:駆動装置
     8:定尺設定器9:定尺制御装置   10
:速度基準設定器11 : 3字演算装置   12:
切替制御装置13:巻取長カウンタ  14:巻取残長
演算器15:定尺検出器 15:EXP積分時間設定器 t7 : Lc演算器    18:定尺目標演算器1
9:実績速度検出器  20;積分時間演算器21:切
替点検出器   22:減速度設定器23:ルート演算
器   24:EXP演算器25:ルート人接点   
26:EXP人接点接点27リープ速度設定器 28:最大値優先回路  29:定尺停止接点30:ル
ート−5字切替点検出器 31:減減速度設定器  32:減速度演算器33:8
字基準演算器  34:バイアス長波算器35:定尺目
標演算器  36:ルート演算器37:ルート人接点 
  38二S字人接点39:クリープ速度設定器 40:最大値優先回路 特許出願人 株式会社 安用電機製作所代  理  人
     小  堀   益箪 図 第 図 箪 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、コイル状の巻戻し装置により巻戻されたシート材を
    ドラム状の巻取コイル駆動ロールで予め設定された定尺
    に巻き取る巻取装置において、減速時に、巻取残長がS
    字区間減速長になる時点まではルート演算で求められた
    速度パターンの速度指令を、それ以降は速度基準設定器
    で設定された速度基準と減減速度設定器で設定された減
    減速度とに基づいて生成されたS字減速パターンに基づ
    く速度指令を出力する手段を備えたことを特徴とする定
    尺巻取制御装置。
JP2143877A 1990-05-31 1990-05-31 定尺巻取制御装置 Expired - Fee Related JPH07100561B2 (ja)

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Citations (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125518U (ja) * 1981-01-29 1982-08-05
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