JP2508216B2 - テ―プ張力自動制御機能付テ―ピング機 - Google Patents

テ―プ張力自動制御機能付テ―ピング機

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JP2508216B2
JP2508216B2 JP63221997A JP22199788A JP2508216B2 JP 2508216 B2 JP2508216 B2 JP 2508216B2 JP 63221997 A JP63221997 A JP 63221997A JP 22199788 A JP22199788 A JP 22199788A JP 2508216 B2 JP2508216 B2 JP 2508216B2
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tape
tension
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stop
control function
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均 吽野
浩 円山
修弘 黒田
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テープ張力自動制御機能付テーピング機に
関するものである。
[従来の技術] テープ張力制御に関しては従来より各種の方式が用い
られており、例えば、 (A)微偏位式自動張力制御 3本のロールを三角形に組込みその中間位置のロール
にロードセルまたは差動トランス式の張力検出器を取付
け、この検出信号によりブレーキまたは電磁クラッチの
励磁電流を制御して張力を制御する方式。
(B)ダンサロール式自動張力制御 テープの張力変動をダンサロールの位置に変換して検
出し、制御器を介してブレーキまたは電磁クラッチの励
磁電流を調整し張力が常に設定値となるように制御する
方式。
(C)巻径比例式自動張力制御 テープ巻径の減少あるいは増加を回転検出器で検出
し、検出信号に基づいてブレーキまたは電磁クラッチの
励磁電流を調整してトルクを制御して張力を一定とする
方式。
等の各方式が知られている。
[発明が解決しようとする課題] 上述したようにテープの張力制御には各種の方式が用
いられているが、いずれの方式でも装置の起動時と停止
時には張力制御が行なわれていないため、この時期にテ
ープの巻き乱れ等の不良事故が発生して損失を生ずる嫌
いがあった。
本発明の目的は、装置の起動時および停止時にテープ
張力を適正値に制御するテープ張力自動制御機能付テー
ピング機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、電線・ケーブルにテープを巻付けて被覆す
るテーピング装置において、装置の初期運転張力と停止
時に必要な初期停止張力とを設定し、該設定値に基づい
て前記テープの束径または条長に対応したテープ張力を
発生するブレーキまたはクラッチの励磁電流(電圧)を
制御して、装置の起動時および停止時に前記テープの張
力を適正値に制御するテープ張力制御器を設け、テーピ
ング機の起動時および停止時に安定したテーピングが行
なえるようにして目的の達成を計っている。
[作用] 本発明のテープ張力自動制御機能付テーピング機では
テーピング機にテープ張力制御器を取付け、装置の初期
運転張力と停止時に必要な初期停止張力とを設定し、該
設定値に基づいて前記テープの束径または条長に対応し
たテープ張力を発生するブレーキまたはクラッチの励磁
電流(電圧)を制御するようにしているので、テーピン
グ時には運転中のみならずスタートおよび停止するとき
にも適切な張力が与えられることになり、テープはいか
なる時期でも巻き乱れ等が発生せず製品品質の向上を計
ることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について説明する。第1図は
本発明のテーピング機の一実施例を示す系統図である。
同図において1はテープパッド(束)、2はテープ、
3はテープガイド、4はテープパッド1の回転を制止す
るブレーキ、5はテープ張力制御器で例えばプログラマ
ブルコントローラ等が用いられる。6はディジタルスイ
ッチ、7は入力用スイッチで8は初期運転張力指示スイ
ッチ、9は初期停止張力指示スイッチ、10は制御モード
変更時のセレクトスイッチ、11は張力変化量指示スイッ
チである。12は入力スイッチ7より入力される信号によ
り出力するアナログ出力部、13はアナログ出力部12の出
力を入力してブレーキ4の励磁電流を制御するパワーア
ップ、14はディジタル出力部、15は近接スイッチを示
す。
データ設定はテープ張力制御器5のティーチング機能
を使用するときはセレクトスイッチ10をオンにしてテー
プパッド1に加えられる初期運転張力をディジタルスイ
ッチ6により合せ、適正になった時点で初期運転張力指
示スイッチ8を押して初期運転張力をセットする。次に
同様にしてディジタルスイッチ6を操作してテープパッ
ド1にかかる停止張力を適正に合わせた後、初期停止張
力指示スイッチ9を押し、セットする。次にティーチン
グ機能を使用しない場合はセレクトスイッチ10をオフに
しておき既知の初期運転張力を得られる電圧値(又は電
流値)をディジタルスイッチ6に設定し初期運転張力指
示スイッチ8を押し、同様にして既知の初期停止張力を
得られる電圧値(又は電流値)をディジタルスイッチ6
に設定し、初期停止張力指示スイッチ9を押すことによ
り設定する。
次に、テープ半径の単位回転当りの変化量をディジタ
ルスイッチ6に設定し、張力変化量指示スイッチ11を押
すことによりセットする。テープパッド1の回転は近接
スイッチ15により検出され、テープ張力制御器5の内部
にて積算される。以上の構成により、テープの半径
(D)はテープ厚さ(d)とテープ回転数(r)及びテ
ープ初期半径(D1)よりD=D1−d×rで示される。テ
ープの張力はテープパッド1の出口よりテープの巻き付
け点までで、テープの特性、テープガイド3の形状方向
等により多少変化するが、これを無視した場合、テープ
張力はテープパッド1の出口の張力で決定されると考え
て良く、このトルクはブレーキ4の発生する力とテープ
パッド1の半径により決定されるため、テープ半径の変
化量を上式より求めればテープ張力を制御できる。
運転及び停止時及びその過渡状態において起動指示よ
りテーピング回転数が設定回転数になるまでの時間及び
通常の停止(緩停止)の場合も同様に停止指示より停止
までは固定時間で使用するため運転張力データと停止張
力データと上記固定時間とで演算し、起動と停止の過渡
的状態の場合にも最適テープ張力となるように制御する
ことができる。
尚、上記実施例ではテープパッド径と張力の関係を用
いたが、実際にはテープガイド等の影響により張力変動
が無視できない場合もある。総合的には、テープ条長に
従ってテープ単位条長当りによってテープパッド出口の
張力を変化させることによって工業的には充分使用可能
である。実施例に示したテープロール軸回転数を計測す
る近接スイッチ15は、この場合、測長するためのスイッ
チとなる。この事例の場合は初期値より単位条長当りの
変化量を減少させるといった演算で良く、以下は前例と
同様パワーアンプ13を介してブレーキ4を最適張力とな
るように励磁電流を制御する。
第1図では、入力指示スイッチ7を別に設けたが、デ
ィジタルスイッチ6を各々個別に設けても良い。又、ブ
レーキを用いたが、クラッチでも片側を固定すればブレ
ーキと同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明を用いることにより次のよう
な効果が得られる。
(1)運転開始時、停止時およびそれらの過渡時におい
てもテープ張力を制御することができるので、テープ巻
き乱れ等の不良事故が発生せず、作業性を大幅に向上す
ることができる。
(2)作業性の向上により歩留りが改善され、コストの
低減を計ることができる。
(3)制御器を規格化することにより、各テーピング機
に共通することができ、経済性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のテープ張力自動制御機能付テーピング
機の一実施例を示す系統図である。 1:テープパッド、2:テープ、3:テープガイド、4:ブレー
キ、5:テープ張力制御器、6:ディジタルスイッチ、7:入
力スイッチ、8:初期運転張力指示スイッチ、9:初期停止
張力指示スイッチ、11:張力変化量指示スイッチ、12:ア
ナログ出力部、13:パワーアンプ、15:近接スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−17620(JP,A) 特開 昭56−148059(JP,A) 特開 昭57−111758(JP,A) 特開 昭59−182174(JP,A) 特開 昭62−44850(JP,A) 実開 昭50−64740(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線・ケーブルにテープを巻付けて被覆す
    るテーピング装置において、装置の初期運転張力と停止
    時に必要な初期停止張力とを設定し、該設定値に基づい
    て前記テープの束径または条長に対応したテープ張力を
    発生するブレーキまたはクラッチの励磁電流(電圧)を
    制御して、装置の起動時および停止時に前記テープの張
    力を適正値に制御するテープ張力制御器が設けてあるこ
    とを特徴とするテープ張力自動制御機能付テーピング
    機。
JP63221997A 1988-09-05 1988-09-05 テ―プ張力自動制御機能付テ―ピング機 Expired - Lifetime JP2508216B2 (ja)

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JPH0272513A JPH0272513A (ja) 1990-03-12
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