JPH0412688A - 巻取機制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は紙の巻取機を駆動する巻取機制御装置に関する
。

（従来の技術） 巻戻しロールを直接駆動する装置を持たなＶ）巻取機は
、巻取ドラムを電動機にて駆動することにより、紙が動
力の伝達源となり、巻戻ロールを回転させる。又巻戻し
ロールには機械ブレーキ駆動装置けられており１巻戻ロ
ールに制動トルクを与えられる構造となっている。

一方、巻取ロールに紙をたるみ、しわ等なく巻取る為に
はある一定の張力にて紙を巻取る必要力１ある為、手動
操作によって巻戻しロールの機械ブレーキの制動トルク
力を人間が変化させてし）た。

（発明が解決しようとする課題） 巻戻しロールの機械ブレーキの制動トルク力を手動操作
にて制御している為、紙の張力を一定に保つことができ
ず１巻取ロールに巻取った紙しこしわ等が発生していた
。

又、機械ブレーキシューの摩耗により、十分な制動トル
クが与えられない為、紙の張力が弱まり巻取った紙にし
わ等が発生していた。

本発明は前述した不具合を解消し、紙の張力を一定に保
ち、しわ及びたるみ等が無く紙を巻取ロールに巻取るこ
とを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は巻取ドラムを駆動する電動機の出力を演算する
電動機出力演算回路と、電動機の回転速度の変化分を演
算する速度変化演算回路と、この速度変化演算回路及び
巻戻しロールの回転速度を検出する速度検出器からの信
号により加減速トルクを演算する加減速トルク演算回路
と、この加減速トルク演算回路及び電動機出力演算回路
からの信号によって張力を演算する張力演算回路と、こ
の張力演算回路及び加減速トルク演算回路からの信号を
入力しブレーキ駆動装置へ基準値を出力するブレーキト
ルク基準演算回路とを具備してなる巻取機制御装置であ
る。

（作　用） 巻取りドラム駆動電動機の出力及び巻取機の加減速に必
要なトルク及びメカロス分トルクより紙の張力に相当す
るトルク分を演算して実張力を求め、張力検出器なしに
て張力制御を行ない、又、実張力値と設定張力の比較に
より巻戻しロール機械ブレーキシュー交換時期を目視点
検することなく判断する。

（実施例） 次に本発明の一実施例を説明する。第１図は巻取ドラム
１を駆動する電動機２の出力を演算する電動機出力演算
回路５と、電動機２の回転速度の変化分を演算するｄｕ
／ｄｔ演算回路６と、ｄｕ／ｄｔ演算回路及び巻戻しロ
ール１２の回転速度を検出する速度検出器１４からの信
号により加減速トルクを演算する加減速トルク演算回路
８と、加減速トルク演算回路８及びメカロス演算回路１
９及び電動機出力演算回路５からの信号によって張力を
演算する張力演算回路７と、張力演算回路７及び加減速
トルク演算回路８及びメカロス演算回路１９からの信号
を入力しブレーキ駆動袋［１１５へ基準値を出力するブ
レーキトルク基準演算回路９とを具備してなる巻取機制
御装置であり１巻取りトラム１を駆動する電動機２と、
電動機２の駆動装置３及び速度検出器４及び電流検出器
１０及び電圧検出器１１と、電動機２の出力を演算する
電動機出力演算回路５と、巻取ロール径検出器１８と、
巻取機の加減速に必要なトルクを演算する加減速トルク
演算回路８と、メカロス分トルクを演算するメカロス演
算回路１９と、張力演算回路７と、張力制御増幅器２０
と、巻戻しロール１２の速度検出器１４と１巻戻しロー
ル機械のブレーキ駆動装置１５と、ブレーキ基準演算回
路９と、ブレーキ異常検出回路２１を具備してなる巻取
機制御装置を示している。

即ち、巻取ドラム１は電動機２によって駆動され、電動
機２は駆動装置３によって速度制御される。電動機２の
軸には速度検出器４が接続され、検出された速度５ＦＢ
Ｄはそれぞれ駆動装置３、電動機出力演算回路５、ｄｕ
／ｄｔ演算回路６、張力演算回路７ＧＤ２分加減速トル
ク演算回路８、ブレーキトルク基準演算回路９に出力さ
れる。電流検出器１０によって電動機２の電流工が検出
され、駆動装置３及び電動機出力演算回路５に出力され
る。また電圧検器１１によって電動機２の電圧■が検出
され、電動機出力演算回路５に出力され１巻戻しロル１
２の軸には機械ブレーキ１３及び速度検出器１４が取付
けられており、速度検出器１４によって検出された巻戻
しロール速度５ＦＢＵはＧＤ２分加分速減速トルク演算
回路出力されます。巻戻しロール１２の機械ブレーキ１
３はブレーキ駆動装置１５にて駆動され、電動機出力演
算回路５では電動機２の電流Ｉと電圧■と速度５ＦＢＤ
により電動機２の効率を補正しながら電動機２の出力Ｐ
Ｍを演算し、張力演算回路７へ出力される。

更に、巻戻しロールにより出された紙１６は巻取ドラム
１によってサーフェイスドライブされて巻取ロール１７
に巻取られ１巻取ロール１７の径り。は巻取ロール径検
出器１８によって検出されＧＤ２分加分速減速トルク演
算回路出力される。

ＧＤ２分加分速減速トルク演算回路８予め設定された紙
密度ρＰ１紙幅Ｌｒ１巻戻しロールスプール径ｐｕｓ　
、巻戻しロールスプールの慣性モーメントＧＤ２Ｕｓ、
巻取ドラム１の慣性モーメントＧＤ２Ｄ、巻取ロールス
プール径ＯＯＳ　、巻取ロールスプール慣性モーメント
ＧＤ２Ｄｓと巻取ロール径検出器１８によって検出され
た巻取ロール径ＤＤ、巻取ドラム１の速度５ＦＢＤ　、
巻戻しロール１２の速度５ＦＢＩＪ及びｄｕ／ｄｔ演算
回路６の出力ｄｕ／ｄｔにより巻取機の全慣性モーメン
トを加減速するのに必要なトルクτＧＤ　　を演算し、
張力演算回路７及びブレーキトルク基準演算回路９に出
力され、メカロス演算回路１９ではメカロス分トルクτ
Ｌを演算し、張力演算回路７及びブレーキトルク基準回
路９に出力する。また、張力演算回路７は電動機出力Ｐ
Ｍ、巻取ドラム２の速度５ＦＢＤ　、加減速に必要なト
ルクτＧＤ　−メカロス分トルクτＬ及び紙幅ｔ、ｐよ
り実張力値Ｔ、を演算する。張力設定器ＴＲＨで設定さ
れた張力基準ＴＲと実張力値ＴＦは張力制御幅器２０に
入力され張力制御が行われる。

そして、ブレーキトルク基準演算回路９にて張力制御増
幅器２０より出力される張力Ｔと紙幅ｔ、ｐ及びメカロ
ス分トルクτし、加減速に必要なトルクτＧＤ　　より
機械ブレーキ１３のブレーキ基準Ｂ８を演算しブレーキ
駆動回路１５に出力する。

一方、ブレーキ異常検出回路２１では張力基準ＴＲと実
張力ＴＦを比較し、ある一定の差が生じるとブレーキシ
ュー限界摩耗とみなしブレーキ異常信号ＢＥＭＧを出力
し、ブレーキシュー交換時期を知らせる。

巻取機の速度指令ＳＲは速度基準回路２２より駆動装置
３に出力される。

以上のように本発明では巻戻しロール及び巻取ドラム速
度９祇密度２紙幅２巻戻しロール径９巻戻しロールスプ
ール径及び巻戻しロールスプールＧＤ２より巻戻しロー
ルのＧＤ２を演算し１巻取りロール径９巻取りロールス
プール径及び巻取りロールスプールＧＤ２より巻取りロ
ールＧＤ２を演算し、巻戻しロール、巻取ロール及び巻
取ドラムを加減速するのに必要なトルクを演算する。ま
た巻戻しロール速度は巻戻しロール１２に接続された速
度検出器１４にて、巻取ドラム速度は巻取ドラム駆動用
の電動機２に接続された速度検出器４にて検出する。

巻戻しロール径は巻取ドラム径、巻取ドラム速度。

巻戻しロール速度より求め、巻取ロール径は巻取ロール
検出器１８より検出され、紙密度９紙幅２巻戻しロール
スプール径１巻戻しロールスプールＧＤ２巻取りロール
スプール径、巻取りロールスプールＧＤ２及び巻取りド
ラムＧＤ２は予め設定しておき、巻取ドラム駆動用の電
動機２の出力及び巻取機の加減速に必要なトルク及びメ
カロス分トルクより紙の張力に相当するトルクを求め実
張力値を演算し、この実張力値を張力フィードバックと
して設定張力に対し張力制御を行うと同時に巻戻しロー
ル１２の機械ブレーキ力を制御する。

一方、設定張力と実張力値を比較し、ある一定の差がで
きるとブレーキシュー限界摩耗とみなしブレーキシュー
交換時期を知らせる。

〔発明の効果〕

本発明により、張力検出器なしにて張力制御ができる為
、たるみ、しわ等なく紙を巻取ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す巻取機制御装置の構成
図である。 ５・・・電動機出力演算回路 ７・・・張力演算回路 ８・・加減速トルク演算回路 ９・・・ブレーキトルク基準演算回路 １９・・・メカロス演算回路 ２２・・速度基準回路 代理人　弁理士　　大　胡　典　夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻取ドラムを駆動する電動機の出力を演算する電動機出
   力演算回路と、前記電動機の回転速度の変化分を演算す
   る速度変化演算回路と、この速度変化演算回路及び巻戻
   しロールの回転速度を検出する速度検出器からの信号に
   より加減速トルクを演算する加減速トルク演算回路と、
   この加減速トルク演算回路及び前記電動機出力演算回路
   からの信号によって張力を演算する張力演算回路と、こ
   の張力演算回路及び前記加減速トルク演算回路からの信
   号を入力しブレーキ駆動装置へ基準値を出力するブレー
   キトルク基準演算回路とを具備してなる巻取機制御装置
   。