JPH01192658A - 巻取機制御装置 - Google Patents

巻取機制御装置

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JPH01192658A
JPH01192658A JP63012682A JP1268288A JPH01192658A JP H01192658 A JPH01192658 A JP H01192658A JP 63012682 A JP63012682 A JP 63012682A JP 1268288 A JP1268288 A JP 1268288A JP H01192658 A JPH01192658 A JP H01192658A
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tension
paper
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tensile force
motor
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JP63012682A
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Takashi Tomioka
富岡 孝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は紙の巻取機を駆動する巻取機制御装置に関する
(従来の技術) 従来の巻取機の制御においては、巻取機を始動する前に
、巻取ロールを回転させるドラムを機械式制動装置で固
定した状態で、巻戻しロールに連結されている直流発電
機を電動機として使用してトルクを発生させ、紙を巻戻
しロール側に引っばり7紙に静止張力を与えた後、ドラ
ム駆動用直流電動機に低速の徐動速度指令による速度制
御運転開始とともに、ドラムの機械式制動装置を解除す
ることにより1紙に張力を与えたまま紙が巻戻しロール
から巻取ロールに流れ、巻取機が徐動運転に入ることに
なる。
即ち、巻取機を始動する前に、必ず、紙に張力をかけた
状態とし、その後に始動させないと1巻取った紙にしわ
が発生したり、紙切れが発生したりすることがあり、従
って1巻取機の始動前に静止張力をかけるということは
必要不可欠なこととなっている。
(発明が解決しようとする課M) 従来装置では、ドラムを機械式制動装置で固定していて
も、直流発電機で静止張力をかけた時に、静止張力をか
ける前の停止時のドラムと巻戻しロール間の紙の弛みや
、静止張力をかけた後のドラムと巻戻しロール間の紙の
伸びなどにより、更に静止張力をかけた後のドラムを固
定している機械式制動装置の実際の解除動作のタイミン
グがドラム駆動用直流電動機への徐動速度運転指令によ
る実際の始動タイミングよりも早くなってしまったりす
ると紙がドラムから巻戻しロール側に逆戻りすることが
あり、従って、−度スリッタによって切断された紙がも
う一度スリッタを通ることから、紙が2度切りとなるが
、2度切りの時は先に切断したところを全く同じところ
を通過しないため。
再度紙を切断することになり、二度切りされた部分の紙
は製品価値を失い、−旦巻取機を停止させて、その部分
をとり除かねばならないということになるが、一般に巻
取機は、10分程度のサイクルで始動、停止を繰返し、
そのたびに静止張力をがけることから、この二度切りさ
れた部分の取り除き作業には、極めて大変な労力がかか
るばかりでなく、このことは製紙工場における生産性を
著しく低下させることになる。
本発明は上記事由に鑑みてなされ2巻取機始動前に紙に
静止張力を与えると同時に、ドラム駆動用直流電動機に
低速の徐動速度指令を与えながら、静止張力値に対して
若干、上乗せした張力値で演算した容量での電流制限を
ドラム駆動用直流電動機にかけることで常に紙が巻戻し
ロールから巻取ロール側に流れるようにし、スリッタで
の二度切りを防止することのできる巻取機制御装置を提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は静止張力を検出する張力検出器と、この張力値
に対して、張力上乗せ設定器により若干の上乗せした張
力値を入力し、この張力値からドラム駆動用直流電動機
に供給すべき容量を演算する演算回路と、この容量によ
りドラム駆動用直流電動機に流れる電流を電流制限器で
制限すべく出力信号を制御する電流制御装置とからなる
巻取機制御装置である。
(作用) 張力上乗せ設定器は常に紙の流れが巻戻しロールからド
ラム側に流れるようにするために、ドラム駆動用直流電
動機によって紙に与える張力が巻戻しロールと連結され
ている直流発電機による張力よりも若干大きくなるよう
に設定される。演算回路では直流電動機によって紙に与
えるべき張力を発生させるに必要な容量を演算し、電流
制限器では演算回路の出力をうけ、電流制御装置の出力
信号を制御し、直流電動機によって発生する紙の張力は
結果的に直流発電機によって発生する張力よりも若干大
きな張力とし、静止張力時に紙がドラムから巻取ロール
側に流れることをなくシ1紙のスリッタによる二度切り
という状態をなくする。
(実施例) 以下5図面を用いて本発明の一実施例を説明する。
紙1はスリッタ2によって適当な幅に切断されており、
スリッタ2は運転されている。巻取機を始動させる前に
5まず1巻戻しロール3と連結されている直流発電機4
には、張力設定器5によって設定された張力設定値5a
が与えられる。
この張力設定値5aを直流発電機4に印加される直流電
圧を制御するサイリスタ制御装置6に入力し、直流発電
機4を直流電動機として使用してトルクを発生させ1紙
1に張力を与える。
この時1巻取ロール7を回転させるドラム8゜9は機械
式制動装置10によって固定されている。
次に、徐動速度運転指令用スイッチ11を操作すること
により、機械式制動装置110によるドラム8゜9の固
定を解除させると同時に、予め設定された徐動速度設定
器12の設定に従った徐動速度制御基準12aがサイリ
スタ制御装置13に入力され、ドラム8,9を駆動する
直流電動機14.15が設定徐動速度で運転される。
ここで、電動機16はスリッタ2を運転させるための電
動機である。また、紙1の張力は張力検出器17によっ
て検出され、その出力値17aは張力設定器5による張
力設定値5aと比較されその差信号を張力制御装置18
に入力し、この張力制御装置18の出力信号18aによ
ってサイリスタ制御装!i!6の直流出力電圧を制御し
ている。
ドラム9を駆動する直流電動機14には速度検出器19
が接続されており、直流電動機14の回転数を検出する
。この速度検出器19の出力信号19aは徐動速度設定
器12による徐動速度制御基準12aと突き合わされ、
その差信号が増幅器20によって増幅され、その増幅さ
れた信号は、過負荷保護のための電流制御°装置21を
通してサイリスタ制御装置13に入力され、サイリスタ
制御装置13の直流出力電圧を制御する。
以上の状態で巻取機が徐動運転された後、運転速度運転
指令用スイッチ22を操作することにより、予め運転速
度設定器23によって設定された運転速度まで上昇し1
巻取機は正規の運転状態となる。
この時、直流発電機4による張力制御は連続して続行さ
れる。
即ち1機械式制動装置10を解除すると同時に。
直流発電機4には張力設定器5によって張力制御基準が
与えられることになるが、この張力制御基準は張力制御
装!!1gに入力され、張力制御装置18の出力により
サイリスタ制御装置6の直流出力電圧が制御され紙1に
静止張力がかかる。更に、これと同時に、徐動速度運転
指令用スイッチ11及び電流制限器出力信号入、切スィ
ッチを閉するようにしておくことにより、直流電動機1
4,15は徐動速度設定器12によって設定された徐動
速度にて回転しようとするが、張力検出器17によって
検出された静止張力値に対して張力上乗せ設定器24に
より、10%の上乗せを設定しておくことにより、演を
求め、さらに、 を演算させ、とのX(%)の値を電流制限器26に入力
することにより、直流電動機14,15は徐動速度で回
転することなく、上乗せ設定器24による張力分で紙1
が極めて低い速度で巻戻しロール3からドラム8,9側
に流れることとなる。
この状態から、電流制限器出力信号人、切スィッチ27
を開路することにより、電流電動機14.15は完全な
速度制御になり、徐動速度で回転し、紙1は徐動速度設
定器12によって設定された徐動速度で巻戻しロール3
からドラム14,15側に流れることになる。
次に、徐動速度運転指令用スイッチ11を開路して、運
転速度運転指令用スイッチ22を閉路することによって
、直流電動機14.15は運転速度設定器23によって
設定された運転速度で巻取機が正規運転となる。
このようにすれば、ドラム8,9を駆動する直流電動機
14.15をトルクモーターとして使用していると同等
となり、機械式制動装置10の役目をはたすと同時に、
その発生するトルクの大きさを巻戻しロール3を駆動す
る直流発電機4によって実際に発生している静止張力に
対して、同じかそれよりも極小上回る張力になるような
トルクに制御していることから、紙1の流れが必ず、巻
戻しロール3からドラム8,9側に流れることとなる。
従って、スタック2によって紙1の二度切りがなくなる
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、巻取機始動前の静
止張力をかけた時の紙の二環切りが防止できることから
、二環切りが発生した場合における二環切り部分の取除
き作業がなくなり、11m紙工場における省力化と生産
性を向上させることのできる巻取機制御装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す巻取機制御装置の構成図
である。 10・・・機械式制動装置 11・・・徐動速度運転指令用スイッチ12・・・徐動
速度設定器 14.15・・・直流電動機 16・・・電動機 17・・・張力検出器 18・・・張力制御装置 19・・・速度検出器 20・・・増幅器 21・・・電流制御装置 22・・・運転速度運転指令用スイッチ24・・・張力
上乗せ設定器 25・・・演算回路 26・・・電流制限器 27・・・電流制限器出力信号人、切スイッチ代理人 
弁理士 則 近 憲 佑 同      山  下     −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 巻戻しロールの紙に張力を与えるために巻戻しロール軸
    に連結されている直流発電機と、この直流発電機の電機
    子回路電圧を制御する第1のサイリスタ制御装置と、巻
    戻しされた紙を切断するスリッタと、切断された紙を巻
    取る巻取ロールを回転させるためのドラムと、このドラ
    ムを駆動するための直流電動機と、この直流電動機の電
    機子回路電圧を制御する第2のサイリスタ制御装置と、
    前記直流電動機の徐動速度を設定するための徐動速度設
    定器と、前記直流電動機の速度を検出するための速度検
    出器と、前記徐動速度設定器によって設定された速度基
    準信号及び前記速度検出器からの速度帰還信号の差信号
    を増幅するための増幅器と、この増幅器の出力信号を制
    限する電流制御装置と、紙の張力を検出するための張力
    検出器と、紙の張力量を設定するための張力設定器とか
    らなる巻取機制御装置において、前記張力検出器から出
    力された張力信号による紙の張力値に対して若干の張力
    分を上乗せするための張力上乗せ設定器と、この張力上
    乗せ設定器によって上乗せられた張力値により前記直流
    電動機に与える電流制限値を決定する張力容量及びこの
    張力容量が前記直流電動機容量の何%になるかを演算す
    る演算回路と、この演算回路からの出力信号によつて前
    記電流制御装置の出力信号値に制限をかける電流制限器
    と、この電流制限器の出力信号を前記電流制御装置に入
    れたり切ったりする電流制限器出力信号入切スイッチを
    具備してなる巻取機制御装置。
JP63012682A 1988-01-25 1988-01-25 巻取機制御装置 Expired - Lifetime JPH0742020B2 (ja)

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JPH01192658A true JPH01192658A (ja) 1989-08-02
JPH0742020B2 JPH0742020B2 (ja) 1995-05-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011026098A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Toyota Motor Corp ウエブ搬送装置及びその方法と電極板の製造方法,電池の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011026098A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Toyota Motor Corp ウエブ搬送装置及びその方法と電極板の製造方法,電池の製造方法

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