JPS60111721A - 巻取り速度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １発明の技術分野］ 本発明は、圧延ラインなどのＪ、うに送出ロールに巻装
したコイル状金属板を処理工程を通して巻取ロールに巻
取るラインにおいで、前記金属板の巻取り速度を減速制
御するための技術に関する。

［発明の技術的背狽とその問題点１ 圧延ラインなどのように、コイル状に巻回された鉄根な
どの金属板（］コイルを送出ロールにセッ１〜し、圧延
等の処理工程を通して巻取ロールに巻取るようなライン
においては、コイルの尾端がラインを通過する際の暴れ
によりライン周辺の機器や圧延ロールなどが破損される
ことを防止するために、コイルの尾端がラインを高速で
ぬりるような事態をさける必要がある。従来、コイルの
親格が統一されている場合やその全長が正確に把握され
−Ｃいる場合には適切な減速が可能であったが、規格の
統一性がない場合や長さ情報が不正確な場合には、オペ
レータの目視によりコイル尾端がラインに入る前に人為
的に巻取り速度を減速したり、あるいは、巻取り当初か
ら巻取り）を度を低速に設定するなどの措置が講じられ
ていた。

しかしながら、前者においては、速度制御が人為的に行
なわれるために操作ミスによる尾端の高速通過のおそれ
や操作の煩♀１を性などの問題があり、また後者におい
ては、巻取り速度が遅いことににる生産性の低下などの
問題があった。

［発明の目的］ 本発明は従来の技術の」ニ記問題点を改善するものｅｌ
その目的は、」イルの規格の統一性や長さ情報の有無に
拘わらず巻取り速度を適切なタイミングひ自動減速゛り
ることが可能な巻取り速度制御装に１を提供することに
ある。

［発明の概要］ １−２目的を達成するため、本発明にあっては、送出ロ
ールに巻装した＝ｊイル状金屈板を処理工程を通］ノで
巻取Ｌ］−ルに巻取るラインに、第１図に示すごとき巻
取り速度制御装置を設りることにある。この巻取り速度
制御装置は、送出ロールの回転周期を検出する手段と、
）去り出される金属板の長さを測定する手段と、送り出
される金属板の厚さを測定する手段と、）スリ出される
金属板の巻取り速度を測定する手段ど、送出ロールの回
転円）ＩｌｌとＪ’Ａり出される金属板の長さと７３日
ら送出し１−ルに残されＣいる二］イル状金屈板の残コ
イル径をめる手段と、金属板の厚さと金属板の巻取り速
度を用いて金属板の巻取り速度減速開始時に送出ロール
に残されるべきコイル状金屈板の減速開始時残」イル径
をめる手段とを備えでいる。

［発明の実施例］ 第２図は本発明による巻取り速度制御装置の一実施例を
示すもので、鉄鋼の調質圧延ラインに適用した揚台を示
しＣいる。

調質ライン１は、巻回された鉄板からなる被圧延」イル
２を圧延ラインに送出する送出１コール３と、送出ロー
ル３から送り出された鉄板を尋くブライ１−′ルロール
４と、プライドルロール４を介して導かれる鉄板に調質
圧延を施す主ロール５と、主ロール５を経た鉄板を案内
ロール６を介して巻取る巻取［ｌ−ルアを備えている。

このような調質圧延ライン１に設けられる巻取り速度制
ｔｆ１１装置１０は、送出ロール３の回転周期を検出す
るパルスジェネレータ１１と、送出ロール３から送り出
される鉄板の長さを測定するパルスジェネレータ１２と
、このパルスジェネレータ１２のパルスをカランＩ〜す
る計数器１３と、圧延ラインのプライドルロール４と主
ロール５との間に検出端８を備え調質圧延前の鉄板の厚
さを測定する厚み計１４と、圧延ライン上の鉄板の巻取
り速度を測定ｊ◇速度電圧変換器１５ど、こｔＬらの測
定器から送出ロール３の回転周期、送出ロール３から送
り出される鉄板の長さ、厚み、１３よび巻取り速度に関
する情報を得て巻取り速度の減速信号を作り出ザ演暉制
御部１６と、減速信号を受（づて送出［１−ル３、」−
ロール５おＪ、び巻取ロール７の同転速ｔσを減速制ｔ
ａｎ−’ｖる減速手段１７とを右する。

送出［１−ル３の回転周期を検出覆るパルスジ１ネレー
タ１１は、送出［１−ル３が１回転げる毎にパルスを出
力づる。）Ｘ出ロール３ｈ目ら送り出される鉄板の良さ
を測定するパルスジェネレータ１２　ｉＪ。

ブうイドル［１〜ル４の回転に従ってパルス列を出力し
、これを泪数器１３に入力すイ）。゛すなわち１λ板が
１１１位距離進むごとに生ずるパルスを計数器１３　＆
：二人力する。計数器１３は泄ｉ算制１ｌｌ１部１６に
よりリレン１へされる構成Ｃ゛、このリセッ１〜はパル
スジェネレータ１１がら１回転パルスが与えられる毎に
行なわれる。

第３図はパルスジェネレータ１１の１回転パルスとｉ１
数５１３のカラン１〜パルスとの関係を示すもので、（
ａ）はパルスジェネ１ノータ１１の１回転パルス、（ｂ
）は計数器１３のカラン１〜パルスである。（ｂ）にお
【プる△Ｎは１回転パルス間の計数器１３のカウントパ
ルス数で、この△Ｎは送出ロール３の１回転で送り出さ
れる鉄板の長さデータとして用いられる。ΔＮは、送出
ロール３の送り出しに従っＣそこにけツトされた被圧延
コイル２の（等が減少しＣいくので、鉄板の送出に伴っ
て少なくなる。

演締制ｉｌ１部１６は、パルスジェネレータ１１の１回
転パルス、計数器１３のカウントパルス、１＝Ｈみ計１
４の板厚データ、速度′；１ｉ圧変換器１５の速度デー
タを受（Ｊ入れるマルチプレクサ１６１と、ンルチブレ
クナ１６１を介しＣ得られるデータを用いＣ，送出ロー
ル３に残され−Ｃいる被圧延コイル２の残コイル径１）
　ｃの算出、巻取り速度減速量−始時に送出ロール３に
残されるべき被圧延」イル２の減速開始時残コ５イル径
［）（Ｉの算出、ｌ）ｃとＤｄを比較しＤＣ≦Ｄｄで減
速信号を発生する処理装置１６２、コント１］−ルプロ
グラムや処理装置１６２が必要とするデータを格納する
記憶装置ｄ１６３を備えている。残」イル径Ｄｃの算出
は、１回転パルス間に送り出される鉄板の長さデータ△
Ｎを用い、ｈ径−円周、／πに従う 勺− ＤＣ−△ＮＸ　請求められる。なお、Ｋ　１３はπ パルス数ΔＮを長さに変換づるための係数で゛ある３゜
減速１７ｉ１　Ｗ３１１”ｉ残コイル径Ｄ（ｌは、巻取
り速度の減速を開始すべき時に送出し１−ル３に残され
−Ｃいるべさ］イル径（・、次のＪ、うにめられる。Ｊ
、ず、巻取り）ｑｌに鼾の減速を開始すべき時点−Ｃ送
出Ｌｌ−ル３に残し・ておかなＥノれば４ｊ′らない残
長１を次式を川［−２α　十σ 」二式において、＼／は減）中部の巻取り速度、ＶＯは
＆Ｊｉ速された後の巻取り速度、α（，１ラインの構成
にしたがう減速レート、Ｕは）減速終了時に残される」
イル２の余裕長である。こわらの関係は第４図（Ｊ−り
明？げ１°化される。

第４図は巻取り速磨減速時の説明図Ｃ１図中の各記号は
上式にお（づる記号に対応し−Ｃいる。この図から明ら
かなように、長ざＬを残して巻取り速度の減速を開始し
、減速が終了した時点で巻取り側に長さＵだけのコイル
が残される。したかっ”Ｃ１コイル尾端は減速された速
度Ｖｏでラインを抜（ブることになることは明らかであ
る。

次に、残長りを用いＣ減速開始時残］イル径Ｄ（Ｉを次
式により算出Ｊる。

ｏｒ＋＝０７７−１ｉｌｔ〒７丁 上式にあいＣＸ’Ｄｏは送出ロール３の直径、ｔは板厚
（゛ある。

第５図は演粋制御部の動作フローヂャー１〜を示ずもの
で、以下第５図を用いて第２図の構成の動作を説明する
。

減速プログラムはパルスジェネレータ１１がら１回転パ
ルスを受（“Ｊる毎に起動される。プログラムのスター
１〜で、まず計数器１３から送出ロール３の１回転Ｃ送
り出される鉄板の長さをパルス数△Ｎ　″Ｃ：入力し、
この人力ｅ計数器１３を直ちにクリアして次の１回転の
パルス数をカウントできる状態にする（ステップ２０，
２１．）。ついで゛、前記パルス数ΔＮを用いて送出ロ
ール３に現在外されＣいる被圧延コイル２の直−？￥Ｄ
Ｃをめこれを一時格納した後（ステップ２２）、厚みｈ
］１４おＪ：び速度電圧変換器１５から現在の板控ｔｄ
５よび巻取り速度＼ｌを取込むくステップ２３〉。次に
、現イ１の巻取り）朱度Ｖおよび予め記憶波防１６３に
格納され（いる減速巻取り速度ＶＯ，減速レーしへα、
余裕長σを用いＣ１減速開始時に送出ロール３に残され
るべぎ残長りをめ（ステップ２／Ｉ）、このＬど予め記
憶装置１６３に格納されＣいる）ムｉ、ｌｌ　１１１−
ルの直径ＤＯおよびステップ２３で得ｌこ板厚を二を用
いで、減速開始時に送出ロール３に残されるべぎ被圧延
コイル２の減速開始時代コイル径ｐ　ｄを算出弓るくス
テップ２５）。ついで、現わの残コイル径１）　Ｃと減
速開始時代コイル径［）（１どを比＄Ｑ　ｌ、、ｌｌｃ
嘱Ｏｄで）１ｉ：速信号を出力する（ステップ２６．２
７＞。

ぞの後は、減速手段１γにより減速レー１〜（Ｘに従っ
た減速が行なわれ、送出ロール３に余裕長α　−を残し
Ｃ減速終了速度ＶＱとされる。

以上述べた実施例では調質圧延ラインの例を説明したが
、その他の巻取り工程に広く利用することができること
は勿論である。

［発明の効果］ 以」説明ｌノたＪ：うに本発明にＪ、れば、送出ロール
の回転円ＩＩどコイル送出長とから送出ロールに残され
ている残コイル径をめ、板厚と巻取り速度から減速開始
時に残されるべきコイル径をめて、両者の比較により巻
取り′ａ度の減速を行なうようにしたので、］イルの規
格の統一性や全長の情報を必要とすることなく巻取り速
度を適切なタイミングＣ自動的に減速づることが可能と
なる。

しかも、板厚と巻取り速度を送出ロールの１回転毎にｉ
１測づるので・、巻取り工程時の速度変化おｊ−び板厚
の変化に対しでも高精度ｒ対応することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成図、第２図は本発明の一実施例を
示す構成図、第３図および第４図は第２図の実施例の構
成説明図、第５図は第２図の処理伎買の動作フ［１−チ
ャー１〜ひある。 １・・・調質圧延ライン　２・・・被圧延コイル３・・
・送出［ｌ−ル　４・・・プライドル［１−ル５・・・
主ロール　７・・・巻取り１コール１’１．１２・・・
パルスジェネレータ１３・・・泪数器　１７１・・・厚
み３１１５・・・速位電圧変換器　１６・・・演算制御
部１７・・・減速手段　： 第３図 り 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送出１］−ルに巻装したコイル状金属板を処理Ｔ稈を通
   １ノで巻取［１−ルに巻取るラインに設置Ｊられ、前記
   金属板の巻取り速度を減速制御するために、以下の構成
   を有することを特徴とする巻取り速庶制御Ｉｌ′Ｉｌ装
   置。 ＜ａ）　送出ロールの回転周期毎にパルスを出力する手
   段、 （ｂ）　送り出される金属板の単位長さ毎にパルスを出
   力する手段、 （０）　送り出される金属板の厚さを測定する手段、 ＜ｄ）　送り出される金属板の巻取り速度を測定する手
   段、 （ｅ）　送出ロールの回転周期（２Ｊ＠まれる単位長さ
   毎に生ずるパルス数から、送出ロールに残されているコ
   イル状金属板の残コイル径をめる手段、 （１′）　金属板の厚さと金属板の巻取り速度を用いＣ
   １金属板の巻取り速度減速開始時に送出ｍｌ−ルに残さ
   れるべきコイル状金属板の減速開始時残コイル径をめる
   手段、 （＜′Ｊ）　残コイル径と減速開始時残コイル径とを比
   較し、残コイル径が減速開始時残コイル径に等しいか又
   はこれＪ：り小で減速信号を発生する千艮、 ＜　ｈ　＞　１ｂＪｉ　’＋’Ｌ倍号の入力て゛金ｆｉ
   １板の巻取り速度を減速する手段。