JPH081235A - 条材の巻取り装置 - Google Patents
条材の巻取り装置Info
- Publication number
- JPH081235A JPH081235A JP15823194A JP15823194A JPH081235A JP H081235 A JPH081235 A JP H081235A JP 15823194 A JP15823194 A JP 15823194A JP 15823194 A JP15823194 A JP 15823194A JP H081235 A JPH081235 A JP H081235A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar stock
- lower limit
- speed
- winding
- coiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 条材を断続的にプレス加工して製造した製品
や、それに伴って発生したスクラップの条材を連続的に
巻き取る場合に、巻取り機のモーター制御用リレーを無
くして、リレーの保守、交換の手数を省き、プレス機の
稼働率を向上させると共に、巻き取られる製品の品質を
低下させることがない条材の巻取り装置を提供する。 【構成】 打抜き加工されて送り出されてくる金属条材
のたるみの上下限位置を検出する2個のセンサーと、可
変速の巻取り機とその制御装置とからなり、前記上下限
センサーの作動頻度に応じて巻取り機の回転速度を制御
するようにした。
や、それに伴って発生したスクラップの条材を連続的に
巻き取る場合に、巻取り機のモーター制御用リレーを無
くして、リレーの保守、交換の手数を省き、プレス機の
稼働率を向上させると共に、巻き取られる製品の品質を
低下させることがない条材の巻取り装置を提供する。 【構成】 打抜き加工されて送り出されてくる金属条材
のたるみの上下限位置を検出する2個のセンサーと、可
変速の巻取り機とその制御装置とからなり、前記上下限
センサーの作動頻度に応じて巻取り機の回転速度を制御
するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属条材を連続的に打
抜き加工した条材を連続的に巻取る装置に関するもので
ある。
抜き加工した条材を連続的に巻取る装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】金属条材の打抜き加工は、図1に示すよ
うに、条材1を条材送り出し機2に回転自在に軸支され
たリール3からプレス機4に供給し、所望形状に打抜き
加工し、得られる製品条材又は製品を打抜いた後のスク
ラップ条材を巻取り機5に軸支されたリール6で巻取る
ようになっている。
うに、条材1を条材送り出し機2に回転自在に軸支され
たリール3からプレス機4に供給し、所望形状に打抜き
加工し、得られる製品条材又は製品を打抜いた後のスク
ラップ条材を巻取り機5に軸支されたリール6で巻取る
ようになっている。
【0003】この巻取り方式は、プレス機4から送り出
される条材のたるみの上下限位置を検出するセンサー7
a及び7bを配設し、条材1が上限位置7aに達する
と、リール6を駆動するモーターを一旦停止させ、下限
位置7bに達すればモーターを始動するというON−O
FF制御が一般的である。このON−OFF制御にはリ
レーが用いられるが、長時間の稼働の間にこのモーター
の起動、停止が頻繁となり、制御用リレーの接点が損耗
し、溶着や動作不良が起る。消耗したリレーは交換しな
ければならないが、稼働途中でのプレス機の停止は製品
の品質に影響するし、夜間無人運転中に停止すれば生産
計画に支障を生じる恐れもある。
される条材のたるみの上下限位置を検出するセンサー7
a及び7bを配設し、条材1が上限位置7aに達する
と、リール6を駆動するモーターを一旦停止させ、下限
位置7bに達すればモーターを始動するというON−O
FF制御が一般的である。このON−OFF制御にはリ
レーが用いられるが、長時間の稼働の間にこのモーター
の起動、停止が頻繁となり、制御用リレーの接点が損耗
し、溶着や動作不良が起る。消耗したリレーは交換しな
ければならないが、稼働途中でのプレス機の停止は製品
の品質に影響するし、夜間無人運転中に停止すれば生産
計画に支障を生じる恐れもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は巻取り
機のモーター制御用リレーを無くして、リレーの保守、
交換の手数を省き、プレス機の稼働率を向上させると共
に、巻き取られる製品の品質を低下させることがない条
材の巻取り装置を提供することにある。
機のモーター制御用リレーを無くして、リレーの保守、
交換の手数を省き、プレス機の稼働率を向上させると共
に、巻き取られる製品の品質を低下させることがない条
材の巻取り装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の巻取り装置は、打抜き加工されて送り出されて
くる金属条材のたるみの上下限位置を検出する2個のセ
ンサーと、可変速の巻取り機とその制御装置とからな
り、前記上下限センサーの作動頻度に応じて巻取り機の
回転速度を制御するようにした点に特徴がある。
本発明の巻取り装置は、打抜き加工されて送り出されて
くる金属条材のたるみの上下限位置を検出する2個のセ
ンサーと、可変速の巻取り機とその制御装置とからな
り、前記上下限センサーの作動頻度に応じて巻取り機の
回転速度を制御するようにした点に特徴がある。
【0006】
【作用】巻取り機の回転速度を変えるにはインバーター
による周波数変換によるのが適当である。また条材のた
るみの上下限位置を検出するセンサーとしては、電気的
なリミットスイッチの外、光学的又は磁気的手段であっ
ても良い。このような構成により巻取りモーターの制御
用リレーを無くすることができ、制御用リレーの保守や
交換のための手数を省き、稼働率を向上することができ
る。更にプレス稼働中のリレー不良による停止がなくな
り、しかも条材の巻取り張力が一様になるため巻取られ
る製品の品質低下を防止できる。
による周波数変換によるのが適当である。また条材のた
るみの上下限位置を検出するセンサーとしては、電気的
なリミットスイッチの外、光学的又は磁気的手段であっ
ても良い。このような構成により巻取りモーターの制御
用リレーを無くすることができ、制御用リレーの保守や
交換のための手数を省き、稼働率を向上することができ
る。更にプレス稼働中のリレー不良による停止がなくな
り、しかも条材の巻取り張力が一様になるため巻取られ
る製品の品質低下を防止できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図1によって説明する。基本的
構成は従来の巻取り装置と同様であるが、リール6は巻
取り機5に内蔵されたモーター(図示せず)によって駆
動されるようになっており、図示していない制御器のイ
ンバーターによって回転速度が制御可能になっている。
またプレス機4の送り出し部に条材1のたるみの上限位
置8aと下限位置8bにセンサーとしてリミットスイッ
チが配設されている。
構成は従来の巻取り装置と同様であるが、リール6は巻
取り機5に内蔵されたモーター(図示せず)によって駆
動されるようになっており、図示していない制御器のイ
ンバーターによって回転速度が制御可能になっている。
またプレス機4の送り出し部に条材1のたるみの上限位
置8aと下限位置8bにセンサーとしてリミットスイッ
チが配設されている。
【0008】条材1をこの装置にセットし、プレス機4
及び巻取り機5を始動すると、条材1は所望形状に打抜
き加工され、その金型の動作に応じて間欠的に送り出さ
れ、リール6に巻き取られる。この巻取り速度の制御
は、例えば高低2段階の速度を設定しておき、たるみが
上下限を往復し始めれば徐々に速度差を縮めるようにプ
ログラム化する。上限又は下限が連続する場合は速度を
遅くし又は速くして、上下限を往復するようなプログラ
ムも必要である。その後は前記の速度差を縮めるプログ
ラムが働き、条材の送り出し速度と巻取り速度がほぼ同
期状態となる。
及び巻取り機5を始動すると、条材1は所望形状に打抜
き加工され、その金型の動作に応じて間欠的に送り出さ
れ、リール6に巻き取られる。この巻取り速度の制御
は、例えば高低2段階の速度を設定しておき、たるみが
上下限を往復し始めれば徐々に速度差を縮めるようにプ
ログラム化する。上限又は下限が連続する場合は速度を
遅くし又は速くして、上下限を往復するようなプログラ
ムも必要である。その後は前記の速度差を縮めるプログ
ラムが働き、条材の送り出し速度と巻取り速度がほぼ同
期状態となる。
【0009】ON−OFF制御による場合、リレーの動
作頻度があまり多くならないようにたるみの上下限範囲
を広くとるため、センサー7a,7bはプレス機4と巻
取り機5の中間に設ける必要があるが、本発明の装置に
よればリレーを全く用いないのでそのような配慮は不要
であり、しかも条材の送り出し速度に巻取り速度が近付
くように制御されるので、たるみの上下限範囲を狭くす
ることができ、プレス機に上下限の検出センサーを設け
ることも可能で、巻取り装置全体のスペースを圧縮する
ことができる。
作頻度があまり多くならないようにたるみの上下限範囲
を広くとるため、センサー7a,7bはプレス機4と巻
取り機5の中間に設ける必要があるが、本発明の装置に
よればリレーを全く用いないのでそのような配慮は不要
であり、しかも条材の送り出し速度に巻取り速度が近付
くように制御されるので、たるみの上下限範囲を狭くす
ることができ、プレス機に上下限の検出センサーを設け
ることも可能で、巻取り装置全体のスペースを圧縮する
ことができる。
【0010】
【発明の効果】本発明の巻取り装置によれば巻取りモー
ターの制御用リレーが不要となり、その保守や交換のた
めの手数を省き、稼働率を向上することができる。また
条材の送り出し速度に巻取り速度が同期し易くなり、条
材の巻取り張力を一様にして巻取られる製品の品質低下
を防止する。更に条材のたるみ部分を小さくすることが
できるので、巻取り装置の設置スペーサが少なくて済む
利点もある。
ターの制御用リレーが不要となり、その保守や交換のた
めの手数を省き、稼働率を向上することができる。また
条材の送り出し速度に巻取り速度が同期し易くなり、条
材の巻取り張力を一様にして巻取られる製品の品質低下
を防止する。更に条材のたるみ部分を小さくすることが
できるので、巻取り装置の設置スペーサが少なくて済む
利点もある。
【図1】条材のプレス打抜きにおける巻取り装置を説明
する図である。
する図である。
1 条材 2 送り出し機 3 送り出しリール 4 プレス機 5 巻取り機 6 巻取りリール 7a,7b,8a,8b 位置検出センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 打抜き加工されて送り出される金属条材
のたるみの上下限位置を検出する2個のセンサーと、可
変速の巻取り機とその制御装置とからなり、前記上下限
センサーの作動頻度に応じて巻取り機の回転速度を制御
するようにした条材の巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15823194A JPH081235A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 条材の巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15823194A JPH081235A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 条材の巻取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081235A true JPH081235A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15667147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15823194A Pending JPH081235A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 条材の巻取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081235A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315032A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 半田ワイヤ製造装置における巻取り機構 |
CN103879808A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-06-25 | 福建闽光电机制造有限公司 | 一种漆包线放卷装置 |
CN104291160A (zh) * | 2014-09-28 | 2015-01-21 | 常州大学 | 电梯补偿链冷定型的盘绕控制系统 |
CN105523437A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-27 | 青岛科技大学 | 一种金刚线倒线机 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP15823194A patent/JPH081235A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315032A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 半田ワイヤ製造装置における巻取り機構 |
JP4678232B2 (ja) * | 2005-05-12 | 2011-04-27 | 住友金属鉱山株式会社 | 半田ワイヤ製造装置における巻取り機構 |
CN103879808A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-06-25 | 福建闽光电机制造有限公司 | 一种漆包线放卷装置 |
CN103879808B (zh) * | 2014-03-28 | 2016-06-22 | 福建闽光电机制造有限公司 | 一种漆包线放卷装置 |
CN104291160A (zh) * | 2014-09-28 | 2015-01-21 | 常州大学 | 电梯补偿链冷定型的盘绕控制系统 |
CN105523437A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-27 | 青岛科技大学 | 一种金刚线倒线机 |
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