JPH04101886A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH04101886A
JPH04101886A JP2218117A JP21811790A JPH04101886A JP H04101886 A JPH04101886 A JP H04101886A JP 2218117 A JP2218117 A JP 2218117A JP 21811790 A JP21811790 A JP 21811790A JP H04101886 A JPH04101886 A JP H04101886A
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JP
Japan
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color
recording material
heat
isobutyl
methyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP2218117A
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English (en)
Inventor
Kiyoharu Hasegawa
長谷川 清春
Masakatsu Nakatsuka
正勝 中塚
Atsuo Otsuji
淳夫 大辻
Kazuyoshi Yoshikawa
和良 吉川
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感熱記録材料、特に発色感度、画像安定性に
優れた感熱記録材料に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、感熱シートの用途は、ファクシミリ、プリンター
、医療計測、POSラベル、交通機関のキップ用として
需要が伸びている。なかでもファクシミリ用途は感熱シ
ート需要全体の7割以上を占めており感熱シートに求め
られる性能も高くなっている。
従来、感熱記録方式として、各種の方式が提案され、こ
れらのなかでラクトン化合物を発色剤とし、フェノール
化合物を顕色剤とする、二成分発色方式が広く使用され
ている。
感熱記録用顕色剤として2.2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(以下ビスフェノールAとする)を
使用した感熱紙は、ビスフェノールAの融点が157°
Cと高いため、十分な発色画像を得るには、発色温度を
高温にするかまたは熱可融性物質(以下増感剤とする)
を併用することにより感度を向上させる必要がある。こ
れまで増感剤として高級脂肪酸アミドを併用して発色開
始温度を低下させ、感度向上を計っていたが、より高速
化のニーズには合わなくなり、新たな増感剤としてP−
ベンジルオキシナフタレン(特開昭60−82382)
が、また高感度発色剤として3−ジブチルアミノ6−メ
チル−7−アニリノフルオラン(特開昭59−1908
91)が開発された。上記増感剤及び発色剤は高速ファ
クシミリ((1;−I[1、■)に充分対応できるもの
であるが、発色画像の保存安定性(光、可塑剤、湿度等
に対して)が低下する問題があり改良を求められていた
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、発色感度及び発色画像の保存安定性の優れた
感熱記録材料を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、種々検討の結果、電子供与性発色剤と電
子受容性顕色剤とを保持させてなる感熱記録材料におい
て発色剤として3−(N−イソブチル−N−メチルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオランを用い、更
に、増感剤としてPヘンシルビフェニルを組み合わせる
ことにより感度及び発色画像の安定性に優れた感熱記録
材料が得られることを見い出し、本発明に到達した。
本発明において発色剤として用いる3−(Nイソブチル
−N−メチルアミノ)−6−メチル=7−アニリノフル
オランは、Cu −にα線による回折角(2θ)6.9
°に強いピーク、19,4°に比較的強いピークを示す
X線回折図により特徴づけられ、かつ融点が159〜1
61°Cの化合物である。
この化合物は、2−(4”−N−イソブチル−N−メチ
ルアミノ−2゛−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸と4
−アルコキシ−2−メチルジフェニルアミンを、例えば
、濃硫酸等の脱水縮合剤の存在下に反応させた後、アル
カリ性とすることにより製造される。
顕色剤としてはビスフェノールAを代表とするフェノー
ル性物質、芳香族カルボン酸、あるいはそれらのエステ
ルや多価金属塩等が用いられ、更に増感剤としてp−ベ
ンジルビフェニルが用いられる。これら三成分を主成分
として含有する感熱記録材は、発色感度、発色像堅牢度
(光、可塑剤、湿度等に対して)及び取扱いまたは保存
性のきわめて優れた感熱記録シートを与えることができ
、従来の感熱記録シートの問題点を解決するものである
本発明の発色剤は、単独で用いることも、更には、発色
色相などの調整のために、他の発色性化合物例えばトリ
フェニルメタン系、フルオラン系、ジフェニルメタン系
、チアジン系、スピロピラン系化合物を所望に応して混
合して用いることもできる。また増悪剤としてp−ベン
ジルビフェニルに公知の増悪剤を組み合わせて記録シー
トに含有させることも出来る。
本発明に使用する顕色剤は、フェノール性物質、芳香族
カルボン酸あるいはそれらのエステルや多価金属塩等が
ある。例えば、ビスフェノールA、2.2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)ペンタン、2.2−ヒス(4−ヒ
ドロキシ−35−ジクロロフェニル)プロパン、 1.
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、22−
ビス(4−ヒドロキンフェニル)フロパン、1.1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ペンクン、1.1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、1.1−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)へブタン、1.1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)オクタン、1.1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)ドデカン、2,4−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、 2−(4
−ヒドロキシフェニル)−2−(4−ヒドロキシ−3−
メチルフェニル)プロパン、ビス−(4−ヒドロキシ3
.5−ジメチルフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシ−
3,6−ジメチルフェニル)スルフィド、ビス−(4−
ヒドロキシ−3−メチルフェニル)スルフィド、1.7
−ビス(4−ヒドロキソフェニルチオ)−3,5−ジオ
キサへブタン、1゜4−ビス(4−ヒドロキシフェニル
チオ)−3オキサペンクン等のフェノール類、p−ヒド
ロキシ安息香酸ベンジルエステル、p−ヒドロキシ安息
香酸メチルエステル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル
、5−(α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3,
5−ジーtert−ブチルサリチル酸、3(α、α−ジ
メチルペンシル)サリチル酸等のサリチル酸類または多
価金属塩等が挙げられる。中でもビスフェノールAが最
適である。
本発明の感熱記録材料は、一般に次のような方法で製造
される。まず、本発明の発色剤と本発明の増感剤と顕色
剤をそれぞれ別個に、それらを溶解しない媒体(例えば
水、石油等の有機溶剤)中で、分散剤またはバインダー
とともに良く混合または粉砕を行って分散液を作る。こ
れらの分散液の調製に用いる分散剤またはバインダーと
しては、ポリビニルアルコール及びその変性物、メチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合物
の塩、イソブチレン−アクリル酸−無水マレイン酸の共
重合物、アルギン酸ソーダ塩、変性澱粉類、アラビアゴ
ム、スチレン−ブタジェンラバーラテックス、環化ゴム
などの合成ポリマー、天然高分子または変性高分子を挙
げることができる。
得られた分散液を紙、フィルムなどの支持体上に塗布、
乾燥して感熱記録シートを作成する。三種の分散液は混
合して支持体に塗布するのが一般的であるが、各分散液
を別々に塗布しても良い。
発色剤、顕色剤、増悪剤およびバインダーの適当な使用
量は、発色剤1〜15重量部、顕色剤1〜95重量部、
増感剤1〜95重量部、バインダー1〜40重量部であ
る。
なお、本発明の感熱記録材料を作成する場合、必要によ
りその塗料中にタルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸
カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、雲母群鉱物、ケイ
ソウ土、尿素ホルムアルデヒド樹脂、アクリル系樹脂な
どの無機、有機顔料、架橋性を有する水溶性バインダー
、ジアルデヒド澱粉、あるいは架橋促進剤、2個以上の
エチレンイミン基を持つ化合物、2個以上の1.2−エ
ポキシ環を有する化合物、蛋白質系接着剤とゲルタール
アルデヒド等の耐水化剤、密ロウ、セラックロウなどの
動物性ワックス、カルナウバロウなどの植物性ワックス
、石油ワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワ
ックス、マイクロクリスクリンワックス、ステアリン酸
亜鉛などの金属石鹸類などの滑剤、圧力防止剤、紫外線
吸収削また各種の界面活性剤、消泡剤などを併用して塗
工適性、記録紙の特性を改良することもできる。
〔発明の効果〕
本発明は発色剤として3(N−イソブチル−N−メチル
アミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、増感
剤としてP−ベンジルビフェニルを用いたことにより、
高感度を維持しながら発色画像の堅牢度及び地肌安定性
の優れた感熱記録材料が得られる。
〔実施例] 以下、実施例により本発明の方法を詳細に説明するが、
本発明はこれにより限定されるものではない。
実施例1 (1)感熱記録シートの作成方法 (A液組成) 3−(N−イソブチル−N−メチルアミノ)6−メチル
−7−アニリノフルオラン  10gポリビニルアルコ
ール(クラレ1117 )10重量%水溶液   10
g 水                     −1計
      100 g (Bi&ll成) ビスフェノールA              20g
軽質炭酸カルシウム(奥多摩TP−123)   40
gポリビニルアルコール(クラレ1117 )水 10fi量%水溶液   60g −ユ別且 計      250 g (C液組成) P−ベンジルビフェニル 0g ポリビニルアルコール(クラレ+1117 )10重量
%水溶液   Log 水                     −一%
m」−計      250 g 上記A、B、C?fflをそれぞれサンドグラインディ
ングミルで平均粒子径が1.5μ以下になる様に分散液
を調製し、A7i1 ]00g、 B?ffl 250
g、 Ce2S3 g、30%パラフィンワックス23
gをl昆合して、これを上質紙に乾燥塗布量が5.0±
0.5g/ m2となるように塗工乾燥して感熱記録シ
ートを得た。
(II)感熱記録シートの性能評価方法(1)発色濃度 塗工して得た記録シートを表面温度150℃でメタルブ
ロックに5秒間接触させて発色する0発色後1時間後に
マクベス濃度計を用いて発色濃度を求める。
(2)動的発色特性 塗工して得た記録シートを感熱紙全色装W(大意電気製
TH−PMD)で印加電圧26V、ヘラ ド平均抵抗値
2985Ωの条件で、パルス中を0.3〜1.9m5e
cで印字し、1時間後にマクベス濃度計を用いてその発
色濃度を求める。
(3)発色像の保存安定性 (1)で発色した記録シートを60°C/90χRHの
恒温恒温機に24時間保存した後、発色濃度の変化を測
定する。
(4)発色像の耐光堅牢度 (1)で発色した記録シートをカーボンアークフェイド
メーターをもちいて4時間暴露する。試験後発色濃度の
変化を測定する。
(5)発色像の耐可塑剤性 ジオクチルフタレートを可塑剤成分としたカプセル塗工
紙を(1)で発色した記録シートの上に重ね加圧ロール
を通過させた後5日後の発色濃度の変化を測定する。
(6)記録シートの地汚れの程度 塗工して得た記録シートの地汚れの程度を測定する。
(7)記録シートの保存安定性 塗工して得た記録シートを40°C/90χR)lの恒
温恒温機に24時間保存し、試験後の自己発色の程度を
測定する。試験後の反射濃度が高い程、加湿下の自然発
色が大きいことを示す。
比較例1 発色剤として3−(N−イソブチル−N−メチルアミノ
)−6−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに3
−ジブチルアミノ −6−メチル−7−アニリノフルオ
ランを用いた以外は実施例1と同様にして感熱記録シー
トを作成した。
比較例2 増感剤としてp−ベンジルビフェニルの代わりにステア
リン酸アミドを用いた以外は実施例1と同様にして感熱
記録シートを作成した。
実施例1及び比較例1.2の測定結果を第1表に示した
第1表 第1表 (続き) 参考例 2− (4’ −N−イソブチル−N−メチルアミノ−
2°−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸107gを72
0gの96%硫酸に10〜15℃で溶解後、4−メトキ
シ−2−メチルジフェニルアミン70gを同温度で加え
、10〜15°Cで24時間撹拌した。反応混合物を4
000mの氷水に排出し、析出した固体を集め、水洗後
、その固体を10%NaOH水(1000m)中に加え
、さらにトルエン1000mを加えた後、60〜70゛
Cで2時間攪拌した。トルエン層を分離後、温水で中性
になるまで水洗後、トルエン層を分液し、減圧下40°
Cでトルエンを濃縮し、析出した結晶を濾過し、少量の
トルエンで洗浄した後、メタノールで更に洗浄後、60
°Cで24時間乾燥を行い、3−(N−イソブチル−N
メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
126gを無色の結晶として得た。
特許出願人  三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体上に、電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤
    と熱可融性物質を主成分として含有してなる感熱記録材
    料において、発色剤として3−(N−イソブチル−N−
    メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
    、熱可融性物質としてp−ベンジルビフェニルを用いる
    ことを特徴とする感熱記録材料。 2)電子受容性顕色剤が2,2−ビス(4−ヒドロキシ
    フェニル)プロパンである請求項1記載の感熱記録材料
JP2218117A 1990-08-21 1990-08-21 感熱記録材料 Pending JPH04101886A (ja)

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JP2218117A JPH04101886A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 感熱記録材料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06206373A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Sliontec:Kk 可逆性感熱記録材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06206373A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Sliontec:Kk 可逆性感熱記録材料

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