JPH04101727U - 農用走行車の操作装置 - Google Patents

農用走行車の操作装置

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JPH04101727U
JPH04101727U JP2296391U JP2296391U JPH04101727U JP H04101727 U JPH04101727 U JP H04101727U JP 2296391 U JP2296391 U JP 2296391U JP 2296391 U JP2296391 U JP 2296391U JP H04101727 U JPH04101727 U JP H04101727U
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幸雄 細田
晃治 上橋
禎彦 福田
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三菱農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農用走行車の運転操作部をキャビンと一体に
昇降するようになし、その際、運転操作部と作動伝達部
と受動部との相対位置変化による不具合を解消すること
を目的とする。 【構成】走行装置1を有する機台2上に運転席6及び各
種操作手段からなる運転部4を設け、それらを昇降可能
なキャビン17で囲んだ農用走行車において、前記運転
部4をキャビン17に一体的に昇降し得るように取付
け、該キャビン17の側部にリンク軸を回動可能に立設
し、このリンク軸の下部に一体回転するように装着した
アームを操作受動部に連動連結し、その上方に上下摺動
するが回転は伝えるように嵌装したリンクアームを、キ
ャビン17に装着すると共に前記運転部4の操作レバー
に連動連結した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はキャビンを有するコンバイン、トラクタ等の農用走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行装置を有する機台上に脱穀装置と穀粒収納部と運転部とを設け、前 記運転部を囲ったキャビンを、運搬時等に低くすべく下降し得るようにした農用 走行車は既に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記既知の農用走行車におけるキャビンは運転姿勢と運搬姿勢とに昇降させる ことはできるが、運転席及び各種操作部の各操作レバー、各種計器や表示器が装 着された操作盤等が機台に固定されていたので、作業の種類又は運転者の身長が 異なっても運転席及び操作部を昇降させることができなかったので操作性が悪か った。そこで、上記課題を解決すべく運転席ばかりで操作部をもキャビンと共に 昇降させようとすると、リンク等の操作量伝達手段手段が障害になった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、走行装置を有する機台上に運転席及び操作部を設け、それらを昇降 可能なキャビンで囲んだ農用走行車において、前記運転席及び操作部をキャビン に一体的に昇降し得るように取付け、該キャビンの側部にリンク軸を回動可能に 立設し、このリンク軸の下部に一体回転するように装着したアームを操作受動部 に連動連結し、その上方に上下摺動するが回転は伝えるように嵌装したリンクア ームを、キャビンに装着すると共に前記操作部の操作レバーに連動連結すること によりキャビンの昇降に伴ってリンク機構の作動方向変換部が伝動可能な状態で 昇降するようにして前述の課題を解決した。
【0005】
【作用】 農用走行車を車両により運搬すべく積み込む時、キャビンを下降させ、作業時 は適切な高さに上昇させる。このような昇降時に運転部の操作レバーに連結され ていてリンク軸に嵌合したアームはキャビンと共に昇降し、キャビンの高さが如 何様であっても、操作レバーを操作することによるアームの回動はリンク軸を介 して受動部に伝達される。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に示すコンバインについて更に詳細に説明すると、図 2及び図3において、左右一対のクローラからなる走行装置1を有する機台2上 の一側に自脱型の脱穀装置3を搭載し、他側には前方から順に運転部4、穀粒タ ンク5を配設し、前記運転部4は各種計器、操作レバー等を有する操作盤と、運 転席6とその脱穀装置3側に配設されていて主変速レバー7及び副変速レバー8 等が装備されたレバーパネル9等により構成され、前記運転部4の直後の下部に はエンジン10を設け、走行装置1の前部の車軸11はミッションケース12か ら延出している。13は上部が起伏及び水平旋回する穀粒排出オーガーであり、 前記脱穀装置3の前方には、分草体14、穀稈引起体15、穀稈掻込装置、穀稈 横送装置、横送りされた刈取穀稈を後方の脱穀装置3に搬送供給しながら扱深さ 調節する穀稈搬送装置等からなる前処理装置16を上下傾動調節可能に装着して ある。
【0007】 前記運転部4は箱状のキャビン17により囲まれていて運転部4の前記各種の 機器を装着してあり、該キャビン17と穀粒タンク5との間の機台2には、チャ ンネル鋼からなる左右一対のガイドレールを立設し、キャビン17の後面に固定 した枠体の左右両側にそれぞれ上記ガイドレールの溝に嵌合するガイドローラを 上下で対をなすように軸支してキャビン17が一定の姿勢を保って昇降するよう になし、前記枠体の下面を機台2上に取付けた油圧シリンダーのピストンに連結 し、これらからなる昇降装置はボックス18に内装されている。
【0008】 そして、前記ボックス18の脱穀装置3側に設けた上下のホルダー20,21 には、上下方向の六角軸(又はスプライン軸)からなる超信地リンク軸22、H STリンク軸23、副変速リンク軸24等を回動自在に支承し、各リンク軸22 ,23,24の下部の各アームには、前記ミッションケース12の受動アーム等 にロッド25,26,27により連動連結されており、中途部にはそれぞれリン クアーム28,29,30のそれぞれ六角孔を有するボス28a,29a,30 aを回転は伝えるが上下摺動自在に嵌装してあり、これらのボス28a,29a ,30aは、夫々キャビン17の後面に固定されているブラケット28b,29 b,30bに回転は許容するが上下動しないように係止されている。
【0009】 前記主変速レバー7は前方の前進位置F、中間の中立位置N、後方の後進位置 Rに傾動することが可能であってロッド31によりHSTリンク軸23のリンク アーム29に連動連結し、副変速レバー8のガイド溝は前部と後部に連通した横 方向部分を有し、前部が中速位置M、中間が高速位置H、後部が低速位置L、そ れらの間が中立位置Nとなっており、副変速レバー8は支軸32と共に上記3つ の位置に前後傾動し、上記支軸32に遊嵌したボス33aから後方へ延出した支 点軸33は機枠に固定されたパイプ35に回動可能に貫挿されているので、前後 の中速位置M又は低速位置Lで副変速レバー8を左右に傾動することができ、支 軸32に突設したアーム36を前記副変速リンク軸24のリンクアーム30にロ ッド37により連動連結し、支点軸33の後端部に固定して折曲アーム38は上 部の屈曲部に後方へ向けて開口した溝を有し、この溝に前記超信地リンク軸22 のリンクアーム28の上面に突設したピン39を遊嵌してあるので、副変速レバ ー8を左右傾動すると超信地リンク軸22が回動する。主変速レバー7の板状に なった基部の両側にゴム等の摩擦板7a,7aを重合した状態で支軸7bに嵌合 し、それに一対の皿バネとワッシャーを嵌合してからナット7cにて締め付ける ことにより任意のシフト位置で停止するようにしてあり、上部は前後方向の軸7 dを中心として左右傾動する。
【0010】 而して、コンバインを運搬車に搭載して運搬する時、油圧シリンダーを縮小す ると、ガイドローラはガイドレール内を転動して実線で示す位置にあるキャビン 17は下方の鎖線で示す位置に下降し、また、油圧シリンダーを大きく伸長させ ると上方の鎖線で示す位置へ上昇し、更に、油圧シリンダーを少し伸縮させると 、キャビン17も少し昇降する。このようなキャビン昇降時に、それに装着され た運転席6、主変速レバー7、副変速レバー8、及びボス28a,29a,30 a、等も一体になって昇降し、キャビン17の高さが如何様であっても、運転者 は運転席6に着席した状態で各種のレバーを容易に操作することができ、それら の操作方向を含む操作量は、各リンク軸22,23,24を介してそれらが連係 してある操作受動部に伝達される。前述の実施例ではリンク軸をボックス18の 外部に設けたが該ボックス18を拡大してそれに内装しても良い。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、前述のように走行装置1を有する機台2上に運転席6及び各種操作 手段からなる運転部4を設け、それらを昇降可能なキャビン17で囲んだ農用走 行車において、前記運転部4をキャビン17に一体的に昇降し得るように取付け 、該キャビン17の側部にリンク軸を回動可能に立設し、このリンク軸の下部に 一体回転するように装着したアームを操作受動部に連動連結し、その上方に上下 摺動するが回転は伝えるように嵌装したリンクアームを、キャビン17に装着す ると共に前記運転部4の操作レバーに連動連結したので、キャビン17を昇降さ せると、運転部4も昇降し、それに伴って操作レバーに連係されているリンクア ームがリンク軸に対して昇降することとなり、路上走行、輸送、又は作業の種類 、若しくは運転者の身長の高低に拘らず適切な運転操作高さにて容易にかつ的確 に運転操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の斜視図である。
【図2】コンバインの側面図である。
【図3】コンバインの正面図である。
【図4】操作レバー操作系の側面図である。
【図5】同上平面図である。
【図6】同上背面図である。
【符号の説明】
1 走行装置 6 運転席 7 主変速レバー 8 副変速レバー 9 レバーパネル 12 ミッションケース 17 キャビン 18 ボックス 20 ホルダー 22 超信地リンク軸 23 HSTリンク軸 24 副変速リンク軸 25 ロッド 28 操作アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行装置1を有する機台2上に運転席6及
    び各種操作手段からなる運転部4を設け、それらを昇降
    可能なキャビン17で囲んだ農用走行車において、前記
    運転部4をキャビン17に一体的に昇降し得るように取
    付け、該キャビン17の側部にリンク軸を回動可能に立
    設し、このリンク軸の下部に一体回転するように装着し
    たアームを操作受動部に連動連結し、その上方に上下摺
    動するが回転は伝えるように嵌装したリンクアームを、
    キャビン17に装着すると共に前記運転部4の操作レバ
    ーに連動連結したことを特徴とする農用走行車の操作装
    置。
JP2296391U 1991-02-12 1991-02-12 農用走行車の操作装置 Expired - Lifetime JP2537423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2296391U JP2537423Y2 (ja) 1991-02-12 1991-02-12 農用走行車の操作装置

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JPH04101727U true JPH04101727U (ja) 1992-09-02
JP2537423Y2 JP2537423Y2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=31757960

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093362A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Yanmar Co Ltd 変速操作機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011093362A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Yanmar Co Ltd 変速操作機構

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JP2537423Y2 (ja) 1997-06-04

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