JPH0397681A - Alcの装飾方法 - Google Patents

Alcの装飾方法

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JPH0397681A
JPH0397681A JP23229089A JP23229089A JPH0397681A JP H0397681 A JPH0397681 A JP H0397681A JP 23229089 A JP23229089 A JP 23229089A JP 23229089 A JP23229089 A JP 23229089A JP H0397681 A JPH0397681 A JP H0397681A
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alc
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Pending
Application number
JP23229089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Amahara
甘原 雅和
Tetsuo Hiraishi
平石 哲生
Sakae Aoyama
青山 栄
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明はALCの装飾方法に関する.更に詳しくは、A
LCに印刷絵柄等を施して装飾する方法に関する. 〈従来の技術〉 ALCは、石炭質.硅61質,アルミニウム粉末を主成
分とし、種々の添加剤を含む水性スラリーを型枠中で反
応させ、一定硬度になった後、型枠から取り出してオー
トクレープで養生硬化させたものである.型枠中の反応
時に水素ガスが発生して均一な気泡を形戒する.得られ
たALCは見かけ比重0.3〜0. 9の軽量なもので
、しかも断熱性,耐火性.強度に優れることから、V屋
の外壁に好適に用いられている。
しかしながら、その反面、A L Cは表面が概略フラ
ットで意匠性に乏しいという欠点があった。
特開昭60−1.0040号公報,特開昭60−141
509号公報,特開昭63−25284号公報は、この
ようなA. L Cに意匠性を付与する方法を記載する
が、いずれも表面に凹凸を設けて、この凹凸により模様
を表現するに留まっている.かかる方法では表現出来る
模様に限界があり、例えば多色絵柄,あるいは細かい模
様等を表現することができない. 一方、特開平1−77599号公報は、基材シート上に
剥離容易に印刷絵柄層を形成して成る転写シートをAL
C表面に重ね、転写シートm面からロール又はプレスし
て印刷絵柄を転写する方法を記載する. しかし、ALC表面は気泡による凹凸を有する.この凹
凸による転写時の圧力ムラを防いで全面均一に転写する
ためには、転写に先立って大量のブライマー樹脂を塗工
しておく必要がある.例えば20g/n{(特開平1−
77599号)である.このような大量のブライマー樹
脂の塗工は不経済であるばかりでなく、ALC本来の風
合を損ない、また通気性やyi湿性を奪う結果となる. なお、プライマー樹脂を少量塗工し、高い圧力で転写す
ることも可能であるが、ALC表面は脆弱であるため、
圧力によりALC表面が破壊されたり、亀裂が生じたり
する. 〈発明が解決しようとするil題〉 本発明は、かかるALC表面の風合を損なうことなく、
経済的に、ALCに印刷絵柄等を施して装飾する方法を
提供することを目的とする.〈課題を解決するための手
段〉 この目的を達或するため、本発明は、ALC表面に補強
用樹脂を塗布する工程、基材シートに転写層を設けた転
写シートをALC表面に配置する工程、ALC側から真
空吸引すると共に転写シートを軟化させ、ALC表面に
密着する工程、基材シートを剥離除去する工程から成る
ALCの装飾方法を提供する。
〈発明の具体的説明〉 本発明において、ALCとは、石灰質、硅酸質、アルミ
ニウム粉末を主或分とし、種々の添加剤を含む水性スラ
リーを発泡硬化させたものである。
石灰質としては生石灰、消石灰、ボルトランドセメント
、珪酸質としては硅砂、硅石等の粉末、粘土、微粉砕タ
イル、スラグ粉、火山灰等が用いられる.また添加剤と
しては、水酸化ナトリウム等の発泡促進剤、界面活性剤
から成る分散剤、サボニン等の気泡安定剤、酸化亜鉛等
の凍害防止剤が使用される.補強のため、鉄筋を入れる
こともある。いずれも公知のALCである。
補強用樹脂は、ALC表面の強度を補強して、転写部分
の破壊を防ぐためのものである。ポリウレタン、エボキ
シ#A脂、ポリエステル、ボリアミド、アクリル樹脂、
フェノール樹脂、尿素樹脂又はメラiン樹脂、ポリ酢酸
ビニル、エチレンー酢酸ビニル共重合体等の樹脂が使用
できる.tM脂がALC内部に浸透するのを防ぐため、
充填剤を混合して樹脂の粘度を大きくすることができる
.充填剤としては、炭酸カルシウム、シリカ、シラスバ
ルーンあるいはチタン酸カリウム等の粉末又は繊維状の
ものが使用でき、O〜50重量%混合すれば良い. かかる樹脂の塗布量は、使用する樹脂によって異なる.
しかし、1〜10 g/rd塗布すればALC表面の補
強は十分である.10g/n’jより多量に塗布すると
、ALCの風合が損なわれることがある. ALCの通気性やi3湿性を維持するためには、塗布量
はより少量であることが必要である.通気性や透湿性を
維持する塗布量は樹脂の種類によって異なるため、実験
によって決定すべきであるが、ポリウレタンの場合には
1〜4g/rrfで良い.塗布はスプレーコートによっ
て可能である.また、本発明に係る転写シー} (1)
は基材シート00と転写層とから成る.基材シート(1
0は転写層を支持すると共に、転写後剥離除去されるも
のであり、転写層は転写後ALC表面に残存してALC
を装飾するものである. 基材シート00は、転写時にALC表面の凹凸に沿って
変形して密着する必要のあることから、熱軟化性のプラ
スチックシートを使用する必要がある.ポリ塩化ビニル
、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ボリブロビレ
ン、ボリスチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、
アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体等で
ある。5〜1000μmの厚さであって良い. 転写層は単一の層から成っていても良いが、剥離層0力
、機能層θつ、接着層(+41の三層構造を有するもの
が好適である. 剥組1力は、転写後、基材シー1− (II)の剥離除
去を容易とするもので、基材シート(10上に直接設け
られる.転写時に基材シー} (10に追従して変形す
る必要のあることから、ボリアミド系樹脂、塩素化ポリ
プロピレン樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、セルロ
ースアセテートブロピオネート樹脂等が使用できる. 機能層031はALC表面装飾のための層であり、印刷
絵柄層であって良い.印刷絵柄層はグラビア印刷、シル
クスクリーン印刷、オフセット印刷、凸版印刷等の周知
の印刷方法によって形成することができる.また機能層
は金属蒸着層、ガラスビーズから戒る再帰反射層等であ
っても良い.機能層0刃は、転写時に基材シート00に
追従って変形できることが望ましい.例えば、ポリ塩化
ビニル、ポリ酢1ビニル、あるいはアクリル樹脂をバイ
ンダーとする印刷インキである.機能層は部分的に形成
することができる.例えば抽象柄、石目模様、木目模様
等である. また、機能総0つは多層構造を有していても良い.例え
ば剥離層(121側から順に、表面保護層、印刷絵柄層
、防水層の三層構造である.表面保護層は、ALCを屋
外で使用する際に、印刷絵柄層を風雨や紫外線から保護
するもので、アクリルーアルキッドグラフト共重合樹脂
、アクリルウレタン樹脂、フン化ビニリデン樹脂などの
フッ素樹脂、アクリルシリコン樹脂などが使用できる.
また、防水層は水分からALCをほごするもので、アク
リルゴム、ウレタンゴム、クロロプリンゴム、エチレン
ー酢酸ビニル共重合樹脂などが使用できる。
接着層(ロ)は転写層全体をALCに強固に接着し、剥
離を防止するものである.転写時に十分な接着力を有し
、強固に接着すると共に、転写前のプロッキングを防ぐ
ため、熱により活性化する接着剤が好ましい.例えば、
ポリウレタン、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体、エチ
レンー酢酸ビニル共重合体、ポリエステル系樹脂等であ
る.補強用樹脂がALCの通気性を防げない場合には、
転写は第1図〜第3図の方法で行なうことができる. すなわち、まず、真空吸引孔を有する載置台(3)上に
A L C (2)を載置し、A L C (21表面
に転写シート(1)を配置する.転写シート(1)は、
転写層がALCに対向する向きに配置する(第1図).
次いで、A L C (2)側から真空吸引すると共に
、転写シート(1)を軟化させる.軟化した転写シート
(1)はA L C (1)の表面形状に沿って変形し
、密着する(第2図). 転写シート(】)の加熱は例えば遠赤外線パネルヒータ
ーによれば良い.加熱は基材シート00を軟化して変形
可能とすると共に、接着Jl 041を活性化するため
に行なわれる.80〜200゜Cに加熱すれば良い. 真空吸引は、空気圧により転写シー1− (1)をAL
C(2)表面全面に均一に加圧し、密着するために行な
われる.このため、転写シート00に対してALC(2
)側から真空吸引することが必要である.図示の例では
、R置台(3)の真空吸引孔から吸引する.ALCはボ
ーラスな成型物であるから、補強用樹脂がALCの通気
性を防げない場合には、ALC(2)を通して転写シー
ト(1)を真空吸引することができ、ALC表面全面に
均一な圧力で転写シートを密着できる. 次いで基材シート00を剥離除去して装飾されたALC
を得ることができる(第3図).補強用樹脂がALCの
通気性を損なう場合には、第4図の方法により転写でき
る. 第4図において、装置全体は気密に密閉されており、転
写シート(1)によって上下チャンバー(A)(B) 
に二分される. A L C (2)は、上下動可能なテーブル(3)上
に載置して、下チャンバー(A)内に収納されている.
転写に当たっては、まず、弁(8) (9)を開いて真
空ポンプ(5)により上下チャンバー(A) (B)を
真空吸引すると共に、遠赤外線パネルヒーター(4)に
より転写シート(1)を加熱軟化させ、接着剤を活性化
させる. 次いで、弁(8)を閉じ、弁(7)を開いて、送風ポン
プ(6)から上チャンバー(B)に圧縮空気を送風し、
結果としてALC側から真空吸引すると共に、テーブル
(9)を上昇させて、転写シート(1)をA L C 
(2)表面に密着させると同時に絞り威型する.最後に
基材シート00を剥翻除去する。
なお、得られたALC表面にフッ素樹脂等を塗布して、
耐候性を向上することができる。
〈実施例l〉 ALC表面にポリウレタンを2g/rrlスプレーコー
トした. 厚さ180μのポリ塩化ビニルシートを基材シートとし
、順次、厚さ15μのポリビニルブチラール、石目模様
の印刷絵柄層、ポリウレタン系接着剤層をグラビア印刷
した.印刷絵柄はポリ塩化ビニルをバインダーとし、着
色#114を混合したインキで印刷した. 第1図に示すように、ALCを載置台上に載置し、この
上に転写シートを配置し、転写シートを150゜C,A
LCを80″Cに、それぞれパネルヒーターで加熱した
.次いでS!置台の真空吸引孔から脱気してALCと転
写シートを密着した.転写シートはALCを通して真空
吸引され、ALCの凹凸に沿って変形し、密着した. 室温に冷却した後、ポリ塩化ビニルシートを剥離除去し
た. 最後に、表面にフッ素樹脂塗料をスプレーコートした. 得られたALCは、表面の凹凸に沿って石目模様が形成
されたもので、転写ムラがなく、その風合と石目模様の
ため、天然石に酷似したものであった。
〈実施例2〉 ALC表面にポリウレタンを2 g/rrrスプレーコ
ートした. 厚さ180μのポリ塩化ビニルシートを基材シートとし
、順次、厚さ15μのポリビニルブチラール、アクリメ
シリコン樹脂、石目模様の印刷絵柄層、エチレンー酢酸
ビニル共重合樹脂、ポリウレタン系接着剤層をグラビア
印刷した.印刷絵柄はポリ塩化ビニルをバインダーとし
、着色顔料を混合したインキで印刷した. 第1図に示すように、ALCを載置台上に載置し、この
上に転写シートを配置し、転写シートを150゜C,A
LCを80℃に、それぞれパネルヒーターで加熱した.
次いで載置台の真空吸引孔から脱気してALCと転写シ
ートを密着した.転写シートはALCを通して真空吸引
され、ALCの凹凸に沿って変形し、密着した. 室温に冷却した後、ポリ塩化ビニルシートを剥離除去し
た. 得られたALCは、表面の凹凸に沿って石目模様が形成
されたもので、転写ムラがなく、その風合と石目模様の
ため、天然石に酷似したものであった.また、耐候性に
優れ、水分の透過によるALCの劣化もなかった. 〈効果〉 以上のように、本発明によれば、ALC表面の風合を損
なうことなく、経済的に、ALCに印刷絵柄等の装飾を
施すことができる.
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る転写方法の説明図、第4
図は他の転写方法の説明図. (1)・・・転写シート   00・・・基材シート0
2)・・・剥離層     0つ・・・機能層04・・
・接着層 (2)・・・A L C      (3)・・・載置
台(4)・・・パネルヒーター (5)・・・真空ポン
プ(6)・・・送風ポンプ (7) (8)・・・弁 (9)・・・テーブル 特  許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 1314 第1図 ノ 3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ALC表面に補強用樹脂を塗布する工程、基材シ
    ート上に転写層を設けた転写シートをALC表面に配置
    する工程、ALC側から真空吸引すると共に転写シート
    を軟化させ、ALC表面に密着する工程、基材シートを
    剥離除去する工程から成るALCの装飾方法。
JP23229089A 1989-09-07 1989-09-07 Alcの装飾方法 Pending JPH0397681A (ja)

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JP23229089A JPH0397681A (ja) 1989-09-07 1989-09-07 Alcの装飾方法

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JPH0397681A true JPH0397681A (ja) 1991-04-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457063A (en) * 2008-02-01 2009-08-05 Andrew Neil Mountain Method of applying a textured coating to concrete formed using fabric or similar flexible non-rigid sheet material form work

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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