JPH08135128A - ポリマーコンクリート系建築用装飾板及びその製造方法 - Google Patents

ポリマーコンクリート系建築用装飾板及びその製造方法

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JPH08135128A
JPH08135128A JP26973794A JP26973794A JPH08135128A JP H08135128 A JPH08135128 A JP H08135128A JP 26973794 A JP26973794 A JP 26973794A JP 26973794 A JP26973794 A JP 26973794A JP H08135128 A JPH08135128 A JP H08135128A
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JP
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concrete
polymer
polymer concrete
pattern
mold
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Application number
JP26973794A
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English (en)
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Eiichi Kojima
栄一 小島
Fujio Iwata
藤夫 岩田
Takeshi Yamaguchi
武志 山口
Hideichiro Furuya
秀一郎 古家
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J C COMPOSITE KK
Chuo Kasei Co Ltd
Original Assignee
J C COMPOSITE KK
Chuo Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の壁面や天井を始めその他の部位に外装
材や内装材として使用する建築用装飾板であって、各種
綺麗な模様、図柄若しくは色彩を有する転写シートを使
用し、非常に省略化された合理的な方法で、表面に模
様、図柄若しくは色彩を形成してなるポリマーコンクリ
ート系建築用装飾板及びその製造方法を提供する。 【構成】 水平に配した定盤1の上面2に、基材4の一
面に模様、図柄や色彩等の転写層5を印刷した転写シー
ト3を該転写層が上方へ向くように敷設した後、転写シ
ートの周縁に離型シートで覆った環状の型枠6を載置固
定し、定盤と型枠とで転写シートの周縁を保持した状態
で、前記型枠内にポリマーコンクリート系材料8を流入
充填し、養生硬化させ且つ転写層を固着させた後、型枠
と定盤とを分離するとともに、転写シートの基材を剥が
して表面に模様、図柄や色彩等を施して一体形成してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリマーコンクリート
系建築用装飾板及びその製造方法に係わり、更に詳しく
は表面に所望の模様、図柄若しくは色彩を有し、建物の
壁面や天井を始めその他の部位に外装材や内装材として
使用するポリマーコンクリート系建築用装飾板及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の外装、内装には、各種の材
料及び施工方法が用いられている。代表的なものとし
て、左官吹付仕上げ、シート張り仕上げ、ボード張り仕
上げ、タイル系張り仕上げがある。左官吹付仕上げに
は、左官によるセメントモルタル塗りや各種吹付仕上げ
がある。セメントモルタル塗りと同種のものとして、パ
ーライトモルタル塗り、テラゾモルタル塗り、石膏プラ
スター塗りもある。また、吹付仕上げには、京壁、大津
壁、漆喰、繊維壁等に見られる和壁吹付け、セメントモ
ルタル吹付けやひる石リシン吹付け等の無機吹付け、ビ
ニール系リシン吹付け、有機系模様吹付け等の有機吹付
けがある。この方法は、壁面等の表面に色彩を施すこと
はできるが、模様や図柄を形成することは原理的に不可
能である。
【0003】また、シート張り仕上げは、壁面内装での
クロス張りが代表的であり、化繊クロス、天然繊維クロ
ス、塩化ビニールクロスが用いられ、また化繊壁紙や不
織布を用いることもある。ボード張り仕上げは、化粧石
綿スレートや軽量セメント板を用いる方法であり、化粧
石綿スレートには、プリント石綿スレート、着色セメン
トスレート、塩化ビニール化粧石綿スレート、ポリエス
テル化粧石綿スレート、メラミン化粧石綿スレート等が
あり、軽量セメント板には、パーライト板、着色パーラ
イト板、石綿ひる石カルシウム板等がある。そして、タ
イル系張り仕上げは、モザイクタイルや大型タイルをセ
メントモルタル等を使って固定する方法である。
【0004】一方、コンクリート等の構造物の一般的な
仕上げ工法では、下地調整した後、その上に仕上げ塗材
を塗布したり、吹き付けたり、タイルや煉瓦を張り付け
ることで行なわれている。意匠構成の多様化により大理
石や岩石の石張り工法、樹脂製特殊型枠を使用した表面
凹凸のレリーフ模様仕上げさらに立体装飾的要素の大き
いテラコッタ仕上げなど、高度な熟練技術を要する仕上
げ法も多用されている。更に近年では、コンクリート構
造の建屋以外の土木構造物から建築現場における仮設建
物に至るまで、周囲の景観、環境との調和を考慮して様
々な工夫がなされている。例えば、境界線の明示や工事
の安全、保全のための仮設塀にペンキにより花、動物、
シンボルマークなどが描かれ、都市に流れる河川の両岸
のコンクリート堤に岩石模様を浮き出させたり、道路等
のトンネルの入口正面にその地を象徴する陶壁画を作っ
たりするなど、数限りなく見ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、壁装材料
は、紙、布、合成樹脂類等を素材にして種類が多く、選
択の自由度も大きいが、接着剤等で壁面に貼り付ける手
間が必要であり、質量感にも乏しい。また、一般的なボ
ード類の製造方法は、サイロから諸原料を定量取出し、
混合し、フォーミング装置により、成形、プレスによる
圧縮、脱型、養生、乾燥後、塗装、模様付けを行って完
成するといった多数の工程を要し、非常に手間がかか
る。また、コンクリート表面の美装仕上げの方法では、
より豪華に装飾して或いはより自然な模様に近づけるた
めには、高度な熟練技術と多大な労力、時間を必要とし
ていた。更に、前述の仕上げ方法は、主流が壁材料を施
工後に仕上げる方法であり、一部プリント石綿スレート
や塩化ビニール化粧石綿スレートの如く、直接模様を印
刷したり、塩化ビニール、ポリエステル又はメラミン等
を表面に積層して模様を形成させたものが主体であり、
表面の装飾作業に手間がかかる。
【0006】そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決
しようとするところは、各種綺麗な模様、図柄若しくは
色彩を有する転写シートを使用し、非常に省略化された
合理的な方法で、型枠にポリマーコンクリート系材料を
充填して板状に成形し、養生硬化させると同時に、表面
に模様、図柄若しくは色彩を形成してなるポリマーコン
クリート系建築用装飾板及びその製造方法を提供する点
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、ポリマーセメントコンクリート、ポリマー
セメントモルタル、ポリマー繊維コンクリート又はレジ
ンコンクリートの何れかポリマーコンクリート系材料か
らなる板状の外装材や内装材の養生硬化時に、模様、図
柄や色彩等の転写層を印刷した転写シートの該転写層を
表面に固着してなるポリマーコンクリート系建築用装飾
板を構成した。
【0008】また、製造方法においては、水平に配した
定盤の上面に、基材の一面に模様、図柄や色彩等の転写
層を印刷した転写シートを該転写層が上方へ向くように
敷設した後、転写シートの周縁に離型シートで覆った環
状の型枠を載置固定し、定盤と型枠とで転写シートの周
縁を保持した状態で、前記型枠内にポリマーコンクリー
ト系材料を充填し、養生硬化させ且つ転写層を固着させ
た後、型枠と定盤とを分離するとともに、転写シートの
基材を剥がして表面に模様、図柄や色彩等を施して一体
形成してなるポリマーコンクリート系建築用装飾板の製
造方法を提供する。
【0009】前記製造方法におけるポリマーコンクリー
ト系材料として、ポリマーセメントコンクリート、ポリ
マーセメントモルタル、ポリマー繊維コンクリート又は
レジンコンクリートが好ましい。ここで、前記ポリマー
コンクリート系材料を型枠内に充填した後又は充填しな
がら、テーブルバイブレーター又はコンパーター等の振
動機で振動を賦与し、前記ポリマーコンクリート系材料
が、レジンコンクリートである場合は、該材料を型枠内
に充填した後、加圧プレス又は振動プレスを行い、その
後、加熱養生する。また、充填方法は、前記ポリマーセ
メント材料を型枠内に散布充填した後、一定の厚みにな
るように削ぎ落とすか、あるいは前記ポリマーコンクリ
ート系材料の一定量を型枠内に充填し、成型後、成型体
の周辺部を切断するのである。
【0010】そして、前記ポリマーコンクリート系材料
を型枠内に充填し、未硬化の状態で、エキスパンドメタ
ル又は溶接金網からなる補強材を充填面に載置し、該補
強材を軽く押さえて内部に埋設してなることが好ましい
実施例である。
【0011】
【作用】以上の如き内容からなる本発明のポリマーコン
クリート系建築用装飾板の製造方法は、先ず定盤を水平
に配設し、その上面に基材の一面に模様、図柄や色彩等
の転写層を印刷した転写シートを該転写層が上方へ向く
ように敷設し、それから転写シートの周縁に離型シート
で覆った環状の型枠を載置固定すると、定盤と型枠で保
持された転写シートと離型シートで囲まれた成形空間が
形成され、同時に定盤と型枠とで転写シートの周縁が保
持され、この状態で前記型枠内にポリマーコンクリート
系材料を充填し、養生硬化させ且つ転写層を固着させた
後、型枠と定盤とを分離するとともに、転写シートの基
材を剥がすことによって、ポリマーコンクリート系材料
の成形と同時に、表面に模様、図柄や色彩等が施された
装飾板が製造されるのである。
【0012】ここで、ポリマーコンクリート系材料、例
えばポリマーセメントコンクリート、ポリマーセメント
モルタル、ポリマー繊維コンクリート又はレジンコンク
リートを用いることによって、セメントコンクリートや
モルタルに特有のブリージングが少なくなるとともに、
乾燥収縮が低減し、更に引張強度や曲げ強度が向上し、
その上、蒸気養生等の煩雑な養生工程を経なくても空中
養生で高強度の発現が可能である。また、レジンコンク
リート系では、加熱プレスによって極めて短時間に所期
の装飾板を得ることができる。
【0013】また、ポリマーコンクリート系材料を型枠
内に充填し、未硬化の状態で、エキスパンドメタル又は
溶接金網からなる補強材を充填面に載置し、該補強材を
軽く押さえて内部に埋設してなることで、補強材を予め
型枠内に保持する必要がないので、製造工程が大幅に簡
略化され、曲げ強度が大幅に向上した補強材入り装飾板
を簡単に製造できる。勿論、該ポリマーコンクリート系
の充填密度を上げるための加熱、圧縮プレス等の併用が
有効であることは言うまでもない。
【0014】
【実施例】次に本発明の詳細を添付した図面に基づき説
明する。図1は本発明のポリマーコンクリート系建築用
装飾板の製造方法を簡略化して示したものである。この
製造方法の工程を順に以下に説明する。
【0015】先ず、図1(a) に示すように、水平に配し
た鉄板又はステンレス板からなる定盤1の平滑な上面2
に、転写シート3を敷設する。この転写シート3は、基
材4の一面に模様、図柄や色彩等の転写層5を印刷した
もので、該転写層5が上方へ向くように前記定盤1に敷
設する。それから、図1(b) に示すうよに、転写シート
3の周縁に離型シート(後述する)で覆った環状の型枠
6を載置固定し、定盤1と型枠6とで転写シート3の周
縁を保持する。この状態では、定盤1と型枠6で保持さ
れた転写シート3と離型シートとで囲まれた成形空間7
が形成される。そして、図1(c) に示すように、前記型
枠6内の成形空間7にポリマーコンクリート系材料8を
流入充填する。この型枠6内にポリマーコンクリート系
材料8を充填する方法は任意である。ここで、ポリマー
コンクリート系材料8の充填面9は、定盤1の水平度を
正確に調節すれば、レベリングによって平滑な面とな
る。これを単独で、又は複数積段した状態で、空中で養
生硬化させた後、図1(d) に示すように、定盤1と型枠
6を分離すると、転写シート3が一表面に付着した板状
成形体10が得られ、最後にこの転写シート3の基材4
を剥がして図1(e) に示すような表面に模様、図柄若し
くは色彩等の転写層5が一体的に固着した装飾板Aが得
られる。
【0016】ここで、前記定盤1は、水平度を調節でき
るレベリング装置に載置しても、定盤1自体にレベリン
グ機能を備えたものでも良い。また、前記定盤1と型枠
6との固定は、適宜な固定手段が採用されるが、しゃこ
万力で代表されるクランプのような着脱が容易なものが
好ましい。
【0017】本発明ではポリマーコンクリート系材料と
して、ポリマーセメントコンクリート、ポリマーセメン
トモルタル、ポリマー繊維コンクリート又はレジンコン
クリートの何れかを用いる。実際には、骨材として粒度
の小さい砂を用いるのでモルタルである。
【0018】ポリマーセメントコンクリート(モルタ
ル)は、通常のセメント、合成樹脂又は合成ゴム及び骨
材を混練したものである。合成樹脂又は合成ゴムとして
は、アクリル(AC)、塩素化ポリエチレン、エチレン
・酢酸ビニルコポリマー(EVA)、スチレン・ブタジ
エンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)及びニ
トリルゴム(NBR)等の30〜60%エマルジョン乳
化液を用いる。骨材としては、7〜4号硅砂、川砂、人
造砂及び高炉砂を用い、セメントに対する配合比率は、
骨材が7〜4号硅砂の場合、50〜400重量%、好ま
しくは75〜300重量%である。合成樹脂の配合比率
は、セメントに対して3〜20重量%(固形分)であ
る。
【0019】ポリマー繊維コンクリート(モルタル)
は、上記ポリマーセメントコンクリートに、耐アルカリ
性ガラス繊維、ビニロン樹脂繊維、ナイロン繊維、ポリ
エチレン樹脂繊維及びカーボン繊維より選ばれた繊維、
好ましくはガラス或いはビニロン繊維を用い、長さ5〜
20mmの集束繊維(4〜300本)を採用する。繊維
は、モルタル全重量に対して0.1〜3%混入したもの
である。
【0020】レジンコンクリートは、上記骨材にエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、メチルメタクリレート樹脂、エ
ポキシ変性ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、尿素樹
脂、ビニールエステル変性ポリエステル樹脂等の反応性
樹脂を混練したものであり、好ましくはポリエステル樹
脂若しくはフェノール樹脂を混練したものを用いる。配
合比率は、反応系樹脂:砂(4〜5号)=1:3〜10
程度である。
【0021】次に、転写シート3について説明すると、
転写シート3は、印刷インクで所望の模様、図柄若しく
は色彩等の転写層5を基材4に印刷してなるもので、こ
の基材フィルムは、印刷インクを自然には剥離しない程
度に担持するか、基材の上に剥離剤を塗布し、乾燥せし
めた上に印刷する。
【0022】前記基材4には、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ナイロン等の剥離容易な樹脂フィルム又はシー
トが使用される。またレリーフ模様を形成した樹脂フィ
ルム、ポリスチレン、ウレタン、塩化ビニール等の発泡
体、塗工紙、ダンボール等も利用できるが、剥離し難い
材料の場合は、樹脂フィルムをラミネートしたものや、
剥離剤を塗布処理したものも同様に使用できる。このよ
うな剥離剤として、溶剤系の合成樹脂クリヤーが利用で
きる。
【0023】模様を印刷するインクは、ロジン、フェノ
ール樹脂、アクリル樹脂、植物性乾性油、石油系溶剤等
からなるベヒクル(Vehicle)と顔料と助剤を加えて練肉
混合して製造されるが、顔料リッチの状態で使用される
のが最も望ましい。使用顔料は、酸化チタン、カーボン
ブラック、弁柄、黄鉛などの無機顔料が耐日光堅牢度、
耐アルカリ性能を有するので、主として使用し、他にフ
タロシアニングリーン、フタロシアニンブルー等の有機
顔料も使用できる。
【0024】印刷方法は、グラビア印刷、凸版印刷、平
版印刷のいずれも行えるが、主として印刷される大理石
などの天然石、タイル、高級織物等を模様としてより美
しく再現するには、色彩の濃淡を印刷インクの厚みで表
現する凹版方式のグラビア印刷が最も好適に使用され
る。
【0025】次に、本発明で使用する転写シート3を図
面に基づいて説明する。図2〜7に示すように、基本的
な転写シート3の構造は、基材4の表面に、模様、図柄
等を形成した転写層5を剥離可能に形成したものである
(図2)。転写層5は、印刷インク11で模様、図柄若
しくは色彩等を印刷によって形成したものである。更に
詳しくは、基材4の表面に適宜剥離剤12を介して、転
写層5として模様、図柄等を印刷した印刷インク11、
保護皮膜13、隠蔽着色層14等を剥離可能に積層した
ものである。
【0026】印刷インク11で印刷する前に基材4とな
る合成樹脂製のフィルム若しくはシートに、剥離剤12
を塗布しておくと、コンクリート表面への転写時に印刷
インク11の転写はより容易になる(図3)。更に、剥
離剤12を塗布し、乾燥した上に、保護皮膜13を塗布
してその上に印刷インク11で模様形成するか(図
4)、あるいは剥離剤12の上に印刷インク11で模様
形成し、その上に保護皮膜13を塗布しておくと(図
5)、コンクリート表面への転写時に、印刷インク11
と共に保護皮膜13もコンクリート表面に転写し耐候
性、耐摩耗性が向上する。この保護皮膜13は、基材4
の表面にアクリル樹脂、酢酸ビニール樹脂、エチレン酢
酸ビニール樹脂の透明溶液又はエマルジョンをロールコ
ーターなどを薄く塗布して形成したものが好ましい。そ
して、乾燥硬化した保護皮膜13の皮膜上に上述の印刷
インク11で印刷して印刷面を形成する。この保護皮膜
13は、図5に示すように、基材4の表面に模様、図柄
等を直接印刷インク11で印刷した後、この印刷面に前
述の樹脂透明溶液又はエマルジョンを塗布、乾燥して形
成するか、製造工程中にこれらを塗布して行うこともで
きる。
【0027】更に、転写層5を転写するポリマーコンク
リート系材料の硬化表面の色が印刷インクの美しい色を
くすませるので、下地の色を完全に隠蔽する必要があ
る。そこで図6及び図7に示すように、転写層5には、
印刷インク11により形成した印刷面上の前記保護皮膜
13の上に、隠蔽力の大きい顔料を配合したアクリル樹
脂、酢酸ビニール樹脂若しくはエチレン酢酸ビニール樹
脂の溶液又はエマルジョン、又はこれらの樹脂を混入す
る樹脂セメントペースト又は樹脂モルタルを塗布、乾燥
してなる隠蔽着色層14を形成しておくと、転写後には
コンクリート表面に美しい模様を現出することができ
る。尚、これらの塗布工程は、製造工程中に行っても良
い。
【0028】更に、前記隠蔽着色層14の材料として樹
脂セメントペースト又は着色樹脂セメントペーストを選
定した場合、物理的強度を更に増大させるために、炭素
繊維、ガラス繊維若しくはポリプロピレン、ビニロン、
アラミド等の合成繊維の短繊維を混入、積層一体とした
補強層を、転写層5に形成したものが好ましい。ここ
で、前記短繊維の樹脂セメントペースト等への混入方法
は、短繊維を型枠内に散布した後、樹脂セメントペース
ト等を充填して互いに混合するか、あるいは事前に樹脂
セメントペーストと短繊維を混合した状態で型枠内に充
填することで行われる。
【0029】前記型枠6の表面には、図8に示すように
離型シート15(ジェイ.シーコンポジット株式会社
製、商品名「くりかえシート」)を貼着し、型枠内に前
述のポリマーコンクリート系材料を打設し、養生硬化後
の離型性を良くしている。ここで、離型シート15は、
図9に示すように、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ
プロピレン等の合成樹脂製フィルム16の一面に感圧性
接着剤層17を塗布したものであり、この感圧性接着剤
層17を型枠6に貼着する。ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリプロピレン等の合成樹脂製フィルム16は、表
面エネルギーが小さく、ポリマーコンクリート系材料と
しての前記合成樹脂混入セメントモルタル、繊維混入樹
脂モルタル及びレジンコンクリートと全く接着しないの
で、型枠6の使用後の清掃又は剥離剤を塗布したりする
必要がないのである。
【0030】また、前記離型シート15は、図10に示
すように、合成樹脂製フィルム16の一面に感圧性接着
剤層17を塗布し、その上に剥離シート18を接着した
ものを用いることが施工上好ましい。そして、型枠6に
離型シート15を貼着する場合には、剥離シート18を
剥がして感圧性接着剤層17を露出させ、この感圧性接
着剤層17を型枠6の表面に押し当てて接着するのであ
る。
【0031】このように、型枠6の表面に離型シート1
5を貼着する場合には、型枠6の素材に制限はなく、ラ
ワン、べい松、しな、赤松、べい杉等の無垢材又は合板
材料や、鉄やアルミニウム等の金属材を用いることがで
きる。つまり、ラワンやべい松以外の木材を使用する
と、コンクリートがアルカリ性を有していることによっ
て、木材内部の色素、樹脂、ニグニン、タンニン、糖類
等が溶出してコンクリート中に混入し、その表面を着色
したり、変色したり或いは硬化不良を起こすのである
が、型枠6の表面に離型シート15を貼着する場合には
このような恐れがないのである。また、鉄やアルミニウ
ム等の金属材でも同様に、コンクリートとの剥離性、錆
等の異物混入の問題も剥離シート18を用いることで回
避できる。
【0032】また、装飾板Aの内部に金属網体からなる
補強材を埋設することによって、強度の高い装飾板Aが
得られる。金属網体としては、エキスパンドメタル(エ
キスパンドメタルラスも含む)、溶接金網、菱形金網、
亀甲金網、ツス金網、パンチング網等が使用されるが、
強度が大きく且つ安価なエキスパンドメタル、溶接金網
が好ましい。特に、エキスパンドメタルは、薄鋼板に多
数の平行スリットを設け、該スリットに直交する方向に
引き延ばして形成されたもので、非常に優れている。こ
のように、金属網体からなる補強材を内部に有する装飾
板Aは、その筋金効果により強度が大幅に増大する。
【0033】(実施例1)平滑な鉄板又はステンレス板
からなる1×2mの定盤1の上に、大理石模様の転写シ
ート3の模様を上向きにして敷設する。その周辺部に前
記離型シート15を張り付けた35×35mmの角材を
内のり914×1828mmに組んだ型枠6を載置固定
する。合成樹脂混入モルタルは、セメント:5号硅砂:
CEコート、Y−401(株式会社セントラルエンジニ
ヤリング製):水=10:25:1(100%換算):
3.5の配合比率に調合した。この合成樹脂混入モルタ
ルは、フロー値で140mmであった。そして、上記型
枠6内に、この樹脂モルタルを20mmの厚さになるよ
うに充填する。定盤1のレベルを正確に水平にセットす
れば、レベリングによって平滑な面が得られる。これ
を、積層して24時間養生、硬化させた後、周辺型枠6
を除去し、転写シート3を剥離すると、美しい模様を形
成した合成樹脂混入モルタル成型板を得ることができ
た。このようにして製造した大理石模様モルタル成型板
(本発明の装飾板)と天然大理石の特性の比較を次の表
1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】以上のように、天然大理石と比較して、基
本特性値は多少劣るが、天然石は温度による膨張係数が
成分によって異なり、またその結晶でも異なるので、石
材が温度変化を受けるときには、内部に複雑な応力を生
じ、崩壊の原因となる欠点を有するのに対し、樹脂モル
タル模様成型板はそのような危険が全くない。更に、天
然大理石は、耐火性がなく風化しやすいため、屋外に使
用できないが、本発明の大理石模様モルタル成型板(装
飾板)は、これらの性質についても優れている。
【0036】(実施例2)実施例1の樹脂乳化液をスチ
レン・ブタジエンゴムとし、同配合で樹脂モルタルを調
合した。この樹脂モルタルを同様に上記型枠6内に約1
9mmの厚みになるように充填し、レベリングにより均
一な厚みを形成した後、サイズが900×1800mm
のエキスパンドメタルXS−41(2.28kg/
2 )を載せ、軽く押さえて樹脂モルタル内に浸入させ
るようにした。24時間養生後、脱型し、転写シート3
の基材4を剥離すると、基材シートに印刷された綺麗な
模様の転写層5が表面に形成されたエキスパンドメタル
入りの樹脂モルタル成型板(装飾板)を得た。実施例1
と比較すると、曲げ強度が非常に優れた成型板を得るこ
とができた。
【0037】(実施例3)セメント:7号硅砂:酢酸ビ
ニール共重合乳化液(クラレ株式会社製、OM−60
0、固形分55〜57重量%、粘度100〜150cp
s):ビニロン繊維(クラレ株式会社製のセメント補強
用ビニロン繊維、RMS−183を6mm長にカットし
たもの):水=100:75:13:35:0.5で繊
維混入樹脂モルタルを調合した。この繊維混入樹脂モル
タルを実施例1と同様の型枠6内に流し込み、養生硬化
後、脱型し、転写シート3を剥離して砂岩の模様が付い
た模様付き成型板(装飾板)を得た。
【0038】(実施例4)平滑な鉄板からなる1×2m
の定盤1の上に、フッ素系剥離剤を塗布した後、転写シ
ート3を敷設し、実施例1と同様に型枠6を載置固定す
る。次いで、フェノール樹脂(住友デュレズ株式会社
製、PR−311):7号硅砂=1:18の混合粉体を
厚さ約2mmになるように上から散布する。それから、
ガラス繊維(日本電気硝子株式会社製、ロービングAR
2500H−200)をロービングカッターで20mm
の長さに切断しながら50g/m2 散布し、ガラス繊維
層を形成する。そして、その上に、フェノール樹脂(P
R−311):砂(2〜3mm径)=1:20の混合物
を厚さ12mm散布した後、前記同様のガラス繊維層を
形成し、更に前記同様にフェノール樹脂(PR−31
1)と7号硅砂の混合粉体を散布する。全体の厚さは約
14mmである。この積層体を、温度170℃、圧力2
0kg/cm2 、時間約15分の条件で加熱、圧縮した
後、養生、冷却する。この成型板の厚さは10mmであ
る。最後に、型枠から取出し、余分な耳を切断して90
0×1800mmの所定寸法にし、転写シートを剥離す
る。このようにしてガラス繊維で強化された装飾板を得
た。
【0039】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のポリマーコンク
リート系建築用装飾板の製造方法によれば、水平に配し
た定盤の上面に、基材の一面に模様、図柄や色彩等の転
写層を印刷した転写シートを該転写層が上方へ向くよう
に敷設した後、転写シートの周縁に離型シートで覆った
環状の型枠を載置固定し、定盤と型枠とで転写シートの
周縁を保持した状態で、前記型枠内にポリマーコンクリ
ート系材料を充填し、養生硬化させ且つ転写層を固着さ
せた後、型枠と定盤とを分離するとともに、転写シート
の基材を剥がすだけで、表面に綺麗な模様、図柄や色彩
等を有する装飾板を極めて簡単な工程によって製造する
ことができる。また、定盤に敷設した転写シートの周縁
に環状の型枠を載置固定することによって、転写シート
の周縁が定盤と型枠とで挾持されるので、転写シートを
特に保持する手段を設ける必要がない。
【0040】本発明の装飾板は、ポリマーコンクリート
系材料、例えばポリマーセメントコンクリート、ポリマ
ーセメントモルタル、ポリマー繊維コンクリート又はレ
ジンコンクリートを用いて成形したので、セメントコン
クリートやモルタルに特有のブリージングが少なくなる
とともに、乾燥収縮が低減して外観性の向上と寸法安定
性が図れ、更に引張強度や曲げ強度が向上し、その上、
蒸気養生等の煩雑な養生工程を経なくても空中養生で高
強度の発現が可能である。
【0041】また、ポリマーコンクリート系材料を型枠
内に充填し、未硬化の状態で、エキスパンドメタル又は
溶接金網からなる補強材を充填面に載置し、該補強材を
軽く押さえて内部に埋設してなることで、補強材を予め
型枠内に保持する必要がないので、補強材入り装飾板を
製造する場合にも、製造工程が大幅に簡略化されるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を示す簡略断面図であり、
(a) は定盤に転写シートを敷設する状態、(b) は型枠を
定盤上に載置した状態、(c) は型枠内にポリマーコンク
リート系材料を充填した状態、(d) は養生硬化後に定盤
と型枠とを分離した状態、(e) は装飾板の完成品をそれ
ぞれ示している。
【図2】基材の一面に直接転写層を形成した転写シート
の簡略断面図である。
【図3】基材の一面に剥離剤を介して転写層を形成した
転写シートの簡略断面図である。
【図4】基材の一面に剥離剤と保護皮膜を介して転写層
を形成した転写シートの簡略断面図である。
【図5】図3の転写シートの上を保護皮膜で覆った構造
の転写シートの簡略断面図である。
【図6】図5の転写シートの上に隠蔽着色層を積層した
構造の転写シートの簡略断面図である。
【図7】図4の転写シートの上に隠蔽着色層を積層した
構造の転写シートの簡略断面図である。
【図8】型枠の拡大断面図である。
【図9】型枠の表面に離型シートを貼着した状態の部分
拡大断面図である。
【図10】離型シートの拡大断面図である。
【符号の説明】
A 装飾板 1 定盤 2 上面 3 転写シート 4 基材 5 転写層 6 型枠 7 成形空間 8 ポリマーコンクリート系材料 9 充填面 10 板状成形体 11 印刷インク 12 剥離剤 13 保護皮膜 14 隠蔽着色層 15 離型シート 16 合成樹脂製フィルム 17 感圧性接着剤層 18 剥離シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 13/14 102 A 9127−2E // B32B 33/00 9349−4F (72)発明者 山口 武志 大阪府寝屋川市三井ケ丘5丁目1−89− 102 (72)発明者 古家 秀一郎 大阪府枚方市香里ケ丘3−16 B−8− 301

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマーセメントコンクリート、ポリマ
    ーセメントモルタル、ポリマー繊維コンクリート又はレ
    ジンコンクリートの何れかポリマーコンクリート系材料
    からなる板状の外装材や内装材の養生硬化時に、模様、
    図柄や色彩等の転写層を印刷した転写シートの該転写層
    を表面に固着してなるポリマーコンクリート系建築用装
    飾板。
  2. 【請求項2】 水平に配した定盤の上面に、基材の一面
    に模様、図柄や色彩等の転写層を印刷した転写シートを
    該転写層が上方へ向くように敷設した後、転写シートの
    周縁に離型シートで覆った環状の型枠を載置固定し、定
    盤と型枠とで転写シートの周縁を保持した状態で、前記
    型枠内にポリマーコンクリート系材料を充填し、養生硬
    化させ且つ転写層を固着させた後、型枠と定盤とを分離
    するとともに、転写シートの基材を剥がして表面に模
    様、図柄や色彩等を施して一体形成してなることを特徴
    とするポリマーコンクリート系建築用装飾板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ポリマーコンクリート系材料が、ポ
    リマーセメントコンクリート、ポリマーセメントモルタ
    ル、ポリマー繊維コンクリート又はレジンコンクリート
    である請求項2記載のポリマーコンクリート系建築用装
    飾板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ポリマーコンクリート系材料を型枠
    内に充填した後又は充填しながら、テーブルバイブレー
    ター又はコンパーター等の振動機で振動を賦与してなる
    請求項2又は3記載のポリマーコンクリート系建築用装
    飾板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ポリマーコンクリート系材料が、レ
    ジンコンクリートである場合は、該材料を型枠内に充填
    した後、加圧プレス又は振動プレスを行い、その後、加
    熱養生してなる請求項2又は3記載のポリマーコンクリ
    ート系建築用装飾板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ポリマーコンクリート系材料を型枠
    内に充填した後、一定の厚みになるように削ぎ落として
    なる請求項2、3、4又は5記載のポリマーコンクリー
    ト系建築用装飾板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ポリマーコンクリート系材料の一定
    量を型枠内に充填し、成型後、成型体の周辺部を切断し
    てなる請求項2、3、4又は5記載のポリマーコンクリ
    ート系建築用装飾板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ポリマーコンクリート系材料を型枠
    内に充填し、未硬化の状態で、エキスパンドメタル又は
    溶接金網からなる補強材を充填面に載置し、該補強材を
    軽く押さえて内部に埋設してなる請求項2、3、4、
    5、6又は7記載のポリマーコンクリート系建築用装飾
    板の製造方法。
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