JPH0394414A - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

電解コンデンサの製造方法

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JPH0394414A
JPH0394414A JP23044989A JP23044989A JPH0394414A JP H0394414 A JPH0394414 A JP H0394414A JP 23044989 A JP23044989 A JP 23044989A JP 23044989 A JP23044989 A JP 23044989A JP H0394414 A JPH0394414 A JP H0394414A
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JP
Japan
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foil
resist
metal foil
metal
anode
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Pending
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JP23044989A
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English (en)
Inventor
Riichi Naganuma
長沼 理市
Eiji Mishiro
三代 英治
Masayo Ito
伊東 雅代
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 電解コンデンサの製造方法に関し、 薄型の電解コンデンサの提供を目的とし、プレス成形に
より折り曲げられる部分の金属済表面にレジストを塗布
し、該金属箔を電気化学的にエッチングした後に、前記
レジストを剥離し、該金属箔の表面に酸化被膜を形成し
て、これを陽極箔とし、該陽極箔と金属箔からなる陰極
箔とを、セパレータを介して重ね巻きした後に、プレス
し  板に実装する部品の薄型化が要望され、上述した
て薄板形状に或形し、さらに、電解液を含浸せし  よ
うな方法で製造される電解コンデンサも薄型のめた後に
、外装するように構戒する。        ものを提
供する必要がでてきた。
産業上の利用分野 本発明は電解コンデンサの製造方法に関する。
例え,ば、AI電解コンデンサは、純度99.99%以
上のAA箔(厚さ50〜100μm)を電気化学的に腐
食させ、見掛け面積の10〜数十倍に拡面(本願明細書
中ではこれをエッチングという)した後、陽極酸化によ
りその表面に約10人/VのAL ○3を戊長させ(以
下、これを化或という)、これを陽極箔とし、゛紙をセ
パレータとして、陽極箔と同様の工程を経て形戊された
陰極箔を重ねて巻き込み、電解液を含浸させた後にAl
ケースとゴムのパッキンを用いて外装して製造される。
尚、陰極箔はエッチングせずに化或のみを施したAl箔
の場合、あるいは未加工のAf箔の場合もある。
そして、近年、装置小型化の要請からプリント従来の技
術 第8図乃至第14図を参照して従来の電解コンデンサの
製造方法を説明する。
まず、第8図を参照すると、11はロール状に巻かれた
純度99.99%以上のAffl箔である。
このAf箔1lは図示はしていないが回転ローラ等によ
り、繰り出し側l2から繰り出されて、エッチング槽1
3、化或槽l4を経て順次巻き取り側l5で巻き取られ
るようになっている。
エッチング槽13内には塩酸系の溶液l6が入れられて
おり、この溶液内には電極17が設けられている。,6
1箔l1はこの中を通過する際に、電極17とAI箔1
1間に電圧が印加されることにより、その表面が電気化
学的に腐食される。このエッチングによりAA箔11の
表面は粗面化され、見掛け上の面積の10〜数十倍に拡
面される。
第9図はAN箔の処理過程を示す断面図であり、AI箔
11は第9図(A)の未加工の状態から、上記エッチン
グにより第9図(B)に示されるように多数のピット2
0が形成され、粗面化される。
化或槽14内にはホウ酸系の溶液18が入れられており
、この溶液18内には電極19が設けられている。エッ
チングされたAI箔11はこの中を通過する際に、電極
19とAl箔11間に電圧が印加されることにより陽極
酸化され、第9図(C)に示されているように、その表
面に約10人/VのAi2o.  (21)が成長する
エッチング、化戒処理がなされ、巻き取られたAf箔1
1は、第lO図に示されているように、所定の幅でその
径方向に裁断され、その後、第11図に示されているよ
うに、所定の間隔で電極22が貼設され、陽極箔及び陰
極箔が形成される。
次いで、第12図に示されているように、巻き上げ素子
23の周囲に、陽極箔24、マニラ紙〈セパレータ〉 
25、陰極箔26、マニラ紙27を重ね巻きし、所定の
寸法だけ巻き込んだところで切断し、エチレングリコー
ル系の電解液を含浸する。そして、第13図に示されて
いるように、円筒状のAlケース28内に収容し、電極
22.22が通過するための2つの穴29.29が形成
された閉口ゴム30を嵌入し、最後に第14図にその断
面が示されているように、A1ケース28の縁部28a
をその断面が概略U字状となるように内側にカシメると
ともに、側部28bを陥没せしめて封止するようになっ
ている。
発明が解決しようとする課題 近年、装置小型化の要請からプリント板に実装される部
品の薄型化が進んできており、電解コンデンサも薄型の
ものを実現する必要がでてきた。
この対応策の一つとして、エッチングによる箔表面の粗
面化を大きくし、また、箔及びセバレー夕の巻き込みの
径を小さくすることが試みられたが、箔のエッチングに
よる粗面化を大きくすると、生地の部分が減少し、強度
的に脆いものとなり、巻き込み径を小さくすることによ
り、箔が折れて破損してしまい、結果的に薄型化を図る
ことはできなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、薄
型の電解コンデンサの提供を目的としている。
てこれを陽極箔とし、この陽極箔と、金属箔からなる陰
極箔とを、セパレータを介して重ねた後につづら折状(
ジグザグ状)にし、プレスして薄板形状に成形し、さら
に、電解液を含浸せしめた後に外装することによっても
解決される。
課題を解決するための手段 上述した技術的課題は、金属箔のブレス成形により折り
曲げられる部分に予めレジストを塗布しておき、該金属
箔を電気化学的にエッチングした後に前記レジストを剥
離し、該金属箔の表面に酸化被膜を形戊してこれを陽極
箔とし、この陽極箔と金属箔からなる陰極箔とを、セパ
レー夕を介して重ね巻きした後に、プレスして薄板形状
に或形し、さらに、電解液を含浸せしめた後に外装して
電解コンデンサを製造することにより解決される。
また、金属箔のプレス或形により折り曲げられる部分に
予めレジストを塗布しておき、該金属箔を電気化学的に
エッチングした後に、前記レジストを剥離し、該金属済
の表面に酸化被膜を形成し作   用 本発明方法によれば、金r/!4箔に所定の処理を施し
た後に、セパレータを介して重ね巻きし、あるいは重ね
た後につづら折状にし、これをプレス成形して薄板形状
に加工するようにしている。従来の金属箔の処理工程を
経てこのブレス或形を実施したとすると、金属箔はブレ
ス戊形により折り曲げられる部分で破損することになる
が、本発明方法ではこの折り曲げられる部分に、エッチ
ング前にレジストを塗布しておき、この部分のエッチン
グは行わず、金属箔の生地のままとしている。これによ
り、金属箔は折り曲げに対して強度的に強く、破損して
しまうことが少ないから、薄型の電解コンデサを提供す
ることができる。
実  施  例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示す図であり、
第1図はA1箔の加工工程図、第2図は化或処理終了時
のAI!箔の断面図、第3図は巻き込み工程終了時の状
態を示す斜視図、第4図はプレス或形時の状態を示す斜
視図、第5図は外装工程の一例を示す斜視図である。
第1図を参照すると、31は純度99.99%以上のA
I!箔であり、このAj’i31は図示はしていないが
複数の回転ローラ等により、繰り出し側32から繰り出
されて、レジスト焼付部33、エッチング槽34、レジ
スト剥離槽35、及び化或槽36を経て順次巻き取り側
37で巻き取られるようになっている。
まず、繰り出し側32から繰り出されたAf箔31の両
面の所定箇所にレジスト30が塗布された後、焼付部3
3でこのレジストが加熱・定着される。このレジスト3
0は第2図に示されるように、そのピッチはA0<A+
 ・・・〈Al,となっており、その幅はB。<B+ 
・・・<B,,となっている。
このようにレジスト30のピッチ及び幅は順次拡くなる
ように塗布されており、これは後に実施される巻き込み
工程、プレス工程において、AN箔31が巻かれた後に
プレスで矩形状に戊形されたときにこのレジストが塗布
された部分が折り曲げられるようにするためである。
エッチング槽34内には塩酸系の溶液38が入れられて
おり、この溶液内には電極39が設けられている。AI
!i3 1はこの中を通過する際に、電極39とAl箔
31間に電圧が印加されることにより、レジスト30が
塗布されている部分以外の部分が電気化学的に腐食され
る。このエッチングによりAI!箔31の表面は粗面化
され、見掛け上の面積の10〜数十倍に拡面される。
エッチングが施されたAf箔31は、次いでレジスト剥
離槽35に至る。レジスト剥離槽35内にはAj2箔3
1の両面の所定箇所に塗布され、定着されたレジスト3
1を溶融・剥離する溶液40が入れられており、ここで
レジスト30が剥離され、次いで化或槽36に至る。
化或槽36内にはホウ酸系の溶液41が入れられており
、この溶液41内には電極42が設けられている。,l
箔31はこの中を通過する際に、電極42とAA!3 
1間に電圧が印加されることにより陽極酸化され、第2
図に示されているように、,l箔31の表面に約10人
/V(7)Ajl!.0.(43)が戊長ずる。
各処理がなされ、ロール状に巻き取られたAA箔31は
、所定の幅でその径方向に裁断され、その後、所定の間
隔で電極が貼設され、陽極箔及び陰極箔が形成される。
次いで、巻き上げ素子の周囲に、陽極箔、マニラ紙(セ
パレータ)、陰極箔、マニラ紙を重ね巻きし、所定の寸
法だけ巻き込んだところで切断する。ここまでの処理で
第3図に示されるような状態となっている。尚、44は
電極である。次いでプレスされて第4図に示されるよう
に薄板状に或形される。その後、エチレングリコール系
の電解液が含浸され、第5図に示されているように、A
lの箱45及び蓋46からなるケースに収容し、あるい
は、樹脂等でモールドすることにより封止される。
第6図及び第7図は本発明の他の実施例を説明するため
の図であり、第6図は化或処理終了時のAA箔の断面図
、第7図は折り曲げ工程を示す斜視図である。
陽極箔及び陰極箔を形成するためのAj2箔の加工工程
は第1図に示したー実施例とほぼ同様であるが、レジス
トの塗布は第6図に示されているように、ピッチA及び
幅Bはほぼ等間隔、同一幅となっている。そして、本実
施例では、陽極箔と陰極箔とをマニラ紙(セパレータ)
を介して巻き込むのではなく、陽極箔と陰極箔とをマニ
ラ紙を介して積層した後、第7図に示されているように
つづら折状(ジグザグ状)に形成し、上下からプレスし
て薄板状に或形するようにしている。その他については
上述した一実施例とほぼ同様なのでその説明は省略する
上述した2つの実施例によれば、A1箔31の表面にレ
ジスト30を塗布しておき、この部分はエッチングしな
いようにし、このエッチングされていない部分を折り曲
げて薄板状にプレス成形するようにしている。ブレス戊
形により折り曲げられる部分は/l’箔生地のままなの
で、強度的に強く或形の際に破損してしまうことは少な
い。
尚、上述した2つの実施例の説明においては、陽極箔と
陰極箔は同じ処理工程を経て形成されたものを用いてい
るが、陰極箔については、これ以外に化或処理及び/又
はエッチングを施さないものを用いて構或する場合もあ
る。
発明の効果 本発明方法によれば、金属箔のプレス或形により折り曲
げられる部分はエッチングしないようにしているから強
度的に強く、この部分で破損することなく薄型の電解コ
ンデンサを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のAl箔の加工工程を示す図、 第2図は本発明一実施例の化或処理終了時のAl箔の断
面図、 第3図は本発明一実施例の巻き込み工程柊了時の状態を
示す斜視図、 第4図は本発明一実施例のプレス或形柊了時の状態を示
す斜視図、 第5図は本発明一実施例の外装工程の一例を示す斜視図
、 第6図は本発明他の実施例の化戊処理終了時のAN箔の
断面図、 第7図は本発明他の実施例の折曲げ工程を示す斜視図、 第8図は従来のAf箔の加工工程を示す図、第9図は従
来のAl箔の加工状態を示す断面図、第10図は裁断さ
れたAA箔の斜視図、第l1図は電極が貼設されたAj
2箔の斜視図、第12図は巻き込み工程を示す斜視図、
第13図は従来の外装工程を示す斜視図、第14図は従
来の電解コンデンサの断面図である。 30・・・レジスト、   31・・・AN箔、34・
・・エッチング槽、35・・・レジスト剥離槽、36・
・・化或槽、   43・・・Alt2 0344・・
・電極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プレス成形により折り曲げられる部分の金属箔(
    31)表面にレジスト(30)を塗布し、該金属箔(3
    1)を電気化学的にエッチングした後に、前記レジスト
    (30)を剥離し、 該金属箔(31)の表面に酸化被膜(43)を形成して
    、これを陽極箔とし、 該陽極箔と金属箔(31)からなる陰極箔とを、セパレ
    ータを介して重ね巻きした後に、プレスして薄板形状に
    成形し、 さらに、電解液を含浸せしめた後に、外装するようにし
    たことを特徴とする電解コンデンサの製造方法。
  2. (2)プレス成形により折り曲げられる部分の金属箔(
    31)表面にレジスト(30)を塗布し、該金属箔(3
    1)を電気化学的にエッチングした後に、前記レジスト
    (30)を剥離し、 該金属箔(31)の表面に酸化被膜(43)を形成して
    、これを陽極箔とし、 該陽極箔と金属箔(31)からなる陰極箔とを、セパレ
    ータを介して重ね、つづら折状にした後にプレスして薄
    板形状に成形し、 さらに、電解液を含浸せしめた後に、外装するようにし
    たことを特徴とする電解コンデンサの製造方法。
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