JPH0394398A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は缶入清涼飲料の商品などを販売する自勤販売機
の構戒に関する． 〔従来の技術〕 頭記した缶入商品の自動販売機では、商品収納棚として
サーペンタイン形商品収納棚が多く採用されている．こ
のサーペンタイン形商品収納棚は周知のように蛇行状の
商品転勤通路内に商品を一列に並べて収納し、販売信号
によるベンド４！！横の動作で商品を１個ずつ落下搬出
して商品取出口へ払出すようにしたものである。

ところで、かかるサーペンタイン形商品収納硼を採用し
た自動販売機では、商品収納棚の搬出端位置より低い位
置に商品取出口を開口する必要があるが、一方では商品
取出口が低位置に開口していると、客が商品を取り出す
際に腰を屈めるなどの無理な姿勢を強いられる． そこで、商品取出し性の改善策として、庫内上部に商品
を落下搬出するサーペンタイン形商品収納棚を、庫内下
部には商品を上方に揚程搬送して搬出するエレベータ形
商品収納棚を収設して商品取出口の位置を商品の取出し
易い高さに設けるようにした自動販売機が特願平１−１
４１５９３号として同じ出願人より提案されている．か
かる提案でのエレベータ形商品収納棚は、若干後向きに
傾斜した姿勢で設置したエレベータ式搬送機構と、その
前方に上下段に並べて配備した傾斜棚との組合せから戒
り、傾斜欄に収納した商品をエレベータ式搬送機構のバ
ケットに受け渡して上方位置に揚程搬送し、ここからソ
レノイドなどのアクチェータ操作で商品を払出してシュ
ータを経て商品取出口へ送出するようにしたものである
． 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、前記提案によるエレベータ形商品収納棚では
、商品収納部が上下複数段の傾斜棚として構威されてい
るので、商品を棚内に補充するローディングの際には配
送用の包装箱より商品を取出した上で傾斜棚の各段ごと
に分けて１本ずつ前方より投入しなければならない．そ
のために、商品ローディング作業が厄介であるのみなら
ず、作業時間が長くかかると云った問題点がある．さら
に、前記のエレベータ形商品収納棚では、エレベータ式
搬送機構に商品払出し用のアクチェータを組合せてその
連係制御により商品を払出すようにしている．そのため
に多くの電装品，並びにその連係制御部を必要とし、こ
のことが製作コストを高める要因となっている． 本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、特に
エレベータ形商品収納棚に対する商品ローディング性の
改善，並びにエレベータ式搬送機構の商品搬送動作を利
用して商品払出し機構の簡略化を図った自動販売機を提
供することを目的とする． 〔ＲＭを解決するための手段〕 上記ｉｓを解決するために、本発明の自動販売機は、庫
内下部域に前方より多数本の商品を一括投入して積み上
げ収納する商品収納コラムと、該商品収納コラムの室内
背後に設置して商品を上方位置に掬い揚げるエレベータ
式搬送機構と、該エレベータ式搬送機構の上端と前方に
開口する商品取出口との間に敷設した商品搬出用シェー
タと、エレベータ式搬送機構のバケットからシェータへ
商品を払い出す商品払出し手段とを具備してｔｉｔｃす
るものとする． そして、前記構或における商品払出し手段を、商品の上
昇経路上の終端位置に設置した断面楔形の払出ガイド体
として構成したものである．〔作用〕 上記の横戒で、商品収納コラムはコラム幅を商品サイズ
に合わせて同時に多数本の商品を収納できるように画威
した広い空間を有し、かつその底板をエレベータ式搬送
機構に向けて若干下向きに傾斜させて構威したものであ
り、その前面には商品投入ガイドを兼ねた前面扉を備え
ている．そして、商品ローディングの際には前面扉を開
放し、この前面扉を投入ガイドとして配送用の商品包装
箱より直接商品をコラム内に放出することにより、多数
本の商品が一括してコラム内に積み上げ収納されること
になる。

一方、商品収納コラム内の背後に設置したエレベータ式
搬送機構は、上下のスプロケット．ないしプーりの間に
張架されたエンドレスのチェーン，ないしベルトの周上
に多数のバケットを定ピッチ置きに並べて設け、駆動モ
ータで巡回移動するようにしたものであり、販売指令に
基づく運転動作により商品収納コラム内に積み上げ収納
した商品をバケット１本ずつ掬い揚げて上方に揚程搬送
する．そして、商品がバケットに載ってエレベータ搬送
機構の上部位置まで揚程搬送されると、商品がその上昇
移動経路上に設置した払出ガイドの楔形傾斜面に沿って
前方へ押し出しガイドされてバケットから前方に払い出
され、商品搬出シェークを転勤して商品取出口に取り出
される．したがって商品の払出しに特別なアクチェータ
操作が必要ない． 〔実施例〕 第１区は販売動作状態を示す本発明実施例の構戒図、第
２図は第１図の商品ローディング状熊図である． 図において、１は自動販売機の本体ケース、２はその前
面外扉、３は外扉２の中段位置に開口した商品取出口、
４は内扉、５は商品取出口３に通じる通路に設けたフラ
シパ、６は庫内の底部に設置した商品の冷却，ないし加
熱装置である．一方、本体ケース１の庫内上部には在来
のサーペンタイン形商品収納棚７．および該商品収納棚
７に付属する商品搬出シェータ８が、その下方には本発
明によるエレベータ形商品収納棚９が装備されている． ここで、エレベータ形商品収納棚９は、後方に向けて若
干下向きに傾斜した底ＦＬ１０，下端をヒンジとして前
方に開放する前面扉１１．および左右の側壁（図示せず
）で画威された商品サイズに対応する幅寸法に設定した
商品収納コラムｌ２と、該コラム内の背後に設置したエ
レベータ式搬送機構１３と、該搬送機構ｌ３の上端部と
商品取出口３との間に敷設した商品搬出用のシェークｌ
４と、エレベータ式搬送機構１３で揚程搬送されて来た
商品をバケットから前記シュータｌ４に向けて払出す商
品払出し手段として、商品上昇経路上の終端位置に設置
した断面楔形の払出ガイド体１５とから構威されている
．また、エレベータ式搬送機構１３は上下のスプロケッ
トの間に張架したエンドレスチェーンの周囲に所定ピッ
チ間隔に並べて複数組の折り畳み式バケット１６を装備
し、駆動モータ１７により所定方向に巡回移動するよう
構威されたものである．なお、エレベータ式搬送機構１
３は商品検出スイッチ１８の検出信号を基に駆動モータ
１７を停止制御し、各販売動作ごとに商品を載せたバケ
ツ｝１６を間欠的に１ピッチずつ上昇移動させるように
運転制御される． 次に前記構威のエレベータ形商品収納欄９に対する商品
ローディング、および商品販売動作を説明する．まず、
商品収納コラム１２に商品を補充する場合には、前面外
扉２，内扉４を開放し、さらに第２図のようにコラム１
２の前面扉ｌ１を前方斜めに開いた状態で、商品１９（
缶商品）を収容した配送用包装箱２０をセットして箱を
開封する．これにより、前面扉１１を商品投入ガイドと
して包装箱２０から連続的に放出した商品１９が次々に
前面扉１１の上を転動し、コラム１２内に一括して積み
上げ収納される．また、このローディング過程で先に収
納された商品１９の一部がエレベータ式搬送機構１３の
バケットｌ６に１本ずつ受容される．次に各扉を閉じた
上でエレベータ式搬送機構１３を始動するとバケットｌ
６がエンドレスチェーンとともに定方向に巡回移動し、
バケット１６に受容された商品１９が上方に揚程搬送さ
れ、所定の販売待機位置まで上昇移動すると商品検出ス
イッチｌ８が商品１９を検出して駆動モータｌ７を停止
制御し、これで販売準備が調う。なお、エレベータ式搬
送機構ｌ３の巡回移動に伴ってに背後から空のバケット
１６がコラム内に進入して来ると、次々に空のバケット
がコラム内に収納されている商品１９を掬い揚げる．一
方、前記の販売待機状態からエレベータ形商品収納１１
１９を選択して商品の販売指令が与えられると、駆動モ
ータ１７によりエレベータ式搬送機構１３が始動する．
これにより、販売待機位置に在る最上位の商品１９がこ
こからの上昇移動過程で楔形の払出ガイド体１５に当た
り、その傾斜面に沿って前方に押し出されるようにガイ
ドされ、バケットｌ６よりシェーク１４に向けて払出さ
れる．その後に商品１９はシュータ１４の上を転動し、
内扉４に設けたフラッパ５を押し開いて商品取出口３に
取り出される．なお、エレベータ式搬送機構１３はｌピ
ッチ分だけ移動すると、スイッチ検出スイッチｌ８が次
の商品１９を検出し、その動作信号で駆動モータ１７が
停止して再び販売待機状態となる．なお、因に本発明を
基に製作した試作機について述べると、商品収納コラム
の収容容量は中身容ｆ２５０■ｌの細缶で３８〜４０本
、３５０ｍｌの大缶で２６本であり、１販売動作の時間
は７Ｗのモータを使用して約１．　５秒であった．また
配送用包装箱（３０本人）から商品をコラム内に投入す
る際のローディング時間は僅か１０秒程度で済むことが
確認されている． 〔発明の効果〕 本発明による自動販売機は、以上説明したように構威さ
れているので、次記の効果を奏する．（１）商品の棚内
補充に際しては商品を手作業で１本ずつ投入することな
く、配送用包装箱から多数本の商品を直接商品収納コラ
ム内に一括投入して積み上げ収納することができ、商品
ローディング作業の簡便化，時間短縮化が図れる． （２）エレベータ式搬送機構に商品払出し手段として楔
形の払出ガイド体を組合せ、エレベータ式搬送機構によ
る商品の揚程搬送力を利用して商品をバケットから搬出
シェータに向けて払出すようにしたので、従来方式のよ
うな電装品のアクチェータ．並びにアクチェータとエレ
ベータ式搬送機構との連係制御が不要となり、それだけ
電装品の点数も少なく、かつ簡単な制御で販売動作を行
うことかできてコストダウンが図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は販売動作状態を示す本発明実施例の構或図、第
２図は第１図の商品ローディング状態図である．図にお
いて、 １：本体ケース、３：商品取出口、９：エレベータ形商
品収納棚、１２：商品収納コラム、１３：エレベータ式
搬送機構、１４ｊシュータ、１５：払出ガイド体（商品
払出し手段）、１６：バケット、１９：第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）庫内の下部域に収納した商品を上方位置へ揚程搬送
   した後に商品取出口へ向けて払い出す自動販売機であっ
   て、庫内下部域に前方より多数本の商品を一括投入して
   積み上げ収納する商品収納コラムと、該商品収納コラム
   の室内背後に設置して商品を上方位置に掬い揚げるエレ
   ベータ式搬送機構と、該エレベータ式搬送機構の上端と
   前方に開口する商品取出口との間に敷設した商品搬出用
   シュータと、エレベータ式搬送機構のバケットからシュ
   ータヘ商品を払い出す商品払出し手段とを具備してなる
   ことを特徴とする自動販売機。 ２）請求項１に記載の自動販売機において、商品払出し
   手段が、商品の上昇経路上の終端位置に設置した断面楔
   形の払出ガイド体であることを特徴とする自動販売機。