JPH0392315A - 凸部を有する成形品の製造法 - Google Patents

凸部を有する成形品の製造法

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JPH0392315A
JPH0392315A JP22988989A JP22988989A JPH0392315A JP H0392315 A JPH0392315 A JP H0392315A JP 22988989 A JP22988989 A JP 22988989A JP 22988989 A JP22988989 A JP 22988989A JP H0392315 A JPH0392315 A JP H0392315A
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molded product
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JP22988989A
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Nobuyuki Nakagawa
中川 信幸
Toshifumi Okuno
奥野 利文
Tsunemitsu Ueda
上田 恒充
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L果上凶潰里透1 本発明は洗い場付き浴槽や防水バン、壁材、カウンター
等の表面の一部に本体と異なった外観の凸部を有する高
級質感を持った成形品の製造法に関する。
従来の技術 成形品本体と色相の異なる部分を有する成形品を製造す
るにあたって、その製造法としては従来よりプレス成形
法とハンドレイアップ法とがある。
プレス成形法は、シート状成形材料(以下SMCという
)やバルク状成形材料(以下BMCという)等の成形材
料を用いて、異色部分成形用の成形材料を調整し、それ
を加熱圧縮戊形する方法である。
この場合、ハンドレイアノプ法で製造された成形品をイ
ンサートすることもできる。
ハンドレイアップ法は、戊形金型の表面にクリヤー樹脂
を塗布してゲル化させ、この上に異色部分用の樹脂戊形
材料をスプレーガン等で吹き付け、さらにこの上にガラ
ス繊維と樹脂によってバック層を成形硬化させる方法で
ある。
このハンドレイアップ法は、生産性が非常に悪いため、
一度の成形で製造できるプレス成形法で行われるのが一
般的だが、表面の一部にのみ本体と異なる色相部分を成
形させるのが困難であった。
これを解決する方法として、石目模様付き成形品の製造
方法(特開昭63−45011号公報)が提案されてい
る。この方広は、石目模様の部分と本体とを接着剤等を
用いて接着するものであるが、石目模様の部分は別の金
型であらかじめ成形する必要があるため、生産コストや
製造工数が多い等、生産性の面で問題があった。
発明が解決しようとする課題 本発明者らは、上記の問題点を解決するために鋭意検討
した結果、下部金型の凹部に不飽和ポリエステル樹脂モ
ールディングコンパウンドを載せ、この上を覆うように
弾性体を載せて所定形状に加熱圧縮或形した後該弾性体
を取り除き、その上に前記フンバウンドと異なるコンパ
ウンドを載せて加熱圧縮成形すると、同一金型を用いて
も成形品の一部に本体と異なる外観の凸部を有する成形
品が容易に得られ、しかも量産が可能であることを知見
し、これらの知見に基づき本発明を完成するに至った。
課題を解決するための手段 すなわち本発明は下部金型の凹部に不飽和ポリエステル
樹脂モールディングコンパウンドを載せ、この上を覆う
ように弾性体を載せて所定形状に加熱圧縮成形した後該
弾性体を取り除き、その上に前記コンパウンドと異なる
フンパウンドを載せて加熱圧縮戊形することを特徴とす
る凸部を有する成形品の製造法である。
本発明において、凸部の模様としては、例えば石臼調、
透明調、及び成形品本体と異なった色相等が挙げられる
本発明に係る凸部を有する成形品の製造広は、まず第1
図(a)に示すように金型1の下型の凹部に、成形品本
体と異なる外観の不飽和ポリエステル樹脂モールディン
グコンバウンド(例えばSMC, Thick Mol
ding Compound  (以下TMCという)
等)2を載せ、その上に繊維補強材3を、次いで弾性体
4を覆うようにして載せる。この時、繊維補強材を載せ
ずに直接弾性体で覆ってもさしつかえない。繊維補強材
としては例えばガラスクロス,コンテニアスストランド
マノト,ガラスベーバー,不織布等が挙げられる。
本発明に用いられる弾性体としては、例えばシリコンゴ
ム,テフロンゴム,ポリウレタン,バイトンまたは皮革
等の耐熱性を有するものが挙げられる。この弾性体の厚
さは成形品本体の厚さの約0.5〜10OIllIII
増,望ましくは約2〜5llIIIl増、面積は成形品
本体の面積の100%以下であり、成形品本体と異なっ
た外観を有する成形部分く凸部)の投影面積の100%
以上の面積が望ましい。
次に金型lの上型を下型に締めて加熱圧縮成形すること
により戊形材料2を硬化あるいは半硬化状態とし、繊維
補強材3を用いた場合はそれを半含浸状態とする。この
ようにして成形品本体と異なった外観の凸部を成形した
後該弾性体4を型から取り除き、第l図(b)に示すよ
うに本体用或形材料5(例えばSMC,BMC,TMC
等)を載せ、金型lの上型を下型に締めて加熱圧縮成形
する。
このようにして得られた成形品は、本体用成形材料5が
硬化、威形された成形品の一部に成形品本体と異なった
外観を有する戊形材料2が硬化固着され、成形品本体と
異なった外観の凸部を有する成形品を得ることができる
。また、成形品本体と異なった外観を有する凸部の表面
相、または直接本体部分の表面相にクリアー相を設けた
い場合は、ゲルコート用の樹脂をあらかじめその表面に
塗布する方法や、戊形材料を載せる下部金型の凹部にあ
らかじめ直接塗布する方法等がある。成形材料2の硬化
物が離型しにくい場合は第1図<a>の或形材料2と金
型lの間にフィルムを置く方法がある。フィルムとして
は例えば、ポリエステル,ナイロン,ビニロン,ポリエ
チレンテレフタレート等のフィルムあるいは離型紙等を
用いることができる。
次に実施例、比較例を挙げ、本発明を具体的に説明する
塞奥敬 実施例l 第2図(a)に示すように、下部金型の凹部に透明性B
MC2(武田薬品工業(株)製 S−20)を載せ、そ
の上にガラスクロス3(日本仮硝子製[=200)を、
次いで厚さ4mmのシリコンゴム4(タイガースポリマ
ー(株)製)を重ねて載せ、4 0 kg/cm’、1
40°Cで2分間加熱圧縮戊形した。
その後上部金型を開けてシリコンゴムを取り除き、第2
図(b)に示すように半含浸状態のガラスクロスの上に
、あらかじめ切っておいたボリマール■ マッ}  TMC5(武田薬品工業(株)製 TMX6
39)を載せてl O O kg/cm’、140’C
で5分間加熱圧縮或形した。その後、金型lから脱型し
た成形品は、透明な凸部と成形品本体との稜線がはっき
りと出ており、中央部の透明な凸部は華美に光を反射,
屈折した美麗な成形部で、そのまわりは透明性硬化物の
混入のない成形品本体の色の美しい成形品を得た。また
透明なコンパウンドノ代ワりに石ロ調のコンパウンドを
用いて同様に或形した場合も美麗な成形品を得た。
実施例2 第3図に示すように、下部金型の凹部にあらかじめ凹部
のサイズにあわせて切っておいたポリ■ マールマッl−  SMC2(武田薬品工業(株)製X
−649)を載せ、その上にガラスペーパー3(日本板
硝子製)を、次いで厚さ4ffIII1のテフロンゴム
4を載せて上部金型を締めて3 0 kg/a1、14
0゜Cで1分間加熱圧縮成形した。その後上部金型を開
けてテフロンゴムを取り除き、半含浸状態となったガラ
スペーパーの上に先程のSMCとは色相の異なるポリマ
ールマット SMC5を載せ、1 0 0 kg/cm
”、140℃で5分間加熱圧縮成形したところ稜線がは
っきり出た成形品を得た。
また金型の凹部へ載せるSMCを凹部のサイズより小さ
く切った場合も凹部の枠にあわせて稜線がある美しい成
形品を得た。
比較例l 下部金型の凹部のサイズにあわせて切ったポリマールマ
ット SMC2を凹部に載せ、その上に前記のSMCと
は色相の異なる本体用戊形材料のポリマールマノト S
MC5を載せてlOokg7cm”、140℃で5分間
加熱圧縮成形した。その後、型から脱型した成形品はS
MC2が凹部から流出し、SMC5が凹部に流入し、稜
線のはっきりしない質感に劣る成形品となった。
比較例2 下部金型の凹部の上に、あらかじめ凹部のサイズにあわ
せて切っておいたポリマールマットOSMC2を載せて
加熱したがカット部から反りあがった。その後、その上
に本体用成形材料のポリマールマットOSMC5を載せ
て1 0 0 kg/cab”、140℃で5分間加熱
圧縮成形したが最初の形がそのまま残存し、また成形後
凹部に割れが発生する等、質感に劣る成形品を得た。
実施例3 下部金型の凹部に不飽和ポリエステル樹脂ベースのゲル
コート樹脂(触媒としてターシャリープチルパーオキシ
ベンゾエートを1部含む)(武田薬品工業(株)!2)
を塗布して、加熱し、半硬化状態となったところでシリ
コンゴムを載せて加熱圧縮戊形した。硬化させたところ
でその上にポリマ■ 一ルマッ}  SMC5を載せて加熱圧縮成形したとこ
ろ、表面にクリアー層を有する美麗な成形品を得た。
実施例4 第4図に示すように、平面のフラットな金型l上にlO
ca角に切ったボリマールマット SMC2を載せ、次
いでシリコンゴム4を載せて、1 0 kg/cm”、
140℃で2分間加熱圧縮成形した。
その後シリコンゴムを取り除き半硬化あるいは硬化状態
のSMC2の上に先程のSMCとは色相■ の異なるポリマー゛ルマット SMC5を載せて1 0
 0 kg/am”、140℃で5分間加熱圧縮成形し
たところ、最初の形が残存し、色流れのない美麗な成形
品を得た。
発明の効果 本発明によれば同じ金型を用いても凸部を有する成形品
が容易に得られる。特に凸部が石目調の模様を有する場
合は洗い場付き浴槽や防水パン,壁材.カウンター等に
有利に用いられる。
【図面の簡単な説明】
本発明の製造法を第1〜4図に示す。図中、1は成形金
型,2は凸部用成形材料,3は繊維補強材,4は弾性体
,5は本体用戊形材料を表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下部金型の凹部に不飽和ポリエステル樹脂モールデ
    ィングコンパウンドを載せ、この上を覆うように弾性体
    を載せて所定形状に加熱圧縮成形した後該弾性体を取り
    除き、その上に前記コンパウンドと異なるコンパウンド
    を載せて加熱圧縮成形することを特徴とする凸部を有す
    る成形品の製造法。 2、凸部の模様が石目調である請求項1記載の成形品の
    製造法。
JP22988989A 1989-09-05 1989-09-05 凸部を有する成形品の製造法 Expired - Lifetime JP2857174B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093253A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kanazawa Univ プレス成形装置及びプレス成形方法
JP6401413B1 (ja) * 2018-03-05 2018-10-10 株式会社The MOT Company 金属−繊維強化樹脂複合成型体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093253A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kanazawa Univ プレス成形装置及びプレス成形方法
JP6401413B1 (ja) * 2018-03-05 2018-10-10 株式会社The MOT Company 金属−繊維強化樹脂複合成型体の製造方法

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