JPH03884Y2 - - Google Patents

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JPH03884Y2
JPH03884Y2 JP15101485U JP15101485U JPH03884Y2 JP H03884 Y2 JPH03884 Y2 JP H03884Y2 JP 15101485 U JP15101485 U JP 15101485U JP 15101485 U JP15101485 U JP 15101485U JP H03884 Y2 JPH03884 Y2 JP H03884Y2
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heater
scr
voltage
relay
motor
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JP15101485U
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はヘアードライヤーの電圧切換装置に関
し、特に供給される交流電圧に応じて自動的に切
換えるものである。
(ロ) 従来の技術 最近、海外旅行者が増加し、この旅行時にはヘ
アードライヤーが必需品となつた。
ところが、供給されている交流電圧は各国によ
つて異なり、携行したヘアードライヤーはそのま
ま使用することが出来ない欠点がある。このた
め、世界各国の電圧は概ね100V国と200V国に分
けられることから、ヘアードライヤー本体に切換
スイツチを取付け、このスイツチを供給されてい
る電圧に応じて切換えるものが商品化された。こ
の様な具体的な先行技術は同一出願人の出願によ
る実公昭58−18804号公報に開示されている。
しかし乍ら、前述の先行技術では、予め供給さ
れている電圧を確認して、手により切換スイツチ
を操作しその電圧に応じたヒータの切換えを行な
うようにしているため、ヘアードライヤー本体を
コンセントに接続する前に必ず供給されている電
圧を確認する必要があり面倒であると共にもし操
作を忘れたり、誤つた切換えを行なつた場合には
ヒータが断線したり、異常過熱状態となつて火災
を生ずる危険があつた。
因みに、クシ或いはブラシ等のアタツチメント
をヘアードライヤー本体に連結して髪のカールを
行なう棒状の所謂カールドライヤーと呼ばれるも
のがあるが、現在のところ、このカールドライヤ
ーにおいては電圧切換の機能を有していない。そ
の理由としては、カールドライヤーは、本体の外
径を小さくして握りやすくしているため、ハンド
ル(握り)を有したピストルタイプのヘアードラ
イヤーに較べて本体内の部品の収納スペースが少
なく切換スイツチの様な大型の部品を収納するこ
とができない点が拳げられる。従つて、特にカー
ルドライヤーの電圧切換装置は、大型の部品を用
いずに本体内にいかに収納するかが商品化への課
題であつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、供給されている電源電圧に応じて自
動的にヒータ回路の切換えを行ない、且つこの切
換回路を小型化にしてヘアードライヤー本体内へ
の収納を可能にしたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、夫々の一端を交流電源の異なる極に
接続した第1ヒータと第2ヒータとからなるヒー
タユニツトと、前記第1ヒータと第2ヒータの
夫々を並列或いは直列接続して交流電源に接続す
る電圧切換回路を備え、この電圧切換回路は、
SCRと、該SCRに直列接続したリレーと、夫々
の接続部を定電圧素子を介してSCRのゲートに
接続した第1及び第2分圧抵抗と、SCRがOFF
の時に導通するスイツチング素子と、第1ヒータ
の一端と第2ヒータの他端間に接続したトライア
ツクと、可動接点を前記第1ヒータの他端に接続
し一方の固定接点を第2ヒータの他端に接続し他
方の固定接点を第2ヒータの一端に接続した前記
リレーのリレースイツチから構成し、前記トライ
アツクはモータとヒータユニツト間に配設する。
(ホ) 作用 供給されている電源電圧が100Vの場合には、
定電圧素子が導通せずスイツチング素子がONと
なつてトライアツクがONすると共にリレーは駆
動せず可動接点が電源の一つの極に接続され、第
1及び第2ヒータは交流電源に並列接続される。
又供給されている電源電圧が200Vの場合には、
定電圧素子が導通しSCRがONとなつてトライア
ツクがOFFすると共にリレーが駆動して可動接
点が第1ヒータに接続され、第1及び第2ヒータ
が直列接続される。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。1は
前面に吐出口2を設け後面に吸気口を設け該吸気
口側に握り部4を形成した棒状のヘアードライヤ
ー本体で、分割ケースを組み合わせた棒状の円筒
形ケース5により形成される。6は前記円筒形ケ
ース5内の前記吐出口2側に配設したヒータユニ
ツトで、十字状に組み合わせた絶縁基板7,7と
該基板に巻装した第1ヒータ8と第2ヒータ9と
リミツター10とを有している。11は前記円筒
形ケース5内の前記吸気口3とヒータユニツト6
間に配設したモータホルダーで、このホルダーに
よつてモータ12及び該モータに固定したフアン
13を固定している。14は前記モータ12のヒ
ータユニツト6側に近い端分に固定した取付基板
で、前記モータ12の雑音防止用のコンデンサ1
5,15及びモータに印加する電源を直流にする
ダイオード16,17とトライアツク40を取付
けている。前記取付基板14の外径は風路抵抗を
小さくするために前記モータ12の外径と同径か
もしくは若干小さく設定している。前記トライア
ツク40はその殆どを取付基板14の外周縁より
も突出せしめてモータ12の外壁を流れる風が当
たり冷却されるようにしている。18は取付基板
14の固定ネジである。
19は前記円筒形ケース5の内壁に一体に設け
た仕切壁で、外壁との間に空間20を形成すると
共にモータ12側に位置する端縁21は外壁側に
向けて傾斜し、集風を行なうと共に風がトライア
ツク40に強制的に当たる様にしている。22は
前記空間20内に収納したプリント基板で、電子
部品を取付けている。
次に、第3図に示す電気回路図について説明す
る。24,24は交流電源の供給端子、25は前
記供給端子に供給される電源電圧によつてヒータ
回路を切換える電圧切換回路で、以下に詳述す
る。26はSCR、27は該SCRに直列接続した
リレーで、リレースイツチ28を作動する。この
リレースイツチは第1ヒータ8の他端に接続した
可動接点29と、前記トライアツク40と第2ヒ
ータ9の他端の接続部に接続した一方の固定接点
30(常開接点)と第2ヒータ9の一端に接続し
た他方の固定接点31(常閉接点)とを有してい
る。
32は前記供給端子24,24に接続したダイ
オードで、直流化する。33,34は夫々直列接
続し前述の直流電源に接続した第1及び第2分圧
抵抗、35は前記SCR26のゲートと第1及び
第2分圧抵抗33,34の接続部間に接続した定
電圧素子で、前述の接続部が所定電位に達した時
に導通して前記SCR26をONにする。36はベ
ースをバイアス抵抗37を介して前記リレー27
とSCR26の接続部に接続し、コレクター第1
及び第2抵抗38,39を介して供給端子の一方
に接続し、エミツターを供給端子の他方側のダイ
オード32のアノードに接続したスイツチング素
子(以下トランジスタとする)。37は前記リレ
ー27とトランジスタ36のベース間に接続した
バイアス抵抗、38,39は夫々を直列接続して
前記供給端子24の一方とトランジスタ36のコ
レクタ間に接続した第1及び第2抵抗、40は前
記第1ヒータ8の一端と第2ヒータ9の他端〈一
方の固定接点(30)〉間に接続したトライアツ
クで、ゲートを前記第1抵抗38と第2抵抗39
の接続部に接続している。41は降圧用抵抗、4
2は平滑用コンデンサ、43はリレー27及び
SCR26、トランジスタ36を低電圧で動作さ
せる定電圧ダイオードである。
一方、ダイオード16,16はブリツジ回路と
して第1ヒータ8の一部に接続して直流出力を前
記ヒータ12に接続している。
而して、動作について述べる。始めに、供給端
子24,24にAC100Vが供給されている場合に
ついて説明する。この場合には分圧抵抗33,3
4の接続部の電位が低く定電圧素子35はツエナ
ー電圧に達しないため、SCR26はOFFとなつ
ている。SCR26がOFFしているためリレー2
7が駆動されずリレースイツチ28の可動接点2
9は第3図の実線位置に示すように他方の固定接
点31に接続されている。一方、リレー27、バ
イアス抵抗37を介してトランジスタ36が導通
してトライアツク40がONとなる。従つて、第
1ヒータ8と第2ヒータ9は夫々が並列となつて
供給端子24,24に接続され、夫々のヒータに
100Vが印加される。
続いて、供給端子24,24にAC200V供給さ
れている場合について説明する。この場合は分圧
抵抗33,34の接続部の電位が高く定電圧素子
35のツエナー電圧に達して該定電圧素子が導通
しSCR26がONとなりリレー27が駆動されリ
レースイツチ28の可動接点29が第3図の破線
位置に示すように一方の固定接点30に接続され
る。一方、前記SCR26のONに伴ないトランジ
スタ36がOFFするためトライアツク40が
OFFする。従つて、第1ヒータ8と第2ヒータ
9は夫々が直列接続される。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、供給される電源電圧によ
つて自動的に第1ヒータと第2ヒータの接続状態
が切換えられるため、従来の様にヘアードライヤ
ー本体を使用する前に供給されている電源電圧を
確認する必要がない。このため、誤つた操作によ
るヒータの焼損等の危険を生ずることがなく安心
して使用することができる。又、電圧切換回路は
SCR、定電圧素子を用いてリレーの駆動を行な
うと共にスイツチング素子によつてトライアツク
の制御を行なう構成としたため、大型の部品が不
要となり棒状の円筒形ケースへの収納が可能とな
る。そして、前記トライアツクはフアンからの風
によつて強制的に冷却され性能劣化がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電圧切換装置を実装したヘア
ードライヤーの部分断面図、第2図はトライアツ
クの取付け状態を示す斜視図、第3図は電気回路
図を示すものである。 1……ヘアードライヤー本体、2……吐出口、
3……吸気口、5……円筒形ケース、6……ヒー
タユニツト、8……第1ヒータ、9……第2ヒー
タ、12……モータ、13……フアン、25……
電圧切換回路、26……SCR、27……リレー、
28……リレースイツチ、29……可動接点、3
0……固定接点、31……固定接点、33,34
……第1、第2分圧抵抗、35……定電圧素子、
36……スイツチング素子、40……トライアツ
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に吐出口を設け後面に吸気口を設けた棒状
    の円筒形ケースと、このケース内の前記吐出口側
    に配設し夫々の一端を交流電源の異なる極に接続
    した第1ヒータと第2ヒータとを有するヒータユ
    ニツトと、前記ケース内の前記吸気口とヒータユ
    ニツト間に配設したモータ及び該モータにより回
    転するフアンと、供給される交流電源に応じて前
    記第1ヒータと第2ヒータの夫々を並列或いは直
    列接続して交流電源に接続する電圧切換回路とか
    らなり、前記電圧切換回路は、SCRと該SCRに
    直列接続されたリレーと、夫々を直列接続して電
    源に接続し接続部を定電圧素子を介して前記
    SCRのゲートに接続した第1及び第2分圧抵抗
    と、前記SCRがOFFの時に導通するスイツチン
    グ素子と、前記第1ヒータの一端と第2ヒータの
    他端間に接続したトライアツクと、可動接点を前
    記第1ヒータの他端に接続し一方の固定接点を前
    記第2ヒータの他端に接続し他方の固定接点を第
    2ヒータの一端に接続した前記リレーにより作動
    するリレースイツチとから構成し、前記トライア
    ツクはモータとヒータユニツト間に配設したこと
    を特徴とするヘアードライヤーの電圧切換装置。
JP15101485U 1985-10-02 1985-10-02 Expired JPH03884Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15101485U JPH03884Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02
KR1019860008250A KR890003277B1 (ko) 1985-10-02 1986-10-02 전기가열기기
GB8623681A GB2181311B (en) 1985-10-02 1986-10-02 Electric heating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15101485U JPH03884Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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Publication Number Publication Date
JPS6258503U JPS6258503U (ja) 1987-04-11
JPH03884Y2 true JPH03884Y2 (ja) 1991-01-14

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ID=31067684

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JP15101485U Expired JPH03884Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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JPH0824605B2 (ja) * 1987-09-26 1996-03-13 松下電工株式会社 ヘアードライヤ

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JPS6258503U (ja) 1987-04-11

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