JPS6218932A - 負荷電圧切替回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は例えばヘアードライヤーの様な携帯用の器具に
最適な負荷電圧切替回路に関する。

（ロ）　従来の技術 世界各国の商用電圧は現在のところまちまちであるが、
概ね１００ＶＩ３ｉと２００Ｖ国に大別される。

また、最近海外旅行者が増加し、その旅行者は必需品と
して小型のへアードライヤー、アイロン等を携行するよ
うになったが、一般的には日本国内で使用しているヘア
ードライヤー、アイロンを日本とは商用電圧の異なるア
メリカ等で使用することができない欠点がある。このた
め、例えば同一出願人の出願による実公昭５８−１８８
０４号公報に開示されているように切替スイッチを用い
て商用電圧がｔｏｏｖの場合には複数個の負荷（ヒータ
）の夫々を電源に並列に接続し、２００ｖの場合には複
数個の負荷を直列に接続する構成としている。この具体
的な切替手段としては前述の先行技術の第２図に示す様
に切替スイッチ（１１）に凸字形の可動接片（図番なし
）を設け、夫々の負荷を電源に並列に接続する場合（１
００Ｖ　）は２つの可動接片を用いて夫々の負荷の両端
で電源に接続し、夫々の負冑を直列に接続する場合は１
つの可動接片を用いて行っている。

前述の様な切替手段は、車−の切替スイッチにより簡単
に複数個の負荷の並列接続及び直列接続が行なえるもの
の、夫々の負荷の端部を接続した状態で残りの端部を前
記可動接片により切替えているため、何らかの理由によ
り例えは可動接片がズしたり、アーク等によるカーボン
が可動接片或いは固定接点に付着したときに電源供給端
子の両極が短絡状態となり非常に危険となった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は商用電圧に応じた負荷電圧切替時に電源端子の
両極が短絡するのを防止することを目的とする。

（ニ）問題点を解決するだめの手段 本発明はＮ、ＦＡ供給端子と、一端を該端子の一方の端
子に接続した第１負荷と、一端を前記供給端子の他方の
端子に接続した第２負荷と、前記供給端子の一方の端子
と第２負荷の他端間に接続した第１スイツチ素子と、前
記第１負荷の他端に可動接片を接続し前記供給端子の他
方の端子に第１固定接点を接続し第２負荷の他端に第２
固定接点を接続した第２スイイチング素子とから構成す
る。

（ホ）作用 第１スイッチング素子と第２スイッチング素子は機械的
に或いは電気的に連動し、商用電圧が１００Ｖの場合は
第１スイッチング素子を閉成し第２スイッチング素子の
可動接片を第１固定接点に接続して夫々の負荷を並列接
続し、商用電圧が２００■の場合は、第１スイッチング
素子を開放し第２スイッチング素子の可動接片を第２固
定接点に接続して夫々の負荷を直列接続する。

（へ）実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１区はへ
アードライヤーに実装した場合の側面図である。（１）
は一対のケース〈２ａ）、（２ｂ）よりなるヘアードラ
イヤ一本体で、突所（３）を有したハンドル（４）と吸
気口（５）と吐出グリル（６）よりなる吐出口（７）を
設けている。（８）は前記本体内の吸気口（５）側に設
けたファン（９）を駆動するモータ、（１０）は前記本
体内の吐出口（７）側に設けたヒータユニットで、第２
図に示す様に第１負荷（１１）（以下第１ヒータとする
）と第２負荷（１２）（以下第２ヒータとする）とを有
しており、前記第１ヒータ（１１）は加熱用ヒータ（Ｈ
ａ）と前記モータ（８）の降圧用ヒータ（ｌｌｂ）の２
分割をしている。

（１３）は前記ハンドル（４）の空所（３）内に収納固
定したプリント基板、（１４＞は空所（３）内の下部に
収納したりし　（１５ａ）、（１５ｂ）１７）取付基板
、（１６）は空所（３）内の前記プリント基板（１３）
と取付基板（１４）間に配設した押釦式のＴ／１．源ス
イッチ、（１７）は電源フード、（１８）は該１源コー
ドのコードプロテクターである。

第２図は基本電気回路図を示すもので、（１９ａ）、（
１９ｂ）は電源供給端子、（２０）は第１スイッチング
素子、（２１）は可動接片（２１ａ）と第１固定接点（
２１ｂ）と第２固定接点（２１ｃ）を有する第２スイッ
チング素子で、前記第１スイッチング素子（２０〉と電
気的に連動している。第１ヒータ（１１）はその一端を
前記電源供給端子の一方の端子（１９ａ）に接続し他端
は第２スイッチング素子（２１）の可動接片（２１ａ）
に接続している。一方、第２ヒータ（１２）の一端は前
記供給端子の他方の端子（１９ｂ）に接続し他端を前記
第２スイッチング素子（２１〉の第２固定接点（２１ｃ
）に接続している。又、第２スイッチング素子（２１）
の第１固定接点（２１ｂ）は前記供給端子の他方の端子
（１９ｂ）に接続すると共に第１スイッチング素子（２
０）は前記供給端子の一方の端子（１９ａ）と第２ヒー
タ（１２）の他端に接続している。

次に、第２図の基本電気回路図に基ついて動作を述べる
。今、例えば供給されている交流ｔＲが１００ｖであっ
た場合は第１及び第２スイッチング素子（２０〉、（２
１）を実線の位置に切替える。この切替動作は破線で示
す様な作動回路（２２）の操作により行なわれる。上述
の様なスイッチング素子（２０）、〈２１）の位置によ
り第１ヒータ（１１）は第２スイッチング素子（２０）
の可動接片（２１ａ）と第１固定接点（２１ｂ）を介し
て前記供給端子（１９ａ）、（１９ｂ）に接続され、第
２ヒータ（１２）は閉成した第１スイッチング零子（２
０）を介して前記供給端子（１９ａ）、（１９ｂ）に接
続される。即ち、夫々のヒータが並列接続きれて、その
並列回路に前記供給端子（１９ａ）、（１９ｂ）を介し
て１００ｖの商用ｔｔＡが印加される。

この場合の消費電力（Ｐ、）は第１ヒータ（１１）の抵
抗値（Ｒ１）、第２ヒータ（１２）の抵抗値（Ｒ８）、
商用交流ｔｆｉ（Ｅ）とすると、 となる。

そして、供給されている商用電源が２００ｖであった場
合は作動回路（２２）により第２スイッチング素子（２
１）の可動接点（２１ａ）を第２固定接点（２１Ｃ）に
接続し、第１スイッチング素子（２０）を解放する。上
述の様なスイッチング素子の動作により第１ヒータ（１
１）と第２ヒータ（１２）は第２スイッチング素子（２
１）の可動接片（２１ａ　）と第２固定接点（２１ｂ）
を介して直列接！＆キれ、この直列回路に前記供給端子
（１９ａ）、（１９ｂ）を介して２００ｖの商用１１源
が印加きれる。

この場合の消費電力（Ｐ、）は となる。

従って、もしＲ，＝２０Ω、Ｒ，−２０ΩとするとＰ、
　−Ｐ、　−１０００Ｗトなり供給電圧が１００Ｖ（７
）場合も２００ｖの場合も同じくなる。

第３図は前述の第２図に示した作動回路（２２）を具体
化したものであり、簡単に１気回路図とその動作を説明
する。（２３）、（２４）は夫々を直列接続した降圧用
抵抗とダイオード、（２５）は前記ダイオードク２４）
に接続した抵抗、（２６）は定電圧用テエナーダイオー
ド、（２７）は該ダイオードに並列接続した平滑用コン
デンサーである。

前記第１及び第２リレー（１５ａ）、＜１５ｂ）の夫々
は並列接読され第１リレー（１５ａ）はその附勢により
前記第１スイッチング素子（２０）を開放し、第２リレ
ー（２１）はその附勢により前記第２スイッチング素子
り２１）の可動接点（２１ａ　）を切替えて第２固定接
点（２１ｃ）に接続する。前記第１リレー（１５ａ）と
第２リレー（１５ｂ）との並列回路はＳ　ＣＲ（２８）
に直列接続し、この直列回路は前記平滑用コンデンサ−
（２７）に並列接続している。　（２９）、（３０）は
前記ダイオード（２４）のカソード側と他方の電源供給
端子（１９ｂ）との間に接続した分圧抵抗で、直列接続
している。（３１）は前記Ｓ　ＣＲ（２８）のゲートと
前記抵抗（２９）、（３０）との接続部に接続した定電
圧導通素子、（３２）は前記モータ（８）に直流電圧を
印加する全波整流器で、降圧用ヒータ（ｌｌｂ）の両端
に接続している。（３３）は電源スィッチ（１６）を介
して前記電源供給端子（１９ａ）、（１９ｂ）に接続し
た温度過昇防止器で、前記ヒータユニット（１０）の適
所に設けている。

今、供給されている商用電源が１００ｖであった場合は
、分圧抵抗り２９）、（３０）の接続点の電位が低く定
電圧導通素子（３１）が導通しないため５ＣＲ（２８）
は非導通であり第１及び第２リレー（１５ａ）、（Ｌ５
ｂ）は第３図に示す実線位置となり、第１及び第２ヒー
タ（１１）、（１２）の夫々が並列接続きれ電源供給端
子（１９ａ）、（１９ｂ）に接続される。ここで、電源
スィッチ（１６）を閉成すると、夫々のヒータに１００
ｖの電圧が印加諮れると共にモータ（８）が回転しファ
ン（９）によって送風を行なう。

そして商用電源が２００■であった場合は分圧抵抗（２
９）、（３０）の接続点の電位が高くなり、定電圧、導
通素子（３１）かのチェナー電位値以上に達すると該導
通素子が導通して５ＣＲ（２８）が導通し第１及び第２
リレー（１５ａ）、（１５ｂ）の夫々が附勢される。こ
の附勢に伴って第１スイッチング素子（２０）は開放し
第２スイッチング素子（２１〉はその可動接片（２１ａ
）が第１固定接点（２１ｂ）から第２固定接点＜２１　
ｃ　）に切替接続されるため、第１ヒータ（１１）と第
２ヒータ（１２）が直列となりヒータ全体の抵抗値が大
きくなる。

尚、本発明は第１スイッチング素子の開閉と第２スイッ
チング素子の切替えを行なうものとして夫々が電気的に
連動する作動回路を説明したが、１個又は複数個の接片
を用いて機械的に切替えるものであっても同様である。

（ト）　　発明の効果 以上のように本発明は商用交流電圧に応じて第１スイッ
チング素子と第２スイッチング素子を機械的に連動せし
め負荷電圧を切替えるものであるから、第２スイッチン
グ素子の開成時に第１スイッチング素子の第１固定接点
と第２固定接点が接続されることがな〈従来のような電
源供給端子の両極が短絡といった危険がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の負荷電圧切替回路を実装したヘアード
ライヤーの一方のケースを取外した側面図、第２図は本
発明の基本電気回路図、第３図は同じく具体的な電気回
路図である。 ＜Ｈ）・・・第１負荷、（１２ン・・・第２負荷、（１
９ａ　）、（１９ｂ）・・・交流電源供給端子、（２０
）・・・第１スイッチング素子、（２１）・・・第２ス
イッチング素子、（２１ａ）・・・可動接点、（２１ｂ
）・・・第１固定接点、（２１ｃ）・・・第２固定接点
。 出願人　三洋寛機株式会社　外１名 代理人　弁理士　佐　野　静　夫 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源供給端子と、一端を該端子の一方の端子に接
   続した第１負荷と、一端を前記供給端子の他方の端子に
   接続した第２負荷と、前記供給端子の一方の端子と第２
   負荷の他端間に接続した第１スイッチング素子と、前記
   第１負荷の他端に可動接片を接続し前記供給端子の他方
   の端子に第１固定接点を接続し第２負荷の他端に第２固
   定接点を接続した第２スイッチング素子を備え、前記第
   １スイッチング素子と２スイッチング素子は機械的に或
   いは電気的に連動し第１スイッチング素子の閉成時に第
   ２スイッチング素子の可動接片を第１固定接点に接続し
   、第１スイッチング素子の開放時に第２スイッチング素
   子の可動接片を第２固定接点に接続する構成とした負荷
   電圧切替回路。