JPH03503972A - 真空掃除機用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 真空掃除機用装置 本発明は、請求の範囲１の序文に記載した種類の真空掃除機用装置に関するもの である。

電動機によって吸引ファンを駆動する真空掃除機はＶＯ−８７１０１９２１号公 表公報から公知である。この真空掃除機は主給電線から給電され、そして掃除機 の吸引力を設定できる電子速度制御装置を備えている。操作部材を操作すること によって真空掃除機は予定の時間の間、許容されない増大した出力レベルで駆動 され得、この予定の時間の経過後、真空掃除機の電動機は通常の出力範囲に戻る ように作動される。さらに、予定の時間が経過する前に、許容されない領域での 動作の再開を阻止する装置が設けられる。

通常“ブースタ゛と呼ばれる上記公表公報に記載された装置は極めて多数の電子 構成要素を備えた相対的に複雑な設計のものである。そこで、本発明の目的は、 同じ機能を備えしかも比較的簡単な設計のブースタ装置を提供することにある。

さらに、上記公表公報に記載されたブースタ装置は真空掃除機を主給電線によっ て作動させることを前提としている。今日では、バッテリー作動型の真空掃除機 も製造されてきており、それで本発明の別の目的は、このような掃除機にも使用 できるブースタ装置を提供することにある。

上記の目的は、請求の範囲１に記載した特徴とする構成を備えた装置によって達 成される。好ましい実施例は請求の範囲２以下に包含される。

以下、それぞれ主給電線作動型真空掃除機及バッテリー作動型真空掃除機に関す る二つの実施例について本発明の詳細な説明する。

第１図は真空槽磁気を概略的に示し； 第２図は主給電線作動型真空掃除機に関するブースタ装置の回路線図であり； 第３図はバッテリー作動型真空掃除機に関するブースタ装置の回路線図である。

第１図は真空掃除機の構造を概略的に示している。

ハウジングｌＯには入口開口１１と出口開口１２とが設けられている。吸引ファ ン１４を電動機１５で駆動することによってダスト容器１３を介して入口開口と 出口開口との間に空気の流れが形成される。電子速度制御装置１６は、吸引力を 種々の動作モードに設定できるように設けられている。この設定は電位差計１７ のノブを操作して行われる。特別高い吸引力すなわちブースタ位置に設定するた め押しボタン１９が設けられ、この押しボタンＩ９によって制御装置は作動され る。

第２図には本発明によるブースタ装置を備えた主給電線作動型真空掃除機の回路 線図が示されている。電動機は普通の直巻電動機であり、端子２０．２１及びス イッチ２２を介して例えば２２ＧボルトのＡＣ主給電線に接続できる。電動機は トライアック２３に直列に接続され、このトライアック２３は通常のように、抵 抗２９と電位差計２４とコンデンサ２５とダイアック２６とから成るトリガー装 置を備えている。電位差計、抵抗及びコンデンサは直列回路を形成し、トライア ック２３に並列に接続されている。電位差計とコンデンサとの接続点はダイアッ ク２Ｂを介してトライアック２８の制御電極に接続されている。コンデンサ２７ と抵抗２８とで形成された直列回路はトライアックの両端に並列に接続され、ト ライアックを過渡状態から保護するようにしている。電位差計２４によってトラ イアック２３は所望のトリガー角に選択され得、それによって速度及び吸引力を 変えることができる。

抵抗２９、電位差計２４及びコンデンサ２５の構成要素の値は、トライアックが 電位差計で設定された最大吸引力でも各半周期の全体を通して導通しないように 選択されている。このことは、電動機の最大平均電圧が主給電線の電圧より低い ことを意味している。

付加的な吸引力を得るためには、真空掃除機はブースタモードで作動されること になり、トライアックが最大ドウエル角で導通し、平均電圧を主給電線の電圧に ほぼ等しくさせることを意味している。電動機は電位差計２４によって設定した 最大平均電圧に設定され、そして１０〜２０秒の短い期間より長い間、主給電線 の電圧レベルで作動してはならない。上述のブースタモー特表平３−５０３９７ ２　（３） ドにするため、ＰＣＴ抵抗３０とリレー３１との直列接続から成る特別の回路装 置が設けられている。この直列回路は、整流器３２、平滑コンデンサ３３および 押ボタン１９（第１図）によって作動されるばね復帰接点３４を介して主給電線 から給電される。ばね復帰接点３４と並列に接続されたリレー接点３５を介して リレーに自己付勢電流がリレーに供給される。別のリレー接点３６はダイアック ２６と電位差計２４とから成る直列回路に並列に接続されている。

第２図の回路は次のように機能する。スイッチ２２を閉成することによって主給 電線電圧が印加される。電位差計２４を設定することによって、電動機の適当な 速度が選択され、それにより掃除すべき表面の状態に対して所望の吸引力が得ら れる。真空掃除機から特別高い出力を得たい場合には、接点３４を閉じてリレー ３１の巻線に電流が流れるようにさせる。リレーは付勢されて保持接点３５を閉 じ、それによりリレーには、接点３４が第２図に示す状態に戻った後でも電流が 供給される。

リレーは接点３６も閉成し、電位差計２４、コンデンサ２５及びダイアック２６ から成るトリガー回路を遮断させる。

トリガー回路は、制御電極と端子２１との間の電圧が正または負において１ボル トまたはせいぜい３ボルトの時に既にトライアックがトリガーされることを意味 している各半周期毎に主給電線電圧から直接トリガーパルスを受ける。従って、 電動機に供給される平均電圧（ＲＭＳ　）は主給電線電圧にほぼ等しいというこ とができる。その結果、上記電圧はトリガー装置２４−２８によって決まる電動 機の定格給電電圧を越える。そのため上記で説明したように、電動機は１０〜２ ０秒の短い期間より長い間、ブースタモードで作動してはならず、この期間後、 電動機は、最大で定格電動機出力をもたらす速度範囲内の速度に復帰する必要が ある。

ブースタモードの時間制限は、十分に加熱された時抵抗が低い値から高い値へ急 激に変化してリレーに流れる電流を保持値以下に降下させるＰＴＣ抵抗３０によ って決められる。リレーは遮断し、接点８５．３６は開放し、そして電動機の速 度は再び上記のトリが一回路によって決められる。

バッテリー作動型真空掃除機についての実施例は第３図に示される。真空掃除機 の電動機は１２ボルト用野鉛蓄電池３６によってスイッチ３７を介して駆動され る。

ブースタモードで作動させるため、付加的なバッテリー３８が設けられ、このバ ッテリー３８はＮｉＣｄ型の再充電できるバッテリーである。このバッテリーは バッテリー３６と直列に接続され、電動機に比較的高い給電電圧を供給し、それ により電動機の速度及び吸引力を増大できるようにしている。これらのバッテリ ーを直列に接続するため、リレー３９が用いられ、このリレーは切換え接点４０ を備えている。リレーが消勢状態にある時には切換え接点４０は接点４１上に位 置し、それにより電動機１５をバッテリー３６の正の端子に接続している。リレ ーが付勢されると、切換え接点４０は接点４２上に位置し、この接点４２はバッ テリー３８の正の端子に接続している。バッテリー３８の負の端子は導体４３に 接続され、この導体４３はスイッチ３７を介してバッテリー３６の正の端子に接 続されている。

リレー８９はトランジスタ４４を介して回路線図における共通の電流帰路導体で ある導体４５に接続されている。

ＰＴＣ抵抗４６はトランジスタ４７を介して接点４０に接続された導体４８に接 続されている。さらに、２丁Ｃ抵抗４６は、二つの抵抗４９．５０を介して導体 ４５に接続されている。

これらの抵抗は分圧器を形成し、そしてこれらの二つの抵抗間の接続点はトラン ジスタ４４の制御電極（ベース）に接続されている。トランジスタ４７の制御電 極（ベース）は抵抗５１及びダイオード５２を介して導体４３に接続されている 。ダイオード５２と抵抗５１との間の接続点はばね復帰型の手動操作できる接点 ５４を介してコンデンサ５５の一端に接続でき、このコンデンサ５５の他端は導 体４５に接続されている。過渡状態を防ぐため、リレー３９に並列にダイオード ５６が接続されている。同じ目的で電動機１５に並列にダイオード５７が接続さ れている。

第３図に示す装置は次のように機能する。スイッチ３７を閉成すると、導体４８ 、接点４１．４０、導体４８、電動機１５及び導体４５を介してバッテリー回路 に電流が流れる。その結果、電動機はバッテリー３６の電圧で決まる速度で回転 する。そこで、電動機を増大した電圧でブースタモードにより作動させたい場合 には、接点５４を操作してコンデンサ５５をトランジスタ４７の制御回路に接続 する。これによりトランジスタ４７は導通状態となり、トランジスタ４４の制御 回路に電流が流れる。それによりトランジスタ４４は導通させられ、リレー３９ の巻線に電流が流れ、このリレーは付勢され、それで接点４０は接点４２と係合 される。それにより、バッテリー３Ｂと直列のバッテリー３８は導体４８．４５ を介して電動機に接続され、電動機はバッテリー３Ｂ、３８からの加算された電 圧で決まる増大した速度で駆動される。

ダイオード５２と抵抗５１とから成る回路を介してトランジスタ４７のベースに は、接点５４が図示位置に復帰した後でもこのトランジスタを導通状態に保つ電 位が印加される。その結果、トランジスタ４４の制御回路及びＰＴＣ抵抗４６に 電流が流れ続ける。こうしてＰＴＣ抵抗４６が加熱され、そして１０〜２０秒が 経過した後、抵抗値が低い値から高い値へ急激に変化する温度に達せられる。

この結果、トランジスタ４４は遮断され、リレー３９の巻線に流れる電流は止ま り、リレー３９は遮断する。そして接点４０は切換わって接点４１と係合し、最 初の状態が再び確立される。

上記の回路はＰＴＣ抵抗の代わりにＮＴＣ抵抗を用いることにより変更すること ができる。

符表平３−５０３９７２　（４） 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．電動機（１５）と、上記電動機に結合された吸引ファン（１４）と、上記電 動機の定格出力レベルに相応した定格電圧で上限の決められる速度範囲において 上記電動機を駆動するように投けられた制御装置（１６）と、手動操作できる装 置（１９）の作動後、上記定格電圧以上の電圧に量動機（１５）を一時的に接続 して予定の時間の間増大した出力レベルで作動させる装置（４６、３９；３０、 ３１）とを有する真空掃除機用装置において、増大した電圧を接続する装置（４ ６、３９；３０、３１）が、増大した電圧のそれぞれ接続及び遮断に対するため 制御装置（１６）と共動する熱作動型装置（４６；３０）を備え、上記予定の時 間が熱作動型装置（４６；３０）の加熱時間で決まることを特徴とする真空掃除 機用装置。 ２．増大した電圧を接続する装置（４６、３９；３０、３１）が、熱作動型装置 （３０）と直列に接続されたリレー（３１）を備え、上記熱作動型装置（３０） が加熱されてない時、リレー（３１）に電流が供給され、また上記熱作動型装置 （３０）が加熱された時、電流が遮断または熱作動型装置（４６；３０）の保持 電流以下のレベルに制限される請求の範囲１に記載の真空掃除機用装置。 ３．熱作動型装置（４６；３０）がＰＴＣ抵抗である請求の範囲２に記載の真空 掃除機用装置。 ４．夏空掃除機が主給電線に接続され、電動機（１５）がトライアック（２３） の形式の電子スイッチと直列に接続され、この電子スイッチが、電動機（１５） に供給された平均電圧（ＲＭＳ）を主給電線の電圧より低くするような構成のト リガー装置（２４、２５、２６）を備え、リレー（３１）が付勢時にトリガー装 置（２４、２５、２６）を作動して平均電圧（ＲＭＳ）を主給電線の電圧にほぼ 等しくさせる接点（３６）を備えている請求の範囲３に記載の真空掃除機用装置 。 ５．リレー（８１）及びＰＴＣ抵抗（３０）がリレーにおける保持接点（３５） を介して給電され、保持接点（３５）に並列にはね復帰型の手動操作できる接点 （３４）が接続されている請求の範囲４に記載の真空掃除機用装置。 ６．トリガー装置がトライアックスイッチ（２３）に並列に接続された直列回路 を成す電位差計（２４）及びコンデンサ（２５）を備え、電位差計（２４）とコ ンデンサ（２５）との間の接続点がダイアック（２６）を介してトライアックス イッチ（２８）の制御電極に接続され、上記リレー（３１）が付勢時に電動機（ １５）に接続されたトライアックスイッチ（２３）の端子に制御電極を接続する 接点（８６）を備えている請求の範囲５に記載の真空掃除機用装置。 ７．真空掃除機がバッテリー作動型のもであり、通常の動作では第１のバッテリ ー（３６）に接続され、そして出力レベルを増大させた動作では第１のバッテリ ー（３６）と第２のバッテリー（８８）とから成る直列回路に接続され、熱作動 型装置（４６）が第１のトランジスタ（４４）の制御回路に設けられ、第１のト ランジスタ（４４）の制御回路がリレー（３９）と直列に第１のバッテリー（３ ６）に接続され、またリレー（３９）で作動される切換え接点（４０）を介して 電動機に接続され、リレーの非付勢状態では切換え接点（４０）が電動機を第１ のバッテリー（３６）に接続し、一方リレーの付勢状態では上記切換え接点（４ ０）が電動機を第１のバッテリー（３６）と第２のバッテリー（３８）とから成 る直列回路に接続する請求の範囲１に記載の真空掃除機用装置。 ８．第１のトランジスタ（４４）の制御回路が第２のトランジスタ（４７）のコ レクターエミッタ通路を介して電動機（１５）に並列に接続され、ばね復帰型の 手動操作できる接点（５４）が設けられ、この接点が閉成時に第２のトランジス タ（４７）を導通し、リレー（３９）を付勢させる請求の範囲７に記載の真空掃 除機用装置。 ９．第２のトランジスタ（４７）の制御回路を第１のバッテリー（３６）に接続 し、リレー（３９）の付勢時に第２のトランジスタ（４７）の制御回路における ばね復帰型の手動操作できる接点（５４）の消熱後でも第２のトランジスタ（４ ７）を導通状態に保持するようにする装置（５２）が設けられる請求の範囲８に 記載の真空掃除機用装置。 １０．第２のトランジスタ（４７）の制御回路がダイオード（５２）を介してへ 第１のバッテリー（３６）の正端子に接続され、ダイオードの電流の流れ方向が 上記正端子に向かっている請求の範囲８に記載の真空掃除機用装置。