JPS637014Y2 - - Google Patents

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JPS637014Y2
JPS637014Y2 JP12555782U JP12555782U JPS637014Y2 JP S637014 Y2 JPS637014 Y2 JP S637014Y2 JP 12555782 U JP12555782 U JP 12555782U JP 12555782 U JP12555782 U JP 12555782U JP S637014 Y2 JPS637014 Y2 JP S637014Y2
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JP
Japan
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capacitor
electric blower
circuit
vacuum cleaner
voltage
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JP12555782U
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JPS5931362U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気掃除機の半導体を用いた固体リレ
ーによるリモートコントロール装置の改良に係
り、電気掃除機の制御特性を改善できるものであ
る。
従来例の構成と問題点 従来の電気掃除機の半導体リレーを用いた固体
リレーによるリモートコントロール装置を第1図
に示す。第1図において、電動送風機100と第
1の双方向性サイリスタ101が直列に電源に接
続されている。第1の双方向性サイリスタ101
のゲートと第2電極間には抵抗などによる電流制
限素子102、高感度の第2の双方向性サイリス
タ103が直列に接続されている。第2の双方向
性サイリスタ103のゲートにはSBS、ダイアツ
クなどによるトリガ素子104が接続されてお
り、そのトリガ素子104の他端には感電保護用
の2個の抵抗などによる電流制御素子105及び
電気掃除機の吸込ホースの先端に設けた手元スイ
ツチ106を通して充電されるコンデンサ107
が接続されている。上記の構成において交流の半
サイクルごとに以下に記す動作が繰返される。
まず、手元スイツチ106をONにすると2本
の保護用の電流制限素子105を通してコンデン
サ107に電荷が蓄えられる。そしてコンデンサ
107の両端の電圧がトリガ素子104のブレー
クオーバー電圧になると、トリガ素子104は導
通し、コンデンサ107に蓄えられていた電荷は
トリガ素子104を経て高感度の第2の双方向性
サイリスタ103のゲートへ放電される。そし
て、このとき双方向性サイリスタ103はトリガ
されON状態になるので、第1の双方向性サイリ
スタ101のゲートに電流が流れ、第1の双方向
性サイリスタ101がON状態になり、電動送風
機100に通電される。
交流の半サイクルが終ると第1の双方向性サイ
リスタ101はOFFになり、再び上記した動作
を最初から繰返す。その時のコンデンサ107の
両端の電圧Vcを105の電流制限素子を抵抗と
し2本直列に接続した値をR1、コンデンサ10
7の値をC、電源電圧をEnsinωtとして求めると
下記のようになる。
このようにコンデンサ107の両端の電圧は、
電源電圧に対して位相がだけ遅れる。そのた
め、コンデンサ107に接続されたトリガ素子1
04がそのブレークオーバー電圧に達するのに時
間がかかり、電動送風機100にかかる電圧がそ
の遅れの分だけカツトされ、電気掃除機の所定の
性能が得られなくなるという欠点を有していた。
またそのため、電動送風機100の単体の性能を
上げてやろうとすると、モーターの効率の低下や
ブラシ寿命の劣化などの問題点もあつた。
考案の目的 本考案は、上記従来の問題を解決するもので、
簡単な構成により電動送風機にかかる電圧の位相
の遅れをできるだけ少なくし、リモートコントロ
ール装置の入力損失を少なくすることによつて電
動送風機へ供給される電力を多くし、電気掃除機
の性能を向上させることができる電気掃除機のリ
モートコントロール装置を提供することを目的と
する。
考案の構成 上記目的を達成するため本考案は、電動送風機
に流れる電流を断続するON−OFF回路を有し、
このON−OFF回路をトリガする端子に接続され
電流制限素子および手元スイツチを介して充電さ
れるコンデンサの両端に抵抗を接続した構成によ
りコンデンサの両端の電圧の位相遅れを少なくす
るものである。
実施例の説明 以下に本考案の実施例を第2図〜第4図に基づ
いて説明する。
第2図において、電動送風機1とその通電を断
続するON−OFF回路2が直列に電源に接続され
ている。そしてこのON−OFF回路2をONさせ
るために、感電保護用の2個の抵抗等による電流
制限素子3及び電気掃除機の吸込ホースの先端に
設けた手元スイツチ4を通して充電されるコンデ
ンサ5が接続されており、そのコンデンサ5の両
端に位相改善用の抵抗6が接続されている。上記
の構成において交流の半サイクルごとに以下に記
す動作が繰返される。
手元スイツチ4をONにすると2本の感電保護
用の電流制限素子3を通してコンデンサ5に電荷
が蓄えられる。そしてコンデンサ5の両端の電圧
が、電動送風機1のON−OFF回路2のブレーク
オーバー電圧になるとON−OFF回路2はON状
態になり、電動送風機1に通電される。
交流の半サイクルが終るとON−OFF回路2は
OFFになり再び上記した動作を最初から繰返す。
位相改善用の抵抗5を入れたことにより、コン
デンサ6の両端の電圧は、位相遅れが少なくなり
トリガ素子のブレークオーバー電圧に達する時間
も従来に比べて短くなり、電気掃除機の性能を向
上させることができる。さらに、電動送風機1の
単体の入力アツプ分も少なくてすみ、それによつ
て、電動送風機1の効率もブラシ寿命も従来例に
よる場合と比較して向上する。また従来例の場合
と同一の性能の電動送風機を1に用いれば、同一
の電動送風機でありながら電気掃除機としての入
力を高くすることができ、電気掃除機としての性
能も向上する。
次に第3図に具体例を示し、位相改善の様子を
第4図に示す。第3図においては先の実施例の感
電保護用の電流制限素子3として抵抗7を用いて
いる。コンデンサ5には手元スイツチ4をONに
すると2個の抵抗7を通して電流が流れて充電さ
れ、ON−OFF回路2のブレークオーバー電圧に
達するとON−OFF回路2がON状態になり、電
動送風機1に通電される。ここで感電保護用の抵
抗7の直列の値をR1、コンデンサ5の値をC、
位相改善用の抵抗6の値をR2、電源電圧をEn
sinωtとすれば、コンデンサー両端の電圧V′cは
下記のようになる。
第4図は電源電圧の波形10と位相改善用の抵
抗6がある場合のコンデンサ5の両端の電圧1
1、及び位相改善用の抵抗6がない場合のコンデ
ンサ5の両端の電圧波形12を示したものであ
る。
コンデンサ両端の電圧波形11の電源電圧波形
10に対する位相遅れ′は、抵抗6がない場合の
コンデンサ5の両端の電圧波形12の電源電圧の
波形10に対する位相遅れよりも小さくなる。
それ故ON−OFF回路2のブレークオーバー電圧
13に早く達することができ、それだけ電動送風
機1の効率を上げることができる。
考案の効果 このように本考案によれば、電気掃除機の双方
向性サイリスタ等を備えたON−OFF回路を有す
るリモートコントロール装置における入力損失を
少なくすることができ、電動送風機の効率の向
上、ブラシ寿命の向上という効果が発揮できる。
また、電気掃除機の吸込仕事率などの性能の向上
にも充分寄与する等その効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は双方向性サイリスタを使用した従来の
リモートコントロール装置の回路図、第2図およ
び第3図は本考案の実施例によるリモートコント
ロール装置の回路図、第4図は本考案の実施例に
よる位相改善のようすを示す図である。 1……電動送風機、2……ON−OFF回路、3
……電流制限素子、4……手元スイツチ、5……
コンデンサ、6……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動送風機と直列に接続された位相制御素子と
    その位相制御素子をトリガするトリガ素子などか
    らなる電動送風機に流れる電流を断続するON−
    OFF回路と、このON−OFF回路のトリガ素子の
    一端に接続され、電流制限素子および手元スイツ
    チを介して充電されるコンデンサの両端に、抵抗
    を接続した電気掃除機のリモートコントロール装
    置。
JP12555782U 1982-08-19 1982-08-19 電気掃除機のリモ−トコントロ−ル装置 Granted JPS5931362U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12555782U JPS5931362U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 電気掃除機のリモ−トコントロ−ル装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12555782U JPS5931362U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 電気掃除機のリモ−トコントロ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS5931362U JPS5931362U (ja) 1984-02-27
JPS637014Y2 true JPS637014Y2 (ja) 1988-02-29

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ID=30285809

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JP12555782U Granted JPS5931362U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 電気掃除機のリモ−トコントロ−ル装置

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JPS5931362U (ja) 1984-02-27

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