JP2548742Y2 - コンデンサモータの制動回路 - Google Patents

コンデンサモータの制動回路

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JP2548742Y2
JP2548742Y2 JP6494890U JP6494890U JP2548742Y2 JP 2548742 Y2 JP2548742 Y2 JP 2548742Y2 JP 6494890 U JP6494890 U JP 6494890U JP 6494890 U JP6494890 U JP 6494890U JP 2548742 Y2 JP2548742 Y2 JP 2548742Y2
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JP
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capacitor
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npn transistor
collector
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昭二 大岩
恭一 篠崎
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日本サーボ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案はコンデンサモータの制動回路に係り、特に巻
線に半波整流の直流を流して制動する構成のもので簡易
な自動化装置に応用できるものである。
[従来の技術] 第2図は従来より実施されているコンデンサモータの
制動回路の回路図で、Mはコンデンサモータ、M1,M2は
巻線、a,b,cは巻線の端子で、端子aを交流電源の一端
に、端子b,cをコンデンサC0に夫々接続し、端子bとc
にはダイオードD1とD2抵抗R1,R2を介してコイルL1に接
続し、コイルL1の一端はサイリスタTY1のアノード端子
に接続し、該サイリスタTY1のカソード端子は交流電源
の他の一端に接続すると共にスイッチS1の可動極端子に
接続し、該スイッチの固定極1側端子をモータの端子b
に接続し、スイッチS1の他の固定極2側端子を、2個の
NPNトランジスタQ3,Q4と抵抗R11とコンデンサC4及び可
変抵抗VRと抵抗R9,R10 R11により構成されたコレクタ・
ベース結合型のモノマルチバイブレータの入力側となる
トランジスタQ4のコレクタに接続し、トランジスタQ3の
コレクタをNPNトランジスタQ2,Q1により構成されたバッ
フア回路を介してサイリスタTY1のゲート端子に接続
し、該ゲート端子とサイリスタのアノード端子の間に抵
抗R3が、又ゲート端子とカソード端子との間に抵抗R5と
コンデンサC3とダイオードD4とが接続されている。
又、交流電源の両端に抵抗R8とダイオードD3とコンデ
ンサC2を接続して半波整の制御用直流回路を構成し、該
制御用直流電源の+側を抵抗を介して前記トランジスタ
回路のベース及びコレクタ側に、グランド側をエミッタ
側に夫々接続してある。
図示の回路を動作させるには先ずスイッチS1を固定極
2側に投入した状態で交流電源を接続すると、モノマル
チバイブレータのトランジスタQ4のコレクタが接地電位
であるからコンデンサC4がVRと抵抗R9を経由して充電さ
れQ3が導通し、従ってトランジスタQ2がOFF、Q1がONと
なりサイリスタTY1のゲートとカソード間の端子電圧が
零電圧となるからサイリスタTY1は不導通となってい
る。
次にスイッチS1を固定極1側に投入すると、交流電源
の一端がモータMの巻線の端子aに接続されており、交
流電源の他の一端がスイッチS1を介して巻線の端子bに
接続され、巻線M1には電源の交流が直接、又巻線M2には
コンデンサC0を介して位相の進んだ電流が流れ、モータ
Mはコンデンサモータとして起動し回転をする。
一方スイッチS1の可動極が固定極2側を離れるからト
ランジスタQ4のコレクタの電位は高くなるが、Q3がONで
あるからQ4がOFFとなりコンデンサC4が充電されてい
る。
次にモータを停止せしめるにはスイッチS1を固定極2
側に投入すると、交流電源の一端と巻線端子bとの接続
が絶たれ、トランジスタQ4のコレクタが接地され、トラ
ンジスタQ3がOFFとなりトランジスタQ2がONとなり,Q1が
OFFとなってダイオードD1,D2、抵抗R1、R2,コイルL1を
介してサイリスタTY1のゲート端子に電流が供給されサ
イリスタTY1が導通しモータMの巻線M1,M2にダイオード
D1,D2,抵抗R1,R2、コイルL1を介して半波整流の電流が
流れ、モータに直流制動が作用し、急速に停止せしめ
る。サイリスタTY1のゲート端子に電流が供給されてい
る時間は前記モノマルチバイブレータの時定数回路であ
るVR1+R9とコンデンサC4で定まり、Q4のコレクタが接
地されるとコンデンサC4がVR1を通じて充電を開始し、C
4の電圧がQ3のON電圧になるとQ3がONとなりQ2 OFFとな
り、Q1がONとなりゲート端子に電流が流れなくなりサイ
リスタTY1がOFFとなり、モータの巻線電流が流れなくな
り制動作用が消失する。このモノマルチバイブレータで
サイリスタTY1の動作時間を制御し、制動を開始してか
ら定められた時間の後に制動電流を流さなくすることに
より、モータが停止した後で巻線の過熱を防止すること
ができる。
[考案が解決しようとする課題] 図示の従来技術による制動回路においては、スイッチ
S1が固定極1側に投入されモータが運転状態のときに、
スイッチS1の固定極2側に接続されているトランジスタ
Q4のコレクタ電圧がラインノイズ等による誘導ノイズに
より低くなりQ3のベース電圧が低下してQ3がOFFとなりQ
2がONとなりQ1がOFFとなってサイリスタTY1のゲート端
子に電流を流しサイリスタTY1を導通させ、直流制動を
作用させるという誤動作を発生させることがある。
本考案は運転状態のときにノイズにより誤動作を生じ
ない制動回路を得るのが目的である。
(2)考案の構成 [課題を解決するための手段] 本考案においては、整流された制御用直流電源に抵抗
とコンデンサとの直列接続によるフイルタ回路を接続
し、該抵抗とコンデンサとの接続点を第1のNPNトラン
ジスタのベースに接続し、該第1のNPNトランジスタの
コレクタ側を第2のNPNトランジスタのベースに接続
し、該第2のNPNトランジスタのコレクタをトランジス
タQ4のコレクタに接続し、前記抵抗とコンデンサの接続
点にスイッチの固定極2側と第3のNPNトランジスタの
ベースとを接続し、該第3のNPNトランジスタのコレク
タをトランジスタQ3のコレクタに接続し、前記第1、第
2、第3の各NPNトランジスタのエミッタを制御用直流
電源のグランド側に接続した構成により達成する。
[作用] スイッチSを固定極1側に投入して運転状態にあると
きは、抵抗とコンデンサの直列フィルタ回路に接続され
ている第3のNPNトランジスタは安定してONとなりQ2はQ
3の状態に関係無くOFFとなりQ1がONとなりサイリスタTY
1のゲート・カソード間の電圧を強制的に接地電圧に保
つからモノマルチバイブレータの誤動作により運転状態
のときに制動が作用するという誤動作は発生しない。
[実施例] 第1図は本考案を実施したコンデンサモータの制動回
路の回路図で、従来技術と同じ部分は同じ符号を付けて
その説明を省略する。
図において破線で囲んだ部分が本考案による追加部分
で、ダイオードD3で整流された制御用直流電源の+側と
グランド側に抵抗R13とコンデンサC5を直列に接続し、
その接続点と第1のNPNトランジスタQ5のベースの間に
抵抗R14を接続し、Q5のコレクタと第2のNPNトランジス
タQ6のベースの間に抵抗R16を接続し、第2のNPNトラン
ジスタQ6のコレクタをQ4のコレクタに接続し、また上記
抵抗R13とコンデンサC5との接続点にスイッチS1の固定
極2側を接続すると共に抵抗R18を介して第3のNPNトラ
ンジスタQ7のベースを接続し、Q7のコレクタをQ3のコレ
クタに接続する。
そして前記第1のNPNトランジスタQ5、第2のNPNトラ
ンジスタQ6、第3のNPNトランジスタQ7の夫々のエミッ
タを前制御用直流電源のグランド側に接続し、第2のNP
NトランジスタQ6のベースにバイアス用抵抗R15、R16を
介して制御用直流電源の+側に接続する。
図示の回路の動作は、スイッチS1を固定極1側に投入
して運転状態とするとモータの巻線に交流電流が流れて
運転状態となると共に、抵抗R13を介してコンデンサC5
が充電され、コンデンサC5の電圧で第3のNPNトランジ
スタQ7がONとなりトランジスタQ2がモノマルチバイブレ
ータの出力状態と関係無くOFFとなるからQ1がONとな
り、サイリスタTY1のゲート電流が流れずサイリスタTY1
が導通状態となることはなく誤動作しない。
次にスイッチS1を固定極2側に投入するとモータの巻
線に流れる交流は遮断され、トランジスタQ5がOFFとな
りトランジスタQ6がONとなってモノマルチバイブレータ
のトランジスタQ4のコレクタ電位が低下しQ3がOFFとな
り、Q2がONとなりQ1がOFFとなってコンデンサC3の電圧
が上昇してゲート端子に電流を流しサイリスタTY1が導
通してモータの巻線に半波整流の電流が流れモータに制
動が作用する。
この状態ではトランジスタQ7のベース電位が低くなっ
ているからQ7はOFFとなり、制動電流の持続時間はモノ
マルチバイブレータで設定した時間で定まることは従来
と変りは無い。
又スイッチS1が同時に運転と制動の両方の指令が入力
されるような回路の場合にはランジスタQ7がONとなる回
路状態が優先し、運転状態となり制動の指令は阻止され
る。
[考案の効果] 本考案になるコンデンサモータの制動回路は、上記の
ような構成であるから制動信号の入力部に、抵抗とコン
デンサによるフィルタ回路が挿入され、ノイズの影響を
受けないようになっていると共に運転状態で制動が作用
する誤動作を防止できる効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるコンデンサモータの制動回路の回
路図で、第2図は従来技術による回路図である。 符号の説明 M……コンデンサモータ、M1,M2……モータの巻線、C0
……モータのコンデンサ、C1〜C5……コンデンサ、D1〜
D4……ダイオード、R1〜R18……抵抗、S1……スイッ
チ、Q1〜Q7……NPNトランジスタ、TY1……サイリスタ、
VR……可変抵抗、AC……交流電源。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサモータの2個の巻線の夫々の一
    端を交流電源の一端に接続し、夫々の巻線の他の一端の
    間にコンデンサ(C0)を接続し、該コンデンサ(C0)を
    接続した巻線の一端に夫々ダイオードのアノード側を接
    続し、該ダイオードのカソード側を共にサイリスタ(TY
    1)のアノード側に接続し、該サイリスタのカソード側
    と交流電源の他の一端を単極双投スイッチの可動極端子
    に接続し、該スイッチの一方の固定極端子(1)を前記
    コンデンサの一方の端子に接続し、該スイッチの他の固
    定極端子(2)を2個のNPNトランジスタ(Q3,Q4)と時
    定数回路(VR,R9,C4)で構成されたコレクタ・ベース結
    合型のモノマルチバイブレータ回路の入力側(Q4のコレ
    クタ)に接続し、該モノマルチバイブレータ回路の出力
    (Q3のコレクタ)をバッファ回路(Q1,Q2,C3)を経由し
    て前記サイリスタ(TY1)のゲート端子とカソード端子
    間に接続し、交流電源からダイオード(D3)とコンデン
    サ(C2)とで半波整流の直流電源回路を構成して、前記
    のモノマルチバイブレータ回路、バッフア回路の制御用
    直流電源とし、前記モノマルチバイブレータ回路の2個
    のNPNトランジスタのエミッタを前記制御用直流電源の
    グランド側に接続したコンデンサモータの制動回路にお
    いて、前記制御用直流電源の+側とグランド側に抵抗
    (R13)とコンデンサ(C5)を直列にして接続してフイ
    ルタ回路を構成し、該抵抗(R13)とコンデンサ(C5)
    の接続点に前記スイッチのコンデンサに接続しない一方
    の固定極端子(2)を接続し、その接続点と他の第1の
    NPNトランジスタ(Q5)のベースを接続し、該第1のNPN
    トランジスタ(Q5)の出力を第2のNPNトランジスタ(Q
    6)のベースに接続し、該第2のNPNトランジスタ(Q6)
    のコレクタを前記モノマルチバイブレータ回路の入力側
    であるNPNトランジスタ(Q4)のコレクタに接続し、か
    つ前記抵抗(R13)とコンデンサ(C5)との接続点を第
    3のNPNトランジスタ(Q7)のベースに接続し、該第3
    のNPNトランジスタ(Q7)のコレクタを前記モノマルチ
    バイブレータ回路の出力側(Q3)のコレクタに接続し、
    前記第1のNPNトランジスタ(Q5)、第2のNPNトランジ
    スタ(Q6)、第3のNPNトランジスタ(Q7)の夫々のエ
    ミッタを前記制御用直流電源のグランド側に接続し、前
    記第2のNPNトランジスタ(Q6)のベースにバイアス抵
    抗(R15,R16)を介して前記制御用直流電源の+側に接
    続したこと、を特長とするコンデンサモータの制動回
    路。
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