JPH0750874Y2 - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH0750874Y2
JPH0750874Y2 JP1990034395U JP3439590U JPH0750874Y2 JP H0750874 Y2 JPH0750874 Y2 JP H0750874Y2 JP 1990034395 U JP1990034395 U JP 1990034395U JP 3439590 U JP3439590 U JP 3439590U JP H0750874 Y2 JPH0750874 Y2 JP H0750874Y2
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JP
Japan
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power supply
switch
control circuit
capacitor
switching power
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JP1990034395U
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JPH03127488U (ja
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則幸 佐久間
芳洋 岡野
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、スイッチング電源に関するものであり、詳し
くは、直流入力電源の電源スイッチの改善に関するもの
である。
〈従来の技術〉 スイッチング電源は、入力の形態から、直流入力型と直
流入力型に大別できる。
ところで、例えばレコーダには、交流電源および直流電
源のいずれでも駆動できるように、これら2種類のスイ
ッチング電源を組み込んだものがある。
この場合、レコーダの本体には交流電源入力端子と直流
電源入力端子を設けるとともに、これら各電源の入力ラ
インと直列に共通の操作部でオンオフ駆動される電源ス
イッチの接点が接続されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このような従来の構成において、例えば電力容
量を70VAとすると、交流電源電圧が100Vの場合には電流
として0.7Aが流れ、直流電源電圧が10Vの場合には7Aが
流れることから、電源スイッチの接点の電流容量として
は少なくとも7Aのものを用いなければならない。
このために、電源スイッチの形状が大きくなるととも
に、コストが高くなるという問題がある。
本考案は、このような問題点に着目したものであり、そ
の目的は、直流電源系統の電源スイッチとして電流容量
の比較的小さなものを用いることができるスイッチング
電源を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような問題点を解決する本考案は、一端に直流入力
が加えられるトランスの1次巻線の他端に接続されたス
イッチング素子を外付けされるコンデンサおよび抵抗の
値に応じて発振周波数が設定される制御回路の発振出力
信号に従ってオンオフ駆動し、前記トランスの2次巻線
に交流電圧を発生させるように構成されたスイッチング
電源において、 前記制御回路に外付けされるコンデンサを選択的にショ
ート,オープンするスイッチを設け、 このスイッチのオンオフ駆動に連動して前記制御回路の
発振動作を選択的にオンオフすることを特徴とする。
〈作用〉 制御回路の発振動作の選択的なオンオフ制御は、スイッ
チで比較的小さな電流をオンオフすることにより行われ
る。
そして、制御回路の発振動作の選択的なオンオフ制御に
よりスイッチング素子による交流電圧の発生動作が制御
され、出力電圧のオンオフが制御されることになる。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
図は本考案の一実施例を示す回路図である。図におい
て、一定範囲の電圧(例えば10〜32V)の直流入力はヒ
ューズ1を介してレギュレータ2に加えられるととも
に、トランス3の1次巻線に加えられている。トランス
3の1次巻線はスイッチング素子4(例えばFET)を介
して接地されている。トランス3の2次巻線の一端には
ダイオード5のアノードが接続され、他端にはダイオー
ド6のアノードおよびコンデンサ7の一端が接続されて
いる。これらダイオード5,6のカソードはコイル8の一
端に接続され、コイル8の他端にはコンデンサ7の他端
が接続されている。これらダイオード5,6,コンデンサ7
およびコイル8は整流平滑回路を構成している。レギュ
レータ2は前述の直流入力を所定の電圧(例えば10V)
に安定化してスイッチング素子4を所定の周波数で選択
的にオンオフさせる制御回路9として用いる集積回路
(例えばμPC494)に駆動電源として加えるとともに抵
抗10とスイッチ11と抵抗12の直列回路を介して接地され
ている。制御回路9のオンオフ周波数は外付けされるコ
ンデンサ13および抵抗14の値に応じて設定される。制御
回路9とコンデンサ13との接続点にはトランジスタ15の
コレクタが接続されている。トランジスタ15のエミッタ
は接地され、ベースは抵抗16を介してスイッチ11と抵抗
12との接続点に接続されている。
このような構成において、スイッチ11のオンオフ状態に
応じて制御回路9の発振動作が選択的にオンオフ制御さ
れる。
1)スイッチ11がオフの状態 スイッチ11がオフの状態では、トランジスタ15はオフに
なる。制御回路9は外付けされるコンデンサ13および抵
抗14により設定される周波数(例えば100KHz)で発振
し、負荷に応じたパルス幅でスイッチング素子4をオン
オフ駆動する。これにより、コンデンサ7の両端には一
定の電圧が出力されることになる。
2)スイッチ11がオンの状態 スイッチ11がオンの状態では、トランジスタ15はオンに
なる。トランジスタ15がオンになることによりコンデン
サ13はショートされ、制御回路9の発振は停止してスイ
ッチング素子4のオンオフ駆動も停止する。これによ
り、コンデンサ7の両端には電圧は出力されなくなる。
すなわち、スイッチ11は実質的に電源スイッチとして機
能することになる。
ここで、スイッチ11はトランジスタ15のベース電流が流
せる電流容量(数mA)を持つものであればよく、電流容
量はほとんど問題にしなくてもよいことから直流電源系
統の電源スイッチとして従来に比べて小型で安価なスイ
ッチを用いることができる。
また、上記実施例ではスイッチ11のオンオフでコンデン
サ13を選択的にショートオープンしていることから、ス
イッチ11のオンオフに起因する出力電圧へのノイズの影
響を大幅に軽減できるという効果もある。
すなわち、制御回路9に供給する電源ラインをオンオフ
した場合にはスイッチング素子4の駆動信号は0と通常
の駆動電圧レベルの間で過渡的に変化することになり、
特にスイッチング素子4としてFETを用いるとゲート電
圧が通常動作よりも低い場合にはソース・ドレイン間の
抵抗値が大きくなるので過渡的な損失が大きくなってし
まう。
これに対し、本考案のように制御回路9に外付けされる
コンデンサ7を選択的にショート,オープンして発振を
オンオフ制御することによって電源ラインのオンオフ制
御の場合のような駆動信号のレベル変化が生じることは
なく、過渡的な損失を大幅に軽減できる。
また、本考案によれば、制御回路9の発振停止状態にお
いても制御回路9には電源は供給されていて駆動電圧は
0Vレベルに保持されており、制御回路9の出力インピー
ダンスは自励発振しない所定の設計値に保持される。
また、スイッチング素子はFETに限るものではなく、ド
ランジスタであってもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、直流電源系統の
電源スイッチとして電流容量の比較的小さなものを用い
ることができるスイッチング電源を提供することがで
き、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……ヒューズ、2……レギュレータ、3……トラン
ス、4……スイッチング素子(FET)、5,6……ダイオー
ド、7,13……コンデンサ、8……コイル、9……制御回
路(集積回路)、10,12,14,16……抵抗、11……スイッ
チ、15……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に直流入力が加えられるトランスの1
    次巻線の他端に接続されたスイッチング素子を外付けさ
    れるコンデンサおよび抵抗の値に応じて発振周波数が設
    定される制御回路の発振出力信号に従ってオンオフ駆動
    し、前記トランスの2次巻線に交流電圧を発生させるよ
    うに構成されたスイッチング電源において、 前記制御回路に外付けされるコンデンサを選択的にショ
    ート,オープンするスイッチを設け、 このスイッチのオンオフ駆動に連動して前記制御回路の
    発振動作を選択的にオンオフすることを特徴とするスイ
    ッチング電源。
JP1990034395U 1990-03-30 1990-03-30 スイッチング電源 Expired - Lifetime JPH0750874Y2 (ja)

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