JPS6011546B2 - 直流安定化電源装置 - Google Patents

直流安定化電源装置

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JPS6011546B2
JPS6011546B2 JP1126477A JP1126477A JPS6011546B2 JP S6011546 B2 JPS6011546 B2 JP S6011546B2 JP 1126477 A JP1126477 A JP 1126477A JP 1126477 A JP1126477 A JP 1126477A JP S6011546 B2 JPS6011546 B2 JP S6011546B2
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JP
Japan
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circuit
voltage
power supply
inverter
control
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JP1126477A
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JPS5396457A (en
Inventor
修三 椿原
定二 石垣
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Denki Onkyo Co Ltd
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Denki Onkyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6011546B2 publication Critical patent/JPS6011546B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スイッチング方式による直流安定化電源装置
に関し、特に入力電源投入時にィンバータ回路が誤動作
を起して破壊したりする贋れのない様に構成された直流
安定化電源装置に関する。
直流安定化電源装置は大別すると、(1}出力量を連続
的に制御する連続方式による装置と、{2脚力量をON
・OFFさせて制御する断続制御方式(スイッチング方
式)による装置の二種に区分されるが、電子計算機およ
びその入出力機器等の電子装置における電源の様に、小
型軽量で、かつ比較的大電流が要求され‐る場合には、
電力損失が少く、高効率で発熱量が少し、スイッチング
方式が適している。 .
スイッチング方式による安定化電源装置は、その出力電
圧安定化の制御機構により各種方式のものが存在し、そ
れぞれ特長をもっているが、上述の如き電子装置の電源
としては、ィンバータ制御方式と呼ばれる方式が多用さ
れている。
この方式は、交流入力電源(一般に商用電源が使用され
る)を整流平滑した直流電圧を、再び交流電圧に交換す
る出力制御可能なィンバータ(以後、制御ィンバータと
呼ぶ)を有し、この制御ィンバータの動作状態を制御回
路によって帰還信号に応じて制御することにより出力電
圧を所定の電圧値に安定化させるものである。ィンバー
タ制御方式による直流安定化電源装置においては、出力
電圧の安定化制御に複雑なパルス波形を取扱う関係上、
その制御回路はディジタルIC、リニアに、オベアンプ
等の半導体集積回路を含んでいる。
これらの半導体集積回路は規定の駆動電圧が供給されて
いる場合に所定の動作を行うものであり、駆動電圧が規
定の値し、より低い場合にはその動作は不安定なものと
なる。このため従釆のこの種の安定化電源装魔において
は、入力電源を投入した場合、その立上り時に上記制御
回路が一時的に誤動作を起こし、パルス波形が乱れるな
どの障害を発生する塵れがあった。上記の如く、入力電
源投入時に制御回路が誤動作を起した場合には、ィンバ
ータの動作を瞬間的に不安定なものとし、出力電圧に好
ましくない影響を与えるばかりでなく、特に2個の半導
体スイッチング素子をプッシュプルに接続して構成した
インバ−夕を使用している装置などでは、上記スイッチ
ング素子が同時にON状態となってィンバータ回路がシ
ョート状態となり装置が破壊する隠れがある。本発明は
上記の点に鑑みなされたもので「その目的とするところ
は、入力電源投入時において、決して不安定な動作を起
す廃れのないスイッチング方式直流安定化電源装置を提
供することである。
本発明は、入力電源投入時において、制御回路に規定の
電圧値が供給されるまでの期間、制御ィンバ−夕の動作
を停止させるとともに、ィンバータが起動される状態に
なった後、出力電圧安定化の基準となる基準電圧を発生
させる如く動作する保護回路を設けることを特徴とする
ものである。
以下、本発明を図面の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明を実施した電源装置における電気的構
成を示すブロック図で、1は入力端子で、2は出力端子
である。入力端子には入力電源が接続されて交流入力電
圧V,が供給される。入力電圧V,はメイン電圧整流平
滑回路3を介して直流電圧虫,に変換された後、制御イ
ンバータ4によって再び交流電圧Voに変換され、しか
る後、出力電圧整流平滑回路5で直流出力電圧Eoに変
換されて出力端子2に接続された負荷に供給される。上
記〆ィン電圧整流平滑回路3、制御ィンバータ4、およ
び出力電圧整流平滑回路5は電力変換系回路6を構成す
る。上記出力電圧Eはまた、誤差検出回路7で出力安定
化の基準となる基準電圧Esと比較され、その誤差電圧
に対応した誤差信号△eがパルス幅制御回路8に供聯合
される。
パルス幅制御回路8は発振回路9で発生された発振出力
を、誤差信号に応じたパルス幅のパルス信号に変換して
ドライブ回路1D‘こ供給する。ドライブ回路1川ま、
供給されるパルス信号に応じて制御ィンバータ4を駆動
する。上記誤差検出回路7、パルス幅制御回路8、発振
回路9およびドライブ回路10は制御系回路11を構成
する。上記制御系回路11を駆動する電源は、入力電圧
V,をサブ電源回路12によって直流電圧esに変換し
て供給している。
13は、本発明の要旨に係る保護回路で、サブ電源回路
12の出力電圧eBを供給されて次に述べる様に動作す
る。
すなわち、入力電源投入時の直流電圧eBの立ち上り時
において、電圧e8の電圧値が制御系回路を正常に動作
させるのに必要な値に達しない期間に動作して、ドライ
ブ回路10を動作させない状態に維持させる。そして電
圧esが所定の電圧値に達した場合、保護回路13は動
作を停止すると同時に、誤差検出回路7に作用して、基
準電圧Esを立ち上がらせる。すなわち、保護回路によ
って基準電圧Esはィンバータが動作して後、立ち上が
る構成になっている。上記の如き構成によれば、入力電
源投入時に制御系回路の動作が不安定であっても、ィン
バー夕が誤動作を起す虜れは全くなく、またィンバー夕
が起動を開始する状態となると同時に基準電圧を立ち上
がらせる構成であるから、ィンバータの起動時にスイッ
チング素子に急激に大きな電流が流れ、回路の信頼性を
低下させる等の虜れも全く解消される。以下に本発明を
実施した装置要部の具体回路例の構成およびその動作を
説明する。
第2図は、本発明を実施した装置要部の回路構成を示す
図面で、第1図に示した装置と同じ作用を行う部分は同
じ記号で示してある。同図において、制御ィンバータ4
は1対のパワートランジスタTr.,Tr2をプッシュ
プルに接続して構成されており、これを駆動するドライ
ブ回路10も4個のトランジスタTら,Tr4,Tr5
,Tr6による2段のプッシュプルタイプに構成されて
いる。そして、トランジスタTr,,Tらは、それぞれ
ドライブトランスT,,Lを介して、ドライブ回路10
の2段目のトランジスタTr3,Tr4がON状態とな
った時にOFFし、OFF状態となった時にONする様
に接続されている。なお、トランジスタTr3,Tr4
は、それぞれベースにパルス幅制御回路8からのパルス
信号epおよびこれと位相の異なる信号e′pが供給さ
れて動作するトランジスタTr5,Tr6がOFF状態
のときONとなる様に接続されている。それゆえ、トラ
ンジスタTr,,TらはそれぞれトランジスタTr5,
Tr6がOFFのときOFFとなり、ONのときONと
なる。上記トランジスタTr5,Tr6のベースには、
上述の如く、それぞれベース抵抗を介してパルス幅制御
回路8からの信号が供給される(図中、B,Cの点)。
パルス幅制御回路8は誤差検出回路7からの誤差信号△
eに応じて、発振回路9の発振出力のパルス幅を制御す
るもので、トランジスタTらの内部抵抗を信号△eに応
じて変化させることにより、コンデンサC,の充電回路
の時定数を変化させて信号△eに応じたパルス信号を得
ている。
第2図の回路は、制御ィンバータがプッシュプルに接続
されているので、パルス信号もこれを動作させるに必要
な、それぞれ位相を異にする2種類の信号を出力する構
成になっている。誤差検出回路7は、基準電圧と出力電
圧との誤差信号△eを出力する作用をなすもので、その
内部に基準電圧発生部イを有している。
基準電圧発生部は、サブ電圧EBとアース間に挿入され
た、抵抗とッェナーダィオード血,との直列回路(抵抗
とダイオードの接続点をA点と呼ぶ)と、ッェナーダィ
オードZD,と並列に接続されたコンデンサC2によっ
て構成されており、ッェナーダィオードのッェナー電位
を基準電圧として使用している。以上の構成は、周知の
直流安定化電源装置の構成と同じであるので、その構成
および動作の詳細な説明は省略する。つぎに、本発明の
要旨に係る保護回路13の構成を説明する。
上記回路中のB,C点は、それぞれアノードが接続され
たダイオード○,,D2を介して、ェミツタが援地され
たトランジスタTrgのコレクタに接続されている。ト
ランジスタTr9のベースは抵抗R,,R2を介してサ
ブ電圧EBに接続されるとともに抵抗R,を介してェミ
ッタが接地されたトランジスタTr,oのコレク外こ接
続されている。トランジスタTr,oのベースは抵抗R
4を介して接地されるとともに抵抗R2およびッェナー
ダイオードZD2を介してサブ電圧EBが印加される。
なお、上記トランジスタTr9のコレクタはまた、抵抗
父5を介して電圧E8が供V給されるとともに、カソー
ドが接続されたダイオードD3と抵抗馬を介して上記回
路中のA点に接続される。上記保護回路13は、入力電
源投入時のサブ電圧の立ち上がり時、サブ電圧がッェナ
ーダイオードZD2のッェナー電位で規制される所定の
値にならない期間、トランジスタTrsがON状態とな
り、そのコレクタ(図中、D点)の電位をアースに落す
。したがって、点A,B,CはトランジスタTもがON
状態の期間はアース電位となる。このため、前記ドライ
ブ回路の1段目のトランジスタTr5,Tr6はOFF
状態となり、その結果、トランジスタTら,Tr4はO
N状態を維持し、ィンバ−夕4は動作しない。また基準
電圧発生部のッェナーダイオードZD,には電圧が印加
されず基準電圧は発生しない。サブ電圧が所定の値とな
り、ッェナーダィオードZD2を介して抵抗R3に電流
が流れるとトランジスタTr,oがONとなりトランジ
スタTt9をOFF状態とする。
したがって、点A,B,Cは、保護回路がない場合と同
様の状態になる。すなわち、ドライブ回路10にはパル
ス幅制御回路8からのパルス信号が供V給されて、ィン
バータをパルス信号に応じて動作させるとともに、ッェ
ナーダィオードZD,には電圧が印加され、基準電圧が
立ち上りを開始する。このため、上記の装置においては
、半導体集積回路を有する制御系回路の動作が入力電源
投入時に不安定な状態となっても、ィンバータは誤動作
を起す虞れはなく、またィンバータが動作を開始して後
、基準電圧が立ち上がる構成であるから、ィンバータの
動作開始時に半導体スイッチング素子に急激に大きな電
流が流れ、回路の信頼性、耐久性等を劣化させる塵れは
解消される。
なお、本発明は上記の実施例に限定されないことは言う
までもなく、特に保護回路の構成はィンバータ.ドライ
ブ回路等の他の回路構成に応じて様々なものが考えられ
る。
要は、サプ電圧が所定の値となるまでは、ィンバータの
動作を停止させること、ィンバータが動作を開始後、基
準電圧を立ち上がらせることを実現できる回路構成であ
れば良いo以上説明した様に、本発明の直流安定化電源
装置は、入力電源投入時、ィンバータが誤動作する廃れ
はなく、またィンバータの起動時に急激に大きな電流が
流れることもないから、この種の装置の信頼性、耐久性
等を向上させる手段として極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した電源装置における電気的構
成を示すブロック図、第2図は、本発明を実施した電源
装置の菱部回路構成を示す図面である。 図中、4は制御ィンバータ、7は誤差検出回路、8はパ
ルス幅制御回路、9は発振回路、10はドライブ回路、
13は保護回路、イは基準電圧発生部を示す。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制御インバータを備える電力変換系回路と、前記制
    御インバータの動作状態を制御する制御系回路とを有す
    る直流安定化電源装置において、前記制御系回路は、前
    記電力変換系回路の出力と基準電圧を比較して誤差信号
    を発生する誤差検出回路と、誤差信号に応じたパルス幅
    のパルス信号を発生するパルス幅制御回路と、パルス信
    号に応じて前該制御インバータを駆動するドライブ回路
    と、前記パルス幅制御回路に一定周期のパルス信号を供
    給する発振回路とから構成され、前記制御系回路に電力
    を供給するサブ電源回路と、前記ドライブ回路および誤
    差検出回路を制御する保護回路とを設け、該保護回路は
    前記サブ電源回路から供給される電圧が所定値に達した
    ときその動作を停止し前記ドライブ回路を動作状態にす
    ると共に前記誤差検出回路の基準電圧を生起させる構成
    としたことを特徴とする直流安定化電源装置。
JP1126477A 1977-02-03 1977-02-03 直流安定化電源装置 Expired JPS6011546B2 (ja)

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JPS5396457A JPS5396457A (en) 1978-08-23
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JPS5396457A (en) 1978-08-23

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