JP3286374B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JP3286374B2 JP3286374B2 JP03854693A JP3854693A JP3286374B2 JP 3286374 B2 JP3286374 B2 JP 3286374B2 JP 03854693 A JP03854693 A JP 03854693A JP 3854693 A JP3854693 A JP 3854693A JP 3286374 B2 JP3286374 B2 JP 3286374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric blower
- blower control
- electric
- power supply
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の電動送風機
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】本発明の従来技術としては、電動機によ
って回転される回転ブラシを有する吸込口具を備える電
気掃除機の回路図として図４に示すように、掃除機本体
と吸込口具に設けた電動機１１および手元操作部に設け
た電動送風機制御用スイッチ１７とは各々２本の導線に
て接続されているため、掃除機本体と手元操作部とをつ
なぐ吸込みホ−ス５には合計４本の導線が設けられてい
る電気掃除機がある。
って回転される回転ブラシを有する吸込口具を備える電
気掃除機の回路図として図４に示すように、掃除機本体
と吸込口具に設けた電動機１１および手元操作部に設け
た電動送風機制御用スイッチ１７とは各々２本の導線に
て接続されているため、掃除機本体と手元操作部とをつ
なぐ吸込みホ−ス５には合計４本の導線が設けられてい
る電気掃除機がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術においては、吸込みホ−スに導線が４本設けら
れているため、吸込みホース自体が大変重くなり、掃除
中の操作性が非常に悪くなる欠点があった。本発明はこ
のような欠点に鑑み、吸込みホースの導線の数を減ら
し、吸込みホース自体の重量を減らして操作性のよい電
気掃除機を得ることを課題とする。
来の技術においては、吸込みホ−スに導線が４本設けら
れているため、吸込みホース自体が大変重くなり、掃除
中の操作性が非常に悪くなる欠点があった。本発明はこ
のような欠点に鑑み、吸込みホースの導線の数を減ら
し、吸込みホース自体の重量を減らして操作性のよい電
気掃除機を得ることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
集塵室と電動送風機を有する掃除機本体と、一端部を該
掃除機本体に設けた吸塵口に接続するとともに他端部を
延長パイプに接続した吸込みホースと、前記延長パイプ
の先端に接続されて電動機の駆動力によって回転される
回転ブラシを有する吸込口具とを備えた電気掃除機にお
いて、前記電動機と電動送風機制御用スイッチとを電源
に対して並列に接続するとともに交流電源の半波のみを
吸込みホースに沿って設けた電源線を通じて前記電動機
に供給し、該電動機に電力が供給されていない時のみ導
通するスイッチング素子により前記電動送風機制御用ス
イッチの信号を前記電源線を介して電動送風機制御回路
に入力することを特徴とする。
集塵室と電動送風機を有する掃除機本体と、一端部を該
掃除機本体に設けた吸塵口に接続するとともに他端部を
延長パイプに接続した吸込みホースと、前記延長パイプ
の先端に接続されて電動機の駆動力によって回転される
回転ブラシを有する吸込口具とを備えた電気掃除機にお
いて、前記電動機と電動送風機制御用スイッチとを電源
に対して並列に接続するとともに交流電源の半波のみを
吸込みホースに沿って設けた電源線を通じて前記電動機
に供給し、該電動機に電力が供給されていない時のみ導
通するスイッチング素子により前記電動送風機制御用ス
イッチの信号を前記電源線を介して電動送風機制御回路
に入力することを特徴とする。
【０００５】さらに、本発明は前記スイッチング素子の
導通により電動送風機制御回路と電動送風機制御用スイ
ッチとが電源線によって閉回路構成されるとともに前記
電動送風機制御用スイッチの端子電圧を前記電動送風機
制御回路に入力することを特徴とする。
導通により電動送風機制御回路と電動送風機制御用スイ
ッチとが電源線によって閉回路構成されるとともに前記
電動送風機制御用スイッチの端子電圧を前記電動送風機
制御回路に入力することを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の電気掃除機によると、吸込みホ−スに
沿って設けた回転ブラシ駆動用電動機の電源線を利用し
て電動送風機制御用スイッチの信号を電動送風機制御回
路に入力する。
沿って設けた回転ブラシ駆動用電動機の電源線を利用し
て電動送風機制御用スイッチの信号を電動送風機制御回
路に入力する。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【０００８】図１は本実施例の電気掃除機全体を示すも
ので、１は電動送風機２と集塵室３とを内部に備えた掃
除機本体で、４は集塵室３に連通して掃除機本体に設け
た吸塵口である。５は一端部を吸塵口４に接続するとと
もに他端部を延長パイプ６に接続し、その外周部に２本
の電源線７を螺旋状に設けた吸込みホースである。８は
手元操作部である。９は延長パイプ６の端部に接続する
吸込口具で、内部に回転ブラシ１０と該回転ブラシ１０
を回転させる電動機１１とを備えている。
ので、１は電動送風機２と集塵室３とを内部に備えた掃
除機本体で、４は集塵室３に連通して掃除機本体に設け
た吸塵口である。５は一端部を吸塵口４に接続するとと
もに他端部を延長パイプ６に接続し、その外周部に２本
の電源線７を螺旋状に設けた吸込みホースである。８は
手元操作部である。９は延長パイプ６の端部に接続する
吸込口具で、内部に回転ブラシ１０と該回転ブラシ１０
を回転させる電動機１１とを備えている。
【０００９】図２は本実施例の回路図で、１２は商用電
源、１３は電動送風機１４と商用電源に対して直列に接
続されたトライアック等よりなる電動送風機制御素子で
ある。１５は直流電源回路で、電動送風機制御回路１６
等に対して直流電源を供給している。１７は手元操作部
に設けた電動送風機制御用スイッチで回転ブラシ駆動用
電動機１８と並列に接続されているとともに、掃除機本
体１内の電動送風機制御回路１６や商用電源１２とは２
本の電源線７によって接続されている。１９は電動機１
８と商用電源１２との間に設けられたトライアック等か
らなる電動機制御素子である。２０は電動機制御素子１
９と電動送風機制御用スイッチ１７との接続ラインと電
動送風機制御回路１６との間に接続されたスイッチング
素子で、商用電源１２の周波数に対応して入力されるゼ
ロクロス信号２１により、前記電動機制御素子１９のＯ
ＦＦの期間のみ導通するように構成されている。なお、
本実施例では、電動機制御素子１９を設けてこれをＯ
Ｎ，ＯＦＦ制御しているが、これは電動機制御素子１９
をＯＦＦし続けることにより電動機１８を停止させるた
めに介装しているものであり、電動機１８を停止させる
必要がない場合にはこれを設ける必要はない。この場合
でも、逆流防止用ダイオード２２，２３により、商用電
源１２の半波においては、電動機１８に電力が供給され
ない。２４は逆流防止用に設けられているダイオ−ドで
ある。
源、１３は電動送風機１４と商用電源に対して直列に接
続されたトライアック等よりなる電動送風機制御素子で
ある。１５は直流電源回路で、電動送風機制御回路１６
等に対して直流電源を供給している。１７は手元操作部
に設けた電動送風機制御用スイッチで回転ブラシ駆動用
電動機１８と並列に接続されているとともに、掃除機本
体１内の電動送風機制御回路１６や商用電源１２とは２
本の電源線７によって接続されている。１９は電動機１
８と商用電源１２との間に設けられたトライアック等か
らなる電動機制御素子である。２０は電動機制御素子１
９と電動送風機制御用スイッチ１７との接続ラインと電
動送風機制御回路１６との間に接続されたスイッチング
素子で、商用電源１２の周波数に対応して入力されるゼ
ロクロス信号２１により、前記電動機制御素子１９のＯ
ＦＦの期間のみ導通するように構成されている。なお、
本実施例では、電動機制御素子１９を設けてこれをＯ
Ｎ，ＯＦＦ制御しているが、これは電動機制御素子１９
をＯＦＦし続けることにより電動機１８を停止させるた
めに介装しているものであり、電動機１８を停止させる
必要がない場合にはこれを設ける必要はない。この場合
でも、逆流防止用ダイオード２２，２３により、商用電
源１２の半波においては、電動機１８に電力が供給され
ない。２４は逆流防止用に設けられているダイオ−ドで
ある。
【００１０】次にこのように構成された本実施例の動作
を説明する。電動送風機制御回路１６には商用電源１２
の波形（図３のイ）と同期したゼロクロス信号２１（図
３のロ）が入力されている。電動送風機制御回路１６か
らはゼロクロス信号２１に基づいてスイッチング素子２
０にスイッチング素子制御信号２５が入力され、その信
号に基づいてスイッチング素子２０が図３のハに示すよ
うにＯＮ，ＯＦＦ（導通，非導通）を繰返す。ここで、
電動機制御素子１９がＯＮして、ａ点を基準としたｂ点
の電位が高い場合（図３のイに示すＡ区間）には、電動
機１８はダイオ−ド２３で整流されるため通電されな
い。この区間においてスイッチング素子２０をＯＮさせ
ることにより（電動機制御素子１９のＯＮ，ＯＦＦにか
かわりなく）、電動送風機制御回路１６からｃ点，ｂ点
を通り、電動送風機制御用スイッチ１７を介してａ点，
ｄ点に至る回路が形成され、抵抗２６と電動送風機制御
用スイッチ１７に設けられた選択スイッチ２７，２８，
２９に直列に接続された抵抗３０または３１もしくは３
２とで分圧された電圧がスイッチ入力信号としてｅ点を
介して電動送風機制御回路１６に入力される。そして、
このスイッチ入力信号に応じて電動送風機制御回路１６
にて電動送風機制御素子１３を制御するように構成され
ている。
を説明する。電動送風機制御回路１６には商用電源１２
の波形（図３のイ）と同期したゼロクロス信号２１（図
３のロ）が入力されている。電動送風機制御回路１６か
らはゼロクロス信号２１に基づいてスイッチング素子２
０にスイッチング素子制御信号２５が入力され、その信
号に基づいてスイッチング素子２０が図３のハに示すよ
うにＯＮ，ＯＦＦ（導通，非導通）を繰返す。ここで、
電動機制御素子１９がＯＮして、ａ点を基準としたｂ点
の電位が高い場合（図３のイに示すＡ区間）には、電動
機１８はダイオ−ド２３で整流されるため通電されな
い。この区間においてスイッチング素子２０をＯＮさせ
ることにより（電動機制御素子１９のＯＮ，ＯＦＦにか
かわりなく）、電動送風機制御回路１６からｃ点，ｂ点
を通り、電動送風機制御用スイッチ１７を介してａ点，
ｄ点に至る回路が形成され、抵抗２６と電動送風機制御
用スイッチ１７に設けられた選択スイッチ２７，２８，
２９に直列に接続された抵抗３０または３１もしくは３
２とで分圧された電圧がスイッチ入力信号としてｅ点を
介して電動送風機制御回路１６に入力される。そして、
このスイッチ入力信号に応じて電動送風機制御回路１６
にて電動送風機制御素子１３を制御するように構成され
ている。
【００１１】次に電動機制御素子１９がＯＮし、ａ点を
基準としてｂ点の電位が低い場合（図３のイに示すＢ区
間）は、電動機１８に通電（図３のニに示すＣ区間）さ
れ、電動機１８が回転する。この区間ではスイッチング
素子２０ＯＦＦ状態でａ，ｄ点間は切り離されており、
電動送風機制御回路１６にはスイッチ入力信号や商用電
源が入力されないようになっている。
基準としてｂ点の電位が低い場合（図３のイに示すＢ区
間）は、電動機１８に通電（図３のニに示すＣ区間）さ
れ、電動機１８が回転する。この区間ではスイッチング
素子２０ＯＦＦ状態でａ，ｄ点間は切り離されており、
電動送風機制御回路１６にはスイッチ入力信号や商用電
源が入力されないようになっている。
【００１２】このようにして、電源線７（図２のａ，ｂ
点間）には図３のニに示すようなスイッチ入力信号（Ｄ
区間）と電動機１８を駆動する商用電源１２（Ｃ区間）
とが交互に流れ、２本の電源線７にて信号と電源とを印
加することができる。
点間）には図３のニに示すようなスイッチ入力信号（Ｄ
区間）と電動機１８を駆動する商用電源１２（Ｃ区間）
とが交互に流れ、２本の電源線７にて信号と電源とを印
加することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によると、電動機によって駆動さ
れる回転ブラシを有する吸込口具を有した手元リモコン
式電気掃除機においても、吸込みホースには導線を２本
設けるのみでよく、吸込みホース自体が大変軽くなり、
掃除中の操作性が非常に良好となる。
れる回転ブラシを有する吸込口具を有した手元リモコン
式電気掃除機においても、吸込みホースには導線を２本
設けるのみでよく、吸込みホース自体が大変軽くなり、
掃除中の操作性が非常に良好となる。
【図１】本発明の実施例である電気掃除機全体の外観図
【図２】本発明の実施例である電気掃除機の制御回路図
【図３】本発明の実施例である電気掃除機の電圧波形を
示すタイミングチャ−ト
示すタイミングチャ−ト
【図４】従来の電気掃除機の制御回路図
１ 掃除機本体 ２ 電動送風機 ３ 集塵室 ５ 吸込みホース ６ 延長パイプ ７ 電源線 ９ 吸込口具 １０ 回転ブラシ １１ 電動機 １２ 商用電源 １６ 電動送風機制御回路 １７ 電動送風機制御用スイッチ ２０ スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 義一 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−67927（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−134655（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47L 9/28 A47L 9/04
Claims (2)
- 【請求項１】 集塵室と電動送風機を有する掃除機本体
と、一端部を該掃除機本体に設けた吸塵口に接続すると
ともに他端部を延長パイプに接続した吸込みホースと、
前記延長パイプの先端に接続されて電動機の駆動力によ
って回転される回転ブラシを有する吸込口具とを備えた
電気掃除機において、前記電動機と電動送風機制御用ス
イッチとを電源に対して並列に接続するとともに交流電
源の半波のみを吸込みホースに沿って設けた電源線を通
じて前記電動機に供給し、該電動機に電力が供給されて
いない時のみ導通するスイッチング素子により前記電動
送風機制御用スイッチの信号を前記電源線を介して電動
送風機制御回路に入力することを特徴とする電気掃除
機。 - 【請求項２】 前記スイッチング素子の導通により電動
送風機制御回路と電動送風機制御用スイッチとが電源線
によって閉回路構成されるとともに前記電動送風機制御
用スイッチの端子電圧を前記電動送風機制御回路に入力
することを特徴とする請求項１記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03854693A JP3286374B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03854693A JP3286374B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245887A JPH06245887A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3286374B2 true JP3286374B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=12528291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03854693A Expired - Fee Related JP3286374B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3286374B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP03854693A patent/JP3286374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06245887A (ja) | 1994-09-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3579706A (en) | Vacuum cleaner motor control | |
| WO1988007347A1 (fr) | Aspirateur | |
| JPS60160934A (ja) | 回転ブラシ付電気掃除機 | |
| JP3286374B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JP3286398B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JP3291359B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JP3467816B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JP2942307B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JPS6320530B2 (ja) | ||
| JPS58136323A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPS5825135A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPH06284999A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPH053237B2 (ja) | ||
| JPS58133218A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPS5825133A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPH0231597B2 (ja) | ||
| JP2658494B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| CA2576132C (en) | Pivoting handle and control arrangement for a floor care appliance | |
| KR200161350Y1 (ko) | 진공소제기 | |
| JPS5826598A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPS5825134A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPS63238831A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPH0638913A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPS6253172B2 (ja) | ||
| JPS58124422A (ja) | 電気掃除機の遠隔制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |