JP2004344354A - ヘアードライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】マイナスイオン発生装置を備えたヘアードライヤーにおいて、吹出グリルにマイナス電荷が帯電するのを解消して、マイナスイオンを効果的に放出供給できるヘアードライヤーを提供する。
【解決手段】本体ケース1のグリップ3に、アース片45をグリップ表面に露出する状態で配置する。吹出グリル6とアース片45とを導電路46を介して導通し、吹出グリル6に帯電しようとするマイナス電荷を人体を介してグランドアースする。導電路46は、ヒーターユニットの外面を覆うヒーターカバー16と、ヒーターカバー16とアース片45とを接続する導電リード65とで構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イオン発生装置を備えたヘアードライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヘアードライヤーにおいて、イオン吹出口を構成するケース体に、イオン発生装置の周囲電極(負極)を抵抗体を介して接続し、以てイオン吹出口にマイナスイオンが帯電するのを解消することは公知である(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−219355号公報(段落番号0034、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1のヘアードライヤーによれば、イオン発生装置の周囲電極(負極)を利用してアースを行うので、手持ち使用されるヘアードライヤーやヘアーブラシであっても、イオン吹出口の周辺をアースでき、そこにマイナスイオンが帯電するのを抑止できる。しかし、周囲電極とケース体との間に設けられる抵抗体の抵抗値が小さいと、中央電極から放出されるマイナスイオンがケース体に引き寄せられてしまうので、ヘアードライヤーからのマイナスイオンの放出量が減少する。抵抗体の抵抗値を大きくすることで、マイナスイオンがケース体に引き寄せられるのを防止できるが、抵抗値が大きい分だけ、ケース体に帯電したマイナス電荷の除去速度が遅くなり、その結果マイナス電荷が帯電しやすい。
【0005】
本発明の目的は、吹出グリルをグリップに設けたアース片を介して人体にアースすることにより、ヘアードライヤーの吹出口付近へのマイナスイオンの帯電を確実に防止し、以てマイナスイオンを効果的に放出供給できるヘアードライヤーを提供することにある。本発明の目的は、吹出グリルとアース片を導通するための導電路を導電リードと、ヘアードライヤーの構成部品とを利用して構成することにより、ヘアードライヤーの組立の手間を軽減し、導電路の信頼性を向上できるヘアードライヤーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のヘアードライヤーでは、モーター9、ファン10およびイオン発生装置などが収容される本体ケース1と、本体ケース1を支え保持するグリップ3とを備えており、イオン発生装置で生成したイオンを、ファン10で生起した空気流とともに、本体ケース1の吹出口に設けた吹出グリル6を介して、本体ケース1の外へ吹き出し供給する。グリップ3には、導電性を有するアース片45をグリップ表面に露出する状態で配置する。吹出グリル6とアース片45とは、本体ケース1およびグリップ3に設けた導電路46を介して導通する(請求項1)。
【0007】
筒状の本体ケース1の内部には、ヒーターユニットと、ヒーターユニットの外面を覆うため、導電性素材で形成した筒状のヒーターカバー16とを配置する。導電路46は、吹出グリルに対して電気的に接続されるヒーターカバー16と、ヒーターカバー16とアース片45とを接続する導電リード65とで構成する(請求項2)。
【0008】
吹出グリル6の内面には、イオン発生装置の電極ユニット21を支持する電極ホルダー34を配置し、本体ケース1に対して相対回転不能に組み付ける。ヒーターカバー16の前端には、吹出グリル6と接触し導通する導通端子66を突設する。導通端子66は電極ホルダー34に設けた係合部71と係合して、ヒーターカバー16を電極ホルダー34で回り止め固定する(請求項3)。
【0009】
アース片45は、グリップ3の内面側からアース片45にねじ込んだビス69でグリップ3に締結固定する。導電リード65は、前記ビス69を利用してアース片45と導通する(請求項4)。
【0010】
アース片45を支持する装飾カバー51は、グリップ3に対して分離可能に係合装着する。アース片45と装飾カバー51とは、装飾カバー51の内面側からアース片45にねじ込んだビス69を介して分離不能に締結する(請求項5)。
【0011】
グリップ3は、蓋合わせ状に接合される左右のグリップケース3a・3bをビス49で締結固定して構成する。装飾カバー51は、左右のグリップケース3a・3bの接合面を跨ぐ状態でグリップ3に係合装着し、以て装飾カバー51が左右のグリップケース3a・3bの開き規制体を兼ねるようにする(請求項6)。
【0012】
装飾カバー51は、グリップ3の左右側面を覆う一対の側壁52と、両側壁52どうしを繋ぐ後壁53とを含んで立体状に構成されており、装飾カバー51の両側壁52と後壁53とに、それぞれ左右のグリップケース3a・3bと係合する係合爪55が設けられている。装飾カバー51が、両グリップケース3a・3bを左右両側と後ろ側の三方向から抱持して、開き規制している(請求項7)。
【0013】
【発明の作用効果】
本発明に係るヘアードライヤーでは、図1に示すごとくグリップ3にアース片45を配置し、吹出グリル6とアース片45とを導電路46を介して導通することにより、吹出グリル6に帯電するマイナス電荷をアース片45へと導き、アース片45を握り締める使用者を介してグランドアースできるようにした。従って、吹出口グリル6や、その周辺部へのマイナスイオンの帯電を確実に防止できるので、吹出口グリル6を通過するマイナスイオンと、吹出口グリル6に帯電するマイナス電荷とが反発しあうのを解消でき、従来のこの種ヘアードライヤーに比べて、効果的にマイナスイオンを放出供給できる。
【0014】
周囲電極とケース体とを抵抗体を介して接続する従来のアース構造に比べて、抵抗体がない分だけ、吹出口グリル6に帯電しようとするマイナス電荷を速やかにアース除去できるうえ、吹出口グリル6の電位とアース片45を握り締めた使用者の電位とが同電位になるため、マイナス電荷の除去作用を安定した状態で持続させることができ、常に一定量のマイナスイオンをばらつきなく供給できる。さらに、使用者が握り締めたヘアードライヤーで第三者の頭髪や、ペット動物の体毛を乾燥する場合に、使用者側もマイナスに帯電することになるので、使用者へのリラクゼーション効果が期待できる(請求項1)。
【0015】
本体ケース1の内部に設けたヒーターカバー16と、ヒーターカバー16とアース片45を接続する導電リード65とで導電路46を構成したヘアードライヤーによれば、ヒーターカバー16を利用して導電路46を構成する分だけ配線構造が簡素化してヘアードライヤーの組立の手間を軽減できる。導電路46の全体を本体ケース1とグリップ3の内部に配置できるので、導電路46の断線の可能性が低下して導電路46の信頼性が向上する(請求項2)。
【0016】
ヒーターカバー16の前端に突設した導通端子66は、電極ホルダー34に設けた係合部71と係合させることにより、本体ケース1に対して相対回転不能に組み付けた電極ホルダー34を利用して、ヒーターカバー16を回り止め固定するようにしたヘアードライヤーによれば、ヒーターカバー16を経由してグリップ3側へ導出される、モーター用、あるいはヒーター用の電気配線が、ヒーターカバー16とともに動くのを阻止できる。従って、使用期間が長期にわたる場合にも、先の電気配線が傷んだり、断線したりするのを確実に防止できる(請求項3)。
【0017】
グリップ3の内面側からアース片45にねじ込んだビス69で、アース片45をグリップ3に締結固定し、導電リード65の一端を前記ビス69を利用してアース片45と導通したアース構造によれば、導電リード65をアース片45に対して別途接続する必要がないので、その分だけアース構造が簡素化し、組立の手間を省くことができる点で有利である(請求項4)。
【0018】
グリップ3に対して装飾カバー51を分離可能に係合装着したうえで、装飾カバー51の外面に配置したアース片45を、装飾カバー51の内面側からアース片45にねじ込んだビス69で締結固定すると、グリップ3を組み立てた状態において、その外面においてアース片45を装飾カバー51に組み、さらに導電リード65をアース片45に接続できるので、アース片45、装飾カバー51、導電リード65の組立が簡単に行え、装飾カバー51を必要に応じてグリップ3から分離操作するだけで、導電リード65の接続状態を容易に確認できる(請求項5)。
【0019】
蓋合わせ状に接合される左右のグリップケース3a・3bでグリップ3が構成されている場合に、左右のグリップケース3a・3bの接合面を跨ぐ状態で、装飾カバー51をグリップ3に係合装着するようにしたグリップ構造によれば、左右のグリップケース3a・3bが分離し開こうとするのを装飾カバー51で規制して、両グリップケース3a・3bを適正な接合状態に維持できる。従って、装飾カバー51を含むグリップ3の構造強度を向上でき、その分だけ落下衝撃や他物との衝突衝撃に強いグリップ構造とすることができる(請求項6)。
【0020】
グリップ3の左右側面を覆う一対の側壁52と、両側壁52どうしを繋ぐ後壁53とを含んで装飾カバー51を立体状に構成すると、装飾カバー51をグリップ3に装着した状態において、両グリップケース3a・3bを装飾カバー51で、左右両側と後ろ側の三方向から抱持して開き規制できるので、装飾カバー51を含むグリップ3の構造強度の更なる向上を図れ、落下衝撃や他物との衝突衝撃に対する強度がさらに向上したグリップ構造が得られる(請求項7)。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1ないし図9は本発明に係るヘアードライヤーの実施例を示す。図1および図2においてヘアードライヤーは、横長筒状の本体ケース1と、その前端に着脱可能に装着されるノズル2と、本体ケース1の下面後側に設けたグリップ3とを有する。グリップ3の前面には、上下スライド可能なスイッチノブ4を設けてある。スイッチノブ4を切り換え操作することにより、風量およびヒーター温度の制御と、イオン発生装置への通電状態をオン・オフできる。グリップ3の内部には、先のスイッチノブ4で切り換え操作されるスイッチ5などを収容してある。図1の想像線で示すように、グリップ3は軸11を中心にして本体ケース1に対して折り畳み可能に連結されている。
【0022】
本体ケース1は、その殆どを占める円筒状の導風ケース1Aと、導風ケース1Aの後端開口に圧嵌装着されるファンケース1Bとで構成されている。導風ケース1Aの前面開口の吹出口には吹出グリル6を設けてあり、ファンケース1Bの後面の吸込口には吸込グリル7を設けてある。
【0023】
本体ケース1の内部には、送風ユニットとヒーターユニットとイオン発生装置とを設ける。送風ユニットは、モーターケース8に組み付けられるモーター9と、モーター9の出力軸に固定されるファン10とで構成してあり、モーターケース8を後面側から導風ケース1Aの内部に嵌め込んだのち、ファンケース1Bを導風ケース1Aに圧嵌装着することにより、本体ケース1と一体化される。
【0024】
ヒーターユニットは、モーターケース7の前端に隣接してモーター8に外嵌装着される支持筒12と、支持筒12の周面に沿って放射状に装着される6個の絶縁板13と、絶縁板13の周囲に巻き付け装着されるヒーター14などで1個のユニット部品として構成してある。支持筒12は前後面が開口する円筒状のプラスチック成形品からなり、その周面に絶縁板13を装着するための連結溝15が一体に形成されている(図6参照)。ヒーターユニットの外面は、前後面が開口する筒状のヒーターカバー16と、その内面に配置されて、ヒーター14とヒーターカバー16の接触を防止する絶縁筒体17で覆われている(図3、図5、図6参照)。ヒーターカバー16は、導電性を有する金属板を素材とするプレス成形品からなる。
【0025】
ファン10で生起した空気流と共に、マイナスイオンを毛髪に吹き付けるために、本体ケース1の内部にイオン発生装置を備えている。図9においてイオン発生装置は、商用電源(100V)から供給される電流を半波整流する整流回路18と、整流された電流をパルス電流に変換するパルス発生回路19と、パルス電流を例えば4kVの高電圧に昇圧するトランス20と、電極ユニット21と、トランス20と電極ユニット21との間に設けられるダイオード22とを含む。
【0026】
上記の電気部品のうち、整流回路18、パルス発生回路19、トランス20およびダイオード22の四者は、円柱状の樹脂モールド23の内部に封入されて1個のユニット部品としてあり、図3に示すように支持筒12の前側の内部空間を利用して、筒内に嵌め込み装着されている。
【0027】
図3および図9において電極ユニット21は、プラスチック製のホルダー25と、ホルダー25に固定される中央電極26と、中央電極26まわりを囲むリング状の周囲電極(グランド電極)27と、両電極26・27間の空間を絶縁遮断する誘電筒28などで構成する。ホルダー25は、中央のボス29と、ボス29の外周に設けた保持リング30とを一体に備えており、ボス29の外面に周囲電極27が外嵌固定され、ボス29の前部内面に誘電筒28が内嵌固定されている。このように、ボス29の前部中央に固定した中央電極26と、誘電筒28と、周囲電極27とは同心円状に配置する。保持リング29には扇形の通風穴31がいくつも形成されている。
【0028】
電極ユニット21をファン6で生起した空気流の中央に位置させるために、電極ユニット21を電極ホルダー34に装着したうえで、電極ホルダー34は、吹出グリル6とともに導風ケース1Aに組み込んである。図4および図5において吹出グリル6は、同心円状のリング枠6aと、放射枠6bとを一体に打ち抜き形成した鋼板製のプレス金具からなり、全体にクロムメッキを施してある。最外周のリング枠6aの左右には位置決め部35を凹み形成してある。
【0029】
電極ホルダー34は、中央のガード枠37と、外周のリング枠38とを6個の区分壁39で接続したプラスチック成形品からなり、区分壁39の内端に電極ユニット21を装着するための段部40が形成されている。段部40に保持リング30を嵌め込んで両者を接着することにより、電極ユニット21が電極ホルダー34と一体化される。この組み付け状態において、電極ユニット21の誘電筒28の前端は、電極ホルダー34のガード枠37の内面と小さな隙間を介して対向している。リング枠38の左右には、吹出グリル6と同様の位置決め部41を凹み形成してあり、さらにリング枠38の内面側に先の絶縁板13を挟み保持する爪42が、各絶縁板13に対応して突設されている。
【0030】
上記構成の吹出グリル6と電極ホルダー34とを導風ケース1Aに装填し、吹出グリル6および電極ホルダー34に設けた位置決め部35・41を、導風ケース1Aの内面前部に設けた位置決め突起43(図4参照)と係合させることにより、吹出グリル6および電極ホルダー34をそれぞれ導風ケース1Aに対して相対回転不能に固定できる。この固定状態において、吹出グリル6の中央のリング枠6aは、電極ホルダー34のガード枠37の周面に外嵌している(図3参照)。
【0031】
上記のように構成したイオン発生装置によれば、トランス20で昇圧した高電圧のうち、ダイオード22を通過したマイナス電圧のみを中央電極26に印加することにより、中央電極26から周囲電極27に向けて電子を放出してイオン風を発生させ、空気中の酸素をマイナスに帯電させてマイナスイオン化できる。マイナスに帯電した酸素に微小な水分が結合して成るマイナスイオンは、毛髪の内部深くまで水分を浸透でき、その水分率を高めて乾燥しながらでも毛髪の状態を好適化できる。生成されたマイナスイオンは、導風ケース1Aを通過する空気とともに吹出グリル6から前方へ吹き出る。空気流の一部は通風穴31を通り抜けるので、電極ユニット21の周辺に浮遊するマイナスイオンを強制的に送給できる。
【0032】
吹出グリル6や電極ホルダー34の表面にマイナスイオンが接触してマイナスに帯電すると、帯電したマイナス電荷とマイナスイオンとが反発しあうため、ヘアードライヤーのマイナスイオンの放出量が減少する。こうしたマイナス電荷の帯電を解消するために、本発明では図1に示すように、グリップ3の外面に導電性を有するアース片45を設け、吹出グリル6とアース片45とを導電路46を介して導通することにより、吹出グリル6や電極ホルダー34に帯電したマイナス電荷をアース片45と人体を介してグランドアースできるようにしている。なお、人体に帯電したマイナス電荷は、床や壁などを介して逃がすことができる。
【0033】
図7においてグリップ3は、左右に分割された一対のグリップケース3a・3bを蓋合わせ状に接合したうえで、上下2箇所をビス49(図1参照)で締結固定して構成されている。グリップケース3a・3bの後ろ側の上下中途部には、アース片45用の組付開口を設けてある。グリップ3に対して分離可能に係合装着される装飾カバー51を設け、その後面にアース片45を固定している。
【0034】
図2において装飾カバー51は、グリップ3の左右側面を覆う花弁状の一対の側壁52と、両側壁52どうしを繋ぐ後壁53とを含む立体状に構成されており、両側壁52の上下2箇所と後壁53の下部とにそれぞれ左右のグリップケース3a・3bに設けた係合穴54と係合する係合爪55を設けてある。後壁53には、アース片45を組み付けるための装着凹部56を凹み形成してあり、その内面中央に、アース片45のボス60を受け入れるボス座57が突設されている。装飾カバー51をグリップ3に係合装着することにより、両グリップケース3a・3bを装飾カバー51で左右両側と後ろ側の三方向から抱持して、両ケース3a・3bを開き規制できる。
【0035】
アース片45は、上下に長い木の葉形のプラスチック成形品からなり、導電性を付与するためにその表面全体にメッキ層を被覆してある。アース片45の内面側には、ねじ締結用のボス60と、4個の係合爪61とを形成してある。係合爪61は、装飾カバー51に設けた係合穴62と係合してアース片45を位置決めする。
【0036】
吹出グリル6とアース片45を導通する導電路46とは、ヒーターカバー16とリード線(導電リード)65とで構成する。詳しくは、図3に示すように、ヒーターカバー16の前端下縁にL字状の導通端子66を突設して、導通端子66を吹出グリル6の内面下部に密着させて電気的に接続し、さらにヒーターカバー16の後部下面壁を下向きに折り起こして接続片67とし、この接続片67とアース片45とをリード線65を介して接続した。
【0037】
さらに詳しくは、図7に示すようにボス60がボス座57に内嵌する状態でアース片45を装飾カバー51の装着凹部56に嵌め込み、係合爪61を係合穴62に係合してアース片45を仮止めする。この状態で、リード線65の接続端子68をボス座57にあてがい、接続端子68およびボス座57に挿通したビス69をボス60にねじ込むことにより、アース片45を装飾カバー51に固定し、同時にアース片45とリード線65を電気的に接続した。
【0038】
こののち、装飾カバー51をグリップ3に圧嵌係合するが、装飾カバー51は、その下端部分をドライバーなどの工具でこじることにより、必要に応じてグリップ3から分離できる。このように、分離可能に装着される装飾カバー51に対してアース片45を取り付けると、装飾カバー51をグリップ3から外すだけの簡単な操作で、リード線65の接続状態を容易に確認できる。つまり、リード線65の接続状態を確認する際に、グリップケース3a・3bを分解する必要がないうえ、リード線65とアース片45の接続作業を簡便に行える。
【0039】
上記のようにヒーターカバー16を利用して導電路46を構成されていると、導風ケース1a内でリード線65を配線する必要がない分だけ、リード線65のひき回し長さが短くなり、ヘアードライヤーの組立の手間を省くことができる。ひき回し長さが短い分だけ断線の可能性が低くなり導電路46の信頼性が向上する。
【0040】
先に説明したように、ヒーターカバー16と隣接する電極ホルダー34は、導風ケース1Aに対して回転不能に取り付けてある。そこで、ヒーターカバー16に設けた導通端子66を電極ホルダー34に係合してヒーターカバー16を回り止め固定している。詳しくは、図3および図8に示すように、電極ホルダー34の下面中央に断面L字状の係合凹部(係合部)71を形成し、導通端子66が係合凹部71と係合する状態で吹出グリル6に密着させる構造とした。
【0041】
上記構成のヘアードライヤーの、吹出口付近におけるマイナス電荷の帯電防止効果を確かめるために、稼動時におけるヘアードライヤーのマイナスイオン吹出量をヘアードライヤーの吹出口から40cm離れた計測器で一定間隔置きに計測してその平均値を求めた。また、稼動途中にアース片45を手で握り締め、手がアース片45に接触しているときのマイナスイオン吹出量を、一定間隔置きに計測してその平均値を求めた。ヘアードライヤーを単に稼動しているときのマイナスイオン吹出量は、452559個/ccであった。これに対し、アース片45を手で握り締めているときのマイナスイオン吹出量は、557195個/ccと増加し、マイナス電荷の帯電を効果的に防止できることが確認された。
【0042】
図10にアース構造の別実施例を示す。そこでは、導電路46とは別に、周囲電極27からアースリード73を導出し、その途中に人体の抵抗値よりも大きい抵抗値の抵抗74を介装したうえで、アースリード73の導出端を導電路46に接続した。このように、周囲電極27がアースリード73と抵抗74とを介して導電路46に接続されていると、先の実施例と同様に、吹出グリル6に帯電しようとするマイナス電荷を、アース片45に接触する人体を介してグランドアースできるのはもちろんのこと、ヘアードライヤーを壁に掛け止めたり、あるいはスタンドに装着した状態で使用する場合、つまり手で持たずに使用する場合であっても、吹出グリル6に帯電しようとするマイナス電荷を、イオン発生装置の電気回路の側へ逃がして、充分な量のマイナスイオンを確実に供給できる。なお、抵抗74の抵抗値を人体よりも大きい抵抗値にするのは、手に持って使用するとき、抵抗値の低い人体側へ速やかに電子を移動させ吹出グリル6の帯電を確実に防止するためである。
【0043】
図11はアース構造の別実施例を示す。そこでは、導電路46に連続してアースリード75を導出して、スイッチ5の入力側給電線に接続し、吹出グリル6に帯電しようとするマイナス電荷を、商用電源回路の側へ逃がすようにした。この場合にも、アースリード75の中途部に10MΩ以上の抵抗76を介装している。抵抗76の抵抗値を10MΩ以上とするのは、AC電源と絶縁する目的であり、これにより人体が微弱電流で感電するのを防止できる。
【0044】
図12は本発明をヘアーブロー用のヘアードライヤーに適用した実施例を示す。そこでは、本体ケース1の下半分側にグリップ3を設けてあり、グリップ3と本体ケース1とが一体化されて中空棒状に構成されている。本体ケース1の上半部の前面には、一群のブリッスル80を備えたブラシユニット81が着脱自在に装着されており、ブラシユニット81の中央部分に吹出グリル6を設けてある。この吹出グリル6とグリップ3に設けたアース片45とは、導電路46で接続することにより、吹出グリル6にマイナス電荷が帯電するのを解消できるようにした。他は先の実施例で説明したヘアードライヤーと実質的に同じであるので、同じ部材には同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0045】
上記の実施例以外に、アース片45は金属製のプレス成形品や、ダイキャスト成形品等で形成することができる。必要があれば、金属片をインサート固定したプラスチック成形品で形成してもよい。アース片45はグリップ3の側面や前面に配置することができる。グリップ3の周囲を周回する状態で、アース片45をリング状に形成することができる。
【0046】
導電路46は、その一部が本体ケース1やグリップ3の外面に露出していてもよい。導電リード65はリード線である必要はなく、帯状の金属薄板や、フレキシブルプリント基板などで形成することができる。係合部71は本体ケース1の内面に設けてもよい。電極ユニット21のホルダー25と、電極ホルダー34とは一体に形成してあってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘアードライヤーの縦断側面図である。
【図2】アース片および装飾カバーを分離した状態での側面図である。
【図3】本体ケースの縦断側面図である。
【図4】本体ケースの吹出部構造を示す分解斜視図である。
【図5】イオン発生装置と導風ケースとの関係構造を示す縦断側面図である。
【図6】図3におけるA−A線断面図である。
【図7】図1におけるB−B線断面図である。
【図8】図3におけるC−C線断面図である。
【図9】アース構造の概略を示す説明図である。
【図10】アース構造の別実施例を示す説明図である。
【図11】アース構造の更に異なる別実施例を示す説明図である。
【図12】本発明の別適用例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
3 グリップ
3a・3b グリップケース
6 吹出グリル
9 モーター
10 ファン
16 ヒーターカバー
21 電極ユニット
34 電極ホルダー
45 アース片
46 導電路
49 ビス
51 装飾カバー
52 装飾カバーの側壁
53 装飾カバーの後壁
55 係合爪
65 導電リード
66 導通端子
69 ビス
71 係合部

Claims (7)

  1. モーター9、ファン10およびイオン発生装置などが収容される本体ケース1と、本体ケース1を支え保持するグリップ3とを備えており、
    イオン発生装置で生成したイオンが、ファン10で生起した空気流とともに、本体ケース1の吹出口に設けた吹出グリル6を介して、本体ケース1の外へ吹き出し供給されるヘアードライヤーであって、
    グリップ3に、導電性を有するアース片45がグリップ表面に露出する状態で配置されており、
    吹出グリル6とアース片45とが、本体ケース1およびグリップ3に設けた導電路46を介して導通していることを特徴とするヘアードライヤー。
  2. 筒状の本体ケース1の内部に、ヒーターユニットと、ヒーターユニットの外面を覆うため、導電性素材で形成した筒状のヒーターカバー16とが配置されており、
    導電路46が、吹出グリルに対して電気的に接続されるヒーターカバー16と、ヒーターカバー16とアース片45とを接続する導電リード65とで構成されている請求項1記載のヘアードライヤー。
  3. 吹出グリル6の内面にイオン発生装置の電極ユニット21を支持する電極ホルダー34が配置されて、本体ケース1に対して相対回転不能に組み付けられており、
    ヒーターカバー16の前端に、吹出グリル6と接触し導通する導通端子66が突設されており、
    導通端子66が電極ホルダー34に設けた係合部71と係合して、ヒーターカバー16を電極ホルダー34で回り止め固定している請求項2記載のヘアードライヤー。
  4. アース片45が、グリップ3の内面側からアース片45にねじ込んだビス69でグリップ3に締結固定されており、
    導電リード65が、前記ビス69を利用してアース片45と導通している請求項2または3記載のヘアードライヤー。
  5. アース片45を支持する装飾カバー51が、グリップ3に対して分離可能に係合装着されており、
    アース片45と装飾カバー51とが、装飾カバー51の内面側からアース片45にねじ込んだビス69を介して分離不能に締結固定されている請求項2、3または4記載のヘアードライヤー。
  6. グリップ3が、蓋合わせ状に接合される左右のグリップケース3a・3bをビス49で締結固定して構成されており、
    装飾カバー51が、左右のグリップケース3a・3bの接合面を跨ぐ状態でグリップ3に係合装着されており、
    装飾カバー51が、左右のグリップケース3a・3bの開き規制体を兼ねている請求項5記載のヘアードライヤー。
  7. 装飾カバー51が、グリップ3の左右側面を覆う一対の側壁52と、両側壁52どうしを繋ぐ後壁53とを含んで立体状に構成されており、
    装飾カバー51の両側壁52と後壁53とに、それぞれ左右のグリップケース3a・3bと係合する係合爪55が設けられており、
    装飾カバー51が、両グリップケース3a・3bを左右両側と後ろ側の三方向から抱持して、開き規制している請求項6記載のヘアードライヤー。
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