JPH0328802Y2 - - Google Patents

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JPH0328802Y2
JPH0328802Y2 JP8130486U JP8130486U JPH0328802Y2 JP H0328802 Y2 JPH0328802 Y2 JP H0328802Y2 JP 8130486 U JP8130486 U JP 8130486U JP 8130486 U JP8130486 U JP 8130486U JP H0328802 Y2 JPH0328802 Y2 JP H0328802Y2
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JP
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heater
motor
circuit board
heat
printed circuit
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JP8130486U
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電子部品を有したヘアードライヤー
に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ヘアードライヤーは実公昭59−20163号
公報に示されるようにケース内にヒーターとフア
ンを回転駆動するモーターを設け、前記ヒーター
とモーターとの間の空間にヒーターの消費電力を
室温に応じて自動的に切換えたり、モーターの印
加電圧を交流から直流に変換する電子部品を有し
たプリント基板を設けている。
しかしながら、前述の様に電子部品をヒーター
とモーター間に設けているために、特にヒーター
の消費電力の大きいものにあつては温風の吐出停
止直後(ヒーターへの通電遮断直後)にはヒータ
ーの余熱が電子部品側に移動し性能劣化を生ずる
と共にプリント基板或いは電子部品とモーター或
いはヒーターとの絶縁距離を大きくとる必要があ
り、この結果、ケースの全長が長くなる欠点があ
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、ヒーターからの熱による電子部品の
性能劣化を防止すると共に筒状ケースの全長を短
かくしたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、ヒーターとモーターとの間の空間内
にヒーターの消費電力の切換え或はモーターへの
印加電圧を変える電子部品を有したプリント基板
を設け、このプリント基板とモーターとの間及び
プリント基板とヒーターとの間の夫々に耐熱絶縁
板を配設した構成とする。
(ホ) 作用 温風の吐出停止直後にはヒーター側からの余熱
が電子部品側に移動するが、一方の耐熱絶縁板に
よつて電子部品への熱影響を防止する。更に両耐
熱絶縁板はヒーターと電子部品間及びプリント基
板とモーターとの空間距離を小さくすることがで
きる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1
は一側に吸気口2を設け他側に吐出口3を設けた
筒状ケース、4は前記筒状ケース1内の吐出口3
側に設けたヒーターで、十字状に組み合わせたヒ
ーターボビン5とヒーター線6,7,8とを備え
ている。9は前記筒状ケース1内に設けたモータ
ーで、このモーターによつて回転駆動するフアン
10を前記吸気口2側に設けている。11はヒー
ター4とモーター9との間に形成した空間で、前
記ヒーターボビン5の後部を切除して形成され
る。12は前記空間11内に収納配置され前記モ
ーター9の外径と同径かそれ以下の外径に設定し
たプリント基板で、この基板には本体に供給され
る交流電源電圧に応じてヒーター4が所定の消費
電力になるように切換える複数個の電子部品13
a,13b…を取付けている。
而して、前記プリント基板12はそのプリント
側をモーター9側に向け、電子部品13a,13
b…の装着側をヒーター4側に向けて配置してい
る。14は前記プリント基板12のプリント側と
モーター9間に配設したマイカよりなる円板形の
第一耐熱絶縁板で、第2図の様に周縁の適数箇所
に複数個の切欠溝15,15,15を設け、この
切欠溝をヒーターボビン5の端縁に嵌合し固定す
る。前記第一耐熱絶縁板14の外径は前記モータ
ー9及びプリント基板12の外径と同径に設定し
ている。16は前記電子部品13a,13b…と
ヒーター4間に配設したマイカよりなる略円板形
の第二耐熱絶縁板で、前記第一耐熱絶縁板14と
同じ部分に複数個の切欠溝17,17,17を設
けており、この切欠溝をヒーターボビン4の端縁
に嵌合固定し前記第一耐熱絶縁板14と平行に配
置する。前記第二耐熱絶縁板16は第3図の様に
両側に欠所18,18を設けると共に外径を前記
第一耐熱絶縁板14の外径よりも小さく設定し、
フアン10により吸気した風の流速ができるだけ
減速することなくヒーター4側に送出するように
している。19は前記吸気口2より導出した電源
コードである。
次に第4図に示す電気回路図について簡単に説
明する。20は第1図の電子部品であるリレー1
3a電圧検出用の抵抗21,22、この抵抗22
の電位が所定値以上の時に導通する定電圧導通素
子23、第1図の電子部品であるTRIAC13b、
SCR24よりなる電圧切替回路、25は一つの
ヒーター6に並列接続してこのヒーター6間の電
圧を整流してモーター9に印加するダイオード、
26は前記リレー13aの接点、27は電源スイ
ツチ、28は温度過昇防止用のリミツターであ
る。
次に動作について述べる。
今、交流電源電圧100Vが供給されている場合
は、定電圧導通素子23がOFF、SCR24も
OFFとなり接点26は実線位置になると共に
TRIAC13bがONしてヒーター線8、ヒータ
ー線6と7の直列回路の夫々が100Vの電源回路
に接続されることになる。
交流電源電圧200Vが供給されている場合は、
抵抗22の電位が高くなり定電圧導通素子23が
ON、SCR24もONとなりリレー13aが動作
して接点26を破線位置に切替えて夫々のヒータ
ー線6,7,8を直列接続すると共にTRIAC1
3bをOFFにする。
斯して、モーター9への通電によりフアン10
が回転駆動して吸気口2から吸気した風は、モー
ター9の外壁面を冷却し、その殆んどは第一耐熱
絶縁板14、プリント基板12、第二耐熱絶縁板
16の外側を通過してヒーター4に送出され温風
に変換して吐出口3より吐出する。また、モータ
ー9の外壁面を通過した風の一部は空間11内に
入いり電子部品13a,13b…を冷却してヒー
ター4側に送出されるが、この時、第二耐熱絶縁
板16はその外径を小さくしているために空間1
1内よりヒーター4側へ送出する風の流れが円滑
となる。
尚、本考案は、空間内に配置した電子部品がリ
レー、TRIACのみならずSCRも含むものであ
り、またヒーター消費電力を一定にするためのヒ
ーター線の切換えを行なうものとしたが、勿論サ
ーミスターを用いて風温を自動的にコントロール
するものであつてもよいし、モーターへの印加電
圧を交流から直流に変換するダイオード等であつ
ても同様である。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、ヒーターとモーターとの
間の空間内に電子部品を有したプリント基板を設
け、このプリント基板とモーターとの間及びプリ
ント基板とヒーターとの間の夫々に耐熱絶縁板を
配設したため、ヒーター側からの熱は一方の耐熱
絶縁板によつて遮へいされ電子部品への影響を防
止する。また、夫々の耐熱絶縁板はプリント基板
とモーター及びヒーターとの絶縁を確実に行なう
ため、夫々の距離が短かくなり筒状ケースの全長
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のヘアードライヤーの内部構造
図、第2図及び第3図は耐熱絶縁板の平面図、第
4図は電気回路図である。 1……筒状ケース、2……吸気口、3……吐出
口、4……ヒーター、9……モーター、10……
フアン、11……空間、12……プリント基板、
13a,13b……電子部品、14,16……耐
熱絶縁板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側に吸気口を設け他側に吐出口を設けた筒状
    ケースと、該筒状ケース内の吐出口側に設けたヒ
    ーターと、前記筒状ケース内の吸気口側に設けた
    フアンを回転駆動するモーターと、前記ヒーター
    とモーターとの間の空間内に配置され前記ヒータ
    ーの消費電力の切換え或はモーターへの印加電圧
    を変える電子部品を有したプリント基板と、前記
    プリント基板とモーターとの間及びプリント基板
    とヒーターとの間の夫々に耐熱絶縁板を配設した
    ことを特徴とするヘアードライヤー。
JP8130486U 1986-05-29 1986-05-29 Expired JPH0328802Y2 (ja)

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JP8130486U JPH0328802Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

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JPS62192308U JPS62192308U (ja) 1987-12-07
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GB2515815B (en) * 2013-07-05 2015-12-02 Dyson Technology Ltd A hand held appliance
KR101964103B1 (ko) * 2013-07-05 2019-04-01 다이슨 테크놀러지 리미티드 휴대형 전기기구
US10165843B2 (en) * 2013-12-10 2019-01-01 Dyson Technology Limited Hand held appliance

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