JPS6015054Y2 - 温風装置 - Google Patents
温風装置Info
- Publication number
- JPS6015054Y2 JPS6015054Y2 JP7288779U JP7288779U JPS6015054Y2 JP S6015054 Y2 JPS6015054 Y2 JP S6015054Y2 JP 7288779 U JP7288779 U JP 7288779U JP 7288779 U JP7288779 U JP 7288779U JP S6015054 Y2 JPS6015054 Y2 JP S6015054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- air
- air device
- support member
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は正の抵抗温度特性を有するチタン酸バリウム系
半導体磁器発熱体(以下正特性サーミスタと記す)を使
用した温風装置に関する。
半導体磁器発熱体(以下正特性サーミスタと記す)を使
用した温風装置に関する。
従来、ヘアドライヤやエアタオルなどの温風装置は、発
熱源としてニクロム線などの抵抗発熱体を使用していた
が、抵抗発熱体は過熱の危険があり、また断線故障など
の事故を生じ易く、安全性、信頼性の面で問題があった
ため、最近抵抗発熱体に代って正特性サーミスタを発熱
源とするヘアドライヤ、エアタオルが提案されている。
熱源としてニクロム線などの抵抗発熱体を使用していた
が、抵抗発熱体は過熱の危険があり、また断線故障など
の事故を生じ易く、安全性、信頼性の面で問題があった
ため、最近抵抗発熱体に代って正特性サーミスタを発熱
源とするヘアドライヤ、エアタオルが提案されている。
正特性サーミスタは、周知のよに、特定温度に達すると
電気抵抗が急激に増加して自己の発熱温度を自動的に制
御する自己制御機能を有し、ニクロム線発熱体と違って
過熱の危険がないから、安全で信頼性の高い温風装置が
得られる。
電気抵抗が急激に増加して自己の発熱温度を自動的に制
御する自己制御機能を有し、ニクロム線発熱体と違って
過熱の危険がないから、安全で信頼性の高い温風装置が
得られる。
ところで、正特性サーミスタを使用して温風装置を構成
する場合、従来は用途別にそれに適した構造としてあり
、一つの構造のものを、2以上の用途に兼用することは
殆んど不可能であった。
する場合、従来は用途別にそれに適した構造としてあり
、一つの構造のものを、2以上の用途に兼用することは
殆んど不可能であった。
しかし、たとえば家庭内の洗面所などのように、整髪用
として備えられたヘアドライヤを、濡手を乾燥させるた
めのエアタオルとして兼用できれば、非常に便利になる
場合も存在する。
として備えられたヘアドライヤを、濡手を乾燥させるた
めのエアタオルとして兼用できれば、非常に便利になる
場合も存在する。
本考案は上述する点に鑑み、ヘアドライヤとエアタオル
とを一台で兼用することのできる正特性サーミスタによ
る温風装置を提供することを目的とする。
とを一台で兼用することのできる正特性サーミスタによ
る温風装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る温風装置は、空
気吸入口と吹出口とを有する筒部内に、送風機および該
送風機からの送風空気を貫流させる多数の貫通孔を有す
る正特性サーミスタを設けると共に、該筒部に把手部を
一体的に取付けて成る温風装置であって、前記把手部は
、支持部材に着脱自在に取付けられる止具と、該温風装
置の温風動作を制御すべく前記支持部材に取付けた制御
部の接続部に着脱自在に接続される接続部とを有するこ
とを特徴とする。
気吸入口と吹出口とを有する筒部内に、送風機および該
送風機からの送風空気を貫流させる多数の貫通孔を有す
る正特性サーミスタを設けると共に、該筒部に把手部を
一体的に取付けて成る温風装置であって、前記把手部は
、支持部材に着脱自在に取付けられる止具と、該温風装
置の温風動作を制御すべく前記支持部材に取付けた制御
部の接続部に着脱自在に接続される接続部とを有するこ
とを特徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本考案の内容を具体
的に詳説する。
的に詳説する。
第1図は本考案に係る温風装置をエアタオルとして使用
したときの使用状態を示す図である。
したときの使用状態を示す図である。
図においてAは本考案に係る温風装置、Bは該温風装置
Aを着脱自在に支持する壁状の支持部材である。
Aを着脱自在に支持する壁状の支持部材である。
前記温風装置Aは、耐熱絶縁材料などで構成された筒部
1に空気吸入口2と吹出口3とを有する通孔4を設け、
該通孔4内に送風機5のファン5aと正特性サーミスタ
とを設けると共に、筒部1の外周部に把手部7を一体的
に連設した構造となっている。
1に空気吸入口2と吹出口3とを有する通孔4を設け、
該通孔4内に送風機5のファン5aと正特性サーミスタ
とを設けると共に、筒部1の外周部に把手部7を一体的
に連設した構造となっている。
5bは把手部7内に設けた送風機5用のモータ、8は電
源コードである。
源コードである。
前記正特性サーミスタ6は厚み方向に多数の貫通孔6a
を有するいわゆるハニカム状の形状とし、これを筒部1
の通孔4内に嵌装しである。
を有するいわゆるハニカム状の形状とし、これを筒部1
の通孔4内に嵌装しである。
送風機5のファン5aによって空気吸入口2から通孔4
内に吸入された空気は、正特性サーミスタ6の貫通孔6
aを貫流する際、貫通孔6aを構成する格子6bの壁面
に触れて効率良く加熱され、吹出口3から温風として吹
出される。
内に吸入された空気は、正特性サーミスタ6の貫通孔6
aを貫流する際、貫通孔6aを構成する格子6bの壁面
に触れて効率良く加熱され、吹出口3から温風として吹
出される。
当該温風装置1をヘアドライヤとして使用する場合には
、以上の構成部分を備えるだけで十分であるが、本考案
においてはエアタオルとして兼用するため、更に次のよ
うな特徴を有する。
、以上の構成部分を備えるだけで十分であるが、本考案
においてはエアタオルとして兼用するため、更に次のよ
うな特徴を有する。
まず、当該温風装置Aを支持部材Bに着脱自在に取付け
るために、把手部7に止具9を取付けである。
るために、把手部7に止具9を取付けである。
該止具9はフック、ネジまたはマグネットキャッチなど
各種のものによって実現することができる。
各種のものによって実現することができる。
更に、エアタオルとして使用する場合、人の手の有無を
検出するセンサ10を支持部材Bに取付けておき、該セ
ンサ10からの信号によって温風動作を制御するのが通
例である。
検出するセンサ10を支持部材Bに取付けておき、該セ
ンサ10からの信号によって温風動作を制御するのが通
例である。
そこで本考案においては、該センサ10から導かれた支
持部材B上の接続部10aに着脱自在に接続される接続
部7aを、前記把手部7の底部に設けである。
持部材B上の接続部10aに着脱自在に接続される接続
部7aを、前記把手部7の底部に設けである。
このような接続部10a、7aは、ソケット方式によっ
て容易に実現することができる。
て容易に実現することができる。
なお、センサ10としては、超音波センサ、光センサま
たは手動スイッチなどの各種のものが使用できる。
たは手動スイッチなどの各種のものが使用できる。
またセンサ10に対する温風装置Aの取付位置は、その
吹出口3の先端部より若干下側にセンサ10が位置する
ように定めるのが望ましい。
吹出口3の先端部より若干下側にセンサ10が位置する
ように定めるのが望ましい。
さらに図示はされていないが、センサ10からの信号に
よって、送風機5、正特性サーミスタ6の動作を制御す
る回路や、ヘアドライヤとエアタオルとの間の切換を行
なう回路等が必要なことは言うまでもない。
よって、送風機5、正特性サーミスタ6の動作を制御す
る回路や、ヘアドライヤとエアタオルとの間の切換を行
なう回路等が必要なことは言うまでもない。
本考案に保温風装置Aをエアタオルとして使用するには
、第1図に示すように、温風装置Aを支持部材B上に取
付け、電源コード8を商用交流電源11等に接続すれば
よい。
、第1図に示すように、温風装置Aを支持部材B上に取
付け、電源コード8を商用交流電源11等に接続すれば
よい。
このエアタオルを使用するにあたって、手などをセンサ
10の位置にもってくると、センサ10の検出信号に基
づいてモータ5bが動作し、ファン5aによる送風動作
が開始すると同時に、正特性サーミスタ6が発熱動作を
するから、吹出口3から温風が吹き出される。
10の位置にもってくると、センサ10の検出信号に基
づいてモータ5bが動作し、ファン5aによる送風動作
が開始すると同時に、正特性サーミスタ6が発熱動作を
するから、吹出口3から温風が吹き出される。
正特性サーミスタ6はハニカム状としてあり、連応性に
富むから、起動と殆んど同時に温風が吹き出される。
富むから、起動と殆んど同時に温風が吹き出される。
一方ヘアドライヤとして使用する場合には、止具9を外
して温風装置Aを支持部材Bから取り外せばよく、兼用
する場合の取扱いが非常に簡便である。
して温風装置Aを支持部材Bから取り外せばよく、兼用
する場合の取扱いが非常に簡便である。
第2図は本考案に係る温風装置Aをセットした洗面ユニ
ットである。
ットである。
温風装置Aは支持部材たる鏡台B上に着脱自在にセット
しである。
しである。
この実施例の場合は、洗面後の濡手を乾かすときエアタ
オルとして使用し得るし、また整髪時には鏡台Bから取
外してヘアドライヤとして使用腰鏡12を見ながら整髪
することができるので頗る便利である。
オルとして使用し得るし、また整髪時には鏡台Bから取
外してヘアドライヤとして使用腰鏡12を見ながら整髪
することができるので頗る便利である。
以上のように、本考案に係る温風装置は、空気吸入口と
吹出口とを有する筒部内に、送風機および該送風機から
の送風空気を貫流させる多数の貫通孔を有する正特性サ
ーミスタを設けると共に、前記筒部に把手部を一体的に
取付けて成る温風装置であって、前記把手部は、支持部
材に着脱自在に取付けるための止具と、該温風装置の温
風動作を制御すべく前記支持部材に取付けた制御部の接
続部に着脱自在に接続される接続部とを有することを特
徴とするから、ヘアドライヤとエアタオルとを一台で兼
用することができ、しかも連応性に冨む、信頼性の高い
、便利な温風装置を提供することができる。
吹出口とを有する筒部内に、送風機および該送風機から
の送風空気を貫流させる多数の貫通孔を有する正特性サ
ーミスタを設けると共に、前記筒部に把手部を一体的に
取付けて成る温風装置であって、前記把手部は、支持部
材に着脱自在に取付けるための止具と、該温風装置の温
風動作を制御すべく前記支持部材に取付けた制御部の接
続部に着脱自在に接続される接続部とを有することを特
徴とするから、ヘアドライヤとエアタオルとを一台で兼
用することができ、しかも連応性に冨む、信頼性の高い
、便利な温風装置を提供することができる。
第1図は本考案に係る温風装置の使用状態における断面
図、第2図は本考案に係る温風装置をセットした洗面ユ
ニットの斜視図である。 A・・・・・・温風装置、B・・・・・・支持部材、1
・・・・・・筒部、2・・・・・・空気吸入口、3・・
・・・・空気吹出口、4・・・・・・通孔、5・・・・
・・送風機、6・・・・・・正特性サーミスタ、7・・
・・・・把手部、9・・・・・・止具、10・・・・・
・センサ、10a、?a・・・・・・接続部。
図、第2図は本考案に係る温風装置をセットした洗面ユ
ニットの斜視図である。 A・・・・・・温風装置、B・・・・・・支持部材、1
・・・・・・筒部、2・・・・・・空気吸入口、3・・
・・・・空気吹出口、4・・・・・・通孔、5・・・・
・・送風機、6・・・・・・正特性サーミスタ、7・・
・・・・把手部、9・・・・・・止具、10・・・・・
・センサ、10a、?a・・・・・・接続部。
Claims (1)
- 空気吸入口と吹出口とを有する筒部内に、送風機および
該送風機からの送風空気を貫流させる多数の貫通孔を有
する正特性サーミスタを設け、かつ前記筒部に把手部を
一体的に取付けた温風装置であって、前記把手部は、支
持部材に着脱自在に取付けるための止具と、該温風装置
の温風動作を制御すべく前記支持部材上に取付けた制御
部の接続部に着脱自在に接続される接続部とを有するこ
とを特徴とする温風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288779U JPS6015054Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 温風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288779U JPS6015054Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 温風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55172754U JPS55172754U (ja) | 1980-12-11 |
JPS6015054Y2 true JPS6015054Y2 (ja) | 1985-05-13 |
Family
ID=29306515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7288779U Expired JPS6015054Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 温風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015054Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP7288779U patent/JPS6015054Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55172754U (ja) | 1980-12-11 |
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