JPH0436724Y2 - - Google Patents

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JPH0436724Y2
JPH0436724Y2 JP1982051941U JP5194182U JPH0436724Y2 JP H0436724 Y2 JPH0436724 Y2 JP H0436724Y2 JP 1982051941 U JP1982051941 U JP 1982051941U JP 5194182 U JP5194182 U JP 5194182U JP H0436724 Y2 JPH0436724 Y2 JP H0436724Y2
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JP
Japan
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heat generating
resistors
resistor
heat
series
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JP1982051941U
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JPS58154704U (ja
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はヘアードライヤーに係り、発熱部を複
数種類の抵抗体にて形成して、240V,120Vの何
れの電源にも適用できるようにするとともに、程
よい温度の温風を吹き出させることができるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、ヘアードライヤーの発熱部は1種類の抵
抗体からなつており、その途中からタツプを出し
て電圧切替えの回路を構成することにより、
240Vおよび120Vの電源に対応できるようになつ
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来のものは、抵抗体は1種
類でよいので構造が簡単な利点がある反面、線径
の決定は殊に発熱部の吹出口側から異常発熱した
り異常赤熱化しない最小径に設定されるものであ
るから、1種類の場合はその線径を太くせねばな
らず形状が大きくなり、更には本体ケースの吸入
口から吹出口へ送られる空気を効率よく加熱でき
ない問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、発熱部
を複数種類の抵抗体により形成するとともに、2
つの発熱回路に分割し、これらの発熱回路を直列
接続したときには240Vが印加され、また並列接
続したときには各発熱回路に120Vが印加される
ように配線している。そして外気の吸入口側から
温風の吹出口側へ向かう空気流に沿つて各抵抗体
の発熱量が順に小さくなるようにヒータボビンに
直列状に巻回して配設している。
〔作用〕
このように構成することにより、比較的線径の
小さい抵抗体を組み合わせ採用できるようにし
て、発熱部を小さく形成できるようにし、ひいて
は使用上や携帯に便利な小形コンパクトなヘアー
ドライヤーを形成できるようにしている。また抵
抗体をこれが異常発熱したり異常赤熱化しない線
径に設定しやすくして安全性を高めるとともに、
吸入口から吸入された直後の冷たい外気は発熱量
の大きい抵抗体により強く暖めて抵抗体の過上昇
を抑制するとともに、吹出口へ向かうにしたがつ
て弱くしか暖めることのできない発熱量の小さな
抵抗体を設けることができ、程よい温度の温風を
吹出口から吹き出せるようにしている。
〔実施例〕
次に図面を参照しながら本考案の実施例の説明
を行う。
第1図および第2図において、1は主スイツチ
であり、交流電源Pの「ON」「OFF」の切替え
の他に、片側にダイオード4を接続して「強」
「弱」の切替えも行なえるようになつている。す
なわちa側はダイオード4を介さず交流電源Pを
そのまま供給する「強」、b側はダイオード4を
介して交流電源Pを半波整流して供給する「弱」
となる。R1,R2,R3は発熱部を形成する複数種
類の抵抗体であり、後述するようにこれらの線径
や発熱量は異なつている。2は240V(200〜
240V)と120V(100〜120V)の電圧切替えを行う
電圧切替えスイツチであつて、イ側(点線で示
す)へ入れると抵抗体R2とR3を直列接続した第
2の発熱回路と、抵抗R1からなる第1の発熱回
路とが並列接続されて各発熱回路には同一の電圧
が加わり、120V用となり、またロ側(実線で示
す)へ入れると両発熱回路つまり抵抗体R1,R2
R3は直列に接続されて240V用となる。3は主回
路に接続されたヒユーズやサーモスタツトのよう
な温度過昇防止器、5は電動機、6は抵抗体R3
の両端に接続された整流器であつて、第2の発熱
回路の抵抗体R3はその両端に発生する電圧が、
電動機5の定格電圧を発生するよう、値を設定さ
れている。第1図において7はマイカ板を十字に
組み合わせたヒータボビンで、このヒータボビン
7の周囲に上記抵抗体R1〜R3が直列状に巻回さ
れている。
各抵抗体R1〜R3は、温風の吹出口側(第1図
において左側)から外気の吸入口側(第1図にお
いて右側)へ向かう空気流に沿つてこの符号順に
配設されている。夫々の抵抗体R1〜R3の電流密
度すなわち発熱量は約R1=8W/cm2、R2
9.5W/cm2、R3=11W/cm2になつており、吸入口
側から吹出口側へ向かつて発熱量は順に小さくな
つている。本実施例では、各抵抗体R1〜R3の線
径はそれぞれ0.45mm.0.4mm.0.32mmである。なお
上記従来のものの抵抗体の線径は、発熱部の先端
部が発熱しない最小径に決定されるため、最も太
い線径(0.45mm)に統一する必要があつた。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、発熱部を複数種
類の抵抗体R1〜R3により形成して240Vと120Vの
電圧切替え手段を構成しているので、比較的線径
の小さな組み合わせ採用して発熱部を小さく形成
してコストを低減することができ、使用上や携帯
に便利な小形コンパクトなヘアードライヤーを形
成することができる。また抵抗体R1〜R3はこれ
が異常発熱したり異常赤熱化しない安全な線径に
設定しやすく、更には各抵抗体R1〜R3はその発
熱量が吸入口側から吹出口側へ向かう空気流に沿
つて順に小さくなるよう配設しているので、吸入
口から吸入された直後の冷たい外気は最初に一気
に強く暖められ、吹出口へ向かうにしたがつて発
熱量は小さい抵抗値により弱く暖めて、程よい温
度の温風を吹出させることができる。
特に、毛髪に温風を局所的に吹き付けるために
絞り状ノズルを装着したときあるいは吹出口を髪
に接近させたときであつても、吹出口側に近い部
分の発熱量は低く設定されているため、異常赤熱
化は防止でき、使用中に髪に接近する吹出口部分
の過上昇を軽減でき、安全性の高いものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は発熱装置の全体図、第2図は電気回路図であ
る。 7……ヒータボビン、R1,R2,R3……抵抗体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱部を複数種類の抵抗体R1,R2,R3により
    形成するとともに、2つの発熱回路に分割し、こ
    れら発熱回路を直列接続したときには240Vが印
    加され、また並列接続したときには各発熱回路に
    120Vが印加されるように配線するとともに、各
    抵抗体R1〜R3を外気の吸入口側から温風の吹出
    口側へ向かう空気流に沿つてその発熱量が順に小
    さくなるようにヒータボビン7に直列状に巻回し
    て配設したことを特徴とするヘアードライヤー。
JP5194182U 1982-04-12 1982-04-12 ヘア−ドライヤ− Granted JPS58154704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5194182U JPS58154704U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 ヘア−ドライヤ−

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JP5194182U JPS58154704U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 ヘア−ドライヤ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154704U JPS58154704U (ja) 1983-10-15
JPH0436724Y2 true JPH0436724Y2 (ja) 1992-08-31

Family

ID=30062657

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5194182U Granted JPS58154704U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 ヘア−ドライヤ−

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JPS58154704U (ja) 1983-10-15

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