JPS5928268Y2 - 温風器具の保安回路 - Google Patents

温風器具の保安回路

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JPS5928268Y2
JPS5928268Y2 JP6533879U JP6533879U JPS5928268Y2 JP S5928268 Y2 JPS5928268 Y2 JP S5928268Y2 JP 6533879 U JP6533879 U JP 6533879U JP 6533879 U JP6533879 U JP 6533879U JP S5928268 Y2 JPS5928268 Y2 JP S5928268Y2
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JP
Japan
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resistor
control pole
rectifier
control
rectifying element
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Expired
Application number
JP6533879U
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English (en)
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JPS55164454U (ja
Inventor
裕文 青柳
隆士 後藤
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温風により採暖を行なう、例えば温風マット、
温風カーペット等の温風器具に関するもので、快適な暖
房環境を与えることができるとともに、制御極付整流素
子の故障時には異常高温になることなく、すみやかに電
源を遮断することができる保安回路を提供することを目
的とする。
以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづいて説明
する。
第1図は温風マットの構成を示したもので、1は袋状の
マット、2は温風発生装置で、この温風発生装置2と袋
状のマット1とはホース3により連通している。
4は制御器5の信号線、6は電源コードで、先端に電源
プラグ7を設けている。
また前記温風発生装置2は第2図および第3図に示すよ
うに、本体8内に風洞9を設け、この風洞9の外側面に
は風洞9内のファン(図示せず)を駆動させるモータ1
0を設けている。
11は風洞9内のファン(図示せず)より風下側に設け
たヒータで、前記ファンより送られてくる風を加熱して
温風とする。
12は風洞9の吐出口9′に近接して風洞9の内壁に取
り付けたサーモスタットで、このサーモスタット12は
低温時は接点をオフし、かつ高温時に接点をオンするよ
うに構成されている。
13は感熱制御極付整流素子で、この感熱制御極付整流
素子13は風洞9の内壁に設けた取付板14に取り付け
られる。
そしてこの感熱制御極付整流素子13の特性は第4図に
示すように、感熱制御極付整流素子13の制御極とアノ
ードに接続された抵抗の値が大きい程低い雰囲気温度で
スイッチングする機能を有している。
今、サーモスタット12のオンする温度をTよ、感熱制
御極付整流素子13がスイッチングする温度をT2とす
ると、T1〈T2となるように制御極付整流素子13の
ゲート、アノード間の抵抗値を設定しておく。
第5図は本考案の温風器具の保安回路を構成する電気回
路を示したもので、X、Yは交流電源で、この交流電源
X、Yには温度ヒユーズTF、モータ10およびサーモ
スタット12をそれぞれ直列に接続して直列回路を構成
している。
またこの直列回路には並列に、ヒータ11と第1の制御
極付整流素子Th□よりなる直列回路を接続し、前記第
1の制御極付整流素子Th1の制御極にはコンデンサC
1、第1の抵抗R1および第2の抵抗R2の終端を接続
し、かつ前記第1の抵抗R1と第2の抵抗R2の接続点
より、周囲温度によりスイッチング機能を果たす感熱制
御極付整流素子13を、前記第2の抵抗R2の終端と第
1の制御極付整流素子Th1の制御極とを直列接続した
回路とは並列に接続している。
R3,■Rは感熱制御極付整流素子13の制御極に接続
された抵抗および可変抵抗で、前記可変抵抗vRは温度
調節用である。
また前記第1の制御極付整流素子Th1のアノード、カ
ソードと並列に、ダイオードD1、抵抗R4、第1のト
ランジスタQ1よりなる直列回路を接続している。
R5は第1の制御極付整流素子Th1の制御極と交流電
源の一方Yとの間に接続された抵抗、C2は前記抵抗R
5と並列に接続されたコンデンサで、前記第2の抵抗R
2に直列に接続されている。
R6は前記抵抗R4と直列に接続された抵抗である。
また前記感熱制御極付整流素子13には並列に、抵抗R
7と第2のトランジスタQ2よりなる直列回路を接続し
、かつ前記第1.第2のトランジスタQ工、Q2のそれ
ぞれのコネクタは抵抗R8を介して第2の制御極付整流
素子Th2の制御極に接続している。
R9は前記抵抗R7と直列に接続された抵抗、RIOは
抵抗R8と直列に接続された抵抗、C3は抵抗R3およ
び可変抵抗VRよりなる直列回路と並列に接続したコン
デンサ、ZDは感熱制御極付整流素子13と並列に接続
された定電圧ダイオードである。
また第2の制御極付整流素子Th2の制御極と第1.第
2のトランジスタQ1.Q2のそれぞれのコレクタの接
続点は、コンデンサC4、抵抗R1□、ダイオードD2
を介して交流電源の他方Xに接続されている。
また第2の制御極付整流素子Th2のアノードは温度ヒ
ユーズTFと熱的に結合された抵抗R12を介して交流
電源の他方Xに接続されている。
さらに前記ヒータ11と第1の制御極付整流素子Th1
の接続点にはヒータ11と並列に、第1の制御極付整流
素子Th1の故障時に発熱して温度ヒユーズTFを溶断
する抵抗R13とダイオードD3を接続している。
上記回路構成において動作を説明する。
交流電源X、Yを投入すると、交流電源よりコンテ゛ン
サC1、第1の抵抗R1、第2の抵抗R2を介して第1
の制御極付整流素子Th□の制御極に、交流電源より位
相の進んだ電流が流れ、第1の制御極付整流素子Th1
はオンする。
これによりヒータ11に給電されて、ヒータ11は発熱
する。
この場合、交流電源X、Yを投入した時点では、感熱制
御極付整流素子13付近の雰囲気温度は低いため、感熱
制御極付整流素子13はオフしている。
前記ヒータ11の発熱によりサーモスタット12付近の
雰囲気温度がT1に達すると、サーモスタツ1〜12は
オンして、モータ10を回転駆動させる。
これにより初めてモータ10の軸に取り付けられたファ
ン(図示せず)が回転して、ヒータ11により加熱され
た温風を袋状のマット1内に送り込む。
そして感熱制御極付整流素子13付近の雰囲気温度がT
2に達すると、感熱制御極付整流素子13がオンするた
め、電流は交流電源からコンデンサC1、第1の抵抗R
1、感熱制御極付整流素子13へと流れ、その結果第1
の制御極付整流素子Th1はオフする。
これによりヒータ11へは給電されなくなるため、感熱
制御極付整流素子13付近の雰囲気温度は次第に低下し
、その温度がT2以下になると、感熱制御極付整流素子
13はオフするため、今度は第1の制御極付整流素子T
h1がオンしてヒータ11へ給電する。
以上の動作を繰り返すことにより温度制御がなされる。
この場合の温度設定は、感熱制御極付整流素子13の制
御極に接続した可変抵抗VRの回転角度を変えることに
より行なう。
また抵抗R3は最高設定温度を定める抵抗である。
また正常の温度制御中に何らかの原因で、第1の感熱制
御整流素子Th工がショート故障を起こした場合には、
抵抗R13に電流が流れるため、抵抗R13は発熱し、
この抵抗R13と熱的に結合された温度ヒユーズTFを
溶断して、交流電源を遮断する。
次に第1の制御極付整流素子Th1が何らかの原因でダ
イオードショートを起こした場合は、第1の制御極付整
流素子Th1のアート、カソード電圧が低くなるため、
ヒータ11と第1の制御極付整流素子Th1の接続点よ
りダイオードD1、抵抗R4を介して接続された第1の
トランジスタQ1はオフし、かつ感熱制御極付整流素子
13はヒータ11の発熱により設定温度T2になるとオ
ンするため、第2のトランジスタQ2はオフする。
この時電流は、交流電源よりコンデンサC4、抵抗R1
1、ダイオードD2、抵抗R8を介して第2の制御極付
整流素子Th2の制御極に流れて、第2の制御極付整流
素子Th2を導通させる。
これにより抵抗R1□が発熱するため、この抵抗R1□
と熱的に結合された温度ヒユーズTFは溶断して交流電
源を遮断する。
なお、第1の制御極付整流素子Th1、感熱制御極付整
流素子13が正常に動作している時は、第1のトランジ
スタQ1あるいは第2のトランジスタQ2のいずれかが
オンしているため、第2の制御極付整流素子Th2は導
通しない。
以上のように本考案によれば、電源にそれぞれ直列に接
続された温度ヒユーズ、ファン駆動用モータおよび低温
時はオフし、かつ高温時にオンするサーモスタットより
なる直列回路と並列に、ヒータと第1の制御極付整流素
子よりなる直列回路を接続した回路構成として、ファン
駆動用モータがヒータの発熱によるサーモスタット付近
の雰囲気温度がある設定温度になって初めて駆動される
ようにしているため、運転初期から冷風が吐き出されて
使用者に不快感を与えるということはなく、快適な暖房
環境を与えることができる。
また前記第1の制御極付整流素子が故障した場合は、直
ちに温度ヒユーズを溶断して電源を遮断するようにして
いるため、安全性の面でもすぐれたものを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における温風マットの構成を
示す斜視図、第2図は温風発生装置の内部構成を示す斜
視図、第3図は同温風発生装置の風洞の部分斜視図、第
4図は感熱制御極付整流素子の温度特性図、第5図は同
温風マットの電気回路である。 10・・・・・・モータ、11・・・・・・ヒータ、1
2・・・・・・サーモスタット、13・・・・・・感熱
制御極付整流素子、TF・・・・・・温度ヒユーズ、C
・・・・・・コンデンサ、R・・・・・・抵抗、VR・
・・・・・可変抵抗、Th1.Th2・・・・・・制御
極付整流素子、D・・・・・・ダイオード、Q・・・・
・件うンジスタ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電源にそれぞれ直列に接続された温度−ヒユーズ
    、ファン駆動用モータおよび低温時はオフし、かつ高温
    時にオンするサーモスタットよりなる直列回路と並列に
    、ヒータと第1の制御極付整流素子よりなる直列回路を
    接続し、前記第1の制御極付整流素子の制御極にはコン
    デンサ、第1の抵抗および第2の抵抗よりなる直列回路
    の第2の抵抗の終端を接続し、かつ前記第1の抵抗と第
    2の抵抗の接続点より、周囲温度によりスイッチング機
    能を果たす感熱制御極付整流素子を、前記第2の抵抗の
    終端と第1の制御極付整流素子の制御極とを直列接続し
    た回路とは並列に接続し、前記感熱制御極付整流素子の
    スイッチングにより、第1の制御極付整流素子をスイッ
    チングさせて、ヒータを通電制御する温風器具において
    、前記第1の制御極付整流素子のアノード、カソードと
    並列に、ダイオード、抵抗、第1のトランジスタよりな
    る直列回路を接続し、前記感熱制御極付整流素子と並列
    に、抵抗と第2のトランジスタよりなる直列回路を接続
    し、かつ前記第1.第2のトランジスタのそれぞれのコ
    レクタは抵抗を介して第2の制御極付整流素子の制御極
    に接続し、この第2の制御極付整流素子の制御極と第1
    .第2のトランジスタのそれぞれのコレクタの接続点は
    、コンテ゛ンサ、抵抗、ダイオードを介して電源に接続
    し、第2の制御極付整流素子のアノードは温度ヒユーズ
    と熱的に結合された抵抗を介して電源と接続してなる温
    風器具の保安回路。
  2. (2)前記ヒータと第1の制御極付整流素子の接続点に
    ヒータと並列に、第1の制御極付整流素子の故障時に発
    熱して温度ヒユーズを溶断する抵抗を接続してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載。 の温度器具の保安回路。
JP6533879U 1979-05-15 1979-05-15 温風器具の保安回路 Expired JPS5928268Y2 (ja)

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JPS55164454U JPS55164454U (ja) 1980-11-26
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