JPH0137522Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

考案の目的 ［産業上の利用分野］ 本考案はヘアドライヤに関し、詳しくは吹出空
気の温度と風量とを可変できるヘアドライヤにお
いて、設定温度および設定風量の選択と制御とを
好適に行なうことのできるヘアドライヤに関す
る。 ［従来の技術］ 従来よりヘアドライヤとして、吸入した空気を
温風として吹出す為の加熱用ヒータへの電力を多
段階に、あるいは無段階に切換えるものや、吹出
す温風の量を同様に切換えるものなどが知られて
いる。即ち、ヘアドライヤから吹出す空気の温度
と風量とをある程度選択できるようにして、使用
する目的、例えばパーマネントをかけた大人の髪
のセツトを行うのか、単に乾燥させることのみを
目的としているのか、といつた違いに合わせて、
特定の温風の状態（風量及びその温度）が得られ
るような構成をとるものがあつた。 こうしたヘアドライヤでは吹出空気の状態の選
択は次の如くであつた。 (A) 風量を固定して加熱用ヒータに電力を供給す
る高温強風のモードか、ヒータに電力を供給し
ない冷強風のモードかを切換スイツチ等により
切換えるといつた択一的な選択範囲をもつも
の。 (B) 風量を小さくする際には同時に加熱用ヒータ
の発熱量も低減し、高温強風のモードと適温適
風のモードとを切換スイツチ等により切換える
といつた選択範囲をもつもの。 (C) 風量は一定にしておき加熱用ヒータの発熱量
を可変抵抗器等操作して可変し高温強風から低
温強風までを得るドライモードと、風量を発熱
量と同時に可変抵抗器等で可変して適温強風か
ら適温弱風までを得るセツトモードとを切換え
るといつた選択範囲をもつもの。 上記の(A)，(B)，(C)の選択範囲を各々第３図Ａ，
Ｂ，Ｃに斜線部として示した。 ［考案が解決しようとする問題点］ かかる従来のヘアドライヤの吹出空気の選択範
囲に対して、実際のヘアドライヤの使用において
は、更に広い温度範囲・風量範囲が必要とされて
いる。即ち第３図Ｄの選択範囲を例にとれば、Ａ
１，Ａ２，Ｂ１といつた低温弱風の範囲はパーマ
ヘアに、Ｂ１，Ｂ２といつた適温弱・適風の範囲
はノーマルヘアに、Ａ３，Ｂ３のような低温・適
温強風の範囲は子供ヘアに、Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３と
いつた高温の範囲は女性ヘアのブローやハードセ
ツトあるいはロングヘアに、等、その使用目的に
応じて全域の吹出空気の状態が必要となる。しか
しながら、従来はこのような吹出空気の範囲をカ
バーするヘアドライヤはなく、使用者がヘアドラ
イヤをセツトする髪から遠避けて使つたり、ある
いは用途に応じて発熱量や風量の異なる幾つかの
ヘアドライヤを使い分けたりする必要があつた。 また、風量や発熱量を可変抵抗器や切換スイツ
チによりある程度可変できるようなヘアドライヤ
であつても、どの程度の設定が好ましいかは目的
とする調髪に応じて使用者が記憶しておかねばな
らず、複数の設定を憶えて操作するというのは実
際にはなかなか容易なことではなかつた。 従つて、理容室などでは煩雑な手間を要求され
ることになり、その意味で従来のヘアドライヤの
使い勝手は充分なものではなかつたという問題が
あつた。又、何本ものヘアドライヤを使い分けた
り、ヘアドライヤの各種スイツチの切換や可変抵
抗器の設定を行なつたり必要に応じてヘアドライ
ヤを近づけたり遠避けたりするのには熟練を要
し、使い慣れない者にとつてはこれらの取扱いは
困難なものであつた。加えて、使い慣れない者が
誤つた使い方をして、例えば発熱量の大きなヘア
ドライヤを、本来、調髪している髪から遠く離し
て使うべき所を近付けて使用し、髪を傷めてしま
う、といつたことも考えられた。 こうした問題に対処する為に、加熱用ヒータへ
供給する電力の調整と、ブロアモータへ供給する
電力の調整とを別々に行えるようにし、より広い
範囲をカバーしようとする試みも考えられるが、
吹出空気の温度はヒータからの発熱量のみならず
風量によつても変化する為、実際には第４図Ｅに
示すような範囲をカバーすることになり、斜線の
領域Ｈでは吹出空気温が高くなりすぎて髪を焦が
してしまうことがあるといつた問題を生じ、他
方、この領域Ｈの温度を実使用上問題のない程度
に低下させれば領域Ｌの温度が充分でなく、即ち
高温強風が得られないという問題が生じ、現実的
な解決とはならなかつた。 そこで、本考案は上記の問題を解決することを
目的とし、即ち、吹出空気の風量と温度との広範
囲に亘つて、容易に所望の温風を得ることのでき
るヘアドライヤを提供することを目的とする。 考案の構成 ［問題点を構成する為の手段］ かかる目的を達成すべく、上記の問題を解決す
る為の手段として、本考案は次の構成をとつた。
即ち、 吹出空気の風量を設定風量に制御する風量制御
手段と、 該吹出空気の温度を検出して加熱用のヒータに
供給する電力を制御することにより、前記風量に
よらず、吹出空気の温度を設定温度に制御する温
度制御手段と、 を備えたヘアドライヤにおいて、 前記設定風量と前記設定温度との組合せを複数
種類設けると共に、該複数種類の組合せから１組
を選択する選択スイツチを該組合せの数だけ備え
ることを特徴とするヘアドライヤの構成がそれで
ある。 ここでヘアドライヤとしては全体を保持して使
用する第４図Ａに模式的に外観を示したタイプ
や、同じくＢ図に示す大型・据置型のタイプのヘ
アドライヤであつてもよい。選択スイツチは第４
図Ａのタイプでは本体筒部上、あるいは把手部等
に使用上邪魔にならない場所を選んで設ければよ
く、一方据置型（第４図Ｂ）の場合には操作パネ
ル上に設ければよい。また操作性を考慮して送風
用の筒体の一部に設けることも好適である。 温度制御手段は、吹出空気の温度をサーミスタ
等の温度検出素子により検出して、これが設定温
度となるようヒータへの供給電力量を制御する手
段であつて、検出された温度と設定温度とを比較
してヒータへの電力供給量をオン・オフ制御や位
相制御等により制御するような電子回路により実
現される。温風の温度を検出するサーミスタ等手
段は、ヒータからの電熱の影響を受けることなく
温風の温度を検出するような位置に取付けること
が好ましい。 設定風量と設定温度との組合せを選択する選択
スイツチは、第４図Ａ，Ｂに例示したように風量
と温度を各軸とする平面上に配置すれば、一目で
風量と温度の組合わせ（高温弱風、高温強風、あ
るいは低温強風といつた種々の組合わせ）がわか
り、扱いやすい。この他、選択スイツチの各々に
「パーマヘア」「ブロー」「ハードヘア」といつた
表示を付けて、調髪の実際に適したスイツチの配
列にすることも好適である。また、第４図Ａ，Ｂ
の例では風量、温度を各３分割としたが、適用す
るヘアドライヤの発熱量等に応じて、２分割や４
分割など種々の設定とその組合わせを選択して構
成することができる。更に、実際の調髪上使用さ
れない組合わせについては選択スイツチを設けな
くとも何ら差支えない。 ［作用］ 上記の如く構成された本考案のヘアドライヤ
は、風量制御手段により吹出空気の風量を設定風
量に制御すると共に、温度制御手段により吹出空
気の温度を検出して吹出空気の温度を設定温度に
制御するのであるが、この設定風量と設定温度と
の設定は選択スイツチにより行なわれるよう構成
されている。 即ち、選択スイツチは設定風量と設定温度との
組合せ種類数だけ設けられ、そのうちの１つを選
択することにより、ヘアドライヤの吹出空気の状
態は、その選択された設定風量と設定温度とに設
定される。この結果、ヘアドライヤの吹出空気の
状態は、選択スイツチひとつによつて、その発熱
能力と送風能力との全範囲から容易に選択・設定
される。 ［実施例］ 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。第１図Ａは本考案一実施例としてのヘア
ドライヤの構成を示す正面図、第１図Ｂは同じく
その一部破断左側面図、第２図は同じくその回路
図である。 図において、１は耐熱樹脂でつくられたヘアド
ライヤの外ケース、２は送風用フイン３を回転さ
せて送風を行なうブロアモータ、５は加熱用のヒ
ータ、７はブロアモータ２とヒータ５への電力の
供給を制御する電子制御回路、１０はスイツチ
SW１ないしスイツチSW９よりなる選択スイツ
チ部、１５はスイツチノブ１６によつてヘアドラ
イヤ全体への電力の供給を入・切する電源スイツ
チ、１８は電源コード、１９はヘアドライヤを壁
などの取付金具に掛けておくリング、２０はヒー
タ５を支持する絶縁材料で形成された支持枠、２
２はヒータ５の発熱が外ケース１へ伝わらないよ
う円筒状に形成された断熱板、２５は温度を検出
する手段としてのサーミスタ、２６はそのリード
線、２７は外ケース１と断熱板２２との間を電子
制御回路までひき回されたサーミスタ２５用の接
続コード、２９はヒータ５の過熱を検出するサー
モスタツト、３０は吹出空気の流れを整流する整
流板、を各々表わしている。 電子制御回路７は、第２図に示すように、エン
コード部５０と発熱量制御回路６０及び風量制御
回路７０とから構成されている。エンコード部５
０はスイツチSW１ないしスイツチSW９の信号
を入力してこれをエンコードする集積回路のエン
コーダIC１と、その出力に抵抗Ｒ１ないしＲ６
を介してつながれたフオトカプラFC１ないしFC
６より構成されている。ここで、スイツチSW１
ないしSW９は排他的にしか選択されないような
機構を有している。又、エンコーダIC１のエン
コードは次の真理値表に示された出力コードを有
する。

【表】 尚、上記表のうち「−」はそのフオトカプラが
オフ状態であることを示している。 発熱量制御回路６０は１チツプの電力制御用素
子IC２を中心に、抵抗器Ｒ１１ないしＲ１６、
整流用ダイオードＤ１、電力スイツチング用トラ
イアツクTA１、フオトカプラFC１，FC２，FC
３の出力側から構成されている。 電力制御用素子IC２は図中ａ点の電位に基づ
いてトライアツクTA１を位相制御するものであ
つて、ａ点の電位Vaがサーミスタ２５の抵抗値
といずれかひとつがオン状態となつているフオト
カプラFC１，FC２，FC３を介した抵抗器Ｒ１
３，Ｒ１４，Ｒ１５いずれかの抵抗値とによつて
定まることから、この電位Vaが高い時にはトラ
イアツクTA１のターンオンの割合を大きくし、
ヒータ５に供給する電力を大きくしている。従つ
て抵抗器Ｒ１３，Ｒ１４，Ｒ１５の抵抗値はこの
順に小さくなつている。尚、電力制御用素子IC
２はゼロボルトスイツチングを実現しており、外
部へのノイズの発生を防止するよう構成されてい
る。 風量制御回路７０は周知の電力制御回路であつ
て、全波整流用のダイオードマトリツクスDm、
電圧ドロツプ用の電力制限抵抗器Ｒ１８、位相制
御により電力をコントロールするトライアツク
TA２、トライアツクTA２のトリガ用素子とし
てのダイアツクDA１、印加される全波整流用波
形の電圧に応じてダイアツクDA１を作動させる
タイミング用のコンデンサＣ１、半固定抵抗器
RT１、及びフオトカプラFC４，FC５，FC６の
作動に応じてこの半固定抵抗器RT１に並列に接
続される半固定抵抗器RT２，RT３，RT４とダ
イオードマトリツクスＤ２，Ｄ３，Ｄ４、とから
構成されている。 風量制御回路７０は、フオトカプラFC４，FC
５，FC６のいずれかがオン状態となると、これ
に対応した半固定抵抗器RT２ないしRT４の抵
抗値に応じてトライアツクTA２のターンオンの
割合が定まるので、これにより全波整流用のダイ
オードマトリツクスDmを介してモータ２を駆動
する。フオトカプラFC４，FC５，FC６は、
各々、オン状態となつた時、ダイオードマトリツ
クスＤ２，Ｄ３，Ｄ４に双方向に電流を流すよう
用いられている。尚、半固定抵抗器RT２，RT
３，RT４の抵抗値は、フオトカプラFC４，FC
５，FC６が各々オン状態となると、この順に風
量が大きくなるよう選択・構成されている。 以上のように構成された本実施例においては、
電源スイツチ１５をオンとすると、風量と吹出空
気温度とをスイツチSW１ないしスイツチSW９
により設定して、ヘアドライヤの使用が可能とな
る。スイツチSW１ないしスイツチSW９のうち、
いずれかのスイツチを選択すると、エンコード部
５０により、スイツチに対応して、フオトカプラ
FC１ないしFC６のうち２つがオン状態となり、
DCモータ２とヒータ５への電力の供給が制御さ
れる。DCモータ２への供給電力はスイツチの選
択により一意に定まるが、ヒータ５への供給電力
は、吹出空気の温度をサーミスタ２５によつて検
出していることから、これによつてフイードバツ
ク制御され、例えば風量が変化したりあるいは室
内温が高い時でも低い時でも、吹出空気の温度を
ほぼ一定に保つよう制御される。従つて吹出空気
の状態は第３図Ｄに示したＡ１ないしＣ３の全域
をカバーすることができ、調髪上のあらゆる要求
に応えることが可能となる。 又、本実施例によれば、吹出空気の風量と温度
の設定とをスイツチひとつによつて種々選択する
ことができ、容易に所望の温度・風量の吹出空気
を得ることができる。しかもスイツチSW１ない
しスイツチSW９は風量と温度とを各々縦軸・横
軸とする平面上にマトリツクス状に配列されてい
るので、所望の吹出空気の風量と温度との選択も
極めて容易である。 この結果、１台のヘアドライヤでほとんどすべ
ての調髪上の使用をまかなうことができる上、髪
をこがしたりする心配がなく、ヘアドライヤ操作
上の熟練や煩雑な手間が不要となつた。更に、ヒ
ータ５とサーミスタ２５及びそのリード線２６と
を断熱板２７で断熱しているので、サーミスタ２
５は伝熱による誤差を生じることなく、吹出空気
の温度を正確に検出し、これを設定された温度に
調整するような制御に供することができる。又、
風量の制御、温度の制御を共にトライアツクTA
１，TA２を用いた位相制御としているので、電
力のムダな消費もほとんど生じない。このうち、
ヒータ５の大きな電力を制御する発熱量制御回路
６０はゼロクロスによる電力制御を行なつている
ので、電波障害等を引きおこすこともない。又、
電子制御回路７はプリント基板上に配設された部
品ごと、冷風の通路に、最小断面積方向をもつて
設置されているので、ヘアドライヤの使用時には
強制空冷が行われることになり、エンコーダIC
１、電力制御素子IC２を初めとする各半導体の
環境温度を低温に抑制することに役立つている。 尚、上述の実施例では選択スイツチ部１０のス
イツチSW１ないしスイツチSW９は各々表面に
番号１ないし９を単に刻字してあるにすぎない
が、例えば次のように調髪上の用途を刻字してお
けば、より使い勝手が向上し、不慣れな使用者が
操作ミス等をおこすことがあるという問題も一層
解消される。 スイツチSW１…パーマヘア（低温弱風） スイツチSW２…パーマ・ノーマルヘア （適温弱風） スイツチSW３…ハードセツト（弱風） スイツチSW４…パーマヘア（適風） スイツチSW５…ノーマルヘア（適風） スイツチSW６…ブロー・ハードセツト （適風） スイツチSW７…子供ヘア（乾燥適風） スイツチSW８…子供ヘア（乾燥強風） スイツチSW９…乾燥（高温強風） 又、上述の実施例では、風量の調整は温度・風
量設定用のスイツチSW１ないしスイツチSW９
のうちスイツチSW１，SW２，SW３のいずれか
が選択された時、最小風量となるよう構成されて
いるが、最近パンクヘアの調髪等に多用されるよ
うになつた風向設定用のアタツチメントをつけた
場合に得られる更に低い風量においても、吹出空
気の温度は一定となるようヒータ５への電力供給
が制御されることから、吹出空気量が一層小さく
なつた為に吹出空気温度が過剰に上昇するという
こともない。従つてヒータ５の過熱によりサーモ
スタツト２９が動作したり、あるいはその直前に
吹出空気温度が過剰に高くなつて髪をこがした
り、アタツチメントを損傷したりするということ
もない。 以上本考案の実施例について説明したが、本考
案はこの実施例に何等限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。 考案の効果 以上詳述したように、本考案のヘアドライヤに
よれば、ヘアドライヤの吹出空気の設定風量と設
定温度とが組み合わされた選択スイツチを、その
組合せの数だけ備えているため、その選択スイツ
チの１つを選ぶだけで簡単に風量と温度とが設定
される。従つて、使用者は髪型、髪質に応じて必
要な選択スイツチを選ぶだけで適温、適量の温風
が得られ、極めて優れた操作性が実現される。し
かも、吹出空気の風量と温度とを各々別々に制御
しているため、ヘアドライヤの発熱量と送風能力
との全領域に亘つて、所望の吹出空気の状態を得
ることができ、この全領域において所望の吹出空
気の状態を選択するためにも、この選択スイツチ
が極めて有効なものとなる。この結果、髪をこが
したりする心配もなく、ヘアドライヤ操作上の熟
練や煩雑な手間も不要となつた。又、アタツチメ
ント等を用いて更に風量を絞つて用いることもで
きるといつた副次的な効果も得られている。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａは本考案一実施例のヘアドライヤの構
成を示す正面図、第１図Ｂは同じくその一部破断
左側面図、第２図は同じくその回路図、第３図
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは各々ヘアドライヤの吹出空
気の範囲を示すグラフ、第４図Ａ，Ｂは各々本考
案を適用したヘアドライヤの例を示す外観図、で
ある。 １……外ケース、２……ブロアモータ、５……
ヒータ、７……電子制御回路、１０……選択スイ
ツチ部、２５……サーミスタ、５０……エンコー
ド部、６０……発熱量制御回路、７０……風量制
御回路。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 吹出空気の風量を設定風量に制御する風量制
   御手段と、 該吹出空気の温度を検出して加熱用のヒータ
   に供給する電力を制御することにより、前記風
   量によらず、吹出空気の温度を設定温度に制御
   する温度制御手段と、 を備えたヘアドライヤにおいて、 前記設定風量と前記設定温度との組合せを複
   数種類設けると共に、該複数種類の組合せから
   １組を選択する選択スイツチを該組合せの数だ
   け備えることを特徴とするヘアドライヤ。 ２ 前記選択スイツチが、設定風量と設定温度と
   のマトリツクスとして平面上に展開して設けら
   れた実用新案登録請求の範囲第１項記載のヘア
   ドライヤ。 ３ 前記選択スイツチのキートツプに、調髪上の
   使用用途が記入された実用新案登録請求の範囲
   第１項記載または第２項記載のヘアドライヤ。