JPH0747042Y2 - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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JPH0747042Y2
JPH0747042Y2 JP1989067545U JP6754589U JPH0747042Y2 JP H0747042 Y2 JPH0747042 Y2 JP H0747042Y2 JP 1989067545 U JP1989067545 U JP 1989067545U JP 6754589 U JP6754589 U JP 6754589U JP H0747042 Y2 JPH0747042 Y2 JP H0747042Y2
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blower
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heat generation
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heat generating
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はヘアードライヤであって、特に送風および発
熱動作を制御する構成の改良に関する。
〔従来の技術〕
通常のヘアードライヤは、そのハンドル部分に設けた1
個の主制御スイッチによる切り換え操作と連動して、冷
風、弱温風あるいは強温風などの各動作モードへ段階的
に切り換え可能としたものが一般的であった。
しかし、かかる主制御スイッチのみを使用したモード切
り換えは、一般の使用者にとっては取り扱いが容易であ
るが、予め設定しておいた少数の動作モードを所定の順
番に従ってのみ変更可能であるため、熟練者にとっては
操作性に劣るとともに、変更可能な動作モードの種類も
限定される。
そこで近年、この主制御スイッチに加えて1つの補助ス
イッチを設け、該補助スイッチの操作によって、例えば
主制御スイッチによる強温風状態から強冷風状態へと動
作モードを急激に変更可能としたり、主制御スイッチに
よる動作モードを部分的に変更可能としたものが提案さ
れている(例えば特開昭62−246310号公報、実開平1−
11104号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の如く1つの補助スイッチを設けて
ヘアードライヤの動作モードを変更する方法は、単に主
制御スイッチの操作を補助または補完するものでしかな
く、熟練者にとっては依然として、操作性および動作モ
ードの多様性に劣る。
本考案はかかる不具合に基づいてなされたものであっ
て、多様な動作モードを、簡単な操作で容易に実現でき
るヘアードライヤを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかるヘアードライヤは、第1図にその基本的
構成を示す如く、従来と略同様に、所定の発熱動作を行
う発熱部7と、該発熱部7に向けて送風Aする送風部10
と、少なくとも発熱部7および送風部10への通電開始時
期を規制可能とする主制御部22とを備え、更にそれに加
えて、発熱部7における発熱量を変更可能とする発熱制
御部33と、送風部10における送風量を変更可能とする送
風制御部32とを備えている。上記した各部は、送風筒5
にハンドル3を付けてなる本体ケース13内に一体に収納
する一方、主制御部22、送風制御部32および発熱制御部
33を手動で操作できるように操作ノブ31・37・40を個別
に備え、各操作ノブ31・37・40を本体ケース13の外面に
配設する。
上記した発熱制御部33は、発熱部7および送風部10へ供
給する商用交流電源27を全波または半波に切り換え変更
するものである。送風制御部32は、モータ抵抗を増減す
るものである。
少なくとも、上記送風制御部32と発熱制御部33の操作ノ
ブ37・40は、いずれも押圧式のものであって、前記送風
筒5の外面上の握り可能領域内またはハンドル3の外面
上に、互いに接近状態に並べて配設されているものであ
る。
〔作用〕
上記構成により、主制御部22の操作ノブ31を操作して、
発熱部7および送風部10を商用交流電源27に接続し、両
者を駆動可能な状態にする。かかる状態で、操作ノブ37
および40を適宜操作することにより、送風制御部32を送
風部10からの送風量を調整しながら、同時に発熱制御部
32で発熱部7における発熱量を調整することにより、そ
の時点での最良の動作モードが操作ノブ37・40の操作の
みで実現できるのである。
〔実施例〕
本考案にかかるヘアードライヤ1は、その一例を第2図
において具体的に示す如く、ドライヤ本体2と、該本体
2の基端側から略直交して延びるハンドル3とを備えて
いる。
ドライヤ本体2は、先端側が開口4した送風筒5の略中
央の内部に、巻線ヒータ6からなる発熱部7を配設する
一方、送風筒5の基端側に、モータ8と該モータ8で回
転駆動される送風ファン9からなる送風部10を備え、送
風部10から発熱部7に向けて送風動作を行うことによ
り、熱風を送風筒5の開口4から吹き出し可能とする。
更に送風筒5の開口4には、ノズル11が第4図の如く着
脱自在に取り付けられるとともに、送風筒5の外周に滑
り止めリブ12が適宜箇所に形成され、送風筒5を握った
状態でもドライヤ1としての操作が行えるようにしてい
る。
ハンドル3は、通常の使用時に操作者が保持して、基本
的な操作を行うためのものであって、送風筒5と一体と
なった本体ケース13の内部には、ドライヤ本体2の送風
部10および発熱部7を制御するための電気回路が収納さ
れている。
電気回路は、第3図に示す如く、送風用モータ8に通電
する送風回路20と、発熱用ヒータ6に通電する発熱回路
21と、送風回路20および発熱回路21への通電状態を規制
する主制御部22と、主制御部22による制御状態を示す表
示部23とを備えている。
送風回路20は、ダイオードブリッジ24とフィルタ回路25
とを備え、コンセント26を介して本体ケース13内に導入
された商用交流電圧27をダイオードブリッジ24で全波整
流したあとモータ8に印加して回転駆動する一方、モー
タ回転時に発生するノイズが商用電源ライン側に戻るの
を、フィルタ回路25で阻止する。
発熱回路21は、ヒータ6と直列にサーモスタット28およ
び温度ヒューズ29を接続し、サーモスタット28のオンオ
フ動作により、発熱温度を設定値以下に維持可能とする
とともに、サーモスタット28が誤動作した場合には温度
ヒューズ29を切断し、ヒータ6への通電を強制的に停止
して、異常な高温が発生するのを防止する。
主制御部22は第2図の如くスライドスイッチ30であっ
て、操作ノブ31をハンドル3の中央部分に備え、該ノブ
31のスライド操作と連動して、送風回路20および発熱回
路21への通電開始時期および通電量を制御することによ
り、両回路20・21のオフ状態から後記する複数種類の制
御状態へと、動作モードを段階的に変更可能としてい
る。
表示部23は、発光ダイオード14と直列に抵抗15を接続し
て発光ダイオード14に流れる電流を制限する一方、発光
ダイオード14と並列逆方向にダイオード16を繋ぎ、発光
ダイオード14に印加される逆方向電圧を下げるように構
成したものであって、全体を発熱回路21のヒータ6と並
列に接続している。従って、ヒータ6に通電されると、
表示部23に対してもヒータ6の両端電圧が印加される結
果、発光ダイオード14は発光して、ヒータ6が発熱動作
を行っていることを表示する。
本考案は上記した構成に加えて、送風回路20におけるモ
ータ8の回転速度を制御可能とする送風制御部32と、発
熱回路21におけるヒータ6への通電量を制御する発熱制
御部33とを個別に設けたことを特徴とする。
送風制御部32は、送風回路20の入力側にモータ抵抗34・
35を備え、一方モータ抵抗34と並列に常開のオンオフス
イッチ36を接続するとともに、該スイッチ36の操作ノブ
37を、上記した送風筒5の長手方向の略中央部上面に配
設している。従って、操作ノブ37をオン操作すると、モ
ータ抵抗34が短絡されて送風回路20に印加される電圧が
上昇し、モータ8の回転速度を上げて、送風量を増加さ
せる。
発熱制御部33は、発熱回路21と主制御部22との間に整流
用のダイオード38を接続し、該ダイオード38と並列に、
常閉のオンオフスイッチ39を接続するとともに、該スイ
ッチ39の操作ノブ40を、前記した送風制御部32の操作ノ
ブ37に接近して配置している。更に、両ノブ37・40の上
面形状を互いに異ならせることにより、指先のみで両者
の区別が容易に出来るようにしている。従って、操作ノ
ブ40を操作していない状態では、スイッチ39を介してヒ
ータ6に商用交流電圧27がそのまま印加されるが、ノブ
40を押圧操作するとダイオード38により商用交流電圧27
が半波整流され、ヒータ6に供給される電力を略半分に
低減させて、該ヒータ6による発熱量を減少させる。
なお本実施例では、発熱制御部33は送風回路20と直列に
接続されており、送風回路20に印加される電圧を全波と
半波とで切り換えて、モータ8の速度変更を伴うように
している。
主制御部22のスライドスイッチ30は、第1、第2および
第3接点41・42・43の3つのオンオフ接点を有し、全て
の接点41・42・43が開いたオフ位置から、操作ノブ31の
3段階のスライド操作と連動して各接点のオンオフの組
み合せを変更することにより、送風回路20および発熱回
路21に対する通電開始時期を規制するとともに、上記し
た送風制御部32および発熱制御部33により実現可能な動
作モードおよび発熱回路21への通電を断つ基本的な3つ
のモードが、操作ノブ31のスライド操作のみで実施でき
るようにしている。すなわち、第1接点41を発熱制御部
33のスイッチ39と直列に繋ぎ、第2接点42を発熱制御部
33のダイオード38と直列に繋ぐとともに、第3接点43を
発熱回路21と直列に接続している。
ここで、操作ノブ31の第1段階のスライドで第1接点41
および第2接点42をオンさせることにより、送風回路20
側にだけ全波の商用交流電圧27を印加し、モータ8を高
速回転させ、強冷風モードとなる。次に、操作ノブ31の
第2段へのスライドで第2接点42および第3接点43のみ
をオンさせることにより、半波整流された商用交流電源
27で発熱回路21および送風回路20を同時に駆動し、弱温
風モードとなる。更に第3段へのスライドで、第1ない
し第3接点41・42・43をすべてオンすることにより、全
波状態で発熱回路21および送風回路20を駆動し、強温風
モードとなるのである。
上記構成において、スライドスイッチ30の操作ノブ31を
任意のスライド位置にセットして、基本運転モードを設
定したあと、第4図の如く、送風筒5のリブ12の周囲を
手の平で握る。かかる状態で、人差指を操作ノブ40上
へ、中指を操作ノブ37上へそれぞれ位置させ、頭髪の微
妙な処理内容に対応して両ノブ37・40を適宜押圧するこ
とにより、送風部10からの風量および発熱部7からの発
熱量の組み合せが、主制御部22を操作することなく、瞬
時に変更されるのである。
上記した各制御時におけるモータ回転速度とヒータ出力
との関係を、第5図に示す。
なお、操作ノブ31・37・40の配置位置は適宜変更するこ
とが可能で、送風筒5上またはハンドル3上へ、3つの
操作ノブをまとめて配置することも分離して配置するこ
ともできる。
更に、主制御部22を単に通電時期のみを規制するものと
し、モードの切り換えをすべて操作ノブ37・40で行なわ
せもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上記の如く、発熱部7における発熱量を変更す
る発熱制御部33と、送風部10における送風量を変更する
送風制御部32とを個別に設けるとともに、ケース13の外
面に備えた操作ノブ37・40の操作と連動して送風量と発
熱量を個別に変更できるように構成したので、多様なモ
ードによる頭髪処理が、簡単な操作で容易に行える。
また、発熱制御部33を半波と全波の切り換え回路とする
とともに、送風部10と直列接続することにより、発熱制
御部33および送風制御部32の操作ノブ37・40の操作のみ
で、多種類の異なった風量を選択使用できる。
更に、操作ノブ37・40を本体ケース13の送風筒5の握り
可能領域内またはハンドル3の外面上に互いに近接状態
に配置するので、送風筒5またはハンドル3を握って使
用するとき、握り指をその位置にしたまま、その握り指
先で操作ノブ37および40のいずれか一つまたは双方を同
時に押圧したり、それら操作ノブ37・40から浮かすとい
う指先操作のみで操作でき、送風筒5またはハンドル3
の握り替えを必要とすることなく、瞬時に行えて操作性
にすぐれるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本的構成を示す説明図である。 第2図ないし第4図は考案の一実施例を示し、 第2図は全体の構成を示す一部を破断した正面図、 第3図は電気回路図、 第4図は使用状態を示す斜視図である。 第5図は、各運転状態におけるモータとヒータの動作変
化を示す制御状態での図表である。 7……発熱部、10……送風部、13……ケース、22……主
制御部、31……主制御部の操作ノブ、32……送風制御
部、33……発熱制御部、37……送風制御部の操作ノブ、
40……発熱制御部の操作ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の発熱動作を行う発熱部7と、 該発熱部7に向けて送風する送風部10と、 少なくとも発熱部7および送風部10への通電開始時期を
    規制可能とする主制御部22と、 発熱部7における発熱量を変更可能とする発熱制御部33
    と、 送風部10における送風量を変更可能とする送風制御部32
    とを、 送風筒5にハンドル3を付けてなる本体ケース13内に一
    体に収納するとともに、上記した主制御部22、送風制御
    部32および発熱制御部33に操作ノブ31・37・40を個別に
    備え、各操作ノブ31・37・40を本体ケース13の外面に配
    設してあり、 前記した発熱制御部33は、発熱部7および送風部10へ供
    給する商用交流電源27を全波または半波に切り換え変更
    するものであり、 送風制御部32は、モータ抵抗を増減するものであって、 更に、少なくとも、前記送風制御部32と発熱制御部33の
    操作ノブ37・40は、いずれも押圧式のものであって、前
    記送風筒5の外面上の握り可能領域内またはハンドル3
    の外面上に、互いに接近状態に並べて配設されているこ
    とを特徴とするヘアードライヤ。
JP1989067545U 1989-06-09 1989-06-09 ヘアードライヤ Expired - Fee Related JPH0747042Y2 (ja)

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JPH037304U JPH037304U (ja) 1991-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56703B2 (ja) * 1973-03-11 1981-01-09
JPH0137522Y2 (ja) * 1984-12-25 1989-11-13
JPH0418483Y2 (ja) * 1987-01-19 1992-04-24
JPH053132Y2 (ja) * 1987-07-08 1993-01-26

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