JPH038530Y2 - - Google Patents

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JPH038530Y2
JPH038530Y2 JP1985093478U JP9347885U JPH038530Y2 JP H038530 Y2 JPH038530 Y2 JP H038530Y2 JP 1985093478 U JP1985093478 U JP 1985093478U JP 9347885 U JP9347885 U JP 9347885U JP H038530 Y2 JPH038530 Y2 JP H038530Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60DVEHICLE CONNECTIONS
    • B60D5/00Gangways for coupled vehicles, e.g. of concertina type
    • B60D5/006Passages between articulated vehicles, e.g. bridges or rotating plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D17/00Construction details of vehicle bodies
    • B61D17/04Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
    • B61D17/20Communication passages between coaches; Adaptation of coach ends therefor
    • B61D17/22Communication passages between coaches; Adaptation of coach ends therefor flexible, e.g. bellows

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 イ−1 産業上の利用分野 本考案は鉄道車両等の車両用連結幌の壁面パネ
ルに関する。
イ−2 従来技術 従来、車両用連結幌を車体方向に2分割し、そ
の分割された夫々の幌構成体内の両側に壁面パネ
ルを設けるようにしたものが例えば特開昭59−
41426号公報に開示されている。
イ−3 本考案が解決しようとする問題点 前記従来のように2分割された壁面パネルは、
両車体のローリング、ピツチング、曲線路上の通
過等の各状態に良好に追従する必要がある。そこ
で本考案は前記各状態において壁面パネルが良好
に追従できるようにすることを目的とするもので
ある。
ロ 考案の構成 ロ−1 問題点を解決するための手段 本考案は前記の問題点を解決するために、前後
車両間に架設する連結幌を車両方向に2分割し、
その分割された夫々の幌構成体内の両側に壁面パ
ネルを設けるとともに、該壁面パネルを、前記幌
構成体の解放金枠に固定した壁面固定パネル41
と、車体側に水平回動可能に付設した壁面可動パ
ネル42とに2分割し、かつ壁面可動パネル42
の先部を壁面固定パネル41の内面側に位置させ
たものにおいて、壁面可動パネル42の先部を壁
面固定パネル方向へ付勢するスプリング54と、
壁面パネル42の先端部外面側に設けた垂直なロ
ーラ軸58と、該ローラ軸58に遊合したローラ
57と、該ローラ57の上下に対向的に備えられ
ローラ57を常時所定位置へ復帰するように付勢
する弾性部材59,60と、壁面固定パネル41
の前端面に、壁面可動パネル42のローラ57が
転動する部分に位置して突設した可撓性材料より
なる外れ防止板48とを具備したことを特徴とす
るものである。
ロ−2 作用 両車体1,2が直線路上で連結された通常の状
態では、両壁面固定パネル41は第3図に示す如
く、車体の中心線に並行し、両壁面可動パネル4
2も、その先端部が壁面固定パネル41の内側面
に位置して同様に並行した姿勢をとる。
次に両車体1,2がピツチングを起すと、壁面
パネルは、その壁面パネル41と壁面可動パネル
42が相互に上下方向に変位し、そのピツチング
に追従する。このとき、壁面可動パネル42に備
えたローラ57は、スプリング54の荷重によつ
て壁面固定パネル41の摺り板47に押圧されて
いるため、弾性部材59,60に抗して上下動
し、両壁面パネル41,42の相互変位が円滑に
行なわれる。
次に両車体1,2が曲線路上を通過する場合に
は、壁面固定パネル41の左右動に追重して壁面
可動パネル42がそのヒンジ部材53を中心とし
て平面回動し、曲線路上通過に追従する。
ローリング時には、壁面固定パネル41と壁面
可動パネル42とが相互変位して車体のローリン
グに対し各パネルが追従する。
更に、外れ防止板48を突設したことにより、
壁面固定パネル41の車体方向への長さを短くし
て、両車体の曲線通過等によつて車体間が異常接
近しても、壁面固定パネル41を先端が車体に衝
突しないようにしてその破損することを防止でき
る上に、幌構成体が異常に伸長して壁面可動パネ
ル42の先端部が壁面固定パネル41の先端部よ
り外れた場合には、壁面可動パネル42のローラ
57が外れ防止板48上に支持され、両壁面パネ
ル41,42の係合関係が外れないようにするこ
とができる。また、車体間の異常接近時には、前
記の外れ防止板48が車体に衝突するが、該外れ
防止板48は、可撓性材料で形成されているた
め、単に折曲するのみで破損することはない。
ロ−3 実施例 次に図面に示す実施例について説明する。
第1図において、1,2は連結する両車体で、
図面に示す如く、相互に対向する車体妻面間に、
車体方向に2分割された幌構成体3,4が架設さ
れており、夫々車体側金枠を車体妻面に固着し、
連結器5,6の切り離しによる両車体の相互離間
によつて両幌構成体3,4が中央の分割対向面部
で分離され、また連結器5,6の連結によつて両
幌構成体3,4の分割対向面部が押し付け連接さ
れて、両幌構成体3,4により両車体間の貫通路
外周を被覆するようになつている。各幌構成体
3,4は、車体妻面に固着された固定側金枠7と
自由端とした開放側金枠8間に、幌骨と幌布によ
り伸縮可能に形成した幌部材9を張設してなり、
車体妻面と解放側金具8間に、ばね力によつて解
放側金枠8を前方へ付勢する幌押付器10を架設
し、両車体1,2の連結時に、両幌構成体3,4
の両解放側金枠8,8を、幌押付器10,10に
よつて相互に押付連接するようになつている。1
1は幌吊具である。前記両幌構成体3,4内に
は、夫々の貫通路の天井部及び両壁部を囲むため
のパネルが次にような構造で設けられている。
尚、該パネルの構成は両幌構成体3,4共同様で
あるので、一方の幌構成体3側のものについて説
明する。
先づ天井パネルについて説明する。第2図乃至
第4図において、12は幌構成体3の解放側金枠
に設けた天井固定パネル、13は車体1の妻面に
設けた天井可動パネルで、これらにより天井パネ
ルが分割的に形成されている。該天井パネルにお
ける一方の天井固定パネル12は、前後長が第4
図に示す如く、幌構成体3における前後長の半分
以上でかつ幌の伸縮移動に支障とならない長さに
形成され、その横幅が貫通路の天井部を覆いかつ
偏倚時等に幌布に接触しない幅に形成され、更に
その平面形状は第5図に示すような形状である。
また、該天井固定パネル12は、第6図に示す如
く、軽金属製の骨枠14を設け、その室内見付面
側にアルミニウム−メラミン化粧板等の内板15
を貼着し、上面側にアルミニウム板等の外板16
を貼着し、その体内中空部に遮音、断熱材17を
封入して、貫通路の周壁を車室内と同様な美観に
形成すると共に、遮音、断熱効果が発揮されるよ
うに形成されている。該天井固定パネル12の基
端側には第5図に示す如く、4個のボルト穴が形
成され、該ボルト穴18を通じて該天井固定パネ
ル12がボルト19及びナツト20によつて解放
側金枠8に、第6図に示す如く水平的に固定され
ている。該天井パネル12の両側面には、後述す
る壁面固定パネル41と一体的に固着するための
取付板21が固着されており、第7図及び第8図
に示すように、その取付面21aが車体側に拡開
するように傾斜していると共に取付ボルト22に
よつて壁面固定パネル41を固着するよになつて
いる。23は天井固定パネル12における上面の
先端部に固着した合成樹脂製の摺り板で、車体の
ピツチング時に後述する天井可動パネル13の腹
部が当接した場合に両パネルが摺動しやすいよう
にして保護するためのものである。
次に他方の天井可動パネル13について説明す
る。該天井可動パネル13の平面形状は第9図に
示すような形状であり、その前後長及び横幅は前
記天井固定パネル12とほぼ同様である。
また、そのパネル構造は、前記天井固定パネル
12と同様な、骨枠24、内板25、外板26、
遮音、断熱材27によつて構成されている。該天
井可動パネル13は、その中央部を中心として両
側部が上下謡動(ローリング)するように車体側
に回動可能に支持されている。
すなわち、第9図乃至第14図に示す如く、車
体1の妻面中央上部に座板28を介して回転用支
軸29を水平に突設し、また、天井可動パネル1
3の基端面側中央部には、前記支軸29に遊嵌す
る穴30を形成したガイド板31をボルトにより
固着し、支軸29を前記穴30に回転可能に貫通
させてその先部にスナツプピン33を差して構成
されている。該穴30はピン29より幾分大径に
して天井可動パネル13が幾分上下動可能になつ
ている。該支軸29が位置する部分には、該部の
パネルを欠除して操作用窓34が形成されている
と共に該操作用窓34の下面が、ボルト35によ
つて着脱可能に設けたカバー36により閉塞され
ており、該カバー36を外すことにより該操作用
窓34を通じてスナツピン33の着脱を行ない、
該天井可動パネル13の取付け及び取外しが行な
えるようになつている。また、車体1の妻面側に
は、第10図及び第12図に示す如く、前記支軸
29の両側部に位置して、天井可動パネル13の
ローリング範囲を規制するストツパー37,37
が固着されている。該両ストツパー37,37の
取付位置は、第10図に示す如く、天井可動パネ
ル13が水平状態にある場合に、該天井可動パネ
ル13の上面より幾分上方に離間して対向するよ
うに設定されており、天井可動パネル13が、支
軸29を中心としてその両側が幾分上下動できる
ように回動可能で、かつその回動範囲が規制され
るようになつている。38は天井可動パネル13
の下面における前部に固着した合成樹脂製のスラ
イド部材で、該部材38を介して天井可動パネル
13を前記天井固定パネル12上に載置し、天井
パネル12,13の摺動が円滑に行なわれるよう
になつている。
39,39は第9図及び第12図に示す如く、
天井可動パネル13の基端面の両側部に固着した
合成樹脂製のスライド部材で、該部材39,39
が車体1の妻面側に当つて天井可動パネル13の
回動が円滑に行なわれるようになつている。
40,40は、後述する壁面可動パネル42の
ヒンジ部材53を設置するために天井可動パネル
13の基部両側を切欠した逃げ穴である。
次に壁面パネルについて説明する。壁面パネル
は第2図及び第3図に示す如く、幌構成体3,4
の解放側金枠8,8固定した壁面固定パネル41
と車体側に平面回転可能に設けた壁面可動パネル
42により分割して構されており、これが貫通路
の両側に設けられている。先づ壁面固定パネル4
1について説明する。該壁面固定パネル41は、
第3図及び第15図に示す如く、幌構成体のほぼ
半分の前後長を有する長方形に形成され、その基
端が解放側金枠8にボルト等により固着されてい
る。また、その半面形状は第3図及び第16図に
示す如く、そのほぼ中央部より前部が外方へ折曲
している。該壁面固定パネル41は、第16図に
示す如く、骨枠43、内板44、外板45、遮
音、断熱材46よりなり、これらの材質は前記天
井パネルの構成材と同様である。また、室内側表
面の上部と下部には、前後方向の全長に亘つて摺
り板47が貼着され、その前端には、硬質ゴム板
等の可撓材料よりなる外れ防止板48がパネルの
前端面に固着して突出している。尚、該壁面固定
パネル41の折曲部は、前記天井固定パネル12
の両側に固設した取付板21に、第7図及び第8
図の如く固定され、壁面固定パネル41と天井固
定パネル12が一体化されている。次に壁面可動
パネル42について説明する。該壁面可動パネル
42は第3図に示す如く、前記壁面固定パネル4
1の内側に配置してその基端を車体側に平面回動
可能に支着されている。また、その前後長は、そ
の先端が壁面固定パネル41の直線部に達し、そ
の上下長が前記天井固定パネル12の内面と、渡
り板の上面間に納まる長さに形成され、その側面
形状は第17図の如くである。該壁面可動パネル
42も前記壁面固定パネル41と同様な材質より
なる骨枠49、内板50、外板51、遮音、断熱
板52によつて第18図に示す如く形成れてい
る。53は車体側に対して平面回転可能に支着す
るヒンジ部材である。54は壁面可動パネル42
を、その先部が前記壁面固定パネル41側に押し
付けられるように付勢するスプリングで、壁面可
動パネル42の外面に設けたフツク55と車体側
に設けたフツク56間に架設されている。57は
壁面可動パネル42の先部外側に設けたローラ
で、前記壁面固定パネル41に設けた上下の摺り
板47に当接する如く上下に位置して2個設けら
れており、壁面固定パネル41の前後移動により
該ローラ57が摺り板47面上に沿つて転動する
ようになつている。また該ローラ57は第19図
に示す如く、壁面可動パネル42に垂直に固設し
たローラ軸58に上下動可能に遊嵌し、かつロー
ラ軸58には、ローラ57の上下に位置して弾性
部材であるコイルスプリング59,60を備え、
ロール57が平面的な転動と上下方向への移動が
できるようになつている。該壁面可動パネル42
の上下端には、ゴム板等の弾性板よりなる塞ぎ板
61,62が第17図に示す如く突設されてお
り、天井固定パネル12との〓間を上下塞ぎ板6
1で塞ぎ、渡り板との〓間を下部塞ぎ板62で塞
ぐようになつてい。また、壁面可動パネル42に
は、第20図及び第21図に示す如く、壁面固定
パネル41間にローブ63が架設されており、壁
面可動パネル42が所定依上に内側へ開口しない
ように規制して、両パネル間の〓間に子供が侵入
しないような安全策が施されている。
また、ロープ63の壁面可動パネル側金具は、
有端状の掛金具64とし、これを支持杆65に取
り外し可能に掛け、作業者が壁面可動パネル42
を開放する場合には、〓間より手を入れて掛金具
64を外すことにより開放できるようになつてい
る。壁面可動パネル42の外面には、その上下部
に位置して、第3図、第22図及び第23図に示
す如く、外方へ突出する干渉防止部材66が固着
されている。該干渉防止部材66は第23図に示
す如く、棒材を平面形状が三角形となるように折
曲し、これを基板67に固着し、該基板67を壁
面可動パネル42に固着するようになつている。
また該干渉防止部材66は、両幌構成体3,4に
おいて対向する両壁面可動パネル42,42の一
方にのみ設けられ、かつ、該両パネル42,42
の先端が相互に衝突する直前に、干渉防止部材6
6が壁面固定パネル41の直線部に乗り上げて、
そのパネルの先端が対向するパネルの内側へ逃げ
込むようになつている。渡り板は第2図及び第4
図に示す如く、両幌構成体において、夫々前後方
向に2分割された前部渡り板68と後部渡り板6
9によつて形成されていると共に夫々の内部に前
記パネルと同様な遮音、断熱材が内蔵されてる。
次に本実施例の作動について説明する。
両車体1,2が直線路上で連結された通常の状
態では、その天井固定パネル12が水平姿勢をと
り、また天井可動パネル13が天井固定パネル1
2上に平行状態に載置される(第2図及び第4
図)。また両壁面固定パネル41は第3図に示す
如く、車体の中心線に並行し、両壁面可動パネル
42も、その先端部が壁面固定パネル41の内側
面に位置して同様に並行した姿勢をとる。また、
壁面可動パネル42の上下端に設けた塞ぎ板6
1,62により天井パネル及び渡り板との間の〓
間を塞ぎ、風等の侵入を防止する。
また、各パネル内に遮音、断熱材が封入されて
いるので、貫通路内は外部との遮音性、断熱性が
高い。
次で両車体1,2がピツチングを起すと、第2
4図に示す如く、高位置側の天井可動パネル13
はその先端が下降するように傾斜し、低位置側の
天井可動パネル13はその先端が上昇するように
傾斜して、そのピツチングに追従する。この傾斜
動作は、穴30の内径が支軸29の外径より幾分
大きくして支軸29にガタをもたせたことにより
行なわれる。また壁面パネルは、その壁面固定パ
ネル41と壁面可動パネル42が相互に上下方向
に変位し、そのピツチングに追従する。このと
き、壁面可動パネル42に備えたローラ57は、
スプリング54の荷重によつて壁面固定パネル4
1の摺り板47に押圧されているため、コイルス
プリング59,60に抗して上下動し、両壁面パ
ネル41,42の相互変位が円滑に行なわれる。
次に両車体1,2が曲線路上を通過する場合に
は、天井パネルは、その天井固定パネル12と天
井可動パネル13が相互に平面的に摺動変位し、
曲線路上通過に追従する。また壁面パネルは、第
25図に示す如く、壁面固定パネル41の左右動
に追従して壁面可動パネル42がそのヒンジ部材
53を中心として平面回動し、曲線路上通過に追
従する。このとき、壁面可動パネル42のローラ
57が壁面固定パネル41の摺り板47上を転動
するため、両パネルの相互変位は円滑に行なわれ
る。
また、ローリング時には、天井固定パネル12
のローリングに追従して天井可動パネル13がそ
のピン29を中心としてローリングし、また壁面
固定パネル41と壁面可動パネル42とが相互変
位して車体のローリングに対し各パネルが追従す
る。
更に両幌構成体が異常に縮小して、両幌構成体
の対向する両壁面可動パネル42,42が干渉す
る場合には、干渉防止部材66が第26図に示す
如く壁面固定パネル41の直線部に乗り上げて、
そのパネルの先端が対向するパネルの先端部の内
側へ逃げ、両パネル42,42の相互衝突による
破損が防止される。
更に、外れ防止板48を突設したことにより、
壁面固定パネル41の車体方向への長さを短くし
て、両車体の曲線通過等によつて車体間が異常接
近しても、壁面固定パネル41の先端が車体に衝
突しないようにしてその破損することを防止でき
る上に、幌構成体が異常に伸長して壁面可動パネ
ル42の先端部が壁面固定パネル41の先端部よ
り外れた場合には、壁面可動パネル42のローラ
57が外れ防止板48上に支持され、両壁面パネ
ル41,42の係合関係が外れないようにするこ
とができる。また、車体間の異常接近時には、前
記の外れ防止板48が車体に衝突するが、該外れ
防止板48は、可撓性材料で形成されているた
め、単に折曲するのみで破損することはない。
ハ 考案の効果 本考案によれば、壁面パネルが、車体のローリ
ング、ピツチング、曲線路上通過等の各状態に良
好に追従でき、特にローラ57を前後方向に転動
可能でかつ上下動にも移動可能に備えたことによ
り、壁面パネルが相互に前後方向と上下方向に変
位する場合にも、両壁面パネル間が円滑に摺動で
きる特長がある。
又、曲線通過時等に車体間が異常接近しても、
壁面固定パネル41の先端が車体に衝突して破損
することが防止できる上に、幌構成体が異常に伸
長したときには、ローラ57が外れ防止板48上
に支持され、両壁面パネル41,42の係合関係
が外れることがない。更に又、車体間の異常接近
時には、外れ防止板48が車体に当つて折曲する
のみで破損することはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
連結状態の側面図、第2図はパネル部の正断面
図、第3図は平断面図、第4図は側断面図、第5
図は天井固定パネルの平面図、第6図は同側断面
図、第7図は天井固定パネルと天井固定パネルの
連結部を示す一部平面図、第8図は同正断面図、
第9図は天井可動パネルの平面図、第10図は天
井可動パネルを取付ける車体妻面の正面図、第1
1図は第9図におけるA−A線拡大側断面図、第
12図は第9図におけるB−B線拡大側断面図、
第13図及び第14図は天井可動パネルの車体側
への取付部を示す平面図と背面図、第15図は壁
面固定パネルの内側面図、第16図は同平断面
図、第17図は壁面可動パネルの内側面図、第1
8図は同平断面図、第19図はローラ部の正断面
図、第20図は壁面可動パネルの安全装置を示す
平断面図、第21図は同正断面図、第22図は壁
面可動パネルの外側面図、第23図は干渉防止部
材の斜視図、第24図はピツチング状態を示す略
側断面図、第25図は曲線通過状態を示す略平断
面図、第26図は壁面可動パネルの干渉時を示す
略平断面図である。 1,2…車体、3,4…幌構成体、8…解放側
金枠、41…壁面固定パネル、42…壁面可動パ
ネル、48…外れ防止板、53…ヒンジ部材、5
7…ローラ、58…ローラ軸、59,60…弾性
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前後車両間に架設する連結幌を車両方向に2
    分割し、その分割された夫々の幌構成体内の両
    側に壁面パネルを設けるとともに、該壁面パネ
    ルを、前記幌構成体の解放金枠に固定した壁面
    固定パネル41と、車体側に水平回動可能に付
    設した壁面可動パネル42とに2分割し、かつ
    壁面可動パネル42の先部を壁面固定パネル4
    1の内面側に位置させたものにおいて、壁面可
    動パネル42の先部を壁面固定パネル方向へ付
    勢するスプリング54と、壁面パネル42の先
    端部外面側に設けた垂直なローラ軸58と、該
    ローラ軸58に遊合したローラ57と、該ロー
    ラ57の上下に対向的に備えられローラ57を
    常時所定位置へ復帰するように付勢する弾性部
    材59,60と、壁面固定パネル41の前端面
    に、壁面可動パネル42のローラ57が転動す
    る部分に位置して突設した可撓性材料よりなる
    外れ防止板48とを具備している車両用連結幌
    の壁面パネル。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の壁面固
    定パネル41と壁面可動パネル42とが、壁面
    可動パネル42の自由端が壁面固定パネル41
    より所定以上に内側へ離間しないようにする安
    全装置を有する車両用連結幌の壁面パネル。
JP1985093478U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH038530Y2 (ja)

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