JP3452448B2 - エレベータのかご室 - Google Patents

エレベータのかご室

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JP3452448B2 JP21647796A JP21647796A JP3452448B2 JP 3452448 B2 JP3452448 B2 JP 3452448B2 JP 21647796 A JP21647796 A JP 21647796A JP 21647796 A JP21647796 A JP 21647796A JP 3452448 B2 JP3452448 B2 JP 3452448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータのか
ご室に関し、特に非常救出口装置を備えた天井構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のエレベータのかご室を示す
上面図、図5は図4のV−V矢視断面図である。従来の
かご室1は、1枚の平板状の鋼板からなる天井板4がか
ご室1の上部を塞ぐように側壁2の補強材3の上端に取
り付けられている。そして、天井板4の所定位置に矩形
の救出口4aが設けられ、該救出口4aに非常救出口装
置5が取り付けられている。また、L字状に折り曲げら
れた補強材6a,6bが天井板4の上面(外面)の四方
および中間部に溶接されている。さらに、天井板4の下
面(内面)には、照明器具7が取り付けられている。天
井板4の内面には、鋼板等からなる袋状に形成された吊
り天井8が天井板4を覆い隠すように取り付けられてい
る。この吊り天井8には所定の開口8aが設けられ、該
開口8aにアクリルグローグ9が取り付けられて、照明
器具7の光によりアクリルグローグ9を介してかご室1
内を照明できるようになっている。
【0003】ここで、非常救出口装置5の構成について
説明する。この非常救出口装置5は、L字状に折り曲げ
られた4つの補強材10aが天井板4の救出口4aとほ
ぼ同じ形状の矩形に形成された救出口蓋5aの上面の四
方に、それぞれ1辺を延出するように、枠状に溶接さ
れ、さらにL字状に折り曲げられた1つの補強材10b
が救出口蓋5aの上面の中央に一方の相対する補強材1
0a,10a間に位置するように溶接されて、構成され
ている。そして、相対する補強材10a,10aの一方
にはヒンジ11の片側が取り付けられ、他方には取付金
具12が取り付けられている。なお、天井板4の救出口
4a周りには、ヒンジ11を固定するスタッドボルト1
3および取付金具12と係合する取付金具14が取り付
けられている。このように構成された非常救出口装置5
を天井板4に取り付けるには、まず救出口蓋5aが救出
口4aを塞ぐように天井板4の上面側から設置する。こ
の時、救出口蓋5aから延出している各補強部材10a
の辺が天井板4の上面に当接し、非常救出口装置5が天
井板4から落下することがない。そして、相対する補強
材10a,10aの一方の補強材10aに取り付けられ
たヒンジ11の他側を天井板4のスタッドボルト13に
ナット15で締着固定する。さらに、他方の補強材10
aに取り付けられた取付金具12を天井板4の取付金具
14にツマミネジ16で締着固定して、非常救出口装置
5が天井板4に取り付けられる。また、天井板4には非
常救出口装置5の開閉状態を検出するマイクロスイッチ
17が取り付けられている。
【0004】つぎに、上記従来のエレベータの動作につ
いて説明する。非常救出口装置5が閉じられていると、
取付金具12がマイクロスイッチ17を押圧し、マイク
ロスイッチ17がON状態となる。一方、非常救出口装
置5が開けられていると、取付金具12がマイクロスイ
ッチ17から離反し、マイクロスイッチ17がOFF態
となる。そこで、マイクロスイッチ17により非常救出
口装置5の開閉状態が検出される。エレベータは、この
マイクロスイッチ17の検出信号から非常救出口装置5
の閉状態を認識して、通常運行される。また、何らかの
異常が発生し、かご室1が乗り場間に停止した場合に
は、乗客はかご室1内に閉じ込められてしまう。そこ
で、作業者は昇降路内に入り、かご室1の上部に降り立
ち、ツマミネジ16を取り外し、取付金具12,14の
締着を解除する。そして、取付金具12を持ってヒンジ
11を回動中心として非常救出口装置5を開けて、天井
板4の救出口4aを開けはなす。ついで、救出口4aの
下方のアクリルグローグ9を取り外して、かご室1内に
乗り込み、乗客の救出を行う。
【0005】ここで、かご室1内は、床板(図示せ
ず)、側壁2、吊り天井8およびアクリルグローグ9に
取り囲まれており、それら内装部材の材質、外装仕上
げ、配置、形状によって、かご室1の意匠性およびデザ
イン性を高めている。また、救出口4aの上下には法規
上障害物を配設することができない。そこで、アクリル
グローグ9は吊り天井8に着脱可能に取り付けられ、取
り外した際には、救出口4aの下方に何ら障害物が存在
しないようになっている。また、かご室1の意匠によっ
ては、吊り天井8が省かれて天井板4が内装部材を構成
することもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータのか
ご室は以上のように構成されているので、非常救出口装
置5の取付位置が固定されており、既存天井意匠の変更
や天井板4の上面に設置される冷房装置等の付加装置の
設置位置が制限されてしまい、場合によっては天井全体
を取り替えねばならないという課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、天井板に対する非常救出口装置
の位置を可変とし、天井意匠の変更自由度を増大させ
て、意匠性およびデザイン性を向上させることができる
とともに、天井板の上面に設置される付加装置の設置位
置の自由度を増大させることができるエレベータのかご
室を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係るエ
レベータのかご室は、天井板が天井部を塞口するように
側壁の上部に取り付けられ、非常救出口を開閉する非常
救出口装置がこの天井板に取り付けられてなるエレベー
タのかご室において、天井板は、非常救出口装置の幅と
同等の幅を有し、かつ、非常救出口装置の長さより長い
長さを有する長穴が形成された天井板本体と、非常救出
口装置が長穴に納められて天井板本体に取り付けられた
際に該長穴に形成された開口を塞口する複数のメクラ板
とを備えているものである。
【0009】この第2の発明に係るエレベータのかご室
は、上記第1の発明において、天井板本体の上面で、か
つ、長穴の幅方向両縁部に互いに平行に該長穴の長手方
向に延設された一対のレールと、非常救出口装置の幅方
向の両端に回転自在に取り付けられ、一対のレールのそ
れぞれに該レール上を走行可能に係合する複数のローラ
とを備えているものである。
【0010】この第3の発明に係るエレベータのかご室
は、天井板が天井部を塞口するように側壁の上部に取り
付けられ、非常救出口を開閉する非常救出口装置がこの
天井板に取り付けられてなるエレベータのかご室におい
て、天井板は、非常救出口装置が納められて取り付けら
れる開口が複数形成された天井板本体と、複数の開口を
それぞれ塞口するメクラ板とを備えているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るエ
レベータのかご室を示す上面図、図2は図1のII−I
I矢視断面図、図3は図1のIII−III矢視断面図
であり、図において図4および図5に示した従来のエレ
ベータのかご室と同一または相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0012】図において、天井板本体21は、矩形の鋼
板からなり、かご室20の上部を塞ぐように側壁2の補
強材3の上端に取り付けられている。この天井板本体2
1には、図1中左右方向の両端部に至る長穴21aが形
成されている。そして、L字状に折り曲げられた補強材
6a,6bが天井板本体21の上面の四方および中間部
に溶接され、さらにコの字状に折り曲げられた一対のレ
ール22,22が、長穴21aの長辺両縁部に互いに平
行に相対して溶接されている。なお、レール22は天井
板本体21の補強材としての機能も有する。そして、長
穴21aは、幅が非常救出口装置30(後述する)の幅
と同等の幅を有し、長さが非常救出口装置30の長さよ
り長く形成されており、後述するように、複数枚のメク
ラ板23と非常救出口装置30とを並設することにより
塞がれている。ここで、天井板本体21と6枚のメクラ
板23とにより天井板が構成されている。なお、メクラ
板23は、矩形の鋼板の四辺の各端部を折り返して上面
側を開口とする箱形に構成されている。また、メクラ板
23は非常救出口装置30が取り付けられた際に長穴2
1aに構成される開口をその長さ方向に均等に6分割す
る大きさに構成されている。
【0013】非常救出口装置30は、中央に矩形の非常
救出口31aが形成された矩形の鋼板の四辺の各端部を
折り返して上面側を開口とする箱形に構成された移動台
31と、該非常救出口31aを塞ぐように配設された救
出口蓋32と、一対のレール22,22のそれぞれに係
合するように移動台31に取り付けられてレール22を
案内にして移動台31を移動させるローラ33とから構
成されている。救出口蓋32の上面の四方には、L字状
に折り曲げられた4つの補強材10aがそれぞれ1辺を
延出するように、枠状に溶接され、さらにL字状に折り
曲げられた1つの補強材10bが救出口蓋32の上面の
中央に一方の相対する補強材10a,10a間に位置す
るように溶接されている。そして、相対する補強材10
a,10aの一方にはヒンジ11の片側が取り付けら
れ、他方には取付金具12が取り付けられている。ま
た、移動台31の非常救出口31a周りには、ヒンジ1
1を固定するスタッドボルト13および取付金具12と
係合する取付金具14が取り付けられている。さらに、
ローラ33が移動台31に取り付けられたコの字状に成
形された脚34に軸35周りに回転自在に装着されてい
る。そして、救出口蓋32が非常救出口31aを塞ぐよ
うに移動台31の上面側から配設される。この時、救出
口蓋32から延出している各補強部材10aの辺が移動
台31の上面に当接し、救出口蓋32は移動台31から
落下することなく、非常救出口31aを塞いで納められ
る。そして、相対する補強材10a,10aの一方の補
強材10aに取り付けられたヒンジ11の他側を移動台
31のスタッドボルト13にナット15で締着固定され
る。さらに、他方の補強材10aに取り付けられた取付
金具12が移動台31の取付金具14にツマミネジ16
で締着固定され、非常救出口装置30が組み立てられ
る。なお、移動台31には非常救出口装置30の救出口
蓋32の開閉状態を検出するマイクロスイッチ17が取
り付けられている。
【0014】このように構成された非常救出口装置30
は、ローラ33を一対のレール22,22に載せて、レ
ール22を案内にして移動可能に長穴21aに納められ
る。この時、移動台31、救出口蓋32および天井板本
体21の下面は同じ面位置となっている。そこで、非常
救出口装置30を所望の位置に移動させ、非常救出口装
置30の両側に形成された長穴21aの開口を塞ぐよう
にメクラ板23が複数並設される。そして、メクラ板2
3の折り返し辺と補強材6aおよびレール22とがボル
トおよびナットの締着具24により締着固定され、隣り
合うメクラ板23,23の折り返し辺同士が締着具24
により締着固定される。さらに、隣り合うメクラ板23
と移動台31の折り返し辺同士が締着具24により締着
固定されて、非常救出口装置30が据え付けられる。そ
の後、天井板本体21の内面に、吊り天井8が天井板本
体21を覆い隠すように取り付けられ、この吊り天井8
の開口8aにアクリルグローグ9が取り付けられて、か
ご室1が組み上げられる。
【0015】つぎに、この実施の形態1の動作について
説明する。何らかの異常が発生し、かご室20が乗り場
間に停止した場合、作業者は昇降路内に入り、かご室2
0の上部に降り立ち、ツマミネジ16を取り外し、取付
金具12,14の締着を解除する。そして、取付金具1
2を持ってヒンジ11を回動中心として救出口蓋32を
開けて、非常救出口31aを開けはなす。ついで、非常
救出口31aの下方のアクリルグローグ9を取り外し
て、かご室20内に乗り込み、乗客の救出を行う。
【0016】また、非常救出口装置30の取付位置を変
更したい場合には、締結具24を取り外し、メクラ板2
3を取り外す。そして、非常救出口装置30をレール2
2を案内にして取り外され開口された分だけ移動させ
る。ついで、非常救出口装置30を移動して長穴21a
に形成された開口を塞ぐように先に取り外したメクラ板
23を配置し、締着具24により互いに固定して、非常
救出口装置30の取付位置の変更が完了する。
【0017】このように、この実施の形態1によれば、
天井板本体21が天井部を塞口するように側壁2の補強
材3の上端に取り付けられ、長穴21aが非常救出口装
置30の移動台31の幅と同等の幅で天井板本体21の
両端部に至るように天井板本体21に形成され、さらに
非常救出口装置30の移動台31が長穴21aに納めら
れて天井板本体21に取り付けられた際に該長穴21a
に形成される開口を塞口する複数のメクラ板23とを備
えている。そして、メクラ板23を取り外して長穴21
aに開口を形成し、形成された該開口に非常救出口装置
30を移動し、非常救出口装置30の移動により形成さ
れた開口を先に取り外したメクラ板23で塞口できる。
そこで、非常救出口装置30の取付位置を長穴21aの
長手方向に自由に変更できるので、天井意匠の変更自由
度が増大され、意匠性およびデザイン性を向上させるこ
とができるとともに、天井板の上面に設置される付加装
置の設置位置の自由度をも増大させることができる。
【0018】また、一対のレール22,22が天井板本
体21の上面で、かつ、長穴21aの幅方向両縁部に互
いに平行に該長穴21aの長手方向に延設され、複数の
ローラ33が一対のレール22,22のそれぞれに該レ
ール上を走行可能に係合するように非常救出口装置30
の移動台31の幅方向の両端に回転自在に取り付けられ
ているので、非常救出口装置30の取付位置を変更する
際に、メクラ板23を取り外した後、レール22を案内
にして非常救出口装置30を変更位置に簡易に移動で
き、非常救出口装置30の取付変更作業性を大幅に向上
させることができる。また、レール22が天井板本体2
1の補強材を兼ねており、天井板の強度を高めることが
できる。ここで、メクラ板23は非常救出口装置30が
取り付けられた際に長穴21aに構成される開口をその
長さ方向に均等に6分割する大きさに構成されている
が、メクラ板23は該開口を長さ方向に均等に6分割す
る大きさに限らず、さらに多分割された大きさであって
もよい。この場合、非常救出口装置30の取付位置を細
かく設定でき、天井意匠の変更自由度を一層増大するこ
とができる。
【0019】実施の形態2.上記実施の形態1では、長
穴21aが非常救出口装置30の移動台31の幅と同等
の幅で天井板本体21の両端部に至るように天井板本体
21に1つ形成するものとしているが、この実施の形態
2では、非常救出口装置30の移動台31の外径形状と
同等の開口を天井板本体に複数形成し、非常救出口装置
30が取り付けられていない開口をメクラ板で塞口する
ものとしている。この実施の形態2によれば、天井板本
体に形成された複数の開口から非常救出口装置の取付位
置を選択でき、その分天井意匠の変更自由度が増大さ
れ、意匠性およびデザイン性を向上させることができる
とともに、天井板の上面に設置される付加装置の設置位
置の自由度をも増大させることができる。
【0020】実施の形態3.この実施の形態3では、上
記実施の形態1において、長穴21aの形成されていな
い天井板本体21の位置に、非常救出口装置30の移動
台31の外径形状と同等の開口を天井板本体21に複数
形成し、該開口をメクラ板で塞口するものとしている。
そこで、この実施形態3によれば、非常救出口装置30
の取付位置を長穴21aの任意位置および各開口位置か
ら選択でき、さらに天井意匠の変更自由度を増大するこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】この第1の発明によれば、天井板が天井部
を塞口するように側壁の上部に取り付けられ、非常救出
口を開閉する非常救出口装置がこの天井板に取り付けら
れてなるエレベータのかご室において、天井板は、非常
救出口装置の幅と同等の幅を有し、かつ、非常救出口装
置の長さより長い長さを有する長穴が形成された天井板
本体と、非常救出口装置が長穴に納められて天井板本体
に取り付けられた際に該長穴に形成された開口を塞口す
る複数のメクラ板とを備えているので、非常救出口装置
の取付位置を長穴の長手方向に自由に変更でき、天井意
匠の変更自由度が増大され、意匠性およびデザイン性を
向上させることができるとともに、天井板の上面に設置
される付加装置の設置位置の自由度をも増大させること
ができるエレベータのかご室が得られる。
【0023】この第2の発明によれば、上記第1の発明
において、天井板本体の上面で、かつ、長穴の幅方向両
縁部に互いに平行に該長穴の長手方向に延設された一対
のレールと、非常救出口装置の幅方向の両端に回転自在
に取り付けられ、一対のレールのそれぞれに該レール上
を走行可能に係合する複数のローラとを備えているの
で、レールを案内にして非常救出口装置を変更位置に簡
易に移動でき、非常救出口装置の取付変更作業性を大幅
に向上させることができる。
【0024】この第3の発明によれば、天井板が天井部
を塞口するように側壁の上部に取り付けられ、非常救出
口を開閉する非常救出口装置がこの天井板に取り付けら
れてなるエレベータのかご室において、天井板は、非常
救出口装置が納められて取り付けられる開口が複数形成
された天井板本体と、複数の開口をそれぞれ塞口するメ
クラ板とを備えているので、非常救出口装置の取付位置
を複数の開口の任意の開口に変更でき、天井意匠の変更
自由度が増大され、意匠性およびデザイン性を向上させ
ることができるとともに、天井板の上面に設置される付
加装置の設置位置の自由度をも増大させることができる
エレベータのかご室が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
かご室を示す上面図である。
【図2】 図1のII−II矢視断面図である。
【図3】 図1のIII−III矢視断面図である。
【図4】 従来のエレベータのかご室を示す上面図であ
る。
【図5】 図4のV−V矢視断面図である。
【符号の説明】
2 側壁、20 かご室、21 天井板本体、21a
長穴、22 レール、23 メクラ板、30 非常救出
口装置、31a 非常救出口、33 ローラ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井板が天井部を塞口するように側壁の
    上部に取り付けられ、非常救出口を開閉する非常救出口
    装置がこの天井板に取り付けられてなるエレベータのか
    ご室において、前記天井板は、前記非常救出口装置の幅
    と同等の幅を有し、かつ、非常救出口装置の長さより長
    い長さを有する長穴が形成された天井板本体と、前記非
    常救出口装置が前記長穴に納められて前記天井板本体に
    取り付けられた際に該長穴に形成された開口を塞口する
    複数のメクラ板とを備えていることを特徴とするエレベ
    ータのかご室。
  2. 【請求項2】 天井板本体の上面で、かつ、長穴の幅方
    向両縁部に互いに平行に該長穴の長手方向に延設された
    一対のレールと、非常救出口装置の幅方向の両端に回転
    自在に取り付けられ、前記一対のレールのそれぞれに該
    レール上を走行可能に係合する複数のローラとを備えて
    いることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご
    室。
  3. 【請求項3】 天井板が天井部を塞口するように側壁の
    上部に取り付けられ、非常救出口を開閉する非常救出口
    装置がこの天井板に取り付けられてなるエレベータのか
    ご室において、前記天井板は、前記非常救出口装置が納
    められて取り付けられる開口が複数形成された天井板本
    体と、複数の前記開口をそれぞれ塞口するメクラ板とを
    備えていることを特徴とするエレベータのかご室。
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