JP4943919B2 - 上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置 - Google Patents

上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、ガイド部材の上面に係合するローラの転動によって移動する上吊り式の移動体が浮き上がっても、ローラがガイド部材から脱落することを防止するための上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置に係り、例えば、上吊り式引戸装置や上吊り式シャッター装置、上吊り式間仕切り装置等に利用することができるものである。
上吊り式移動装置となっている上吊り式引戸装置では、移動体となっている扉体の上部に、ガイド部材であるガイドレールの上面に係合するローラが配置され、このローラによってガイドレールから吊り下げられた上吊り式の扉体は、ローラの転動によりガイドレールに案内されて開閉移動する。このような上吊り式引戸装置の扉体に外部荷重等が作用することによって扉体が浮き上がった場合には、ローラがガイドレールから脱落するおそれがあるため、下記の特許文献1及び特許文献2では、引戸装置に、扉体が浮き上がったときにローラがガイドレールから脱落することを防止するためのローラ脱落防止部が設けられている。
特許文献1のローラ脱落防止部は、ローラが取り付けられているブラケットに上下方向を幅方向として取り付けられた帯状部材によって形成されており、ガイドレールの下側に配置されたこの帯状部材が、扉体の浮き上がり時にガイドレールの下面に当接することにより、ガイドレールからのローラの脱落が防止される。また、特許文献2のローラ脱落防止部は、ローラが取り付けられているブラケットに回転自在に取り付けられた回転部材によって形成されており、ガイドレールの下側に配置されたこの回転部材が、扉体の浮き上がり時にガイドレールの下面に当接することにより、ガイドレールからのローラの脱落が防止される。
特開2002−70410(図2、図4) 特開2005−350864(図17)
以上のローラ脱落防止部による従来のローラ脱落防止装置は、上記帯状部材や上記回転部材という特別の部材を用いて構成されているため、部材点数が増加することになり、この結果、製造コストが高くなるおそれがある。
本発明の目的は、部材点数が増加することなく構成することが可能となる上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置を提供するところにある。
本発明に係る上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置は、ガイド部材と、このガイド部材の上面に転動自在に係合するローラを上部に備えているとともに、このローラによって前記ガイド部材から吊り下げられ、前記ローラの転動で前記ガイド部材に案内されて移動する上吊り式の移動体と、この移動体が浮き上がったときに前記ローラが前記ガイド部材から脱落することを防止するローラ脱落防止部と、を有する上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置において、前記ガイド部材に前記ローラの上側全体の少なくとも一部を覆う覆い部が設けられ、前記移動体の浮き上がり時に前記ローラが当接する前記覆い部が前記ローラ脱落防止部になっていることを特徴とするものである。
この上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置によると、移動体が浮き上がったときに、ローラは、このローラの上側全体の少なくとも一部を覆ってガイド部材に設けられている覆い部に当接するため、この当接により、ローラがガイド部材から脱落することが防止される。また、ローラが覆い部に当接してもローラは回転できるため、移動体の円滑な移動を保障することができる。
本発明において、ローラ脱落防止部となっている覆い部は、移動体の移動を案内するためのガイド部材と一体のものでもよく、別体のもの、すなわち、覆い部を形成するものとして用意された部材をガイド部材に取り付けることによってこのガイド部材に設けられたものでもよい。
覆い部がガイド部材と一体のもの、言い換えると覆い部がガイド部材の一部となっていると、部材点数が増加することなくローラ脱落防止装置を構成することが可能となり、製造コストの向上も抑制することができる。
以上の本発明において、覆い部は任意な形態で形成することができる。その第1番目の例は、覆い部を、ローラの上側全体を覆う幅寸法を有するものとするとともに、この覆い部を、ローラに近い低位部とローラから遠い高位部とが前記幅方向に形成された段差形状とし、高位部を、低位部よりも、ガイド部材にローラを係合させるための移動体の吊り込み作業時における吊り込み側に形成することである。
これによると、覆い部を、ローラの上側全体を覆う幅寸法を有するものとしても、高位部は、低位部よりも、ガイド部材にローラを係合させるための移動体の吊り込み作業時における吊り込み側に形成されているため、移動体の吊り込み作業時において、ローラが覆い部に当ってしまってこの覆い部が吊り込み作業の邪魔になることをなくすことができる。
また、このように覆い部を、ローラに近い低位部とローラから遠い高位部とが前記幅方向に形成された段差形状とした場合には、これらの低位部と高位部とを直接接続させてもよく、あるいは、低位部と高位部の間に、これらの低位部と高位部を斜めに繋ぐ傾斜部を設けてもよい。
後者によると、移動体の吊り込み作業時において、ローラを傾斜部に案内させながらガイド部材に係合させることができ、移動体の吊り込み作業を円滑かつ容易に行えることになる。
覆い部の第2番目の例は、覆い部を、ローラの上側全体のうちの一部を覆う幅寸法を有するものとするとともに、この覆い部を、ガイド部材にローラを係合させるための移動体の吊り込み作業時における吊り込み側とは反対側に設けることである。
これによると、覆い部は、移動体の吊り込み作業時における吊り込み側とは反対側に設けられ、吊り込み側には覆い部は設けられていないため、この吊り込み作業を、覆い部が邪魔にならずに一層容易に行なえることになる。
以上の覆い部についてのそれぞれの形態において、覆い部は、ローラがガイド部材から脱落することを防止する目的だけのためにガイド部材に設けてもよく、あるいは、他の目的のためにガイド部材に設けられた部分を利用することにより、覆い部をガイド部材に設ける構造としてもよい。
後者の一例は、ガイド部材を不動部材に取り付けるためにこのガイド部材に設けられている取付部の少なくとも一部によって覆い部をガイド部材に設けることである。
このように、ガイド部材を不動部材に取り付けるためにこのガイド部材に設けられている取付部の少なくとも一部によって覆い部をガイド部材に設ける場合には、この取付部は、例えば、ガイド部材を不動部材に取り付けるための取付部材が挿入される空洞が内部に設けられた筒状部とし、覆い部をこの筒状部の下辺部とすることができる。
また、ガイド部材は任意な成形方法によって形成することができ、その一例は鋳造法であり、他の例は鍛造法であり、さらに他の例は押し出し成形又は引き抜き成形であり、さらにまた他の例はロールフォーミング成形である。
ガイド部材を押し出し成形又は引き抜き成形で成形する場合には、覆い部も押し出し成形時又は引き抜き時に同時に形成することにより、覆い部をガイド部材の全長に渡って連続して設けることができる。
以上説明したローラ脱落防止装置は、任意な上吊り式移動装置に適用することができ、この上吊り式移動装置は、例えば、上吊り式引戸装置でもよく、上吊り式シャッター装置でもよく、上吊り式間仕切り装置でもよく、シャッター装置のシャッターカーテンの開閉移動を案内する中柱を移動させるための装置等でもよい。そして、これらの移動装置における移動体は、前述したローラが係合する上側のガイド部材だけ案内されて移動するものでもよく、前述したローラが係合する上側のガイド部材と、下側のガイド部材とに案内されて移動するものでもよい。
また、本発明を上吊り式引戸装置に適用する場合には、この上吊り式引戸装置は、移動体である扉体が開き移動したときにこの扉体を収納するための戸袋を備えたものでもよく、このような戸袋を備えないものでもよい。
そして、上記戸袋の形式は任意であり、この戸袋は、例えば、外部から視認できる外部露出式の戸袋でもよく、壁の内部に収納された壁収納式の戸袋でもよい。そして、これらの戸袋は、戸袋の内部に収納された扉体の厚さ方向両側を覆う部分を有している両面式の戸袋でもよく、扉体の厚さ方向片側のみを覆う部分を有している片面式戸袋でもよい。
また、本発明が上吊り式引戸装置に適用される場合には、この上吊り式引戸装置は、扉体の開き移動と閉じ移動のうちの少なくとも一方が自動閉鎖装置によって行われるものでもよく、扉体の開き移動と閉じ移動の両方が手動操作で行われるものでもよい。
さらに、扉体の個数は1個でもよく、複数個でもよい。扉体の個数が複数個である場合には、これらの扉体の配置位置は、これらの扉体の厚さ方向にずれていてもよく、これらの扉体の厚さ方向にずれていなくてもよい。さらに、これらの扉体の開閉移動方向は、同じ方向でもよく、反対方向でもよい。そして、上記複数個の扉体の開閉移動方向を同じ方向とする場合には、これらの扉体を、外側扉体と、この外側扉体の内部に入れ子式に収納される内側扉体としてもよい。
また、扉体の個数が複数個の場合である場合には、任意の扉体に他の扉体の開閉移動を案内するための他の扉体用ガイド部材を設けてもよい。
また、ガイド部材で案内される扉体の開閉移動形態は任意である。すなわち、扉体を案内するガイド部材は、扉体を直線的に案内するものでもよく、曲線的に案内するものでもよく、さらに、例えば、扉体を建物躯体等に近づけながら全閉とさせるために、ガイド部材は、扉体を扉体の厚さ方向に略平行移動させながら扉体の幅方向(扉体の開閉移動方向)に移動させるものでもよい。
本発明によると、上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置を部材点数が増加することなく構成することが可能となるという効果を得られる。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る上吊り式移動装置は、移動体がスライド移動する1個の扉体となっている上吊り式引戸装置であり、また、この上吊り式引戸装置は、開き移動した扉体を収納する戸袋を有するものであって、この戸袋は、壁の内部に収納された壁収納式の戸袋である。
図1は、例えば、建物内における廊下と部屋との間に配置され、扉体1で開閉される開閉空間が出入口2となっているこの上吊り式引戸装置の全体を示す正面図である。この引戸装置の外枠組みは、無目である上枠部材10と、扉体1が全閉位置に達して出入口2を閉じたときにこの扉体1の先端が当接する戸先側の竪枠部材11と、この戸先側の竪枠部材11とは扉体1の移動方向反対側に配置されている戸尻側の竪枠部材12と、これらの竪枠部材11と12の間に配置されているとともに、出入口2を開けたときの扉体1が収納される戸袋3における出入口2の側の端部に配置された竪額縁部材13と、床4における戸袋3の下端に配置された幅木14とにより形成され、板材の折り曲げ品となっているこれらの上枠部材10と戸先側の竪枠部材11と戸尻側の竪枠部材12と竪額縁部材13と幅木14は、上吊り式引戸装置の外枠組みを形成する枠部材になっているとともに、開閉移動する扉体1に対して不動となった不動部材となっている。
出入口2は、これらの枠部材10〜14で形成された外枠組みの内側の一部の空間となっており、この出入口2は扉体1で開閉され、この出入口2を開けたときの扉体1が収納される戸袋3は、壁5の内部に収納された壁収納式の戸袋である。上枠部材10は、戸先側の竪枠部材11から戸尻側の竪枠部材12まで延びる長さを有し、上記枠部材10〜14のうちの1つとなっている竪額縁部材13は、戸袋3における出入口2側の見切り部材となっている。また、戸袋3は、上枠部材10と幅木14の長手方向(図1では左右方向)に連続している補強部材15によって補強された構造となっており、この補強部材15は、扉体1の厚さ方向でもある戸袋3の厚さ方向の両側に設けられているとともに、竪枠部材11,12と竪額縁部材13の長手方向でもある上下方向に複数個配設されている。そして、これらの補強部材15の上下において、内側壁材が接着テープ等による結合具で補強部材に結合され、これらの内側壁材の外側に大面積の外側壁材が配置され、補強部材15にステープル等の止着具で止着されたこれらの外側壁材の表面にクロス等の壁仕上げ材が取り付けられることにより、内部に戸袋3が設けられた壁5の表面が仕上げられている。
戸先側の竪枠部材11から戸尻側の竪枠部材12まで延びる長さを有している上枠部材10のうち、出入口2と対応する部分における扉体1の厚さ方向片側(図1の表面側)には、通常時は点検カバー16で塞がれている点検用開口部10B(図4を参照)が設けられている。点検カバー16を竪枠部材11のブラケット及び竪額縁部材13のブラケットに止めている止着具17,18を取り外して点検カバー16を取り除くことにより、上枠部材10の内部に配置されている扉体1を移動させるための扉体移動機構についてのメインテナンス作業を行える。
次に、この扉体移動機構について説明する。図2は、点検カバー16を取り外して示すこの扉体移動機構の正面図である。上枠部材10の内部には、この上枠部材10の略全長に渡る長さとなったガイドレール20が配置され、このガイドレール20は、扉体1の直線の開閉移動を案内するガイド部材となっている。扉体1は、この扉体1の上部において、ガイドレール20の上面に転動自在に係合しているローラ21を備えており、ブラケット22に取り付けられているこのローラ21は、上枠部材10の長手方向である扉体1の開閉移動方向に2個設けられている。このため、本実施形態に係る引き戸装置は、扉体1が2個のローラ21によってガイドレール20から吊り下げられた上吊り式の引戸装置になっており、扉体1はガイドレール20に案内されて開閉移動する。
また、上枠部材10の内部空間には、扉体1を自動的に閉じ移動させるための渦巻きばね式の閉鎖装置30が配置され、この閉鎖装置30は、上枠部材10における戸先側の竪枠部材11に近い端部の近傍において、上枠部材10にビス等の結合具で結合されている。閉鎖装置30からは、この閉鎖装置30の内部に設けられている渦巻きばね機構に一端が連結された合成樹脂製等の紐状部材31が導出され、この紐状部材31の他端は、上記2個のローラ21のうち、戸先側のローラ21Aを回転自在に保持しているブラケット22Aに連結されている。扉体1の戸先側の先端が戸先側の竪枠部材11に当接していて扉体1が前記出入口2を全閉としているときに、図1で示す把持部1Aを握った手によって扉体1を開き移動させると、閉鎖装置30から繰り出される紐状部材31により、上記渦巻きばね機構の渦巻きばねにばね力が蓄圧され、把持部1Aから手を離すと、この蓄圧されたばね力によって扉体1が自動的に全閉位置まで閉じ移動する。このため、本実施形態に係る引戸装置は、自動閉鎖式の引戸装置である。
また、上枠部材10の内部空間には、シリンダ式の制動装置33がピストンロッド33Aを戸尻側の竪枠部材12の側に向けて配置され、この制動装置33は、ガイドレール20の上側において上枠部材10に取り付けられている。扉体1の上記2個のローラ21のうち、戸尻側のローラ21Bを回転自在に保持しているブラケット22Bには、ピストンロッド33Aの先端部と扉体1の開閉移動方向に対向する当接部材34が取り付けられ、これらのピストンロッド33Aの先端部と当接部材34とのうち、ピストンロッド33Aの先端部には、当接部材34と吸着力等で接離自在となったマグネット等による接離部材35が設けられている。
全閉位置に達している扉体1を上述のように開き移動させたときには、当接部材34に接離部材35の吸着力で接続当接状態となっているピストンロッド33Aは伸び作動し、ピストンロッド33Aの伸び作動の限度を越えて扉体1が開き移動すると、当接部材34はピストンロッド33Aから分離する。また、扉体1が閉じ移動すると、その途中で当接部材34はピストンロッド33Aの先端部の接離部材35に当接し、扉体1が閉じ移動を継続することにより、ピストンロッド33Aは縮み作動を始め、制動装置33には、このときにシリンダ式の制動装置33の内部の空気を絞りながら排出するバルブが設けられているため、扉体1は、このバルブの絞り作用による制動力を受けながら、上記閉鎖装置30で低速で全閉位置まで自動移動する。
なお、上記バルブは、ピストンロッド33Aが伸び作動するときには、空気を絞らずにシリンダ式の制動装置33の内部に流入させるタイプのものであるため、全閉位置からの扉体1の開き移動を、閉鎖装置30の上記渦巻きばね機構の渦巻きばねにばね力を蓄圧させるだけの小さな力によって行える。
なお、以上のように、全閉位置へ向かって閉じ移動しているときの扉体1に制動力を作用させるための装置は、上記シリンダ式の制動装置33に限定されず、例えば、扉体1と上枠部材10とのうちの一方に取り付けられたラック部材と、他方に取り付けられ、このラック部材に噛合するピニオン部材を有するロータリー式のダンパー装置とを含んで構成され、扉体の全閉位置へ向かう閉じ移動によってピニオン部材がラック部材で回転することにより、ロータリー式のダンパー装置の内部に充填されている粘状物質等によって制動力が生ずるものでもよい。
また、図2で示されているとおり、戸尻側の竪枠部材12には、ストップ部材36が取り付けられている。ゴム等の弾性材料からなるこのストップ部材36は、扉体1の開き移動限位置である後退限位置を規定するものであり、扉体1の戸尻側の端部がストップ部材36に当接したときに、扉体1は後退限位置に達する。
さらに図2で示すように、前記当接部材34には、板ばねで形成されている係止部材37が取り付けられ、戸尻側の竪枠部材12の側へ延びているこの係止部材37の戸尻側の端部にはV字形状部37Aが設けられている。また、上枠部材10又は前記ガイドレール20には、回転自在なローラによる被係止部材38が取り付けられている。扉体1が開き移動し、係止部材37のV字形状部37Aが係止部材37の上側への弾性変形によって被係止部材38を乗り越えることにより、V字形状部37Aが被係止部材38に係止されたときに、扉体1は上記ストップ部材36で規定される後退限位置に達し、V字形状部37Aによる被係止部材38への係止作用によって扉体1は後退限位置に停止する。
そして、図1で示した把持部1Aを握った手で扉体1に閉じ移動力を付与すると、係止部材37の弾性変形によってV字形状部37Aは被係止部材38を乗り越え、扉体1は、前述したように、閉鎖装置30の渦巻きばね機構の渦巻きばねに蓄圧されたばね力等により、前述したように閉じ移動する。
また、図1で示されているように、前記出入口2の床4における前記竪額縁部材13に近い位置には、ガイドローラ39が配置されている。このガイドローラ39は、図1のS3−S3線断面図である図3で示されているとおり、下方に向かって開口している扉体1の下端部に挿入され、扉体1の前記ガイドレール20で案内される開閉移動は、扉体1の下端部がガイドローラ39で案内されながら行われる。
図3で示されているとおり、前記点検カバー16の配置位置とは反対側となっている上枠部材10の垂下部10Aの内面には、上枠部材10と共に前記不動部材になっている補強部材25が取り付けられ、上枠部材10の略全長に渡る長さを有するこの補強部材25に前記ガイドレール20が取り付けられている。このガイドレール20は、図3の一部拡大図である図4に示されているように、鉛直方向に延びるベース部20Aと、このベース部20Aの下端から扉体1の厚さ方向へ延びるアーム部20Bと、このアーム部20Bの先端から立ち上がったガイド部20Cとを有し、このガイド部20Cの湾曲凸面となっている上面に、前述した2個のローラ21が転動自在に係合している。
また、図3で示されているように、ガイドレール20のベース部20Aの上部は、内部が空洞20Dとなった縦断面四角形の取付部20Eとなっている。
図4で示されているように、それぞれのローラ21は、扉体1の厚さ方向であるローラ21の厚さ方向の両側に設けられたフランジ部26と、これらのフランジ部26の間に形成された湾曲凹面状の溝部27とを有し、この溝部27に、ガイドレール20のガイド部20Cの湾曲凸面となっている上面が挿入係合されている。
上述したようにベース部20Aとアーム部20Bとガイド部20Cと取付部20Eとからなるガイドレール20は、アルミ若しくはアルミ合金の押し出し成形又は引き抜き成形によって形成されており、このため、ベース部20Aとアーム部20Bとガイド部20Cと取付部20Eは、ガイドレール20の全長に渡って連続しており、取付部20Eの内部の空洞20Dは、ガイドレール20の両端部で開口している。
図2で示されているように、前述した不動部材となっている戸尻側の竪枠部材12には、上下寸法及び扉体1の厚さ方向寸法が戸先側へ次第に小さくなっているテーパー形状の取付部材28が結合されており、この取付部材28を、ガイドレール20の取付部20Eの空洞20Dへこの空洞20Dの戸尻側の開口端から挿入するとともに、ガイドレール20のベース部20Aにおける前記竪額縁部材13と戸先側の竪枠部材11との間の箇所がビス等による1個又は複数個の止着具29で補強部材25に止着されることにより、ガイドレール20は前述した不動部材に取り付けられている。
なお、このように不動部材へのガイドレール20の取り付けが、前記戸袋3の内部では取付部材28で行われ、戸袋3の外部では止着具29で行われる構造となっていることにより、戸袋3が前記壁5の内部に収納された壁収納式の戸袋となっていても、前記点検カバー16が取り外された上枠部材10の前記点検用開口部10Bからガイドレール20を挿入配置し、このガイドレール20の取付部20Eの空洞20Dへこの空洞20Dの戸尻側の開口端から取付部材28を挿入した後、ガイドレール20のベース部20Aにおける竪額縁部材13と戸先側の竪枠部材11との間の箇所を止着具29で補強部材25に止着することにより、ガイドレール20を不動部材に容易に取り付けることができる。
また、前述した閉鎖装置30及びシリンダ式の制動装置33は補強部材25に取り付けており、このため、これらの閉鎖装置30及びシリンダ式の制動装置33は、補強部材25を介して上枠部材10に取り付けられている。前記被係止部材38が上枠部材10に取り付けられる場合には、この被係止部材38も補強部材25を介して上枠部材10に取り付けられていることになる。
ガイドレール20の前述した取付部20Eは、図3及び図4で示されているように、扉体1のローラ21の上側に配置されている、このため、縦断面四角形となっていて内部に空洞20Dが形成されている取付部20Eの下辺部は、ローラ21の上側を覆う覆い部40となっており、この覆い部40は、本実施形態ではローラ21の厚さ寸法よりも大きい幅寸法を有しているため、ローラ21の上側全体を覆うものとなっている。なお、覆い部40の幅方向は、扉体1及びローラ21の厚さ方向(図3及び図4における左右方向)である。
覆い部40は、図4に示されているとおり、ローラ21に近い低位部40Aと、ローラ21から遠い高位部40Bと、これらの低位部40Aと高位部40Bを斜めに繋ぐ傾斜部40Cとからなっている。このため、覆い部40の下面は、上下方向の段差形状となっている。覆い部40の幅方向に形成されている低位部40Aと高位部40Bのうち、高位部40Bは、上枠部材10における点検カバー16で塞がれる前述した点検用開口部10Bの側に形成されているとともに、本実施形態では、低位部40Aは、ローラ21にこのローラ21の厚さ方向に2個形成されている前記フランジ部26のうち、点検用開口部10Bとは反対側のフランジ部26Aの真上に形成され、傾斜部40Cは、ローラ21の前記溝部27の全体又は略全体の真上に形成され、高位部40Bは、ローラ21の2個のフランジ部26のうち、点検用開口部10Bの側のフランジ部26Bの真上に形成されている。
また、ローラ21の溝部27がガイドレール20の前記ガイド部20Cに係合しているときにおいて、ローラ21の最大径を形成しているフランジ部26と低位部40Aとの間の距離は、L1であり、フランジ部26と高位部40Bとの間の距離は、L2である。また、ローラ21の最小径を形成している溝部27にガイドレール20のガイド部20Cが挿入している深さは、Wである。そして、L1はWよりも小さく、L2はWよりも大きくなっている。
前述したように、ガイドレール20は、アルミ若しくはアルミ合金製の押し出し成形品又は引き抜き成形品であるため、低位部40Aと高位部40Bと傾斜部40Cは、ガイドレール20の全長に渡って連続している。
扉体1が開閉移動しているときに又は全閉位置等で停止しているとき、この扉体1に外部力等による浮き上がり力が作用した場合には、扉体1のローラ21は、このローラ21の溝部27が係合しているガイドレール20のガイド部20Cから上側へ離れ、ガイドレール20から離脱しようとする。しかし、本実施形態では、ローラ21の上側には覆い部40が配置され、上述したようにL1はWよりも小さくなっているため、ローラ21がガイド部20Cから上側へ離れても、図5に示されているように、ローラ21がガイドレール20から脱落する前に、ローラ21の2個のフランジ部26のうち、点検用開口部10Bとは反対側のフランジ部26Aが覆い部40の低位部40Aに当接することになり、この当接により、ガイド部20Cからのローラ21の脱落は防止される。
また、ローラ21のフランジ部26Aが低位部40Aに当接しても、ローラ21は回転できるため、この回転によって扉体1を円滑に開閉移動させることができる。
さらに、低位部40Aは、前述したようにガイドレール20の全長に渡って連続して形成されているため、扉体1に浮き上がり力が作用してローラ21がガイドレール20から脱落しようとする位置がガイドレール20の長さ方向のどの位置であっても、ガイドレール20からのローラ21の脱落を防止することができる。
また、ガイドレール20からのローラ21の脱落を防止するための覆い部40は、ガイドレール20の一部になっているため、本実施形態によると、ガイドレール20からのローラ21の脱落を防止するための部材を特別に用意する必要がなく、したがって、ローラ脱落防止装置を部材点数が増加することなく構成することができ、製造コストが向上することも抑制できる。
また、覆い部40は、ガイドレール20を前記不動部材に前記取付部材28で取り付けるためにガイドレール20に設けた取付部20Eの一部となっており、このため、覆い部40をこの取付部20Eを利用して形成することができ、しかも、ガイドレール20をアルミ若しくはアルミ合金の押し出し成形又は引き抜き成形で形成する際に、覆い部40も同時に形成することができる。
図6は、上吊り式引戸装置を設置する現場において、ガイドレール20にローラ21を係合させるための扉体1の吊り込み作業を示している。このときには、点検カバー16は取り外されており、このため、上枠部材10の前記点検用開口部10Bは開口している。そして、扉体1の吊り込み作業は、上枠部材10の厚さ方向のうち、この点検用開口部10Bの側から行われる。そして、図4で説明したように、ローラ21がガイドレール20のガイド部20Cに係合しているときにおいて、覆い部40の高位部40Bは、ローラ21の2個のフランジ部26のうち、点検用開口部10Bの側のフランジ部26Bの真上に形成されているため、この高位部40Bは、低位部40Aよりも、扉体1の吊り込み作業時における吊り込み側に配置されていることになる。
扉体1の吊り込み作業は、扉体1の姿勢を、鉛直姿勢とするのではなく、図6に示されているように、ローラ21が配置されている扉体1の上部を点検用開口部10Bの側に傾けた傾斜姿勢として行なわれ、これにより、図3で示されているガイドローラ39を扉体1の下方に向かって開口形成されている下端部に挿入するとともに、ローラ21の2個のフランジ部26のうち、点検用開口部10Bとは反対側のフランジ部26Aを覆い部40の高位部40Bから傾斜部40Cの側へ移行させ、この後、ローラ21の溝部27をガイドレール20のガイド部20Cに落とし込む。これにより、扉体1がガイドレール20に吊り込まれ、ローラ21はガイドレール20のガイド部20Cに係合する。
この吊り込み作業は、前述したようにL2はWよりも大きくなっていること、及びこの吊り込み作業はローラ21を傾斜させた姿勢にさせて行われることのため、所定どおり容易に行える。
また、高位部40Bと低位部40Aとの間は、これらの高位部40Bと低位部40Aを斜めに繋ぐ傾斜部40Cになっているため、ローラ21の溝部27をガイドレール20のガイド部20Cに落とし込む作業を、ローラ21のフランジ部26Aを傾斜部40Cに案内させることにより、容易に行える。
なお、以上の説明は、ガイドレール20にローラ21を係合させる扉体1の吊り込み作業時の場合であったが、扉体1の交換や修理作業等のために扉体1をガイドレール20から取り外すための作業は、上記吊り込み作業とは逆の作業を行うことにより、実施することができる。
図7は、ガイドレール及び覆い部についての別実施形態を示す。この実施形態に係るガイドレール50も、前記実施形態のガイドレール20と同様に、鉛直方向に延びるベース部50Aと、このベース部50Aの下端から扉体1の厚さ方向へ延びるアーム部50Bと、このアーム部50Bの先端から立ち上がったガイド部50Cとを有する。ベース部50Aの上部は、アーム部50Bと同じ扉体1の厚さ方向の側へ延びる覆い部70となっており、この覆い部70は、扉体1の上部に設けられているローラ21の上側全体の一部を覆うものになっている。
この実施形態のガイドレール50もアルミ若しくはアルミ合金の押し出し成形品又は引き抜き成形品であり、このため、覆い部70は、ベース部50Aとアーム部50Bとガイド部50Cと同じく、ガイドレール50の全長に渡って連続している。
また、覆い部70は、ローラ21の2個のフランジ部26のうち、点検用開口部10Bとは反対側のフランジ部26Aの全体、又はフランジ部26Aの略全体、又はフランジ部26Aの全体と溝部27の一部を覆うものとなっている。そして、ローラ21の溝部27がガイドレール50のガイド部50Cに係合しているときにおいて、フランジ部26Aと覆い部70との間の距離は、L1であり、溝部27にガイドレール50のガイド部50Cが挿入している深さは、Wである。L1はWよりも小さい。
このため、この実施形態でも、扉体1に外部力等による浮き上がり力が作用した場合には、ローラ21のフランジ部26Aの上側には覆い部70が配置され、L1はWよりも小さくなっているため、ローラ21がガイド部50Cから上側へ離れても、図8に示されているように、ローラ21がガイドレール50から脱落する前に、ローラ21のフランジ部26Aが覆い部70に当接することになり、この当接により、ガイド部50Cからのローラ21の脱落は防止される。
また、ローラ21をガイドレール50のガイド部50Cに係合させる扉体1の吊り込み作業時においては、図9で分かるように、前記実施形態における高位部40B及び傾斜部40Cに相当する部分が覆い部70に存在しないため、この吊り下げ作業を一層容易に行える。
なお、この実施形態において、図2で示した取付部材28の代わりに、上下の二股状となった挟着式の取付部材を戸尻側の竪枠部材12に取り付け、この挟着式の取付部材で覆い部70の戸尻側の端部を上下から挟着し、ガイドレール50のベース部50Aにおける竪額縁部材13と戸先側の竪枠部材11との間の箇所を1個又は複数個の止着具29で補強部材25に止着することにより、ガイドレール50を不動部材に容易に取り付けることができる。
これによると、この実施形態でも、覆い部70は、ガイドレール50を取付部材を介して不動部材に取り付けるための取付部を利用して形成されることになり、この取付部の全体が覆い部70となる。
本発明は、扉体がローラを介してガイドレールから吊り下げられた上吊り式引戸装置等の上吊り式移動装置に利用することができる。
本発明の一実施形態に係る上吊り式移動装置となっている上吊り式引戸装置の全体を示す正面図である。 図1に示されている上枠部材の内部に配置された扉体移動機構を、図1で示されている点検カバーを取り外して示した正面図である。 図1のS3−S3線断面図である。 図3の一部拡大図である。 ガイドレールからのローラの脱落が覆い部で防止されているときを示す図4と同様の図である。 扉体の吊り込み作業時を示す図4と同様の図である。 ガイドレールと覆い部についての別実施形態を示す図4と同様の図である。 図7の実施形態における図5と同様の図である。 図7の実施形態における図6と同様の図である。
符号の説明
1 移動体である扉体
20,50 ガイド部材であるガイドレール
20D 空洞
20E 取付部
21 ローラ
28 取付部材
40,70 覆い部
40A 低位部
40B 高位部
40C 傾斜部

Claims (6)

  1. ガイド部材と、このガイド部材の上面に転動自在に係合するローラを上部に備えているとともに、このローラによって前記ガイド部材から吊り下げられ、前記ローラの転動で前記ガイド部材に案内されて移動する上吊り式の移動体と、この移動体が浮き上がったときに前記ローラが前記ガイド部材から脱落することを防止するローラ脱落防止部と、を有する上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置において、
    前記ガイド部材に前記ローラの上側全体の少なくとも一部を覆う覆い部が設けられ、前記移動体の浮き上がり時に前記ローラが当接する前記覆い部が前記ローラ脱落防止部になっており、
    前記覆い部は、前記ローラの上側全体を覆う幅寸法を有しているとともに、この覆い部は、前記ローラに近い低位部と前記ローラから遠い高位部とが前記幅方向に形成された段差形状となっており、前記高位部は、前記低位部よりも、前記ガイド部材に前記ローラを係合させるための前記移動体の吊り込み作業時における吊り込み側に形成されており、
    前記低位部と前記高位部の間は、これらの低位部と高位部を斜めに繋ぐ傾斜部になっており、
    前記ガイド部材は、鉛直方向に延びるベース部と、ベース部の下端から前記移動体の厚さ方向へ延びるアーム部と、このアーム部の先端から立ち上がったガイド部とを有し、前記ローラは、前記移動体の厚さ方向の両側に設けられたフランジ部と、これらのフランジ部の間に形成された溝部とを有する溝付きのローラであって、前記溝部に前記ガイド部材の前記ガイド部が挿入係合され、
    前記ローラの最大径を形成している前記フランジ部と前記低位部との間の距離は、前記ローラの最小径を形成している前記溝部に前記ガイド部材の前記ガイド部が挿入している深さよりも小さくなっているとともに、前記フランジ部と前記高位部との間の距離は、前記深さよりも大きくなっており、
    前記ガイド部材の前記ベース部の上部は、前記ガイド部材を開閉移動する前記移動体に対して不動となっている不動部材に取り付けるための取付部材が挿入される空洞が内部に設けられた筒状部となっており、
    前記筒状部の下辺部が前記覆い部となっていることを特徴とする上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置。
  2. 請求項1に記載の上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置において、前記取付部材の形状は、上下寸法及び前記移動体の厚さ方向寸法が前記筒状部への前記取付部材の挿入方向へ次第に小さくなるテーパー形状となっていることを特徴とする上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置。
  3. 請求項1又は2に記載の上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置において、前記不動部材には、前記筒状部の上側において、前記移動体を低速にして閉じ移動させるための制動装置が取り付けられていることを特徴とする上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置において、前記ガイド部材は、前記不動部材となっている上枠部材に内部に配置され、この上枠部材には、前記移動体の前記吊り込み作業時に取り外される点検カバーで塞がれている点検用開口部が設けられ、前記点検カバーが取り外された前記点検用開口部から前記ローラを前記上枠部材の内部に挿入して前記吊り込み作業が行われていることを特徴とする上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置において、前記ガイド部材は、前記不動部材となっている上枠部材の垂下部に補強部材を介して取り付けられていることを特徴とする上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置において、前記ガイド部材は押し出し成形又は引き抜き成形によって形成され、前記ベース部と前記アーム部と前記ガイド部と前記筒状部は、前記ガイド部材の全長に渡って連続して形成されていることを特徴とする上吊り式移動装置のローラ脱落防止装置。
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