JP5623780B2 - 引戸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、出入口等の開口部が扉体で開閉される引戸装置に係り、例えば、扉体がこの扉体の開閉移動を案内するガイド部材から吊り下げられた上吊り式の扉体となっている引戸装置を含む各種の引戸装置に利用できるものである。
例えば、建物内の廊下と部屋の間には、これらの部屋と廊下を開閉自在に仕切るための仕切り手段として引戸装置が設置され、この引戸装置には、開口部となっている出入口を開閉するために開閉移動自在となっている扉体と、開き移動することにより出入口を開けた扉体を収納するための戸袋と、を有するものがあり、この引戸装置の戸袋における出入口の側の端部には、見切り材としての竪額縁が配置されている。
そして、従来の竪額縁は、下記の特許文献1に示されているように、戸袋の内外方向に配置された2個の部材を組み合わせ、これらの部材を結合することにより形成されている。
特開2007−186977号公報(0044段落、図3)
このように従来の竪額縁は、戸袋の内外方向に配置された2個の部材の組み合わせで形成されているため、製造に手間がかかり、製造コストが高くなる。
本発明の目的は、竪額縁を容易に製造することができ、製造コストの低減化を図ることができる引戸装置を提供するところにある。
本発明に係る引戸装置は、開口部を開閉するために開閉移動自在となっている扉体と、開き移動することにより前記開口部を開けた前記扉体を収納するための戸袋と、を有し、この戸袋における前記開口部の側の端部に竪額縁が配置されている引戸装置において、前記竪額縁が1個の部材で形成されていることを特徴とするものである。
この引戸装置の竪額縁は1個の部材で形成されているため、複数個の部材を結合するなどの面倒な作業を省略できるため、この竪額縁を容易に製造することができ、また、竪額縁の製造コストを低減できるようになる。
竪額縁を形成するための上記1個の部材は、任意な材料によるものでよく、その材料の一例は板金であり、また、他の例は合成樹脂であり、さらに、竪額縁を金属製鋳造品又は金属製鍛造品等としてもよい。
なお、竪額縁の材料を板金とする場合には、すなわち、竪額縁を板金製とする場合には、この板金は、防錆や模様付け等のための塗料がコーティングされたものでもよく、また、板金で竪額縁を製造した後に、この竪額縁に塗料をコーティングしてもよい。また、板金がステンレス板である場合には、塗料をコーティングしてよく、コーティングしなくてもよい。さらに、竪額縁を合成樹脂製や、金属製鋳造品、金属製鍛造品とする場合にも、模様付け等のために塗装してもよい。
また、本発明において、竪額縁を板金製とする場合に、竪額縁を板金の折り曲げで形成された折り曲げ成形品としてよい。
これによると、竪額縁を、加工作業が簡単な板金の折り曲げ加工により製造できるため、竪額縁を一層容易に製造することができ、製造コストも一層低減化することができる。
また、竪額縁を板金の折り曲げで形成された折り曲げ成形品とする場合には、竪額縁の内部に上下方向に延びる空間を設け、これにより、竪額縁を中空部材としてもよい。
これによると、竪額縁全体の軽量化と外形寸法の拡大を図りながら、曲げ荷重等に対する竪額縁の強度を向上させることができる。なお、上記空間は、竪額縁の上下全長に渡るものとしてよく、あるいは、竪額縁の上下全長のうちの一部、例えば、前述の開口部の上下長さと対応する部分だけに上記空間を設けてもよい。
また、竪額縁における扉体と対面する部分には、扉体との間隔が一定又は略一定となって扉体開閉移動方向に延びる面を設けてもよい。
これによると、この面が設けられている部分は、竪額縁と扉体との間に指等を挿入してしまうことを防止できる区域となり、この面は扉体開閉移動方向に延びているため、竪額縁と扉体との間に指等を挿入してしまうことを防止できる区域を、扉体の開閉移動方向に長く確保できることになる。
なお、この面は、平坦面でもよく、小さな凹凸が設けられた粗面等でもよい。
さらに、本発明において、竪額縁における扉体開き移動方向の端部を、戸袋厚さ方向に対して斜めに延出した斜め延出部とし、この斜め延出部の先端を、戸袋を構成している戸袋構成部材に当接させてもよい。
これによると、竪額縁における戸袋厚さ方向の寸法や竪額縁における戸袋厚さ方向の寸法に誤差があっても、これらの誤差を斜め延出部によって吸収して、斜め延出部の先端を戸袋構成部材に当接させることができる。また、斜め延出部の弾性力により、この斜め延出部の先端を戸袋構成部材に一層確実に当接させることができる。
また、本発明は任意なタイプの引戸装置に適用することができる。すなわち、本発明が適用される引戸装置は、扉体がこの扉体の開閉移動を案内するガイド部材から吊り下げられた上吊り式の扉体となっているものでもよく、また、扉体の下側に配設されたガイドレール等のガイド部材に案内されて扉体が移動するものでもよく、扉体の下側と上側の両方に配設されたガイドレール等のガイド部材に案内されて扉体が移動するものでもよい。そして、扉体が上述の上吊り式の扉体となっている引戸装置の場合には、前記ガイド部材はガイドレールでもよく、スライドベアリングが用いられたスライドレール等でもよい。
また、本発明が適用される引戸装置の扉体の個数は、1個でもよく、あるいは、開閉移動方向に並ぶことにより前述した出入口等の開口部を閉じる複数個でもよい。扉体の個数が複数個である場合には、これらの扉体は引き違い式に配置されたものでもよく、入れ子式に配置されたもの、すなわち、扉体厚さ方向の寸法が大きい扉体の内部に、扉体厚さ方向の寸法が小さい扉体が出没自在に収納可能となっているものでもよい。
また、本発明は、2個の扉体の開閉移動方向が互いに逆方向となっている引き分け式の引戸装置にも適用することができる。
さらに、本発明に係る引戸装置の戸袋は、開口部を開けるために開き移動した扉体の両方の面を覆う両面式の戸袋でもよく、あるいは、扉体の片面だけを覆う片面式の戸袋でもよい。
また、戸袋は、壁の内部に収納された壁収納型の戸袋でもよく、あるいは、壁等から露出して設置され、外部から視認可能となった露出型の戸袋でもよい。
さらに、本発明は、扉体の開き移動と閉じ移動のうち、少なくとも一方が駆動装置で自動的に行われる引戸装置に適用できるとともに、扉体の開き移動と閉じ移動の両方が手操作で行われる手動式の引戸装置にも適用することができる。
本発明によると、引戸装置の竪額縁を容易に製造することができ、製造コストの低減化を図ることができるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る引戸装置の全体を示す正面図である。 図2は、図1のS2−S2線断面図である。 図3は、図1のS3−S3線断面図である。 図4は、図1で示されている上枠部材の内部に収納配置されている扉体移動機構を示す正面図であって、扉体が閉じ限位置まで移動したときを示す図である。 図5は、扉体が開き限位置まで移動したときを示す図3と同様の図である。 図6は、図1で示されている点検カバーの全体を示す斜視図である。 図7は、竪額縁の平断面形状を示す図1のS7−S7線断面図である。 図8は、竪額縁の別実施形態を示す図7と同様の図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る引戸装置は、開閉移動する扉体の個数が1個であって、この扉体が、ガイド部材であるガイドレールから吊り下げられた上吊り式の扉体となっており、また、開き移動した扉体が収納される戸袋が、壁の内部に設けられている壁収納式の戸袋となっている引戸装置である。
図1は、例えば、建物内における廊下と部屋との間に仕切り手段として配置され、扉体1で開閉される開口部が出入口2となっている本実施形態に係る引戸装置の全体を示す正面図である。この引戸装置の外枠組みは、上枠部材10と、扉体1が全閉位置に達して出入口2を閉じたときにこの扉体1の先端が当接する戸先側の縦枠部材11と、この戸先側の縦枠部材11とは扉体1の移動方向反対側に配置されている戸尻側の縦枠部材12と、これらの縦枠部材11と12の間に配置されているとともに、出入口2を開けたときの扉体1が収納される戸袋3における出入口2の側の端部に配置された竪額縁13と、床4における戸袋3の下端に配置された幅木14とにより形成され、板金の折り曲げ品となっているこれらの上枠部材10と戸先側の縦枠部材11と戸尻側の縦枠部材12と竪額縁13と幅木14は、引戸装置の外枠組みを形成する枠部材となっている。
出入口2は、これらの枠部材10〜14で形成された外枠組みの内側の一部の空間となっている。本実施形態では、出入口2における床4上には沓摺り部材が配置されていないが、沓摺り部材を出入口2における床4上に配置してもよい。出入口2は扉体1で開閉され、この出入口2を開けるために開き移動したときの扉体1が収納される戸袋3は、壁5の内部に設けられた壁収納型の戸袋となっている。上枠部材10は、戸先側の縦枠部材11から戸尻側の縦枠部材12まで延びる長さを有し、上記枠部材10〜14のうちの1つとなっている竪額縁13は、戸袋3における出入口2の側の見切り部材となっている。
また、戸袋3は、図1のS2−S2線断面図である図2で示されているように、ハット形状の断面が、上枠部材10及び幅木14の長手方向(図1では左右方向)に連続している補強部材20によって補強された構造となっており、板金の折り曲げ成形品となっているこの補強部材20は、扉体1の厚さ方向でもある戸袋3の厚さ方向の両側に設けられているとともに、縦枠部材11,12及び竪額縁13の長手方向でもある上下方向に複数個配設されている。そして、これらの補強部材20の上下において、内側壁材21が両面粘着テープ等による結合具で補強部材20に結合され、これらの内側壁材21の外側に外側壁材22が配置され、補強部材20にビスやステープル等の結合具で結合されているこの外側壁材22の表面に、クロス等の壁仕上げ材が取り付けられている。
このため、これらの内側壁材21と外側壁材22と壁仕上げ材により、戸袋3の部分の壁5が形成され、戸袋3は、補強部材20が構造材となって壁5の内部に形成されている。この壁5は、図1から分かるように、上枠部材10の上側や、戸先側の縦枠部材11に対して出入口2とは反対側の部分、戸尻側の縦枠部材12に対して戸袋3とは反対側にも設けられている。壁5のこれらの部分の表面は、戸袋3における壁5の部分の表面と面一状態となっている。
図3は図1のS3−S3線断面図である。この図3で示されているように、上枠部材10は、上枠部材10の上側の壁5の下地材27にアンカー部材28を介して結合された上面部10Aと、この上面部10Aにおける上枠部材10の幅方向(図3では左右方向)の一方の端部から垂下した垂下部10Bと、この垂下部10Bの下端から上記幅方向の外側へ延出した壁材見切り部10Cと、この壁材見切り部10Cの先端から起立した起立部10Dと、この起立部10Dから垂下部10Bの側へ屈曲した屈曲部10Eとを有する。これらの上面部10Aと垂下部10Bと壁材見切り部10Cと起立部10Dと屈曲部10Eのうち、上面部10Aと垂下部10Bは、上枠部材10の全長に渡って連続して設けられ、壁材見切り部10Cと起立部10Dと屈曲部10Eは、出入口2と対応する部分だけに設けられている。そして、壁材見切り部10Cの上側に、壁5における垂下部10Bの幅方向外側の部分を形成する内側壁材29と外側壁材30が配置され、これらの内側壁材29と外側壁材30は、壁材見切り部10Cとは上枠部材10の幅方向反対側において、上枠部材10の上側にも配置されている。そして、壁材見切り部10Cの上側に配置された内側壁材29と外側壁材30は、図2における戸袋3の左側では、図2で示されている内側壁材21と外側壁材22となっている。
また、図3に示されているように、上枠部材10の上面部10Aにおける垂下部10Bとは反対側の幅方向の端部には、僅かに下方へ延びた下方延出部10Fが形成され、この下方延出部10Fの下端には、斜め上方であって、上記壁材見切り部10Cとは反対側の幅方向外側へ延出した傾斜延出部10Gが設けられている。これらの延出部10F,10G及び後述する点検カバー31と対応する高さ位置における戸袋3の上部箇所には、図1で示されている上下複数個の前記補強部材20のうち、最上部の補強部材20Aが配置されている。
図3で示されている下方延出部10Fの下方への延出量は小さいため、この下方延出部10Fの下側は、上枠部材10の開口部10Hとなっており、この開口部10Hから、上枠部材10の内部空間に収納配置されている扉体移動機構についての点検及び整備を含む各種の作業を行えるようになっている。
通常時の開口部10Hは点検カバー31で塞がれており、この点検カバー31は、上端に斜め下向きに形成され、上枠部材10の傾斜延出部10Gに係止される係止部31Aと、この係止部31Aから鉛直又は略鉛直下向きに延びている正面部31Bと、この正面部31Bの下端から上枠部材10の内側へ水平又は略水平に屈曲している下面部31Cと、この下面部31Cの先端から立ち上がった立上部31Dとを有する。係止部31Aと下面部31Cと立上部31Dにより、板金の折り曲げで形成されている点検カバー31の全体の剛性が確保されている。
前述の開口部10Hを塞いでいるときの点検カバー31は、図3で示されているとおり、係止部31Aが上枠部材10の傾斜延出部10Gに係止され、これにより点検カバー31の重量が上枠部材10で支持され、また、図1で示されているとおり、戸先側の縦枠部材11と竪額縁13に取り付けられているブラケット32,33に、点検カバー31の下面部31Cがねじ部材34,35で止められている。
また、前述した扉体移動機構についての点検等の作業を行うために、点検カバー31を取り外して上枠部材10の上記開口部10Hを開けるときには、ねじ部材34,35を取り外し、これにより、点検カバー31は、上端の係止部31Aを中心に上枠部材10の内外方向に揺動可能となるため、点検カバー31を上枠部材10の外側方向へ揺動させることにより、係止部31Aを上枠部材10の傾斜延出部10Gから抜き取る。なお、本実施形態では、図3で示されているように、上枠部材10の傾斜延出部10Gには、点検カバー31の係止部31Aがこの傾斜延出部10Gに直接接触することを防止するゴムや合成樹脂等による冠部材40が被せられ、これにより、上枠部材10と点検カバー31の材料である金属同士が直接接触して点検カバー31の取付作業時や取外作業時等において異音が発生することや、上枠部材10及び/又は点検カバー31に傷が生ずること等を防止している。
図6は、点検カバー31の全体を示す斜視図である。この図6に示されているように、点検カバー31の長さ方向の両端には端面部31E,31Fが形成されており、これらの端面部31E,31Fは、係止部31Aと下面部31Cと立上部31Dと同じく、点検カバー31の材料となっている板金の折り曲げで形成されている。
このように点検カバーの長さ方向の両端に端面部を設けることは、戸袋3が壁5の内部に設けられておらず、このため、点検カバーが、外部から視認できる露出型の戸袋の上部にも達する長さとなっている場合にも、適用することができる。
なお、本実施形態に係る点検カバー31では、図6に示されているように、2個の端面部31E,31Fのうち、竪額縁13の側の端面部31Fの下部に空間部31Gが設けられ、この空間部31Gにより、図1で示されている竪額縁13のブラケット33が点検カバー31の内部空間の側へ、言い換えると前述の開口部10Hの側へ突出できるようになっている。
次に、上枠部材10の内部空間に収納配置されている前述の扉体移動機構について説明する。図4は、この扉体移動機構によって扉体1が閉じ限位置に達しているときを示し、図5は、扉体1が開き限位置に達しているときを示している。
図4に示すように、上枠部材10の内部には扉体1の移動を案内するためのガイド部材であるガイドレール50が組み込まれ、上記扉体移動機構の主要な構成部材となっていて、上枠部材10の略全長に亘る長さを有するこのガイドレール50は、図3に示すとおり、上枠部材10の内面にビス51で取り付けられている。同一断面形状が長さ方向に連続しているこのガイドレール50は、ビス51で上枠部材10の内面に取り付けられた基部50Aと、この基部50Aの下端から扉体1の厚さ方向(上枠部材10の厚さ方向内側)に水平に延びるアーム部50Bと、このアーム部50Bの先端から垂直に立ち上がった係合部50Cとを有する。
図4で示すように、扉体1には、扉体1の上面に結合されたローラブラケット53,54に回転自在に取り付けられた2個のローラ55,56が扉体1の開閉移動方向に配設され、ローラブラケット53,54を介して扉体1の上方に配置されているこれらのローラ55,56は、図3に示すように、扉体1の上方に不動部材となって水平に架設されてガイドレール50の係合部50Cに係合している。このため、扉体1は、ローラ55,56が係合部50C上を転動することによりガイドレール50に沿って開閉移動するとともに、扉体1は、ガイドレール50にローラ55,56及びローラブラケット53,54を介して吊り下げられた上吊り式となっている。
また、図1に示すように、戸袋3に近い前記出入口2の床4には、垂直軸を中心に回転自在となったガイドローラ57が配置され、このガイドローラ57は、図3に示すとおり、扉体1の下端に下向きに開口して配置されたチャンネル部材1Bの内部に挿入されており、ガイドレール50に沿った扉体1の開閉移動は、扉体1の下端がこのガイドローラ57に案内されながら行われる。
図4に示されているように、ガイドレール50の扉体開き移動方向の端部には、扉体1を開き限位置に停止させるためのストップ装置70が取り付けられ、このストップ装置70は、扉体閉じ方向に向けて本体71に突設されたゴム等の弾性材料からなるストップ部材72と、本体71に取り付けられ、板ばねの折り曲げで形成されている係止部材73とを有する。一方、扉体1に設けられている2個のローラブラケット53,54のうち、扉体開き方向のローラブラケット54の後端には板状の受け部材74が結合され、この受け部材74には、小径ローラによる被係止部材75が取り付けられている。
扉体1を図1で示す把持部1Aで開き方向に移動させ、この移動が開き限位置に達すると、図5に示されているように、被係止部材75は、一旦上向きに湾曲変形してもとの形状に弾性復帰する係止部材73に係止されるとともに、受け部材74はストップ部材72に当接し、係止部材73が被係止部材75を係止することにより、扉体1は開き限位置に停止する。
また、扉体1の把持部1Aに扉体閉じ方向への操作力を作用させた場合には、被係止部材75は上向きに弾性変形する係止部材73から離脱するため、扉体1は、ガイドレール50とガイドローラ57に案内されて閉じ方向へ移動する。
また、図4及び図5に示されているように、ガイドレール50の扉体閉じ方向の端部には、扉体1を自動的に閉じ移動させるための駆動装置80が配置され、この駆動装置80は、図5で示されているとおり、ブラケット81がガイドレール50に取り付けられることにより、ガイドレール50に組み付けられている。
駆動装置80は、装置本体となっているケーシング80Aの内部に回転自在に収納されたリール83を有し、このリール83の内部には渦巻きばねが配置され、この渦巻きばねの一端はリール83に結合されているとともに、他端はケーシング80Aに結合されている。また、リール83には、図4及び図5で示されているナイロン紐又はワイヤー等からなる紐状部材84の一端が結合され、この紐状部材84はケーシング80Aから導出され、紐状部材84の他端は、扉体1に2個設けられているローラブラケット53,54のうち、扉体閉じ方向のローラブラケット53に結合されている。
図4で示すように閉じ限位置に達している扉体1を把持部1Aにより図5で示すように開き方向へ移動させたときには、紐状部材84がリール83を回転させながら駆動装置80から繰り出され、このとき、リール83の内部の上記渦巻きばねがリール83の回転で蓄圧されるようになっている。このため、この後に把持部1Aから手を離すと(扉体1が図5のように閉じ限位置に達しているときには、前述のように、把持部1Aに扉体閉じ方向への操作力を作用させて被係止部材75を係止部材73から離脱させると)、渦巻きばねの蓄圧力によってリール83には、扉体1の開き移動時とは逆方向へリール83を回転させようとする回転力が生じているため、この回転力で緊張している紐状部材84の引張力により扉体1は閉じ方向へ引っ張られ、これにより、扉体1は閉じ限位置まで自動的に移動する。
図4及び図5に示すように、ガイドレール50には、閉じ方向への扉体1の移動速度を低速化させて制動させ、扉体1を閉じ限位置に減速させて到達させるための制動装置90が取り付けられている。この制動装置90は、シリンダ本体91と、シリンダ本体91にガイドレール50の長さ方向に伸縮自在に挿入されたピストンロッド92とを有するシリンダ装置で構成され、シリンダ本体91は、不動部材となっているガイドレール50に取り付けられている。この取り付けは、図3に示すとおり、ガイドレール50の溝50D付きの取付部50Eにビス93と板ナット93Aにより行われている。
図4及び図5で示すように、扉体1に2個設けられているローラブラケット53,54のうち、扉体開き移動のローラブラケット54には、ピストンロッド92の先端部が挿抜自在となったキャッチ部材94が取り付けられ、ピストンロッド92の先端部と、この先端部が挿入されるキャッチ部材94の内部とのうち、一方には磁石が設けられ、他方にはこの磁石に吸着する磁性材料が設けられている。このため、ピストンロッド92とキャッチ部材94とは、磁力で接続分離自在となっている。
図4に示すように扉体1が閉じ限位置に達しているときには、シリンダ本体91に対して収縮しているピストンロッド92の先端部がキャッチ部材94の内部に挿入された状態になっており、扉体1を開き方向へ移動させると、ピストンロッド92の先端部とキャッチ部材94とが上記磁力で接続されているため、ピストンロッド92はシリンダ本体91に対して伸び作動する。このピストンロッド92が伸び作動限に達してもさらに扉体1が開き方向に移動すると、図5に示すように、ピストンロッド92とキャッチ部材94とが分離し、ピストンロッド92はその位置で停止する。また、扉体1が前述の引張式駆動装置80の駆動力で閉じ方向へ移動し始め、そして扉体1が所定位置に達すると、キャッチ部材94はピストンロッド92に当接してこれらのキャッチ部材94とピストンロッド92とが上記磁力で再度接続され、扉体1がさらに閉じ方向へ移動することにより、ピストンロッド92はシリンダ本体91に対して収縮作動する。
なお、ピストンロッド92の先端部と、この先端部が挿入されるキャッチ部材94の内部とに互いに磁性が逆となった磁石を設けることにより、ピストンロッド92とキャッチ部材94とを上述と同様に接続分離自在としてよい。
シリンダ本体91には、ピストンロッド92が伸び作動したときに多量のエアをシリンダ本体91の内部に吸引し、ピストンロッド92が収縮作動したときにはこのエアを絞りながら排出するバルブが設けられている。このため、ピストンロッド92が伸び作動する扉体1の開き移動時には、扉体1を軽く移動させることができ、また、ピストンロッド92が収縮作動する扉体1の閉じ移動時には、扉体1がシリンダ本体91の内部のエア圧力によって制動されながら移動し、これにより、扉体1は、減速された速度で閉じ限位置に達するようになっている。
このため、本実施形態における制動装置90は、シリンダ装置による流体圧力式制動装置となっている。
なお、扉体1を自動的に閉じ移動させるための本実施形態に係る駆動装置80は、前述したように、渦巻きばねとリールと紐状部材による引っ張り式のものであったが、この駆動装置はリニアモータによるものでもよい。また、リニアモータ等による駆動装置により、扉体1の閉じ移動と開き移動の両方を行わせ、この駆動装置により扉体1の閉じ移動と開き移動の両方を自動移動としてもよい。
また、閉じ方向への扉体1の移動速度を低速化させるための本実施形態に係る制動装置90は、シリンダ装置によるものとなっていたが、この制動装置を、扉体1の閉じ移動がラック及びピニオンを介して回転運動として伝達されるロータリ式のオイルダンパーとしてもよい。
図7は、図1のS7−S7線断面図である。前述の戸先側の縦枠部材11は、壁5の下地材60にアンカー部材61を介して結合されているとともに、戸尻側の縦枠部材12は、壁5の下地材62にアンカー部材63を介して結合されている。また、図1及び図2で説明した壁5の補強部材20は、図7に示されているように、前述した竪額縁13と戸尻側の縦枠部材12との間に架け渡されており、上下方向に複数個設けられているこれらの補強部材20の扉体開閉移動方向両端部のうち、扉体閉じ方向端部は、竪額縁13にビス等の結合具64で結合され、扉体開き方向端部は、戸尻側の縦枠部材12にビス等の結合具65で結合されている。
出入口2を開けるために開き移動した扉体1が収納される前述の戸袋3は、壁5の内部に設けられている壁収納型の戸袋となっているため、この戸袋3は、扉体1の両方の面を覆う両面式の戸袋となっており、そして、戸袋3における出入口2の側の端部に配置されている竪額縁13は、戸袋3の厚さ方向両側(扉体1の厚さ方向両側)に設けられている。これらの竪額縁13は、板金を材料とした1個の部材により形成されているとともに、板金製の折り曲げ成形品となっている。
戸袋3の厚さ方向両側に設けられている2個の竪額縁13は、図7に示されているように、戸袋3の厚さ方向中央を扉体開閉移動方向に通る戸袋中心線(扉体1の厚さ方向中央を扉体開閉移動方向に通る扉体中心線)に対して対称となった平断面形状を有している。このため、以下では一方の竪額縁13の形状について説明する。
竪額縁13は、扉体1に対して直角又は略直角になっているとともに、扉体1から離れる方向に延びている第1面部13Aと、この第1面部13Aの扉体1側の端部から扉体開き方向に延びている第2面部13Bと、第1面部13Aの扉体1とは反対側の端部から扉体開き方向に延びている第3面部13Cと、この第3面部13Cの扉体開き方向端部から扉体1側へ延びている第4面部13Dと、この第4面部13Dの扉体1側の端部から扉体開き方向に延びている第5面部13Eとを有し、第2面部13Bは、戸袋3の内側において扉体開き方向に延びている戸袋内側延出部となっているとともに、第5面部13Eは、戸袋3の外側において扉体開き方向に延びている戸袋外側延出部となっている。
第1面部13Aと第4面部13Dは、互いに平行又は略平行になっているとともに、第2面部13Bと第3面部13Cと第5面部13Eも、それぞれ平行又は略平行になっている。
また、第5面部13Eに、補強部材20における扉体閉じ方向端部が上述のビス等の結合具64で結合されている。壁5を補強するために壁構成部材となっているこの補強部材20の扉体閉じ方向端部は、第2面部13Bと第5面部13Eとの間に挿入され、前述した外側壁材22は第5面部13Eの外面に配置されている。
また、第2面部13Bにおける扉体開き方向端部は、戸袋3の厚さ方向に対して斜めに延出した斜め延出部13Fとなっており、この斜め延出部13Fは、扉体開き方向に延びるにしたがい戸袋3の厚さ方向外側へ延出する傾斜部となっている。そして、この斜め延出部13Fの先端が、壁構成部材となっていて戸袋構成部材ともなっている補強部材20における戸袋3の内側の内面に当接している。
さらに、第1面部13Aは、壁5の外面を越える位置まで扉体1から離れる方向に延びており、この第1面部13Aと第2面部13Bと第3面部13Cと第4面部13Dとで囲まれる竪額縁13の内部は、空間13Gとなっている。このため、竪額縁13は、内部に上下方向に延びる空間13Gが設けられた中空部材となっている。
また、第1面部13Aと斜め延出部13Fとの間に設けられた部分となっている第2面部13Bは、扉体1と扉体厚さ方向に対面しており、また、この第2面部13Bは、扉体1との間隔が一定又は略一定となって扉体開閉移動方向に延びる面を形成している部分となっており、この第2面部13Bと扉体1との間の間隔の大きさは、指を挿入することができない又は困難な大きさとなっている。
本実施形態に係る竪額縁13は、上述したように、1個の部材で形成されているため、竪額縁13を製造するときに、複数個の部材を結合するなどの面倒な作業を省略することでき、このため、この竪額縁13を容易に製造することができ、また、竪額縁13の製造コストを低減できるようになる。
また、竪額縁13は板金製であるとともに、板金の折り曲げで形成された折り曲げ成形品となっているため、竪額縁13を、加工作業が簡単な板金の折り曲げ加工により製造でき、これにより、竪額縁13を一層容易に製造することができ、製造コストも一層低減化することができる。
さらに、竪額縁13は、内部に上下方向に延びる空間13Gが設けられたものとなっているため、竪額縁13全体の軽量化と外形寸法の拡大を図ることができ、また、曲げ荷重等に対する竪額縁13の強度を向上させることができる。
また、竪額縁13の第2面部13Bは、扉体1との間隔が一定又は略一定となって扉体開閉移動方向に延びる面を形成している部分となっており、この面が設けられている部分は、竪額縁13と扉体1との間に指を挿入してしまうことを防止できる区域であり、そして、この面を形成している第2面部13Bは、扉体開閉移動方向に延びているため、竪額縁13と扉体1との間に指を挿入してしまうことを防止できる区域を、扉体1の開閉移動方向に長く確保できることになる。
さらに、第2面部13Bにおける扉体開き方向端部は、戸袋3の厚さ方向に対して斜めに延出した斜め延出部13Fになっており、この斜め延出部13Fの先端は、戸袋3を構成する部材となっている補強部材20に弾性的に当接しているため、竪額縁13における壁厚さ方向の寸法、具体的には、第5面部13Eと斜め延出部13Fとの間の戸袋厚さ方向の寸法や、補強部材20における戸袋厚さ方向の寸法に誤差があっても、これらの誤差を斜め延出部13Fの弾性変形によって吸収して、斜め延出部13Fの先端を補強部材20に当接させることができる。
また、斜め延出部13Fは、竪額縁13の材料である板金で形成されているため、第5面部13Eと斜め延出部13Fとの間の戸袋厚さ方向の寸法を、補強部材20における戸袋厚さ方向の寸法よりも少し小さく設定しておくことにより、斜め延出部13Fの戸袋厚さ方向の弾性力により、この斜め延出部13Fの先端を一層確実に補強部材20に当接させることができる。
さらに、本実施形態では、図7に示されているように、前述の壁5を形成する壁形成部材となっていて補強部材20の外側に配置されている壁ボード5A、言い換えると、前述の外側壁材22により竪額縁13の第5面部13Eが覆われているとともに、この壁ボード5Aは、第5面部13Eと補強部材20とを結合している結合具64も覆っており、さらに、壁ボード5Aの扉体閉じ方向の端面は、竪額縁13の第4面部13Dの一部に突き当てられている。このため、壁ボード5Aは、第5面部13Eと結合具64とを隠し、第4面部13Dの一部も隠すための部材として利用されている。
また、前述の縦枠部材11には、扉体1が全閉位置に達して出入口2を閉じたときにこの扉体1の先端に設けられている先端部材1Cが当接する凹部11Aが形成されており、この凹部11Aは、板金の折り曲げ品となっている縦枠部材11に1回のプレス加工を行うことにより凹部11Aを形成できるように、深さが浅くなった溝状として形成されている。この凹部11Aの深さは、先端部材1Cの扉体開閉移動方向の寸法と同じ又は略同じであり、又はこの寸法よりも小さくなっており、また、凹部11Aの深さは、縦枠部材11の扉体開閉移動方向の寸法の半分と同じ又は略同じであり、又は縦枠部材11の扉体開閉移動方向の寸法の2分の1から3分の1の範囲の寸法となっている。
図8は、別実施形態に係る竪額縁13’を示す。この竪額縁13’も図7の竪額縁13と同じく、第1〜第5面部13A’〜13E’及び斜め延出部13F’により形成されているとともに、扉体1と対面する第2面部13B’には、扉体1から離れる方向に窪んだ凹部13H’が設けられている。この凹部13H’には、弾性材料で形成された指詰め防止部材95の基部が挿入されていて、この基部が凹部13H’に接着剤等で固定されており、この指詰め防止部材95は、第2面部13B’から扉体1に向かって突出している。
この実施形態によると、指詰め防止部材95により、第2面部13B’と扉体1との間に指を挿入することが一層できなくなる。
なお、図8の実施形態では指詰め防止部材95の先端は扉体1の外面に接触しているが、接触させなくてもよい。
本発明は、扉体がこの扉体の開閉移動を案内するガイド部材から吊り下げられた上吊り式の扉体となっている引戸装置を含む各種の引戸装置に利用することができる。
1 扉体
2 開口部である出入口
3 戸袋
5 壁
13,13’ 竪額縁
13B,13B’ 扉体との間隔が一定又は略一定となって扉体開閉移動方向に延びている面を形成している第2面部
13F,13F’ 斜め延出部
13G 空間
13H’ 凹部
20 戸袋構成部材であって壁構成部材となっている補強部材
50 ガイド部材であるガイドレール
95 指詰め防止部材

Claims (9)

  1. 開口部を開閉するために開閉移動自在となっている扉体と、開き移動することにより前記開口部を開けた前記扉体を収納するための戸袋と、を有し、この戸袋における前記開口部の側の端部に竪額縁が配置されている引戸装置において、
    前記竪額縁が1個の部材で形成されたものとなっており、前記1個の部材は板金製であって、前記竪額縁は、前記板金の折り曲げで形成された折り曲げ成形品となっており、
    前記竪額縁は、前記戸袋の内側において扉体開き方向に延びている戸袋内側延出部となっている面部と、前記戸袋の外側において扉体開き方向に延びている戸袋外側延出部となっている面部とを有し、これらの面部の間に前記戸袋の補強部材が配置されており、
    前記戸袋内側延出部となっている前記面部における扉体開き移動方向の端部は、扉体開き方向に延びるにしたがい前記戸袋の厚さ方向外側へ延出する傾斜部となっており、この斜め延出部の先端が、前記補強部材における前記戸袋の内側の内面に弾性力により当接しており、
    前記戸袋外側延出部となっている前記面部は前記補強部材に前記戸袋の厚さ方向外側から結合具により結合されていることを特徴とする引戸装置。
  2. 請求項1に記載の引戸装置において、前記戸袋外側延出部となっている前記面部は、前記補強部材の外側に配置されているボードで覆われているとともに、前記結合具もこのボードにより覆われていることを特徴とする引戸装置。
  3. 請求項2に記載の引戸装置において、前記補強部材は、上下方向に間隔をあけて複数個配設されていることを特徴とする引戸装置。
  4. 請求項3に記載の引戸装置において、前記戸袋は、壁の内部に設けられた壁収納式の戸袋であり、前記補強部材の上下において、内側壁材が配置されているとともに、これらの内側壁材は前記補強部材に結合され、前記内側壁材及び前記補強部材の外側に、前記ボードとなっている外側壁材が配置され、この外側壁材は前記補強部材に結合されて配置されていることを特徴とする引戸装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の引戸装置において、前記竪額縁は、前記扉体に対して直角又は略直角になっているとともに、この扉体から離れる方向に延びている第1面部と、この第1面部の前記扉体側の端部から扉体開き方向に延びている第2面部と、前記第1面部の前記扉体とは反対側の端部から扉体開き方向に延びている第3面部と、この第3面部の扉体開き方向端部から前記扉体側へ延びている第4面部と、この第4面部の前記扉体側の端部から扉体開き方向に延びている第5面部を有し、第2面部が前記戸袋内側延出部となっているとともに、前記第5面部が前記戸袋外側延出部となっていることを特徴する引戸装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の引戸装置において、前記竪額縁の内部には、上下方向に延びる空間が設けられていることを特徴する引戸装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の引戸装置において、前記戸袋内側延出部となっている前記面部は、前記扉体との間隔が一定又は略一定となって扉開閉移動方向に延びている面部になっているとともに、この面部により、前記竪額縁と前記扉体との間に指を挿入してしまうことを防止する区域が形成されていることを特徴とする引戸装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の引戸装置において、前記戸袋内側延出部となっている前記面部における扉体開き方向の途中箇所には、前記扉体から離れる方向に窪んだ凹部が形成され、この凹部に、前記扉体に向かって突出する指詰め防止部材の基部が挿入されていることを特徴とする引戸装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の引戸装置において、前記扉体は、この扉体の開閉移動を案内するガイド部材から吊り下げられた上吊り式の扉体となっていることを特徴とする引戸装置。
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