JPH0384906A - 可変インダクタ - Google Patents

可変インダクタ

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JPH0384906A
JPH0384906A JP22210989A JP22210989A JPH0384906A JP H0384906 A JPH0384906 A JP H0384906A JP 22210989 A JP22210989 A JP 22210989A JP 22210989 A JP22210989 A JP 22210989A JP H0384906 A JPH0384906 A JP H0384906A
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legs
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inductor
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Masuo Hanawaka
花若 増生
Yasuhiro Shiozawa
塩沢 泰浩
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、コア構成の改善による可変インダクタの制御
特性の改善に関するものである。
〈従来の技術〉 第8図は従来の可変インダクタの一例を示す構成図であ
る。
第8図の可変インダクタでは、制御巻線とインダクタ用
巻線の干渉を小さくするために、その構成が差動構成と
されている。第8図において、al−32巻線を制御巻
線、b 1b 2巻線をインダクタ用巻線とする。2つ
の脚に分けて巻かれたインダクタ用巻線b  −b2を
流れる電流によりて発生する磁束は、制御巻線a 1 
 a 2が巻かれた脚では互いに逆方向となって打ち消
し合うので、制御巻線a 1  a 2間には電圧が発
生しない、したがって、制御巻線a   a2とインダ
クタ用巻線b1−b2の干渉を小さくすることができる
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来技術に示す可変インダフタにお
いて、インダクタ用巻i1!b1−b2を流れる電流が
大きくなると、この′8流によって、コアが飽和してし
まう、飽和防止のためには、図に示すように空隙部g”
’=83を設ける。この空隙部g 〜g3の空隙部長さ
を大きくすると、コアを飽和させるための制御電流が大
きくなり、太きな駆動電力が必要となる。したがって、
実用上は空隙部長さが小さい場合に限られ、大きな電流
がインダクタ用巻線b 1b 2に流れる場合には飽和
のため、使用できないという課題がある。
本発明は上記従来技術の課題を踏まえて成されたもので
あり、インダクタ用巻線からは飽和させ難く、制御巻線
からは飽和させ易く、制御電力の小さい可変インダクタ
を提供することを目的としたものである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本発明の第1の構成は、矩形
の第1の閉磁路と、この第1の閉磁路の1つの脚の周り
に巻かれた制御巻線と、前記第1の閉磁路の巻線を施し
ていない脚にその3本の脚がそれぞれの各端部全てに、
若しくはその中央脚の端部のみに空隙部を介して接続、
又は3本の脚が空隙部無しで接続されたE形の第2の磁
路と、この第2の磁路の前記中央脚の周りに巻かれたイ
ンダクタ用巻線とを備えたことを特徴とするものであり
、第2の構成は、EI形の第1の閉磁路と、この第1の
閉磁路の中央脚の周りに巻かれた制御巻線と、前記第1
の閉磁路の■形の脚にその2つの脚が空隙部を介して、
又は空隙部無しで接続された馬蹄形の第2の磁路と、こ
の第2の磁路に巻かれたインダクタ用巻線とを備えたこ
とを特徴とするものである。
く作用〉 本発明によると、インダクタ用巻線からみた磁気抵抗を
制御巻線からみた磁気抵抗に比べ非常に大きくすること
ができるため、インダクタ用巻線からは飽和させ難く、
制御巻線からは飽和させ易くすることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係わる可変インダクタの一実施例を示
す構成図である。
第1図において、16脚〜18脚は、矩形に閉じた第1
の磁路を構成している。al  a2巻線はl 脚に施
された制御巻線である。又、11脚〜15脚はE形の第
2の磁路を構成し、E形の3本の脚(l 脚〜13脚)
の端部は、空隙部g11〜g を介して、第1の磁路を
構成する16脚〜3 1 脚に接続される。その結果、中央脚(12脚)を共
有し、その両側に1対の対称な閉磁路が形成される。中
央脚(l 脚)には、b   b2巻線1 が雑されており、インダクタ用巻線として使用される。
このような構成において、制御巻線a   a2からみ
ると、l 脚〜18脚の閉磁路には空隙部がなく、少な
い電流で飽和させることができる。
一方、インダクタ用巻線b 1  b 2からみると、
閉磁路tt  rm−p  m−i  m−x6脚−1
2m2     4     1 及び12脚−15脚−13脚−17脚−12脚を形成す
る際には、必ず空隙部g11〜g13を通ることになる
ので、l 脚〜17脚の閉磁路を飽和させるには大きな
電流が必要となる。言い換えれば、インダクタ用巻線b
  −b2にかなり大きな電流を流しても、空隙部g1
1〜g13における空隙部長さの調整によって、l 脚
〜17脚による閉磁路を飽和し難くすることができる。
制御巻線a1a2を流れる電流により発生した磁束によ
って、l 脚と17脚が次第に飽和すると、l 脚−1
2 4脚−11脚−16脚−12脚、又・は12脚−25脚
−1脚−117脚−112脚で構成される閉磁路の磁気
抵抗は次第に大きくなり、インダクタ用巻線b1−b2
からみたインダクタンスは減少する。
第2図は本発明に係わる可変インダクタの第2の実施例
を示す構成図である。第1図との相違点は、空隙部をE
形の中央脚の端部のみとした点であり、第1図の構成の
ものに比較し、飽和する脚が多くなることにより、イン
ダクタンスの変化を大きくすることができる。
ここで、第3図及び第4図は第1図及び第2図において
、それぞれインダクタ用巻線b1−b2及び制御巻線a
  a2からみた等価回路図であす る。なお、第3図及び第4図において、添字(数字)は
第1図に対応して表わしており、第2図の場合は、空隙
部の磁気抵抗Rg1=Rg3=0とすれば良い。
第3図及び第4図において、R1(i=1〜8)は各脚
の磁気抵抗であり、それぞれの脚での実効磁路長をdl
、実効断面積をS・、透磁率をμi1 とすると、各脚での磁気抵抗Liは、 R,=d、/μi Si 1 で表わされる。又、Rg=  (i =1〜3)は冬空
客 隙部の磁気抵抗であり、各空隙部長さをdg、、断面積
をSg、とすると、各空隙部での磁気抵抗Rg。は、 馨 Rg・dg・/μoSgi l        ! と表わされる。これらの磁気抵抗R・、Rg、で表わし
た等価回路図が第3図及び第4図である。
第3図に示すインダクタ用巻線b1−b2からみた等価
回路図においては、 R1+Rg 1 +R,s =R3+ Rg 3+ R
sR6=R7 が成り立てば(中央脚2□に関して対称ならば)、起磁
力N111によって生じる磁束φ1、φ2は等しくなり
、A、Bの2点間の磁気抵抗R8を通る磁束φ3は生じ
ない、即ち、インダクタ用巻線b  −b  から制御
巻線a   a2への干渉はな1   2      
     1 い。
一方、第4図に示す制御巻線a 1  a 2からみた
等価回路図においては、 Z1=R1+Rg1+■t4 z =R十Rg2 2 Z =R十Rg3+R5 3 とすると、l 脚の磁束φ1は次式のように計算される
、なお、第5図に第4図の等価回路図を簡略化して表わ
した等価回路図を示す。
φ1 = (N212  Reφ) (R6Z3−21R7)/Δ したがって、 Ra Z3 Z 1R7=0 即ち、R6Z3=Z1R7が成り立てば、φ1=0とな
り、12脚に磁束は発生しないため、制御巻線a1−a
2からインダクタ用巻線b1−b2への干渉もない。
この時、制御巻線a   a2からみた磁気抵抗Rは、 R=R8+(R6中R7)//〈z1+Z3)=Ra 
+(R6+R7)(Zl +Z3)/ (R6+R7+
Z1+Z3) =R+(R+R7) 6 /(1+(R6中R7)/(Z1+23))で表わされ
る。ここで、zl、Z3に空隙部を含む場合(第1図に
対応)は、一般に Z1+23)R6中R7 となり、 R七Ra +Re 十R7 であり、磁気抵抗Rに空隙部の抵抗は含まれず、磁気抵
抗Rは小さい値となり、小さな制御電力で大きな磁束を
発生できる。−又、Zl、Z3に空隙部を含まない場合
(第2図に対応)は、磁気抵抗Rには空隙部の抵抗は含
まれず、同様に磁気抵抗Rは小さい値になる。一方、イ
ンダクタ用巻線b1−b2からみた磁気凧抗には必ず空
隙部の磁気抵抗Rg 2が含まれるため、この空隙部長
さdg2を任意に決定することにより、磁気抵抗Rは大
きくなり、大きな起磁力N111でも、コアが飽和しな
いようにすることができる。
第6図は本発明に係わる可変インダクタの第3の実施例
を示す構成図であるや第6図において、中央Fill 
 及び中央脚12に関して対称に設けられた12脚−1
4脚−11脚−16脚−112脚、12脚=iP5脚−
13脚−17脚−12脚は1対の対称なEl形の閉磁路
を構成している。ala 巻線は12脚に施された制御
巻線である。又、18脚は馬蹄形とされ、空隙部g14
、g15を介してl #、171!!lと接続し、閉磁
路を構成してい6 る。l 脚には図に示すようにb −b2巻線が1 施されており、このす、−b2巻線をインダクタ用巻線
として使用しており、前記第1図の構成図のものと同様
に、制御巻線a   a2からは飽和させ易く、インダ
クタ用巻線b i  b 2からは飽和させ難い構成と
することができる。
なお、図示はしないが、第1図(及び第2図)の実施例
において、矩形の第1の磁路とE形の第2の磁路とが空
隙部無しで接続された構成であっても良く、その際には
制御巻線とインダクタ用巻線とはどちらの脚に巻かれて
も良い、(第6図の実施例においても同様である。〉 更に、第7図は第2図に示す可変インダクタの2つの磁
路の組み合わせを変えた第4の実施例である。(イ)図
に示す馬蹄形の磁路と、(ロ)図に示すEl形の磁路と
を、(ハ)図に示すように、高さ方向に組み合わせた構
成のものである。この構成では、例えばプリント基板上
の取り付は面積が限定される場合等に有利であり、又、
制御巻線を巻いたコアの面積が広くとれるため、コアの
放熱面積が大きくできる。(ニ)図は(ハ)図の底面図
であり、El形の磁路の中央脚にのみ空隙部を設けた構
成としているが、これに限るものではなく、E形の3本
の脚の各端部全てに空隙部を付けた構成であっても良く
、又、空隙部の全く無い構成であっても良い。
なお、上記の実施例では、E形、矩形、El形、ff5
諦形等の磁路を組み合わせて構成したが、トロイダル形
等丸形の磁路等、任意の形状の磁路を用いて構成するこ
ともできる。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように、本発明に
よれば、インダクタ用巻線からみた磁気抵抗を制御巻線
からみた磁気抵抗と比べて非常に大きな値とすることが
できるため、インダクタ用巻線からは飽和させ難く、制
御巻線からは飽和させ易くできる。したがって、インダ
クタンス値を変化させる制御電力を小さくすることがで
きる。
更に制御巻線のアンペアターンが小さくてすむため、導
線抵抗、インダクタンス、並列容量を小さくでき、イン
ダクタンス変化の応答速度を速めることができる等の利
点を持つW変インダクタを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる可変インダクタの第1の実施例
を示す構成図、第2図は本発明の第2の実施例を示す構
成図、第3図はインダクタ用巻線からみた第1図及び第
2図の等価回路図、第4図は制御巻線からみた第1図及
び第2図の等価回路図、第5図は第4図の等価回路図を
簡略化した等価回路図、第6図及び第7図は本発明の第
3、第4の実施例を示す構成図、第8図は従来例である
。 a  −a  ・・・制御巻線、b i   b 2・
・・インダク2 夕用巻線、g 〜g ・・・空隙部、11〜18・・・
脚。 115 \=

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)矩形の第1の閉磁路と、この第1の閉磁路の1つ
    の脚の周りに巻かれた制御巻線と、前記第1の閉磁路の
    巻線を施していない脚にその3本の脚がそれぞれの各端
    部全てに、若しくはその中央脚の端部のみに空隙部を介
    して接続、又は3本の脚が空隙部無しで接続されたE形
    の第2の磁路と、この第2の磁路の前記中央脚の周りに
    巻かれたインダクタ用巻線とを備えたことを特徴とする
    可変インダクタ。
  2. (2)EI形の第1の閉磁路と、この第1の閉磁路の中
    央脚の周りに巻かれた制御巻線と、前記第1の閉磁路の
    I形の脚にその2つの脚が空隙部を介して、又は空隙部
    無しで接続された馬蹄形の第2の磁路と、この第2の磁
    路に巻かれたインダクタ用巻線とを備えたことを特徴と
    する可変インダクタ。
JP22210989A 1989-08-29 1989-08-29 可変インダクタ Granted JPH0384906A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069403A1 (ja) * 2005-12-16 2007-06-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. 複合トランスおよび絶縁型スイッチング電源装置
JP2008004754A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Tohoku Electric Power Co Inc 電磁機器
WO2013111430A1 (ja) * 2012-01-24 2013-08-01 村田機械株式会社 非接触給電システムと非接触給電方法

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