JP3528741B2 - コイル部品 - Google Patents
コイル部品Info
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- magnetic leg
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Description
用いるコイル部品に関するものである。
参照しながら説明する。
9は同コイル部品の上部断面図、図10は同コイル部品
の斜視図である。
は、中央磁脚22に磁気ギャップ23を有したE型磁芯
21と、I型磁芯26とを組み合わせて形成した閉磁路
磁芯と、E型磁芯21の中央磁脚22に巻回したコイル
24と、コイル24を被覆した外装部25と、コイル2
4に接続した端子28とを備えている。
相対向する側に引出した構成である。
では、コイル24の両端の引出線27が、相対向する側
に引出した構成であるため、図8、図9に示すように中
央磁脚22に対し、一方の外磁脚29間は、他方の外磁
脚30間に対し、巻回数が1ターン多くなっている。
磁束による電磁力が、中央磁脚22に対し、一方の外磁
脚29間の方が、他方の外磁脚30間より大きくなり、
磁束による電磁力の大きさが異なるため、電磁力により
発生するE、I型磁芯21,26の突合わせ部の振動が
アンバランスとなり、唸り音が発生するという問題点を
有していた。
イル24の両端の引出線27が、相対向する側に引出し
た構成においても、一方の外磁脚29および他方の外磁
脚30を流れる磁束量を略均等にして、磁束による電磁
力により発生するE、I型磁芯の突合わせ部の振動も均
等となり、唸り音が低減できるコイル部品を提供するこ
とを目的としている。
に本発明は、中央磁脚と二つの外磁脚とを有した日の字
形状の閉磁路磁芯と、前記閉磁路磁芯の前記中央磁脚の
周りに巻回するとともに、両端の引出線を相対向する側
に引き出したコイルとを備え、前記中央磁脚と一方の前
記外磁脚との間の前記コイルの巻回数を、前記中央磁脚
と他方の前記外磁脚との間の前記コイルの巻回数よりも
多くするとともに、一方の前記外磁脚を流れる磁束量と
他方の前記外磁脚を流れる磁束量を略均等にする磁束量
均等手段を設けた構成である。
束量と他方の外磁脚を流れる磁束量を略均等にする磁束
量均等手段を設けているので、一方の外磁脚および他方
の外磁脚を流れる磁束量を略均等にすることができ、磁
束による電磁力により発生する磁芯の突合わせ部の振動
も略均等となり、唸り音が低減できる。
中央磁脚と二つの外磁脚とを有した日の字形状の閉磁路
磁芯と、前記閉磁路磁芯の前記中央磁脚の周りに巻回す
るとともに、両端の引出線を相対向する側に引き出した
コイルとを備え、前記中央磁脚と一方の前記外磁脚との
間の前記コイルの巻回数を、前記中央磁脚と他方の前記
外磁脚との間の前記コイルの巻回数よりも多くするとと
もに、一方の前記外磁脚を流れる磁束量と他方の前記外
磁脚を流れる磁束量を略均等にする磁束量均等手段を設
けた構成である。
束量と他方の外磁脚を流れる磁束量を略均等にする磁束
量均等手段を設けているので、一方の外磁脚および他方
の外磁脚を流れる磁束量を略均等にすることができ、磁
束による電磁力により発生する磁芯の突合わせ部の振動
も略均等となり、唸り音が低減できる。
記載の発明において、磁束量均等手段は、一方の外磁脚
に非連接部として空隙部を設けた構成としたものであ
る。
発生する磁芯の突合わせ部の振動も均等となり、唸り音
が低減できる。
記載の発明において、磁束量均等手段は、一方の外磁脚
に切欠部を設けた構成としたものである。
できるとともに、一方の外磁脚には、非連接部がなく、
少なくとも一部がつながっているので、スペーサ等によ
る一方の外磁脚の位置規制が不要となり生産性にも優れ
るものとなる。
記載の発明において、切欠部は、一方の外磁脚の中央磁
脚に対向する面に設けたものである。
周辺部品への漏れ磁束による影響を低減して、高密度化
実装をすることができる。
記載の発明において、磁束量均等手段は、一方の外磁脚
にショートリングを設けた構成としたものである。
周辺部品への漏れ磁束による影響を低減して、高密度化
実装をすることができる。
記載の発明において、磁束量均等手段は、一方の外磁脚
の透磁率を他方の外磁脚の透磁率よりも低くした構成と
したものである。
周辺部品への漏れ磁束による影響を低減して、高密度化
実装をすることができる。
施の形態におけるコイル部品について図面を参照しなが
ら説明する。
コイル部品の側面断面図、図2は同コイル部品の端子配
置前の上部断面図、図3は同コイル部品の斜視図であ
る。
の形態におけるコイル部品は、中央磁脚2に空隙部3を
有したE型磁芯1と、I型磁芯6とを組み合わせて形成
した閉磁路磁芯と、E型磁芯1の中央磁脚2に巻回した
コイル4と、コイル4を被覆した外装部5と、コイル4
に接続した端子10とを備えている。
向する側に引出しており、中央磁脚2と一方の外磁脚8
との間のコイル4の巻回数を、中央磁脚2と他方の外磁
脚16との間のコイル4の巻回数よりも多くしている。
他方の外磁脚16を流れる磁束量を略均等にする磁束量
均等手段を設けており、この磁束量均等手段は、一方の
外磁脚に非連接部として空隙部3を設けた構成としたも
のである。
よって非連接で、位置ずれを生じ易いので、空隙部3に
は、一方の外磁脚8の位置が一定に規制されるように、
スペーサ7を挿入している。
動作を説明する。
抵抗が生じるので、一方の外磁脚8を流れる磁束量を減
少させることができ、空隙部3の大きさによって、一方
の外磁脚および他方の外磁脚を流れる磁束量を略均等に
することができ、磁束による電磁力により発生する磁芯
の突合わせ部の振動も略均等となり、唸り音が低減でき
る。
束による電磁力により発生する磁芯の突合わせ部の振動
も略均等となり、唸り音を低減することができる。
施の形態におけるコイル部品について図面を参照しなが
ら説明する。
部品は、第1の実施の形態におけるコイル部品を改良し
たものであり、同一構成部分の説明を省略する。
コイル部品の側面断面図である。
におけるコイル部品は、第1の実施の形態におけるコイ
ル部品の磁束量均等手段を、一方の外磁脚8に切欠部1
1を設けた構成としたものである。
は、切欠部11によって、断面積が小さくなる。これに
より、磁気抵抗が生じるので、一方の外磁脚8を流れる
磁束量を減少させることができ、切欠部11の大きさに
よって、一方の外磁脚8および他方の外磁脚16を流れ
る磁束量を略均等にすることができ、磁束による電磁力
により発生する磁芯の突合わせ部の振動も均等となり、
唸り音が低減できる。
く、少なくとも一部がつながっているので、スペーサ7
等による一方の外磁脚8の位置規制が不要となり生産性
にも優れる。
れば、磁束による電磁力により発生する磁芯の突合わせ
部の振動も略均等となり、唸り音を低減することができ
るとともに、生産性を向上することができる。
施の形態におけるコイル部品について図面を参照しなが
ら説明する。
部品は、第2の実施の形態におけるコイル部品を改良し
たものであり、同一構成部分の説明を省略する。
コイル部品の側面断面図である。
におけるコイル部品は、第2の実施の形態におけるコイ
ル部品の磁束量均等手段である切欠部11を、一方の外
磁脚8の中央磁脚2に対向する面に設けたものである。
気抵抗が生じ、一方の外磁脚8を流れる磁束量を減少さ
せることができるので、切欠部11の大きさによって、
一方の外磁脚8および他方の外磁脚16を流れる磁束量
を略均等にすることができ、磁束による電磁力により発
生する磁芯の突合わせ部の振動も均等となり、唸り音が
低減できる。
く、少なくとも一部がつながっているので、スペーサ7
等による一方の外磁脚8の位置規制が不要となり生産性
漏れ磁束が小さくなり、生産性が向上する。
を低減して、高密度化実装をすることができる。
り音を低減し、生産性を向上することができるだけでな
く、漏れ磁束低減による高密度化実装をすることができ
る。
施の形態におけるコイル部品について図面を参照しなが
ら説明する。
部品は、第1の実施の形態におけるコイル部品を改良し
たものであり、同一構成部分の説明を省略する。
コイル部品の側面断面図である。
におけるコイル部品は、コイル部品の磁束量均等手段
を、一方の外磁脚8にショートリング12を設けて構成
したものである。
って、磁気抵抗が生じ、一方の外磁脚8を流れる磁束量
を減少させることができるので、ショートリング12の
大きさによって、一方の外磁脚8および他方の外磁脚1
6を流れる磁束量を略均等にすることができ、磁束によ
る電磁力により発生する磁芯の突合わせ部の振動も略均
等となり、唸り音が低減できる。
で、漏れ磁束が小さくなり、周辺部品への漏れ磁束によ
る影響を低減して、高密度化実装をすることができる。
の標準化も可能となる。
り音を低減するだけでなく、高密度化実装をすることが
できるとともに、部材の標準化もできる。
施の形態におけるコイル部品について図面を参照しなが
ら説明する。
部品は、第1の実施の形態におけるコイル部品を改良し
たものであり、同一構成部分の説明を省略する。
コイル部品の側面断面図である。
におけるコイル部品は、コイル部品の磁束量均等手段
を、一方の外磁脚8の透磁率を他方の外磁脚16の透磁
率よりも低くして形成したものである。
8を除くE型磁芯1はMn系磁芯とし、一方の外磁脚は
ダストコアとした構成である。
磁気抵抗が生じ、一方の外磁脚8を流れる磁束量を減少
させることができるので、透磁率の違いの大きさによっ
て、一方の外磁脚8および他方の外磁脚16を流れる磁
束量を略均等にすることができ、磁束による電磁力によ
り発生する磁芯の突合わせ部の振動も略均等となり、唸
り音が低減できる。
で、漏れ磁束が小さくなり、周辺部品への漏れ磁束によ
る影響を低減して、高密度化実装をすることができる。
漏れ磁束が小さくなり、周辺部品への漏れ磁束による影
響を低減して、高密度化実装をすることができる。
り音を低減するだけでなく、高密度化実装をすることが
できる。
磁脚を流れる磁束量と他方の外磁脚を流れる磁束量を略
均等にする磁束量均等手段を設けているので、一方の外
磁脚および他方の外磁脚を流れる磁束量を略均等にする
ことができ、磁束による電磁力により発生する磁芯の突
合わせ部の振動も略均等となり、唸り音を低減したコイ
ル部品を提供することができる。
の側面断面図
の側面断面図
の側面断面図
の側面断面図
の側面断面図
Claims (6)
- 【請求項1】 中央磁脚と二つの外磁脚とを有した日の
字形状の閉磁路磁芯と、前記閉磁路磁芯の前記中央磁脚
の周りに巻回するとともに、両端の引出線を相対向する
側に引き出したコイルとを備え、前記中央磁脚と一方の
前記外磁脚との間の前記コイルの巻回数を、前記中央磁
脚と他方の前記外磁脚との間の前記コイルの巻回数より
も多くするとともに、一方の前記外磁脚を流れる磁束量
と他方の前記外磁脚を流れる磁束量を略均等にする磁束
量均等手段を設けたコイル部品。 - 【請求項2】 磁束量均等手段は、一方の外磁脚に非連
接部として空隙部を設けて形成した請求項1記載のコイ
ル部品。 - 【請求項3】 磁束量均等手段は、一方の外磁脚に切欠
部を設けて形成した請求項1記載のコイル部品。 - 【請求項4】 切欠部は、一方の外磁脚の中央磁脚に対
向する面に設けた請求項3記載のコイル部品。 - 【請求項5】 磁束量均等手段は、一方の外磁脚にショ
ートリングを設けて形成した請求項1記載のコイル部
品。 - 【請求項6】 磁束量均等手段は、一方の外磁脚の透磁
率を他方の外磁脚の透磁率よりも低くして形成した請求
項1記載のコイル部品。
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---|---|---|---|
JP2000043911A JP3528741B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000043911A JP3528741B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | コイル部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001237123A JP2001237123A (ja) | 2001-08-31 |
JP3528741B2 true JP3528741B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=18566751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000043911A Expired - Fee Related JP3528741B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | コイル部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3528741B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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WO2014188662A1 (ja) * | 2013-05-21 | 2014-11-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル構造体 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000043911A patent/JP3528741B2/ja not_active Expired - Fee Related
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