JPH03227506A - ノーマルモードチョークコイル - Google Patents

ノーマルモードチョークコイル

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Publication number
JPH03227506A
JPH03227506A JP2022427A JP2242790A JPH03227506A JP H03227506 A JPH03227506 A JP H03227506A JP 2022427 A JP2022427 A JP 2022427A JP 2242790 A JP2242790 A JP 2242790A JP H03227506 A JPH03227506 A JP H03227506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
diameter winding
mode choke
normal mode
choke coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP2022427A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Hashimoto
橋本 俊二
Toshinori Oda
俊則 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば電源ラインのノイズを防止するノーマル
モードチョークコイルに関するものである。
従来の技術 一般にスイッtング電源などを有する機器の電源ライン
には様々なノイズが重畳されるため、第8図に示すよう
な回路構成を持つノイヌリイルりが挿入される。
17はコモンモードチョークコイルでアシ、ラインアー
ス間のノイズに対しては前記コモンモードチョークコイ
ル17とラインアース間に挿入されたコンデンサ18.
19によって、ラインライン間ノノイズに対しては前記
コモンモードチョークコイル17が持つ漏れインダクタ
ンスとラインライン間に挿入されたコンデンサ20.2
1によってそれぞれ減衰させる。したがってノーマルモ
モードノイズに対しては前記コモンモードチョ−クコイ
ル17が形状あるいは巻線構造に起因する漏れインダク
タンスに頼るため、十分な減衰効果が得られない場合が
起こる。また前記コモンモードチョークコイル17は閉
磁路構成をとるために、漏れインダクタンスが大きすぎ
ると磁気飽和を起コシコモンモードノイズに対しての減
衰効果が悪化してしまう。
そこで電源ラインそれぞれに第6図に示すようにH形磁
心13に巻線14を施したものや第7図に示すようにト
ロイダル形圧粉閉磁路磁心16に巻線16を施したノー
マルモードチョークコイルを挿入しこれに′対処してい
るが、従来のノーマルモードチョークコイ)Vは各々単
品であるため単相のラインに用いる場合二個必要であっ
た。
壕だ、ノーマルモードチョークコイルにはH形量磁路磁
心13あるいは圧粉磁・しの閉磁路磁心15が用いられ
るので、耐磁気飽和特性に余裕があるため、インダクタ
ンス値を多くとりたい場合には多層巻されることが多か
った。
発明が解決しようとする課題 上記の構成において、二個のノーマルモードチョークコ
イルを使用するが、単品であるゆえにそれぞれ異なる磁
心となり各々のインダクタンス値に差を生じてしまい、
負荷に影響を起こしてしまう恐れがあった。また、多層
巻を行うことによシ巻線間の分布容量が増え、コイルそ
のものの高周波特性を著しく劣化させていた。
本発明は上記課題を踏まえ、二個のノーマルモードチョ
ークコイルの差を無くし、また分布容量を減らし高周波
特性を改善した上で、使用する磁心の磁気飽和特性に見
合った最大のインダクタンス値を得ることを可能にする
ノーマルモードチョークコイルを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、磁心に一個の8字
型開磁路磁心を用い、その脚部分それぞれに巻線を施し
て二個のコイルを作成し、これら二個のコイルでライン
それぞれのノーマルモードチョークコイルを構成する。
また、前記開磁路磁心の一脚に二層にして小径巻線と大
径巻線を巻回し、前記磁心の他脚に同じく二層にして小
径巻線と大径巻線ヲ巻回し、前記小径巻線は他の小径巻
線と、及び前記大径巻線は他の大径巻線と1本の線によ
シ作成し、これら二個のコイルでラインそレソレのノー
マルモードチョークコイ/L/を構成する。
さらに、前記開磁路磁心の脚部間に−ギヤノブを設けた
上でI字型開磁路磁心を取付け、巻線数を変化させずに
前記ギャップ幅を変えることでインダクタンス値を調整
し、使用する磁心の磁気飽和特性に見合った最大のイン
ダクタンス値を得ることが可能なノーマルモードチョー
クコイルを構成する。
作用 上記手段によると、−磁心二コイル構成となり使用する
磁心のバラツキに起因するインダクタンス値の差がなく
なり、各電源ラインにノくランスのよいノーマルモード
チョークコイ)Vを提供できる。
また、前記開磁路磁心の一脚に二層にして小径巻線と大
径巻線を巻回し、前記磁心の他脚に同じく二層にして小
径巻線と大径巻線を巻回し、前記小径巻線は他の小径巻
線と、及び前記大径巻線は他の大径巻線と1本の線によ
シ作成することで従来二層で巻回していたものを一層整
列巻で対応できるために分布容量が減り高周波特性を改
善を設けた上で1字型開磁路磁心を取付けることでイン
ダクタンス値が増えることから、巻線数を増やすことに
よる分布容量の増加を招かずに使用する磁心の磁気飽和
特性に見合った最大のインダクタンス値を得ることが可
能となる。
実施例 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るノーマルモードチョークコイルの
一実施例を表わす上面図である。第一のコイ/L/1を
8字型開磁路磁心6の脚部分3に巻回し、第二のコイル
2を前記磁心6の他の脚部分4に巻回する。上記構成に
よると、従来の一例である第6図のようなノーマルモー
ドチョークコイルを二個用いた場合の部品間バラツキが
インダクタンス値100μHに対して±10%程度あっ
たものを、±3%未満に押さえることができた。但し、
二個のコイルはお互いの磁束を打消さない方向で配置さ
れている。
次に、高周波特性を改善した巻線を施した木発明のノー
マルモードチョークコイルについての実施例を図面ft
#照にして説明する。
第2図は木発明に係るノーマルモードチョークコイルの
他の実施例を表わす説明図である。U字型開磁路磁心5
の脚部分3に二層にして小径巻線6と大径巻+w7を巻
回し、前記磁心5の他の脚部分4に同じく二層にして小
径巻線8と大径巻線9を巻回し、前記小径巻線6と他の
小径巻線8は1本の線により作成し、これを第一のコイ
ル1とし、同様に前記大径巻線7は他の大径巻線9と1
本の線により作成し、これを第二のコイtv2とする。
上記構成によると、従来の一実施例である第6図のよう
なノーマルモードチョークコイルに比較し、同重量同材
質同巻線にて20〜50%程度インダクタンヌ値が高く
とれた。但し、巻線には絶縁被膜銅線を使用し、二個の
コイルはお互いの磁束を打消さない方向で巻線されてい
る。
第3図はノーマルモードチョークコイルのインピーダン
スの周波数特性を示す図であり、図においてムの曲線は
本発明による第2図のノーマルモードチョークコイルに
よるものであり、Bの曲線は第2図のコイルの1o K
 Hzにおけるインダクタンス値の同じものを第6図の
ような従来のノーマルモードチョークコイルで構成した
ものである。
但し、2種類の開磁路磁心は同じ材質の磁心で、同じ断
面積を持つものである。
次に、分布容量の増加を招かずに使用する磁心の磁気飽
和特性に見合った最大のインダクタンス値を得ることが
可能となる本発明のノーマルモードチョークコイルにつ
いての実施例を図面を参照にして説明する。
第4図は本発明に係るノーマルモードチョークコイルの
他の実施例を表わす説明図である。上述の第2図の巻線
を施し、前記磁心6の脚部端にギャップ10.11を設
けた上で1字型開磁路磁心12を取付ける。但し、ギャ
ップ10.11は本コイルを使用する電流によって磁気
飽和を起こさない程度に調節する。
第5図はノーマルモードチョークコイルのインピーダン
スの周波数特性を示す図であり、図においてCの曲線は
本発明による第4図のノーマルモードチョークコイルに
よるものであり、Dの曲線は第4図のコイルの1o K
 Hzにおけるインダクタンス値の同じものを第6図の
ような従来のノーマルモードチョークコイルで構成した
ものである。
但し、2種類の開磁路磁心は同じ材質の磁心で、同じ断
面積を持つものである。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によるノーマルモードチョ
ークコイルは、U字型開磁路磁心を用いることで一磁心
二コイル構成となシ使用する磁心のバラツキに起因する
療がなくなり、各電源ラインにバランスのよいノーマル
モードチョークコイルを提供できる。また前記開磁路磁
心の一脚に二層にして小径巻線と大径巻線を巻回し、前
記磁心の他脚に同じく二層にして小径巻線と大径巻線を
巻回し、前記小径巻線は他の小径巻線と、及び前記大径
巻線は他の大径巻線と1本の線により作成することで従
来二層で巻回していたものを一層整列巻で対応できるた
めに分布容量が減シ高周波特性を改善し同帯域での減衰
量に有効的である。しかも従来のものよシ同巻線数でイ
ンダクタンス値も高くとれる。さらに、前記開磁路磁心
の脚部間にギャップを設けた上でI字型開磁路磁心を取
付けることでインダクタンス値が増え、巻線数を増やす
ことによる分布容量の増加を招かずに、使用する磁心の
磁気飽和特性に見合った最大のインダクタンス値を得る
ことが可能となり、本発明の工業上の効果は極めて大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のノーマルモードチョークコイルの一実
施例を示す上面図、第2図、及び第4図は本発明のノー
マルモードチョークコイルの一実施例を示す説明図、第
3図及び第5図はノーマルモードチョークコイルのイン
ピーダンスの周波数特性を示す特性図、第6図は従来使
用されているノーマルモードチョークコイルを示す上面
図、第7図は従来使用されているノーマルモードチョー
クコイルの他の例を示す上面図、第8図は従来のノイズ
フィルりを示す回路図である。 1・・・・・・第一のコイル、2・・・・・・第二のコ
イル、3〜4・・・・・・磁心の脚部分、5・・・・・
・U字型開磁路磁心、6.8・・・・・・小径巻線、7
.9・・・・・・大径巻線、10〜11・・・・・・ギ
ャップ部、12・・・・・・王字型開磁路磁心。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一個のU字型開磁路磁心の脚部分それぞれに巻線
    を施して二個のコイルを作成し、これら二個のコイルで
    構成されるノーマルモードチョークコイル。
  2. (2)開磁路磁心の一脚に二層にして巻回された小径巻
    線と大径巻線、そして前記磁心の他脚に同じく二層にし
    て巻回された小径巻線と大径巻線とからなり、前記小径
    巻線は他の小径巻線と、及び前記大径巻線は他の大径巻
    線と1本の線により作成され、これら二個のコイルで構
    成される請求項1記載のノーマルモードチョークコイル
  3. (3)開磁路磁心の脚部間にギャップを設けた上でI字
    型開磁路磁心を取付け、巻線数を変化させずに前記ギャ
    ップ幅を変えることでインダクタンス値を調整した請求
    項1または2記載のノーマルモードチョークコイル。
JP2022427A 1990-02-01 1990-02-01 ノーマルモードチョークコイル Pending JPH03227506A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5508673A (en) * 1993-06-02 1996-04-16 Alcatel Network Systems, Inc. High frequency transformer apparatus
JP2007036158A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Tdk Corp インダクタンス素子及び信号伝送回路
JP2007036159A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Tdk Corp インダクタンス素子及び信号伝送回路
JP2012244654A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Fuji Electric Co Ltd 電力変換装置
US10141103B2 (en) 2015-06-29 2018-11-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Power supply circuit
JP2022032623A (ja) * 2020-08-13 2022-02-25 株式会社村田製作所 コイル部品

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