JP2002373812A - 搬送波フィルタ - Google Patents
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Abstract
の周波数帯を用いて通信用搬送波を宅内に伝送する方式
の電灯線用搬送波フィルタに関し、単体で100Vおよ
び200V回路に同時適用でき搬送波流出防止と異相間
通信の機能を併せもつフィルタを提供するものである。 【解決手段】 本発明のフィルタブロック4は、一組の
コア9と二つコイル5,6、部分コア10を備えた結合
形インダクタとコンデンサ7,8とから構成されたLC
形フィルタで、部分コア10により得られる漏れインダ
クタンスL5,L6を両コイル5,6間に実質存在させ
ることで、従来構成にはなかった200V電源間のフィ
ルタ機能が得られるようにしたものである。
Description
住宅内通信方式に用いる単相三線式電灯線用の搬送波フ
ィルタに関するものである。
能を強化したスペクトラム拡散方式と呼ばれる電灯線通
信方式が注目され、同時に伝送搬送波の住宅外への流出
を防ぐ目的で搬送波フィルタの設置が必要とされてい
る。
の役割を果たし、商用周波数である商用電源に対して無
視できる低インピーダンスであるため、商用電源は搬送
波フィルタを通過するが、搬送波周波数帯域である13
5kHz〜450kHz(電波法で開放されている周波
数帯が10kHz〜450kHzで、実質利用できる帯
域が135kHz〜450kHz)の搬送波に対しては
一定値以上のインピーダンスを有し、この搬送波を減衰
させて住宅外へ流出するのを抑止する機能を果たすもの
である。
を参照しながら説明する。
ィルタは、例えば特開平3−296313号公報に開示
され、図6で示されたように、フィルタブロック34
は、第1の電源線1,中性線2および第2の電源線3
と、第1の電源線1の電源側に設けた第1の電源側端子
1aおよび負荷側に設けた第1の負荷側端子1bと、中
性線2の電源側に設けた電源側中性端子2aおよび負荷
側に設けた負荷側中性端子2bと、第2の電源線3の電
源側に設けた第2の電源側端子3aおよび負荷側に設け
た第2の負荷側端子3bと、互いに磁束を打ち消すよう
に同一磁路のコア9上に巻かれ第1の電源線に設けられ
た第1のコイル5および第2の電源線3に設けられた第
2のコイル6と、第1の電源側端子1aと電源側中性端
子2a間に設けられた第1のコンデンサ8と、電源側中
性端子2aと第2の電源側端子3a間に設けられた第2
のコンデンサ17とから構成されている。
荷側端子1bと負荷側中性端子2b間に電気器具A、第
2の負荷側端子3bと負荷側中性端子2b間に電気器具
Bが接続され、第1の電源側端子1aと電源側中性端子
2a間および電源側中性端子2aと第2の電源側端子3
a間にはそれぞれ100Vが印加され、第1の電源側端
子1aと第2の電源側端子3a間には200Vが印加さ
れる。
ルタの動作について説明する。
コイル6は、それぞれの磁束を打ち消す方向、即ち、同
一方向に巻回されているため、単相三線式の電灯線で
は、第1の電源線1と中性線2との間、および中性線2
と第2の電源線3との間の商用周波数電流による起磁力
は互いに打ち消し合うので、磁束の発生が低減し、その
ため磁束密度が低くなるので、コア9の小形化が可能に
なる。
れると、コイル5上の搬送信号がコイル6へ、あるいは
その逆の伝送が可能となるため、両100V間(即ち、
第1の電源線1と中性線2間、ならびに中性線2と第2
の電源線3間)での搬送波信号の伝送機能(異相間通信
機能)を併せもった搬送波フィルタとして開示されてい
る。
構成では前述のように2つの100V電源(第1の電源
線1と中性線2間、ならびに中性線2と第2の電源線3
間)用フィルタの小形化は実現できるものの、200V
電源(第1の電源側端子1aと第2の電源側端子3a
間)に対しては搬送波のフィルタ機能や通信信号の伝送
機能が得られず、別途200V電源用のフィルタおよび
異相間通信装置を追加するなどの対応が必要であった。
庭用200V機器に対し、フィルタの追加、大形化対応
あるいは100V電源線と200V電源線間の通信ユニ
ットの増設は電灯線搬送通信システムの普及の阻害要因
の一つになっている。
V電源および200V電源においても、100V電源間
や100V電源と200V電源間の通信機能(異相間通
信機能)を備えた搬送波フィルタの提供を目的とするも
のである。
に、請求項1記載の搬送波フィルタは、1つまたは1組
の第1のコアと、この第1のコアに同一方向に巻回され
た第1のコイルおよび第2のコイルと、前記第1のコイ
ルの一端に接続された第1の電源線と、前記第2のコイ
ルの一端に接続された第2の電源線と、前記第1の電源
線と中性線との間に接続された第1のコンデンサと、前
記第1の電源線と前記第2の電源線との間に接続された
第2のコンデンサとを備え、さらに閉回路を形成しない
第2のコアが設けられたものである。
求項1記載の搬送波フィルタにおいて、第1のコイルの
他端と第2のコイルの他端との間に設けられ第1のコア
に同一方向に巻回された第3のコイルと、前記第3のコ
イルと前記第2のコイルの他端との間に第3のコンデン
サが設けられたものである。
求項1記載の搬送波フィルタにおいて、第1のコイルの
両端に直列接続された第1の定電圧素子および第1の抵
抗素子と、第2のコイルの両端に直列接続された第2の
定電圧素子および第2の抵抗素子が設けられたものであ
る。
搬送波フィルタによれば、1つまたは1組の第1のコア
と、この第1のコアに同一方向に巻回された第1のコイ
ルおよび第2のコイルと、前記第1のコイルの一端に接
続された第1の電源線と、前記第2のコイルの一端に接
続された第2の電源線と、前記第1の電源線と中性線と
の間に接続された第1のコンデンサと、前記第1の電源
線と前記第2の電源線との間に接続された第2のコンデ
ンサとを備え、さらに閉回路を形成しない第2のコアが
設けられたため、第1のコイルと第2のコイル間の結合
度を低下させて得られる第1の電源線と第2の電源線間
の漏れインダクタンスと、第2のコンデンサとで形成さ
れるLC形フィルタにより、第1の電源線と第2の電源
線間に対し通信信号を減衰させるのに十分なまでにフィ
ルタ機能を高めることができる。
れば、請求項1記載の搬送波フィルタにおいて、第1の
コイルの他端と第2のコイルの他端との間に設けられ第
1のコアに同一方向に巻回された第3のコイルと、前記
第3のコイルと前記第2のコイルの他端との間に第3の
コンデンサが設けられたため、請求項1記載の搬送波フ
ィルタの作用に加え、第3のコイルから、第1のコイル
または第2のコイルへ搬送信号の伝送ができる。
れば、請求項1記載の搬送波フィルタにおいて、第1の
コイルの両端に直列接続された第1の定電圧素子および
第1の抵抗素子と、第2のコイルの両端に直列接続され
た第2の定電圧素子および第2の抵抗素子が設けられた
ため、共振度を抑え、異常な過電圧の発生や機器から発
生するノイズが住宅内の電灯線上に拡大して伝播される
ことを抑制できる。
いて説明する。
うに、コイルの結合度を下げ、漏れインダクタンスを発
生させるインダクタ構成について説明する。
3はそれぞれ単相三線式電力線の第1の電源線,中性
線,第2の電源線で、1aは第1の電源側端子、2aは
電源側中性端子、3aは第2の電源側端子で、1bは第
1の負荷側端子、2bは負荷側中性端子、3bは第2の
負荷側端子である。
1の電源線1,中性線2,第2の電源線3,第1の電源
側端子1a、電源側中性端子2a、第2の電源側端子3
a、第1の負荷側端子1b、負荷側中性端子2b、第2
の負荷側端子3b、および、第1の電源線1に設けられ
たコイル5、第2の電源線3に設けられたコイル6、コ
ア9、部分コア10、コイル5の第1の電源側端子1a
側とコイル6の第2の電源側端子3a側との間に設けら
れたコンデンサ7,コイル5の第1の電源側端子1a側
と電源側中性端子2aとの間に設けられたコンデンサ8
とで構成されている。
端子2b間に負荷として電気器具A、第2の負荷側端子
3bと負荷側中性端子2b間に負荷として電気器具Bが
接続され、第1の電源側端子1aと電源側中性端子2a
間および電源側中性端子2aと第2の電源側端子3a間
にはそれぞれ100Vが印加され、第1の電源側端子1
aと第2の電源側端子3a間には200Vが印加され
る。
コイル6とは2つのコア9の各々の中央脚に同一方向に
巻かれたコイルで、Cはギャップを示す。また10は追
加した部分コアの厚み部分の断面を示すものである。
ように、例えばリング状で厚みをもった電気的閉回路が
できないよう切断部Eを設けた形状である。
の間に追加した部分コア10の役割は、央中脚磁路(コ
ア9の中央、すなわちコイルが巻回されている脚内の磁
路)で磁気結合していたコイル5とコイル6に対し、磁
束の一部を外脚磁路へバイパスさせて漏洩インダクタン
スを発生させることである。
完全結合していれば理想トランスとなり、漏洩インダク
タンスは存在しないが、結合度が下がっていけば(つま
り、磁束が漏れ、コイル5とコイル6を貫通する磁束が
同じでなくなれば)、コイル5とコイル6には回路上、
漏洩インダクタンスが存在するようになる。
るリング状の部分コア10の厚み方向の断面積の形状
(図1のC参照)や、コア9と部分コア10との間隙寸
法などで調整することができ、使用する部分コア10の
周波数特性によって増減できる。
ア10の追加で生じるコイル5における等価漏れインダ
クタンスL5とコイル6における等価漏れインダクタン
スL6とをそれぞれフィルタブロック4内の第1の電源
線1および第2の電源線3上に仮想上の等価漏れインダ
クタンスL5,L6として記載している。
コンデンサ17とは異なり、第1の電源線1と第2の電
源線3間に設置する。
1の電源線1と第2の電源線3間の通信信号の流れを追
ってみると、第1の負荷側端子1b→等価漏れインダク
タンスL5→コイル5→コンデンサ7→コイル6→等価
漏れインダクタンスL6→第2の負荷側端子3bとな
る。
ンスは信号に対し互いに打ち消しあい零となるので、上
述の通信信号の流れにおいては等価漏れインダクタンス
L5,L6の和だけが存在することになる。従って、等
価漏れインダクタンスL5,L6とコンデンサ7とによ
って200V電源(第1の電源線1と第2の電源線3
間)用のLCフィルタ回路が形成され、電源側への信号
流出を抑える。
いて、一つは第1の負荷側端子1b→等価漏れインダク
タンスL5→コイル5→コンデンサ8→負荷側中性端子
2bで、もう一つは負荷側中性端子2b→コンデンサ8
→コンデンサ7→コイル6→等価漏れインダクタンスL
6→第2の負荷側端子3bである。当然であるが後者の
場合の方がコンデンサが直列接続されているので合成コ
ンデンサ容量が減少し、フィルタ機能としては低下す
る。
サ7,8について説明する。
によりコイル5,6の結合度を低下させ、漏れインダク
タンスを作り出し、200V回路にもインダクタンスを
存在させるものである。
タンスを増大させることは、商用電源による電流がコイ
ル5,6で打ち消しあわなくなってくるので、コアが大
形化になってしまうことになる。
75程度(Kはコイル5とコイル6との結合度で100
%であれば1.0)となり、200V回路の場合には1
00V回路の場合の1/2程度のインダクタンス選択が
上限であった。
常コイルのインダクタンス値とコンデンサ容量の積で表
されるので、200V回路すなわち第1の電源線1と第
2の電源線3間に設置するコンデンサ(図3のコンデン
サ7)容量は、第1の電源線1と中性線2間(図3のコ
ンデンサ8)あるいは第2の電源線3と中性線2間に設
置するコンデンサ(図6のコンデンサ17)容量の概ね
2倍と大きくする必要がある。
ンサを選択することが一方ではコンデンサの自己共振周
波数の低下につながり、既に図3ではコンデンサ7,8
として記載したものが、現実にはリード線や配線インダ
クタンスのためLCの直列回路として動作し、その共振
周波数が適用周波数帯(135kHz〜450kHz)
内に入り込むことが避けられない。
回路でのフィルタ特性の改善を目的に、第1の電源線1
と中性線2間、中性線2と第2の電源線3間に加え、第
1の電源線1と第2の電源線3間にもコンデンサを追加
接続した場合は、既に存在する100V電源の共振回路
と並列にもう一つの共振回路を接続することになるの
で、帯域内に2つの共振点が存在し、対象とする全周波
数範囲にわたる必要なフィルタ減衰量の確保ができな
い。
共振点をリード線や他の配線が有するインダクタンスで
調整合致させることが必要となり、極めて実現困難なも
のである。
の電源線3間のコンデンサ接続をやめ、第1の電源線1
と中性線2間にコンデンサ8と、第1の電源線1と第2
の電源線3間にコンデンサ7を接続することで、200
V電源間のコンデンサ容量の確保を優先させ、かつどの
電源線間にも2つの共振点を発生させないようにしたも
のである。従って、中性線2と第2の電源線3間のコン
デンサ容量はコンデンサ7とコンデンサ8の直列接続容
量となるので、得られる減衰量は三電源中最も低くな
る。
標減衰量に対するコイル5とコイル6の結合度、コンデ
ンサ7とコンデンサ8の容量の設定が重要となる。例え
ば、コア9が定格電流60A、ギャップ1mmを設けた
実効磁路長200mm2,実効断面積900mm2のE形
フェライトコアの場合コア9上に、巻数7ターンのコイ
ル5,コイル6を巻回し、18mm2の断面をもつ方向
性珪素鋼板リングである部分コア10を挿入した場合、
100kHz時における100V回路のインダクタンス
は約13μH、200V回路では7μHであった。すな
わち、得られたコイル5,6の漏れインダクタンスは
3.5μHとなり、これを結合度として表現すると0.
75である。
範囲に限定して、例えば減衰が1/100になる信号減
衰量40dBを実現するためのコンデンサ7,8の容量
は10〜20μFとかなり大きなものが必要となること
が分かった。
ついて、図4を参照して説明する。図4は実施の形態2
におけるフィルタブロック構成とその接続を示す。
の形態1のフィルタブロック4において、第1の負荷側
端子1bと第2の負荷側端子3bとの間にコイル5と同
一方向に巻回したコイル56を設け、さらにコイル56
と第2の負荷側端子3bとの間にコンデンサ78を設け
てフィルタブロック14とした構成である。
1の電源線1と中性線2間の搬送波電圧が第1の負荷側
端子1b→コイル5→コンデンサ8→負荷側中性端子2
bのルートでコイル5に印可されると、100V電源間
の搬送波電圧はコイル6およびコイル56に誘起され
る。すなわち、搬送波電圧は第1の電源線1と中性線2
間、ならびに、第1の電源線1と第2の電源線3間にも
伝送されることになる。
遮断して高周波の搬送波電圧のみを通過させるためのハ
イパスフィルタで0.1μF程度の小容量のものでよ
い。
よびコイル56間の伝送特性は双方向のものであるか
ら、搬送波信号の転送は3つのコイル(コイル5,コイ
ル6,コイル56)すなわち3電源間(第1の電源線1
と中性線2間、第2の電源線3と中性線2間、第1の電
源線1と第2の電源線間)において可能となり、全異相
間の通信ができる。
ついて、図5を参照しながら説明する。図5に第3の実
施の形態におけるフィルタブロック構成とその接続例を
示す。
形態1のフィルタブロック4において、コイル5の両端
に定電圧素子であるツェナーダイオード11,12と抵
抗13を直列に接続し、コイル6の両端にツェナーダイ
オード21,22と抵抗23を直列に接続してフィルタ
ブロック24とした構成である。
けるコイル5やコイル6またはコンデンサ7やコンデン
サ8の両端における電圧を抑制するためである。
抵抗13を設置する場合や、コイル6に並列に抵抗23
を設置する場合は、電圧の抑制のために抵抗値は低い程
良いが、逆に本来の減衰特性を確保する点からは大きい
方がよい。
5V以下と低い信号電圧領域では高抵抗を、それ以上の
電圧に対しては低抵抗を選択する構成を示すもので、第
1の電源側端子1a,電源側中性端子2a、第2の電源
側端子3aから共振周波数に等しい高周波ノイズが流入
した場合や、負荷としての電気器具Aや電気器具Bから
高周波ノイズが流出する場合に対してはツェナー電圧以
上になると、ツェナーダイオード11,12,21,2
2が導通し抵抗13,23がコイル5,6に並列接続さ
れて減衰抵抗として機能するので共振時の先鋭度を抑制
し、ノイズの拡大を防止することができる。
の請求項1記載の搬送波フィルタによれば、1つまたは
1組の第1のコアと、この第1のコアに同一方向に巻回
された第1のコイルおよび第2のコイルと、前記第1の
コイルの一端に接続された第1の電源線と、前記第2の
コイルの一端に接続された第2の電源線と、前記第1の
電源線と中性線との間に接続された第1のコンデンサ
と、前記第1の電源線と前記第2の電源線との間に接続
された第2のコンデンサとを備え、さらに閉回路を形成
しない第2のコアが設けられたため、第1の電源線およ
び第2の電源線間との両回路に単体で対応でき、小形軽
量化と異相間通信機能をも可能とした搬送波フィルタを
実現することができる。また、比較的大容量のコンデン
サの適用は進相コンデンサの役割を果たし、家庭用電灯
線の力率改善効果をもたらす効果を発揮する。
ば、請求項1記載の搬送波フィルタにおいて、第1のコ
イルの他端と第2のコイルの他端との間に設けられ第1
のコアに同一方向に巻回された第3のコイルと、前記第
3のコイルと前記第2のコイルの他端との間に第3のコ
ンデンサが設けられたため、同一コア上に巻かれた3つ
にコイルによって3つの電源線が搬送波上結ばれ、3巻
線の結合インダクタ1個と三個のコンデンサとからなる
電源間ブリッジを構成できるので、第1の電源線および
中性線間、ならびに第2の電源線および中性線間の異相
間の通信機能に加え、さらに第1の電源線および第2の
電源線間と、第1の電源線および中性線または第2の電
源線および中性線との双方向通信も簡便構成で実現でき
る。
請求項1記載の搬送波フィルタにおいて、第1のコイル
の両端に直列接続された第1の定電圧素子および第1の
抵抗素子と、第2のコイルの両端に直列接続された第2
の定電圧素子および第2の抵抗素子とが設けられたた
め、共振形フィルタ特有のノイズ拡大の除去ができ、信
頼性,安全性の高い搬送波フィルタを実現することがで
きる。
図
外形図
とその接続図
とその接続図
とその接続図
図
Claims (3)
- 【請求項1】 1つまたは1組の第1のコアと、この第
1のコアに同一方向に巻回された第1のコイルおよび第
2のコイルと、前記第1のコイルの一端に接続された第
1の電源線と、前記第2のコイルの一端に接続された第
2の電源線と、前記第1の電源線と中性線との間に接続
された第1のコンデンサと、前記第1の電源線と前記第
2の電源線との間に接続された第2のコンデンサとを備
え、さらに閉回路を形成しない第2のコアが設けられた
搬送波フィルタ。 - 【請求項2】 第1のコイルの他端と第2のコイルの他
端との間に設けられ第1のコアに同一方向に巻回された
第3のコイルと、前記第3のコイルと前記第2のコイル
の他端との間に第3のコンデンサが設けられた請求項1
記載の搬送波フィルタ。 - 【請求項3】 第1のコイルの両端に直列接続された第
1の定電圧素子および第1の抵抗素子と、第2のコイル
の両端に直列接続された第2の定電圧素子および第2の
抵抗素子が設けられた請求項1記載の搬送波フィルタ。
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