JPH0382167A - 薄膜トランジスタメモリおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタメモリおよびその製造方法

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JPH0382167A
JPH0382167A JP1217578A JP21757889A JPH0382167A JP H0382167 A JPH0382167 A JP H0382167A JP 1217578 A JP1217578 A JP 1217578A JP 21757889 A JP21757889 A JP 21757889A JP H0382167 A JPH0382167 A JP H0382167A
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JP
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insulating film
memory
film
transistor
gate
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JP1217578A
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Hiroshi Matsumoto
広 松本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜トランジスタメモリおよびその製造方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、電気的に書込み/消去/読出しが可能なE2FR
OM等のメモリとして、メモリ素子を薄膜トランジスタ
で構成した薄膜トランジスタメモリが考えられている。
この薄膜トランジスタメモリとしては、従来、絶縁基板
上にメモリ用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジス
タとを互いに隣接させて形成してメモリ素子を構成した
ものが知られている。
第8図は従来の薄膜トランジスタメモリの等価回路を示
したもので、図中T1はメモリ用薄膜トランジスタ(以
下メモリトランジスタという)、T2は選択用薄膜トラ
ンジスタ(以下選択トランジスタという)であり、選択
トランジスタT2のソース電極S2はメモリトランジス
タT1のドレイン電極D1に接続されており、上記メモ
リトランジスタT1と選択トランジスタT2とによって
1つのメモリ素子が構成されている。なお、メモリトラ
ンジスタT1のゲート電極G1と選択トランジスタT2
のゲート電極G2は図示しないゲートライン(アドレス
ライン)に接続されており、またメモリトランジスタT
1のソース電極S1は図示しないソースラインに接続さ
れ、選択トランジスタT2のドレイン電極D2は図示し
ないドレインラインに接続されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の薄膜トランジスタメモリは、
絶縁基板上にメモリ用薄膜トランジスタT1と選択用薄
膜トランジスタT2とを互いに隣接させて形成してメモ
リ素子を構成したものであるため、メモリ素子の素子面
積が大きく、したがって集積度を上げることが難しい。
また、メモリ用薄膜トランジスタT1と選択用薄膜トラ
ンジスタT2とをそれぞれ別工程で製造しなければなら
ないために、その製造に多くの工程数を要するという問
題をもっていた。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、メモリトランジスタ
と選択トランジスタとで構成されるメモリ素子の素子面
積を小さくして集積度を上げ、しかも少ない工程数で容
易に製造することができる薄膜トランジスタメモリを提
供するとともに、あわせてその製造方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の薄膜トランジスタメモリは、絶縁基板上に形成
されたゲート電極とこのゲート電極を覆う電荷蓄積機能
のないゲート絶縁膜とこのゲート絶縁膜の上に前記ゲー
ト電極の一部に対向させて形成された電荷蓄積機能をも
つメモリ用絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜および前記メモ
リ用絶縁膜の上に形成された半導体層とこの半導体層の
両側部の上に形成されたソース電極およびドレイン電極
とからなり、前記ゲート電極と前記ゲート絶縁膜と前記
メモリ用絶縁膜と前記半導体層と前記ソース電極および
ドレイン電極とでメモリトランジスタを構成し、前記ゲ
ート電極と前記ゲート絶縁膜と前記半導体層と前記ソー
ス電極およびドレイン電極とで選択トランジスタを構成
するとともに、前記メモリ用絶縁膜の上に前記半導体層
と同じ材質の半導体膜を前記メモリ用絶縁膜と同一パタ
ーンに積層し、前記ゲート絶縁膜上の前記メモリ用絶縁
膜の形成部分を除く部分に、前記ゲート絶縁膜と同じ材
質の電荷蓄積機能のない表層絶縁膜を介して前記半導体
層と同じ材質の半導体膜を積層して、前記メモリ用絶縁
膜の上の前記半導体膜と前記ゲート絶縁膜の上の前記半
導体膜との上に、前記半導体層を形成したことを特徴と
するものである。
また、本発明の薄膜トランジスタメモリの製造方法は、
絶縁基板上にゲート電極とこのゲート電極を覆う電荷蓄
積機能のないゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲー
ト絶縁膜の上に電荷蓄積機能をもつメモリ用絶縁膜と半
導体膜とを連続して積層させた後この半導体膜とメモリ
用絶縁膜とを前記ゲート711極の一部に対向する形状
にパターニングする工程と、前記ゲート絶縁膜の上にこ
のゲート絶縁膜と同じ材質の電荷蓄積機能のない表層絶
縁膜と半導体膜とを連続して積層させた後この半導体膜
と前記表層絶縁膜の前記メモリ用絶縁膜上の部分を除去
する工程と、前記メモリ用絶縁膜上の前記半導体膜と前
記ゲート絶縁膜上の前記半導体膜との上に前記半導体膜
と同じ材質の半導体層を形成する工程とこの半導体層の
両側部の上にソース電極およびドレイン電極を形成する
工程とからなることを特徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、本発明の薄膜トランジスタメモリは、薄膜ト
ランジスタのゲート絶縁膜(電荷蓄積機能のない絶縁膜
)の上にゲート電極の一部に対向させて電荷蓄積機能を
もつメモリ用絶縁膜を形成することにより、1つの薄膜
トランジスタの中にメモリトランジスタと選択トランジ
スタとを形成したも、のであり、この薄膜トランジスタ
メモリによれば、メモリトランジスタと選択トランジス
タとで構成されるメモリ素子の素子面積を小さくして集
積度を上げることができるし、また、1つの薄膜トラン
ジスタを製造する工程で上記メモリ素子を構成するメモ
リトランジスタと選択トランジスタとを形成することが
できるから、少ない工程数で容易に製造することができ
る。また、この薄膜トランジスタメモリは、メモリトラ
ンジスタを構成するメモリ用絶縁膜をゲート絶縁膜の上
にゲート電極の一部に対向させて形成したものであるた
め、その製造に際して、ゲート絶縁膜およびメモリ用絶
縁膜の上に形成する半導体層を、前記メモリ用絶縁膜と
前記ゲート絶縁膜とのいずれとも連続して堆積させるこ
とはできないが、本発明の薄膜トランジスタメモリでは
、前記メモリ用絶縁膜の上に前記半導体層と同じ材質の
半導体膜を積層し、またゲート絶縁膜の上にこのゲート
絶縁膜と同じ材質の表層絶縁膜を介して前記半導体層と
同じ材質の半導体膜を積層して、前記メモリ用絶縁膜の
上の前記半導体膜と前記ゲート絶縁膜の上の前記半導体
膜との上に前記半導体層を形成しているため、この半導
体層と前記半導体膜とが別工程で堆積されたものであり
、また前記ゲート絶縁膜と表層絶縁膜とが別工程で堆積
されたものであっても、前記半導体層と前記半導体膜と
の接合性および前記ゲート絶縁膜と前記表層絶縁膜との
接合性はよく、しかも前記半導体膜を前記メモリ用絶縁
膜と同一のパターンとし、前記表層絶縁膜とその上の前
記半導体膜とを前記メモリ用絶縁膜の形成部分を除いて
形成すれば、前記メモリ用絶縁膜とその上の半導体膜と
を連続して堆積させて同時にパターニングし、前記表層
絶縁膜とその上の半導体膜とを連続して堆積させて同時
にパターニングすることができるから、前記メモリ用絶
縁膜および前記ゲート絶縁膜とその上に形成される半導
体層との界面は良好であり、したがって前記メモリトラ
ンジスタおよび選択トランジスタの信頼性も十分である
また、本発明の薄膜トランジスタメモリの製造方法は、
絶縁基板上にゲート電極とゲート絶縁膜を形成した後、
前記ゲート絶縁膜の上に電荷蓄積機能をもつメモリ用絶
縁膜と半導体膜とを連続して堆積させてこの半導体膜と
メモリ用絶縁膜とを前記ゲート電極の一部に対向する形
状にパターニングするとともに、前記ゲート絶縁膜の上
にこのゲート絶縁膜と同じ材質の表層絶縁膜と半導体膜
とを連続して堆積させてこの半導体膜と表層絶縁膜の前
記メモリ用絶縁膜上の部分を除去し、この後前記メモリ
用絶縁膜上の前記半導体膜と前記ゲート絶縁膜上の前記
半導体膜との上に前記半導体膜と同じ材質の半導体層を
形成して、この半導体層の両側部の上にソース電極およ
びドレイン電極を形成するものであるから、1つの薄膜
トランジスタの中にメモリトランジスタと選択トランジ
スタとを形成して集積度を上げるとともに、前記メモリ
用絶縁膜およびゲート絶縁膜とその上に形成する半導体
層との界面を良好にして前記メモリトランジスタおよび
選択トランジスタの信頼性を十分にした薄膜トランジス
タメモリを得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を示したもので
、第1図は薄膜トランジスタメモリの断面図である。
この薄膜トランジスタメモリの構造を説明すると、図ψ
11はガラス等からなる絶縁基板であり、この基板11
上には、メモリトランジスタTIOと選択トランジスタ
T20とに共用されるゲート電極Gが形成されている。
また、上記基板11上には、ゲート電極Gの全体を覆う
電荷蓄積機能のないゲート絶縁膜12が形成されており
、さらにこのゲート絶縁膜12の上には、前記ゲート電
極Gの中央部分くメモリトランジスタT10部分)に対
向させて電荷蓄積機能をもつメモリ用絶縁膜13が形成
されている。上記ゲート絶縁膜12とメモリ用絶縁膜1
3は、それぞれ窒化シリコン(SI N)からなってお
り、ゲート絶縁膜12は、シリコン原子Slと窒素原子
Nとの組成比Si/Nを化学量論比(St /N−0,
75)とほぼ同程度(Sl/N −0,65〜0.85
)にした窒化シリコン膜とされ、このゲート絶縁膜12
は、膜厚が約2000大の厚膜とされている。また、メ
モリ用絶縁膜13は、上記組成比Si/Nを化学量論比
より大きく(S1/N−0,85〜1.15)にした窒
化シリコン膜とされ、このメモリ用絶縁膜13は、膜厚
が約100入の極薄膜とされている。また、上記メモリ
用絶縁膜13の上には、後述するi型半導体層14と同
じ材質の半導体膜(i−a−8i膜)14aが100λ
程度の厚さに積層されており、この半導体膜14aは上
記メモリ用絶縁膜13と同一のパターンに形成されてい
る。
一方、上記ゲート絶縁膜12の上には、前記メモリ用絶
縁膜13の形成部分を除いてこのゲート絶縁膜12の全
面を覆う表層絶縁膜12aが形成されている。この表層
絶縁膜12aは、ゲート絶縁膜12と同じ材質の電荷蓄
積機能のない絶縁膜(Si/N−0,65〜0.85の
窒化シリコン膜)からなっており、その膜厚は約100
入とされている。
そして、この表層絶縁膜12aの上には、上記メモリ用
絶縁膜13の上に積層した半導体膜14aと同じ材質(
i型半導体層14と同じ材質)半導体膜(i−a−51
膜)14bが100λ程度の厚さに積層されている。こ
の半導体膜14bは、前記メモリ用絶縁膜13の形成部
分を除いて、薄膜トランジスタの素子形状に応じた外形
に形成されており、この半導体膜14bのメモリ用絶縁
膜13aを露出させる開口の形状は上記表層絶縁膜12
aの開口形状と同一のパターンとなっている。
なお、上記表層絶縁膜12aとその上の半導体膜14b
の上記開口の縁部は、メモリ用絶縁膜13上に積層した
半導体膜14aの外周部上面に僅かにラップさせである
また、前記メモリ用絶縁膜13の上に積層した半導体膜
14aと上記ゲート絶縁膜12のメモリ用絶縁膜形成部
分を除く部分に上記表層絶縁膜12aを介して積層した
半導体膜14bの上には、前記ゲート電極Gの全域に対
向させて、メモリトランジスタTIOと選択トランジス
タT20とに共用されるi型半導体層14が形成されて
いる。このi型半導体層14は、1−a−3l(i型ア
モルファス・シリコン)からなっている。このi型半導
体層14の両側部の上には、n”−a−3t(nu不純
物をドープしたアモルファス・シリコン)からなるn型
半導体層15を介して、ソース電極Sとドレイン電極り
とが形成されている。
そして、この薄膜トランジスタの中央部分、つまり前記
メモリ用絶縁膜13を形成した部分は、メモリトランジ
スタTIOとされており、その両側はそれぞれ選択トラ
ンジスタT20とされている。
すなわち、この実施例の薄膜トランジスタメモリは、薄
膜トランジスタのゲート絶縁膜12の上にゲート電極G
の中央部分に対向させて電荷蓄積機能をもつメモリ用絶
縁膜13を形成することにより、1つの薄膜トランジス
タの中に、1つのメモリトランジスタTIOとその両側
に位置する2つの選択トランジスタT20とを形成した
もので、メモリトランジスタTIOは、ゲート電極Gの
中央部分と、電荷蓄積機能のないゲート絶縁膜12の中
央部分と、電荷蓄積機能をもつメモリ用絶縁膜13と、
その上に半導体膜14aを介して形成したi型半導体層
14およびn型半導体層15と、ソース、ドレイン電極
S、Dとで構成され、2つの選択トランジスタT20は
それぞれ、上記ゲート電極Gの両側部分と、電荷蓄積機
能のないゲート絶縁膜12の両側部分と、その上に電荷
蓄積機能のない表層絶縁膜12aと半導体膜14bとを
介して形成した上記i型半導体層14およびn型半導体
層15と、上記ソース、ドレイン電極S、  Dとで構
成されている。
第2図は上記薄膜トランジスタメモリの製造方法を示し
たもので、この薄膜トランジスタメモリは次のような工
程で製造される。
まず、第2図(a)に示すように、基板11上にクロム
等の金属膜を約1000Åの厚さに膜付けし、この金属
膜をパターニングしてゲート電極Gを形成した後、その
上に基板11全面にわたって、Sl/N−0,85〜0
.85の窒化シリコンからなるゲート絶縁膜12を約2
000Åの厚さに堆積させるとともに、続いてその上に
、St/N−0,85〜1.25の窒化シリコンからな
るメモリ用絶縁膜13と、L−a−Slからなる半導体
膜14aをそれぞれ100人程度の厚さに連続して堆積
(真空中で連続堆積)させ、この後、第2図(b)に示
すように、上記半導体膜14aとメモリ用絶縁膜13を
ゲート電極Gの中央部分に対向する部分を残してエツチ
ング除去して、ゲート電極Gの両側部分の上のゲート絶
縁膜12を露出させる。
次に、第2図(C)に示すように、上記ゲート絶縁膜1
2の上にその全面にわたって、Sl/N−(1,65〜
0.85の窒化シリコンからなる表層絶縁膜12aと、
1−a−Siからなる半導体膜14bをそれぞれ約10
0入の厚さに連続して堆積(真空中で連続堆積)させ、
この後、上記半導体膜14bと表層絶縁膜12aの前記
メモリ用絶縁膜13上の部分をエツチング除去して、メ
モリ用絶縁膜13上の半導体膜14aを露出させる。
次に、第2図(d)に示すように、上記ゲート絶縁換1
2上およびメモリ用絶縁膜13の上の半導体膜14a、
14bの上に、基板11全面にわたって、1−a−3i
からなるi型半導体層14と、n”−a−91からなる
n型半導体層15とをそれぞれ1500人、250入程
度の厚さに順次堆積させ、その上にソース、ドレイン電
極S、Dとなるクロム等の金属膜を約500Åの厚さに
膜付けして、この金属膜とその下のn型半導体層15を
パターニングし、ソース電極Sおよびドレイン電極りを
形成する。
この後は、第2図(e)に示すように、上記i型半導体
層14とゲート絶縁膜12上の半導体膜12bとを薄膜
トランジスタの素子形状にパターニングして、1つの薄
膜トランジスタの中に1つのメモリトランジスタTIO
と2つの選択トランジスタT20とを形成した薄膜トラ
ンジスタメモリを完成する。
なお、上記メモリトランジスタTIOと選択トランジス
タT20の面積は、各トランジスタT 10゜T2Oの
特性をどのように選ぶかによって決めればよく、これに
よってゲート電極Gの面積、メモリ用絶縁膜13の形成
位置とその面積およびソース電極Sとドレイン電極りと
の間隔を選べばよい。
第3図は上記メモリ素子の等(dti回路を示したもの
で、ゲート電極Gは図示しないゲートライン(アドレス
ライン)に接続されており、またソース電極Sは図示し
ないソースラインに接続され、ドレイン電極りは図示し
ないドレインラインに接続されている。
この薄膜トランジスタメモリの書込み、消去、読出しは
次のようにして行なわれる。
書込みII、7は、ゲート電極Gが接続されているゲー
トラインにメモリトランジスタTIOの書込み消去電圧
V、の1/2に相当する正電圧+I/2V 、を印加し
、ソース電極Sが接続されているソースラインとドレイ
ン電極りが接続されているドレインラインにそれぞれ上
記書込み消去電圧V、の1”/2に相当する負電圧−1
/2V Pを印加する。このような電圧を印加すると、
2つの選択トランジスタT20がオンし、メモリトラン
ジスタTIOのゲ−トとソース、ドレインとの間に書込
み消去電圧vPに相当する電位差が生じてメモリトラン
ジスタTIOが書込み状態になる。
また、消去時は、上記ゲートラインに一1/2V pを
印加し、ソースラインとドレインラインにそれぞれ+1
/2Vpを印加する。このような電圧を印加すると、メ
モリトランジスタTIOのゲートとソース、ドレインと
の間に書込み消去電圧VPに相当する逆電位の電位差が
生じてメモリトランジスタTIOに保持されているデー
タが消去される。
一方、読出し時は、ゲートラインに上記書込み消去電圧
VPより十分小さなオン電圧V。Nを印加するとともに
、ドレインラインに読出し電圧(書込み消去型5 V 
pより十分小さな電圧)VDを印加し、ソースラインの
電位は0とする。このような電圧を印加すると、メモリ
トランジスタTIOに保持されているデータに応じてド
レインラインからソースラインに電流が流れ、これが読
出しデータとして出力される。
なお、上記書込み、消去、読出し時のいずれの場合も、
選択されたソース、ドレインラインへの印加電圧がこの
ソース、ドレインライン上の他の非選択メモリ素子にも
印加されるが、この非選択メモリ素子のゲートラインは
選択されていないために、非選択メモリ゛素子の選択ト
ランジスタT20はオフ状態にあるから、非選択メモリ
素子のメモリトランジスタTIOはソース、ドレインラ
インに印加される電圧の影響を受けない。すなわち、上
記選択トランジスタT20は、メモリトランジスタTl
Oの選択だけでなく、非選択時にソース、ドレインライ
ンに印加される電圧からメモリトランジスタTIOをガ
ードするガードトランジスタとしての作用ももっている
しかして、上記実施例の薄膜トランジスタメモリにおい
ては、薄膜トランジスタのゲート絶縁膜(電荷蓄積機能
のない絶縁膜)12の上にゲート電極Gの中央部分に対
向させて電荷蓄積機能をもつメモリ用絶縁膜14を形成
することにより、1つの薄膜トランジスタの中にメモリ
トランジスタTIOと2つの選択トランジスタT20と
を形成しているから、この薄膜トランジスタメモリによ
れば、メモリトランジスタTIOと選択トランジスタT
20とで構成されるメモリ素子の素子面積を小さくして
集積度を上げることができるし、また、1つのl′d膜
トランジスタを製造する工程で上記メモリ素子を構成す
るメモリトランジスタTIOと選択トランジスタT20
とを形成することができるから、少ない工程数で容易に
製造することができる。
また、この薄膜トランジスタメモリは、メモリトランジ
スタTIOを構成するメモリ用絶縁膜13をゲート絶縁
膜12の上にゲート電極Gの中央部分に対向させて形成
したものであるため、その製造に際して、ゲート絶縁膜
12およびメモリ用絶縁膜13の上に形成するl型半導
体層14を、前記メモリ用絶縁II!14とも、また前
記ゲート絶縁膜12とも連続して堆積することはできず
、したがって、ゲート絶縁膜12およびメモリ用絶縁膜
13の上に直接i型半導体層14を形成したのでは、こ
れら絶縁膜12.13の膜面の汚れ等によって、ゲート
絶縁膜12とl型半導体層14、およびメモリ用絶縁膜
13とl型半導体層14との良好なw面が渇られなくな
る。
しかし、上記実施例の薄膜トランジスタメモリでは、前
記メモリ用絶縁膜13の上にl型半導体層14と同じ材
質の半導体膜14aを積層し、またゲート絶縁膜12の
上にこのゲート絶縁膜12と同じ材質の表層絶縁膜12
aを介してl型半導体層14と同じ材質の半導体膜14
bを積層して、前記メモリ用絶縁膜13の上の半導体膜
14aと前記ゲート絶縁膜12の上の半導体膜14bと
の上にl型半導体層14を形成しているため、このl型
半導体層14と前記半導体膜14aとが別工程で堆積さ
れたものであり、また前記ゲート絶縁膜12と前記表層
絶縁膜12aとが別工程で堆積されたものであっても、
前記i型半導体層14と半導体膜14a接合性および前
記ゲート絶縁膜12と表層絶縁膜12aとの接合性はよ
く、しかも前記半導体膜14aをメモリ用絶縁膜13と
同一のパターンとし、表層絶縁膜12aとその上の半導
体膜14bとを前記メモリ用絶縁膜13の形底部分を除
いて形成すれば、前記メモリ用絶縁膜13とその上の半
導体膜14aとを連続して堆積させて同時にパターニン
グし、前記表層絶縁膜12aとその上の半導体膜14b
とを連続して堆積させて同時にパターニングすることが
できるから、前記メモリ用絶縁膜13およびゲート絶縁
膜12とその上に前記半導体膜14a、14bを介して
形成されたl型半導体層14との界面は良好である。し
たがって、この薄膜トランジスタメモリによれば、その
メモリトランジスタTIOへの書き込みおよび消去時に
、l型半導体層14.からメモリ用絶縁膜13への電荷
の注入を安定して行なわせることができるし、また選択
トランジスタT20にも特性の安定した動作を行なわせ
ることができるから、前記メモリトランジスタTIOお
よび選択トランジスタT20の信頼性も十分である。
しかも、上記実施例では、上記選択トランジスタT20
をメモリトランジスタTIOの両側に設けているから、
この2つの選択トランジスタT20のいずれか一方の特
性が不良であっても、もう1つの選択トランジスタT2
0によってメモリトランジスタTIOの選択およびガー
ドを行なうことができ、したがって、選択トランジスタ
T20が1つだけのものよりも信頼性を向上させること
ができる。
また、上記実施例の薄膜トランジスタメモリの製造方法
は、絶縁基板11上にゲート電極Gと電荷蓄積機能のな
いゲート絶縁膜12を形成した後、前記ゲート絶縁膜1
2の上に電荷蓄積機能をもつメモリ用絶縁膜13と半導
体膜14aとを連続して堆積させてこの半導体膜14a
とメモリ用絶縁膜13とをゲート電極Gの中央部分に対
向する同一の形状にパターニングするとともに、前記ゲ
ート絶縁膜12の上にこのゲート絶縁膜12と同じ材質
の表層絶縁膜12aと半導体膜14bとを連続して堆積
させてこの半導体膜14bと表層絶縁膜12の前記メモ
リ用絶縁膜13上の部分を除去し、この後、前記メモリ
用絶縁膜13上の半導体膜14aと前記ゲート絶縁膜1
2上の半導体膜14bとの上に前記半導体膜14a、1
4bと同じ材質のl型半導体層14を形成して、このl
型半導体層14の両側部の上にソース電極Sおよびドレ
イン電極りを形成するものであるから、1つの薄膜トラ
ンジスタの中にメモリトランジスタTIOと選択トラン
ジスタT20とを形成して集積度を上げるとともに、前
記メモリ用絶縁膜13およびゲート絶縁膜12とその上
に形成するl型半導体層14との異面を良好にしてメモ
リトランジスタTIOおよび選択トランジスタT20の
信頼性を十分にした薄膜トランジスタメモリを得ること
ができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
第4図および第5図は本発明の第2の実施例を示したも
ので、第4・図は薄膜トランジスタメモリの断面図、第
5図はその等価回路図である。
この実施例の薄膜トランジスタメモリは、上記第1の実
施例の薄膜トランジスタメモリに、メモリトランジスタ
TIOと2つの選択トランジスタT20とに共用される
第2のゲート電極Gaを設けたもので、この第2のゲー
ト電極Gaは、l型半導体層14およびソース、ドレイ
ン電極S、 Dの上に形成した上部ゲート絶縁膜16の
上に形成されている。この上部ゲート絶縁膜16は、S
l/N−0,65〜0.85の窒化シリコンからなる膜
厚3000Åの電荷蓄積機能のない絶縁膜とされており
、上記第2のゲート電極Gaは読出し用のゲート電極と
されている。また、基板11上のゲート電極Gは書き込
み消去用ゲートラインに接続され、上記第2のゲート電
極Gaは読出し用ゲートラインに接続されている。なお
、この実施例の薄膜トランジスタメモリは、上記第2の
ゲート電極Gaを設けた以外の構成は上記第1の実施例
の薄膜トランジスタメモリと同じ構成となっているから
、その説明は図に同符号を付して省略する。また、この
薄膜トランジスタメモリは、上記第1の実施例の薄膜ト
ランジスタメモリの製造方法に上部ゲート絶縁膜16に
形成工程と第2のゲート電極Gaの形成工程を付加する
だけで製造できるから、その製造方法の説明も省略する
この実施例の薄膜トランジスタメモリは、メモリトラン
ジスタTIOへの書き込みおよび消去は基板11上のゲ
ート電極Gにゲート電圧を印加して行ない、読出しは第
2のゲート電極Gaにゲート電圧を印加して行なうよう
にしたものである。
しかして、この第2の実施例の薄膜トランジスタメモリ
においても、1つの薄膜トランジスタの中にメモリトラ
ンジスタTIOと2つの選択トランジスタT20とを形
成しているから、メモリトランジスタTI(lと選択ト
ランジスタT20とで構成されるメモリ素子の素子面積
を小さくして集積度を上げることができるし、また1つ
の薄膜トランジスタを製造する工程で上記メモリ素子を
構成するメモリトランジスタTIOと選択トランジスタ
T20とを形成することができ、しかも、メモリ用絶縁
膜13の上にl型半導体層14と同じ材質の半導体M 
14 aを82層し、ゲート絶縁膜12の上にこのゲー
ト絶縁膜12と同じ材質の表層絶縁膜12aを介してl
型半導体層14と同じ材質の半導体膜14bを積層して
、前記メモリ用絶縁膜13の上の半導体膜14aと前記
ゲート絶縁@12の上の半導体膜14bとの上にl型半
導体層14を形成しているため、メモリ用絶縁膜13お
よびゲート絶縁膜12とその上に形成されるl型半導体
層14とのw面を良好にして、メモリトランジスタTI
Oおよび選択トランジスタT20の信頼性を十分に確保
することができる。
また、この第2の実施例の薄膜トランジスタメモリでは
、読出しを第2のゲート電極Gaにゲート電圧を印加し
て行なうようにしているから、読出し時にメモリ用絶縁
膜13を介してl型半導体層14と対向している基板1
1上のゲート電極Gに、メモリトランジスタTIOの閾
値電圧を変化させるようなゲート電圧を印加する必要は
なく、したがって読出しの繰返しによるメモリトランジ
スタTIOの閾値電圧の変化をなくして、半永久的に安
定した読出しを行なうことができる。
また、第6図および第7図は本発明の第3の実施例を示
したもので、第6図は薄膜トランジスタメモリの断面図
、第7図はその等価回路図である。
この実施例の薄膜トランジスタメモリは、上記第1の実
施例の薄膜トランジスタメモリにおけるメモリ用絶縁膜
13を、ゲート電極Gのほぼ半分の領域に対向させて形
成することにより、薄膜トランジスタの一半分(メモリ
用絶縁膜13を設けた側)をメモリトランジスタTIO
とし、他半分を選択トランジスタT20としたもので、
その他の構成は上記第1の実施例の薄膜トランジスタメ
モリと同様である。
すなわち、この第3の実施例の薄膜トランジスタメモリ
は、1つの薄膜トランジスタの中に、1つのメモリトラ
ンジスタTI(lと1つの選択トランジスタT20とを
形成したものであり、この第3の実施例の薄膜トランジ
スタメモリにおいても、メモリトランジスタTIOと選
択トランジスタT20とで構成されるメモリ素子の素子
面積を小さくして集積度を上げることができるし、また
1つの薄膜トランジスタを製造する工程で上記メモリ素
子を構成するメモリトランジスタ’110と選択トラン
ジスタT20とを形成することができ、しかも、メモリ
用絶縁膜13の上にl型半導体層14と同じ材質の半導
体膜14aを積層し、ゲート絶縁膜12の上にこのゲー
ト絶縁膜12と同じ材質の表層絶縁膜12aを介してl
型半導体層14と同じ材質の半導体膜14bを積層して
、前記メモリ用絶縁膜13の上の半導体膜14aと前記
ゲート絶縁膜12の上の半導体膜14bとの上にl型半
導体層14を形成しているため、メモリ用絶縁膜13お
よびゲート絶縁膜12とその上に形成されるl型半導体
層14との界面を良好にして、メモリトランジスタTI
Oおよび選択トランジスタT20の信頼性を十分に確保
することができる。
なお、上記第3の実施例の薄膜トランジスタメモリにお
いても、前述した第2の実施例と同様に読出し用の第2
のゲート電極を設ければ、読出しの繰返しによるメモリ
トランジスタTIOの閾値電圧の変化をなくして、半永
久的に安定した読出しを行なうことができる。
〔発明の効果〕
本発明の薄膜トランジスタメモリは、薄膜中ランジスタ
のゲート絶縁膜(電荷蓄積機能のない絶縁膜)の上にゲ
ート電極の一部に対向させて電荷蓄積機能をもつメモリ
用絶縁膜を形成することにより、1つの薄膜トランジス
タの中にメモリトランジスタと選択トランジスタとを形
成したものであり、この薄膜トランジスタメモリによれ
ば、メモリトランジスタと選択トランジスタとで構成さ
れるメモリ素子の素子面積を小さくして集積度を上げる
ことができるし、また、1つの薄膜トランジスタを製造
する工程で上記メモリ素子を構成するメモリトランジス
タと選択トランジスタとを形成することができるから、
少ない工程数で容易に製造することができる。しかも、
本発明の薄膜トランジスタメモリでは、前記メモリ用絶
縁膜の上に前記半導体層と同じ材質の半導体膜を積層し
、またゲート絶縁膜の上にこのゲート絶縁膜と同じ材質
の表層絶縁膜を介して前記半導体層と同じ材質の半導体
膜を積層して、前記メモリ用絶縁膜の上の前記半導体膜
と前記ゲート絶縁膜の上の前記半導体膜との上に前記半
導体層を形成しているため、この半導体層と前記半導体
膜とが別工程で堆積されたものであり、また前記ゲート
絶縁膜と表層絶縁膜とが別工程で堆積されたものであっ
ても、前記半導体層と前記半導体膜との接合性および前
記ゲート絶縁膜と前記表層絶縁膜との接合性はよく、し
かも前記半導体膜を前記メモリ用絶縁膜と同一のパター
ンとし、前記表層絶縁膜とその上の前記半導体膜とを前
記メモリ用絶縁膜の形成部分を除いて形成すれば、前記
メモリ用絶縁膜とその上の半導体膜とを連続して堆積さ
せて同時にパタニングし、前記表層絶縁膜とその上の半
導体膜とを連続して堆積させて同時にパターニングする
ことができるから、前記メモリ用絶縁膜および前記ゲー
ト絶縁膜とその上に形成される半導体層との界面は良好
であり、したがって前記メモリトランジスタおよび選択
トランジスタの信頼性も十分である。
また、本発明の薄膜トランジスタメモリの製造方法は、
絶縁基板上にゲート電極とゲート絶縁膜を形成した後、
前記ゲート絶縁膜の上に電荷蓄積機能をもつメモリ用絶
縁膜と半導体膜とを連続して堆積させてこの半導体膜と
メモリ用絶縁膜とを前記ゲート電極の一部に対向する形
状にパターニングするとともに、前記ゲート絶縁膜の上
にこのゲート絶縁膜と同じ材質の表層絶縁膜と半導体膜
とを連続して堆積させてこの半導体膜と表層絶縁膜の前
記メモリ用絶縁膜上の部分を除去し、この後前記メモリ
用絶縁膜上の前記半導体膜と前記ゲート絶線膜上の前記
半導体膜との上に前記半導体膜と間じ材質の半導体層を
形成して、この半導体層の両側部の上にソース電極およ
びドレイン電極を形成するものであるから、1つの薄膜
トランジスタの中にメモリトランジスタと選択トランジ
スタとを形成して集積度を上げるとともに、前記メモリ
用絶縁膜およびゲート絶縁膜とその上に形成する半導体
層との界面を良好にして前記メモリトランジスタおよび
選択トランジスタの信頼性を十分にした薄膜トランジス
タメモリを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を示したもので
、第1図は薄膜トランジスタメモリの断面図、第2図は
その製造工程図、第3図は薄膜トランジスタメモリの等
価回路図である。第4図および第5図は本発明の第2の
実施例を示す薄膜トランジスタメモリの断面図およびそ
の等価回路図、第6図および第7図は本発明の第3の実
施例を示す薄膜トランジスタメモリの断面図およびその
w価回路図である。第8図は従来の薄膜トランジスタメ
モリの等価回路図である。 TIO・・・メモリトランジスタ、T2O・・・選択ト
ランジスタ、11・・・基板、G・・・ゲート電極、1
2・・・ゲート絶縁膜、12a・・・表層絶縁膜、13
・・・メモリ用絶縁膜、14a、14b・・・半導体膜
、14・・・i型半導体層、15・・・n型半導体層、
S・・・ソース電極、D・・・ドレイン電極、16・・
・上部ゲート絶縁膜、Ga・・・第2のゲート電極(読
出し用)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上に形成されたゲート電極と、このゲー
    ト電極を覆う電荷蓄積機能のないゲート絶縁膜と、この
    ゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極の一部に対向させて
    形成された電荷蓄積機能をもつメモリ用絶縁膜と、前記
    ゲート絶縁膜および前記メモリ用絶縁膜の上に形成され
    た半導体層とこの半導体層の両側部の上に形成されたソ
    ース電極およびドレイン電極とからなり、前記ゲート電
    極と前記ゲート絶縁膜と前記メモリ用絶縁膜と前記半導
    体層と前記ソース電極およびドレイン電極とでメモリト
    ランジスタを構成し、前記ゲート電極と前記ゲート絶縁
    膜と前記半導体層と前記ソース電極およびドレイン電極
    とで選択トランジスタを構成するとともに、前記メモリ
    用絶縁膜の上に前記半導体層と同じ材質の半導体膜を前
    記メモリ用絶縁膜と同一パターンに積層し、前記ゲート
    絶縁膜上の前記メモリ用絶縁膜の形成部分を除く部分に
    、前記ゲート絶縁膜と同じ材質の電荷蓄積機能のない表
    層絶縁膜を介して前記半導体層と同じ材質の半導体膜を
    積層して、前記メモリ用絶縁膜の上の前記半導体膜と前
    記ゲート絶縁膜の上の前記半導体膜との上に、前記半導
    体層を形成したことを特徴とする薄膜トランジスタメモ
    リ。
  2. (2)絶縁基板上にゲート電極とこのゲート電極を覆う
    電荷蓄積機能のないゲート絶縁膜を形成する工程と、前
    記ゲート絶縁膜の上に電荷蓄積機能をもつメモリ用絶縁
    膜と半導体膜とを連続して積層させた後この半導体膜と
    メモリ用絶縁膜とを前記ゲート電極の一部に対向する形
    状にパターニングする工程と、前記ゲート絶縁膜の上に
    このゲート絶縁膜と同じ材質の電荷蓄積機能のない表層
    絶縁膜と半導体膜とを連続して積層させた後この半導体
    膜と前記表層絶縁膜の前記メモリ用絶縁膜上の部分を除
    去する工程と、前記メモリ用絶縁膜上の前記半導体膜と
    前記ゲート絶縁膜上の前記半導体膜との上に前記半導体
    膜と同じ材質の半導体層を形成する工程と、この半導体
    層の両側部の上にソース電極およびドレイン電極を形成
    する工程とからなることを特徴とする薄膜トランジスタ
    メモリの製造方法。
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