JPH03214675A - 薄膜トランジスタメモリ - Google Patents

薄膜トランジスタメモリ

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JPH03214675A
JPH03214675A JP2008422A JP842290A JPH03214675A JP H03214675 A JPH03214675 A JP H03214675A JP 2008422 A JP2008422 A JP 2008422A JP 842290 A JP842290 A JP 842290A JP H03214675 A JPH03214675 A JP H03214675A
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JP
Japan
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gate electrode
memory
gate
insulating film
thin film
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JP2008422A
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Makoto Sasaki
誠 佐々木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜トランジスタメモリに関するものである
〔従来の技術〕
電気的に書込み1消去,読出しが可能なメモリ素子とし
て、薄膜トランジスタを利用した薄膜トランジスタメモ
リがある。
第9図は従来の薄膜トランジスタメモリを示したもので
、ここでは逆スタガー構造のものを示している。
この薄膜トランジスタメモリの構造を説明すると、図中
1はガラス等からなる絶縁基板であり、この基板1上に
は、ゲート電極2と、このゲート電極2につながるゲー
トライン(アドレスライン)2Lが形成されている。ま
た、前記基板1上には、ゲート電極2の全体を覆うメモ
リ性ゲート絶縁膜3が形成されている。このメモリ性ゲ
ート絶縁膜3は、シリコンS+の組成比を多くしたシリ
コンリッチの窒化シリコンからなっており、その膜厚は
1000人〜3000人とされている。このメモリ性ゲ
ート絶縁膜3の上には、前記ゲート電極2の全域に対向
させて、i型半導体層4が形成されている。
このi型半導体層4はi−a−Si(i型アモルファス
・シリコン)からなっており、このi型半導体層4の両
側部の上には、n” −a−SI.(n型不純物をドー
プしたアモルファスφシリコン)からなるn型半導体層
5を介して、ソース電極7とドレイン電極8とが形成さ
れている。なお、このソース電極7とドレイン電極8は
、前記メモリ性ゲート絶縁膜3の上に配線した図示しな
いソースライン(データライン)とドレインライン(デ
ータライン)につながっている。
この薄膜トランジスタメモリは、ゲート電極2とソース
,ドレイン電極7,8との間に高電圧の書込み消去電圧
を印加して書込み,消去を行なうもので、書込み電圧を
印加すると、メモリ性ゲート絶縁膜3のi型半導体層4
との界面に電荷がトラップされて書込み状態となり、消
去電圧を印加すると、メモリ性ゲート絶縁膜3中の電荷
が放出されて消去状態になる。また読出しは、ゲート電
極2に低電圧の読出し電圧を印加して行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の薄膜トランジスタメモリは、
メモリ性ゲート絶縁膜3の耐圧性が十分でないため、ゲ
ート電極2とソース,ドレイン電極7,8との間の絶縁
耐圧が低く、そのため、書込み,消去に際してゲート電
極2とソース,ドレイン電極7,8との間に高電圧を印
加したときに、ゲート電極2とソース,ドレイン電極7
.8との間に絶縁破壊を生ずるおそれがあった。
本発明は前記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、ゲト電極とソース,
ドレイン電極との間の絶縁耐圧を高くし、高電圧の印加
時にもゲート電極とソース,ドレイン電極との間に絶縁
破壊を発生することのないようにして信頼性を向上させ
た薄膜トランジスタメモリを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の薄膜トランジスタメモリは、ゲー1・電極と、
電荷蓄積機能をもつメモリ性ゲート絶縁膜と、半導体層
と、ソース電極およびドレイン電極とを積層した薄膜ト
ランジスタメモリにおいて、前記ゲート電極と前記メモ
リ性ゲート絶縁膜との間に、前記ゲート電極をその中央
部を除いて覆う非メモリ性絶縁膜と前記ゲート電極の全
体を覆う誘電膜とをそのいずれか一方を上にして積層し
た耐圧保持層を設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、本発明の薄膜トランジスタメモリは、薄膜ト
ランジスタのゲート電極とメモリ性ゲート絶縁膜との間
に、非メモリ性絶縁膜と誘電膜とを積層した耐圧保持層
を設けることにより、この耐圧保持層によってゲート電
極とソース,ドレイン電極との間の絶縁耐圧を高めたも
のであり、この薄膜トランジスタメモリによれば、高電
圧の印加時にもゲート電極とソース,ドレイン電極との
間に絶縁破壊を発生することはないから、その信頼性を
向上させることができる。しかも、この薄膜トランジス
タメモリでは、前記耐圧保持層を構成する非メモリ性絶
縁膜と誘電膜のうち、誘電膜だけをゲート電極の全体を
覆うように形成し、非メそり性絶縁膜はゲート電極をそ
の中央部を除いて覆うように形成しているため、ゲート
電極に印加した電圧は、前記耐圧保持層のうちの誘電膜
だけと、メモリ性ゲート絶縁膜とを介して半導体層に印
加される。したがって、この薄膜トランジスタ5 メモリによれば、ゲート電極とメモリ性ゲート絶縁膜と
の間に耐圧保持層を設けたものでありなから、ゲート電
極から半導体層への印加電圧を十分に確保して、良好な
書込み,消去を行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を示したもので
、第1図および第2図は薄膜トランジスタメモリの断面
図および平面図である。なお、この実施例の薄膜トラン
ジスタメモリは逆スタガー構造のものである。
第1図および第2図において、図中11はガラス等から
なる絶縁基板であり、この基板11上には、ゲート電極
12と、このゲート電極12につながるゲーl・ライン
(アドレスライン)12Lが形成されている。なお、ゲ
ートライン12Lはゲート電極12と同一幅に形成され
ている。また、基板11上には、ゲート電極12の全体
を覆う耐6 圧保持用誘電膜13aの上にゲート電極12をその中央
部を除いて覆う耐圧保持用絶縁膜13bを積層した耐圧
保持層13が形成されており、電荷蓄積機能をもつメモ
リ性ゲート絶縁膜(例えばシリコンリッチの窒化シリコ
ン膜)14は、前記耐圧保持層13の上に形成されてい
る。
前記耐圧保持層13の下層の誘電膜13aは、例えば酸
化タンタル(TaOx)で形成されており、上層の絶縁
膜13bは、電荷蓄積機能をもたない窒化シリコン(S
i N)等からなる非メモリ性絶縁膜とされている。な
お、前記誘電膜13aの膜厚は1000人〜3000人
、非メモリ性絶縁膜13bの膜厚は2000人〜300
0人であり、またメモリ性ゲート絶縁膜14は膜厚が1
00人〜500人の薄膜とされている。
一方、前記メモリ性ゲート絶縁膜14の上には、ゲート
電極12の全域に対向させて、i−aSi等からなるi
型半導体層15が形成されており、このi型半導体層1
5の両側部の上には、n”−a−81等からなるn型半
導体層16を介して、ソース電極17とドレイン電極1
8とが形成されている。なお、17Lはソース電極17
につながるソースライン(データライン)、18Lはド
レイン電極18につながるドレインライン(データライ
ン)であり、このソースライン17Lとドレインライン
18Lは前記メモリ性ゲート絶縁膜14の上に配線され
ている。
すなわち、この実施例の薄膜トランジスタメモリは、そ
のゲート電極12とメモリ性ゲート絶縁膜14との間に
、ゲート電極12の全体を覆う誘電膜13aと、ゲート
電極12をその中央部を除いて覆う非メモリ性絶縁膜1
3bとを積層した耐圧保持層13を設けたものである。
第3図は前記薄膜トランジスタメモリの製造方法を示し
たもので、この薄膜トランジスタメモリは次のような工
程で製造される。
まず、第3図(a)に示すように、基板11上にクロム
等の金属膜を約500人の厚さに膜付けし、この金属膜
をバターニングしてゲート電極12とゲートライン12
Lを形成した後、その上に基板11全面にわたって、酸
化タンタル等からなる誘電膜1.3aと、電荷蓄積機能
をもたない窒化シリコン等からなる非メモリ性絶縁膜1
3bとをそれぞ゛れ1000人〜3000人, 200
0人〜3000人の厚さに堆積させる。
次に、第3図(b)に示すように、前記非メモリ性絶縁
膜13bのゲート電極12の中央部に対応する部分をエ
ッチングにより除去し、この部分の誘電膜13aを露出
させる。
次に、第3図(c)に示すように、前記非メモリ性絶縁
膜13bおよび露出された誘電膜13aの上に、基板]
1全面にわたって、電荷蓄積機能をもつ窒化シリコン等
からなるメモリ性ゲート絶縁膜14と、i−a−St等
からなるi型半導体膜15と、n”−a−St等からな
るn型半導体層16と、ソース2 ド1ノイン電極1.
7,1..8となるクロム等の金属膜Aとをそれぞれ1
00人〜500A.,1500人,250人,500人
の厚さに順次堆積させる。
次に、第3図(d)に示すように、前記金属膜9 Aとその下のn型半導体層16とをパターニングしてソ
ース電極17とソースライン17Lおよびドレイン電極
18とドレインライン18Lを形成し、次いでi型半導
体層15を1・ランジスタ素子形状にパターニングして
、薄膜トランジスタメモリを完成する。
しかして、この実施例の薄膜トランジスタメモリにおい
ては、ゲート電極12とメモリ性ゲート絶縁膜14との
間に、ゲート電極12をその中央部を除いて覆う非メモ
リ性絶縁膜13bとゲート電極12の全体を覆う誘電膜
13aとを積層(この実施例では誘電膜13aの上に非
メモリ性絶縁膜13bを積層)した耐圧保持層13を設
けているから、この耐圧保持層13によってゲート電極
12とソース,ドレイン電極17.18との間の絶縁耐
圧を十分高くすることができる。したがってこの薄膜ト
ランジスタメモリによれば、高電圧の書込み消去電圧の
印加時にも、ゲーI・電極12とソース,ドレイン電極
17.18との間に絶縁破壊を発生することはないから
、その信頼性を向コ0 上させることができる。
しかも、この薄膜トランジスタメモリでは、前記耐圧保
持層13を構成する非メモリ性絶縁膜13bと誘電膜1
3aのうち、誘電膜1− 3 aだけをゲート電極12
の全体を覆うように形成し、非メモリ性絶縁膜13bは
ゲート電極12をその中央部を除いて覆うように形成し
ているため、ゲート電極12に印加した電圧は、前記耐
圧保持層13のうちの誘電膜13aだけと、メモリ性ゲ
ート絶縁膜14とを介してi型半導体層15に印加され
る。したがって、この薄膜トランジスタメモリによれば
、ゲート電極12とメモリ性ゲート絶縁膜14との間に
耐圧保持層13を設けたものでありながら、ゲート電極
12からi型半導体層15への印加電圧を十分に確保し
て、良好な書込み1消去を行なうことができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
第4図〜第6図は本発明の第2の実施例を示したもので
、第4図および第5図は薄膜トランジスタメモリの断面
図および平面図、第6図はその製11 造工程図である。
この実施例の薄膜トランジスタメモリは、第4図および
第5図に示すように、ゲート電極12とメモリ性ゲート
絶縁膜14との間に設ける耐圧保持層13を、非メモリ
性絶縁膜13bの上に誘電膜13aを積層した構造とす
るとともに、前記非メモリ性絶縁膜13bはゲート電極
12をその中央部を除いて覆うパターンに形成し、前記
誘電膜13aはゲート電極12の全体を覆うパターンに
形成したもので、その他の構成は前記第1の実施例の薄
膜トランジスタメモリと同じである。
この薄膜トランジスタメモリは次のような工程で製造さ
れる。
まず、第6図(a)に示すように、基板11上に前記第
1の実施例と同様にしてゲート電極12とゲートライン
12Lを形成した後、その上に基板11全面にわたって
、電荷蓄積機能をもたない窒化シリコン等からなる非メ
モリ性絶縁膜13bを2000人〜3000人の厚さに
堆積させる。
次に、第6図(b)に示すように、前記非メモ12 リ性絶縁膜13bのうちゲート電極12の中央部に対応
する部分をエッチングにより除去し、この部分のゲート
電極12を露出させる。
次に、第6図(C)に示すように、非メモリ性絶縁膜1
3bおよび露出されたゲート電極12の上に、基板11
全面にわたって、酸化タンタル等からなる誘電膜13a
と、電荷蓄積機能をもつ窒化シリコン等からなるメモリ
性ゲート絶縁膜14と、i−a−St等からなるi型半
導体膜15と、n+−a−Si等からなるn型半導体層
16と、ソース,ドレイン電極17.18となるクロム
等の金属膜Aとをそれぞ゛れ1000人〜8000人,
100人〜500人, 1500人,250人,500
人の厚さに順次堆積させる。
次に、第6図(d)に示すように、前記金属膜Aとその
下のn型半導体層16をパターニングしてソース電極1
7とソースライン17Lおよびドレイン電極18とドレ
インライン18Lを形成し、次いで前記i型半導体層1
5を薄膜トランジスタの素子形状にパターニングして薄
膜トランジスタ13 メモリを完成する。
しかして、この実施例の薄膜トランジスタメモリにおい
ても、ゲート電極12とメモリ性ゲート絶縁膜14との
間に、ゲート電極12をその中央部を除いて覆う非メモ
リ性絶縁膜13bとゲート電極12の全体を覆う誘電膜
13aとを積層した耐圧保持層13を設けているから、
高電圧の書込み消去電圧の印加時にも、ゲート電極12
とソース,ドレイン電極17.18との間に絶縁破壊を
発生することはなく、したがって信頼性を向上させるこ
とができるし、また、前記耐圧保持層13を構成する非
メモリ性絶縁膜13bと誘電膜13aのうぢ、非メモリ
性絶縁膜13bはゲート電極12をその中央部を除いて
覆うように形成しているため、ゲート電極12とメモリ
性ゲー1・絶縁膜14との間に耐圧保持層13を設けた
ものでありながら、ゲート電極12からi型半導体層1
5への印加電圧を十分に確保して良好な書込み,消去を
行なうことができる。
第7図および第8図は本発明の第3の実施例を14 示したもので、第8図は薄膜トランジスタメモリの断面
図、第9図はその平面図である。
この実施例の薄膜トランジスタメモリは、前記第2の実
施例の薄膜トランジスタメモリに、第2のゲート電極2
0を設けたもので、この第2のゲート電極20は、i型
半導体層15およびソースドレイン電極17.18の上
に形成した上部ゲー1・絶縁膜19の上に形成されてい
る。この上部ゲート絶縁膜19は、電荷蓄積機能のない
窒化シリコン等からなる非メモリ性絶縁膜であり、その
膜厚は約3000Aである。そして、基板11上のゲー
ト電極12がつながっているゲートライン12Lは書き
込み消去用ゲートラインとされており、また第2のゲー
ト電極20は読出し用ゲートライン2OLに接続されて
いる。なお、この実施例の薄膜1・ランジスタメモリは
、前記第2のゲート電極20を設けた以外の構成は前記
第2の実施例の薄膜トランジスタメモリと同じ構成とな
っているから、その説明は図に同符号を付して省略する
。また、この薄膜トランジスタメモリは、前記第2の1
5 実施例の薄膜トランジスタメモリの製造方法に上部ゲー
ト絶縁膜19の形成工程と第2のゲート電極20の形成
工程を付加するだけで製造できるから、その製造方法の
説明も省略する。
この実施例の薄膜トランジスタメモリは、書き込みおよ
び消去は基板11上のゲート電極コ2にゲート電圧を印
加して行ない、読出しは第2のゲート電極20にゲート
電圧を印加1−で行なうようにしたものである。
この第3の実施例の薄膜トランジスタメモリによれば、
前記第2の実施例と同様な効果があるだけでなく、読出
しを第2のゲート電極20にゲート電圧を印加して行な
うようにしているために、読出し時に、耐圧保持層13
の誘電膜13aおよびメモリ性ゲート絶縁膜14を介し
てi型半導体層15と対向している基板11上のゲート
電極12に、トランジスタの閾値電圧を変化させるよう
なゲート電圧を印加する必要はなく、シたがって、読出
しの繰返しによるトランジスタの閾値電圧の変化をなく
して、半永久的に安定した読出し16 を行なうことができる。
なお、前記各実施例では、逆スタガー構造の薄膜トラン
ジスタメモリについて説明したが、本発明は、逆スタガ
ー構造に限らず、スタガー構造、コプラナー構造、逆コ
プラナー構造の薄膜トランジスタメモリにも適用できる
ことはもちろんである。さらに前記第3の実施例では、
逆スタガー構造の薄膜I・ランジスタメモリの上に設け
た第2のゲート電極20を読出し用ゲート電極としてい
るが、この実施例と逆に、基板11上のゲート電極12
を読出し用とし、前記第2のゲート電極20を書込み消
去用とし7てもよく、その場合は、第2のゲート電極2
0とメモリ性ゲート絶縁膜14との間に、前記第2のゲ
ート電極20をその中央部を除いて覆う非メモリ性絶縁
膜と前記第2のゲト電極20の全体を覆う誘電膜とをそ
のいずれか一方を上にして積層した耐圧保持層を設け設
ければよい。
〔発明の効果〕
本発明の薄膜トランジスタメモリは、ゲート電17 極と、電荷蓄積機能をもつメモリ性ゲート絶縁膜と、半
導体層と、ソース電極およびドレイン電極とを積層した
薄膜トランジスタメモリにおいて、前記ゲート電極と前
記メモリ性ゲート絶縁膜との間に、前記ゲート電極をそ
の中央部を除いて覆う非メモリ性絶縁膜と前記ゲー1・
電極の全体を覆う誘電膜とをそのいずれか一方を上にし
て積層した耐圧保持層を設けたものであるから、この耐
圧保持層によってゲート電極とソース,ドIノイン電極
との間の絶縁耐圧を高めることができる。したかって、
この薄膜トランジスタメモリによれば、高電圧の印加時
にもゲート電極とソース,ド1ノイン電極との間に絶縁
破壊を発生することはないから、その信頼性を向上させ
ることかできる。しかも、本発明の薄膜1・ランジスタ
メモリでは、前記耐圧保持層を構成する非メモリ性絶縁
膜と誘電膜のうち、誘電膜だけをゲート電極の全体を覆
うように形成し、非メモリ性絶縁膜はゲート電極をその
中央部を除いて覆うように形成しているため、ゲート電
極に印加した電圧は、前記耐圧保持層のうち18 の誘電膜だけと、メモリ性ゲート絶縁膜とを介して半導
体層に印加される。したがって、この薄膜トランジスタ
メモリによれば、ゲート電極とメモリ性ゲート絶縁膜と
の間に耐圧保持層を設けたものでありながら、ゲート電
極から半導体層への印加電圧を十分に確保して、良好な
書込み,消去を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を示したもので
、第1図および第2図は薄膜トランジスタメモリの断面
図および平面図、第3図は薄膜トランジスタメモリの製
造工程図である。第4図〜第6図は本発明の第2の実施
例を示したもので、第4図および第5図は薄膜トランジ
スタメモリの断面図および平面図、第6図は薄膜トラン
ジスタメモリの製造工程図である。第7図および第8図
は本発明の第3の実施例を示す薄膜トランジスタメモリ
の断面図および平面図である。第9図は従来の薄膜トラ
ンジスタメモリの断面図である。 11・・・基板、12・・・ゲート電極、13・・・耐
圧保19 持層、13a・・・誘電膜、13b・・・非メモリ性絶
縁膜、14・・・メモリ性ゲート絶縁膜、15・・・i
型半導体膜、16・・・n型半導体層、17・・・ソー
ス電極、18・・・ドレイン電極、19・・・上部ゲー
ト絶縁膜、20・・・第2のゲート電極(読出し用ゲー
ト電極)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゲート電極と、電荷蓄積機能をもつメモリ性ゲート絶縁
    膜と、半導体層と、ソース電極およびドレイン電極とを
    積層した薄膜トランジスタメモリにおいて、前記ゲート
    電極と前記メモリ性ゲート絶縁膜との間に、前記ゲート
    電極をその中央部を除いて覆う非メモリ性絶縁膜と前記
    ゲート電極の全体を覆う誘電膜とをそのいずれか一方を
    上にして積層した耐圧保持層を設けたことを特徴とする
    薄膜トランジスタメモリ。
JP2008422A 1990-01-19 1990-01-19 薄膜トランジスタメモリ Pending JPH03214675A (ja)

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