JPH038084B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038084B2 JPH038084B2 JP56162441A JP16244181A JPH038084B2 JP H038084 B2 JPH038084 B2 JP H038084B2 JP 56162441 A JP56162441 A JP 56162441A JP 16244181 A JP16244181 A JP 16244181A JP H038084 B2 JPH038084 B2 JP H038084B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- insulating film
- winding
- layer
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 19
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/04—Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、TV受像機等のブラウン管のアノー
ド電圧を供給するために使用されるフライバツク
トランスに係り、絶縁フイルムに所定の切り欠き
を付加し、切り起しを付けることにより、巻き始
めリード線処理及び巻き終りリード線処理を容易
にし、特性を安定させることを目的とする。
ド電圧を供給するために使用されるフライバツク
トランスに係り、絶縁フイルムに所定の切り欠き
を付加し、切り起しを付けることにより、巻き始
めリード線処理及び巻き終りリード線処理を容易
にし、特性を安定させることを目的とする。
従来のフライバツクトランスは第1図に示すよ
うに、リード線の直角処理地点において、巻線完
了後、作業者が巻き始めリード線及び巻き終りリ
ード線をテーピングすることによつて、絶縁フイ
ルムに固定しているため、特性が不安定で、生産
性が向上しない欠点を有していた。
うに、リード線の直角処理地点において、巻線完
了後、作業者が巻き始めリード線及び巻き終りリ
ード線をテーピングすることによつて、絶縁フイ
ルムに固定しているため、特性が不安定で、生産
性が向上しない欠点を有していた。
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、以
下にその実施例を第2〜8図にもとづいて説明す
る。
下にその実施例を第2〜8図にもとづいて説明す
る。
第2〜5図において、6は端子7が圧入され、
さらに絶縁フイルム9と銅線8の層が交互に巻き
付けられたボビンである。絶縁フイルムの各層は
耐圧のために数種に重ねて巻かれており、その巻
き始めはボビン6又は下層の絶縁フイルムに超音
波溶着によつて固定され、巻き終りは前記同一絶
縁フイルム上に超音波溶着によつて固定され、絶
縁フイルム、コイル、絶縁フイルムの順序で多層
構造となつている。上記コイルの巻線工程におい
て、銅線8は端子7にラツピングされ、ボビン6
の突起部にフツクされ、絶縁フイルムの切り欠き
にフツクされる。巻線完了後は、前記の逆動作
で、絶縁フイルムの切り欠きにフツクされ、ボビ
ンの突起部にフツクされ、端子にラツピングされ
る。
さらに絶縁フイルム9と銅線8の層が交互に巻き
付けられたボビンである。絶縁フイルムの各層は
耐圧のために数種に重ねて巻かれており、その巻
き始めはボビン6又は下層の絶縁フイルムに超音
波溶着によつて固定され、巻き終りは前記同一絶
縁フイルム上に超音波溶着によつて固定され、絶
縁フイルム、コイル、絶縁フイルムの順序で多層
構造となつている。上記コイルの巻線工程におい
て、銅線8は端子7にラツピングされ、ボビン6
の突起部にフツクされ、絶縁フイルムの切り欠き
にフツクされる。巻線完了後は、前記の逆動作
で、絶縁フイルムの切り欠きにフツクされ、ボビ
ンの突起部にフツクされ、端子にラツピングされ
る。
上記構成において、第2図及び第4図に示すよ
うに、絶縁フイルム巻き付け途中工程で上記絶縁
フイルムの各層の最外周フイルムの側端部に第6
〜8図に示すような切り欠きを有し、その切り欠
きを利用することによつて、巻き始めリード線及
び巻き終りリード線をコイル巻方向に対して直角
方向に引き出し、絶縁フイルムの切り欠きにフツ
クすることによつて、リード線を保持することが
できる。従つて、テープが不用となり、コストダ
ウンが図れ、リード線処理が容易にでき、さらに
特性が安定するものである。
うに、絶縁フイルム巻き付け途中工程で上記絶縁
フイルムの各層の最外周フイルムの側端部に第6
〜8図に示すような切り欠きを有し、その切り欠
きを利用することによつて、巻き始めリード線及
び巻き終りリード線をコイル巻方向に対して直角
方向に引き出し、絶縁フイルムの切り欠きにフツ
クすることによつて、リード線を保持することが
できる。従つて、テープが不用となり、コストダ
ウンが図れ、リード線処理が容易にでき、さらに
特性が安定するものである。
なお上記実施例においては、絶縁フイルムの切
り欠き方法及び形状は第6〜8図に示すように、
どのようなものでもよく、要は絶縁フイルムの切
り欠きによつて、リード線を保持できればよい。
ただし、現在は第6図の形状のものがフツクミス
が少なく最も安定している。そして、絶縁フイル
ムの固定方法は超音波溶着としたが、要は絶縁フ
イルムがボビン又は絶縁フイルム自体に固定でき
ればよい。
り欠き方法及び形状は第6〜8図に示すように、
どのようなものでもよく、要は絶縁フイルムの切
り欠きによつて、リード線を保持できればよい。
ただし、現在は第6図の形状のものがフツクミス
が少なく最も安定している。そして、絶縁フイル
ムの固定方法は超音波溶着としたが、要は絶縁フ
イルムがボビン又は絶縁フイルム自体に固定でき
ればよい。
このように本発明によれば、絶縁フイルムに所
定の切り欠きを付加することにより、多層コイル
において各コイル層の巻き始めと巻き終りのフツ
クを可能にし、しかも各層ごとに切り欠き、切起
し部を自由に設定することができるため、リード
線処理を容易にし、生産性を向上させ、テーピン
グ作業をなくし、コストダウンを図り、さらに特
性を安定させる効果を発揮するものである。
定の切り欠きを付加することにより、多層コイル
において各コイル層の巻き始めと巻き終りのフツ
クを可能にし、しかも各層ごとに切り欠き、切起
し部を自由に設定することができるため、リード
線処理を容易にし、生産性を向上させ、テーピン
グ作業をなくし、コストダウンを図り、さらに特
性を安定させる効果を発揮するものである。
第1図は従来例の斜視図、第2図は本発明の一
実施例における高圧コイル完成品の斜視図、第3
図は同断面図、第4図は同平面図、第5図は側断
面図、第6〜8図は絶縁フイルムの切り欠き形状
を示す斜視図である。 1……ボビン、2……端子、3……銅線、4…
…絶縁フイルム、5……テープ、6……ボビン、
7……端子、8……銅線、9……絶縁フイルム。
実施例における高圧コイル完成品の斜視図、第3
図は同断面図、第4図は同平面図、第5図は側断
面図、第6〜8図は絶縁フイルムの切り欠き形状
を示す斜視図である。 1……ボビン、2……端子、3……銅線、4…
…絶縁フイルム、5……テープ、6……ボビン、
7……端子、8……銅線、9……絶縁フイルム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボビンと、このボビンの外周面に巻線して多
層のコイルを構成する銅線と、上記コイルの各層
間の絶縁のために各コイル層の間に巻き付けた絶
縁フイルムとを有し、上記コイルの各層の巻き始
め及び巻き終り線が同一コイルの巻き方向と直角
方向に処理出来るよう、上記絶縁フイルムの各層
の側端から直角処理地点まで、前記コイルの各層
の巻き始め及び巻き終り線を掛止することができ
る切り欠きを入れ、この絶縁フイルムの切り欠き
片をフオーミングして切り起した多層ソレノイド
コイル。 2 各層ごとに、数重に重ね合わせた絶縁フイル
ムの最外周フイルムの側端部に切り欠きと切り起
こしを形成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の多層ソレノイドコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56162441A JPS5863105A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 多層ソレノイドコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56162441A JPS5863105A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 多層ソレノイドコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5863105A JPS5863105A (ja) | 1983-04-14 |
JPH038084B2 true JPH038084B2 (ja) | 1991-02-05 |
Family
ID=15754667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56162441A Granted JPS5863105A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 多層ソレノイドコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5863105A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644087Y2 (ja) * | 1988-09-29 | 1994-11-14 | 株式会社村田製作所 | フライバックトランス |
JPH0385612U (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-29 | ||
JP3578163B2 (ja) * | 2002-05-31 | 2004-10-20 | ソニー株式会社 | 昇圧トランス |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4725940U (ja) * | 1971-04-21 | 1972-11-24 |
-
1981
- 1981-10-12 JP JP56162441A patent/JPS5863105A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5863105A (ja) | 1983-04-14 |
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