JPH0380359B2 - - Google Patents

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JPH0380359B2
JPH0380359B2 JP57130987A JP13098782A JPH0380359B2 JP H0380359 B2 JPH0380359 B2 JP H0380359B2 JP 57130987 A JP57130987 A JP 57130987A JP 13098782 A JP13098782 A JP 13098782A JP H0380359 B2 JPH0380359 B2 JP H0380359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
wiring board
photosensitive thermosetting
layer
thermosetting resist
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57130987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5921095A (ja
Inventor
Hidefumi Oonuki
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多層印刷配線板の製造方法に関し、と
くに多層印刷配線板を製造する際に接着剤及び絶
縁層として用いているプリプレグに代つて感光性
熱硬化型レジストを使用した多層印刷配線板の製
造方法に関する。
第1図A〜Iは4層基板を例示して従来方法の
多層印刷配線基板の製造工程を示す断面図であ
る。先づ第1図Aに示す絶縁基板1の両面に導体
層2を全面に形成した両面銅張り積層板3を用
い、第1図Bに示すように例えばデユポン社製リ
ストン1220を全面に熱圧着して感光性レジスト
層4を形成し、第1図Cに示すように所望のパタ
ーンを有するマスクフイルム5を用いて露光し感
光性レジスト層4を露光部4aと未露光部4bと
に区分して形成する。
次に感光性レジスト層4の未露光部4bを現像
液にて溶解除去して導体層2上に露光部4aより
なる所望のパターンを形成する(第1図D)。
次に感光性レジスト層4の露光部4aで部分的
に覆われた導体層2を塩化第2銅等のエツチング
液を用いてエツチングし導体パターン2aを絶縁
基板1の両面に形成した感光性レジスト層4の露
光部4aを塩化メチレン液等を用いて除去し、内
層印刷配線基板6を形成する(第1図F)。第1
図Gに示すように絶縁基板1の両面に形成した導
体パターン2aを有する内層印刷配線基板6の上
下に片面銅張り板9を積層する前にプリプレグと
の接着性を増すために導体パターン2aの表面を
黒化処理液を用いて粗化し粗化面7を形成する。
次に第1図Hに示すように、導体パターン2aの
表面を粗化面7とした内層印刷配線基板6の上下
両面に所望の枚数のプリプレグ8と、導体層2を
片面に有する絶縁基板1からなる片面銅張り積層
板9を重ね合せて組み立てる。次に第1図Iに示
すように内層印刷配線基板6、プリプレグ8およ
び片面銅張り積層板9を例えば圧力40Kg/cm2、温
度170℃で2時間加圧・熱処理して多層印刷配線
板10を得る製造方法を用いていた。
かかる従来方法による多層印刷配線板の製造方
法には、次のような欠点があつた。
(イ) 内層印刷配線基板6に所望のパターンを形成
する際に用いた感光性レジスト層4は塩化メチ
レン等の有機溶剤を用いて除去する必要がある
ため、これら有機溶剤の価格上昇に伴ない資材
費が高騰し、安価な多層印刷配線基板が提供で
きない欠点がある。
(ロ) 内層印刷配線基板6の絶縁基板1に形成した
導体パターン2aとプリプレグ8との密着を向
上するために導体パターン2aの表面を粗化す
る黒化処理工程が必要で、この黒化処理工程は
前工程において、感光性レジスト層4を有機溶
剤を用いて除去する工程を用いるため、しばし
ば感光性レジストの残渣が導体パターン2a上
に発生し、黒化処理が不十分となる。このため
多層印刷配線板10を形成した後の密着不良が
導体パターン2a上で生じ基材フクレがしばし
ば発生していた。
(ハ) 内層印刷配線基板6と片面銅張り積層板9と
を接着し、かつ絶縁層を形成するために使用す
るプリプレグ8は通常2〜3枚各層間に必要
で、これら資材費の高騰及び加圧、加熱後の多
層印刷配線板10の所望板厚みを容易に得るこ
とが困難であつた。
本発明の目的はかかる従来欠点を除去した多層
印刷配線板の製造方法を提供することにある。
本発明によれば接着剤および絶縁層として使用
しているプリプレグの代りに感光性熱硬化型レジ
ストを使用し、内層印刷配線基板のレジスト除去
工程の削除、導体層の黒化処理工程の削除および
プリプレグの未使用を特徴とした多層印刷配線板
の製造方法を提供することにある。
以下、本発明を図面を用いて説明する。
第2図A〜Hは本発明の多層印刷配線板(本実
施例では4層基板を図示)の製造工程を示す断面
図である。
第2図Aに示す絶縁基板1の両面に導体層2を
全面に形成した両面銅張り積層板3を用い、第2
図Bに示すように例えばエポキシ樹脂を主成分と
したチバガイギー社製プロバイマー48などの感
光性熱硬化型レジストを全面に塗布したのち乾燥
処理し、第1の感光性熱硬化型レジストを全面に
塗布したのち乾燥処理し、第1の感光性熱硬化型
レジスト層11を形成する。第2図Cに示すよう
に所望のパターンを有するマスクフイルム5を用
いて第1の感光性熱硬化型レジスト層11を露光
部11aと未露光部11bとに形成する。
第2図Dに示すように第1の感光性熱硬化型レ
ジスト層11の未露光部11bを現像液にて溶解
除去して導体層2上に露光部11aよりなる所望
のパターンを形成する。
第2図Eに示すように第1の感光性熱硬化型レ
ジスト層11で覆われた導体層2を塩化第2銅等
のエツチング液を用いてエツチングし導体パター
ン2aを絶縁基板1の両面に形成する。
第2図Fに示すように絶縁基板1上に形成した
導体パターン2aおよび第1の感光性熱硬化型レ
ジスト層11の露光部11aを充分被覆するよう
に第1の感光性熱硬化型レジスト層11に用いた
レジストと同一材料の感光性熱硬化型レジストを
第2の感光性熱硬化型レジスト層12として再度
全面に所望の厚さとなるように塗布・乾燥処理
し、全面を露光して露光部12aを形成し内層印
刷配線基板6を形成する。
第2図Gに示すように導体パターン2aの表面
には第1の感光性熱硬化型レジスト層11の露光
部11aおよび第2の感光性熱硬化型レジスト層
12の露光部12a、さらに絶縁基板1上には第
2の感光性熱硬化型レジスト層12の露光部12
aをそれぞれ被覆形成した内掃印刷配線基板6の
上下両面に導体層2を片面に有する絶縁基板1か
らなる片面銅張り積層板9を導体層2を外側に向
けて重ね合せて組み立てる。次に第2図Hに示す
ように内層印刷配線基板6および片面銅張り積層
板9を例えば圧力40Kg/cm2、温度170℃で2時間加
圧、加熱して多層印刷配線板10を得る。
以上、本発明による多層印刷配線板の製造方法
には次の効果がある。
(i) 内層印刷配線基板6に所望のパターンを形成
する際に用いた第1の感光性熱硬化型レジスト
層11はエポキシ樹脂を主成分とするため、従
来用いられた感光性レジスト層4に対して塩化
メチレン等の有機溶剤で除去することなくその
まま多層印刷配線板の接着剤及び絶縁層として
使用することが可能である。従つて有機溶剤の
価格上昇に伴う資材費の高騰による影響は皆無
となり、安価な多層印刷配線板が得られる。
(ii) 内層印刷配線基板6の絶縁基板2a上には第
1、第2の感光性熱硬化型レジスト層11およ
び12があるため導体パターン2aと片面銅張
り積層板9の絶縁基板1との密着を向上するた
めに用いられていた黒化処理工程が不必要とな
り、また黒化処理工程でしばしば発生していた
感光性レジスト層4の除去不良、残渣による黒
化処理事故は皆無となつた。これにより多層印
刷配線板10を形成した後の導体パターン上の
密着不良に基づく基材フクレが皆無となつた。
(iii) 第2の感光性熱硬化型レジスト層12を全面
に塗布、乾燥、露光するため、内層印刷配線基
板6と片面銅張り積層板9とを接着し、かつ絶
縁層を形成するために用いられていたプリプレ
グは不必要となり、資材費の低減ができる。さ
らに、第2の感光性熱硬化型レジスト層12は
所望の厚さに塗布できるため加圧、加熱後の多
層印刷配線板10の板厚を所望通り容易に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Iは従来方法による多層印刷配線板
の製造工程を説明する断面図、第2図A〜Hは本
発明による多層印刷配線板の製造工程を説明する
断面図である。 1…絶縁基板、2…導体層、3…両面銅張り積
層板、4…感光性レジスト層、5…マスクフイル
ム、4a…露光部、4b…未露光部、6…内層印
刷配線基板、7…粗化面、8…プリプレグ、9…
片面銅張り積層板、10…多層印刷配線板、11
…第1の感光性熱硬化型レジスト層、11a…露
光部、11b…未露光部、12…第2の感光性熱
硬化型レジスト層、12a…露光部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも片面に導体層を設けた絶縁基板の
    導体層に第1の感光性熱硬化型レジストを全面に
    塗布・乾燥する工程と、前記第1の感光性熱硬化
    型レジストの所望部分を露光する工程と、前記第
    1の感光性熱硬化型レジストの未露光部分を除去
    する工程と、前記導体層上の第1の感光性熱硬化
    型レジストが除去された部分の導体層をエツチン
    グ除去する工程と、前記絶縁基板上の露光部分に
    形成された導体層及び導体層上の第1の感光性熱
    硬化型レジストをつつむように第2の感光性熱硬
    化型レジストを全面に塗布・乾燥する工程と、前
    記第2の感光性熱硬化型レジストを全面露光する
    工程からなる基板を内層印刷配線基板とし、前記
    内層印刷配線基板の両面に銅張基板を重ね合せ加
    圧及び加熱する工程とからなることを特徴とする
    多層印刷配線板の製造方法。
JP13098782A 1982-07-27 1982-07-27 多層印刷配線板の製造方法 Granted JPS5921095A (ja)

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JPS5984494A (ja) * 1982-11-06 1984-05-16 東芝ケミカル株式会社 多層プリント配線板の製造方法
JPS60233653A (ja) * 1984-05-07 1985-11-20 Stanley Electric Co Ltd 写真蝕刻方法
JPS62147798A (ja) * 1985-12-23 1987-07-01 東芝ケミカル株式会社 多層プリント配線板
JP3336632B2 (ja) * 1992-07-03 2002-10-21 三菱電機株式会社 2シリンダ式密閉型電動圧縮機、その組立治具及びその組立方法

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JPS58197898A (ja) * 1982-05-14 1983-11-17 東芝ケミカル株式会社 多層プリント配線板の製造方法

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