JPH0379684A - 熱接着性フィルムラベル及びラベル付プラスチック容器 - Google Patents

熱接着性フィルムラベル及びラベル付プラスチック容器

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JPH0379684A
JPH0379684A JP63227569A JP22756988A JPH0379684A JP H0379684 A JPH0379684 A JP H0379684A JP 63227569 A JP63227569 A JP 63227569A JP 22756988 A JP22756988 A JP 22756988A JP H0379684 A JPH0379684 A JP H0379684A
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JP
Japan
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layer
label
heat
beads
hot melt
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JP63227569A
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Tadahiko Kuzura
忠彦 葛良
Toshibumi Tanahashi
俊文 棚橋
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱接着性フィルムラベルに関し、より詳細に
はラベル相互の粘着乃至ブロッキングが防止され、中空
容器の外表面に型内ラベル操作により施して優れた接着
が行われる熱接着性フィルムラベル並びに該ラベルを設
けたプラスチック容器に関する。
(従来の技術) 中空成形容器に、内容物を表示するラベルを貼着するこ
とは、包装製品の商品価値を高め、消費者の購買意欲を
そそることから、包装技術上重要な意味をもっている。
中空成形容器に型内ラベル操作によりラベルを施すこと
は古くから知られており、成形用金型のキャビティ内表
面に貼着すべきラベルを真空吸弓等の手段により保持し
、この金型内でプラスチックパリソンを中空成形する手
段が一般に採用されている(例えば、特開昭61−20
2818号公報)。
また、プラスチック製ラベルとして、中実ポリマー層5
発泡体層及びポリマー溶液層の積層体を用いることも既
に知られている(特開昭60−123333.60−1
83343及び60−242490号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) 型内ラベル操作用のラベルとしては、プラスチックフィ
ルムを基本とするものが、裏面印刷が可能で、画像が鮮
明で、耐汚染性に優れている等の利点を有することから
望ましいものであり、また成形されつつあるプラスチッ
ク容器壁の熱を利用して接着を行うという点では、感熱
接着剤、特にホットメルト接着剤を利用するのが有効で
ある。
しかしながら、プラスチックフィルムをベースとし、接
着剤としてホットメルト接着剤を使用した熱接着性フィ
ルムラベルは、型内ラベル操作に際して、正確にラベル
を一枚ずつ供給することが屡々困難となり、容器側壁部
にラベルが複数枚重ね合わされた状態で供給されるとい
うトラブルを生じる。この理由は、フィルムの平滑性が
高いために、フィルムラベル相互間の密着が生じやすい
こと及びホットメルト接着剤が熱に感じやすく、そのた
め環境条件等によって粘着しやすいこと等が挙げられる
従って、本発明の目的は、熱接着性フィルムラベルにお
ける上記問題点を解消し、熱接着性フィルムラベルが重
ね合された状態においても、−枚ずつ分離した状態での
供給を確実に可能にし且つ型内ラベル操作においては、
プラスチック容器側壁部との間に優れた接着が行われる
熱接着性フィルムラベルを提供するにある。
本発明の他の目的は、美麗で鮮明な印刷像、優れた熱接
着性及び分離供給性能(アンチブロッキング性)の組合
せを有する型内ラベル操作用の熱接着性フィルムラベル
を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、上記特性を有するラベルがプ
ラスチック容器側壁部に美麗且つ優れた外観を有するよ
うに貼着されたラベル付プラスチック容器を提供するに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、プラスチックフィルム層と。
該フィルム層の内面側に設けられた印刷層と、該印刷層
上に設けられたホットメルト接着剤層と、必要によりフ
ィルム層の外面側に設けられたオーバーコート層とから
成る熱接着性フィルムラベルにおいて、該印刷層、ホッ
トメルト接着剤層或いはオーバーコート層の何れかに粒
径0.1乃至1006mの樹脂製及び/又は無機物製ビ
ーズを含有させ、何れか一方の表面の中心線平均粗さ(
JIS B−0601)を0.2乃至50μmの範囲と
したことを特徴とする熱接着性フィルムラベルが提供さ
れる。
用いるビーズは、未発泡のものでもよいが、般には発泡
されているものが好ましく、特に見掛密度が0.lO乃
至2.0 g/cc 、特に0.15乃至1.7g/c
cのものがよい。
また、ビーズはホットメルト接着剤に含有させるのが最
も有効であり、ホットメルト接着剤層は全体当り0.1
乃至40重量%のビーズを含有する組成物から成り且つ
該ホットメルト接着剤層は、1インチ(2,5a@)当
りの総数が10乃至150となるセル模様で施されてい
るのがよい。
本発明の一態様では、プラスチック容器の側壁部外表面
に上記熱接着性フィルムラベルを型内ラベル操作で設け
たことを特徴とするラベル付プラスチック容器が提供さ
れる。
(作 用) 本発明の熱接着性フィルムラベルは、プラスチツクフィ
ルム層と、該フィルム層の内面側に設けられた印刷層と
、該印刷層上に設けられたホットメルト接着剤層と、必
要によりフィルム層の外面側に設けられたオーバーコー
ト層とから成っている。
ラベルのベースとしてプラスチックフィルムを用いるの
は、このものが平滑性、湿潤強度及び耐汚染性に優れて
いることによる。フィルムの内面側に印刷層を設けるの
は、透明なフィルム層を通して印刷像が見えるようにす
るためであり、これにより美麗で鮮明な印刷像が再現さ
れると共に、貯蔵や輸送時に印刷層の汚染や破損も防止
されるためである。印刷層上にホットメルト接着剤層を
設けるのは、成形されつつある容器側壁部が有する熱で
、ラベルの容器側壁への熱接着が行われるようにするた
めである。また、必要に応じプラスチックフィルム外表
面に設けられるオーバーコート層は、フィルムを保護し
且つラベル表面の風合い、外観を改善するために設ける
ものである。
本発明では、上述した印刷層、ホットメルト接着剤層或
いはオーバーコート層の何れかに、粒径0.1乃至11
00t1.特に10乃至70tLmの樹脂製及び/又は
無機鉤裂のビーズを含有させ、何れか一方の表面の中心
線平均粗さ(JISB−0601)を0.2乃至50g
m、特に0.3乃至20μmの範囲とすることが顕著な
特徴であり、これにより熱接着性フィルムラベルが本来
有する優れた熱接着性、平滑性及び装飾効果等を損なわ
ずに、積み重ねられた状態での粘着性乃至ブロッキング
傾向を解消し、−枚ずつ分離した状態での供給を確実に
可能にし、しかも型内ラベル操作においては形成されつ
つある容器側壁部との間に投錨効果により良好な接着を
行うことができる。
本発明に用いるビーズとは、球状充填剤とも呼ばれてい
るもので、通常の充填剤とは異なり、個々の粒子が独立
した(凝集のない)明確な球状粒子形状と、太き(てし
かも分布のシャープな粒径とを有するものである。この
ビーズを塗布用組成物中に含有させ、これをフィルムに
塗布して造膜させると、ビーズが含有されている部分で
は、表面に突起部が形成される。この突起部では、ビー
ズが表面に露出している場合もあるし、ビーズの表面が
ホットメルト接着剤樹脂やオーバーコート樹脂で覆われ
ている場合もあるが、何れにせよ、前述した中心線平均
粗さに対応する粗面が形成されるのである。添付図面第
4図は、本発明の熱接着性フィルムラベルのホットメル
ト接着剤の表面構造を拡大して示すものであり、灰色の
バックグラウンドがホットメルト接着剤樹脂、黒がピー
スをそれぞれ示すが、ビーズに基づく表面突起部が形成
されている様子が理解される。
本発明によれば、熱接着性フィルムラベルの表面に突起
部乃至粗面が形成されることにより、重ね合されたラベ
ル表面相互間に十分な空隙が保持され、ラベル相互が空
隙なしに密着するのが防止されると共に、ホットメルト
接着剤層表面が環境変化によって幾分粘着性(クツキー
)である場合にも相互間の粘着も防止されることになる
。また、本発明に用いるビーズは球状粒子で体積当りの
表面積が最も小さいことから、ホットメルト接着剤の塗
布作業性を阻害することちなく、また型内ラベル換作に
際しては、成形されつつあるプラスチック容器側壁部と
の間に投錨作用が行われ、これにより優れた接着が行わ
れる。
ビーズの粒径は、前述した範囲内にあることがブロッキ
ング防止、投錨効果及び熱接着性の点で重要であり、粒
径が上記範囲よりも小さいと、ブロッキング防止に著効
がなく、投錨効果も小さく1粒径が上記範囲よりも大き
いと、熱接着性不良や、ラベル平滑性低下を招きやすい
本発明に用いるビーズは、勿論中実構造のものであって
よいが、少ない配合量で表面突起構造乃至粗面構造を有
効に形成するには、中空構造乃至発泡構造であることが
望ましい、また、同様の見地からビーズは一般に前記範
囲の見掛密度を有するのがよい。
ビーズの含有量は、塗布組成物(ホットメルト接着剤全
体)当りo、i乃至40重量%の範囲にあるのがよく、
この範囲よりも少ないとブロッキング防止効果及び投錨
効果の点で、またこの範囲よりも多いと熱接着性の点で
何れも好ましくない。
ビーズ含有接着剤層は、ラベル基体フィルムに比較的−
様な厚みとして設けることができるが、ビーズによる突
起を一定のパターンで形成するようにすることが、ブロ
ッキング防止効果及び投錨効果の点で好ましい。このセ
ル模様は、1インチ(2,5cm)当りの総数がlO乃
至150本、特に15乃至100本となるようなものが
よい、セル模様の形成は、接着剤層の塗布にグラビヤロ
ールやスクリーンを用いることにより行われる。
(発明の好適態様) 本発明の熱接着性フィルムラベルの一例を示す第1図に
おいて、このラベルlはプラスチックフィルム基体2、
その裏側に施された印刷層3及び印刷層の表面に施され
たホットメルト接着剤層4から成っている。プラスチッ
クフィルム基体2は、一般に一軸又は二軸方向に延伸さ
れていて透明であり、このフィルム層を通して印刷層3
を見ることになる。印刷層3は、印刷インキを所謂裏面
印刷したものであり1画像部とパックグラウンドとのよ
うに多重印刷層であってよく、またバックグラウンドが
金属蒸着層から成っていてもよい、ホットメルト接着剤
層4は、熱成形されつつあるプラスチック容器側壁部が
有する熱で熱接着が完了するような熱可塑性樹脂を主体
とするものである0本発明においては、印刷層3或いホ
ットメルト接着剤層4の何れかに、好適には接着剤層4
に後述するビーズを含有させる。
熱接着性フィルムラベルの他の例を示す第2図において
、このラベルlも第1図の場合と同様に、フィルム基体
2、印刷層3及びホットメルト接着剤層4を備えている
が、フィルム基体2の外面にはオーバーコート層5が更
に設けられている。このオーバーコート層5に樹脂製及
び/又は無機物のビーズを含有させることもできる。
本発明に用いるビーズは、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
や、各種セラミックス、ガラス、シリカ、シラス等の無
機物から成り、前述した粒径を有し、好適には前述した
見掛密度を有するものである。これらのビーズは、一般
に中空体乃至発泡体から成ることが好ましい。
各種樹脂の中空乃至発泡ビーズは、マイクロカプセル化
技術により、先ず樹脂の発泡性微粒子を製造し、この発
泡性微粒子を蒸気、熱水或いは熱風等により発泡させ、
必要により乾燥することにより得られる。これらの粒子
構造は、単一カプセル、多核カプセル、カプセルクラス
ター等の何れであってもよい、熱可塑性樹脂の適当な例
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
:ポリスチレンやスチレン共重合体ニアクリレート/ア
クリロニトリル共重合体等のアクリル樹脂:塩化ビニリ
デン又は塩化ビニル共重合体:ポリアミド等であり、一
方熱硬化性樹脂の適当な例は、フェノール樹脂、ユリア
樹脂、エポキシ樹脂である。
無機鉤裂のビーズは、例えば、発泡パーライト、発泡シ
ラスのように鉱物を加熱発泡させたものでも、ガラスバ
ルーンのようにガラス壁のカプセルから成るものでも、
またセラミックガラスのカプセルクラスター(独立微細
気泡群を含有する球状物)でもよい、また球状シリカ中
空体、球状カーボン中空体、各種球状セラミック中空体
であってもよい。
これらの各種ビーズは単独でも或いは2種以上の組合せ
でも使用でき、例えば樹脂ビーズと無機物ビーズとの併
用も可能である。
本発明において、ラベル基体を構成するプラスチックと
しては、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレ
ン−エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性
ポリ4−メチルペンテン−1、低−0中−1或いは高密
度ポリエチレン等のポリオレフィン類:ポリスチレン、
スチレン−ブタジェン共重合体等の芳香族ビニル重合体
:ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化
ビニル重合体:アクリロニトリル−スチレン共重合体、
アクリロニトリル−スチレン−ブタジェン共重合体の如
きニトリル重合体:ナイロン6、ナイロン6.6、パラ
又はメタキシリレンアジパミドの如きポリアミド類;ポ
リエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフ
タレート等のボリエステル類:各種ポリカーボネート:
ポリオキシメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性
樹脂を挙げることができる。延伸フィルムの厚みは、一
般に20乃至300μm、特に50乃至150μmの厚
みにあるのがよい。
また、ラベル基材として、以上のようなプラスチック基
体にアルミ蒸着を施したものや、アルミ箔をラミネート
したものを使用してもよい。
ホットメルト接着剤としては、それ自体公知のホットメ
ルト接着剤の任意のものを用いることができるが、−1
49には、酢酸ビニル含有量が5乃至40重量%のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、アクリル酸含有
量が5乃至40重量%のエチレン−アクリル酸エチル共
重合体(EEA)や、低密度ポリエチレン(LDPE)
 、EVA。
EEA等のエチレン系樹脂や、これらの樹脂にロジン類
、テルペン系樹脂、石油樹脂、スチレン系樹脂等の粘着
付与剤を5乃至30重量%配合したものが使用される。
ホットメルト接着樹脂は、−般に基体フィルム上に3乃
至40μm、特に5乃至15μmの平均厚みで設けるの
がよい。
なお、印刷層の形成は、それ自体公知の方法、例えば凸
版印刷、凹版印刷、グラビア印刷、平版乃至オフ【セッ
ト印刷、シルクスクリーン印刷、熱転写印刷、電子写真
印刷等で行うことができ、またオーバーコート層の形成
は、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、セルロース誘導体
等の透明性に優れた樹脂の溶液を用いて行うことができ
る。
本発明においては、ビーズをホットメルト接着剤の溶液
乃至水性分散液に分散させて塗布用組成物を調製し、こ
の組成物を表面にセル模様を備えたグラビアローラに施
し1次いでラベル上に施す、このタイプのグラビアロー
ラとしては、アニロックスローラ又はプレシジョンロー
ラと呼ばれるものが好適に使用され、セル模様としては
、ピラミッド型、格子型、台形型、斜線型、或いは亀甲
型のセルを用いたものが使用される。塗布をスクリーン
を介して行っても同様のセル模様の形成が行われる。
本発明の熱接着性フィルムラベルは、プラスチック容器
への型内ラベル操作によるラベル付容器の製造に特に有
利に使用される。
型内ラベル操作を説明するための第3図において、工程
Aにおいて、プラスチックパリソンのブロー成形に先立
って、ブロー割型11a、llbは開いた状態あり、こ
れらの少なくとも一方のキャビティ表面6にラベルlを
予め施す。即ち、キャビティ表面6にはラベル1を支持
する部分があり、この部分には減圧吸気機構7が設けら
れており、ラベル1はサクションによりキャビティ表面
6に保持される。この場合、ラベルはプラスチックフィ
ルム基体2が外側及びホットメルト接着樹脂層4が内側
となる位置関係とする。ラベル1のキャビティ表面6へ
の施用及び固定は、サクションに限定されることなく、
例えば静電気によっても行うことができる。
次いで工程Bにおいて、ダイス8から溶融プラスチック
パリソン9が押出され、ブロー割型11a、llbを閉
じ、閉じられたパリソン9内に加圧気体を吹き込む。
工程Cで、型内で膨張するパリソンは型表面に保持され
、ラベル1に押圧されて両者の密着が行われ、且つ膨張
されたパリソンは金型表面と接触して冷却され、ラベル
付容器10となる。
ブロー成形は、水平ロータリー式ブロー成形機や縦型ロ
ータリー式ブロー成形機等を用いるダイレクト・ブロ一
方式の他に、インジェクションブロー、2段ブロー、シ
ートフォーミンク、延伸ブロー等の任意のブロー成形方
式や射出成形、コンプレッション成形で行うことができ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、熱接着性フィルムラベルの印刷層、ホ
ットメルト接着剤層或いはオーバーコート層の何れかに
1粒径0.1乃至100μmの樹脂製及び/又は無機鉤
裂のビーズを含有させ、何れか一方の表面の中心線平均
粗さ(JIS B−0601)を0.2乃至’50tL
mの範囲とすることにより熱接着性フィルムラベルが本
来有する優れた熱接着性、平滑性及び装飾効果等を損な
わずに、積み重ねられた状態での粘着性乃至ブロッキン
グ傾向を解消し、−枚ずつ分離した状態での供給を確実
に可能にし、しかも型内ラベル操作においては形成され
つつある容器側壁部との間に投錨効果により良好な接着
を行うことができる。
(実施例) 本発明を次の例で説明する。
実施例1 融点が137℃のエチレン−プロピレンランダム共重合
体から成る厚さ100μmの2軸延伸フイルムの一方の
面に印刷を施し、更にその上にエチレン−アクリル酸共
重合体とロジン系樹脂に対して体積平均粒径が40μm
で見掛密度が0.5g/ccであるアクリル系中空ビー
ズを10重量%含有する溶剤系ホットメルト接着剤を4
5線の椰子型グラビアロールで塗布、乾燥させた。得ら
れたラベル基材の接着剤表面の中心線平均粗さは1.2
μmであった。
次に得られたラベル基材から縦90+++n+、横60
amの角型のラベルを打ち抜き、約500枚をスタック
してインモールドラベル貼付装置のマガジンに装填し、
吸着カップが先端に取付けられたラベル貼付ヘッドでラ
ベルを一枚づつマガジンから取出し、第3図に示すブロ
ー割型内に装着した。このようにマガジンから一枚づつ
吸着カップでラベルを取出す操作において、ラベルの2
枚取りは全く見られなかった。
次に第3図に示すような工程によって成形収縮率が1.
2%で融点が157℃であるエチレン−プロピレン共重
合体から成るボトル表面に貼り付けた。この場合エチレ
ン−プロピレン共重合体パリソンの溶融樹脂温度は21
0℃、ブロー金型温度は8℃であった。またブロー成形
時のラベル接着面の温度は最高165℃に達した。
このようにして得られたインモールドラベルボトルの外
観は非常に良好で、ラベルのシワ、ボトルの変形等は見
られなかった。
また、ラベルとボトルの間の接着強度を測定したところ
400g/15開であった。
比較例1 実施例1において、ホットメルト接着剤とじてアクリル
系ビーズを添加していないラベルを用いたところ、マガ
ジンからラベルを吸着カップで取出す操作において、4
%の頻度で2枚取りが発生した。
実施例2〜5 第1表に示す種々の接着剤材料に同表に示す種々のビー
ズ材料を添加した接着剤を使用し、実施例1と同様の方
法によってインモールドラベルボトルの成形を行った。
この場合、マガジンからのラベルの取出しはスムーズに
行え、2枚取りは全く発生しなかった。また、得られた
インモールドラベルボトルのラベル接着強度は第1表の
とおりであり、いずれの場合も接着性が良好であった。
実施例7.8 第2表に示す種々の接着剤材料に同表に示す種々のビー
ズ材料を添加した接着剤を使用し、実施例1と同様の方
法によってインモールドラベルボトルの成形を行った。
この場合、マガジンからのラベルの取出しはスムーズに
行え、2枚取りは全く発生しなかった。また、得られた
インモールドラベルボトルのラベル接着強度は第2表の
とおりであり、いずれの場合も接着性が良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1−図は、本発明のラベルの断面構造の一例を示す図
であり、 第2図は1本発明のラベルの断面構造の他の例を示す図
であり、 第3図は、型内ラベル操作を説明する図であり、 第4図は、本発明のラベルのホットメルト接着剤の表面
構造を拡大して示す写真である。 引照数字lはラベル、2はプラスチックフィルム基体、
3は印刷インキ層、4は接着剤層、5はオーバーコート
層、6はキャビティ表面、7は減圧吸気機構、8はダイ
ス、9はパリソン、10はラベル付容器、11はブロー
割型を各々示す。 第 囚 第 図 第 3 図 工矛呈A 工え! 手 続 補 正 書 (方式) 事件の表示 昭和63年特許願第227569号 2゜ 発明の名称 熱接着性フィルムラベル及びラベル付プラスチック容器
3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックフィルム層と、該フィルム層の内面
    側に設けられた印刷層と、該印刷層上に設けられたホッ
    トメルト接着剤層と、必要によりフィルム層の外面側に
    設けられたオーバーコート層とから成る熱接着性フィル
    ムラベルにおいて、該印刷層、ホットメルト接着剤層或
    いはオーバーコート層の何れかに粒径0.1乃至100
    μmの樹脂製及び/又は無機物製ビーズを含有させ、何
    れか一方の表面の中心線平均粗さ(JISB−0601
    )を0.2乃至50μmの範囲としたことを特徴とする
    熱接着性フィルムラベル。
  2. (2)樹脂製及び/又は無機物製のビーズが中空乃至発
    泡ビーズである請求項1記載の熱接着性フィルムラベル
  3. (3)ビーズが0.10乃至2.0g/ccの見掛密度
    を有する請求項1記載の熱接着性フィルムラベル。
  4. (4)ホットメルト接着剤層が全体当り0.1乃至40
    重量%のビーズを含有する組成物から成り且つ該ホット
    メルト接着剤層は、1インチ(2.5cm)当りの総数
    が10乃至150となるセル模様で施されていることを
    特徴とする請求項1記載の熱接着性フィルムラベル。
  5. (5)プラスチック容器の側壁部外表面に請求項1記載
    の熱接着性フィルムラベルを型内ラベル操作で設けたこ
    とを特徴とするラベル付プラスチック容器。
JP63227569A 1988-04-06 1988-09-13 熱接着性フィルムラベル及びラベル付プラスチック容器 Pending JPH0379684A (ja)

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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