JPH0377718A - リワインダの制御装置 - Google Patents

リワインダの制御装置

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JPH0377718A
JPH0377718A JP21444289A JP21444289A JPH0377718A JP H0377718 A JPH0377718 A JP H0377718A JP 21444289 A JP21444289 A JP 21444289A JP 21444289 A JP21444289 A JP 21444289A JP H0377718 A JPH0377718 A JP H0377718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
sheet material
take
winding
tension
Prior art date
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Pending
Application number
JP21444289A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Iizuka
飯塚 伸行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP21444289A priority Critical patent/JPH0377718A/ja
Publication of JPH0377718A publication Critical patent/JPH0377718A/ja
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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、リワインダの制御装置、より詳細には、アン
ワインダからの巻戻しシート材を2つの駆動ロールによ
って駆動される2ドラム表面駆動方式によって巻取りロ
ールとして巻取り、前記巻取りロールへの巻戻しシート
材の巻取り量が所定量に達したとき前記巻取りロールを
押出し装置により前方へ押出し、前記再駆動ロールの間
で前記巻戻しシート材をカッタにより切断するようにし
たリワインダの制御装置に関する。
(従来の技術) この種のリワインダの制御装置においては、カッタによ
る巻戻しシート材の切断に際して巻戻しシート材が所定
の張力状態に無いと切断が良好に行われない。巻戻しシ
ート材の切断が良好に行われないと、一連の巻戻し工程
に支障が生じ、その保守管理に時間とコストがかかるこ
とになる。
第2図は2ドラム方式のリワインダ装置を示すものであ
る。アンワインダ13から巻戻されたシート材12はロ
ール14.15により矢印R方向に案内され、さらに2
ドラムを成す2つの表面駆動ロールのうち、第1のロー
ル16を通って巻取りロール18に巻取られる。巻取り
ロール18は、2ドラムを成す2つの駆動ロール16.
17により表面駆動される。ロール16.17は、それ
ぞれ電動機19.20によって駆動される。
この種のリワインダ装置においては、アンワインダ13
に巻かれているシート材12を製品として求められる所
定に長さだけ巻取りロール18に巻取る。巻取りを終了
した巻取りロール18は、第3図に示すように、押出し
装置f21によりロール16.17上からテーブル22
上に押出され、それと同時にシート材12がカッタ23
により、両ロール16.18間で切断され、次の工程へ
と搬送されて行く。ロール16.17上には次の巻取り
ロールの巻き芯となるスプールが装着され、その上にシ
ート材12が新たに巻上げられて行く。
アンワインダ13にシート材12が無くなれば、シート
材をフルに巻装した新たなロールがアンワインダ13に
装着される。以上のようにしてシート材の巻取り作業が
次々と繰り返される。
このように2ドラム方式のリワインダ装置により、シー
ト材を所定の長さに巻取られた巻取りロール18は、押
出し装置1f21により押出される際に、カッタ23に
よりシート材12が切断される。
しかし、巻取りロール18とロール16との間のシート
材ストロークは巻取りロール18が押出される過程で一
旦短くなるので、第4図に示すように、両ロール16.
18間にたるみ部12Tが生ずる。このたるみ量は巻取
りロール18の径によっても変化する。このようなたる
み部12Tが生ずると、カッタ23が切断動作してもシ
ート材が切断されないという事態が起こり得る。
(発明が解決しようとする課題) 巻取りロール18が押出される時にカッタ23が動作し
てもシート材が切断されない場合、従来は再度カッタ2
3を動作させるか、あるいは最終的には操作員が手作業
によりシート材切断を行っていた。これでは作業時間の
損失、棄権作業の増大、シート材切断面の不揃い、とい
った好ましくない事態を招くことになり、設備の適切な
運用および品質の向上を達成することが困難である。
本発明は以上の事情を考慮してなされたもので、巻取り
ロールが押出される時に行われるカッタによるシート材
切断作業がより確実に行われるようにすることの可能な
リワインダの制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明はのリワインダの制御装置は、巻取りロールの慣
性モーメント並びに巻取られた巻戻しシート材の密度、
幅、およびロール径に基づいて、巻取りロールの慣性モ
ーメントを演算する第1の演算手段と、巻取りロールが
押出し装置により前方へ押出されるときの巻取りロール
の移動量に応じた駆動ロールと巻取りロールとの間の角
度位置変化量を演算する第2の演算手段と、第1および
第2の演算手段の演算結果を用いて、押出しの際に巻取
りロールと最終的に接触する第2の駆動ロールに与える
べきロール分トルクを演算する第3の演算手段と、巻取
りロールが前方へ押出されるときの巻戻しシート材の張
力を設定する張力設定手段と、この張力設定手段によっ
て設定された張力に基づいて張力分トルクを演算する第
4の演算手段と、駆動ロールノ押出しの際、第2の駆動
ロールを、第3の演算手段および第4の演算手段によっ
て演算されたロール分トルクおよび張力分トルクの和を
トルク基準として駆動制御する手段とを設けたことを特
徴とする。
(作 用) 本発明によれば、巻取り量などに応じたその都度の巻取
りロールの慣性モーメントを演算し、この慣性モーメン
トを加味して、巻戻しシート材の巻取り量が所定量に達
して巻取りロールが押出し装置により前方へ押出される
ときの巻取りロールの移動量に応じたドラムと巻取りロ
ールとの間の角度位置変化に応じて巻取りロールと接触
する駆動ロールに与えるべきトルクを演算し、このトル
クの制御を通してシート材の切断時の張力が所定値とな
るように制御する。したがって、カッタによるシート材
の切断失敗を可及的に防止することができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るリワインダの制御装置
のブロック図を示すものである。まず、その都度処理さ
れるシート材の密度ρ、シート幅W、およびロール径D
 をそれぞれ設定値として「 与える密度設定器1、シート幅設定器2、およびロール
径設定器3が設けられ、これらの設定器によって設定さ
れた各設定値はロールCD2演算器5に取り込まれる。
ここで、「CD2」というのは、前述の慣性モーメント
のことである。ロールCD2演算器5では、次の演算式
(1)式に従ってロール慣性モーメントGD2 を演算
する。
CD2− (1/32)π・ρ・w ((D ’−D 
’l +GD2・・・(+)r           
          rs        sここで、
D は巻取りロール18の直径、DSは巻取りロール1
8の巻き芯すなわち巻取リスプ−ルの直径、GD   
は巻取りスプールのCD2である。巻取りスプールのC
D2は、その上のシート材のCD2に比べて非常に小さ
く (一般的には数パーセントにも満たない)、近似的
には無視しても大差は無い。
(1)式に従って演算されたロール慣性モーメントGD
2 はロール分トルク演算器6に入力される。
一方、第2の表面駆動ロール17のCD2は固定値であ
り、これをGD   としてCD2設定器7に設定して
おき、ここからロール分トルク演算器6に入力する。
ロール17を駆動する電動機20にかかる総慣性モーメ
ントGD   は、ロール17のCD2と巻取りロール
18のCD2とを合計したものに相当し、 2 CD  −GD  +GD” t    r    d    ・・・(2)として総
慣性モーメントGD2 を求める。
を 巻取りロール18がロール16.17間の中央部上(第
3図)からロール17の直上(第4図)まで移動したと
きの、ロール17の中心点から見た巻取りロール18の
中心点の移動角度θは、第5図に示すように、ロール1
7の直径をり、(半径R,−D、/2) 、巻取りロー
ル18の直径D (半径R−D  /2)、両ロール1
6r          r     117間の間隔
を5−2Hとすれば1 、−1.                   .1
θ−sin  t(Rd+H)/ (R,十Rd))−
sin  ((Dd+S)/(Dr+Dd))・・・(
3) となり、また、この移動角度θの単位時間当りの変化率
dθ−θ′は、 dθ−[1−((D  +S)/(D  +D  ))
2コー172  川(4)d      rd さらに、押出し装rI!21による巻取りロール18の
押出し速度をVとすれば、この移動に要する時間をtは
、 t−(Dd+S)乙(2v)    −C5)となる。
一方、トルク演算式は一般に、トルクをτ、角速度変化
率をdθ、移動時間をtとすれば、τ−((ΣGD2・
dθ) / (375・t)l ・・・(6)となる。
(6)式に(2)〜(5)式を代入すると、巻取りロー
ル18およびロール17を駆動するのに必要なトルクτ
dは、 / (375・(Dd+ S) / (2v) 1・・
・(7) となる。このトルクτ が以上の演算式に従ってロール
分トルク演算器6によって演算される。
張力分に必要なトルクτ、は、設定張力値をTとすれば
、 τ −(1/2)・Dd−T−9・・・(8)である。
張力値Tを張力設定器9によって設定し、これとロール
径設定器3によって設定されたロール径り、を用いて、
張力分トルク、演算器8が(8)式の張力分トルクτ1
を演算する。
電動機20に与えるトルク基準τ、は、τ「−τd+τ
t        ・・・(9)であり、この加算演算
を加算器10で行う。
こうして得られたトルク基準τ、に従い、ドライブ装置
11を介して電動機20が制御される。
かくして巻取りロール18が巻取り終了し、押出し装置
21により押出される際にシート材12に両ローラー6
.18間で所定の張力を与え、カッタ23によるシート
材切断を確実に行わせることができる。
なお、上記トルク基準τ のオフタイミングを制御する
ために、巻取りロール18がロール17の真上に到着し
たことを検出する押出し検出接点4A、または、シート
材が切断されてロール17が空転し始めたことを検出す
るシート材切断検出接点4Bを設け、その動作信号をロ
ール分トルク演算器6に人力しておく。そして検出接点
4Aまたは4Bが巻取りロール18がロール17の真上
に到着した時点、またはシート材切断が完rしてロール
17が空転し始めた時点で、トルク基準τ をゼロとす
るように制御すればよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、巻取りロールが巻取
り終了し、押出し装置により押出される際にシート材に
所定の張力を与え、カッタによるシート材切断を確実に
行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
周知の製紙用リワインダ装置の構成図、第3図は第2図
の巻取り部分の詳細図、第4図は巻取りロールが押出し
装置により押出される過程を示す図、第5図は巻取りロ
ールが押出し装置により押出される際の各ロールの位置
関係を示す図である。 1・・・密度設定器、2・・・シート幅設定器、3・・
・ロール径設定器、4A・・・押出し検出接点、4B・
・・シート材切断検出接点、5・・・ロール慣性モーメ
ント演算器、6・・・ロール分トルク演算器、7・・・
ロール慣性モーメント設定器、8・・・張力分トルク演
算器、9・・・張力設定器、10・・・加算器、11・
・・ドライブ装置、12・・・シート材、13・・・ア
ンワインダ、16.17・・・駆動ロール、18・・・
巻取りロール、19.20・・・ロール駆動用電動機、
21・・・抑出し装置、22・・・テーブル。 第1図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  アンワインダからの巻戻しシート材を2つの駆動ロー
    ルによって駆動される2ドラム表面駆動方式によって巻
    取りロールとして巻取り、前記巻取りロールへの巻戻し
    シート材の巻取り量が所定量に達したとき前記巻取りロ
    ールを押出し装置により前方へ押出し、前記両駆動ロー
    ルの間で前記巻戻しシート材をカッタにより切断するよ
    うにしたリワインダの制御装置において、 前記巻取りロールの慣性モーメント並びに巻取られた巻
    戻しシート材の密度、幅、およびロール径に基づいて、
    前記巻取りロールの慣性モーメントを演算する第1の演
    算手段と、前記巻取りロールが押出し装置により前方へ
    押出されるときの巻取りロールの移動量に応じた前記駆
    動ロールと巻取りロールとの間の角度位置変化量を演算
    する第2の演算手段と、前記第1および第2の演算手段
    の演算結果を用いて、押出しの際に前記巻取りロールと
    最終的に接触する第2の駆動ロールに与えるべきロール
    分トルクを演算する第3の演算手段と、前記巻取りロー
    ルが前方へ押出されるときの巻戻しシート材の張力を設
    定する張力設定手段と、この張力設定手段によって設定
    された張力に基づいて張力分トルクを演算する第4の演
    算手段と、前記駆動ロールノ押出しの際、前記第2の駆
    動ロールを、前記第3の演算手段および第4の演算手段
    によって演算されたロール分トルクおよび張力分トルク
    の和をトルク基準として駆動制御する手段とを設けたこ
    とを特徴とするリワインダの制御装置。
JP21444289A 1989-08-21 1989-08-21 リワインダの制御装置 Pending JPH0377718A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21444289A JPH0377718A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 リワインダの制御装置

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JP21444289A JPH0377718A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 リワインダの制御装置

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JPH0377718A true JPH0377718A (ja) 1991-04-03

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ID=16655844

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JP21444289A Pending JPH0377718A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 リワインダの制御装置

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JP (1) JPH0377718A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6149098A (en) * 1996-09-11 2000-11-21 Voith Sulzer Papiermaschinen Gmbh Process to spool a longitudinally cut material sheet and a device to execute the process
EP1147896A2 (en) 2000-04-18 2001-10-24 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording apparatus and method for driving ink-jet recording head

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US6149098A (en) * 1996-09-11 2000-11-21 Voith Sulzer Papiermaschinen Gmbh Process to spool a longitudinally cut material sheet and a device to execute the process
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