JPH0377585B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0377585B2 JPH0377585B2 JP21968187A JP21968187A JPH0377585B2 JP H0377585 B2 JPH0377585 B2 JP H0377585B2 JP 21968187 A JP21968187 A JP 21968187A JP 21968187 A JP21968187 A JP 21968187A JP H0377585 B2 JPH0377585 B2 JP H0377585B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary table
- support
- processed
- center
- support rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 11
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、磁気デイスクやコンパクトデイスク
(CD)の原盤のような被処理物を高速回転させ、
その中心寄りに滴下する洗浄液を遠心力によつて
拡散させることにより、被処置物の表面を洗浄し
た上で乾燥させるスピン洗浄乾燥機の改良に関す
る。
(CD)の原盤のような被処理物を高速回転させ、
その中心寄りに滴下する洗浄液を遠心力によつて
拡散させることにより、被処置物の表面を洗浄し
た上で乾燥させるスピン洗浄乾燥機の改良に関す
る。
(従来の技術)
この種の装置では、洗浄に際して、被処理物を
高速回転する回転台に固定する必要があり、例え
ば被処理物がCDの原盤のように中央に孔がある
ものでは、その孔を利用しておねじ回転台に固定
するようにしている。
高速回転する回転台に固定する必要があり、例え
ば被処理物がCDの原盤のように中央に孔がある
ものでは、その孔を利用しておねじ回転台に固定
するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
そのため、おねじの頭と接触する原盤の孔の周
囲は、洗浄できないという問題がある。また、原
盤を回転台に固定するには、いつたん原盤を回転
台に置いたのちにいちいちおねじで固定しなけれ
ばならず、その固定動作は2段階となつて能率が
悪いという問題がある。さらに、固定作業に際し
て原盤上に固定用のおねじを落下させて原盤を不
良品にしてしまうという事故がしばしば発生し、
それが問題となつていた。
囲は、洗浄できないという問題がある。また、原
盤を回転台に固定するには、いつたん原盤を回転
台に置いたのちにいちいちおねじで固定しなけれ
ばならず、その固定動作は2段階となつて能率が
悪いという問題がある。さらに、固定作業に際し
て原盤上に固定用のおねじを落下させて原盤を不
良品にしてしまうという事故がしばしば発生し、
それが問題となつていた。
そこで、本発明は、上記の各問題点を解消する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本発明は、以下
のような構成とした。
のような構成とした。
すなわち、本発明は、高速回転可能な回転台を
有するスピン洗浄乾燥機において、 前記回転台の同心円上に、複数個の支持棒を等
間隔かつ前記回転台の回転中心に向けて回動自在
に取付け、前記支持棒はその支点の上側に被処理
物を支持する支持部を設けるとともに、その支点
の下側に重心が位置するようにしてなる。
有するスピン洗浄乾燥機において、 前記回転台の同心円上に、複数個の支持棒を等
間隔かつ前記回転台の回転中心に向けて回動自在
に取付け、前記支持棒はその支点の上側に被処理
物を支持する支持部を設けるとともに、その支点
の下側に重心が位置するようにしてなる。
(作用)
本発明の作用について、第1図および第2図を
参照して説明する。
参照して説明する。
いま、被処理物aを各支持棒5の支持部5Aに
のせ、回転台3が回転しはじめると、この回転に
伴つて各支持棒5に遠心力が作用し、回動自在な
各支持棒5はその支持部5Aが回転中心に向けて
傾斜する状態となる。
のせ、回転台3が回転しはじめると、この回転に
伴つて各支持棒5に遠心力が作用し、回動自在な
各支持棒5はその支持部5Aが回転中心に向けて
傾斜する状態となる。
従つて、被処理物aは、各支持棒5の各支持部
5Aによつて支持され、その支持力は回転台3の
回転数の増加に伴つて徐々に増加していき、回転
台3が一定の高速回転になると、被処理物aは一
定の力で強固に支持される。
5Aによつて支持され、その支持力は回転台3の
回転数の増加に伴つて徐々に増加していき、回転
台3が一定の高速回転になると、被処理物aは一
定の力で強固に支持される。
そして、この高速状態で被処理物aに洗浄液が
滴下されると、遠心力によつてその表面を拡散さ
れて、洗浄・乾燥される。
滴下されると、遠心力によつてその表面を拡散さ
れて、洗浄・乾燥される。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
第3図は本発明を実施したスピン洗浄乾燥機の
断面図である。
断面図である。
図において、1は磁気デイスクやコンパクトデ
イスクの原盤のような円盤状の被処理物aを後述
のように高速回転させて洗浄・乾燥する洗浄室で
あり、その中央には、高速回転可能なモータ2の
回転軸に直結した回転台3を配置する。
イスクの原盤のような円盤状の被処理物aを後述
のように高速回転させて洗浄・乾燥する洗浄室で
あり、その中央には、高速回転可能なモータ2の
回転軸に直結した回転台3を配置する。
回転台3には、本発明にかかる被処理物支持具
Bを第1図および第2図に示すように設ける。
Bを第1図および第2図に示すように設ける。
すなわち、図に示すように回転台3の同心円上
に等間隔で3個というように複数個の孔4を設
け、この各孔4に被処理物aを支持する各支持棒
5を貫通するとともに、その各支持棒5を、回転
台3の中心の向けて回動自在となるように支軸6
でその孔4内に取付ける。
に等間隔で3個というように複数個の孔4を設
け、この各孔4に被処理物aを支持する各支持棒
5を貫通するとともに、その各支持棒5を、回転
台3の中心の向けて回動自在となるように支軸6
でその孔4内に取付ける。
そして、その各支持棒5は、その支軸6よりも
上側に被処理物aを支持するつば状の支持部5A
を設けるとともに、その支軸6よりも下側に重心
が位置するように構成する。また、重心の位置を
調節するために、各支持棒5の下端部にバランス
ウエイト7を取付ける。
上側に被処理物aを支持するつば状の支持部5A
を設けるとともに、その支軸6よりも下側に重心
が位置するように構成する。また、重心の位置を
調節するために、各支持棒5の下端部にバランス
ウエイト7を取付ける。
洗浄室1は、密閉状態とするための蓋8を有す
るとともに排気のための排気口9を有し、被処理
物aを洗浄中は、排気口9から排気させて室内を
負圧とし、飛散する水滴がその内周全域に設けた
水滴飛散防止部10に完全に吸収されて排水口1
1から排水されるように構成する。
るとともに排気のための排気口9を有し、被処理
物aを洗浄中は、排気口9から排気させて室内を
負圧とし、飛散する水滴がその内周全域に設けた
水滴飛散防止部10に完全に吸収されて排水口1
1から排水されるように構成する。
蓋8は、その開閉が蓋検出スイツチ12によつ
て検出され、蓋8が開状態にあるときには、蓋検
出スイツチ12がその旨を検出してモータ2が停
止状態となるように構成する。また、モータ2
は、その回転数がインバータ13によつて制御さ
れるように構成する。
て検出され、蓋8が開状態にあるときには、蓋検
出スイツチ12がその旨を検出してモータ2が停
止状態となるように構成する。また、モータ2
は、その回転数がインバータ13によつて制御さ
れるように構成する。
次に、以下のように構成する本発明実施例の動
作例について説明する。
作例について説明する。
いま、蓋8を開けて被処理物aを各支持棒5の
支持部5Aにのせたのち、蓋8を閉めてモータ2
を起動すると、モータ2は回転数を徐々に増加し
ていく。回転台3もこれに伴つて回転し、各支持
棒5の重心は支軸6よりも下方にあるので、回動
自在な各支持棒5は、遠心力により支持部5Aが
回転中心に向けて傾斜するようになる。
支持部5Aにのせたのち、蓋8を閉めてモータ2
を起動すると、モータ2は回転数を徐々に増加し
ていく。回転台3もこれに伴つて回転し、各支持
棒5の重心は支軸6よりも下方にあるので、回動
自在な各支持棒5は、遠心力により支持部5Aが
回転中心に向けて傾斜するようになる。
従つて、被処理物9は、各支持棒5の各支持部
5Aによつて支持され、その支持力はモータ2の
回転数の増加に伴つて徐々に増加していく。
5Aによつて支持され、その支持力はモータ2の
回転数の増加に伴つて徐々に増加していく。
そして、モータ2が一定の高速回転になると、
被処理物aは各支持棒5の各支持部5Aによつて
一定の力で強固に支持される。
被処理物aは各支持棒5の各支持部5Aによつて
一定の力で強固に支持される。
次に、この高速回転中の被処理物aの中心近く
に洗浄液などを滴下すると、遠心力によつてその
表面上を拡散され、その拡散された洗浄液は水滴
飛散防止部10によつて完全に吸収されて排水口
11から排水される。
に洗浄液などを滴下すると、遠心力によつてその
表面上を拡散され、その拡散された洗浄液は水滴
飛散防止部10によつて完全に吸収されて排水口
11から排水される。
(発明の効果)
以下のように本発明では、被処理物を支持棒の
支持部にのせ、回転台を高速回転させるとその支
持棒に遠心力が作用し、その支持棒によつて被処
理物を点接触状態で強固に支持できるようにした
ので、洗浄前後における被処理物の回転台に対す
る着脱作業が容易かつ能率的になるとともに、被
処理物の表面全域をあますところなく洗浄でき、
しかも従来のように固定ねじを被処理物上に落下
させるような弊害を防止することができる。
支持部にのせ、回転台を高速回転させるとその支
持棒に遠心力が作用し、その支持棒によつて被処
理物を点接触状態で強固に支持できるようにした
ので、洗浄前後における被処理物の回転台に対す
る着脱作業が容易かつ能率的になるとともに、被
処理物の表面全域をあますところなく洗浄でき、
しかも従来のように固定ねじを被処理物上に落下
させるような弊害を防止することができる。
第1図は本発明実施例の平面図、第2図はその
A−A線断面図、第3図はスピン洗浄乾燥機の断
面図である。 Bは被処理物支持具、aは被処理物、3は回転
台、5は支持棒、5Aは支持部、6は支軸、7は
バランスウエイト。
A−A線断面図、第3図はスピン洗浄乾燥機の断
面図である。 Bは被処理物支持具、aは被処理物、3は回転
台、5は支持棒、5Aは支持部、6は支軸、7は
バランスウエイト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高速回転可能な回転台を有するスピン洗浄乾
燥機において、 前記回転台の同心円上に、複数個の支持棒を等
間隔かつ前記回転台の回転中心に向けて回動自在
に取付け、前記支持棒はその支点の上側に被処理
物を支持する支持部を設けるとともに、その支点
の下側に重心が位置するようにしてなる被処理物
支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21968187A JPS6462861A (en) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | Processed substance supporting tool in spin cleaning dryer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21968187A JPS6462861A (en) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | Processed substance supporting tool in spin cleaning dryer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6462861A JPS6462861A (en) | 1989-03-09 |
JPH0377585B2 true JPH0377585B2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=16739305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21968187A Granted JPS6462861A (en) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | Processed substance supporting tool in spin cleaning dryer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6462861A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0453684A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-21 | Atlas:Kk | ウエハ支持装置 |
DE19544677C2 (de) * | 1995-11-30 | 2000-04-27 | Leybold Ag | Verfahren zum Reinigen von scheibenförmigen Substraten |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP21968187A patent/JPS6462861A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6462861A (en) | 1989-03-09 |
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